JP2000175972A - 電動式寝台 - Google Patents

電動式寝台

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JP2000175972A
JP2000175972A JP10354471A JP35447198A JP2000175972A JP 2000175972 A JP2000175972 A JP 2000175972A JP 10354471 A JP10354471 A JP 10354471A JP 35447198 A JP35447198 A JP 35447198A JP 2000175972 A JP2000175972 A JP 2000175972A
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JP
Japan
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floor
unit
display
display unit
knee
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JP10354471A
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English (en)
Inventor
Mikio Nakano
美喜男 中野
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KANSAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KANSAI SEISAKUSHO KK
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自分の意思通りに容易迅速に操作することが
できる電動式寝台を提供する。 【解決手段】 機体フレームに対して複数の床4A,4
B,4C,4Dからなる床部4を昇降操作するための昇
降装置及び複数床の一部又は全部を起伏揺動操作する起
伏揺動装置6,7,11のうちの少なくとも一方を備
え、昇降装置を備えている場合には、昇降装置により昇
降される床部の高さを検出する高さ検出手段を設け、起
伏揺動装置を備えている場合には、起伏揺動装置により
起伏揺動操作される床の揺動角度を検出する角度検出手
段を設け、昇降装置又は起伏揺動装置又はそれら両装置
に作動又は作動停止を選択するための選択部と、この選
択部により選択された内容を表示するための表示部25
と、この表示部に表示された内容を実行するか否かの指
示をするための指示部30とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作内容の確認及
び作動中の動作確認を行いながら操作することができる
電動式寝台に関する。
【0002】
【従来の技術】上記電動式寝台は、例えば床部を低くし
て寝台からの乗り降りを容易に行えるように床部を機体
フレームに対して昇降操作することができるようにした
り、自力で起き上がることができない使用者の上半身を
起こして食事や読書等を容易に行えるように背部床を起
伏揺動操作することができるようにしている。
【0003】上記のように床部を昇降操作したり、背部
床を起伏揺動操作するためには、例えばリモコンを操作
することになるが、リモコンの多数の操作ボタンの中か
ら自分が操作したい特定の操作ボタンを直ちに見つけ出
すことが困難であるだけでなく、各操作ボタンの内容を
完全に把握することができず、誤って操作してしまうこ
とが多く、このように誤って操作した場合に、使用者に
恐怖感を与えることがある。そのため、介護者が実際に
は操作しなければならず、介護者の負担が大きくなって
いた。特に重病の方等は、前記誤って操作した場合に、
どのように操作されてしまったのかを自分で確認するこ
とができず、元の姿勢に床部を戻すことができないこと
があり、改善の余地があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、自分の意思通りに容
易迅速に操作することができる電動式寝台を提供する点
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、機体フレームに対して複数の床からなる床
