JP2000176520A - 圧延ロールスリップ防止制御装置 - Google Patents

圧延ロールスリップ防止制御装置

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JP2000176520A JP10349616A JP34961698A JP2000176520A JP 2000176520 A JP2000176520 A JP 2000176520A JP 10349616 A JP10349616 A JP 10349616A JP 34961698 A JP34961698 A JP 34961698A JP 2000176520 A JP2000176520 A JP 2000176520A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧延ロール間のスリップを防止することが可
能な圧延ロールスリップ防止制御装置を提供する。 【解決手段】 非駆動ロール1に回転力を与えるため
に、非駆動ロール1と駆動ロール2を接触させる際に、
両ロールの回転速度実績が一致した後、非駆動ロール減
速率実績値信号8Bと圧延ロールギャップ位置実績値信
号9Aとを用いて、非駆動ロール減速率補正手段12に
より、非駆動ロール1と駆動ロール2が接触するまでに
非駆動ロール回転速度が減速降下する量を予測演算し、
非駆動ロール1と駆動ロール2が接触する時に、両ロー
ルの回転速度が一致するように非駆動ロール減速率補正
値信号12Aを出力し、駆動ロール回転速度を補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧延ロールの上下
どちらか一方のロールに駆動装置を備えておらず、もう
一方のロールに駆動装置を備えている圧延機において、
上下圧延ロール間の回転速度差によるスリップを防止す
るように駆動ロール回転速度を制御する圧延ロールスリ
ップ防止制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の圧延機における速度圧下制
御装置の構成を示したブロック図である。また、図4は
従来の圧延機における速度圧下制御装置の回転速度と圧
下位置の調整手順のフロー図である。
【0003】従来の圧延機は、図3に示すように、上駆
動ロール駆動モータ117、上駆動ロール速度制御装置
116と下駆動ロール駆動モータ103、下駆動ロール
速度制御装置115を備えており、上ロール101、下
ロール102ともにそれぞれ直接に回転力を与えること
ができた。また、圧延ロールギャップ開閉装置106も
圧延ロールの回転速度調整の動作に関係なく、圧延ロー
ルギャップ位置調整を行うことができた。
【0004】よって、圧延するために必要な圧延ロール
回転速度と圧延ロールギャップを確保するために、圧延
ロール回転速度と圧延ロールギャップを調整する際に
は、図4に示すように、圧延ロール回転速度と圧延ロー
ルギャップを同時に調整することができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、圧延ロール
の上下どちらか一方のロールに駆動装置を備えておら
ず、もう一方のロールに駆動装置を備えている圧延機に
おいては、上述した構成の速度圧下制御装置を適用する
ことができない。なぜなら、一方のロールには駆動装置
を備えていないために、この非駆動ロールに回転力を与
えるためには、圧延ロールギャップ開閉装置により、非
駆動ロールと駆動ロールを接触させて、駆動ロールの回
転力によって非駆動ロールに回転力を与えなけれぱなら
ない。
【0006】非駆動ロールと駆動ロールを接触させる際
に、駆動ロールと非駆動ロール間に回転速度差がある
と、ロール間にスリップを発生させてしまい、圧延ロー
ルに損傷を与えてしまう。
【0007】従って、本発明は、上記問題点を解消する
ためになされたもので、駆動ロールの回転速度実績と非
駆動ロールの回転速度実績とを一致させ、圧延ロール間
のスリップを防止することが可能な圧延ロールスリップ
防止制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係る圧延ロールスリップ防止制御装置は、非駆動ロー
ルに回転力を与えるために、圧延ロールギャップ開閉装
