JP2000176465A - 活性水素を有する水の製造方法及び製造装置 - Google Patents

活性水素を有する水の製造方法及び製造装置

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JP2000176465A JP10357654A JP35765498A JP2000176465A JP 2000176465 A JP2000176465 A JP 2000176465A JP 10357654 A JP10357654 A JP 10357654A JP 35765498 A JP35765498 A JP 35765498A JP 2000176465 A JP2000176465 A JP 2000176465A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水道水等のような日常の飲料に使用する水を
使用して、活性水素を含む飲料水を大量にしかも簡単に
製造する方法と装置を提供するものである。 【解決手段】 タンク10と黒曜石か水晶の少なくとも
1つから構成される岩石48を収納した第1岩石収納器
12とを導入管16で連結し、第1岩石収納器12と岩
石48を収納した第2岩石収納器14とを中間管18で
連結し、第2岩石収納器14とタンク10とを戻し管2
0で連結する。導入管16の途中にポンプ42を備え、
ポンプ42によってタンク10内の水を第1岩石収納器
12と第2岩石収納器14の岩石48に通し、その岩石
48を通下水を戻し管20からタンク10に戻す。水を
岩石48に何度も循環させることによって、水に活性水
素を含ませることができる。また、タンク10と、岩石
48を収納した第1岩石収納器12並びに第2岩石収納
器14との間で水を循環させることによって、岩石48
が少量で済ますことができ経済効率が良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活性酸素を消すた
めの活性水素を有する水の製造方法及び製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】体に良い飲料水として、水を電気分解し
て得るアルカリイオン水が従来から知られている。この
アルカリイオン水は、酸性ぎみの人の体を中和させるこ
とによって、健康促進の一助となっている。体に良い飲
料水としてはその他に、ミネラルウォーターが知られて
いる。しかし、アルカリイオン水やミネラルウォーター
は、それを飲むことによって、病気の回復や体力の回復
等に役立つ可能性があるというものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近の研究において、
人の病気は人体に活性酸素が大量に蓄積することによっ
て起こることが分かってきた。このため、活性酸素を減
らすことが人体の病気を減らすことになるとされてい
る。人体の病気の原因となる活性酸素は活性水素によっ
て消滅するため、活性水素を含む飲料水を飲めば、病気
を回復させたり体力の回復させたりする可能性が高いの
ではないかとする説が、いろいろな研究機関で説が発表
されている。その説の根拠は、ドイツのある地方の湧水
(「ノルデの水」と言われている湧水)を飲むと、重病
の人が回復した多数の例があり、その湧水と通常の水と
を比べて、異なるものが活性水素であるという点に立脚
している。従来から、活性水素を大量に含む水を作る方
法も装置も開発されてはいなかった。
【0004】本発明はこの点に鑑みてなされたもので、
水道水等のような日常の飲料に使用する水を使用して、
活性水素を含む飲料水を大量にしかも簡単に製造する方
法と装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る活性水素を有する水の製造方法は、水を
収容するタンクと黒曜石か水晶の少なくとも1つの岩石
を収納した岩石収納器との間で水を循環させるようにし
たものである。
【0006】上記目的を達成するために本発明に係る活
性水素を有する水の製造装置は、水を収容するタンク
と、黒曜石か水晶の少なくとも1つの岩石を収納した岩
石収納器と、前記タンクから前記岩石収納器に水を導入
する導入連絡管と、前記岩石収納器から前記タンクに水
を戻す戻し連絡管と、前記導入連絡管の途中に備えるポ
ンプとを有し、前記ポンプによって前記導入連絡管を経
由して前記タンクから前記岩石収納器へ水を送ると共
