JP2000175269A - マルチタ―ミナルコ―ルシステム内で、着信呼をル―ティングする方法および装置 - Google Patents

マルチタ―ミナルコ―ルシステム内で、着信呼をル―ティングする方法および装置

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JP2000175269A
JP2000175269A JP11327723A JP32772399A JP2000175269A JP 2000175269 A JP2000175269 A JP 2000175269A JP 11327723 A JP11327723 A JP 11327723A JP 32772399 A JP32772399 A JP 32772399A JP 2000175269 A JP2000175269 A JP 2000175269A
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Eric Moisset
エリツク・モワセ
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Alcatel Lucent SAS
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Alcatel CIT SA
Alcatel SA
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/16WPBX [Wireless Private Branch Exchange]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/66Substation equipment, e.g. for use by subscribers with means for preventing unauthorised or fraudulent calling
    • H04M1/663Preventing unauthorised calls to a telephone set

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチターミナルコールシステム(1)の方
法、端末(7、7’、7”)、と基地局(3)を提供す
る。 【解決手段】 選択された着信呼識別子は、特定のハン
ドセット識別子と関連づけられて基地局メモリ(11)
内に格納され、基地局(10)は、着信呼がこの基地局
メモリ(10)に格納された選択された着信呼識別子か
ら発しているか否かを決定する。このような相互関係が
見つかった場合、基地局(3)は、着信呼を特定のハン
ドセット(7、7’、7”)にルーティングする。本発
明は、複数の端末(7、7’、7”)の各々において、
それぞれの端末(7、7’、7”)の端末メモリ(2
4、24’、24”)内に着信呼識別子を格納し、選択
された着信呼識別子として前記基地局メモリ(11)内
に格納するために、前記格納された識別子と関連した端
末識別子を共に、前記基地局(3)へ通信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局を有するマ
ルチターミナルコールシステム(multi-term
inal call system)内で着信呼をルー
ティングする方法に関し、前記方法は、特定の端末識別
子に関連して選択された着信呼識別子を基地局メモリ内
に格納することと、着信呼が基地局メモリ内に格納され
た選択された着信呼識別子から発しているかどうかを決
定することと、着信呼を特定の端末へルーティングする
こととを含む。また、前記方法は、マルチターミナルコ
ールシステムの基地局に接続可能な端末に関し、前記端
末は、キーパッドと端末メモリ、および選択された着信
呼識別子と関連した端末識別子を基地局メモリ内に格納
し、選択的な着信呼を選択された端末あるいは複数の端
末へルーティングするためのプロセッサを含むマルチタ
ーミナルコールシステムの基地局を含む。
【0002】
【従来の技術】一般的にマルチターミナルコールシステ
ムとは、少なくとも1つの中央アクセス番号と、一般的
には基地局に並列に接続されている複数のハンドセット
あるいは端末を有するシステムのことである。このよう
なマルチターミナルコールシステムは、ケーブルまたは
