JP2000176987A - 合成樹脂管引取装置 - Google Patents
合成樹脂管引取装置Info
- Publication number
- JP2000176987A JP2000176987A JP10359122A JP35912298A JP2000176987A JP 2000176987 A JP2000176987 A JP 2000176987A JP 10359122 A JP10359122 A JP 10359122A JP 35912298 A JP35912298 A JP 35912298A JP 2000176987 A JP2000176987 A JP 2000176987A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winch
- resin pipe
- synthetic resin
- roll
- shaped groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】アニーリング装置内に於ける加熱に耐え、定速
度で引取ることが出来る合成樹脂管引取装置を提供す
る。 【解決手段】押出機から押出された合成樹脂管の先端に
装着されたワイヤーロープWを、進行方向に傾倒可能な
腕杆2に軸支され、表面に周方向の略V字形の溝を有す
るガイドロール1で支承しながら牽引し、表面に周方向
の略V字形の溝を有する引取ロール5を経由して、ウィ
ンチ3に巻取る。
度で引取ることが出来る合成樹脂管引取装置を提供す
る。 【解決手段】押出機から押出された合成樹脂管の先端に
装着されたワイヤーロープWを、進行方向に傾倒可能な
腕杆2に軸支され、表面に周方向の略V字形の溝を有す
るガイドロール1で支承しながら牽引し、表面に周方向
の略V字形の溝を有する引取ロール5を経由して、ウィ
ンチ3に巻取る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂管引取装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂管を押出成形する場合、通常、
押出機から押出された合成樹脂管の先端にガイドパイプ
を連結して牽引し、冷却水槽内を経て引取機に導き、ガ
イドパイプを分離して合成樹脂管の先端を引取機にセッ
トし、切断機で定尺に切断している。
押出機から押出された合成樹脂管の先端にガイドパイプ
を連結して牽引し、冷却水槽内を経て引取機に導き、ガ
イドパイプを分離して合成樹脂管の先端を引取機にセッ
トし、切断機で定尺に切断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、合成樹
脂管の内部応力を除去する為にアニーリングを行うと、
ガイドパイプは通常熱可塑性樹脂製であるので、軟化し
て使用に耐えないという問題があった。
脂管の内部応力を除去する為にアニーリングを行うと、
ガイドパイプは通常熱可塑性樹脂製であるので、軟化し
て使用に耐えないという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消し、ア
ニーリング装置内に於ける加熱に耐え、定速度で引取る
ことが出来る合成樹脂管引取装置を提供することを目的
とする。
ニーリング装置内に於ける加熱に耐え、定速度で引取る
ことが出来る合成樹脂管引取装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の合成樹脂管引取
装置は、押出機から押出された合成樹脂管の先端に挿着
されたワイヤーロープを、進行方向に傾倒可能な腕杆に
軸支され、表面に周方向の略V字形の溝を有するガイド
ロールで支承しながら牽引し、表面に周方向の略V字形
の溝を有する引取ロールを経由して、ウィンチに巻取る
ことを特徴とする。
装置は、押出機から押出された合成樹脂管の先端に挿着
されたワイヤーロープを、進行方向に傾倒可能な腕杆に
軸支され、表面に周方向の略V字形の溝を有するガイド
ロールで支承しながら牽引し、表面に周方向の略V字形
の溝を有する引取ロールを経由して、ウィンチに巻取る
ことを特徴とする。
【0006】本発明の合成樹脂管引取装置に於いて、ワ
イヤーロープをウィンチの幅方向に均一に巻取れるよ
う、ワイヤーロープを両側から挟持し、ウィンチの幅方
向に移動することが可能な、1組のロールからなるガイ
ドがウィンチの直前に配設されるのが好ましい。
イヤーロープをウィンチの幅方向に均一に巻取れるよ
う、ワイヤーロープを両側から挟持し、ウィンチの幅方
向に移動することが可能な、1組のロールからなるガイ
ドがウィンチの直前に配設されるのが好ましい。
【0007】本発明の合成樹脂管引取装置に於いて、ワ
イヤーロープを引取ロール及びウィンチに緩みなく巻付
けられるよう、引取ロール及びウィンチに隣接して設け
られた押さえロールにより、ワイヤーロープを常時引取
ロール及びウィンチに圧接させるのが好ましい。
イヤーロープを引取ロール及びウィンチに緩みなく巻付
けられるよう、引取ロール及びウィンチに隣接して設け
られた押さえロールにより、ワイヤーロープを常時引取
ロール及びウィンチに圧接させるのが好ましい。
【0008】本発明の合成樹脂管引取装置に於いて、引
取ロール及びウィンチの回動は、夫々の中心軸に電動機
の回転がベルト等を介して伝動されることによって行わ
れ、合成樹脂管の引取開始時にワイヤーロープを引出す
には、引取ロール及びウィンチを逆回転させればよい。
取ロール及びウィンチの回動は、夫々の中心軸に電動機
の回転がベルト等を介して伝動されることによって行わ
れ、合成樹脂管の引取開始時にワイヤーロープを引出す
には、引取ロール及びウィンチを逆回転させればよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の合成樹脂管引取装置
を図面に基づいて説明する。図1は本発明の合成樹脂管