に、前記岩石収納器を通過した水を前記戻し連絡管を通
して前記タンクに戻して、前記タンクと前記岩石収納器
との間で水を循環させるようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。図1は本発明に係る活性水素を有する水の製造装置
の一実施形態を示す構成図である。本発明では主に、タ
ンク10と、第1岩石収納器12と、第2岩石収納器1
4とを有する。タンク10と第1岩石収納器12の間は
導入管16で連結され、第1岩石収納器12と第2岩石
収納器14との間は中間管18で連結され、第2岩石収
納器14とタンク10との間は戻し管20で連結され、
水はタンク10、第1岩石収納器12、第2岩石収納器
14、タンク10‥‥の順に循環するように設定されて
いる。導入管16はタンク10の下位と第1岩石収納器
12の上部を連結し、中間管18は第1岩石収納器12
の下位と第2岩石収納器14の上部とを連結し、戻し管
20は第2岩石収納器14の下位とタンク10上部とを
連結する。
【0008】タンク10の上部には、タンク10の内部
へ水を導入するための第一導入手段22と第二導入手段
24が備えられている。第一導入手段22としては、水
道等と連結するパイプやホースが考えられる。第二導入
手段24としては、例えば容器26の開口部と嵌合合致
する嵌合部材が考えられる。第一導入手段22の途中に
はフィルター28とバルブ30が備えられ、第一導入手
段22を介してタンク10の内部へ水を導入しない場合
にはバルブ30を閉鎖しておく。第二導入手段24を使
用しない場合には、蓋32で第二導入手段24を閉鎖す
る。図1においては、第一導入手段22と第二導入手段
24を示したが、水の導入形態によっては一方を省略し
ても良い。
【0009】タンク10内にはフロート34が備えら
れ、そのフロート34には、前記第一導入手段22を開
閉するための第一開閉弁36と、前記第二導入手段24
を開閉するための第二開閉弁38とが取り付けられてい
る。第一導入手段22や第二導入手段24を開閉する手
段としては、フロート34と第一開閉弁36と第二開閉
弁38に限るものではない。タンク10内に水を所定の
満タン位置まで満たして使用する。例えば、第一導入手
段22と第二導入手段24からタンク10内へ水を導入
できる状態において、水位即ちフロート34が所定の高
さ以下の場合には、第一導入手段22と第二導入手段2
4からタンク10内へ水が導入される。水位即ちフロー
ト34が所定の高さになると、第一開閉弁36によって
第一導入手段22が閉じられ、第二開閉弁38によって
第二導入手段24が閉じられ、タンク10内への水の導
入が停止される。
【0010】タンク10の下位と第1岩石収納器12の
上部とを連結する導入管16の途中にはバルブ40とポ
ンプ42とが備えられ、バルブ40を開けてポンプ42
を駆動することによって、タンク10内の水が第1岩石
収納器12の内部に導入される。ポンプ42は、タイマ
ー等の制御手段44によって作動と停止の時間やタイミ
ングを制御する。タンク10の下位には、タンク10の
内部の水を取り出すためのバルブ等の取出手段46が取
り付けられている。
【0011】図2に示すように、第1岩石収納器12並
びに第2岩石収納器14の内部には、黒曜石か水晶の少
なくとも1つの岩石48を収納する。岩石48のうち、
黒曜石は原石の状態で−20〜−200mmvの電気を帯
びている。黒曜石48は水中ではマイナスの電子を帯び
る。本発明で使用する黒曜石は、100°C以上で加熱
したものを使用するのが望ましい。例えば、黒曜石を沸
騰した水に入れて加熱かつ加圧したものを使用する。第
1岩石収納器12並びに第2岩石収納器14の内部に収
容される黒曜石や水晶等の岩石48の大きさは、水の通
過流量を落とさない程度に、例えば5mm〜50mm粒
程度にするのが望ましい。第1岩石収納器12並びに第
2岩石収納器14の内部には、黒曜石か水晶の少なくと
も1つの岩石48だけでも良いが、岩石48の他にアル
ミニウム,ステンレス,金または銀のうちの少なくとも
1つの金属50を重量比0.001%以上の割合で加え
ても良い。
【0012】図2に示すように、第1岩石収納器12並
びに第2岩石収納器14の入口には、ノズルや絞り等の
噴射手段52を備え、水を勢いよく第1岩石収納器12
や第2岩石収納器14の内部に噴射するのが望ましい。
図1に示すように、岩石収納器を第1岩石収納器12と
