JP2000174440A - 多層回路基板及びその製造方法 - Google Patents

多層回路基板及びその製造方法

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JP2000174440A
JP2000174440A JP34580998A JP34580998A JP2000174440A JP 2000174440 A JP2000174440 A JP 2000174440A JP 34580998 A JP34580998 A JP 34580998A JP 34580998 A JP34580998 A JP 34580998A JP 2000174440 A JP2000174440 A JP 2000174440A
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post
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Michio Horiuchi
道夫 堀内
Kilrosscar Mohan
キルロスカー モハン
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グランド用配線パターン又は電源用配線パタ
ーンを、信号用配線パターンと関係なく幅広に且つ厚く
形成でき、信号用配線パターンの微細化を可能とする多
層回路基板を提供する。 【解決手段】 基板の厚み方向に信号用配線パターン1
0とグランド用配線パターン12又は電源用配線パター
ン14とが絶縁層部16a、16bを挟んで交互に配設
されて成る多層回路基板であって、該信号用配線パター
ン10の各々には、端面の一方が信号用配線パターン1
0に電気的に接続されていると共に、他方の端面がグラ
ンド用配線パターン12又は電源用配線パターン14と
の間の絶縁層16a、16bを貫通している第1ポスト
18と第2ポスト20とが形成され、且つグランド用配
線パターン12又は電源用配線パターン14を挟んで配
設された信号用配線パターン同士は、信号用配線パター
ン10の一方に形成された第1ポスト18の他方の端面
と、他方の信号用配線パターン10に形成された第2ポ
スト20の他方の端面とが電気的に接続されていること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】多層回路基板及びその製造方
法に関し、更に詳細には基板の厚み方向に信号用配線パ
ターンとグランド用配線パターン又は電源用配線パター
ンとが絶縁層を挟んで交互に配設されて成る多層回路基
板及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂製の回路基板にも、半導体素子の集
積度の向上等に対応すべく、多層回路基板が用いられつ
つある。かかる多層回路基板は、図13に示すビルドア
ップ法によって形成される。このビルドアップ法では、
先ず、図13(a)に示すように、銅箔100が片面又
は両面に貼られた樹脂基板102を用い、銅箔100に
サブトラクティブ法により配線パターン104、104
・・を形成する〔図13(b)の工程〕。次いで、樹脂
基板102の配線パターン形成面に、熱硬化性樹脂であ
るポリイミド樹脂から成る樹脂フィルム106の片面に
銅箔108が接着された片面金属箔フィルムを接着した
後〔図13(c)の工程〕、ヴィア形成箇所に配線パタ
ーン104のランド部に達するヴィア形成用穴110、
110・・をレーザ光によって形成する〔図13(d)
の工程〕。形成されたヴィア形成用穴110の内壁面に
は、銅箔108と電気的に接続されている銅層112を
無電解銅めっきにより形成する〔図13(e)の工
程〕。この無電解銅めっきを施す際に、ヴィア形成用穴
110を除いて銅箔108をレジスト114によって覆
っておく。その後、レジスト114を除去し、銅箔10
8にサブトラクティブ法によって配線パターン116を
形成する。この様にして形成された下層の配線パターン
104と上層の配線パターン116とは、ヴィア118
を介して互いに電気的に接続されている。かかる(c)
〜(f)の工程を繰り返すことによって所定層の多層回
路基板を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図13に示すビルドア
ップ法によって得られた多層回路基板によれば、集積度
等が進展した半導体素子でも搭載可能である。しかし、
