JP2000176911A - ダボ打ち機 - Google Patents

ダボ打ち機

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JP2000176911A
JP2000176911A JP10375105A JP37510598A JP2000176911A JP 2000176911 A JP2000176911 A JP 2000176911A JP 10375105 A JP10375105 A JP 10375105A JP 37510598 A JP37510598 A JP 37510598A JP 2000176911 A JP2000176911 A JP 2000176911A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡素にして小型化できるダボ打ち機を得
る。 【解決手段】 ダボ受け体(11)の前後方向の軸心を
中心とする円周上に、シャフト(25)が挿通する発射
孔(16)と、ダボの供給シュート(27)に接続され
る受取り孔(17)とを所定の間隔をおいて平行に貫通
形成し、ダボ受け体(11)の前面に前記軸心を中心と
して回転可能の送り盤(14)を設け、送り盤(14)
に発射孔(16)と受取り孔(17)とに対面可能の保
持孔(21)を貫通形成するとともに、保持孔(21)
に前端部が径方向に弾性変形可能の係止具(22)を設
け、送り盤(14)を回転させてその保持孔(21)を
発射孔(16)と受取り孔(17)とに交互に対面させ
る回転装置(13)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板材あるいは角材
の接続部にダボを打ち込むダボ打ち機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、図21に示すものが
あった。図21において、1はダボ打ち機の本体であ
り、この本体1にシャフト孔2と発射孔3とを左右に離
間させて同軸に形成し、これら両者間に水平方向から両
者の軸心と直交する円形の中継孔4を形成し、この中継
孔4の上部側にダボの供給シュート6に接続される受取
り孔5を形成する。
【0003】上記シャフト孔2にダボAを右方に向けて
押圧移動させるシャフト5を摺動可能に嵌合させ、上記
中継孔4の軸心部に受渡し軸7を回転可能に嵌合させ、
この受取り軸7に直交方の嵌合孔7aを形成し、この嵌
合孔7aに上記受取り孔5から供給されるダボAを嵌合
させる。8は受取り孔5から嵌合孔7aに嵌合するダボ
Aの位置決めをする調節ねじである。
【0004】そして、上記受渡し軸7をその軸心を中心
として90度回転させることにより、受取り孔5から供
給されたダボAをシャフト孔2と発射孔3との軸線上に
向く如く回動させ、この状態でシャフト9を右方(前
方)に移動させることにより、上記ダボAを発射孔3か
ら右方に発射させてワークWのダボ孔Bに圧入する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、中
継孔4の周囲にシャフト孔2、発射孔3及び受取り孔5
を放射状に形成していたため、装置が大型になる欠点が
あった。特に、ダボAが長くなると、中継孔4の径を大
きくせねばならず、上記欠点が顕著となる。本発明は、
上記欠点を解消した新規なダボ打ち機を得ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の如く構成したものである。即ち、ダ
ボを打つシャフトの前方にダボ受け体を設け、該ダボ受
け体であってかつ前後方向の軸心を中心とする円周上
に、前記シャフトが挿通する発射孔と、ダボの供給シュ
ートに接続される受取り孔とを所定の間隔をおいて平行
に貫通形成し、前記ダボ受け体の前面に前記軸心を中心
として回転可能の送り盤を設け、該送り盤に前記発射孔
と受取り孔とに対面可能の保持孔を貫通形成するととも
に、該保持孔に前端部が径方向に弾性変形可能の係止具
を設け、前記送り盤を回転させてその保持孔を前記発射
孔と受取り孔とに交互に対面させる回転装置を設ける構
成にしたものである。この場合、前記受取り孔は、前記
発射孔を挟む円周方向両側に設けるとともに、各受取り
孔の径を異径にしてもよい。また、前記ダボ受け体の前
部側に、送り盤の回転軸心を中心として受取り孔と発射
孔とを接続する円弧状の溝を形成したものである。この
溝は、送り盤の回転軸心を中心として受取り孔側が深
く、かつ発射孔側に向かって次第に浅くなる円弧状のカ
