JP2000173820A - カ―エアコンのコンプレッサ―用の電磁クラッチに用いるコイル装置及び該コイル装置の製造方法 - Google Patents

カ―エアコンのコンプレッサ―用の電磁クラッチに用いるコイル装置及び該コイル装置の製造方法

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JP2000173820A
JP2000173820A JP10368509A JP36850998A JP2000173820A JP 2000173820 A JP2000173820 A JP 2000173820A JP 10368509 A JP10368509 A JP 10368509A JP 36850998 A JP36850998 A JP 36850998A JP 2000173820 A JP2000173820 A JP 2000173820A
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housing portion
housed
wire
electromagnetic clutch
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Tetsuo Ushikubo
哲男 牛久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、コイル部等に短絡の原因となるよう
な傷が付くことを完全に防止できるカーエアーコンのコ
ンプレッサー用の電磁クラッチに用いるコイル装置を提
供する。 【解決手段】カーエアコンのコンプレッサー用の電磁ク
ラッチに用いるコイル装置1であって、有底筒状に形成
され内面に絶縁性塗料が塗布されたコイル収納部6を備
えたコア2と、コイル収納部6内に収納した線材7aを
巻回してなるコイル部7と、このコイル部7が収納され
たコイル収納部6内に流し込まれた絶縁性接着剤9と、
前記コイル収納部6の開口部6aを施蓋する蓋体11と
を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーエアーコン
(カーエアーコンディショナ)のコンプレッサー用の電
磁クラッチに用いるコイル装置及びその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種のコイル装置の従来例としては、
以下に述べる(1)、(2)のような構成のものが知ら
れている。
【0003】(1)両端部に鍔部を形成した絶縁樹脂材
からなる鍔付きボビンの胴体部分に対して、絶縁塗料を
塗布したコイル用の線材を整列状態で所定巻数分巻き付
けてコイル部とし、このコイル部を傷をつけないように
細心の注意を払いながら、同心2重円筒状で、一端側が
開口し、他端側が有底に形成された磁性体製のコアにお
ける円環状のコイル収納部内に収納し、コイル収納部を
蓋体より施蓋して、カーエアーコンのコンプレッサー用
の電磁クラッチに用いるコイル装置として使用するも
の。
【0004】(2)両端部に鍔部を有しない絶縁樹脂材
からなるボビンの胴体部分に対して絶縁塗料を塗布した
コイル用の線材を整列状態で所定巻数分巻き付けてコイ
ル部とし、このコイル部を前記ボビンから抜き取った
後、コイル部外周に綿テープを巻き付け、このコイル部
を傷をつけないように細心の注意を払いながら、同心2
重円筒状で、一端側が開口し、他端側が有底に形成され
た磁性体製のコアにおける円環状のコイル収納部内に収
納し、コイル収納部を蓋体より施蓋して、カーエアーコ
ンのコンプレッサー用の電磁クラッチに用いるコイル装
置として使用するもの。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のコ
イル装置の如何なる部分(特にコイル部の外周、コイル
部を形成する線材の外周)であっても、僅かな傷がつい
ていると、電磁クラッチの動作時において短絡(ショー
ト)の原因となり、その結果、カーエアコンのコンプレ
ッサーが故障し、使用不能の状態になってしまう。
【0006】しかしながら、上述した(1)、(2)で
述べた従来例においては、かなり神経を使いながらコイ
ル部を巻回したり、コイル部をコイル収納部に収納した
としても、コイル部の外周等に微小な傷が付いてしまう
ことが多く、電磁クラッチの動作時における短絡防止措