ワイヤレス接続を通じて基地局に接続された端末を有す
ることができる。このようなマルチターミナルコールシ
ステムの簡単な例としては、1家庭内における、共通の
外部アクセス番号を有する家庭内の複数の電話または複
数のハンドセットを有するコードレス電話システムなど
がある。
【0003】このような従来のシステムの一般的な特徴
は、着信呼が、通常、システム内のすべてのハンドセッ
トあるいは端末にルーティングされ、着信呼に応答し
て、すべての端末とハンドセットが同時に鳴ることであ
る。しかし、異なるハンドセットや端末は、通常、マル
チターミナルコールシステムが設置されている建物の異
なる部分に位置するため、通常は、異なる端末は、異な
るユーザに関連づけられている。したがって、着信呼
は、ほとんどの場合、特定の端末またはハンドセットを
通常使用する人に向けられることが多い。このような共
通呼については、その呼が1つの特定のハンドセットの
1人の特定のユーザだけに向けられている可能性がある
にも関わらず、すべてのハンドセットのすべてのユーザ
が、着信呼を知らされる。その結果、1つのハンドセッ
トだけに向けられた着信呼によって、すべてのハンドセ
ットのすべてのユーザが邪魔されることが多い。
【0004】WO98/03004は、この問題を処理
しようと試みた上述のマルチターミナルコールシステム
を開示している。特にこの公開は、中央コールプロセッ
サとコントローラを有するコードレスマルチターミナル
コールシステムを開示する。前記システムのコードレス
端末は、基地局と通信するか、または、端末が基地局の
範囲外にある場合には、移動電話セルラーシステムと直
接通信するように構成されている。コントローラは、特
定のハンドセットまたは端末に関連して、特定の呼回線
識別子(CLI:call line identif
iers)が格納されているコールプロセッサへの特定
のマッピング指示をダウンロードするように、遠隔のキ
ーボードによってプログラミングすることができる。着
信呼がコールプロセッサによって受信される時、コール
プロセッサは、この呼回線識別子とそこに格納された情
報の間の相互関係について、コールプロセッサの内部メ
モリをチェックする。コールプロセッサが、特定のハン
ドセットにこの特定の呼回線識別子を関連付けているエ
ントリを見付けると、コールプロセッサは、自動的にこ
の呼を、関連付けられたハンドセットにルーティングす
る。このようにして、着信呼に関係も関連もしないであ
ろう他のハンドセットには、該呼がルーティングされ
ず、該呼によって邪魔されないように、所定の呼が、自
動的に特定のハンドセットにルーティングされる。
【0005】WO98 03004のシステムは、従来
技術の問題に部分的に対処しており、所定の環境の元
で、特定のハンドセットだけが関係があるであろう場合
にすべてのハンドセットが鳴ることを避ける。しかし、
WO98 03004に記述されたシステムは、中央で
プログラムされたコールプロセッサを使用して、特定の
ハンドセットまたは端末を、特定の着信呼に関連づけで
きるだけである。さらに、特定のハンドセットのユーザ
が、着信呼と目的のハンドセットとの間の相互関係を変
えたい場合、このような変更は、遠隔のキーボードを介
して中央でプログラミングすることを通じてコールプロ
セッサ内で登録できるだけである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のこうした欠
点を考えると、本発明の目的は、着信呼と目的の端末あ
るいは複数の端末間の相互関係について、簡単でユーザ
フレンドリなプログラミングを可能にする、マルチター
ミナルコールシステム内の着信呼のルーティングのため
の方法と装置を開発することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、複数の端末
の各々内で、それぞれの端末の端末メモリ内に着信呼識
別子を格納し、また、これらの格納された着信識別子と
関連した端末識別子を共に、選択された着信呼識別子と
して基地局メモリ内に格納するために、基地局に通信す
ることによって達成される。
【0008】これによって本発明による方法は、マルチ
ターミナルコールシステムのプログラミングに、中央に
集中しないインテリジェントな方法を提供する。着信呼
識別子と目的の端末あるいはハンドセットとの間で、基
地局における相互関係の遠隔キーボードによる中央集中
