JP2000173933A - 堆積膜の形成装置及び形成方法 - Google Patents

堆積膜の形成装置及び形成方法

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JP2000173933A
JP2000173933A JP10348982A JP34898298A JP2000173933A JP 2000173933 A JP2000173933 A JP 2000173933A JP 10348982 A JP10348982 A JP 10348982A JP 34898298 A JP34898298 A JP 34898298A JP 2000173933 A JP2000173933 A JP 2000173933A
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cooling
shaped substrate
forming
substrate
semiconductor layer
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Hideo Tamura
秀男 田村
Hitomi Sano
ひとみ 佐野
Yasushi Fujioka
靖 藤岡
Masahiro Kanai
正博 金井
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成膜プロセスにより温度上昇した帯状基板を
効率よく冷却することにより、帯状基板の巻きずれ防
止、成膜物の収率の向上、成膜プロセスにおける温度の
設定条件幅の拡大、が可能な堆積膜の形成装置及び形成
方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係る堆積膜の形成装置は、ガス
ゲートを介して連結された複数の真空容器と、該ガスゲ
ート及び該真空容器の中を通して、帯状基板をその長手
方向に連続的に移動させるための搬送手段と、該帯状基
板を冷却するための冷却手段と、を少なくとも有する堆
積膜の形成装置において、前記冷却手段は、該冷却手段
により前記帯状基板を冷却する領域を、該冷却手段が設
けられていない領域より高い圧力に制御する手段である
ことを特徴とする。また、前記冷却手段は冷媒を流すこ
とができる冷却体を具備する形態が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、堆積膜の形成装置
及び形成方法に係る。より詳細には、帯状基板に堆積膜
を形成する際に、所定の堆積膜を形成した後の帯状基板
の温度を、所望の温度に制御することができる、堆積膜
の形成装置及び形成方法に関する。特に、本発明に係る
堆積膜の形成装置及び形成方法は、例えば、アモルファ
スシリコンやアモルファス合金を用いた太陽電池等の光
起電力素子を構成する半導体薄膜を連続的に作製するた
めに好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来、基板上に光起電力素子等に用いる
機能性堆積膜を連続的に形成する方法として、各々の半
導体層形成用の独立した成膜室を設け、各成膜室にて各
々の半導体層の形成を行う方法が提案されている。
【0003】例えば、米国特許第4,400,409号
明細書には、ロール・ツー・ロール(Roll to Roll)方
式を採用した連続プラズマCVD装置が開示されてい
る。この装置によれば、複数のグロー放電領域を設け、
所望の幅の十分に長い可撓性の基板を、該基板が前記各
グロー放電領域を順次貫通する経路に沿って配置し、前
記各グロー放電領域において必要とされる導電型の半導
体層を堆積しつつ、前記基板をその長手方向に連続的に
搬送せしめることによって、半導体接合を有する素子を
連続的に作製することができるとされている。なお、該
明細書に開示された装置では、各半導体層作製時に用い
るドーパントガスが他のグロー放電領域へ拡散、混入す
るのを防止するためにガスゲートが用いられている。具
体的には、前記各グロー放電領域同士を、スリット状の
分離通路によって相互に分離し、さらに該分離通路に例
えばAr、H2等の掃気用ガスの流れを作製させる手段
が採用されている。
【0004】また、特開平8−116077号公報に
は、ロール・ツー・ロール方式の装置における成膜後の
帯状基板の冷却のために水冷ロールを帯状基板に接触さ
せる装置が開示されている。図11は、特開平8−11
6077号公報に示されたスパッタ装置の模式的な断面
図である。
【0005】図11の装置では、送り出し用真空容器1
01、成膜用真空容器201、巻き取り用真空容器30
1がガスゲート151、251で接続され排気口10
