JP4113964B2 - 活性水素を有する水の製造方法及び製造装置 - Google Patents

活性水素を有する水の製造方法及び製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、活性酸素を消すための活性水素を有する水の製造方法及び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
体に良い飲料水として、水を電気分解して得るアルカリイオン水が従来から知られている。このアルカリイオン水は、酸性ぎみの人の体を中和させることによって、健康促進の一助となっている。体に良い飲料水としてはその他に、ミネラルウォーターが知られている。
しかし、アルカリイオン水やミネラルウォーターは、それを飲むことによって、病気の回復や体力の回復等に役立つ可能性があるというものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
最近の研究において、人の病気は人体に活性酸素が大量に蓄積することによって起こることが分かってきた。このため、活性酸素を減らすことが人体の病気を減らすことになるとされている。人体の病気の原因となる活性酸素は活性水素によって消滅するため、活性水素を含む飲料水を飲めば、病気を回復させたり体力の回復させたりする可能性が高いのではないかとする説が、いろいろな研究機関で説が発表されている。
その説の根拠は、ドイツのある地方の湧水(「ノルデの水」と言われている湧水)を飲むと、重病の人が回復した多数の例があり、その湧水と通常の水とを比べて、異なるものが活性水素であるという点に立脚している。
従来から、活性水素を大量に含む水を作る方法も装置も開発されてはいなかった。
【0004】
本発明はこの点に鑑みてなされたもので、水道水等のような日常の飲料に使用する水を使用して、活性水素を含む飲料水を大量にしかも簡単に製造する方法と装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係る活性水素を有する水の製造方法は、水を収容するタンクと黒曜石を収納した岩石収納器との間で水を循環させるようにしたものである。
【0006】
上記目的を達成するために本発明に係る活性水素を有する水の製造装置は、水を収容するタンクと、黒曜石を収納した岩石収納器と、前記タンクから前記岩石収納器に水を導入する導入連絡管と、前記岩石収納器から前記タンクに水を戻す戻し連絡管と、前記導入連絡管の途中に備えるポンプとを有し、前記ポンプによって前記導入連絡管を経由して前記タンクから前記岩石収納器へ水を送ると共に、前記岩石収納器を通過した水を前記戻し連絡管を通して前記タンクに戻して、前記タンクと前記岩石収納器との間で水を循環させるようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を説明する。図1は本発明に係る活性水素を有する水の製造装置の一実施形態を示す構成図である。本発明では主に、タンク10と、第1岩石収納器12と、第2岩石収納器14とを有する。タンク10と第1岩石収納器12の間は導入管16で連結され、第1岩石収納器12と第2岩石収納器14との間は中間管18で連結され、第2岩石収納器14とタンク10との間は戻し管20で連結され、水はタンク10、第1岩石収納器12、第2岩石収納器14、タンク10‥‥の順に循環するように設定されている。導入管16はタンク10の下位と第1岩石収納器12の上部を連結し、中間管18は第1岩石収納器12の下位と第2岩石収納器14の上部とを連結し、戻し管20は第2岩石収納器14の下位とタンク10上部とを連結する。
【0008】
タンク10の上部には、タンク10の内部へ水を導入するための第一導入手段22と第二導入手段24が備えられている。第一導入手段22としては、水道等と連結するパイプやホースが考えられる。第二導入手段24としては、例えば容器26の開口部と嵌合合致する嵌合部材が考えられる。第一導入手段22の途中にはフィルター28とバルブ30が備えられ、第一導入手段22を介してタンク10の内部へ水を導入しない場合にはバルブ30を閉鎖しておく。第二導入手段24を使用しない場合には、蓋32で第二導入手段24を閉鎖する。図1においては、第一導入手段22と第二導入手段24を示したが、水の導入形態によっては一方を省略しても良い。
【0009】
タンク10内にはフロート34が備えられ、そのフロート34には、前記第一導入手段22を開閉するための第一開閉弁36と、前記第二導入手段24を開閉するための第二開閉弁38とが取り付けられている。第一導入手段22や第二導入手段24を開閉する手段としては、フロート34と第一開閉弁36と第二開閉弁38に限るものではない。