置が万全ではないという課題があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、コイル部等に短絡の原因となるような傷が付く
ことを完全に防止でき、短絡防止措置が万全なカーエア
ーコンのコンプレッサー用の電磁クラッチに用いるコイ
ル装置を提供すること、及びかかるコイル装置を安価に
且つ作業性良く製造できるコイル装置の製造方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
カーエアコンのコンプレッサー用の電磁クラッチに用い
るコイル装置であって、有底筒状に形成され内面に絶縁
性塗料が塗布されたコイル収納部を備えたコアと、コイ
ル収納部内に収納した線材を巻回してなるコイル部と、
このコイル部が収納されたコイル収納部内に流し込まれ
た絶縁性接着剤と、前記コイル収納部の開口部を施蓋す
る蓋体とを有するこを特徴とするものである。この発明
によれば、内面に絶縁性塗料が塗布されたコイル収納部
にコイル部を収納するとともに、コイル部が収納された
コイル収納部内に絶縁性接着剤を流し込み、更に蓋体に
より施蓋することによりコイル装置を構成するものであ
るから、前記コイル部の外周等に短絡の原因となるよう
な傷が付くことを完全に防止でき、短絡防止措置が万全
で安全性に優れたコイル装置を提供できる。
【0009】請求項2記載の発明に係るカーエアコンの
コンプレッサー用の電磁クラッチに用いるコイル装置の
製造方法は、コアにおける有底筒状に形成されたコイル
収納部の内面に、絶縁性塗料を塗布し、この有底筒状の
コイル収納部内に、線材を巻回してなるコイル部を収納
し、前記コイル部が収納されたコイル収納部内に絶縁性
接着剤を流し込み、前記コアの開口部を蓋体により閉蓋
することを特徴とするものである。この発明によれば、
前記コイル収納部の内面に対する絶縁性塗料の塗布、こ
のコイル収納部へのコイル部の収納、前記コイル収納部
内への絶縁性接着剤の流し込み、コアの開口部の蓋体に
よる閉蓋という簡略な工程で請求項1記載の発明の作用
を発揮するコイル装置を安価に且つ作業性良く製造でき
る。
【0010】請求項3記載の発明は、カーエアコンのコ
ンプレッサー用の電磁クラッチに用いるコイル装置であ
って、有底筒状に形成されたコイル収納部を備えたコア
と、外周に絶縁性塗料が塗布された線材を巻回すること
により形成され前記コイル収納部内に収納されたコイル
部と、コイル部が収納されたコイル収納部内に流し込ま
れた絶縁性接着剤と、前記コアの開口部を施蓋する蓋体
とを有するこを特徴とするものである。この発明によれ
ば、外周に絶縁性塗料が塗布された線材によりコイル部
を形成し、コイル収納部に前記コイル部を収納するとと
もに、コイル部が収納されたコイル収納部内に絶縁性接
着剤を流し込み、更に蓋体により施蓋することによりコ
イル装置を構成するものであるから、請求項1記載の発
明と同様、前記コイル部の外周等に短絡の原因となるよ
うな傷が付くことを完全に防止でき、短絡防止措置が万
全で安全性に優れたコイル装置を提供できる。
【0011】請求項4記載の発明に係るカーエアコンの
コンプレッサー用の電磁クラッチに用いるコイル装置の
製造方法は、線材の外周に絶縁性塗料を塗布し、この線
材を巻回してコイル部とし、有底筒状に形成されたコイ
ル収納部に前記コイル部を収納し、前記コイル部が収納
されたコイル収納部内に絶縁性接着剤を流し込み、前記
コアの開口部を蓋体により閉蓋することを特徴とするも
のである。この発明によれば、前記線材の外周への絶縁
性塗料の塗布、線材の巻回によるコイル部の形成、コイ
ル収納部への前記コイル部の収納、前記コイル収納部内
への絶縁性接着剤の流し込み、コアの開口部の蓋体によ
る閉蓋という簡略な工程で請求項3記載の発明の作用を
発揮するコイル装置を安価に且つ作業性良く製造でき
る。
【0012】請求項5記載の発明は、カーエアコンのコ
ンプレッサー用の電磁クラッチに用いるコイル装置であ
って、有底筒状に形成され内面に絶縁性塗料が塗布され
たコイル収納部を備えたコアと、外周に絶縁性塗料が塗
布された線材を巻回することにより形成され前記コイル
収納部内に収納されたコイル部と、コイル部が収納され
たコイル収納部内に流し込まれた絶縁性接着剤と、前記
コアの開口部を施蓋する蓋体とを有するこを特徴とする
ものである。この発明によれば、外周に絶縁性塗料が塗
布された線材によりコイル部を形成し、内面に絶縁性塗
料が塗布された前記コイル収納部に前記コイル部を収納
