JP2000173725A - シールドコネクタ - Google Patents

シールドコネクタ

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JP2000173725A
JP2000173725A JP10342535A JP34253598A JP2000173725A JP 2000173725 A JP2000173725 A JP 2000173725A JP 10342535 A JP10342535 A JP 10342535A JP 34253598 A JP34253598 A JP 34253598A JP 2000173725 A JP2000173725 A JP 2000173725A
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conductor
crimped
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雅彦 青山
Masaji Saito
正司 斎藤
Takashi Koide
隆史 小出
Masahiro Tanaka
昌洋 田中
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Toyota Motor Corp
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Toyota Motor Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド特性の向上を可能とするシールドコ
ネクタを提供する。 【解決手段】 シールドコネクタ10a,10bは、外
導体52に覆われていない内導体51とその先端に圧着
された内側端子20aの内側圧着部24付近とを包覆部
45で三方から覆っているので、シールド性能を大幅に
向上することが可能となる。さらに、雄型シールドコネ
クタ10aと雌型シールドコネクタ10bとを嵌合させ
る際、雄型シールドコネクタ10aの包覆部45の開放
面と雌型シールドコネクタ10bの包覆部45の開放面
とが反対方向を向くように組み込むことにより放射特性
のバランスが取れるので、内導体51を伝わる高周波信
号は、シールドコネクタ10a,10bを通過する際に
受ける影響を減少させることができ、シールド特性を向
上させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールドコネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシールドコネクタとし
て、実開平5−27983号に掲載されたものが挙げら
れ、図6〜図8に示すシールドコネクタ1のように内導
体圧着部2a、外導体圧着部3b及びシース圧着部3c
の3個所の圧着部を備えたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシール
ドコネクタ1においては、シールド電線50とシールド
コネクタ1との接続は、シールド電線50の端部のシー
ス54、外導体52及び絶縁体53を剥がすことにより
内導体51を露出させて内導体圧着部2aを圧着し、そ
れに続くシールド電線50の端部のシース54のみを剥
がして外導体52を剥き出しにした外導体露出部56へ
外導体圧着部3bを圧着する。そして、外導体露出部5
6に続くシールド電線50の端部のシース54へシース
圧着部3cを圧着することにより行われる。
【0004】そして、上述したシールドコネクタ1の圧
着を圧着機に仕掛けて行うにあたり、3箇所の圧着は同
時に行われるものであり、特に内側端子2は外側端子3
の内部に収容された後に圧着されるので、圧着機の圧着
金型を内側端子2に到達させて圧着を行うためには外側
端子3の上下面に開口部3a,3aが必要不可欠であっ
た。
【0005】しかし、この開口部3a,3aのため、こ
の個所の外導体52に覆われていない内導体51や内側
端子2は開口部3a,3a側へ露出した状態であり、シ
ールド特性が低下してしまうという欠点があり、場合に
よっては他の部材を用いてさらにシールドを施す必要が
生ずることがあった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、シールド特性の向上を可能とするシールドコネクタ
の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、内導体と外導体との間に絶
縁体が介在され外周はシースで被覆されたシールド電線
に接続され、前記内導体に圧着して接続される内側端子
と、この内側端子を誘電体を介在した状態で収容し前記
外導体に接続される外側端子とからなるシールドコネク
タであって、前記内側端子は前記シールド電線における
前記内導体との圧着が前記外側端子の外部においてなさ
れる一方、前記外側端子は前記内導体に接続された状態
のシールド電線の外導体を圧着可能に形成されるととも
に、この内導体を圧着する部分付近が少なくとも三方か
ら壁面によって覆われる構造となっているところに特徴
を有する。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1記載のシ
ールドコネクタにおいて、前記外導体は前記シース上に