置により、非駆動ロールと駆動ロールを接触させる際
に、駆動ロール回転速度実績が非駆動ロール回転速度実
績に一致するように駆動ロールの回転速度を補正する上
下ロール速度差補正手段を備えたことを特徴とする。
【0009】上述した手段を用いることにより、駆動ロ
ール回転速度は非駆動ロール回転速度と同調するように
なる。つまり、駆動ロール回転速度実績が非駆動ロール
回転速度実績より遅い時は、駆動ロール回転速度が非駆
動ロール回転速度実績を目標として増速する。また、駆
動ロール回転速度実績が非駆動ロール回転速度実績より
速い時は、駆動ロール回転速度が非駆動ロール回転速度
実績を目標として減速する。従って、駆動ロールと非駆
動ロールとの間の回転速度差によるスリップを防止する
ことができる。
【0010】請求項2に記載の本発明に係る圧延ロール
スリップ防止制御装置は、非駆動ロールに回転力を与え
るために、圧延ロールギャップ開閉装置により、非駆動
ロールと駆動ロールを接触させる際に、圧延ロールギャ
ップ位置実績と、非駆動ロール速度検出手段により検出
される非駆動ロール減速率実績から、非駆動ロールと駆
動ロールが接触するまでに非駆動ロール回転速度が減速
降下する量を予測演算し、非駆動ロールと駆動ロールが
接触する時に、駆動ロール回転速度実績が非駆動ロール
回転速度実績に一致するように駆動ロールの回転速度を
補正する非駆動ロール減速率補正手段を備えたことを特
徴とする。
【0011】上述した手段を用いることにより、非駆動
ロールと駆動ロールが接触する時に、時間遅れなく駆動
ロール回転速度実績が非駆動ロール回転速度実績に一致
するように作用する。従って、非駆動ロールに回転力を
与えるために圧延ロールギャップ開閉装置により非駆動
ロールと駆動ロールを接触させる際に、駆動ロールと非
駆動ロールとの間の回転速度差によるスリップを防止す
ることができる。
【0012】請求項3に記載の本発明に係る圧延ロール
スリップ防止制御装置は、圧延するために必要な圧延ロ
ールギャップを確保するためにロールギャップを開放す
る際に、ロールギャップを開放してから圧延材が圧延ロ
ールに噛み込むまでの間に非駆動ロール回転速度が減速
降下する分を予め補正し、圧延ロールギャップを開放し
た後、補正量を解除し、圧延材が圧延ロールに噛み込む
時に非駆動ロール回転速度実績と駆動ロール回転速度実
績が一致し、かつ圧延時の噛み込み速度が設定された速
度通りになるように駆動ロールの回転速度を補正する非
駆動ロール減速予測補正手段を備えたことを特徴とす
る。
【0013】上述した手段を用いることにより、圧延材
が圧延ロールに噛み込む時には、非駆動ロール回転速度
実績と駆動ロール回転速度実績が一致し、かつ圧延時の
噛み込み速度が設定された速度通りになるように作用す
る。従って、圧延材が圧延ロールに噛み込む時の駆動ロ
ールと非駆動ロールとの間の回転速度差によるスリップ
を防止することができる。
【0014】請求項4に記載の本発明に係る圧延ロール
スリップ防止制御装置は、圧延するために必要な圧延ロ
ール回転速度と圧延ロールギャップを確保するために、
圧延ロール回転速度と圧延ロールギャップを調整する場
合に、上下ロール速度差補正手段により、駆動ロール回
転速度実績と非駆動ロール回転速度実績を一致させ、非
駆動ロールに回転力を与えるために、圧延ロールギャッ
プ開閉装置により、非駆動ロールと駆動ロールを接触さ
せる際に、非駆動ロール減速率補正手段により、非駆動
ロールと駆動ロールが接触する時に、駆動ロール回転速
度実績と非駆動ロール回転速度実績を一致させ、駆動ロ
ールと非駆動ロールが接触した後、駆動ロール回転速度
を調整することにより、駆動ロール回転速度と非駆動ロ
ール回転速度を圧延に必要な圧延ロール回転速度設定に
一致させるとともに、非駆動ロール減速予測補正手段に
より、ロールギャップを開放してから圧延材が圧延ロー
ルに噛み込むまでの間に非駆動ロール回転速度が減速降
下する分を予め補正し、圧延材が圧延ロールに噛み込む
直前に、圧延ロールギャップを開放し、圧延ロールギャ
ップ位置実績を圧延に必要な圧延ロールギャップ位置設
定に一致させ、圧延ロールギャップを開放した後、非駆
動ロール減速予測補正手段により補正した非駆動ロール
減速予測補正量を解除するように制御する手段を備えた