するとともに、コイル部が収納されたコイル収納部内に
絶縁性接着剤を流し込み、更に蓋体により施蓋すること
によりコイル装置を構成するものであるから、請求項1
記載の発明と同様、前記コイル部の外周等に短絡の原因
となるような傷が付くことを完全に防止でき、短絡防止
措置が万全で安全性に優れたコイル装置を提供できる。
【0013】請求項6記載の発明に係るカーエアコンの
コンプレッサー用の電磁クラッチに用いるコイル装置の
製造方法は、コアにおける有底筒状に形成されたコイル
収納部の内面に、絶縁性塗料を塗布し、線材の外周に絶
縁性塗料を塗布し、この線材を巻回してコイル部とし、
絶縁性塗料が塗布された前記コイル収納部に前記コイル
部を収納し、前記コイル部が収納されたコイル収納部内
に絶縁性接着剤を流し込み、前記コイル収納部の開口部
を蓋体により閉蓋することを特徴とするものである。こ
の発明によれば、前記線材の外周への絶縁性塗料の塗
布、線材の巻回によるコイル部の形成、コイル収納部内
面への絶縁性塗料の塗布、コイル収納部への前記コイル
部の収納、前記コイル収納部内への絶縁性接着剤の流し
込み、コアの開口部の蓋体による閉蓋という簡略な工程
で、請求項5記載の発明の作用を発揮するコイル装置を
安価に且つ作業性良く製造できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0015】(実施の形態1)図1、図2は、本発明の
実施の形態1であるカーエアコンのコンプレッサー用の
電磁クラッチに用いるコイル装置1を示すものである。
このコイル装置1は、図1に基本構造を示すように、外
筒部3、内筒部4を備えた同心2重円筒状で、且つ、一
端側に開口部6aを有し、他端側に外筒部3、内筒部4
を連結する底板部5を有し、円環状のコイル収納部6を
備えた磁性体製のコア2と、前記コイル収納部6内に収
納した線材7aを所定巻数巻回してなるコイル部7と、
前記コイル収納部6の開口部6aを施蓋する蓋体11と
を具備している。前記コイル収納部6の内面(外筒部3
の内面、内筒部4の外面、底板部5の上面)には、クロ
ス斜線を付して示すエポキシパウダー等の絶縁性塗料8
が塗布されるようになっている。また、開口部6aから
絶縁性塗料8が塗布されたコイル収納部6内にコイル部
7を収納した後、例えばエポキシ系の絶縁性接着剤9が
コイル収納部6内に流し込まれ、コイル収納部6内にお
いて、前記コイル部7が固定されるようになっている。
なお、図1、図2において、10は、コイル部7の線材
両端7a、7bを取り付けるための端子部である。
【0016】次に、図3を参照して、前記実施の形態1
のコイル装置1の製造工程を説明する。このコイル装置
1の製造工程は、コア2における有底筒状に形成された
コイル収納部6の内面にエポキシパウダー等の絶縁性塗
料8を静電スプレー法、流動浸漬法等の手法で塗布し
(ステップ1)、この有底筒状のコイル収納部6内に線
材7aを巻回してなるコイル部7を収納してコイル部7
の線材両端7a、7bを端子部10に接続し(ステップ
2)、前記コイル部7が収納されたコイル収納部6内に
絶縁性接着剤9を流し込んでコイル収納部6内において
前記コイル部7を接着固定し(ステップ3)、最後に、
前記コイル収納部6の開口部6aを蓋体11により閉蓋
して(ステップ4)、コイル装置1とするものである。
【0017】本実施の形態1のコイル装置1によれば、
内面に絶縁性塗料8が塗布されたコイル収納部6にコイ
ル部7を収納するとともに、コイル部7が収納されたコ
イル収納部6内に絶縁性接着剤9を流し込み、更に蓋体
11により施蓋する構成であるから、前記コイル部7の
外周とコイル収納部6の内面に絶縁性塗料8が介在する
ことになり、また、コイル部7はコイル収納部6内にお
いて絶縁性接着剤9により確実に固定されるので、前記
コイル部7の外周等に短絡の原因となるような傷が付く
要因を完全に排除して、短絡防止措置が万全で安全性に
優れたコイル装置1を得ることができる。
【0018】また、本実施の形態1のコイル装置1の製
造方法によれば、前記コイル収納部6の内面に対する絶
縁性塗料8の塗布、このコイル収納部6へのコイル部7
の収納、前記コイル収納部6内への絶縁性接着剤9の流
し込み、前記開口部6aの蓋体11による閉蓋という簡
略な工程で、上述した作用、効果を発揮するコイル装置
1を安価に且つ作業性、量産性(製品の製造スピードが
早い、大量生産可能)に優れた状態で製造することが可
能となる。