部を昇降操作するための昇降装置及び該複数床の一部又
は全部を起伏揺動操作する起伏揺動装置のうちの少なく
とも一方を備え、前記昇降装置を備えている場合には、
該昇降装置により昇降される床部の高さを検出する高さ
検出手段を設け、前記起伏揺動装置を備えている場合に
は、該起伏揺動装置により起伏揺動操作される床の揺動
角度を検出する角度検出手段を設け、前記昇降装置又は
起伏揺動装置又はそれら両装置に作動又は作動停止を選
択するための選択部と、この選択部により選択された内
容を表示するための表示部と、この表示部に表示された
内容を実行するか否かの指示をするための指示部とを設
け、この指示部により指示された内容を実行することに
より操作される床部又は床又はそれら両方の動作位置を
前記高さ検出手段又は角度検出手段又はそれら両検出手
段の検出情報に基づいて前記表示部に表示することを特
徴としている。例えば、選択部により作動内容の選択を
行うと、この内容が表示部に直ちに表示され、選択した
内容を確認することができる。そして、前記選択した内
容を実行したい場合には、指示部から実行の指示を出力
することにより床部又は床又はそれら両方が作動され、
その動作位置が表示部に表示されるのである。前記選択
部と指示部を同一のもので兼用構成してもよいし、別に
設けられたものでもよい。
【0006】前記複数の床は、具体的には、頭部側から
脚部側に沿って設けられた背部床、腰部床、膝部床、脚
部床の4部材からなり、前記膝部床の後端部と脚部床の
前端部とが枢支連結されていて、前記背部床及び膝部床
を独立して揺動操作するための2つのアクチュエータか
ら前記起伏揺動装置を構成し、前記膝部床を揺動操作す
ることにより膝部床と脚部床とがほぼへの字形状に操作
されるものでなっている。
【0007】前記表示部が、文字や図形等を動画表示す
るディスプレイからなり、このディスプレイ、前記選択
部及び指示部を前記背部床に取り付けることによって、
ディスプレイ、選択部、指示部が背部床の揺動に伴って
一体的に移動し、ディスプレイ、選択部、指示部と使用
者との位置関係が常に同じになるのである。
【0008】前記表示部を、水平軸芯周りで角度変更自
在に取り付け、前記選択部及び指示部を、前記表示部の
表示面と直交する方向にスライド移動自在で、かつ、該
表示部に一体的に角度変更自在に取り付けることによっ
て、使用者は表示部を見やすい角度に変更することがで
きるとともに、選択部及び指示部を使用者の操作のし易
い位置までスライドさせることができる。
【0009】前記選択部又は指示部が、歯や歯茎で噛ん
で一定の圧力を与えることにより電気抵抗が変化するこ
とを利用する加圧導電性ゴムや口から息を吐き出すこと
により流体圧変化を電気抵抗や電圧変化に変換するセン
サで構成した場合には、例えば手の不自由な方でも口を
利用して操作することができる。又、前記選択部又は指
示部を、使用者の身体の一部が触れたときの変位を電気
接点、電磁誘導、光等により検知するタッチセンサで構
成してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図3に、電動式寝台が示さ
れており、この寝台は、左右一対の支持フレーム1,1
と、これら支持フレーム1,1の前端同士を連結するヘ
ッドボード2と、これら支持フレーム1,1の後端同士
を連結するフットボード3と、前記支持フレーム1,1
の上面側に支持された床部4と、この床部4を昇降操作
するための昇降装置5とを備えている。
【0011】前記床部4は、前後方向前側(ヘッドボー
ド2側)から背部床4A、腰部床4B、膝部床4C、脚
部床4Dからなり、腰部床4Bのみ固定式になってい
る。そして、前記背部床4Aは、後端部の水平軸芯X周
りで揺動自在に前記支持フレーム1,1に取り付けてお
り、図3に示す起伏揺動装置としての背部床用電動モー
タ6により起伏揺動操作できるようになっている。又、
前記膝部床4Cの後端部と脚部床4Dの前端部とを枢支
連結し、膝部床4Cを前端部の水平軸芯Y周りで揺動自
在に前記支持フレーム1,1に取り付けるとともに、図
3に示す起伏揺動装置としての膝部床用電動モータ7に
より膝部床4Cを起伏揺動操作することにより、図2に
示すように膝部床4Cと脚部床4Dとが側面視において
ほぼへの字形状に操作することができるようにしてい
る。尚、前記背部床用電動モータ6により背部床4Aを
起伏揺動操作するとともに、膝部床用電動モータ7によ