2、202、302より排気ポンプ(不図示)で真空に
排気されている。帯状基板10は送り出し用ボビン11
1に巻かれておりアイドリングローラー112により搬
送方向が変更されて成膜用真空容器201へ搬送される
(矢印Aの方向)。次に成膜用真空容器201内におい
て帯状基板10は、ランプヒーター203により所定の
成膜温度まで加熱され各成膜室204、206で各種の
ターゲット205、207により成膜等の処理が行われ
る。そして帯状基板10は、巻き取り用真空容器301
内でアイドリングローラー312により搬送方向が変更
されて巻き取り用ボビン311により巻き取られる。そ
の時アイドリングローラー312は、帯状基板10の冷
却のために内部に冷媒としての水が流されている。ここ
でガスゲート151、251において掃気用ガス供給管
152、153、252、253より掃気用ガスが流さ
れており各真空容器間でガスが混入するのを防いでい
る。
【0006】しかしながら、図11に示すような従来例
では帯状基板をアイドリングローラーで冷却しているに
もかかわらず、帯状基板に対する高温の加熱処理や帯状
基板上への高い電力による成膜処理等が行われた場合、
搬送速度を急激に高く変更した場合、あるいは帯状基板
の巻き取り用真空容器の圧力が数mTorrと低い場合
等、熱交換が効率よくできず帯状基板を所望の温度に冷
却できなくなり巻き取り時の帯状基板の温度が一定に保
つことができなくなる。そのため巻き取り用ボビンに巻
き取るときの巻ずれが発生したり、巻き取られた後の帯
状基板の温度降下により帯状基板が収縮し巻き付けの力
が増し成膜物に悪影響を与え、生存率の低下等が発生す
る、といった問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、成膜
プロセスにより温度上昇した帯状基板を効率よく冷却す
ることにより、帯状基板の巻きずれ防止、成膜物の収率
の向上、成膜プロセスにおける温度の設定条件幅の拡
大、が可能な堆積膜の形成装置及び形成方法を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る堆積膜の形
成装置は、ガスゲートを介して連結された複数の真空容
器と、該ガスゲート及び該真空容器の中を通して、帯状
基板をその長手方向に連続的に移動させるための搬送手
段と、該帯状基板を冷却するための冷却手段と、を少な
くとも有する堆積膜の形成装置において、前記冷却手段
は、該冷却手段により前記帯状基板を冷却する領域を、
該冷却手段が設けられていない領域より高い圧力に制御
する手段であることを特徴とする。
【0009】本発明に係る堆積膜の形成方法は、帯状基
板がガスゲートを介して連結された複数の真空容器の中
を通して配置され、搬送手段を用いて該帯状基板をその
長手方向に連続的に移動させながら、該帯状基板上に堆
積膜を形成する際に、該帯状基板を冷却するために設け
た冷却手段により該帯状基板が冷却される領域の圧力
を、該冷却手段を設けていない領域の圧力より高くする
ことを特徴とする。
【0010】上記構成の装置及び方法では、帯状基板を
冷却するために設けた冷却手段により該帯状基板が冷却
される領域の圧力が、該冷却手段を設けていない領域の
圧力より高くなっていることを特徴としている。
【0011】従来例に示した装置では、圧力が低い雰囲
気で帯状基板の冷却が行われているため、帯状基板と冷
却体との接触時は、接触点での熱伝導と熱放射がほとん
どであり、また非接触時は、熱放射がほとんどであっ
た。これに対し、本発明では、冷却手段により帯状基板
が冷却される領域の圧力が他の領域の圧力より高く設定
されているので、帯状基板と冷却体との接触点での熱伝
導と熱放射に加えて、さらに対流熱伝達の効果も加わる
ので、従来より熱交換が効率よく行われるようになり、
帯状基板に対する冷却効果をさらに高めることが可能と
なる。
【0012】従って、本発明によれば、帯状基板を効率
よく冷却することができるので、帯状基板が巻き取りロ
ーラーに巻かれる時の温度変化が小さくなり、その結
果、巻きずれの発生や、帯状基板上に形成した堆積膜の
特性低下を防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下では、本発明に係る実施の形
態を図面を参照して説明する。また、本発明をなすに際
して得た知見、その作用等についても述べる。
【0014】図1は、本発明に係る堆積膜の形成装置の
一例を示す模式的な断面図である。図1にはスパッタ法
による装置を示したが、蒸着法やCVD法などいかなる
成膜方式であっても本発明は適用可能である。例えば、
図7は本発明に係る堆積膜の形成装置の他の一例を示す