配線パターンが高密度に形成された多層回路基板におい
ては、グランド用配線パターン又は電源用配線パターン
も、信号用配線パターンと同程度に微細化されるため、
その抵抗値等が配線パターンの微細化に伴って高くなり
つつある。このため、配線パターンの更なる微細化が、
グランド用配線パターン又は電源用配線パターンの抵抗
値等から限界となるおそれがある。また、図13のビル
ドアップ法では、ヴィア118の直上に配線パターンを
形成できず、配線パターンの形成自由度にも制限が加え
られる。このため、配線パターンが複雑化して多層回路
基板の製造コストの充分な低減を図ることは困難であ
る。そこで、本発明の課題は、グランド用配線パターン
又は電源用配線パターンを、信号用配線パターンと関係
なく幅広に且つ厚く形成でき、信号用配線パターンの微
細化を可能とする多層回路基板、及び前記多層回路基板
を容易に製造し得る製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決すべく検討を重ねた結果、基板の厚み方向に信号
用配線パターンとグランド用配線パターン又は電源用配
線パターンとを絶縁層を挟んで交互に配設し、グランド
用配線パターン又は電源用配線パターンを挟んで配設さ
れた信号用配線パターン同士の接続を、信号用配線パタ
ーンの一方に形成したポストと、他方の信号用配線パタ
ーンに形成したポストとを、グランド用配線パターン又
は電源用配線パターンと接触させることなく接続して形
成した多層回路基板によれば、グランド用配線パターン
又は電源用配線パターンを、信号用配線パターンと関係
なく広く且つ厚く形成できることを見出し、本発明に到
達した。すなわち、本発明は、基板の厚み方向に信号用
配線パターンとグランド用配線パターン又は電源用配線
パターンとが絶縁層を挟んで交互に配設されて成る多層
回路基板であって、該信号用配線パターンの各々には、
端面の一方が前記信号用配線パターンに電気的に接続さ
れていると共に、他方の端面が前記グランド用配線パタ
ーン又は電源用配線パターンとの間の絶縁層を貫通して
成るポストが形成され、且つ前記グランド用配線パター
ン又は電源用配線パターンを挟んで配設された信号用配
線パターン同士は、前記信号用配線パターンの一方に形
成されたポストの他方の端面と、他方の信号用配線パタ
ーンに形成されたポストの他方の端面とが電気的に接続
されていることを特徴とする多層回路基板にある。
【0005】また、本発明は、基板の厚み方向に信号用
配線パターンとグランド用配線パターン又は電源用配線
パターンとが絶縁層を挟んで交互に配設されて成る多層
回路基板を製造する際に、該信号用配線パターンを挟む
絶縁層の一面側に前記グランド用配線パターン又は電源
用配線パターンが形成され、且つ前記信号用配線パター
ンに端面の一方が電気的に接続されていると共に、ポス
ト挿通孔が形成された前記グランド用配線パターン又は
電源用配線パターン側の絶縁層を貫通し、前記ポスト挿
通孔に他方の端面が露出する第1ポストと、前記信号用
配線パターンに端面の一方が電気的に接続されていると
共に、前記絶縁層の他面側に他方の端面が露出する第2
ポストとが形成された配線樹脂板と、前記配線樹脂板と
は別体に形成され、前記配線樹脂板の第1ポストの他方
の端面に接続される第2ポストの端面の一方が、金属板
の一面側に形成された信号用配線パターンに接続されて
いると共に、前記信号用配線パターンに端面の一方が接
続された第1ポストが前記金属板の所定箇所に形成され
た凹部に金属を充填して形成されている配線金属板とを
得、前記配線樹脂板の第1ポストの他方の端面と前記配
線金属板の第2ポストの他方の端面とが当接するよう
に、前記配線樹脂板と配線金属板とを位置決めした後、
前記配線樹脂板と配線金属板との間隙に絶縁性樹脂を充
填することによって絶縁層を形成し、前記配線樹脂板の
グランド用配線パターン又は電源用配線パターンと前記
配線金属板の信号用配線パターンとを一体化し、次い
で、前記金属板の凹部に形成された第1ポストの他方の
端面が接続されていると共に、前記グランド用配線パタ
ーン又は電源用配線パターンと等しい厚さの薄化金属板
が得られるように、前記金属板にエッチングを施した
後、前記薄化金属板のエッチング面と絶縁層との間に、
絶縁性樹脂を充填して絶縁層を形成し、その後、前記薄
化金属板に前記ポスト挿通孔を形成してグランド用配線
パターン又は電源用配線パターンを形成することを特徴
とする多層回路基板の製造方法でもある。