り膝部床4Cを起伏揺動操作して、膝部床4Cと脚部床
4Dとがほぼへの字形状にすることで、図2に示すよう
に、ほぼ椅子に座ったリラックスした姿勢にすることが
できるようにする他、背部床用電動モータ6のみを作動
させて、背部床4Aのみを起伏揺動操作したり、膝部床
用電動モータ7のみを作動させて、膝部床4Cのみを起
伏揺動操作してもよい。前記2つの電動モータ6,7を
用いて背部床4A及び膝部床4Cを独立して揺動操作で
きるように構成したが、1つの電動モータで2つの背部
床4A及び膝部床4Cを同時に操作できるようにしても
よいし、1つの電動モータと背部床4A及び膝部床4C
との間に動力伝達用のクラッチをそれぞれ設けて、クラ
ッチを入り切りすることにより1つの電動モータで背部
床4A及び膝部床4Cを独立して揺動操作できるように
構成してもよい。又、前記背部床4A及び膝部床4Cを
揺動操作できるように構成する他、いずれか一方のみを
揺動操作できるように構成してもよいし、又、これら背
部床4A及び膝部床4Cに加えて腰部床4Bも揺動操作
できるように構成してもよい。又、前記床部4を、背部
床4A、腰部床4B、膝部床4C、脚部床4Dの4つの
部材から構成する他、1つの部材又は2つの部材又は3
つの部材又は5つ以上の部材から構成してもよい。図1
及び図2に示すMは、床部4上に載置したマットレスで
ある。
【0012】図1〜図3に示すように、前記昇降装置5
は、4つの角部にそれぞれ設けられたボス部27…のう
ちの前後に位置するボス部27,27同士を連結する左
右一対の機体フレーム9,9と、これら機体フレーム
9,9上に前記支持フレーム1,1を昇降自在に支持す
るための前後一対のリンク機構10,10と、これらリ
ンク機構10,10を揺動操作する昇降用電動モータ1
1とから構成している。従って、昇降用電動モータ11
を作動させることによりリンク機構10,10を介して
支持フレーム1,1を昇降操作することができるように
している。
【0013】図4に示すように、前記背部床4Aの下面
に、門型のブラケット12を上面側に当て付ける板部材
13に貫通する固定用のネジ14により固定し、このブ
ラケット12の上下姿勢の下側板部12A,12A及び
背部床4Aの一端にネジ15により固定された逆L字型
の支持板16に水平方向に伸びる支持パイプ17を貫通
固定し、この支持パイプ17の寝台外方側端部に円筒部
材18を固定している。前記円筒部材18に上下移動可
能に内嵌する縦パイプ19を該円筒部材18に先端にネ
ジ部を備えたネジ止め用操作レバー20により固定及び
固定解除自在に設けて、縦パイプ19を円筒部材18に
対して上下移動させることによって、後述の選択部2
4、指示部30、ディスプレイ25と背部床4Aの上面
との距離を変更することができるようにしている。前記
縦パイプ19の上端に、板状のアーム21の一端下面に
固定の円筒体22を外嵌し、この円筒体22の横側から
挿入される前記操作レバー20と同一構成の先端にネジ
部を備えたネジ止め用操作レバー23により縦パイプ1
9に円筒体22を固定及び固定解除自在に設け、前記ア
ーム21の他端上面に前記背部床用電動モータ6、膝部
床用電動モータ7、昇降用電動モータ11に作動又は作
動停止を選択指示するための選択部24と、この選択部
24により選択された内容を実行するか否かを指示する
ための指示部30と、前記選択部24により選択された
内容や指示部30により指示された内容を表示するため
の表示部としての画面上に文字や図形を動画表示するデ
ィスプレイ25を取り付けて、ネジ止め用操作レバー2
3を解除操作することによりアーム21を縦パイプ19
の軸芯Z周りで揺動させて、背部床4Aの上面に対する
選択部24、指示部30、ディスプレイ25の角度及び
位置を変更調節することができるようにしている。この
ように背部床4Aの揺動に伴い、選択部24、指示部3
0、ディスプレイ25が背部床4Aと一体的に移動し
て、背部床4Aに対する選択部24、指示部30、ディ
スプレイ25の位置関係が背部床4Aの揺動に係わらず
常に同一になるように構成している。前記表示部25と
してのディスプレイとしては、図に示すように液晶に電
圧を加えることにより光が複屈折する性質を利用して表
示する液晶パネルの他、陰極線管を用いたCRTや放電
ガスが封入されたプラズマパネル等を用いてもよい。
又、音声により表示するものを表示部としてもよい。