ム溝にしてもよい。また、前記係止具は、前端に小径部
を有する筒体を形成し、該筒体の前部の周壁をスリット
により円周方向に分割する構成にしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基い
て説明する。図において、図1は本発明の第1実施例を
示す平断面図、図2は図1の横断面図、図3は図2の正
面図である。図1〜図3において、10はダボ打ち機、
11はそのダボ受け体である。このダボ受け体11は、
正面視円形に形成され、その軸心部に駆動軸12を回転
自在に取付け、該駆動軸12の前端部に、ダボ受け体1
1の正面側(図1において右面側)に配置した円板状の
送り盤14を係止する。上記駆動軸12はダボ受け体1
1の背面側に取付けたモータ(回転装置)13によって
正逆回転され、該駆動軸12を介して上記送り盤14
を、図3の矢印(ア)、(イ)に示すように、左右に回
転させる。
【0008】上記ダボ受け体11の外周部であってか
つ、上記駆動軸12の軸心を中心とする円周上に、一個
の発射孔16と2個の受取り孔17(17a,17b)
を円周方向に90度の角度をおいて前後(正背面)方向
に平行に貫通形成する。即ち、図3に示すように、上記
発射孔16は上記円周上の下部に形成する。また、上記
各受取り孔17は発射孔16を挟んで上記円周上の左右
両側に形成するとともに、本例では、右部の第1受取り
孔17aは、直径約6mmのダボA1が遊嵌する小径孔
に、左部の第2受取り孔17bは、直径約8のダボA2
が遊嵌する大径孔に形成する。なお、上記各受取り孔1
7a,17bの発射孔16に対する円周方向の角度は、
90度以外の角度であってもよい。
【0009】上記ダボ受け体11の前部側に、図4、図
5に示すように、第1受取り孔17aと発射孔16とを
接続する第1溝18を、また、第2受取り孔17bと発
射孔16とを接続する第2溝19を形成する。上記第1
溝18及び第2溝19は、駆動軸12の軸心を中心とす
る円弧状に形成するとともに、第1溝18の深さは第1
受取り孔17aに嵌合するダボA1の長さよりも若干浅
くし、同様に第2溝19の深さは第2受取り孔17bに
嵌合するダボA2の長さよりも若干浅くする。
【0010】前述した送り盤14の外周部に、図10に
示すように、保持孔21を貫通形成し、この保持孔21
は送り盤14の回転によって上記発射孔16と受取り孔
17とに対面可能とする。この保持孔21に前端部が径
方向に弾性変形可能の係止具22を取付ける。この係止
具22は、ダボAが遊嵌可能な筒体の前端にダボAの直
径よりも若干小径となるテーパー状に縮小する小径部2
2aを形成し、該筒体の前部の周壁をスリット22bに
より円周方向に分割してなる。
【0011】また、上記係止具22(筒体)の外周に弾
性リング23を嵌合させ、この弾性リング23の反力に
より上記小径部22aを小径、つまり初期の径となるよ
うに弾圧付勢する。上記弾性リング23は、弾性を有す
る樹脂、ゴム等をリング状にしたOリング、あるいはコ
イル状にしたばね線材等からなる。
【0012】前述した発射孔16に、図2に示すよう
に、シャフト25を後部側から挿通し、このシャフト2
5を油圧またはエア式のシリンダ26によって前後方向
に往復動させ、上記発射孔16に対面した係止具22
(保持孔21)内のダボAを前方のワークWのダボ孔B
に打ち込む。また、前述した左右の受取り孔17の後部
に可撓性のホースからなるダボの供給シュート27(2
7a,27b)を接続する。本例では右部の第1供給シ
ュート27aから、直径約6mm、長さ約25mmのダ
ボA1を第1受取り孔17aに供給し、左部の第2供給
シュート27bから、直径約8mm、長さ約40mmの
ダボA2を第2受取り孔17bに供給するようになって
いる。
【0013】そして、ダボA1をワークWに形成した直
径約6mmのダボ孔B1に打ち込む際には、モータ13
によって送り盤14を図3の状態から反時計方向(矢印
ア方向)に90度回転させ、その保持孔21、従って係
止具22を、図4、図5に示すように、第1受取り孔1
7aに対面させる。さすれば、第1供給シュート27a
から受取り孔17aに供給されたダボA1が係止具22
に嵌合する。この係止具22に嵌合したダボA1はその
前端が、図10に示すように、係止具22の小径部22
aに当接することによって位置決めされる。
【0014】次いで上記モータ13によって上記送り盤
14を図4、図5の状態から時計方向(矢印イ方向)に
90度回転させると、図6、図7に示すように、上記係