模式的な断面図であり、ロール・ツー・ロール方式のC
VD装置に適用した場合を示す。
【0015】図1の装置では、送り出し用真空容器10
1、成膜用真空容器201、巻き取り用真空容器301
は、ガスゲート151、251で接続され排気口10
2、202、302より排気ポンプ(不図示)で真空に
排気されている。帯状基板10は送り出し用ボビン11
1に巻かれておりアイドリングローラー112により搬
送方向が変更されて成膜用真空容器201へ搬送される
(矢印Aの方向)。次に成膜用真空容器201内におい
て帯状基板10は、ランプヒーター203により所定の
成膜温度まで加熱され各成膜室204、206で各種の
ターゲット205、207により成膜等の処理が行われ
る。そして帯状基板10は、巻き取り用真空容器301
内でアイドリングローラー312により搬送方向が変更
されて巻き取り用ボビン311により巻き取られる。そ
の時、アイドリングローラー312には、帯状基板10
の冷却のために内部に冷媒としての水が流されている。
ここで、1はガス供給管であり、ガスを供給することに
より、帯状基板を冷却する領域の圧力を他の領域の圧力
より高く制御する手段として機能する。またガスゲート
151、251では、掃気用ガス供給管152、15
3、252、253より掃気用ガスが流されており各真
空容器間でガスが混入するのを防いでいる。
【0016】さらに、帯状基板の冷却手段について詳し
く説明する。
【0017】図2は、図1の装置を構成する巻き取り用
真空容器の模式的な断面図である。巻き取り用真空容器
301の中に搬送されてきた帯状基板10は、ガス供給
管1からなる圧力制御手段よりガスが供給され圧力が上
昇している領域(すなわち、帯状基板を冷却する領域)
において、冷却体として機能するアイドリングローラー
312と接触して冷却されている。その際、アイドリン
グローラー312からなる冷却体には冷媒として水が流
されており、冷却された状態にある。その後、冷却され
た帯状基板は巻き取り用ボビン311により巻き取られ
ていく。ここでアイドリングローラー312は、円柱の
物でもよいが、図3、図4、または図5のように帯状基
板との接触面に溝が設けられた物も使用できる。これは
溝の幅や深さを所望に設定することにより、接触面での
圧力を高めることができ対流熱伝達の効果を高めること
ができる。また、図6のようにアイドリングローラー3
12とガス供給管1を高圧力室2の中に入れることによ
り、ガス供給管1から流すガス流量を少なくしても圧力
を高めることができ効率良い冷却が可能となる。
【0018】また、上述した帯状基板に対する冷却処理
は、帯状基板の巻き取り直前に行うだけでなく、帯状基
板上に成膜などの処理を行った後に実施してもよく、ま
た処理と処理との間に行っても構わない。例えば、光起
電力素子の作製においてi層とp層との界面でのp層作
製前の冷却に特に有効である。何故ならば、光起電力素
子において、特にホールのμτ積が小さいためp層側は
特に急峻なp−i界面が必要であり、p層側からのi層
側へのドーパントの拡散を押さえることが重要である。
そのためp層作製時は低温で行う必要があり、i層作製
後の冷却が求められるからである。
【0019】図10は、本発明に係る堆積膜の形成装置
の他の一例を示す模式的な断面図であり、i層成膜後で
p層作製前に圧力を上げて冷却をする機構を設けた、ロ
ール・ツー・ロール方式のCVD装置である。
【0020】図10の装置では、送り出し用真空容器4
01、n層成膜用真空容器501、i層成膜用真空容器
601、p層成膜用真空容器701、巻き取り用真空容
器801は、ガスゲート451、551、651、75
1で接続され排気口402、502、602、702、
802より排気ポンプ(不図示)で真空に排気されてい
る。帯状基板10は、送り出し用ボビン411に巻かれ
ておりアイドリングローラー412により搬送方向が変
更されてn層成膜用真空容器501、i層成膜用真空容
器601、p層成膜用真空容器701へ搬送される(矢
印Bの方向)。そして各真空容器内で成膜等の処理が行
われた帯状基板10はアイドリングローラー812によ
り搬送方向が変更されて巻き取り用ボビン811により
巻き取られる。ここでi層成膜後でp層成膜前に本発明
の冷却を行っており、冷媒として水を流している冷却ロ
ーラー3の周りに圧力の高い領域を作るためにガス供給
管4よりガスを供給している。また、ガスゲート45
1、551、651、751において掃気用ガス供給管
452、453、552、553、652、653、7
52、753より掃気用ガスが流されており各真空容器
間でガスが混入するのを防いでいる。このような構成に
より、図7の装置はi層成膜後でp層成膜前に効率的な