タンク10内に水を所定の満タン位置まで満たして使用する。例えば、第一導入手段22と第二導入手段24からタンク10内へ水を導入できる状態において、水位即ちフロート34が所定の高さ以下の場合には、第一導入手段22と第二導入手段24からタンク10内へ水が導入される。水位即ちフロート34が所定の高さになると、第一開閉弁36によって第一導入手段22が閉じられ、第二開閉弁38によって第二導入手段24が閉じられ、タンク10内への水の導入が停止される。
【0010】
タンク10の下位と第1岩石収納器12の上部とを連結する導入管16の途中にはバルブ40とポンプ42とが備えられ、バルブ40を開けてポンプ42を駆動することによって、タンク10内の水が第1岩石収納器12の内部に導入される。ポンプ42は、タイマー等の制御手段44によって作動と停止の時間やタイミングを制御する。
タンク10の下位には、タンク10の内部の水を取り出すためのバルブ等の取出手段46が取り付けられている。
【0011】
図2に示すように、第1岩石収納器12並びに第2岩石収納器14の内部には、黒曜石か水晶の少なくとも1つの岩石48を収納する。岩石48のうち、黒曜石は原石の状態で−20〜−200mmvの電気を帯びている。黒曜石48は水中ではマイナスの電子を帯びる。本発明で使用する黒曜石は、100°C以上で加熱したものを使用するのが望ましい。例えば、黒曜石を沸騰した水に入れて加熱かつ加圧したものを使用する。
第1岩石収納器12並びに第2岩石収納器14の内部に収容される黒曜石や水晶等の岩石48の大きさは、水の通過流量を落とさない程度に、例えば5mm〜50mm粒程度にするのが望ましい。
第1岩石収納器12並びに第2岩石収納器14の内部には、黒曜石か水晶の少なくとも1つの岩石48だけでも良いが、岩石48の他にアルミニウム,ステンレス,金または銀のうちの少なくとも1つの金属50を重量比0.001%以上の割合で加えても良い。
【0012】
図2に示すように、第1岩石収納器12並びに第2岩石収納器14の入口には、ノズルや絞り等の噴射手段52を備え、水を勢いよく第1岩石収納器12や第2岩石収納器14の内部に噴射するのが望ましい。
図1に示すように、岩石収納器を第1岩石収納器12と第2岩石収納器14の2個の容器に分けたが、1個にまとめても良く、あるいは3個以上の容器を直列に連結するようにしても良い。
【0013】
次に、活性水素を有する水の製造装置について説明する。
先ずタンク10内に水を満たした状態で、ポンプ42を駆動させ、タンク10内の水を導入管16から第1岩石収納器12内に導入する。第1岩石収納器12内に至った水はその内部の黒曜石か水晶の少なくとも1つの岩石48(または岩石48とアルミニウム等の金属50との混合物)を通過し、その後、中間管18を経由して第2岩石収納器14内に至る。その第2岩石収納器14内に至った水はその内部の岩石48(または岩石48と金属50との混合物)を通過し、その後、戻し管20を経由してタンク10内に戻る。
ポンプ42の始動時に第1岩石収納器12内や第2岩石収納器14内に水が入っていない場合や、タンク10から取出手段46によって水を外部に排出した場合には、タンク10内のフロート34が下降して第一開閉弁36が第一導入手段22を開き、第二開閉弁38が第二導入手段24を開き、それら第一導入手段22や第二導入手段24からタンク10内に水が導入される。
【0014】
タンク10と第1岩石収納器12と第2岩石収納器14とに水が満たされた状態で、ポンプ42を駆動させて、水をタンク10と第1岩石収納器12と第2岩石収納器14との順に循環させる。このように、水を岩石48(または岩石48と金属50との混合物)を1時間乃至3時間循環させる(循環時間が長ければ長いほど良い)。ここで、水として水道水を使用した場合に、1時間乃至3時間の循環によって、活性水素が0.006μg/l以上含む水が得られた。ノルデの水の活性水素は、0.031μg/lであることから、本発明の水に含まれる活性水素は、ノルデの水までは至らないが、それに近いものであることは明らかである。
タンク10内に収容される水は、岩石48(または岩石48と金属50との混合物)を循環させる回通が多ければ多い程良い。しかし、半永久に水を循環しても経済効率が悪いので、例えば10回などのように適当な回数だけ水を循環させてその循環を停止する。適当な回数だけ水を循環させるためのポンプ42の駆動時間は制御手段44で制御する。
【0015】
タンク10と第1岩石収納器12と第2岩石収納器14との順に循環させる水は、飲料に適した水であればどのような水でも構わない。一般には、水道水や鉱泉水や、電気分解によって得られたアルカリイオン水等が考えられる。水道水のようにパイプやホースで連結されるものは、第一導入手段22からタンク10内に導入される。鉱泉水やアルカリイオン水やその他の特殊な水は、容器26に収納され、第二導入手段24からタンク10内に導入される。