ことを特徴とする。
【0015】上述した手段を用いることにより、非駆動
ロールに回転力を与えるために圧延ロールギャップ開閉
装置により非駆動ロールと駆動ロールを接触させる際
に、駆動ロールの回転速度と非駆動ロールの回転速度が
一致し、また、圧延材が圧延ロールに噛み込む時に非駆
動ロール回転速度実績と駆動ロール回転速度実績が一致
し、かつ圧延時の噛み込み速度が設定された速度通りに
なるよう作用する。従って、非駆動ロールに回転力を与
えるために圧延ロールギャップ開閉装置により非駆動ロ
ールと駆動ロールを接触させる際、及び圧延材が圧延ロ
ールに噛み込む時の駆動ロールと非駆動ロールとの間の
回転速度差によるスリップを防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。図1は本発明の一実施
形態に係る圧延ロールスリップ防止制御装置の構成を示
したブロック図である。また、図2はこの一実施形態に
おける動作順序を示したフロー図である。
【0017】図1に示すように、この実施形態は、圧延
ロールの上下どちらか一方のロールに駆動装置を備えて
おらず、もう一方のロールに駆動装置を備えている圧延
機を対象としており、この圧延機は、非駆動ロール1と
駆動ロール2により圧延材20を圧延する。
【0018】駆動ロール2は駆動ロール駆動モータ3に
よって駆動され、駆動ロール速度制御装置15によって
圧延ロールの速度を制御している。また、駆動ロール速
度制御装置15は駆動ロール速度基準指令値信号10B
を目標値として、駆動ロール速度検出装置5によって検
出され駆動ロール速度信号出力手段7から出力される駆
動ロール速度実績値信号7Aが目標値と一致するように
制御している。
【0019】このような構成の圧延機においては、非駆
動ロール1は駆動装置を備えていないために、この非駆
動ロール1に回転力を与えるためには、圧延ロールギャ
ップ開閉駆動装置6により、非駆動ロール1と駆動ロー
ル2を接触させて、駆動ロール2の回転力によって非駆
動ロール1に回転力を与えなければならない。
【0020】非駆動ロール1と駆動ロール2を接触させ
る際に、駆動ロール2と非駆動ロール1との間に回転速
度差があると、ロール間にスリップを発生させてしま
い、圧延ロールに損瘍を与えてしまう。
【0021】従って、この実施形態においては、駆動ロ
ール回転速度実績と非駆動ロール回転速度実績とを一致
させ、圧延ロール間のスリップを防止する。圧延するた
めに必要な圧延ロール回転速度と圧延ロールギャップを
確保するために、圧延ロール回転速度と圧延ロールギャ
ップを調整する際に、まず、非駆動ロール速度検出装置
4によって検出され非駆動ロール速度信号出力手段8か
ら出力される非駆動ロール速度実績値信号8Aを用い
て、上下ロール速度差補正手段11により、駆動ロール
回転速度と非駆動ロール回転速度が一致するように上下
ロール速度差補正値信号11Aを出力し、駆動ロール回
転速度を補正する(図2のステップS21)。例えば、
非駆動ロール回転速度がV1であれば、駆動ロール速度
制御装置15によって駆動ロール回転速度もV1となる
ように制御する。
【0022】次に、駆動ロール回転速度と非駆動ロール
回転速度が一致したら(図2の時点A)、非駆動ロール
1に回転力を与えるために、圧延ロールギャップ開閉駆
動装置6により、非駆動ロール1と駆動ロール2を接触
させる(図2のステップS22)。この時に、非駆動ロ
ール速度信号出力手段8から出力される非駆動ロール減
速率実績値信号8Bと圧延ロールギャップ位置信号出力
手段9から出力される圧延ロールギャップ位置実績値信
号9Aとを用いて(例えば、圧延ロールギャップ位置実
績から非駆動ロール1と駆動ロール2とが接触するまで
に要する時間を演算し、演算された非駆動ロール1と駆
動ロール2とが接触するまでに要する時間と非駆動ロー
ル減速率実績とから)、非駆動ロール減速率補正手段1
2により、非駆動ロール1と駆動ロール2が接触するま
でに非駆動ロール回転速度が減速降下する量ΔV1を予
測演算し、非駆動ロール1と駆動ロール2が接触する時
に、時間遅れなく駆動ロール回転速度と非駆動ロール回
転速度が一致するように非駆動ロール減速率補正値信号
12Aを出力し、駆動ロール回転速度を(V1−ΔV