プログラミングを要求するのではなく、本発明による方
法は、別々の各ハンドセットユーザが、独自に所望の識
別子の個別のリストをプログラミングし、この所望のリ
ストを中央基地局に通信することを可能にする。特に、
本発明による方法は、基地局メモリ内のエントリの単純
化された変更を促進する。ハンドセットユーザが、内部
の好ましい番号について自分のリストを再マッピングあ
るいは再整列する場合、本発明による方法を使用する
と、各個別のユーザは、自分の自由裁量でそのように
し、基地局内でメモリロケーションを再割り振りし、着
信呼識別子を目的の端末またはハンドセットに関連づけ
られるようになる。着信呼と目的の端末との間で、相互
関係を再割り当てするために、外部プログラミングキー
ボードは要求されず、また特定の各ハンドセットの個別
の各ユーザは、自由裁量で割り振りを決定し、変更する
ことができる。
【0009】本発明による方法の改良は、着信呼識別子
が、格納された頻繁に使用される発信呼番号によって占
有される端末格納ロケーションに、格納されることを提
供する。この改良は、一般的に頻繁に呼び出される番号
を迅速に再呼出しするために、ユーザによって自分のハ
ンドセット内に格納されている頻繁に使用される発信呼
番号が、ハンドセットから中央基地局に供給される着信
呼識別子のリストとして同様に働くという利点を有す
る。このリストは、たとえば個人的なディレクトリとし
てユーザによってプログラムされるか、または、ハンド
セットによって自動的に集められ、ユーザによってダイ
アルされた頻繁に使用される番号を監視する。実際、こ
の頻繁に呼び出される発信呼番号のリストは同様に、そ
の特定のハンドセットに向けられた着信呼のもっとも適
切なリストである可能性が高い。このようにして、ハン
ドセットの1つのプログラミングが、頻繁に使用される
番号への迅速な発信呼のルーティングと、呼の受信にも
っとも関連のありそうなハンドセットへの着信呼のルー
ティングの両方を満足させる。
【0010】方法の改良においては、選択された着信呼
は、選択された端末における所定の識別情報と共に、ル
ーティングされる。この改良を使用すると、選択された
端末のユーザは、呼を受信するか会話を開始する前に、
着信呼の優先順位をすぐに判断できるような方法で、実
際に発呼者と会話をする前に、ルーティングされた着信
呼を認識することが可能になる。
【0011】この特定の改良の変形例では、選択された
端末における所定の識別情報は、音響信号である。この
特定の改良は、たとえば、ルーティングされた着信呼を
識別するために、通常の呼出し信号と異なる呼出し信号
が使用できるという利点を有する。このようにして、目
的の端末のユーザは、自分自身が頻繁に呼び出す相手か
ら来た可能性の高い、内部的にルーティングされた呼を
認識し、たとえば自分のハンドセット上の表示などを見
る必要なく通信できる。
【0012】本発明の特定の有利な態様は、選択された
特定の端末が、指定された受付時間内に前記ルーティン
グされた着信呼の受付を示すことができなかった場合
に、選択された着信呼を複数の端末にルーティングする
ステップを伴う方法を提供する。この特定の改良は、着
信呼によって目的とされたもっとも可能性の高いハンド
セットのもっとも可能性の高いユーザが、その呼を受信
できなかった場合に、ルーティングされた着信呼が、答
えられずにそのままで置かれる可能性を低減する利点を
有する。
【0013】本発明の目的はまた、着信呼識別子を端末
メモリに格納するための手段を含み、基地局メモリ内に
格納するために端末識別子と関連した着信呼識別子とを
基地局へ通信するための手段を有するマルチターミナル
コールシステムの基地局に接続可能な端末によって解決
される。本発明によるこの端末は、特定のハンドセット
または端末のユーザに、中心に集中しない方法で、着信
呼ルーティングの好ましいリストを決定し、変更するこ
とを可能にする、着信呼のルーティングをプログラミン
グするためのユーザフレンドリな方法を提供する利点を
有する。
【0014】この端末の改良では、端末の格納手段は、
ユーザによって入力されたキーパッド指示に応答して動
作する。この機能は、ユーザが、自分のメモリをプログ
ラミングし、自分のキーパッド上の選択されたストロー
クだけで、自分のプログラミングされたメモリおよび/
またはメモリ変更を基地局にダウンロードすることを可
能にする利点を有する。
