JP2000176839A - ブラスト材切り出し装置 - Google Patents

ブラスト材切り出し装置

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JP2000176839A
JP2000176839A JP10375746A JP37574698A JP2000176839A JP 2000176839 A JP2000176839 A JP 2000176839A JP 10375746 A JP10375746 A JP 10375746A JP 37574698 A JP37574698 A JP 37574698A JP 2000176839 A JP2000176839 A JP 2000176839A
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Japan
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blast
blast material
shaft
tank
cylinder part
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JP10375746A
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English (en)
Inventor
Asao Iwahara
朝男 岩原
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SANKYO GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
SANKYO GIKEN KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラストタンクのブラスト材出口におけるブ
ラスト材のブリッジや団塊状閉塞の現象を回避してブラ
スト材出口からブラスト材を極めて安定した所定流量で
切り出すことができる、ブラスト材の定量切り出し装
置。 【解決手段】 横筒部11に縦筒部12の下部が交差連
通する形状であり、縦筒部12をブラストタンクTのブ
ラスト材出口に内嵌して突出し、開口14からブラスト
材が入り込む流量調整器本体10と、螺旋傾斜角がブラ
スト材の滑り角未満である螺旋羽根32を軸31に固定
してなり、螺旋羽根32を縦筒部12の横筒部11より
も上側に収容して軸31の上端と下部を支持される羽根
軸30と、横筒部11に内嵌するノズル20、及び、羽
根軸30を回転駆動する回転駆動手段40とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本願発明は、ブラストタンク
のブラスト材出口におけるブラスト材のブリッジや団塊
状閉塞の現象を回避してブラスト材出口からブラスト材
を極めて安定した所定流量で切り出すことができ、ひい
ては被処理面に対して均一にブラスト材を噴射してムラ
のないブラスト処理が行える、ブラスト材の定量切り出
し装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、車両等の外側面の汚れた塗料や錆
の剥離については、サンダー等を使用し人手作業により
行われている。そこで、ブラスト材を吹きつけるショッ
トブラストにより車両等の外側面の汚れた塗料や錆の剥
離を行うことが検討されている。従来のショットブラス
ト装置における流量調整方法は、ブラストタンクのブラ
スト材出口にダイヤフラム弁又はバタフライ弁を使用す
る流量調整弁が連結され、該流量調整弁に横筒部に縦筒
部の下部が交差連通するT形筒が連結され、横筒部の基
端の高圧空気採り入れ口より導入する高圧空気により縦
筒部から横筒部に落下するブラスト材をT形筒の横筒部
の先端に内嵌したノズルから噴射する構成である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のショットブラス
ト装置においては、ブラストタンクのブラスト材出口の
内端でブラスト材によるブリッジが生じたり、湿度や水
分でブラスト材が団塊状になって、ブラスト材がブラス
ト材出口から出なくなる不具合がある。この不具合を解
消するために、ブラスト材出口の上部に振動を与えたり
しているが、団塊状になるブラスト材によるつまりは解
消に時間がかかる。又、ダイヤフラム弁又はバタフライ
弁を使用するので、安定して切り出し量の制御ができな
い。安定した切り出し量の制御ができるブラスト材切り
出し装置は現状ではなかった。 【0004】本願発明は、ブラストタンクのブラスト材
出口におけるブラスト材のブリッジや団塊状閉塞の現象
を回避してブラスト材出口からブラスト材を極めて安定
した所定流量で切り出すことができ、ひいては被処理面
に対して均一にブラスト材を噴射してムラのないブラス
ト処理が行える、ブラスト材の定量切り出し装置を提供
することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本願一の発明は、一端に