1)に補正する(図2のステップS23)。従って、非
駆動ロール1に回転力を与えるために圧延ロールギャッ
プ開閉装置6により非駆動ロール1と駆動ロール2を接
触させる際の駆動ロール2と非駆動ロール1との間の回
転速度差によるスリップを防止することができる。
【0023】非駆動ロール1と駆動ロール2が接触した
後(図2の時点B)、上述の動作を終了して(図2のス
テップS24)、駆動ロール速度基準指令設定手段10
により駆動ロール速度基準指令設定値信号10Aを出力
し、駆動ロール回転速度を調整することにより、駆動ロ
ール回転速度と非駆動ロール回転速度を圧延に必要な圧
延ロール回転速度設定Vsに一致させる。また、この時
に、非駆動ロール減速予測補正手段13により、前後の
圧延機から得られる圧延材到達予想時間信号20Aを用
いて、ロールギャップを開放してから圧延材が圧延ロー
ルに噛み込むまでの間に非駆動ロール回転速度が減速降
下する分ΔV2を予め補正するように非駆動ロール減速
予測補正値信号13Aを出力し、非駆動ロール回転速度
と駆動ロール回転速度を(Vs+ΔV2)に補正する
(図2のステップS25)。そして、圧延材が圧延ロー
ルに噛み込む直前に(図2の時点C)、圧延ロールギャ
ップ開閉駆動装置6により圧延ロールギャップを開放
し、圧延ロールギャップ位置実績を圧延に必要な圧延ロ
ールギャップ位置設定に一致させる(図2のステップS
26)。圧延ロールギャップを開放した後、非駆動ロー
ル減速予測補正手段13により補正した非駆動ロール減
速予測補正値信号13Aを解除する(図2のステップS
27)。このようにすることによって、圧延材が圧延ロ
ールに噛み込む時に非駆動ロール回転速度実績と駆動ロ
ール回転速度実績が一致し、かつ圧延時の噛み込み速度
が設定された速度通りVsとなる。従って、圧延材が圧
延ロールに噛み込む時の駆動ロール2と非駆動ロール1
との間の回転速度差によるスリップを防止することがで
きる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように本発
明によれば、駆動ロール回転速度を補正することによ
り、非駆動口―ル回転速度と駆動ロール回転速度を一致
させることができ、圧延ロール間のスリップを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の構成を示すブロック
図。
【図2】 本発明の一実施形態の動作順序を示すフロー
図。
【図3】 従来の圧延機速度圧下制御装置の構成を示す
ブロック図。
【図4】 従来の圧延機速度圧下制御装置の動作順序を
示すフロー図。
【符号の説明】
1…非駆動ロール 2…駆動ロール 3…駆動ロール駆動モータ 4…非駆動ロール速度検出装置 4A…非駆動ロール速度検出信号 5…駆動ロール速度検出装置 5A…駆動ロール速度検出信号 6…圧延ロールギャップ開閉駆動装置 6A…圧延ロールギャップ位置検出信号 7…駆動ロール速度信号出力手段 7A…駆動ロール速度実績値信号 8…非駆動ロール速度信号出力手段 8A…非駆動ロール速度実績値信号 8B…非駆動ロール減速率実績値信号 9…圧延ロールギャップ位置信号出力手段 9A…圧延ロールギャップ位置実績値信号 10…駆動ロール速度基準指令設定手段 10A…駆動ロール速度基準指令設定値信号 10B…駆動ロール速度基準指令値信号 11…上下ロール速度差補正手段 11A…上下ロール速度差補正値信号 12…非駆動ロール減速率補正手段 12A…非駆動ロール減速率補正値信号 13…非駆動ロール減速予測補正手段 13A…非駆動ロール減速予測補正値信号 14…駆動ロール速度基準補正値加算手段 15…駆動ロール速度制御装置 20…圧延材 20A…圧延材到達予想時間信号 101…上駆動ロール 102…下駆動ロール 103…下駆動ロール駆動モータ 104…上駆動ロール速度検出装置 104A…上駆動ロール速度検出信号 105…下駆動ロール速度検出装置 105A…下駆動ロール速度検出信号 106…圧延ロールギャップ開閉駆動装置 107…下駆動ロール速度信号出力手段 107A…下駆動ロール速度実績値信号 108…上駆動ロール速度信号出力手段 108A…上駆動ロール速度実績値信号 110…駆動ロール速度基準指令設定手段 110A…駆動ロール速度基準指令設定値信号 115…下駆動ロール速度制御装置 115A…下駆動ロール駆動電流信号 116…上駆動ロール速度制御装置 116A…上駆動ロール駆動電流信号 117…上駆動ロール駆動モータ 120…圧延材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非駆動ロールに回転力を与えるために、圧