【0015】本発明の目的はまた、基地局のプロセッサ
が、個別の端末に格納され、これら個別の端末から基地
局へ転送された着信呼識別子に応答して、着信呼識別子
を格納するための手段を含むことを特徴とする、マルチ
ターミナルコールシステム用の基地局と共に達成され
る。
【0016】本発明のさらなる利点は、以下に与えられ
た付随の図面と、それに関する好ましい実施形態の記述
から抽出することができる。この実施形態とその記述
は、例示のためのものであり、本発明の構成の網羅的な
列挙を表わすものではない。一般的に、図面に開示さ
れ、好ましい実施形態に関連して記述された特徴は、請
求項に記載された本発明の範囲内でさまざまな組合せで
使用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に示されたような本発明によ
るマルチターミナルコールシステムは、ケーブル接続4
を介して公衆電話交換ネットワーク2に接続され、図の
中では第1、第2、およびn番目の端末だけが図示され
ている、7、7’……7”のn個の端末を有する基地局
3を含む。基地局は、アンテナ8を介してn個の端末シ
ステムの複数のコードレス端末7、7’……7”との通
信のために、無線周波数送信器/受信器5を含む。好ま
しくは、この特定の実施形態は、PABXユーザ(PA
BX=自動式構内交換設備)のコードレス電話システム
を表わす。しかし、本発明は、特にPABXユーザ用の
ハードワイヤ式システムにも適用される。
【0018】図1は、システムの第1の端末7、第2の
端末7’、n番目の端末7”を示す。各端末は、基地局
3との通信のために、各送信器/受信器9、9’、9”
と接続された独自のアンテナ6、6’、6”を有する。
基地局送信器/受信器5と端末送信器/受信器6、
6’、6”はどちらも、明示的には図示されていない従
来の無線周波数用電子回路を含む。
【0019】図2は、本発明に関連した機能を図示した
基地局のさらに詳細な図を示す。公衆局電話ネットワー
ク2からの着信ケーブル4は、基地局プロセッサ10に
直接接続している。基地局プロセッサは、基地局メモリ
11と基地局送信器/受信器5と通信する。プロセッサ
10は、ネットワーク2から来るアナログおよび/また
はディジタル信号を受け付け、これらの信号をマルチタ
ーミナルコールシステムにおける内部使用のために適切
なディジタル信号に変換する。送信器/受信器5は、基
地局プロセッサ10からエクスポートされたディジタル
信号を受信し、アンテナ8に送達される無線周波数信号
を生成する。そのため、送信器/受信器5は、プロセッ
サ10からの発信ディジタル指示を、端末7、7’、…
…7”による解釈のための関連した無線信号に変換する
ための従来の手段と、端末7、7’、……7”から受信
された無線信号を、基地局プロセッサによる内部使用の
ための適切なディジタル信号に変換するための従来の電
子回路とを含む。基地局メモリ11は、基地局プロセッ
サ10と通信し、そこからダウンロード格納指示を受け
付ける。
【0020】図3は、特定の端末7のさらに詳細な図を
示す。図1に図示されたすべての端末7、7’、7”
は、この実施形態では同じ構成と見なされている。図3
のハンドセット7は、端末プロセッサ23と通信するキ
ーパッド21を含む。端末プロセッサ23は、受信器/
送信器9と端末メモリ24とに接続されている。受信器
/送信器9は、無線周波数信号をアンテナ6へ通信し、
そこからの信号を受信し、端末7による内部使用のため
の適切なアナログ/ディジタル変換のための変換回路を
含む。端末プロセッサ23は、メモリ格納指示をメモリ
24にダウンロードするため、および/または、アンテ
ナ6による放射のために送信器9を介して無線周波数信
号を生成するために、ユーザによって入力されたキーパ
ッドストローク指示21を受け付けるように構成されて
いる。端末プロセッサはまた、ユーザに向けて音響信号
を生成するためのラウドスピーカに接続されている。
【0021】図4a、4b、4cは、本発明に適切な、
第1の端末7’(図4a)、第2の端末7’(図4
b)、n番目の端末7”(図4c)についてのメモリロ
ケーション24、24’、24”を図示する。メモリ2
4、24’、24”の関連した部分は、それぞれ、図4
a、4b、4cのメモリセクション25、25’、2
5”によって図示されている。図4aを参照すると、メ
モリセクション25は、ユーザの個人的なディレクトリ