【0016】
水を循環させればさせる程、活性水素が増える。ここで、第1岩石収納器12並びに第2岩石収納器14に岩石48のみを入れ、水道水のようなpHが7である水において循環回数を増加させると、pHが6近くに振れるおそれがある。酸性側でpHの数値が低くなるのを避けるために、岩石48に金属50を混合させることが望ましい。金属50を混合させることによって、pHが6.5程度に上がり、飲料用により適する水となる。
アルカリイオン水を用いる場合には、pHの数値が低くなってもpHは7以上を保持できる。
【0017】
本発明のタンク10内に導入する水を、特殊な水とすることによって、活性水素が更に増加させることができる。
ここで、特殊な水の製造例を図3に示す。図3において、水は第1の軟水生成器54と第2の軟水生成器56とイオン生成器58と岩石収納器60の順を経て取り出されるものである。
第1の軟水生成器54と第2の軟水生成器56は、その内部に粒状のイオン交換樹脂62を大量に収納するものである。イオン交換樹脂62を収納する容器を2つに分けたのは、イオン交換反応を促進させるためであるが、2つの軟水生成器54,56を1つにまとめて、1つの軟水生成器にすることも可能である。
【0018】
イオン交換樹脂62は、水に含まれているCa2+やMg2+やFe2+等の金属イオンを除去して、水を軟水にするためのものである。イオン交換樹脂62としては、例えば、スチレン・ジビニルベンゼンの球状の共重合体を均一にスルホン化した強酸性カチオン交換樹脂(RzSO3 Na)を用いる。水(H2 O)がイオン交換樹脂62を通ることによって、水からは水酸化イオン(OH- )とヒドロニウムイオン(H3 O+ )とが発生する。イオン交換樹脂32として強酸性カチオン交換樹脂(RzSO3 Na)を用いることによって、ナトリウムイオン(Na+ )が発生する。イオン交換樹脂32は、Na+ 以外のものが発生するものであっても構わないが、Na+ を発生するものの方が好ましい。
水が水道水であれば、その水道水の中にはCa2+やMg2+やFe2+等の金属イオンの他に塩素が含まれているが、水道水がイオン交換樹脂32を通ることによって、この塩素には何も変化が生じない。
【0019】
次に、イオン生成器58の内部には、粒状のトルマリン64と金属66とを収納する。トルマリンは、プラスの電極とマイナスの電極とを有するもので、このプラスの電極とマイナスの電極によって、水に4〜14ミクロンの波長の電磁波を持たせ、かつ水のクラスターを切断してヒドロニウムイオン(H3 O+ )を発生させるためのものである。
ここで、トルマリン64とは、トルマリン石を細かく砕いたものであっても良いが、トルマリンとセラミックと酸化アルミニウム(銀を含むものもある)との重量比を約10:80:10とするトルマリンペレットと呼ばれるトルマリン混合体であっても良い。このトルマリンペレットに含まれるセラミックは、プラスの電極とマイナスの電極を分離しておく作用をする。
【0020】
前記金属66としては、アルミニウム、ステンレス、銀の少なくとも1種類の金属を用いる。この金属66としては、金属66としては、水中で錆を発生させたり水に溶けたりしない金属が望ましく、更に人体に悪影響を及ぼさないものが望ましい。また、これらの金属64は、殺菌作用や抗菌作用を有する。
前記トルマリン64と金属66との重量比は、10:1〜1:10程度が望ましい。
水をトルマリンに噴射してトルマリンを攪拌することによってトルマリンと水とに摩擦が生じ、電極が水に溶け出して水のクラスターを切断し、ヒドロニウムイオン(H3 O+ )が大量に発生する。
【0021】
トルマリン64にはプラス電極とマイナス電極とがあるため、トルマリンが水で攪拌されると、水(H2 O)は水素イオン(H+ )と水酸化イオン(OH- )とに解離する。
H2 O → H+ + OH- ……(1)
更に、水素イオン(H+ )と水(H2 O)とによって、界面活性作用を有するヒドロニウムイオン(H3 O+ )が発生する。このヒドロニウムイオン(H3 O+ )の発生量は、前記イオン交換樹脂62によって発生する量よりはるかに多い量である。
H2 O + H+ → H3 O+ ……(2)
このヒドロニウムイオン(H3 O+ )の一部は、水(H2 O)と結びついてヒドロキシルイオン(H3 O2-)と水素イオン(H+ )になる。
H3 O+ + H2 O → H3 O2- + 2H+ ……(3)