【0006】本発明に係る多層回路基板には、基板の厚
み方向に信号用配線パターンとグランド用配線パターン
又は電源用配線パターンとが絶縁層を挟んで交互に配設
されている。この様に、グランド用配線パターン又は電
源用配線パターンは、信号用配線パターンと別の絶縁層
に形成されており、信号用配線パターンとは無関係に任
意の幅と厚さとに形成できる。このため、信号用配線パ
ターンが微細化されても、グランド用配線パターン又は
電源用配線パターンを微細化することを要せず、グラン
ド用配線パターン又は電源用配線パターンの抵抗値等を
可及的に低く抑制できる。また、グランド用配線パター
ン又は電源用配線パターンを挟んで配設された信号用配
線パターン同士の電気的な接続は、信号用配線パターン
の一方に形成されたポストと、他方の信号用配線パター
ンに形成されたポストとが、グランド用配線パターン又
は電源用配線パターンと接触することなく接続されるこ
とによってなされている。このため、ポストの直上(直
下)に信号用配線パターンを形成でき、信号用配線パタ
ーンの成形自由度がポスト位置によって制限されること
がない。このため、信号用配線パターンを可及的に単純
化でき、多層回路基板の製造コストの低減を図ることが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る多層回路基板を図面
によって説明する。図1は、本発明に係る多層回路基板
の一例を示す部分断面図である。図1に示す多層回路基
板は、三層の層16、16、16から成る多層回路基板
であって、基板の厚み方向に信号用配線パターン10、
10・・とグランド用配線パターン12又は電源用配線
パターン14とが、各層16を形成する絶縁層16a、
16bを挟んで交互に配設されている。かかる信号用配
線パターン10、10・・の各々には、信号用配線パタ
ーン10から互いに反対方向に突出する第1ポスト18
と第2ポスト20とが併設されている。この第1ポスト
18及び第2ポスト20の各々は、端面の一方が信号用
配線パターン10に接続されており、グランド用配線パ
ターン12又は電源用配線パターン14との間の絶縁層
16a、16bを貫通して形成されている。図1に示す
多層回路基板では、グランド用配線パターン12又は電
源用配線パターン14を挟んで配設された信号用配線パ
ターン同士は、信号用配線パターン10に形成された第
1ポスト18の他方の端面と、他方の信号用配線パター
ン10に形成された第2ポスト20の他方の端面とが、
グランド用配線パターン12又は電源用配線パターン1
4と接触することなく当接されることによって、電気的
に接続されている。
【0008】図1の多層回路基板のグランド用配線パタ
ーン12及び電源用配線パターン14は、その形成され
ている層16の一面の全面を実質的に覆うようにプレー
ト状に形成されている。このため、信号用配線パターン
10に形成された第1ポスト18と、他方の信号用配線
パターン10に形成された第2ポスト20との接続は、
グランド用配線パターン12及び電源用配線パターン1
4の各々に穿設されたポスト挿通孔22に臨む絶縁層1
6bの表面に露出されている第1ポスト18の他方の端
面に、第2ポスト20の他方の端面が当接されてなされ
ている。このポスト挿通孔22は、第1ポスト18及び
第2ポスト20よりも大径に形成されており、第1ポス
ト18及び第2ポスト20の各々は、ポスト挿通孔22
の周縁に接触することがないように位置決めされてい
る。また、グランド用配線パターン12及び電源用配線
パターン14がプレート状に形成されているため、任意
の箇所でグランド用配線パターン12又は電源用配線パ
ターン14に、連結パターン24に端面の一方が接続さ
れた第1ポスト18又は第2ポスト20の他方の端面が
当接して電気的に接続できる。このため、配線パターン
等の設計の自由度を向上できる。かかる連結パターン同
士の接続は、信号用配線パターン同士の接続と同様に、
連結パターン24の第1ポスト18と他の連結パターン
24の第2ポスト20との接続は、グランド用配線パタ
ーン12又は電源用配線パターン14に穿設されたポス
ト挿通孔22に臨む絶縁層16bの表面に露出されてい
る第1ポスト18の他方の端面に、第2ポスト20の他
方の端面が当接されてなされる。
【0009】図1に示す多層回路基板では、層16、1
6、16のうち、最上層の層16の上面には、信号用配
線パターン10及び連結パターン24の第2ポスト2
0、20・・の各端面が、接続用ポスト26、26・・