などのメモリ24に格納するための端末7のユーザによ
って選択されたm個の着信呼識別子(たとえば発呼者回
線識別子)のリスト、CLI(1、1)からCLI
(1、m)を含む。各エントリは、端末番号を示す第1
の番号(図4aの場合、番号「1」)及び特定の呼識別
子番号に関連付けられた特定の識別子を示す第2の番号
の2つの番号でラベル付けされている。図4aから図4
cに示された実施形態では、m個の着信呼識別子は、各
端末内に格納されることができる。図4bでは、ハンド
セット7’のメモリ24’は、識別子番号「2」に関連
づけられている。その結果、リストによって識別された
格納された着信呼番号が、CLI(2、1)からCLI
(2、m)に広がり、番号「2」で索引づけられてい
る。図4cは、一連の「m」の格納ロケーションを有す
る端末番号「n」についての一般的な場合を示す。
【0022】図5は、選択された着信呼のルーティング
のためのシステムの、個別の端末7、7’、7”による
プログラミングに伴う、基地局メモリ11の対応する格
納ロケーションを示す。基地局メモリ11は、特定のメ
モリセクション31、32からメモリセクション33ま
で(メモリセクション33を含む)から成るメモリセク
ション30を含む。これらのメモリセクション31およ
び32から33までは、それぞれ端末7、7’、7”に
関連付けられた図4a、4b、4cの対応するセクショ
ン25、25’、25”内で、もともとプログラミング
された情報に関連付けられている。図5に示された例で
は、着信呼と目的の端末7、7’、7”の間の相互関係
は、それぞれエントリ1、1からエントリn、mまで広
がる簡単な2×2マトリックスとして示される。明らか
に、ゼロ位置についてのデータ圧縮および、発信呼回線
識別子(CLI)などの特定の着信呼識別子と1つまた
は複数の端末7、7’、7”との間の複数の相互関係
が、考えられる実施形態も可能である。この場合システ
ム1は、プロセッサ10によってダウンロードされた基
地局3の中央格納ロケーション11のプログラミングに
応じて、1、2、またはそれ以上の選択された個別の端
末7、7’、7”へ特定の着信呼をルーティングする能
力を有する。
【0023】システムは次のように動作する。明確に説
明するために、n個の端末7、7’……7”のうち1つ
だけの端末7による使用が詳細に記述される。特定のハ
ンドセット7のユーザは、キーパッド21を使用して自
分の端末メモリ24内に好ましい番号のリストを入力す
る。これらの番号はまた、発信呼の迅速な実行のために
ユーザが好む番号のリストに対応することもできる。し
かし、発信呼の好ましいリストとは異なる着信呼の特定
のリストに基地局を向けるように、ユーザが自分の端末
メモリ24の別のメモリロケーションをプログラミング
することも可能である。着信呼の自分の特定のリストの
プログラミングの後に、ユーザはキーパッドを動作し、
格納されたリストの更新が望まれる基地局10に信号を
送る。基地局10によってアクセス割振りが許可されて
いる場合、受信器/送信器9は、端末プロセッサ23に
よって起動され、アンテナ6を介して端末メモリ24に
格納された着信呼のリストを基地局3へ転送する。基地
局プロセッサ10は、リストを更新リストとして認識
し、新しいリストを基地局メモリ11内で書き換え、特
定の着信呼識別子を、着信呼識別子による相互関係及び
ルーティングを必要とする端末またはハンドセット7と
関連づける。このプロセスは、選択された着信呼の場
合、ルーティングされるべき1つ又は複数のユーザ端末
7、7’、7”を一意的に識別する1つまたは複数の相
互関係マトリックスで、基地局メモリ11が一杯になる
まで、種々のハンドセット7、7’……7”の種々のユ
ーザによって繰り返される。本発明のさらなる実施形態
では、基地局10は、種々のハンドセット7、7’……
7”をサイクリックにポーリングすることによって、図
4a、4b、4cのセクション25、25’、25”内
のそれらのリストに情報を送るように要求する。
【0024】プログラミングに続いて、また、着信呼が
基地局プロセッサ10によって受信された場合、基地局
プロセッサ10は、基地局メモリ11内に格納された、
着信呼識別子と考えられる目的の1つ又は複数の端末
7、7’……7”との間の1つまたは複数の相互関係に
ついて、基地局メモリ11を調べる。基地局プロセッサ
10がこのような相互関係11を見付けた場合、基地局