イオン交換樹脂62を通過した水を、イオン生成器58を通過させることによって、水の内部にヒドロニウムイオン(H3 O+ )とヒドロキシルイオン(H3 O2-)とH+ とOH- とが発生する。
【0022】
イオン生成器58を通過した水を、次に、マイナス電子を帯びている岩石68を収納する岩石収納器60の内部を通過させる。マイナス電子を帯びている岩石68としては、現在知られているものとして黒曜石や真珠岩や松脂岩がある。黒曜石や真珠岩や松脂岩以外でも、マイナス電子を帯びている岩石であれば採用することができる。
これら黒曜石や真珠岩や松脂岩は、原石の状態で−20〜−200mmvの電気を帯びている。
【0023】
この岩石収納器60の内部に、イオン生成器58を通過を通過した水を通過させるると、水にe- (マイナス電子)が加えられる。この結果、水道水に含まれている塩素(Cl)はマイナス電子によって、塩素イオンとなる。
Cl + e- → Cl- ……(4)
このCl- と前記Na+ とはイオンとして安定した状態になる。安定した状態とは、蒸発することなくイオン状態が長期間保たれることを意味する。また、前記ヒドロキシルイオン(H3 O2-)もイオンとして安定した状態になる。
水が岩石68を通過することによって、イオン生成器58を通過した水と比べて、ヒドロニウムイオン(H3 O+ )が更に発生し、かつヒドロキシルイオン(H3 O2-)も更に発生する。
H2 O + H+ → H3 O+ ……(2)
H3 O+ + H2 O → H3 O2- + 2H+ ……(3)
水が岩石68を通過することによって、その他に、以下の反応も発生する。
OH- + H+ → H2 O ……(5)
2H+ + 2e- → 2H2 ……(6)
更に、水が岩石収納器60を通過すると、岩石68のマイナス電子によって、水の酸化還元電位が+342mmvから−20〜−200mmvになる。
【0024】
以上のように、水を先ずイオン交換樹脂62に通過させ、次にトルマリン64と金属66とに通過させ、最後に岩石68を通過させた水(以下、この水を“創生水”とする)には、Na+ と、Cl- と、H+ と、OH- と、ヒドロニウムイオン(H3 O+ )と、ヒドロキシルイオン(H3 O2-)とが存在する。また、この創生水は、そのエネルギは0.004watt/cm2 である4〜14ミクロンの波長の電磁波を有し、−20〜−200mmvの酸化還元電位を有する。
【0025】
創性水は、図4に示すように、水を第1の軟水生成器54と第2の軟水生成器56と岩石収納器60とイオン生成器58の順に通過させて得ることもできる。また、図3並びに図4において、第1の軟水生成器54と第2の軟水生成器56とを用いずに、トルマリン64と金属48とを内蔵するイオン生成器58と岩石68を内蔵する岩石収納器60とを、その順にあるいは入れ替えて直列に連結したものから得ることができる。
【0026】
創性水を用いて本発明の装置で循環させた場合には、活性水素が0.12μg/l以上になった。即ち、本発明の装置で製造した水は、ノルデの水よりも活性水素を多く含むものである。創性水のpHは7.5であるが、その創性水を黒曜石48のみに通して何度も循環させた後は、pHが6.8となっていた。このpHは飲料水として適度なものである。
通常の水道水を使用した場合と、創性水を使用した場合とでは、岩石48の交換(または洗浄時期)に至るまでの使用期間は、創性水を使用した場合の方が3倍程度長いものであった。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係わる活性水素を有する水の製造方法及び製造装置によれば、黒曜石か水晶の少なくとも1つから構成される岩石に何度も水を循環させることによって、その水に大量の活性水素を含ませることができる。
タンクと岩石を収納した岩石収納器との間で水を循環させることによって、少量の岩石を使用して活性水素を有する水を作ることができ、経済的である。
トルマリンとアルミニウム,ステンレス及び銀のうちの少なくとも1つから成る金属とを混在させたものと、黒曜石,真珠岩及び松脂岩のうちの少なくとも1つから成る岩石とを、順不同に通過させた水を使用することによって、更に活性水素を多く含む水を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る活性水素を有する水の製造装置の一実施形態を示す構成図である。
【図2】図1に示す製造装置に用いる岩石収納器の断面図である。
【図3】図1に示す水の製造装置に用いる水を製造するための装置の構成図である。
【図4】図3に示す水の製造装置の他の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
10 タンク
12 第1岩石収納器