の各端面として露出する。この各接続用ポスト26の端
面は、例えば搭載される半導体素子の電極端子と接続さ
れる。他方、最下層の層16の下面には、信号用配線パ
ターン10及び連結パターン24の第1ポスト18、1
8・・・の他方の端面が接続されたパッド28、28・
・が設けられている。このパッド28には、実装基板の
パッド等に接続されるはんだボール等の外部接続端子3
0が設けられる。尚、パッド28の一部を含めて最下層
の層16の下面全面には、ソルダレジスト31が塗布さ
れている。
【0010】図1の多層回路基板に形成された信号用配
線パターン10及び連結パターン24は、図2に示す様
に、グランド用配線パターン12及び電源用配線パター
ン14に平行に延在されており、その形状はS字状であ
る。このため、例えば接続用ポスト26、26・・に搭
載された半導体素子とパッド28、28・・に設けられ
た外部接続端子30を介して接続された実装基板との熱
膨張係数の差異に起因して熱応力等の応力が発生したと
き、発生した応力に応じて信号用配線パターン10及び
連結パターン24が伸縮して応力の緩和を図ることがで
きる。この様に、信号用配線パターン10及び連結パタ
ーン24の伸縮を容易とするには、絶縁層16a、16
bが、室温におけるヤング率が1GPa以下、特に室温
におけるヤング率が50〜600MPaで且つ100℃
におけるヤング率が2〜10MPaの樹脂によって形成
されていることが好ましい。かかる樹脂としては、シリ
コーン系エラストマー、NBRゴム等が分散されたエポ
キシ系樹脂又はポリオレフィン系樹脂を挙げることがで
きる。尚、信号用配線パターン10及び連結パターン2
4の形状は、図2に示すS字状の他に、図3(a)に示
す様に、U字状であってもよく、図3(b)に示す様
に、「の」字状であってもよい。
【0011】図1に示す多層回路基板では、最下層の層
16の下面に外部接続用端子30を設けるパッド28を
形成したが、図4に示す様に、最下層の層16の下面か
ら突出させた信号用配線パターン10及び連結パターン
24の第1ポスト18の端部に、直接にボール状の外部
接続用端子30を設けてもよい。また、図1の多層回路
基板では、グランド用配線パターン12及び電源用配線
パターン14を、その形成されている層16の全面を実
質的に覆うようにプレート状に形成しているが、グラン
ド用配線パターン12及び電源用配線パターン14を、
信号用配線パターン10及び連結パターン24よりも幅
広の帯状に形成しても、その抵抗値が著しく高くならな
い程度であればよい。更に、信号用配線パターン10、
連結パターン24、第1ポスト18、及び第2ポスト2
0を金によって形成し、且つグランド用配線パターン1
2及び電源用配線パターン14を銅によって形成するこ
とが、後述する様に、図1及び図4に示す多層回路基板
を製造する際に好都合である。
【0012】図1に示す多層回路基板は、先ず、図5に
示す様に、得られた配線樹脂板40と配線金属板50と
を組み合わせる。この配線樹脂板40は、信号用配線パ
ターン10及び連結パターン24を挟む絶縁層16a、
16bから成る層16の一面側にグランド用配線パター
ン12が形成されている。この信号用配線パターン10
及び連結パターン24には、信号用配線パターン10又
は連結パターン24に端面の一方が接続されていると共
に、グランド用配線パターン12に形成されたポスト挿
通孔22、22に臨む絶縁層16bの表面に他方の端面
が露出する第1ポスト18、18と、信号用配線パター
ン12又は連結パターン24に端面の一方が接続されて
いると共に、絶縁層16aの表面に他方の端面が露出す
る第2ポスト20、20(接続ポスト26、26)と
が、絶縁層16a、16bを貫通して形成されている。
ここで、図1に示すグランド用配線パターン12は、層
16の下面を実質的に覆うようにプレート状に形成され
ており、このグランド用配線パターン12に穿設されて
いるポスト挿通孔22は、第1ポスト18及び第2ポス
ト20(接続ポスト26)よりも大径である。
【0013】また、かかる配線樹脂板40と組み合わさ
れる配線金属板50は、図5に示す様に、配線樹脂板4
0とは別体に形成され、後述するエッチングの際に、一
面側にマスクとなる樹脂膜54が形成された金属板52
には、その他面側の所定箇所に形成された凹部56、5
6・・に、金属が充填されて第1ポスト18、18・・
が形成されている。更に、金属板52の他面側には、第
1ポスト18の端面の一方と接続された信号用配線パタ