    延ロールギャップ開閉装置により、非駆動ロールと駆動
    ロールを接触させる際に、駆動ロール回転速度実績が非
    駆動ロール回転速度実績に一致するように駆動ロールの
    回転速度を補正する上下ロール速度差補正手段を備えた
    ことを特徴とする圧延ロールスリップ防止制御装置。
  2. 【請求項2】非駆動ロールに回転力を与えるために、圧
    延ロールギャップ開閉装置により、非駆動ロールと駆動
    ロールを接触させる際に、圧延ロールギャップ位置実績
    と、非駆動ロール速度検出手段により検出される非駆動
    ロール減速率実績から、非駆動ロールと駆動ロールが接
    触するまでに非駆動ロール回転速度が減速降下する量を
    予測演算し、非駆動ロールと駆動ロールが接触する時
    に、駆動ロール回転速度実績が非駆動ロール回転速度実
    績に一致するように駆動ロールの回転速度を補正する非
    駆動ロール減速率補正手段を備えたことを特徴とする圧
    延ロールスリップ防止制御装置。
  3. 【請求項3】圧延するために必要な圧延ロールギャップ
    を確保するためにロールギャップを開放する際に、ロー
    ルギャップを開放してから圧延材が圧延ロールに噛み込
    むまでの間に非駆動ロール回転速度が減速降下する分を
    予め補正し、圧延ロールギャップを開放した後、補正量
    を解除し、圧延材が圧延ロールに噛み込む時に非駆動ロ
    ール回転速度実績と駆動ロール回転速度実績が一致し、
    かつ圧延時の噛み込み速度が設定された速度通りになる
    ように駆動ロールの回転速度を補正する非駆動ロール減
    速予測補正手段を備えたことを特徴とする圧延ロールス
    リップ防止制御装置。
  4. 【請求項4】圧延するために必要な圧延ロール回転速度
    と圧延ロールギャップを確保するために、圧延ロール回
    転速度と圧延ロールギャップを調整する場合に、上下ロ
    ール速度差補正手段により、駆動ロール回転速度実績と
    非駆動ロール回転速度実績を一致させ、非駆動ロールに
    回転力を与えるために、圧延ロールギャップ開閉装置に
    より、非駆動ロールと駆動ロールを接触させる際に、非
    駆動ロール減速率補正手段により、非駆動ロールと駆動
    ロールが接触する時に、駆動ロール回転速度実績と非駆
    動ロール回転速度実績を一致させ、駆動ロールと非駆動
    ロールが接触した後、駆動ロール回転速度を調整するこ
    とにより、駆動ロール回転速度と非駆動ロール回転速度
    を圧延に必要な圧延ロール回転速度設定に一致させると
    ともに、非駆動ロール減速予測補正手段により、ロール
    ギャップを開放してから圧延材が圧延ロールに噛み込む
    までの間に非駆動ロール回転速度が減速降下する分を予
    め補正し、圧延材が圧延ロールに噛み込む直前に、圧延
    ロールギャップを開放し、圧延ロールギャップ位置実績
    を圧延に必要な圧延ロールギャップ位置設定に一致さ
    せ、圧延ロールギャップを開放した後、非駆動ロール減
    速予測補正手段により補正した非駆動ロール減速予測補
    正量を解除するように制御する手段を備えたことを特徴
    とする圧延ロールスリップ防止制御装置。
JP34961698A 1998-12-09 1998-12-09 圧延ロールスリップ防止制御装置 Expired - Lifetime JP3999386B2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522461A (en) * 1978-08-07 1980-02-18 Hitachi Ltd Rolling mill and rolling method
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