【0014】前記ディスプレイ25の取付構造について
詳述すれば、図4〜図7に示すように、ディスプレイ2
5の下面に付設の突出部25Aの横方向一端を逆門型の
ブラケット26の左右縦板部26A,26Aのうちの同
一側の縦板部26Aにビス27により枢支し、前記突出
部25Aの横方向他端を前記ブラケット26の左右縦板
部26A,26Aのうちの同一側の縦板部26Aに前記
ネジ止め用操作レバー20と同一構成の先端にネジ部を
備えたネジ止め用操作レバー37により固定及び固定解
除自在に設けて、ネジ止め用操作レバー37を解除操作
することにより、ディスプレイ25を下端の水平軸芯W
周りで揺動させることができ、ディスプレイ25の角度
を変更調節することができるようにしている。図4及び
図7に示す38は、前記ディスプレイ25をアーム21
に固定するために、ブラケット26の下部をアーム21
に固定するための前記ネジ止め用操作レバー20と同一
構成の先端にネジ部を備えたネジ止め用操作レバー38
であり、ネジ止め用操作レバー38を解除操作すること
によって、アーム21に対してディスプレイ25を上下
軸芯周りで回転させて、ディスプレイ25の角度変更を
行うこともできるのである。
【0015】前記選択部24は、歯や歯茎で噛むことに
より一定の圧力を与えることにより電気抵抗が変化する
ことを利用する2個の加圧導電性ゴム28,29からな
り、これら2個の加圧導電性ゴム28,29を用いて選
択された内容を実行するか否かを指示するための指示部
を前記選択部24と同様に1個の加圧導電性ゴム30か
らなり、これら3個の加圧導電性ゴム28,29,30
を支持体31に支持させ、この支持体31を前記ディス
プレイ25の下面に付設の突出部25Aに図5及び図6
に示す矢印A方向でスライド自在に貫通支持させている
棒状体32の先端部32Aに連結している。前記指示部
24を2個の加圧導電性ゴム28,29から構成する
他、1個の加圧導電性ゴムで構成してもよい。又、選択
部24と指示部30とを兼用構成することにより部品点
数の削減化を図るようにしてもよい。又、前記選択部2
4及び指示部30を加圧導電性ゴムから構成する他、使
用者の身体の一部が触れたときの変位を電気接点、電磁
誘導、光等により検知するタッチセンサから構成した
り、口から息を吐き出すことにより流体圧変化を電気抵
抗や電圧変化に変換するセンサから構成してもよく、こ
れら選択部24及び指示部30の具体構成は接触式又は
非接触式に限らず自由に変更できる。尚、図5及び図7
に示す39は、前記加圧導電性ゴム28,29,30と
後述の制御装置36とを接続するための信号線や電源用
の電線等を収納しているフレキシブルパイプであり、図
5に示す40は、前記ディスプレイ25と後述の制御装
置36とを接続するための信号線や電源用の電線等を収
納しているフレキシブルパイプである。
【0016】前記選択部24について詳述すれば、加圧
導電性ゴム28,29,30のうちの向かって左側の加
圧導電性ゴム28を噛むことによりディスプレイ25の
画面が初期画面から機能選択画面に変化する。この機能
選択画面は、図8(イ)に示すように、前記ディスプレ
イ25の画面25Bに上段に寝台の可動部3箇所、つま
りあし、あたま、たかさの選択名が表示され、下段にナ
ースコール、照明、インターホンの選択名が表示され
る。前記ディスプレイ25の画面25Bが初期画面から
機能選択画面に変化した後、前記左側の加圧導電性ゴム
28を噛む度に、あし、あたま、たかさ、ナースコー
ル、照明、インターホンの順に各文字の色が例えば白色
から赤色に変化していく(図では色の表示ができないた
め、あたまのバックに…を付している)。そして、自分
の操作したい選択名が赤色になると、左側の加圧導電性
ゴム28を噛むことを止め、次に、中央の加圧導電性ゴ
ム29を噛むことによりディスプレイ25の画面25B
が動作選択画面に変化する。この動作選択画面は、あ
し、あたま、たかさの場合には、図8(ロ)に示すよう
に、さがる又はあがるの文字が表示され、ナースコー
ル、照明、インターホンの場合には、ON(入)又はO
FF(切)等の文字が表示される(図示せず)。前記デ
ィスプレイ25の画面25Bが前記機能選択画面から動
作選択画面に変化した後、前記中央の加圧導電性ゴム2
9を噛む度に、さがるのバックに描かれている矢印又は
あがるのバックに描かれている矢印が前述のように白色