ーン10と、信号用配線パターン10に端面の一方が接
続され且つ第1ポスト18と反対方向に突出する第2ポ
スト20とが形成されている。
【0014】図5に示す配線金属板50を得るには、図
6(a)に示す様に、エッチング等の際に、マスクとな
る樹脂膜54、55が両面に形成された金属板52とし
ての銅板(以下、銅板52と称する)を用いる。この銅
板52には、その他面側に形成した樹脂膜55の所定箇
所をレザー加工によって除去し、銅板52の他面側の所
定箇所の表面を露出させる。この様に、樹脂膜55の所
定箇所を除去した銅板52にエッチングを施すことによ
って、図6(b)に示す様に、凹部56、56・・が形
成される。かかる凹部56、56・・には、銅板52を
給電層とする電解めっきを施して金属を充填し、第1ポ
スト18、18・・を形成する〔図6(c)〕。この凹
部56に充填する金属としては、銅板52とエッチング
性を異にする金属、特に金が好ましい。更に、形成する
信号用配線パターン10と連結パターン24との各々の
形状に倣って樹脂膜55にエッチングを施し、銅板52
の表面によって底面が形成された凹溝57、57・・を
形成する〔図6(d)〕。この凹溝57、57・・の底
面には、第1ポスト18、18・・の端面の一方が臨ん
でいる。
【0015】かかる凹溝57、57・・には、、銅板5
2を給電層とする電解めっきによって金属を充填し、第
1ポスト18、18・・の各端面の一方と接続された信
号用配線パターン10と連結パターン24とを形成する
〔図7(a)〕。この信号用配線パターン10と連結パ
ターン24とを金の電解めっきによって形成することが
好ましい。次いで、信号用配線パターン10と連結パタ
ーン24とを形成した樹脂膜55上にレジスト58を形
成し、このレジスト58に信号用配線パターン10と連
結パターン24との一面によって底面が形成される凹部
を形成した後、銅板52を給電層とする電解めっきによ
って凹部に金属を充填し、信号用配線パターン10及び
連結パターン24に他方の端面が接続された第2ポスト
20、20を形成する〔図7(b)〕。かかる第2ポス
ト20も金の電解めっきによって形成することが好まし
い。その後、レジスト58及び樹脂膜55を除去するこ
とによって〔図7(c)〕、銅板52の他面側に、互い
に反対方向に突出する第1ポスト10と第2ポスト20
との各端面の一方が接続された信号用配線パターン10
と連結パターン24とが形成された、図5に示す配線金
属板50を得ることができる。
【0016】かかる配線金属板50と組み合わされる図
5に示す配線樹脂板40を得るには、図7(c)に示す
配線金属板50に形成した信号用配線パターン10及び
連結パターン24が封止され且つ第2ポスト20、20
の端面が表面に露出するように、銅板52の表面に絶縁
性樹脂を塗布して絶縁層16aを銅板52の表面に形成
する〔図7(d)〕。更に、図8(a)に示す様に、第
1ポスト18の他方の端面が当接し且つ図1に示すグラ
ンド用配線パターン12と等しい厚さの薄化金属板60
が得られるように、図7(d)の銅板52にエッチング
を施す。かかるエッチングは、銅板52の側面側からエ
ッチングを施すことによって、図8(a)の薄化金属板
60を得ることができる。このエッチングによって形成
された、絶縁層16aの裏面と薄化金属板60のエッチ
ング面との間の間隙62には、絶縁性樹脂が充填されて
絶縁層16bが形成される〔図8(b)〕。かかる絶縁
層16a、16bによって形成された層16の一面側
に、第2ポスト20、20の他方の端面が露出してい
る。
【0017】その後、信号用配線パターン10に形成さ
れた第1ポスト18の他方の端面が当接する箇所の薄化
金属板60にポスト挿通孔22を穿設することによっ
て、グランド用配線パターン12を形成すると共に、第
1ポスト18の端面をポスト挿通孔22に臨む層16の
他面側に露出させることができ、図5に示す配線樹脂板
40を得ることができる〔図8(c)〕。かかるポスト
挿通孔22は、薄化金属板60を覆う樹脂膜54の所定
箇所に、薄化金属板60が底面に露出する凹部を形成し
た後、エッチングを施すことによって形成できる。尚、
図5に示す配線樹脂板40では、層16の一面側に端面
が露出する第2ポスト20を接続用ポスト26として用
いる。
【0018】この様にして得た配線樹脂板40と配線金
属板50とを、図5に示す様に、配線樹脂板40の第1
ポスト18の他方の端面と配線金属板50の第2ポスト
20の他方の端面とが当接するように、配線樹脂板40