高圧空気採り入れ口、他端にノズル収容部を有する横筒
部に縦筒部の下部が交差連通する形状であり、縦筒部の
上部をブラストタンクのブラスト材出口に内嵌してブラ
ストタンク内に突出し、縦筒部上部の開口からブラスト
材が入り込む流量調整器本体と、螺旋傾斜角がブラスト
材の滑り角未満である螺旋羽根を軸に固定してなり、螺
旋羽根を前記縦筒部の横筒部よりも上側に収容して軸の
上端と下部を支持される羽根軸と、前記ノズル収容部に
内嵌するノズル、及び、前記羽根軸を回転駆動する回転
駆動手段とからなることを特徴とするブラスト材切り出
し装置を提供するものである。本願二の発明は、前記螺
旋羽根の周縁部にブラシを備えていて該ブラシで螺旋羽
根と縦筒部の内面との隙間を閉塞していることを特徴と
するブラスト材の定量切り出し装置を提供するものであ
る。 【0006】 【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態にかかるブ
ラスト材切り出し装置を図面を参照して説明する。この
ブラスト材切り出し装置は、ブラストタンクTのブラス
ト材出口T1に備えるもので、逆さT形の流量調整器本
体10にノズル20と羽根軸30を収容し、回転駆動手
段40により羽根軸30を回転し、ブラストタンクTの
ブラスト材を一定流量となるように切り出し、高圧空気
によってブラスト材をノズル20から高速給送するもの
である。 【0007】流量調整器本体10は、一端に高圧空気採
り入れ口11aを有する連結部11bを備え他端にノズ
ル収容部11cを有してブラスト給送口となる横筒部1
1に、縦筒部12の下部が交差連通する形状であり、縦
筒部12の中途で横筒部11よりも上側に設けた連結部
(フランジ)13をブラストタンクTのブラスト材出口
1 に設けた連結部(フランジ)T2 にボルト・ナット
15により連結し得、該連結時に縦筒部12の上部がブ
ラストタンクTのブラスト材出口T1 に内嵌し得、さら
にブラストタンクT内の底部に所要寸法突出し、該突出
した縦筒部12の上部に設けた開口14からブラストタ
ンクTのブラスト材が入り込むようになっている。ノズ
ル収容部11cの端部に備えた連結部(フランジ)16
は、図示しないフレキシブルホースのフランジと接続さ
れショットブラストを行うヘッドと接続される。流量調
整器本体10の連結部11bには、送風量及び圧縮量が
極めて大きい図示しないコンプレッサがダクトを介して
接続される。 【0008】羽根軸30は、軸31に帯板を螺旋巻きし
た形状で螺旋傾斜角がブラスト材の滑り角未満である螺
旋羽根32を固定してなり、螺旋羽根32を前記縦筒部
12の横筒部11よりも上側に収容して軸31の上端と
下部を縦筒部12の上端及び下部に備える上下の軸受5
1、52に支持される。螺旋傾斜角は、ブラスト材の種
類によって相違するが、20度以下にすると種々のブラ
スト材の滑り角未満となり、ブラスト材が滑りによる自
由落下しない。螺旋傾斜角は、7度から8度位とするの
が適切である。下側の軸受52は、二つ有ってフランジ
付きハウジング53の上部と下部に内嵌され、軸封手段
54がブラスト材の微細粒の進入を防止している。フラ
ンジ付きハウジング53は、羽根軸30を軸支した状態
で縦筒部12に下方から差し込んで縦筒部12の下部の
空間を埋めている。図4に示すように、螺旋羽根32の
周縁部に断面形状が「H」字形であるカシメ接続用条体
33により連結支持されるブラシ34を備えている。該
ブラシ34は、例えばテフロン製であり、螺旋羽根32
と縦筒部12の内面との隙間を閉塞することにより、螺
旋羽根32と縦筒部12の内面との隙間に入り込むブラ
スト材が縦筒部12を研磨するという事態を回避すると
ともに、ブラスト材が螺旋羽根32と縦筒部12の内面
との隙間を落下することを防止して精密な一定の送り出
し量に維持する機能を果たしている。 【0009】ノズル20は、横筒部11のノズル収容部
11cに内嵌固定され吹き出し方向下流に向かって漸次
に流路を絞る形状であり、硬質材、例えばセラミックか
らなる。このノズル20は、流路の絞りを変更するため
に硬質スリーブ21を取替え可能に内嵌している。な
お、軸31の横筒部11を縦に通っている部分もセラミ
ック筒を被嵌するのが好ましい。 【0010】回転駆動手段40は、可変モータ41と、
モータ出力軸に被嵌固定されたタイミングプーリーと羽
根軸30の外端に被嵌固定されたタイミングプーリーに
無端なタイミングベルトを巻いてなる巻掛け伝達手段4
2とからなる。回転駆動手段40は、螺旋羽根32が開
口14から縦筒部12に入るブラスト材を横筒部11へ
送給するように羽根軸30を回転駆動する。 【0011】縦筒部12の上端は軸受51が内嵌され閉
じているので、ブラストタンクT内のブラスト材での下
方への圧力が螺旋羽根32の上部に直接作用することが
なく、このため、螺旋羽根32の上部が圧力が高いブラ
スト材積層最下部に埋没することがないため、羽根軸3
0の回転開始時に大きな回転力を必要しない。ブラスト