から赤色に変化していく(図では色の表示ができないた
め、矢印のバックに…を付している)。このとき、自分
の操作したい動作名が赤色になると、中央の加圧導電性
ゴム29を噛むことを止めることにより、自分が操作し
たい機能の指示が完了する。次に、右側の加圧導電性ゴ
ム30を噛むことにより指示された動作を実行すると同
時に、ディスプレイ25の画面25Bに図8(ハ)に示
すように、動作状態が表示され、どのような状態である
かを確認することができる(図では背部床4A及び膝部
床4Cの揺動角度及び床部4の高さ位置が容易にわかる
ようにバックに…を付している部分が位置変化していく
ことになる)。前記加圧導電性ゴム30を噛んでいる間
は、前記動作を継続し、噛むのを止めることにより該動
作を中断するのである。又、自分の好みの状態になった
後、別の動作を行いたい場合には、前記のように左側の
加圧導電性ゴム28から操作することになる。
【0017】前記選択部24及び指示部30により指示
された内容を実行するための制御構成について説明すれ
ば、図9に示すように、前記寝台には、高さ検出手段3
3、背部床角度検出手段34、膝部床角度検出手段35
をそれぞれ備えさせてあり、それら検出手段33,3
4,35からの検出情報が制御装置36に入力されるこ
とにより、前記ディスプレイ25の画面上に時間経過と
ともに変化した位置を表示することができるようにして
いる。そして、前記選択部24からの情報が前記制御装
置36に入力されると、ディスプレイ25の画面25B
上に内容を表示するとともに、指示部30からの情報に
より指示された電動モータ6又は7又は11を正転又は
逆転作動させることができるようにしている。前記検出
手段33,34,35は、具体的にはリミットスイッチ
等の接触式のセンサ又は光電スイッチ等の非接触式のセ
ンサ等により構成することになる。
【0018】
【発明の効果】請求項1によれば、作動内容が表示部に
表示されることによって、その内容を確認しながら、電
動式寝台を操作することができるから、従来のような操
作間違いがないだけでなく、動作位置をも確認すること
ができ、自分の意思通りに容易迅速に操作することがで
きるようになり、介護者への負担の少ない電動式寝台を
提供することができる。又、選択部と指示部とを兼用構
成すれば、部品点数の削減化によるコストの低減化を図
るとができる利点もある。
【0019】請求項3によれば、表示部が、文字や図形
等を動画表示するディスプレイからなり、このディスプ
レイ、選択部、指示部を前記背部床に取り付けることに
よって、ディスプレイ、選択部、指示部が背部床の揺動
に伴って一体的に移動し、ディスプレイ、選択部、指示
部と使用者との位置関係が常に同じになり、動作中にお
いても操作を容易に行うことができる利点がある。
【0020】請求項4によれば、表示部を、水平軸芯周
りで角度変更自在に取り付け、選択部及び指示部を、表
示部の表示面と直交する方向にスライド移動自在で、か
つ、表示部に一体的に角度変更自在に取り付けることに
よって、使用者は表示部を見やすい角度に変更すること
ができるとともに、選択部及び指示部を使用者の操作の
し易い位置までスライドさせることができ、使用者の扱
い易い状態に表示部、選択部、指示部を配置させること
ができる。
【0021】請求項5又は請求項6のように、選択部又
は指示部を、歯や歯茎で噛んで一定の圧力を与えること
により電気抵抗が変化することを利用する加圧導電性ゴ
ムや口から息を吐き出すことにより流体圧変化を電気抵
抗や電圧変化に変換するセンサで構成した場合には、例
えば手の不自由な方でも口を利用して操作することがで
きる。又、請求項7のように、選択部又は指示部を、使
用者の身体の一部が触れたときの変位を電気接点、電磁
誘導、光等により検知するタッチセンサで構成すること
によって、使用者に合わせて指示部を構成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動式寝台の全体を示す側面図である。
【図2】背部床及び膝部床を揺動操作した状態を示す電
動式寝台の側面図である。
【図3】電動式寝台の平面図である。
【図4】表示部と選択部と指示部を背部床へ取り付けた
取付構造を示す一部切欠き正面図である。
【図5】表示部と選択部と指示部の側面図である。
【図6】表示部と選択部と指示部の平面図である。
【図7】表示部と選択部と指示部の背面図である。