と配線金属板50とを位置決めして組み合わせする。組
み合わされた配線樹脂板40と配線金属板50との間に
は、図5に示す様に、間隙64が形成される。このた
め、間隙64には、絶縁性樹脂を充填し、図9に示す様
に、絶縁層16aを形成し、配線樹脂板40のグランド
用配線パターン12と配線金属板50の信号用配線パタ
ーン10及び連結パターン24とを一体化する。更に、
図9に示す銅板52に、図10(a)に示す様に、第1
ポスト18の他方の端面が当接し且つ図1に示す電源用
配線パターン14と等しい厚さの薄化金属板66が得ら
れるように、図9の銅板52にエッチングを施す。かか
るエッチングは、銅板52の側面側からエッチングを施
すことによって、図10(a)の薄化金属板66を得る
ことができる。このエッチングによって形成された、絶
縁層16aの裏面と薄化金属板60のエッチング面との
間の間隙68には、絶縁性樹脂を充填して絶縁層16b
を形成する〔図10(b)〕。この絶縁層16bを形成
することによって、絶縁層16aとから成る層16を形
成できる。
【0019】次いで、図10(b)の信号用配線パター
ン10及び連結パターン24に形成された各第1ポスト
18の他方の端面が当接する箇所の薄化金属板66に、
第1ポスト18及び第2ポスト20よりも大径のポスト
挿通孔22を穿設することによって、プレート状の電源
用配線パターン14を形成でき、且つ第1ポスト18の
他方の端面をポスト挿通孔22に臨む層16の他面側に
露出させることができる。かかるポスト挿通孔22は、
薄化金属板66を覆う樹脂膜54の所定箇所に、薄化金
属板66が底面に露出する凹部を形成した後、エッチン
グを施すことによって形成できる。更に、層16、16
から成る二層体の下面に形成された電源用配線パターン
14のポスト挿通孔22、22・・に臨むように、他方
の端面が露出する第1ポスト18、18・・に、図5に
示す様に、配線金属板50の第2ポスト20の他方の端
面とが当接するように、配線金属板50を位置決めして
組み合わせする。
【0020】二層体と配線金属板50とが組み合わされ
て形成された、二層体と配線金属板50との間の間隙に
は、図9に示す様に、絶縁性樹脂を充填することによっ
て、図11(a)に示す様に、絶縁層16aを形成する
ことによって、二層体の電源用配線パターン14と配線
金属板50の信号用配線パターン10及び連結パターン
24とを一体化し、三層の層16、16、16から成る
三層体を形成することができる。その後、図10(a)
に示す様に、銅板52に第1ポスト18の他方の端面が
当接し且つ図1に示すパッド28と等しい厚さの薄化金
属板70〔図11(a)〕が得られるように、銅板52
にエッチングを施す。かかるエッチングは、銅板52の
側面側からエッチングを施すことによって、図11
(a)の薄化金属板70を得ることができる。このエッ
チングによって形成された、絶縁層16aの裏面と薄化
金属板70のエッチング面との間の間隙には、絶縁性樹
脂を充填して絶縁層16bを形成する〔図11
(a)〕。この絶縁層16bを形成することによって、
絶縁層16aとから成る層16を形成できる。
【0021】かかる薄化金属板70にエッチングを施
し、図11(b)に示す様に、第1ポスト18、18・
・の他方の端面が接続されたパッド28、28・・を形
成し、この各パッド28の一部を含めて最下層の層16
の下面全面に、ソルダレジスト31を塗布することによ
って、図1に示す多層回路基板を得ることができる。か
かるパッド28、28・・は、薄化金属板70のパッド
28を形成する部分の樹脂膜54を残して残余の樹脂膜
54を除去した後、薄化金属板70にエッチングを施
し、その後、パッド28の上面に残っている樹脂膜54
を除去することによって形成できる。
【0022】また、図4に示す多層回路基板を製造する
には、図11(a)に示す三層体の最下層の層16の下
面に形成された薄化金属板70及び樹脂膜54を除去
し、最下層の層16の下面にレジスト72を塗布した
後、第1ポスト18、18・・・の他方の端面が底面に
露出する凹部74、74・・に、はんだペースト76を
充填する(図12)。次いで、レジスト74を除去して
からはんだペースト76をリフローすることによって、
図4に示すボール状の外部接続端子30を形成できる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る多層回路基板によれば、信
号用配線パターンが微細化されても、グランド用配線パ