第2岩石収納器14の2個の容器に分けたが、1個にま
とめても良く、あるいは3個以上の容器を直列に連結す
るようにしても良い。
【0013】次に、活性水素を有する水の製造装置につ
いて説明する。先ずタンク10内に水を満たした状態
で、ポンプ42を駆動させ、タンク10内の水を導入管
16から第1岩石収納器12内に導入する。第1岩石収
納器12内に至った水はその内部の黒曜石か水晶の少な
くとも1つの岩石48(または岩石48とアルミニウム
等の金属50との混合物)を通過し、その後、中間管1
8を経由して第2岩石収納器14内に至る。その第2岩
石収納器14内に至った水はその内部の岩石48(また
は岩石48と金属50との混合物)を通過し、その後、
戻し管20を経由してタンク10内に戻る。ポンプ42
の始動時に第1岩石収納器12内や第2岩石収納器14
内に水が入っていない場合や、タンク10から取出手段
46によって水を外部に排出した場合には、タンク10
内のフロート34が下降して第一開閉弁36が第一導入
手段22を開き、第二開閉弁38が第二導入手段24を
開き、それら第一導入手段22や第二導入手段24から
タンク10内に水が導入される。
【0014】タンク10と第1岩石収納器12と第2岩
石収納器14とに水が満たされた状態で、ポンプ42を
駆動させて、水をタンク10と第1岩石収納器12と第
2岩石収納器14との順に循環させる。このように、水
を岩石48(または岩石48と金属50との混合物)を
1時間乃至3時間循環させる(循環時間が長ければ長い
ほど良い)。ここで、水として水道水を使用した場合
に、1時間乃至3時間の循環によって、活性水素が0.
006μg/l以上含む水が得られた。ノルデの水の活
性水素は、0.031μg/lであることから、本発明
の水に含まれる活性水素は、ノルデの水までは至らない
が、それに近いものであることは明らかである。タンク
10内に収容される水は、岩石48(または岩石48と
金属50との混合物)を循環させる回通が多ければ多い
程良い。しかし、半永久に水を循環しても経済効率が悪
いので、例えば10回などのように適当な回数だけ水を
循環させてその循環を停止する。適当な回数だけ水を循
環させるためのポンプ42の駆動時間は制御手段44で
制御する。
【0015】タンク10と第1岩石収納器12と第2岩
石収納器14との順に循環させる水は、飲料に適した水
であればどのような水でも構わない。一般には、水道水
や鉱泉水や、電気分解によって得られたアルカリイオン
水等が考えられる。水道水のようにパイプやホースで連
結されるものは、第一導入手段22からタンク10内に
導入される。鉱泉水やアルカリイオン水やその他の特殊
な水は、容器26に収納され、第二導入手段24からタ
ンク10内に導入される。
【0016】水を循環させればさせる程、活性水素が増
える。ここで、第1岩石収納器12並びに第2岩石収納
器14に岩石48のみを入れ、水道水のようなpHが7
である水において循環回数を増加させると、pHが6近
くに振れるおそれがある。酸性側でpHの数値が低くな
るのを避けるために、岩石48に金属50を混合させる
ことが望ましい。金属50を混合させることによって、
pHが6.5程度に上がり、飲料用により適する水とな
る。アルカリイオン水を用いる場合には、pHの数値が
低くなってもpHは7以上を保持できる。
【0017】本発明のタンク10内に導入する水を、特
殊な水とすることによって、活性水素が更に増加させる
ことができる。ここで、特殊な水の製造例を図3に示
す。図3において、水は第1の軟水生成器54と第2の
軟水生成器56とイオン生成器58と岩石収納器60の
順を経て取り出されるものである。第1の軟水生成器5
4と第2の軟水生成器56は、その内部に粒状のイオン
交換樹脂62を大量に収納するものである。イオン交換
樹脂62を収納する容器を2つに分けたのは、イオン交
換反応を促進させるためであるが、2つの軟水生成器5
4,56を1つにまとめて、1つの軟水生成器にするこ
とも可能である。
【0018】イオン交換樹脂62は、水に含まれている
Ca2+やMg2+やFe2+等の金属イオンを除去して、水
を軟水にするためのものである。イオン交換樹脂62と
しては、例えば、スチレン・ジビニルベンゼンの球状の
共重合体を均一にスルホン化した強酸性カチオン交換樹
脂(RzSO3 Na)を用いる。水(H2 O)がイオン
交換樹脂62を通ることによって、水からは水酸化イオ
ン(OH- )とヒドロニウムイオン(H3 O+ )とが発