冷却が可能となり、特性のよい光起電力素子の作製が可
能となる。
【0021】上記説明では、冷却体として円柱状のロー
ラーを用い帯状基板に接触させたが何らこれらに限定さ
れる物ではなく、冷却ブロックや、冷却プレート等でも
良くまた接触させる必要もない。
【0022】また、圧力を上げるために用いるガスとし
ては、He、Ar等の不活性ガスや、H2等帯状基板の
処理に悪影響を及ばさないガスであれば如何なるもので
も使用可能である。特に熱伝導性のよいガスが有効であ
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明する
が、本発明はこれらの実施例によって何ら限定されるも
のではない。
【0024】(実施例1)本例では、図1の装置を用
い、帯状基板上に光起電力素子用のバックリフレクター
としてAg薄膜からなる下部電極とZnO薄膜からなる
光反射層とを順に堆積させた後、シングルチャンバーの
真空CVD装置(不図示)を用い、半導体素子を積層し
光起電力素子を製造した。
【0025】以下では、作製手順に従い、上記堆積膜の
形成方法について詳述する。
【0026】(1)帯状基板10として、アルカリ性洗
剤を用いた洗剤洗浄を終えたSUS430BA(幅12
0mm×長さ100m×厚さ0.13mm)を用い、図
1のように張ってたるみの無い程度に張力調整を行っ
た。
【0027】(2)各真空容器101、201、301
は、各排気口102、202、302より排気ポンプ
(不図示)で排気された。そして掃気用ガス供給管15
2、153、252、253より掃気用ガスとしてAr
を導入した。
【0028】(3)ガス供給管1において、Arを50
sccmの流速で、また各成膜室204、206、にお
いてスパッタ用ガスとしてArを各々50sccmの流
速で導入し、主弁(不図示)を閉じながらコンダクタン
スを小さくし2.0×10-3Torrの圧力に保持し
た。
【0029】(4)成膜用真空容器201内においてラ
ンプヒーター203により成膜温度である400℃に加
熱し、Agターゲット205およびZnOターゲット2
07に外部からの直流電源(不図示)により直流電位を
印加し放電を生起させ、スパッタリング法によりAg薄
膜およびZnO薄膜を随時積層させた。
【0030】その際、水を冷媒として流したアイドリン
グローラー312からなる冷却体の周辺は、ガス供給管
1からなる圧力制御手段によりガスが供給されており他
の領域より圧力が高められた状態とし、帯状基板10は
冷却された後、巻き取り用ボビン311により巻き取ら
れバックリフレクター膜の作製を終えた。
【0031】(5)本発明に係る図1の装置を用いて上
記工程(1)〜(4)に示す方法によりバックリフレク
ター膜が堆積された帯状基板をロール・ツー・ロール装
置から取り出した後、5cm×5cmの大きさに切り離
し、シングルチャンバーの真空CVD装置(不図示)に
セットした。その後、バックリフレクター膜上に、CV
D法により表1に示す条件でn型アモルファスシリコン
膜、i型アモルファスシリコン膜、p型アモルファスシ
リコン膜を順に積層させ半導体素子を形成した。
【0032】
【表1】
【0033】(6)上記工程(5)において半導体素子
が形成された基板を、シングルチャンバーの真空蒸着装
置(不図示)に図8のような直径6mmの穴902が2
5個空けてあるステンレス製のマスク901と一緒にセ
ットし、真空蒸着法により表2に示す条件でITO透明
導電膜を堆積することにより、図9の模式的断面図に示
した光起電力素子を作製した。図9において、10は帯
状基板、1001はバックリフレクター膜、1002は
Ag薄膜、1003はZnO薄膜、1011は半導体素
子、1012はn型半導体層、1013はi型半導体
層、1014はp型半導体層、1021はITO透明導
電膜である。
【0034】
【表2】
【0035】(比較例1)本例では、図1の装置に代え
て図11の装置を用いた点が実施例1と異なる。図11
の装置は、冷却されたアイドリングローラーの周りの圧
力を高める手段を備えていない点のみ図1の装置と相違
している。
【0036】他の点は実施例1と同様として光起電力素
子を作製した。
【0037】上記実施例1及び比較例1において、バッ
クリフレクターの作製時に、帯状基板の搬送速度を20
0mm/minから2000mm/minに急激に変更
した際、実施例1では何ら変化は生じなかったのに対
し、比較例1では帯状基板の巻きずれが発生することが
分かった。
【0038】また、実施例1及び比較例1で作製した各
光起電力素子を比較したところ、実施例1の生存率20
/25の方が、比較例1の生存率15/25より良好で
あった。ここで、生存率とは、シャント抵抗(ダーク電