ターン又は電源用配線パターンを微細化することを要せ
ず、グランド用配線パターン又は電源用配線パターンの
抵抗値等を可及的に低く抑制でき、信号用配線パターン
等の設計の自由度を拡大できる。また、ポストの直上
(直下)に信号用配線パターンを形成でき、信号用配線
パターンの成形自由度がポスト位置によって制限される
ことがなく、信号用配線パターンを可及的に単純化で
き、多層回路基板の製造コストの低減を図ることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多層回路基板の一例を説明するた
めの部分断面図である。
【図2】図1に示す多層回路基板の信号用配線パターン
の一例を説明するための平面図である。
【図3】図1に示す多層回路基板の信号用配線パターン
の他の例を説明するための平面図である。
【図4】本発明に係る多層回路基板の他の例を説明する
ための部分断面図である。
【図5】図1に示す多層回路基板の製造方法を説明する
ための部分断面図である。
【図6】図5に示す配線樹脂板40を形成する工程を説
明するための工程図である。
【図7】図5に示す配線樹脂板40を形成する工程を説
明するための工程図である。
【図8】図5に示す配線樹脂板40を形成する工程を説
明するための工程図である。
【図9】図1に示す多層回路基板の製造方法を説明する
ための部分断面図である。
【図10】図1に示す多層回路基板の製造方法を説明す
るための工程図である。
【図11】図1に示す多層回路基板の製造方法を説明す
るための工程図である。
【図12】図4に示す多層回路基板の製造方法を説明す
るための部分断面図である。
【図13】従来の多層回路基板の製造方法を説明ための
工程図である。
【符号の説明】
10 信号用配線パターン 12 グランド用配線パターン 14 電源用配線パターン 16 層 16a、16b 絶縁層 18 第1ポスト 20 第2ポスト 22 ポスト挿通孔 24 連結パターン 26 接続ポスト 28 パッド 30 外部接続端子 31、72 レジスト 40 配線樹脂板 50 配線金属板 52 金属板 54、55 樹脂膜 56、57、74 凹部 60、66、70 薄化金属板 62、68 間隙 76 はんだペースト

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の厚み方向に信号用配線パターンと
    グランド用配線パターン又は電源用配線パターンとが絶
    縁層を挟んで交互に配設されて成る多層回路基板であっ
    て、 該信号用配線パターンの各々には、端面の一方が前記信
    号用配線パターンに電気的に接続されていると共に、他
    方の端面が前記グランド用配線パターン又は電源用配線
    パターンとの間の絶縁層を貫通して成るポストが形成さ
    れ、 且つ前記グランド用配線パターン又は電源用配線パター
    ンを挟んで配設された信号用配線パターン同士は、前記
    信号用配線パターンの一方に形成されたポストの他方の
    端面と、他方の信号用配線パターンに形成されたポスト
    の他方の端面とが電気的に接続されていることを特徴と
    する多層回路基板。
  2. 【請求項2】 同一の信号用配線パターンの異なる面に
    端面の一方が接続されて成る第1ポストと第2ポストと
    が形成され、且つ前記ポストの各々が前記信号用配線パ
    ターンを挟んで配設された異なる絶縁層を貫通する請求
    項1記載の多層回路基板。
  3. 【請求項3】 グランド用配線パターン又は電源用配線
    パターンが、信号用配線パターンよりも幅広である請求
    項1又は請求項2記載の多層回路基板。
  4. 【請求項4】 グランド用配線パターン又は電源用配線
    パターンが、絶縁層の全面を実質的に覆うようにプレー
    ト状に形成され、 且つ前記グランド用配線パターン又は電源用配線パター
    ンを挟んで配設されている信号用配線パターンに形成さ
    れたポストよりも大径のポスト挿通孔が、前記グランド
    用配線パターン又は電源用配線パターンに穿設されてい
    ると共に、 前記信号用配線パターンに形成されたポストが、前記グ
    ランド用配線パターン又は電源用配線パターン側の絶縁
    層を貫通している請求項1又は請求項2記載の多層回路
    基板。
  5. 【請求項5】 信号用配線パターン及びポストが金から
    成り、グランド用配線パターン又は電源用配線パターン