止具22を介して該係止具22に嵌合したダボA1が発
射孔16位置に送られる。この場合、上記ダボA1の後
端部は、ダボ受け体11に形成した第1溝18に沿って
移動する。この状態で図8、図9に示すように、シリン
ダ26が伸長作動してシャフト25を前進させ、その先
端を発射孔16を介して上記係止具22の小径部22a
まで前進させる。これにより、上記係止具22内のダボ
A1が小径部22aの径を拡張させて右方に移動し、前
方のワークWのダボ孔B1に圧入する。この圧入が完了
すると、上記シリンダ26が短縮作動してシャフト25
を後退させた後、ワークWを移動させて次段のダボ孔B
1を上記発射孔16に対面させ、以下上記動作を繰返し
てダボA1を順次ダボ孔B1に圧入する。
【0015】次に、ダボA2をワークWに形成した直径
約8mmのダボ孔B2に打ち込む際には、モータ13に
よって送り盤14を図3の状態から時計方向に90度回
転させ、その保持孔21、従って係止具22を、図1
1、図12に示すように、第2受取り孔17bに対面さ
せると、第2供給シュート27bから受取り孔17bに
供給されたダボA2が係止具22に嵌合する。この係止
具22に嵌合したダボA2はその前端が、図17に示す
ように、係止具22の小径部22aに当接して位置決め
される。
【0016】次いで上記モータ13によって上記送り盤
14を図11、図12の状態から反時計方向に90度回
転させると、図13、図14に示すように、上記係止具
22を介して該係止具22に嵌合したダボA2が発射孔
16位置に送られる。この場合、上記ダボA2の後端部
は、ダボ受け体11に形成した第2溝19に沿って移動
する。この状態で図15、図16に示すように、シリン
ダ26が伸長作動してシャフト25を前進させ、その先
端を発射孔16を介して上記係止具22の小径部22a
まで前進させると、上記係止具22内のダボA2が小径
部22aの径を拡張させて右方に移動し、前方のワーク
Wのダボ孔B2に圧入する。この圧入が完了すると、上
記シリンダ26が短縮作動してシャフト25を後退させ
た後、ワークWを移動させて次段のダボ孔B2を上記発
射孔16に対面させ、以下上記動作を繰返してダボA2
を順次ダボ孔B2に圧入する。
【0017】ここで、上記ワークWに径の異なるダボ孔
B1,B2が交互に混在し、これらに径の異なるダボA
1,A2を圧入する際には、送り盤14の保持孔21を
第1受取り孔17a側と第2受取り孔17b側とに交互
に移動させる。なお、上記モータ13及びシリンダ26
は、予め入力設定された制御装置(制御盤)からの指令
により制御されるようになっている。なお、本発明は、
径が等しく長さの異なるダボにも適用できる。また、一
種類のダボを打つ場合には、上記送り盤14に多数の保
持孔21を円周方向に所定ピッチで形成し、これを一方
向に簡潔回転させるようにしてもよい。このようにすれ
ば、受取り孔17でダボを保持する動作と、保持したダ
ボを発射孔16に対面させる動作とを並行して行うこと
ができ、迅速なダボ打ちができる。
【0018】図18、図19は第2実施例を示す。図1
8、図19において、30はダボ受け体であり、正面視
円形に形成され、その軸心部に駆動軸31を回転自在に
取付け、該駆動軸31の前端部に、ダボ受け体30の正
面側(図18において右面側)に配置した円板状の送り
盤33を係止する。上記駆動軸31はダボ受け体30の
背面側に取付けたモータ(回転装置)32によって正逆
回転され、該駆動軸31を介して上記送り盤33を、図
19の矢印(エ)に示すように、180度の範囲で左右
に回転させる。
【0019】上記ダボ受け体30の外周部であってか
つ、上記駆動軸31の軸心を中心とする円周上の下部と
上部とに一個の発射孔34と一個の受取り孔35とを円
周方向に180の角度で前後(正背面)方向に平行に貫
通形成する。また、上記ダボ受け体30の前部側に受取
り孔35と発射孔34とを接続するカム溝36を形成す
る。このカム溝36は、駆動軸31の軸心を中心とする
環状に形成するとともに、受取り孔35側が深く、かつ
発射孔35側に向かって次第に浅くなる如く、底面を軸
方向に変位するカム面に形成する。なお、上記発射孔3
4と受取り孔35との円周方向の角度は180以外の角
度であってもよい。
【0020】前述した送り盤33の外周部に共に同径の
第1保持孔38、第2保持孔39を円周方向に180の
間隔で前後(正背面)方向に平行に貫通形成する。これ
ら各第1、第2保持孔38,39は、送り盤33を18