流の0Vの時の抵抗値)が2×105Ω・cm2以上のも
のを良品としたときの全体の個数における良品の数の割
合を意味する。
【0039】さらに、実施例1及び比較例1で作製した
各光起電力素子を観察した結果、比較例1の光起電力素
子にはバックリフレクターにひびが入り割れが生じてい
る物があるのに対して、実施例1の光起電力素子にはこ
のような不具合は確認されなかった。
【0040】(実施例2)本例では、実施例1で用いた
シングルチャンバーの真空CVD装置に代えて、図7に
示したロール・ツー・ロール方式のCVD装置を用い、
バックリフレクター上に半導体素子を積層し光起電力素
子を製造した点が実施例1と異なる。
【0041】帯状基板上へのバックリフレクター、すな
わちAg薄膜からなる下部電極及びZnO薄膜からなる
光反射層の形成は図1の装置を用い、これらの作製条件
は実施例1と同様とした。
【0042】以下では、図7に示すロール・ツー・ロー
ル方式のCVD装置を用い、上記バックリフレクター上
に半導体素子を積層して設ける方法を、作製手順に従い
説明する。
【0043】(1)まず、バックリフレクターが形成さ
れた帯状基板20を、図7のように張ってたるみの無い
程度に張力調整を行った。
【0044】(2)送り出し用真空容器401、n層成
膜用真空容器501、i層成膜用真空容器601、p層
成膜用真空容器701、及び巻き取り用真空容器801
は、各ガスゲート451、551、651、751で接
続され、各真空容器に設けた排気口402、502、6
02、702より排気ポンプ(不図示)で排気された。
【0045】(3)送り出し用真空容器401中に、送
り出し用ボビン411に巻かれてセットされたバックリ
フレクター膜が形成積層された帯状基板20は、アイド
リングローラー412により搬送方向が変更されてn層
成膜用真空容器501、i層成膜用真空容器601、p
層成膜用真空容器701を通過しながら巻き取り用真空
容器801へ搬送され、巻き取り用ボビン811により
巻き取られるように配置された(矢印Bの方向)。
【0046】その際、各真空容器内ではバックリフレク
ター膜が設けてある帯状基板20に対して成膜等の処理
が行われるが、この処理を終えた帯状基板20は、水を
冷媒として流したアイドリングローラー812からなる
冷却体の周辺において、ガス供給管5からなる圧力制御
手段によりガスが供給されて圧力が高められた状態で冷
却され、巻き取り用ボビン811により巻き取られる構
成とした。
【0047】ここで、ガスゲート451、551、65
1、751においては掃気用ガス供給管452、45
3、552、553、652、653、752、753
より掃気用ガスを流し、各真空容器間でガスが混入する
のを防いだ。
【0048】(4)各真空容器401、501、60
1、701、801は各排気口402、502、60
2、702、802より排気ポンプ(不図示)で排気さ
れ、各成膜用真空容器ではランプヒーター503、60
3、703により所定の温度まで帯状基板20が加熱さ
れように設定した。
【0049】(5)成膜用ガス導入口504、604、
704より所定の成膜用ガスを、また掃気用ガス供給管
451、452、552、553、652、653、7
52、753より掃気用ガスとしてH2ガスをそれぞれ
導入した後、放電電極505、705に13.56MH
zのRF電力を印加するとともに、マイクロ波導入手段
605より2.45GHzのマイクロ波を導入すること
によって、n層成膜用真空容器501、i層成膜用真空
容器601、p層成膜用真空容器701にそれぞれグロ
ー放電を生起させた。
【0050】(6)帯状基板20を矢印Bの方向へ搬送
することによって、バックリフレクター膜が設けてある
帯状基板20上に、CVD法により各半導体層を形成し
た。表3に、各層の成膜条件を示した。
【0051】
【表3】
【0052】(7)上記工程(6)において半導体素子
が形成された帯状基板20を、ロール・ツー・ロール装
置から取り出し5cm×5cmの大きさに切り離した
後、実施例1と同一条件でITO透明導電膜を堆積する
ことにより図9に示す光起電力素子を作製した。
【0053】(比較例2)本例では、実施例2において
バックリフレクター及び半導体素子の作製に用いた装置
から、帯状基板に対する冷却手段を取り除いた装置を用
いた点が実施例2と異なる。
【0054】他の点は実施例2と同様として光起電力素
子を作製した。
【0055】上記実施例2及び比較例2において、バッ
クリフレクターの作製時及び半導体素子の作製時に、帯
状基板の搬送速度を200mm/minから2000m
m/minに急激に変更した際、実施例2では何ら変化
は生じなかったのに対し、比較例2では帯状基板の巻き