    が銅から成る請求項1〜4のいずれか一項記載の多層回
    路基板。
  6. 【請求項6】 信号用配線パターンとグランド用配線パ
    ターン又は電源用配線パターンとの間の絶縁層が、室温
    におけるヤング率が1GPa以下の絶縁性樹脂により形
    成されている請求項1〜5のいずれか一項記載の多層回
    路基板。
  7. 【請求項7】 基板の厚み方向に信号用配線パターンと
    グランド用配線パターン又は電源用配線パターンとが絶
    縁層を挟んで交互に配設されて成る多層回路基板を製造
    する際に、 該信号用配線パターンを挟む絶縁層の一面側に前記グラ
    ンド用配線パターン又は電源用配線パターンが形成さ
    れ、且つ前記信号用配線パターンに端面の一方が電気的
    に接続されていると共に、ポスト挿通孔が形成された前
    記グランド用配線パターン又は電源用配線パターン側の
    絶縁層を貫通し、前記ポスト挿通孔に他方の端面が露出
    する第1ポストと、前記信号用配線パターンに端面の一
    方が電気的に接続されていると共に、前記絶縁層の他面
    側に他方の端面が露出する第2ポストとが形成された配
    線樹脂板と、 前記配線樹脂板とは別体に形成され、前記配線樹脂板の
    第1ポストの他方の端面に接続される第2ポストの端面
    の一方が、金属板の一面側に形成された信号用配線パタ
    ーンに接続されていると共に、前記信号用配線パターン
    に端面の一方が接続された第1ポストが前記金属板の所
    定箇所に形成された凹部に金属を充填して形成されてい
    る配線金属板とを得、 前記配線樹脂板の第1ポストの他方の端面と前記配線金
    属板の第2ポストの他方の端面とが当接するように、前
    記配線樹脂板と配線金属板とを位置決めした後、前記配
    線樹脂板と配線金属板との間隙に絶縁性樹脂を充填する
    ことによって絶縁層を形成し、前記配線樹脂板のグラン
    ド用配線パターン又は電源用配線パターンと前記配線金
    属板の信号用配線パターンとを一体化し、 次いで、前記金属板の凹部に形成された第1ポストの他
    方の端面が接続されていると共に、前記グランド用配線
    パターン又は電源用配線パターンと等しい厚さの薄化金
    属板が得られるように、前記金属板にエッチングを施し
    た後、 前記薄化金属板のエッチング面と絶縁層との間に、絶縁
    性樹脂を充填して絶縁層を形成し、その後、前記薄化金
    属板に前記ポスト挿通孔を形成してグランド用配線パタ
    ーン又は電源用配線パターンを形成することを特徴とす
    る多層回路基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 配線樹脂板として、金属板の所定箇所に
    形成された凹部に、金属を充填して形成された第1ポス
    トと、前記第1ポストの端面の一方と接続されるよう
    に、前記金属板の一面側に形成された信号用配線パター
    ンと、前記信号用配線パターンに、端面の一方が接続さ
    れて立設された第2ポストとを具備する配線金属板を得
    た後、 前記第2ポストと信号用配線パターンとを、前記第2ポ
    ストの他方の端面を除いて絶縁性樹脂から成る絶縁層に
    よって封止し、 次いで、前記金属板の凹部に形成された第1ポストの他
    方の端面が接続されていると共に、前記グランド用配線
    パターン又は電源用配線パターンと等しい厚さの薄化金
    属板が得られるように、前記金属板にエッチングを施し
    た後、 前記薄化金属板のエッチング面と絶縁層との間に、絶縁
    性樹脂を充填して絶縁層を形成し、前記配線樹脂板のグ
    ランド用配線パターン又は電源用配線パターンと信号用
    配線パターンとを一体化し、 その後、前記薄化金属板に前記ポスト挿通孔を穿設しグ
    ランド用配線パターン又は電源用配線パターンを形成し
    て得た配線樹脂板を用いる請求項7記載の多層回路基板
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 絶縁性樹脂として、室温におけるヤング
    率が1GPa以下の絶縁性樹脂を用いる請求項7又は請
    求項8記載の多層回路基板の製造方法。
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