【0019】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2のコイル装置1について、既述した図1、図2及び
図4を参照して説明する。本発明の実施の形態2のコイ
ル装置1においては、基本的には実施の形態1のコイル
装置1と近似した構成及び製造工程によるものである
が、まず線材7aの外周に絶縁性塗料8を塗布し(ステ
ップ11)、この線材7aを巻回してコイル部7とし
(ステップ12)、有底筒状に形成されたコイル収納部
6に前記コイル部7を収納し(ステップ13)、前記コ
イル部7が収納されたコイル収納部6内に絶縁性接着剤
9を流し込み(ステップ14)、前記前記コイル収納部
6の開口部6aを蓋体11により閉蓋する(ステップ1
5)ことにより製造することが特徴である。即ち、本実
施の形態2においては、コイル収納部6側ではなく、コ
イル部7を形成する線材7a側に絶縁性塗料8を塗布し
た点が実施の形態1と相違する点である。
【0020】本実施の形態2のコイル装置1によって
も、前記コイル部7の線材7a間及び前記コイル部7の
線材7aの外周とコイル収納部6の内面に絶縁性塗料8
が介在することになり、また、コイル部7はコイル収納
部6内において絶縁性接着剤9により確実に固定される
ので、前記コイル部7の外周等に短絡の原因となるよう
な傷が付く要因を完全に排除して短絡防止措置が万全で
安全性に優れたコイル装置1を得ることができる。
【0021】また、本実施の形態2のコイル装置1の製
造方法によれば、線材7aの外周に絶縁性塗料8を塗布
し、この線材7aを巻回してコイル部7とし、有底筒状
に形成されたコイル収納部6に前記コイル部7を収納
し、前記コイル部7が収納されたコイル収納部6内に絶
縁性接着剤9を流し込み、前記開口部6aを蓋体11に
より閉蓋するという簡略な工程で、上述した作用、効果
を発揮するコイル装置1を安価に且つ作業性、量産性
(製品の製造スピードが早い、大量生産可能)に優れた
状態で製造することが可能となる。 (実施の形態3)
【0022】次に、本発明の実施の形態3のコイル装置
1について、既述した図1、図2及び図5を参照して説
明する。本発明の実施の形態3のコイル装置1において
は、実施の形態1、2のコイル装置1の構成を組み合わ
せた構成及び実施の形態1、2の製造工程を組み合わせ
た製造工程によるものである。即ち、本実施の形態3に
おいては、図5に示すように、コア2における有底筒状
に形成されたコイル収納部6の内面に、絶縁性塗料8を
塗布し(ステップ21)、線材7aの外周にも絶縁性塗
料8を塗布し(ステップ22)、この線材7aを巻回し
てコイル部7とし、絶縁性塗料8が塗布された前記コイ
ル収納部6に前記コイル部7を収納し(ステップ2
3)、前記コイル部7が収納されたコイル収納部6内に
絶縁性接着剤9を流し込み(ステップ24)、コイル収
納部6の開口部6aを蓋体11により閉蓋する(ステッ
プ25)ことにより、コイル装置1を製造することが特
徴である。
【0023】本実施の形態3のコイル装置1によって
も、前記コイル部7の線材7a間及び前記コイル部7の
線材7aの外周とコイル収納部6の内面に絶縁性塗料8
が介在することになり、また、コイル部7はコイル収納
部6内において絶縁性接着剤9により確実に固定される
ので、前記コイル部7の外周等に短絡の原因となるよう
な傷が付く要因を完全に排除して短絡防止措置が万全で
安全性に優れたコイル装置1を得ることができる。
【0024】また、本実施の形態3のコイル装置1の製
造方法によれば、コア2における有底筒状に形成された
コイル収納部6の内面に、絶縁性塗料8を塗布し、線材
7aの外周に絶縁性塗料8を塗布し、この線材7aを巻
回してコイル部7とし、絶縁性塗料8が塗布された前記
コイル収納部6に前記コイル部7を収納し、前記コイル
部7が収納されたコイル収納部6内に絶縁性接着剤9を
流し込み、コイル収納部6の開口部6aを蓋体11によ
り閉蓋するという簡略な工程で、上述した作用、効果を
発揮するコイル装置1を安価に且つ作業性、量産性(製
品の製造スピードが早い、大量生産可能)に優れた状態
で製造することが可能となる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、コイル部の外周等に短
絡の原因となるような傷が付く要因を完全に排除して短
絡防止措置が万全で安全性に優れたコイル装置を提供す
ることができる。