0度の角度で正逆回転させることによって上記発射孔3
4と受取り孔35とに交互に対面可能とする。上記各第
1、第2保持孔38,39に前端部が径方向に弾性変形
可能の係止具40,41を取付ける。この係止具40,
41は前述した第1実施例の係止具22と略同様の構造
となっている。
【0021】前述した発射孔34に、図18に示すよう
に、シャフト43を後部側から挿通し、このシャフト4
3を油圧またはエア式のシリンダ44によって前後方向
に往復動させ、上記発射孔34に対面した保持孔38
(39)従って係止具41(42)内のダボAを前方の
ワークWのダボ孔Bに打ち込む。また、前述した受取り
孔35の後部に可撓性のホースからなるダボの供給シュ
ート45を接続し、この供給シュート45から所定のダ
ボAを受取り孔35に供給する。
【0022】そして、ダボAをワークWに形成したダボ
孔Bに打ち込む際には、モータ32によって送り盤33
を反時計方向に180度回転させ、一方の保持孔38
(又は39)、従って係止具40(又は41)を、図1
8、図20の上部で示すように、受取り孔35に対面さ
せる。さすれば、供給シュート45から受取り孔35に
供給されたダボAが係止具40(又は41)に嵌合す
る。
【0023】次いで上記モータ32によって上記送り盤
33を上記状態から時計方向に180度回転させると、
上記係止具40(又は41)を介して該係止具40(又
は41)に嵌合したダボAが発射孔34位置に送られ
る。この場合、上記ダボAは、ダボ受け体30に形成し
たカム溝36によって次第に前方に移動され、図18、
図20の下部で示すように、ダボAの後端が発射孔34
の前端位置に位置決めされる。この状態で図20の下部
でに示すように、シリンダ44が伸長作動してシャフト
43を前進させると、上記係止具40(又は41)内の
ダボAが前方のワークWのダボ孔Bに圧入する。
【0024】上記第2実施例によれば、発射孔34に到
来したダボAの後端が常に発射孔34の前端の一定位置
に位置決めされるので、シャフト43の往復移動量を最
小限にすることができ、ダボAを迅速にかつ確実に打込
むことができる。
【0025】なお、上記第2実施例による受取り孔35
は、ダボ受け体30の上部に径又は深さの異なるものを
2個円周(左右)方向に所定の間隔をおいて形成し、こ
れらにそれぞれ径又は長さの異なるダボを供給するよう
にしてもよい。
【0026】そして、送り盤33に形成した第1保持孔
を右部の受取り孔と発射孔34とに移動させて例えば小
径のダボを発射孔34に供給し、また、第2保持孔38
を左部の受取り孔と発射孔34とに移動させて例えば大
径のダボを発射孔34に供給する。この場合、上記大径
のダボの長さが小径のダボよりも長い場合は、大径側の
受取り孔と発射孔34とを接続するカム溝の上部側(受
取り孔側)の深さは、該大径側の受取り孔部に嵌合する
ダボの後端と対応する深さにする。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明
は、発射孔及び受取り孔を有するダボ受け体の前面に、
送り盤を前後方向の軸心を中心として回転可能に設け、
この送り盤に上記発射孔と受取り孔とに対面可能の保持
孔を形成するようにしたので、各孔及びダボを押し出す
シャフトが共に前後方向に平行となり、構造が簡素にな
って装置を小型にすることができるとともに、長さの異
なるダボに対して容易に対応させることができる。ま
た、保持孔に前端部が径方向に弾性変形可能の係止具を
設けたので、外径の異なるダボであっても円滑に保持及
び排出することができる。また、発射孔の円周方向両側
に受取り孔を設け、送り盤を回転させてその保持孔を各
受取り孔と発射孔とに対面させるようにしたので、外径
又は長さの異なる異種のダボを適宜選択してダボ孔に打
ち込むことができる。また、前記ダボ受け体の前部側
に、受取り孔と発射孔とを接続する円弧状の溝を形成し
たので、ダボの後部を上記溝に沿わせて受取り孔から発
射孔に移動させることができ、ダボ受け体の前後方向の
厚さを低減させ、より小型にすることができる。さら
に、上記溝を受取り孔側が深く、かつ発射孔側に向かっ
て次第に浅くなるカム溝にしたので、ダボを受取り孔か
ら発射孔に移動させる際に、該ダボを所定の位置に前進
させることができ、ダボを打つシャフトの移動量が低減
し、これを移動させるためのシリンダを小型にすること
ができるとともに、ダボをダボ孔に迅速に打つ込むこと