ずれが発生することが分かった。
【0056】また、実施例2及び比較例2で作製した各
光起電力素子を比較したところ、実施例2の生存率20
/25の方が、比較例2の生存率12/25より良好で
あった。
【0057】さらに、実施例2及び比較例2で作製した
各光起電力素子を観察した結果、比較例2の光起電力素
子にはバックリフレクターにひびが入り割れが生じてい
る物があるのに対して、実施例2の光起電力素子にはこ
のような不具合は確認されなかった。
【0058】(実施例3)本例では、実施例2で用いた
図7のCVD装置に代えて、図10に示したロール・ツ
ー・ロール方式のCVD装置を用い、バックリフレクタ
ー上に半導体素子を積層し光起電力素子を製造した点が
実施例2と異なる。
【0059】すなわち、実施例2の装置(図7)では、
冷却手段により帯状基板を冷却する領域を巻き取り用真
空容器801内に設けたのに対して、本例に係る装置
(図10)では、帯状基板上にi型半導体層を形成した
後、p型半導体層を形成する領域の直前に、本発明に係
る冷却手段により帯状基板を冷却する領域を設けた点が
相違している。
【0060】他の点は、実施例2と同様とした。
【0061】以下では、図10に示すロール・ツー・ロ
ール方式のCVD装置を用い、バックリフレクター上に
半導体素子を積層して設ける方法を、作製手順に従い説
明する。
【0062】(1)まず、バックリフレクターが形成さ
れた帯状基板10を、図10のように張ってたるみの無
い程度に張力調整を行った。
【0063】(2)送り出し用真空容器401、n層成
膜用真空容器501、i層成膜用真空容器601、p層
成膜用真空容器701、及び巻き取り用真空容器801
は、各ガスゲート451、551、651、751で接
続され、各真空容器に設けた排気口402、502、6
02、702より排気ポンプ(不図示)で排気された。
【0064】(3)送り出し用真空容器401中に、送
り出し用ボビン411に巻かれてセットされたバックリ
フレクター膜が形成積層された帯状基板10は、アイド
リングローラー412により搬送方向が変更されてn層
成膜用真空容器501、i層成膜用真空容器601、p
層成膜用真空容器701を通過しながら巻き取り用真空
容器801へ搬送され、巻き取り用ボビン811により
巻き取られるように配置された(矢印Bの方向)。
【0065】その際、i層成膜用真空容器601中でi
型半導体層を形成した後、p層成膜用真空容器701中
でp型半導体層を形成する前に、帯状基板10に対して
冷却手段を用いて冷却処理を行った。冷却手段として
は、冷媒として水を流している冷却ローラー3からなる
冷却体と、その周りにガスを供給して圧力の高い領域を
作るためのガス供給管4からなる圧力制御手段と、から
構成されるものを用いた。
【0066】ここで、ガスゲート451、551、65
1、751においては掃気用ガス供給管452、45
3、552、553、652、653、752、753
より掃気用ガスを流し、各真空容器間でガスが混入する
のを防いだ。
【0067】(4)各真空容器401、501、60
1、701、801は各排気口402、502、60
2、702、802より排気ポンプ(不図示)で排気さ
れ、各成膜用真空容器ではランプヒーター503、60
3、703により所定の温度まで帯状基板10が加熱さ
れように設定した。
【0068】(5)成膜用ガス導入口504、604、
704より所定の成膜用ガスを、また掃気用ガス供給管
451、452、552、553、652、653、7
52、753より掃気用ガスとしてH2ガスをそれぞれ
導入した後、放電電極505、705に13.56MH
zのRF電力を印加するとともに、マイクロ波導入手段
605より2.45GHzのマイクロ波を導入すること
によって、n層成膜用真空容器501、i層成膜用真空
容器601、p層成膜用真空容器701にそれぞれグロ
ー放電を生起させた。
【0069】(6)帯状基板10を矢印Bの方向へ搬送
することによって、バックリフレクター膜が設けてある
帯状基板10上に、CVD法により各半導体層を形成し
た。各層の成膜条件は、実施例2と同様(表3)とし
た。
【0070】上記手順で帯状基板10に成膜する際、i
型半導体層の形成後(図10の矢印C地点)とp型半導
体層の形成前(図10の矢印D地点)において、帯状基
板10の基板温度を測定した。
【0071】(比較例3)本例では、実施例3において
バックリフレクター及び半導体素子の作製に用いた装置
から、帯状基板に対する冷却手段を取り除いた装置を用
いた点が実施例3と異なる。
【0072】他の点は実施例3と同様として光起電力素
子を作製した。
【0073】本例においても実施例3と同様に、帯状基