【0026】また、本発明によれば、上記効果を奏する
コイル装置を、安価に、且つ、作業性、量産性に優れた
状態で製造することが可能なコイル装置の製造方法を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のコイル装置の分解斜視
図である。
【図2】本発明の実施の形態1のコイル装置の外観斜視
図である。
【図3】本発明の実施の形態1のコイル装置の製造工程
を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態2のコイル装置の製造工程
を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態3のコイル装置の製造工程
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 コイル装置 2 コア 3 外筒部 4 内筒部 5 底板部 6 コイル収納部 6a 開口部 7 コイル部 7a 線材 8 絶縁性塗料 9 絶縁性接着剤 10 端子部 11 蓋体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーエアコンのコンプレッサー用の電磁ク
    ラッチに用いるコイル装置であって、 有底筒状に形成され内面に絶縁性塗料が塗布されたコイ
    ル収納部を備えたコアと、 前記コイル収納部内に収納した線材を巻回してなるコイ
    ル部と、 前記コイル部が収納されたコイル収納部内に流し込まれ
    た絶縁性接着剤と、 前記コイル収納部の開口部を施蓋する蓋体と、 を有するこを特徴とするカエアーコンのコンプレッサー
    用の電磁クラッチに用いるコイル装置。
  2. 【請求項2】コアにおける有底筒状に形成されたコイル
    収納部の内面に、絶縁性塗料を塗布し、 前記有底筒状のコイル収納部内に、線材を巻回してなる
    コイル部を収納し、 前記コイル部が収納されたコイル収納部内に絶縁性接着
    剤を流し込み、 前記コアの開口部を蓋体により閉蓋すること、 を特徴とするカーエアコンのコンプレッサー用の電磁ク
    ラッチに用いるコイル装置の製造方法。
  3. 【請求項3】カーエアコンのコンプレッサー用の電磁ク
    ラッチに用いるコイル装置であって、 有底筒状に形成されたコイル収納部を備えたコアと、 外周に絶縁性塗料が塗布された線材を巻回することによ
    り形成され前記コイル収納部内に収納されたコイル部
    と、 前記コイル部が収納されたコイル収納部内に流し込まれ
    た絶縁性接着剤と、前記コアの開口部を施蓋する蓋体
    と、 を有するこを特徴とするカーエアコンのコンプレッサー
    用の電磁クラッチに用いるコイル装置。
  4. 【請求項4】線材の外周に絶縁性塗料を塗布し、 前記線材を巻回してコイル部とし、 有底筒状に形成されたコイル収納部に前記コイル部を収
    納し、 前記コイル部が収納されたコイル収納部内に絶縁性接着
    剤を流し込み、 前記コアの開口部を蓋体により閉蓋すること、 を特徴とするカーエアコンのコンプレッサー用の電磁ク
    ラッチに用いるコイル装置の製造方法。
  5. 【請求項5】カーエアコンのコンプレッサー用の電磁ク
    ラッチに用いるコイル装置であって、 有底筒状に形成され内面に絶縁性塗料が塗布されたコイ
    ル収納部を備えたコアと、 外周に絶縁性塗料が塗布された線材を巻回することによ
    り形成され前記コイル収納部内に収納されたコイル部
    と、 前記コイル部が収納されたコイル収納部内に流し込まれ
    た絶縁性接着剤と、前記コアの開口部を施蓋する蓋体
    と、 を有するこを特徴とするカーエアコンのコンプレッサー
    用の電磁クラッチに用いるコイル装置。
  6. 【請求項6】コアにおける有底筒状に形成されたコイル
    収納部の内面に、絶縁性塗料を塗布し、 線材の外周に絶縁性塗料を塗布し、 前記線材を巻回してコイル部とし、 絶縁性塗料が塗布された前記コイル収納部に前記コイル
    部を収納し、 前記コイル部が収納されたコイル収納部内に絶縁性接着
    剤を流し込み、 コイル収納部の開口部を蓋体により閉蓋すること、 を特徴とするカーエアコンのコンプレッサー用の電磁ク
    ラッチに用いるコイル装置の製造方法。
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