ができる。等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す平断面図である。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】保持孔を小径側の受取り孔に対面させた状態の
横断面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】保持孔を発射孔に対面させた状態の横断面図で
ある。
【図7】図6の正面図である。
【図8】小径のダボをダボ孔に打ち込む状態の横断面図
である。
【図9】図8の正面図である。
【図10】図4のD部拡大断面図である。
【図11】保持孔を大径側の受取り孔に対面させた状態
の横断面図である。
【図12】図11の正面図である。
【図13】保持孔を発射孔に対面させた状態の横断面図
である。
【図14】図13の正面図である。
【図15】大径のダボをダボ孔に打ち込む状態を示す横
断面図である。
【図16】図15の正面図である。
【図17】図11のE部拡大断面図である。
【図18】本発明の第2実施例を示す横断面図である。
【図19】図18の正面図である。
【図20】本発明の第2実施例によるダボの打ち込み状
態を示す横断面図である。
【図21】従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
10 ダボ打ち機 11 ダボ受け体 12 駆動軸 13 モータ(回転装置) 14 送り盤 16 発射孔 17 受取り孔 17a 第1受取り孔 17b 第2受取り孔 18 第1溝 19 第2溝 21 保持孔 22 係止具 22a 小径部 22b スリット 23 弾性リング 25 シャフト 26 シリンダ 27 供給シュート 27a 第1供給シュート 27b 第2供給シュート 30 ダボ受け体 31 駆動軸 32 モータ 33 送り盤 34 発射孔 35 受取り孔 36 カム溝 38 第1保持孔 39 第2保持孔 40,41係止具 43 シャフト 44 シリンダ 45 供給シュート A ダボ A1 小径のダボ A2 大径のダボ B1 小径のダボ孔 B2 大径のダボ孔 W ワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダボ(A)を打つシャフト(25)の前方
    にダボ受け体(11)を設け、該ダボ受け体(11)で
    あってかつ前後方向の軸心を中心とする円周上に、前記
    シャフト(25)が挿通する発射孔(16)と、ダボ
    (A)の供給シュート(27)に接続される受取り孔
    (17)とを所定の間隔をおいて平行に貫通形成し、前
    記ダボ受け体(11)の前面に前記軸心を中心として回
    転可能の送り盤(14)を設け、該送り盤(14)に前
    記発射孔(16)と受取り孔(17)とに対面可能の保
    持孔(21)を貫通形成するとともに、該保持孔(2
    1)に前端部が径方向に弾性変形可能の係止具(22)
    を設け、前記送り盤(14)を回転させる回転装置(1
    3)を設けたことを特徴とするダボ打ち機。
  2. 【請求項2】前記受取り孔(17)は、前記発射孔(1
    6)を挟む円周方向両側に設けるとともに、各受取り孔
    (17)の径を異径にしたことを特徴とする請求項1記
    載のダボ打ち機。
  3. 【請求項3】前記ダボ受け体(11)の前部側に、送り
    盤(14)の回転軸心を中心として受取り孔(17)と
    発射孔(16)とを接続する円弧状の溝(18,19)
    を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のダボ
    打ち機。
  4. 【請求項4】前記ダボ受け体(30)の前部側に、送り
    盤(33)の回転軸心を中心として受取り孔(35)側
    が深く、かつ発射孔(34)側に向かって次第に浅くな
    る円弧状のカム溝(36)を形成したことを特徴とする
    請求項1,2又は3記載のダボ打ち機。
  5. 【請求項5】前記係止具(22)は、前端に小径部(2
    2a)を有する筒体を形成し、該筒体の前部の周壁をス
    リット(22b)により円周方向に分割したことを特徴
    とする請求項1〜4いずれか記載のダボ打ち機。
JP37510598A 1998-12-11 1998-12-11 ダボ打ち機 Expired - Fee Related JP3696423B2 (ja)

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