板10に成膜する際、i型半導体層の形成後(図10の
矢印C地点)とp型半導体層の形成前(図10の矢印D
地点)において、帯状基板10の基板温度を測定した。
【0074】上記実施例3及び比較例3において帯状基
板の基板温度を調べた。その結果、実施例3ではi型半
導体層の形成後(C地点)が約300℃、p型半導体層
の形成前(矢印D地点)が約150℃であるのに対し
て、比較例3ではi型半導体層の形成後(C地点)が約
300℃、p型半導体層の形成前(矢印D地点)が約2
10℃であることが分かった。
【0075】従って、本発明に係る冷却手段により帯状
基板を冷却する領域を、帯状基板上にi型半導体層を形
成した後、p型半導体層を形成する領域の直前に設けた
装置では、光起電力素子の作製時においてi型半導体層
は高温で形成し、次いでp型半導体層は低温で形成する
ことができるので、急峻なp−i界面の形成が可能とな
る。ゆえに、本発明に係る装置によれば、良好な光電変
換特性を有する光起電力素子を安定して作製することが
できる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
帯状基板を冷却するための冷却手段として、該冷却手段
により該帯状基板を冷却する領域を、該冷却手段が設け
られていない領域より高い圧力に制御する手段を設けた
ことにより、帯状基板に対して優れた冷却効率を有す
る、堆積膜の形成装置及び形成方法の提供が可能とな
る。従って、帯状基板の巻きずれを防止することがで
き、収率の向上が図れ、さらには成膜時の温度設定条件
の幅を大きくすることが可能な、堆積膜の形成装置が得
られる。また、安定して特性の良い堆積膜を作製できる
とともに、基板に対する冷却領域を小さくできるので、
装置の小型化が図れ、コストダウンも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る堆積膜の形成装置の一例を示す模
式的な断面図である。
【図2】図1の装置を構成する巻き取り用真空容器の模
式的な断面図である。
【図3】図1の装置を構成するアイドリングローラーか
らなる冷却体の一例であり、帯状基板側から見た模式的
な平面図である。
【図4】図1の装置を構成するアイドリングローラーか
らなる冷却体の他の一例であり、帯状基板側から見た模
式的な平面図である。
【図5】図1の装置を構成するアイドリングローラーか
らなる冷却体の他の一例であり、帯状基板側から見た模
式的な平面図である。
【図6】図1の装置を構成するアイドリングローラーか
らなる冷却体及びその近傍の一例を示す模式的な断面図
である。
【図7】本発明に係る堆積膜の形成装置の他の一例を示
す模式的な断面図である。
【図8】ITO透明導電膜を堆積する際に用いたマスク
の一例を示す模式的な平面図である。
【図9】光起電力素子の一例を示す模式的な断面図であ
る。
【図10】本発明に係る堆積膜の形成装置の他の一例を
示す模式的な断面図である。
【図11】従来の堆積膜の形成装置を示す模式的な断面
図である。
【符号の説明】
1、4、5 ガス供給管、 2 高圧力室、 3 冷却ローラー、 10、20 帯状基板、 101、401 送り出し用真空容器、 102、202、302、402、502、602、7
02、802 排気口 、111、411 送り出し用ボビン、 112、312、412、812 アイドリングローラ
ー、 151、251、451、551、651、751 ガ
スゲート、 152、153、252、253、452、453、5
52、553、652掃気用ガス供給管、 201 成膜用真空容器、 203、503、603、703 ランプヒーター、 204、206 成膜室、 205、207 ターゲット、 301、801 巻き取り用真空容器、 311、811 巻き取り用ボビン、 501 n層成膜用真空容器、 504、604、704 成膜ガス導入管、 505、705 放電電極、 601 i層成膜用真空容器、 605 マイクロ波導入手段、 653、752、753 分離用ガス供給管、 701 p層成膜用真空容器、 901 マスク、 902 穴、 1001 バックリフレクター膜、 1002 Ag薄膜、 1003 ZnO薄膜、 1011 半導体素子、 1012 n型半導体層、 1013 i型半導体層、 1014 p型半導体層、 1021 透明導電膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤岡 靖 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 金井 正博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5F045 AA08 AA09 AB40 AC01 AC11 AC16 AC17 AD06 AD07 AD08 AE15 BB08 CA13 DQ15 EJ02 EJ09 EK12 5F051 BA14 BA15 CA15 CA22 CA24 CA34 DA04 GA05