生する。イオン交換樹脂32として強酸性カチオン交換
樹脂(RzSO3 Na)を用いることによって、ナトリ
ウムイオン(Na+ )が発生する。イオン交換樹脂32
は、Na+ 以外のものが発生するものであっても構わな
いが、Na+ を発生するものの方が好ましい。水が水道
水であれば、その水道水の中にはCa2+やMg2+やFe
2+等の金属イオンの他に塩素が含まれているが、水道水
がイオン交換樹脂32を通ることによって、この塩素に
は何も変化が生じない。
【0019】次に、イオン生成器58の内部には、粒状
のトルマリン64と金属66とを収納する。トルマリン
は、プラスの電極とマイナスの電極とを有するもので、
このプラスの電極とマイナスの電極によって、水に4〜
14ミクロンの波長の電磁波を持たせ、かつ水のクラス
ターを切断してヒドロニウムイオン(H3 O+ )を発生
させるためのものである。ここで、トルマリン64と
は、トルマリン石を細かく砕いたものであっても良い
が、トルマリンとセラミックと酸化アルミニウム(銀を
含むものもある)との重量比を約10:80:10とす
るトルマリンペレットと呼ばれるトルマリン混合体であ
っても良い。このトルマリンペレットに含まれるセラミ
ックは、プラスの電極とマイナスの電極を分離しておく
作用をする。
【0020】前記金属66としては、アルミニウム、ス
テンレス、銀の少なくとも1種類の金属を用いる。この
金属66としては、金属66としては、水中で錆を発生
させたり水に溶けたりしない金属が望ましく、更に人体
に悪影響を及ぼさないものが望ましい。また、これらの
金属64は、殺菌作用や抗菌作用を有する。前記トルマ
リン64と金属66との重量比は、10:1〜1:10
程度が望ましい。水をトルマリンに噴射してトルマリン
を攪拌することによってトルマリンと水とに摩擦が生
じ、電極が水に溶け出して水のクラスターを切断し、ヒ
ドロニウムイオン(H3 O+ )が大量に発生する。
【0021】トルマリン64にはプラス電極とマイナス
電極とがあるため、トルマリンが水で攪拌されると、水
(H2 O)は水素イオン(H+ )と水酸化イオン(OH
- )とに解離する。 H2 O → H+ + OH- ……(1) 更に、水素イオン(H+ )と水(H2 O)とによって、
界面活性作用を有するヒドロニウムイオン(H3 O+ )
が発生する。このヒドロニウムイオン(H3 O+ )の発
生量は、前記イオン交換樹脂62によって発生する量よ
りはるかに多い量である。 H2 O + H+ → H3 O+ ……(2) このヒドロニウムイオン(H3 O+ )の一部は、水(H
2 O)と結びついてヒドロキシルイオン(H3 O2-)と
水素イオン(H+ )になる。 H3 O+ + H2 O → H3 O2- + 2H+ ……(3) イオン交換樹脂62を通過した水を、イオン生成器58
を通過させることによって、水の内部にヒドロニウムイ
オン(H3 O+ )とヒドロキシルイオン(H3O2-)と
H+ とOH- とが発生する。
【0022】イオン生成器58を通過した水を、次に、
マイナス電子を帯びている岩石68を収納する岩石収納
器60の内部を通過させる。マイナス電子を帯びている
岩石68としては、現在知られているものとして黒曜石
や真珠岩や松脂岩がある。黒曜石や真珠岩や松脂岩以外
でも、マイナス電子を帯びている岩石であれば採用する
ことができる。これら黒曜石や真珠岩や松脂岩は、原石
の状態で−20〜−200mmvの電気を帯びている。
【0023】この岩石収納器60の内部に、イオン生成
器58を通過を通過した水を通過させるると、水にe-
(マイナス電子)が加えられる。この結果、水道水に含
まれている塩素(Cl)はマイナス電子によって、塩素
イオンとなる。 Cl + e- → Cl- ……(4) このCl- と前記Na+ とはイオンとして安定した状態
になる。安定した状態とは、蒸発することなくイオン状
態が長期間保たれることを意味する。また、前記ヒドロ
キシルイオン(H3 O2-)もイオンとして安定した状態
になる。水が岩石68を通過することによって、イオン
生成器58を通過した水と比べて、ヒドロニウムイオン
(H3 O+ )が更に発生し、かつヒドロキシルイオン
(H3 O2-)も更に発生する。 H2 O + H+ → H3 O+ ……(2) H3 O+ + H2 O → H3 O2- + 2H+ ……(3) 水が岩石68を通過することによって、その他に、以下