タンクT内のブラスト材は縦筒部12の周囲に流れ、タ
ンク下面の傾斜により縦筒部12の上部の開口14の方
向に圧送される。螺旋羽根32の螺旋傾斜角がブラスト
材の滑り角未満であるから、開口14から縦筒部12に
入るブラスト材は、螺旋羽根32の羽根間の隙間に充満
し、螺旋羽根32が開口14から縦筒部12に入るブラ
スト材を切り出すことによりブラスト材を押送すること
ができ、ブラストタンクT内のブラスト材の積層圧力の
影響は大きく受けることがない。羽根軸30を回転停止
すると、ブラスト材の下方への圧力でブラスト材が螺旋
羽根32を滑り落ちることはない。螺旋羽根32は横筒
部11にはなく、軸31が横筒部11に縦に通っている
ので、螺旋羽根32に押送され横筒部11に縦に通って
いる軸31の回りに給送されるブラスト材を高圧空気採
り入れ口11aから流入する高圧空気が軸31の両側を
通ってノズル20の方向に圧送する。ノズル20は、ベ
ルヌーイの定理によりノズル入口で圧力を高め、最も絞
った断面においてブラスト材を最も高速となるように圧
送する。 【0012】 【発明の効果】以上説明してきた本願第一の発明のブラ
スト材切り出し装置によれば、 ブラストタンクのブラスト材出口におけるブラスト材
のブリッジや団塊状閉塞の現象を回避してブラスト材出
口からブラスト材を極めて安定した所定流量で切り出す
ことができる。 ブラスト材の切り出し開始、切り出し停止を良好に行
える。 ブラスト材の被処理面への吹き付け量が安定するの
で、被処理面を均一にむらなくショットブラスト処理が
できる。本願第二の発明のブラスト材切り出し装置によ
れば、上記の第一の発明の効果が得られることに加え
て、 螺旋羽根と縦筒部の内面との隙間に入り込むブラスト
材が縦筒部を研磨するという事態を回避するとともに、
ブラスト材が螺旋羽根と縦筒部の内面との隙間を落下を
防止して精密な一定の送り出し量を維持する機能を果た
す。
【図面の簡単な説明】 【図1】本願発明のブラスト材切り出し装置の正面図。 【図2】本願発明のブラスト材切り出し装置をブラスト
タンクのブラスト材出口に取付けた状態の縦断正面図。 【図3】(a)は、本願発明のブラスト材切り出し装置
の構成要素である羽根軸の平面図、(b)は正面図、
(c)はブラシの要部断面図。 【符号の説明】 T ・・・ブラストタンク T1 ・・・ブラスト材出口 T2 ・・・連結部 10 ・・・流量調整器本体 11 ・・・横筒部 11a ・・・高圧空気採り入れ口 11b ・・・連結部 11c ・・・ノズル収容部 12 ・・・縦筒部 13 ・・・連結部 14 ・・・開口 15 ・・・ボルト・ナット 16 ・・・連結部(フランジ) 20 ・・・ノズル 21 ・・・硬質スリーブ 30 ・・・羽根軸 31 ・・・軸 32 ・・・螺旋羽根 33 ・・・カシメ接続用条体 34 ・・・ブラシ 40 ・・・回転駆動手段 41 ・・・可変モータ 42 ・・・巻掛け伝達手段 51、52 ・・・軸受 53 ・・・フランジ付きハウジング 54 ・・・軸封手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一端に高圧空気採り入れ口、他端にノズ
    ル収容部を有する横筒部に縦筒部の下部が交差連通する
    形状であり、縦筒部の上部をブラストタンクのブラスト
    材出口に内嵌してブラストタンク内に突出し、縦筒部上
    部の開口からブラスト材が入り込む流量調整器本体と、
    螺旋傾斜角がブラスト材の滑り角未満である螺旋羽根を
    軸に固定してなり、螺旋羽根を前記縦筒部の横筒部より
    も上側に収容して軸の上端と下部を支持される羽根軸
    と、前記ノズル収容部に内嵌するノズル、及び、前記羽
    根軸を回転駆動する回転駆動手段とからなることを特徴
    とするブラスト材切り出し装置。 【請求項2】 前記螺旋羽根の周縁部にブラシを備えて
    いて該ブラシで螺旋羽根と縦筒部の内面との隙間を閉塞
    していることを特徴とする〔請求項1〕に記載のブラス
    ト材切り出し装置。
JP10375746A 1998-12-17 1998-12-17 ブラスト材切り出し装置 Pending JP2000176839A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106179568A (zh) * 2016-07-13 2016-12-07 芜湖恒固混凝土材料有限公司 具有破碎机构的分离机进料器
WO2019024559A1 (zh) * 2017-08-04 2019-02-07 安徽理工大学 一种渐变式基于流态化自适应机理卧式超高压前混合磨料射流发生装置

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CN106179568A (zh) * 2016-07-13 2016-12-07 芜湖恒固混凝土材料有限公司 具有破碎机构的分离机进料器
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