プロセッサ10は、受信器/送信器5に、選択された端
末7あるいは複数の端末7’……7”によって受信され
るために信号を放射するよう指示する。基地局メモリ1
1内に相互関係が見つからなかった場合、基地局プロセ
ッサは、基地局受信器/送信器5に対し、すべての端末
によって受信されるように複数の端末7、7’……7”
への信号の放射を指示する。目的の端末7あるいは複数
の端末7’……7”が指定された時間内にルーティング
された呼に応答できなかった場合、基地局プロセッサ1
0は受信器/送信器に、すべての端末7、7’……7”
を呼び出すように指示する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマルチターミナルコールシステム
の構成図を示す。
【図2】図1によるマルチターミナルユーザシステムの
基地局部分の詳細な図を示す。
【図3】図1によるマルチターミナルシステムで使用す
るための1つの特定の端末の詳細を示す。
【図4a】図1のマルチターミナルコールシステムの第
1の端末の第1のメモリの構成図である。
【図4b】マルチターミナルコールシステムの第2の端
末の第2のメモリを示す図である。
【図4c】マルチターミナルコールシステムのn番目の
端末のメモリを示す図である。
【図5】本発明によるマルチターミナルコールシステム
の基地局メモリの構成図である。
【符号の説明】
2 公衆電話交換ネットワーク 3 基地局 4 ケーブル接続 5 基地局送信器/受信器 6 端末送信器/受信器 6’、6” 端末送信器/受信器 7、7’、7” 端末 8 アンテナ 9、9’、9” 送信器/受信器 10 基地局プロセッサ 11 基地局メモリ 21 キーパッド 23 端末プロセッサ 24、24’、24” 端末メモリ 30、31、32、33 メモリセクション

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局(3)を有するマルチターミナル
    コールシステム(1)内で、着信呼を接続する方法であ
    って、 基地局メモリ(11)内に、特定の端末識別子に関連し
    て選択された着信呼識別子を格納するステップと、 着信呼が、基地局メモリ(11)内に格納された選択さ
    れた着信呼識別子から発しているかどうかを決定するス
    テップと、 着信呼を特定の端末(7、7’、7”)へルーティング
    するステップとを含み、 複数の端末(7、7’、7”)の各々において、それぞ
    れの端末(7、7’、7”)の端末メモリ(24、2
    4’、24”)内に着信呼識別子を格納し、これらの格
    納された着信識別子と関連した端末識別子を共に、前記
    選択された着信呼識別子として前記基地局メモリ内に格
    納するために、前記基地局(10)に通信することを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記着信呼識別子が、格納された頻繁に
    使用される発信呼番号によって占有される、ディレクト
    リなどの端末格納ロケーション内に、格納されることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記マルチターミナルコールシステム
    が、PABX(自動式構内交換設備)システムであるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記基地局が、コードレス通信基地局で
    あることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記基地局が、DECT(Digita
    l Enhanced Cordless Telec
    ommunication)基地局であることを特徴と
    する請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 選択された着信呼が、選択された端末
    (7、7’、7”)における所定の識別情報と共に、ル
    ーティングされることを特徴とする請求項1から5のい
    ずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 選択された端末(7、7’、7”)にお
    ける前記所定の識別情報が、特定の音響信号であること