引取装置の一例を示す平面図及び側面図である。
を図面に基づいて説明する。図1は本発明の合成樹脂管
引取装置の一例を示す平面図及び側面図である。
【0010】図1に於いて、1は表面に周方向の略V字
形の溝を有するガイドロールであって、腕杆2に軸支さ
れている。腕杆2は、押出機から押出された合成樹脂管
の先端がガイドロール1に到達する迄は、合成樹脂管の
先端に挿着されたワイヤーロープWを合成樹脂管の中心
の高さに支承し、合成樹脂管の先端がガイドロール1に
到達した後は、合成樹脂管が引取機に向かって進行する
妨げとならないよう、2点鎖線で示されているように、
合成樹脂管の進行方向に傾倒可能となされている。
形の溝を有するガイドロールであって、腕杆2に軸支さ
れている。腕杆2は、押出機から押出された合成樹脂管
の先端がガイドロール1に到達する迄は、合成樹脂管の
先端に挿着されたワイヤーロープWを合成樹脂管の中心
の高さに支承し、合成樹脂管の先端がガイドロール1に
到達した後は、合成樹脂管が引取機に向かって進行する
妨げとならないよう、2点鎖線で示されているように、
合成樹脂管の進行方向に傾倒可能となされている。
【0011】3は、ワイヤーロープWが巻取られるウィ
ンチであって、ウィンチ3の直前には、ワイヤーロープ
Wを両側から挟持し、ウィンチ3の幅方向に移動するこ
とが可能な1組のロールからなるガイド4が配設されて
いる。
ンチであって、ウィンチ3の直前には、ワイヤーロープ
Wを両側から挟持し、ウィンチ3の幅方向に移動するこ
とが可能な1組のロールからなるガイド4が配設されて
いる。
【0012】5は、ガイドロールとウィンチの中間に、
ガイドロールより下方に軸支されている、表面に周方向
の略V字形の溝を有する引取ロールであって、図示しな
い電動機によって、巻取時には時計回り方向にウィンチ
3と同調して回動可能となされている。
ガイドロールより下方に軸支されている、表面に周方向
の略V字形の溝を有する引取ロールであって、図示しな
い電動機によって、巻取時には時計回り方向にウィンチ
3と同調して回動可能となされている。
【0013】6は、ワイヤーロープWが引取ロール5及
びウィンチ3に緩みなく巻付けられるよう、ワイヤーロ
ープWを常時引取ロール5及びウィンチ3に圧接してい
る押さえロールである。
びウィンチ3に緩みなく巻付けられるよう、ワイヤーロ
ープWを常時引取ロール5及びウィンチ3に圧接してい
る押さえロールである。
【0014】
【発明の効果】本発明の合成樹脂管引取装置は、叙上の
通り構成されているので、アニーリング装置内に於ける
加熱に耐え、ウィンチに巻取られたワイヤーロープの径
の変化に拘らず、定張力、定速度で巻取ることが出来
る。
通り構成されているので、アニーリング装置内に於ける
加熱に耐え、ウィンチに巻取られたワイヤーロープの径
の変化に拘らず、定張力、定速度で巻取ることが出来
る。
【図1】(イ)は本発明の合成樹脂管引取装置の一例を
示す平面図、(ロ)は同じく側面図。
示す平面図、(ロ)は同じく側面図。
1 ガイドロール 2 腕杆 3 ウィンチ 4 ガイド 5 引取ロール W ワイヤーロープ
Claims (1)
- 【請求項1】 押出機から押出された合成樹脂管の先端
に挿着されたワイヤーロープを、進行方向に傾倒可能な
腕杆に軸支され、表面に周方向の略V字形の溝を有する
ガイドロールで支承しながら牽引し、表面に周方向の略
V字形の溝を有する引取ロールを経由して、ウィンチに
巻取ることを特徴とする合成樹脂管引取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10359122A JP2000176987A (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 合成樹脂管引取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10359122A JP2000176987A (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 合成樹脂管引取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000176987A true JP2000176987A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18462857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10359122A Pending JP2000176987A (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 合成樹脂管引取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000176987A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115087535A (zh) * | 2020-02-12 | 2022-09-20 | 巴顿菲尔-辛辛那提德国有限公司 | 用于开动挤出过程的设备 |
-
1998
- 1998-12-17 JP JP10359122A patent/JP2000176987A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115087535A (zh) * | 2020-02-12 | 2022-09-20 | 巴顿菲尔-辛辛那提德国有限公司 | 用于开动挤出过程的设备 |
CN115087535B (zh) * | 2020-02-12 | 2024-04-26 | 巴顿菲尔-辛辛那提德国有限公司 | 用于开动挤出过程的设备 |
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