【図8】(イ),(ロ),(ハ)は表示部の画面の変化
を示す説明図である。
【図9】制御ブロック図である。
【符号の説明】
1 支持フレーム 2 ヘッドボー
ド 3 フットボード 4 床部 4A 背部床 4B 腰部床 4C 膝部床 4D 脚部床 5 昇降装置 6 背部床用電動モータ(起伏揺動装置) 7 膝部床用電動モータ(起伏揺動装置) 8 ボス部 9 機体フレーム 10 リンク機構 11 昇降用電動モータ(起伏揺動装置) 12 ブラケット 12A 下側板部 13 板部材 14,15 ネジ 16 支持板 17 支持パイプ 18 円筒部材 19 縦パイプ 20,23,37,38 ネ
ジ止め用操作レバー 21 アーム 22 円筒体 24 選択部 25 ディスプレ
イ 25A 突出部 25B 画面 26 ブラケット 27 ビス 28,29 加圧導電ゴム 30 加圧導電ゴ
ム( 指示部) 31 支持体 32 棒状体 32A 先端部 33 高さ検出手
段 34 背部床角度検出手段 35 膝部床角度
検出手段 36 制御装置 39,40 フレキシ
ブルパイプ A 矢印 M マットレス W,X,Y 水平軸芯 Z 軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 36/00 H01H 36/00 E

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体フレームに対して複数の床からなる
    床部を昇降操作するための昇降装置及び該複数床の一部
    又は全部を起伏揺動操作する起伏揺動装置のうちの少な
    くとも一方を備え、前記昇降装置を備えている場合に
    は、該昇降装置により昇降される床部の高さを検出する
    高さ検出手段を設け、前記起伏揺動装置を備えている場
    合には、該起伏揺動装置により起伏揺動操作される床の
    揺動角度を検出する角度検出手段を設け、前記昇降装置
    又は起伏揺動装置又はそれら両装置に作動又は作動停止
    を選択するための選択部と、この選択部により選択され
    た内容を表示するための表示部と、この表示部に表示さ
    れた内容を実行するか否かの指示をするための指示部と
    を設け、この指示部により指示された内容を実行するこ
    とにより操作される床部又は床又はそれら両方の動作位
    置を前記高さ検出手段又は角度検出手段又はそれら両検
    出手段の検出情報に基づいて前記表示部に表示すること
    を特徴とする電動式寝台。
  2. 【請求項2】 前記複数の床が、頭部側から脚部側に沿
    って設けられた背部床、腰部床、膝部床、脚部床の4部
    材からなり、前記膝部床の後端部と脚部床の前端部とが
    枢支連結されていて、前記背部床及び膝部床を独立して
    揺動操作するための2つのアクチュエータから前記起伏
    揺動装置を構成し、前記膝部床を揺動操作することによ
    り膝部床と脚部床とがほぼへの字形状に操作されるもの
    である請求項1記載の電動式寝台。
  3. 【請求項3】 前記表示部が、文字や図形等を動画表示
    するディスプレイからなり、このディスプレイ、前記選
    択部及び指示部を前記背部床に取り付けてなる請求項1
    又は2記載の電動式寝台。
  4. 【請求項4】 前記表示部を、水平軸芯周りで角度変更
    自在に取り付け、前記選択部及び指示部を、前記表示部
    の表示面と直交する方向にスライド移動自在で、かつ、
    該表示部に一体的に角度変更自在に取り付てなる請求項
    1又は3記載の電動式寝台。
  5. 【請求項5】 前記選択部又は指示部が、歯や歯茎で噛
    んで一定の圧力を与えることにより電気抵抗が変化する
    ことを利用する加圧導電性ゴムである請求項1記載の電
    動式寝台。
  6. 【請求項6】 前記選択部又は指示部が、使用者の身体
    の一部が触れたときの変位を電気接点、電磁誘導、光等
    により検知するタッチセンサからなる請求項1記載の電
    動式寝台。
  7. 【請求項7】 前記選択部又は指示部が、口から息を吐
    き出すことにより流体圧変化を電気抵抗や電圧変化に変
    換するセンサからなる請求項1記載の電動式寝台。
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