の反応も発生する。 OH- + H+ → H2 O ……(5) 2H+ + 2e- → 2H2 ……(6) 更に、水が岩石収納器60を通過すると、岩石68のマ
イナス電子によって、水の酸化還元電位が+342mmv
から−20〜−200mmvになる。
【0024】以上のように、水を先ずイオン交換樹脂6
2に通過させ、次にトルマリン64と金属66とに通過
させ、最後に岩石68を通過させた水(以下、この水を
“創生水”とする)には、Na+ と、Cl- と、H+
と、OH- と、ヒドロニウムイオン(H3 O+ )と、ヒ
ドロキシルイオン(H3 O2-)とが存在する。また、こ
の創生水は、そのエネルギは0.004watt/cm
2 である4〜14ミクロンの波長の電磁波を有し、−2
0〜−200mmvの酸化還元電位を有する。
【0025】創性水は、図4に示すように、水を第1の
軟水生成器54と第2の軟水生成器56と岩石収納器6
0とイオン生成器58の順に通過させて得ることもでき
る。また、図3並びに図4において、第1の軟水生成器
54と第2の軟水生成器56とを用いずに、トルマリン
64と金属48とを内蔵するイオン生成器58と岩石6
8を内蔵する岩石収納器60とを、その順にあるいは入
れ替えて直列に連結したものから得ることができる。
【0026】創性水を用いて本発明の装置で循環させた
場合には、活性水素が0.12μg/l以上になった。
即ち、本発明の装置で製造した水は、ノルデの水よりも
活性水素を多く含むものである。創性水のpHは7.5
であるが、その創性水を黒曜石48のみに通して何度も
循環させた後は、pHが6.8となっていた。このpH
は飲料水として適度なものである。通常の水道水を使用
した場合と、創性水を使用した場合とでは、岩石48
交換(または洗浄時期)に至るまでの使用期間は、創性
水を使用した場合の方が3倍程度長いものであった。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わる活性水素
を有する水の製造方法及び製造装置によれば、黒曜石か
水晶の少なくとも1つから構成される岩石に何度も水を
循環させることによって、その水に大量の活性水素を含
ませることができる。タンクと岩石を収納した岩石収納
器との間で水を循環させることによって、少量の岩石
使用して活性水素を有する水を作ることができ、経済的
である。トルマリンとアルミニウム,ステンレス及び銀
のうちの少なくとも1つから成る金属とを混在させたも
のと、黒曜石,真珠岩及び松脂岩のうちの少なくとも1
つから成る岩石とを、順不同に通過させた水を使用する
ことによって、更に活性水素を多く含む水を作ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る活性水素を有する水の製造装置の
一実施形態を示す構成図である。
【図2】図1に示す製造装置に用いる岩石収納器の断面
図である。
【図3】図1に示す水の製造装置に用いる水を製造する
ための装置の構成図である。
【図4】図3に示す水の製造装置の他の実施例を示す構
成図である。
【符号の説明】
10 タンク 12 第1岩石収納器 14 第2岩石収納器 16 連絡管 20 戻し管 22 第一導入手段 26 第二導入手段 34 フロート 36 第一開閉弁 38 第二開閉弁 42 ポンプ 44 制御手段 46 取出手段 48 黒曜石か水晶の少なくとも1つから構成される岩
石 50 金属 62 イオン交換樹脂 64 トルマリン 66 金属 68 岩石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/68 530 C02F 1/68 530Z 540 540C 1/42 1/42 B

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を収容するタンクと、黒曜石か水晶の
    少なくとも1つの岩石を収納した岩石収納器との間で水
    を循環させることを特徴とする活性水素を有する水の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記岩石収納器の中に収納される前記岩
    石の合計重量に対して重量比0.001%以上のアルミ
    ニウム,ステンレス,金または銀のうちの少なくとも1
    つの金属を収納することを特徴とする請求項1記載の活
    性水素を有する水の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記黒曜石を100°C以上で加熱した