    を特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 選択された特定の端末(7、7’、
    7”)が、指定された受付時間内に前記ルーティングさ
    れた着信呼の受付を示すことができなかった場合に、選
    択された着信呼を複数の端末(7、7’、7”)にルー
    ティングするステップをさらに特徴とする請求項1から
    7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 マルチターミナルコールシステム(1)
    の基地局(3)に接続可能な端末(7、7’、7”)で
    あって、 キーパッド(21)と端末メモリ(24)とを含み、 着信呼識別子を前記端末メモリ(24)内に格納するた
    めの手段(23)と、 基地局メモリ(11)内に格納するために、端末識別子
    と前記格納された着信呼識別子を、前記基地局(3)へ
    通信するための手段とを特徴とする端末。
  10. 【請求項10】 ルーティングされた呼を識別するため
    に、前記基地局(31)によって前記端末(7、7’、
    7”)にルーティングされた選択された着信呼に応答す
    る手段(23)をさらに特徴とする請求項9に記載の端
    末。
  11. 【請求項11】 ルーティングされた呼を識別する前記
    応答手段(23)が、音響信号を生成することを特徴と
    する請求項10に記載の端末。
  12. 【請求項12】 前記格納手段(23)と前記通信手段
    (23)が、ユーザによって入力されたキーパッドの指
    示に応答して動作することを特徴とする請求項9から1
    1のいずれか一項に記載の端末。
  13. 【請求項13】 前記着信呼識別子が、格納された頻繁
    に使用される発信呼番号によって占有される端末格納ロ
    ケーション(25、25’、25”)内に格納されるこ
    とを特徴とする請求項9から12のいずれか一項に記載
    の端末。
  14. 【請求項14】 前記端末が、PABX(自動式構内交
    換設備)システム端末であることを特徴とする請求項9
    から13のいずれか一項に記載の端末。
  15. 【請求項15】 前記端末が、コードレス通信端末であ
    ることを特徴とする請求項9から14のいずれか一項に
    記載の端末。
  16. 【請求項16】 マルチターミナルコールシステム
    (1)の基地局(3)であって、 基地局(3)が、 選択された着信呼識別子と関連した端末識別子を、基地
    局メモリ(11)内に格納し、選択的な着信呼を、選択
    された1つまたは複数の端末(7、7’、7”)へルー
    ティングするプロセッサ(10)を含み、 前記プロセッサ(10)が、 個別の端末(7、7’、7”)に格納され、前記個別の
    端末(7、7’、7”)から基地局(10)へ転送され
    た、着信呼識別子に応答して前記選択された着信呼識別
    子を格納するための手段(10)を含むことを特徴とす
    る基地局。
  17. 【請求項17】 前記基地局(3)が、PABX(自動
    式構内交換設備)基地局(3)であることを特徴とする
    請求項16に記載の基地局(3)。
  18. 【請求項18】 前記基地局(3)が、コードレス通信
    基地局(3)であることを特徴とする請求項16または
    17に記載の基地局(3)。
  19. 【請求項19】 選択された着信呼が、選択された端末
    (7、7’、7”)における所定の識別情報と共に、ル
    ーティングされることを特徴とする請求項16から18
    のいずれか一項に記載の基地局(3)。
  20. 【請求項20】 選択された端末(7、7’、7”)に
    おける所定の識別情報が、音響信号であることを特徴と
    する請求項19に記載の基地局(3)。
  21. 【請求項21】 選択された端末(7、7’、7”)
    が、指定された受付時間内に、前記ルーティングされた
    着信呼の受付を示すことができなかった場合に、前記選
    択された着信呼が、複数の端末(7、7’、7”)にル
    ーティングされる請求項16から20のいずれか一項に
    記載の基地局(1)。
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