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスゲートを介して連結された複数の真
    空容器と、該ガスゲート及び該真空容器の中を通して、
    帯状基板をその長手方向に連続的に移動させるための搬
    送手段と、該帯状基板を冷却するための冷却手段と、を
    少なくとも有する堆積膜の形成装置において、 前記冷却手段は、該冷却手段により前記帯状基板を冷却
    する領域を、該冷却手段が設けられていない領域より高
    い圧力に制御する手段であることを特徴とする堆積膜の
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記冷却手段は、冷媒を流すことができ
    る冷却体を具備していることを特徴とする請求項1に記
    載の堆積膜の形成装置。
  3. 【請求項3】 前記冷媒は水であることを特徴とする請
    求項2に記載の堆積膜の形成装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却体は、自転可能な円柱状のロー
    ラーであり、かつ、前記帯状基板に接触していることを
    特徴とする請求項2に記載の堆積膜の形成装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送手段は、前記帯状基板の送り出
    し手段と巻き取り手段とを具備していることを特徴とす
    る請求項1に記載の堆積膜の形成装置。
  6. 【請求項6】 前記冷却手段を、前記帯状基板の巻き取
    り手段の直前に設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の堆積膜の形成装置。
  7. 【請求項7】 前記帯状基体上に、n型半導体層、i型
    半導体層、p型半導体層を順に積層して設けることが可
    能なように、各半導体層を形成する領域を有する真空容
    器が配置してあることを特徴とする請求項1に記載の堆
    積膜の形成装置。
  8. 【請求項8】 前記冷却手段を、前記p型半導体層を形
    成する領域の直前に設けたことを特徴とする請求項7に
    記載の堆積膜の形成装置。
  9. 【請求項9】 帯状基板がガスゲートを介して連結され
    た複数の真空容器の中を通して配置され、搬送手段を用
    いて該帯状基板をその長手方向に連続的に移動させなが
    ら、該帯状基板上に堆積膜を形成する際に、該帯状基板
    を冷却するために設けた冷却手段により該帯状基板が冷
    却される領域の圧力を、該冷却手段を設けていない領域
    の圧力より高くすることを特徴とする堆積膜の形成方
    法。
  10. 【請求項10】 前記冷却手段は冷却体を備え、該冷却
    体中に冷媒を流すことを特徴とする請求項9に記載の堆
    積膜の形成方法。
  11. 【請求項11】 前記冷媒として水を用いることを特徴
    とする請求項10に記載の堆積膜の形成方法。
  12. 【請求項12】 前記冷却体として自転可能な円柱状の
    ローラーを用い、前記帯状基板を該ローラーに接触させ
    て移動させることを特徴とする請求項10に記載の堆積
    膜の形成方法。
  13. 【請求項13】 前記搬送手段を構成する送り出し手段
    と巻き取り手段を用いて、前記帯状基板をその長手方向
    に連続的に移動させることを特徴とする請求項9に記載
    の堆積膜の形成方法。
  14. 【請求項14】 前記冷却手段を用い、前記帯状基板が
    巻き取り手段で巻き取られる直前に、該帯状基板の温度
    を低下させることを特徴とする請求項9に記載の堆積膜
    の形成方法。
  15. 【請求項15】 前記帯状基体上に、n型半導体層、i
    型半導体層、p型半導体層を順に積層して設けることを
    特徴とする請求項9に記載の堆積膜の形成方法。
  16. 【請求項16】 前記冷却手段を用い、前記p型半導体
    層を形成する直前に、該帯状基板の温度を低下させるこ
    とを特徴とする請求項15に記載の堆積膜の形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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