    ものとすることを特徴とする請求項1乃至2記載の浄化
    活性作用を有する水の製造方法。
  4. 【請求項4】 トルマリンとアルミニウム,ステンレス
    及び銀のうちの少なくとも1つから成る金属とを混在さ
    せたものと、黒曜石,真珠岩及び松脂岩のうちの少なく
    とも1つから成る岩石とを、一方を先に他方を後に通過
    させた水をタンクに導入して用いることを特徴とする請
    求項1乃至3記載の活性水素を有する水の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記トルマリンと前記金属との重量比を
    10:1〜1:10としたことを特徴とする請求項4記
    載の浄化活性作用を有する水の製造方法。
  6. 【請求項6】 トルマリンとアルミニウム,ステンレス
    及び銀のうちの少なくとも1つから成る金属とを混合さ
    せたものや、黒曜石,真珠岩及び松脂岩のうちの少なく
    とも1つから成る岩石を通過させる前に、イオン交換樹
    脂に水を通過させることを特徴とする請求項4乃至5記
    載の活性水素を有する水の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記イオン交換樹脂がイオン交換によっ
    てナトリウムイオンを発生させることを特徴とする請求
    項6記載の浄化活性作用を有する水の製造方法。
  8. 【請求項8】 水を収容するタンクと、黒曜石か水晶の
    少なくとも1つの岩石を収納した岩石収納器と、前記タ
    ンクから前記岩石収納器に水を導入する導入連絡管と、
    前記岩石収納器から前記タンクに水を戻す戻し連絡管
    と、前記導入連絡管の途中に備えるポンプとを有し、前
    記ポンプによって前記導入連絡管を経由して前記タンク
    から前記岩石収納器へ水を送ると共に、前記岩石収納器
    を通過した水を前記戻し連絡管を通して前記タンクに戻
    して、前記タンクと前記岩石収納器との間で水を循環さ
    せることを特徴とする活性水素を有する水の製造装置。
  9. 【請求項9】 前記タンクの上部に水を内部に導入する
    ための導入手段を備え、前記タンクの内部にフロートを
    備え、そのフロートに前記導入手段からタンクの内部へ
    の水の導入と停止を行うためのバルブを備えたことを特
    徴とする請求項8記載の活性水素を有する水の製造装
    置。
  10. 【請求項10】 前記岩石収納器の中に収納される前記
    岩石の合計重量に対して重量比0.001%以上のアル
    ミニウム,ステンレス,金または銀のうちの少なくとも
    1つの金属を収納することを特徴とする請求項8乃至9
    記載の活性水素を有する水の製造装置。
  11. 【請求項11】 前記黒曜石を100°C以上で加熱し
    たものとすることを特徴とする請求項8乃至10記載の
    浄化活性作用を有する水の製造装置。
  12. 【請求項12】 トルマリンとアルミニウム,ステンレ
    ス及び銀のうちの少なくとも1つから成る金属とを混在
    させたものと、黒曜石,真珠岩及び松脂岩のうちの少な
    くとも1つから成る岩石とを、一方を先に他方を後に通
    過させた水をタンクに導入して用いることを特徴とする
    請求項8乃至11記載の活性水素を有する水の製造装
    置。
  13. 【請求項13】 前記トルマリンと前記金属との重量比
    を10:1〜1:10としたことを特徴とする請求項1
    2記載の浄化活性作用を有する水の製造装置。
  14. 【請求項14】 トルマリンとアルミニウム,ステンレ
    ス及び銀のうちの少なくとも1つから成る金属とを混合
    させたものや、黒曜石,真珠岩及び松脂岩のうちの少な
    くとも1つから成る岩石を通過させる前に、イオン交換
    樹脂に水を通過させることを特徴とする請求項12乃至
    13記載の活性水素を有する水の製造装置。
  15. 【請求項15】 前記イオン交換樹脂がイオン交換によ
    ってナトリウムイオンを発生させることを特徴とする請
    求項14記載の浄化活性作用を有する水の製造装置。
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