14 第2岩石収納器
16 連絡管
20 戻し管
22 第一導入手段
26 第二導入手段
34 フロート
36 第一開閉弁
38 第二開閉弁
42 ポンプ
44 制御手段
46 取出手段
48 黒曜石か水晶の少なくとも1つから構成される岩石
50 金属
62 イオン交換樹脂
64 トルマリン
66 金属
68 岩石

Claims (17)

  1. 水を収容するタンクと、黒曜石を収納した岩石収納器との間で水を循環させることを特徴とする活性水素を有する水の製造方法。
  2. 前記岩石収納器の中に収納される前記黒曜石の重量に対して重量比0.001%以上のアルミニウム,ステンレス,金または銀のうちの少なくとも1つの金属を収納することを特徴とする請求項1に記載の活性水素を有する水の製造方法。
  3. 前記黒曜石を100°C以上で加熱したものとすることを特徴とする請求項1又は2に記載の活性水素を有する水の製造方法。
  4. トルマリンと、黒曜石,真珠岩及び松脂岩のうちの少なくとも1つから成る岩石とを、一方を先に他方を後に通過させた水をタンクに導入して用いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の活性水素を有する水の製造方法。
  5. 前記トルマリンに、アルミニウム,ステンレス及び銀のうちの少なくとも1つから成る金属とを混在させたことを特徴とする請求項4に記載の活性水素を有する水の製造方法。
  6. 前記トルマリンと前記金属との重量比を10:1〜1:10としたことを特徴とする請求項5に記載の活性水素を有する水の製造方法。
  7. トルマリンと、黒曜石,真珠岩及び松脂岩のうちの少なくとも1つから成る岩石を通過させる前に、イオン交換樹脂に水を通過させることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の活性水素を有する水の製造方法。
  8. 前記イオン交換樹脂がイオン交換によってナトリウムイオンを発生させることを特徴とする請求項7に記載の活性水素を有する水の製造方法。
  9. 水を収容するタンクと、黒曜石を収納した岩石収納器と、前記タンクから前記岩石収納器に水を導入する導入連絡管と、前記岩石収納器から前記タンクに水を戻す戻し連絡管と、前記導入連絡管の途中に備えるポンプとを有し、前記ポンプによって前記導入連絡管を経由して前記タンクから前記岩石収納器へ水を送ると共に、前記岩石収納器を通過した水を前記戻し連絡管を通して前記タンクに戻して、前記タンクと前記岩石収納器との間で水を循環させることを特徴とする活性水素を有する水の製造装置。
  10. 前記タンクの上部に水を内部に導入するための導入手段を備え、前記タンクの内部にフロートを備え、そのフロートに前記導入手段からタンクの内部への水の導入と停止を行うためのバルブを備えたことを特徴とする請求項9に記載の活性水素を有する水の製造装置。
  11. 前記岩石収納器の中に収納される前記黒曜石の重量に対して重量比0.001%以上のアルミニウム,ステンレス,金または銀のうちの少なくとも1つの金属を収納することを特徴とする請求項9又は10に記載の活性水素を有する水の製造装置。
  12. 前記黒曜石を100°C以上で加熱したものとすることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の活性水素を有する水の製造装置。
  13. トルマリンと、黒曜石,真珠岩及び松脂岩のうちの少なくとも1つから成る岩石とを、一方を先に他方を後に通過させた水をタンクに導入して用いることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の活性水素を有する水の製造装置。
  14. 前記トルマリンに、アルミニウム,ステンレス及び銀のうちの少なくとも1つから成る金属とを混在させたことを特徴とする請求項13に記載の活性水素を有する水の製造装置。
  15. 前記トルマリンと前記金属との重量比を10:1〜1:10としたことを特徴とする請求項14に記載の活性水素を有する水の製造装置。
  16. トルマリンと、黒曜石,真珠岩及び松脂岩のうちの少なくとも1つから成る岩石を通過させる前に、イオン交換樹脂に水を通過させることを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に記載の活性水素を有する水の製造装置。
  17. 前記イオン交換樹脂がイオン交換によってナトリウムイオンを発生させることを特徴とする請求項16に記載の活性水素を有する水の製造装置。
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