反転される一方、前記外側端子には前記外導体と前記シ
ースとを兼用して圧着可能な圧着部が形成されていると
ころに特徴を有する。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載のシールドコネクタにおいて、前記外側端子におい
て前記外導体を圧着する部分付近を前記壁面によって三
方から覆い一面のみを開放面とするとともに、相手側コ
ネクタの外側端子はこの開放面が反対方向へ向くように
組み込まれているところに特徴を有する。
【0010】
【発明の作用及び効果】上記のように構成した請求項1
に係る発明においては、内側端子の圧着が外側端子の外
部において行われ、外側端子に圧着金型を挿入するため
の開口部を設ける必要がなく閉じた面とすることが可能
となるので、外導体に被覆されていない内導体と内側端
子の内導体を圧着する部分付近との周囲を外側端子が少
なくとも三方から壁面により覆うことができるのでシー
ルド性能が向上する。
【0011】また、請求項2に係る発明においては、外
側端子は外導体との接続及びシースへの固定を一箇所の
圧着部で行うことができるため、外側端子を圧着するた
めの圧着用金型の構造は、複数の圧着部に対応させて製
作する必要がなく、一箇所の圧着部のみを圧着する構造
にすれば良いので、構造が簡単でかつ金型における圧着
部に対応する個所の全長を短くコンパクトにすることを
可能とする。
【0012】さらに、請求項3に係る発明においては、
雌雄コネクタが嵌合されているときに相互の開放面が反
対方向へ向くように組み込むことにより、内導体により
伝達される高周波信号へ影響が生じる放射特性のバラン
スをとることが可能となりシールド特性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
に基づいて説明する。本実施形態におけるシールドコネ
クタ10a,10bは、相互に嵌合可能であり、外側端
子40a,40bの内部に内側端子20a,20bが誘
電体30a,30bを介して収容されて一体となり、そ
れぞれにはシールド電線50が接続される構造である
(図1参照)。
【0014】ここで、雌型シールドコネクタ10bは、
雄型シールドコネクタ10aと比較して、内側端子20
bが雌型である点、外側端子40bは外側端子40a内
に収容され、接触片43と突当片48とを設けていない
点、及び誘電体30bは当接部33を誘電体30bの先
端部へ配した点において相違する。しかし、雌雄シール
ドコネクタ10a,10bの構造は同様であり、組付け
も同様に行われるので、ここでは、雄型シールドコネク
タ10aについて説明し、同じ構成については、同一符
号を付し、重複する説明は省略する。
【0015】以下、雄型シールドコネクタ10aの内側
端子20aの嵌合方向(図2の右方向)を前方とし、包
覆部45の開放面方向(図2の上方向)を上方として説
明する。
【0016】シールド電線50は、複数の素線を束ねて
なる内導体51と編組線よりなる外導体52との間に絶
縁体53が介在しており、その外周を弾性を有するビニ
ル等のシース54で覆った同軸の構造となっている。そ
して、シールド電線50の端部のシース54を剥がして
外導体52を剥き出しにし、その外導体52をシース5
4上に反転させて反転部55を設け、反転部55の先端
側の絶縁体53を剥がすことにより内導体51を露出さ
せる(図1参照)。なお、内導体51は露出した先端部
分を内側端子20aに接続され、外導体52は反転部5
5を介して外側端子40aに接続される。
【0017】雄型シールドコネクタ10aの内側端子2
0aは、図1に示すように導電性を有した雄型端子で、
前部はタブ形状をなし雌型コネクタ10bの内側端子2
0bと嵌合可能である。また、その中央部には、後述す
る誘電体30aに挿入した際に収容孔31内の上壁に食
い込むことにより内側端子20aを固定する一対の食込
突起23,23が設けられている。さらに、後部には内
導体51を圧着するための一対の圧着片よりなる内側圧
着部24が配されている。
【0018】誘電体30aは、樹脂等の絶縁材料で作ら
れており、内側端子20aと外側端子40aとを電気的
に絶縁する。誘電体30aの内部には内側端子20aを
収容して固定する収容孔31が設けられ、また、外側端
子40a内に固定されるために、上部の外壁には係止凹
部32が設けられ、底部の外壁には当接部33が設けら
れている(図1及び図2参照)。
【0019】外側端子40aは、導電板を曲げ加工して
形成されており、前部は角筒状の収容部41が設けら
れ、収容部41内へ前述した誘電体30aを所定位置に
係止するために、上壁には撓み変形可能なランス42が
内向きにかつ斜め後方へ向けて切り伏してある、また、
底壁には突当片48が内向きにかつほぼ直角に切り起こ
してある。さらに、左右両側壁には雌型シールドコネク
タ10bと弾性的に接触して係止する接触片43が内向
きにかつ斜め前方へ向けて形成されている。
【0020】さて、収容部41の後方には左右壁と下部
壁とにより三方を閉じた構造の請求項1に係る発明の特
徴である包覆部45が設けられ、内部に収容する内導体
51及び内側端子20aの内側圧着部24に対するシー
ルド性能を向上させるが、これについては後述する。ま
た、包覆部45の上端にはスタビライザー44,44
が、それぞれ左右外側へ向けて配設してある(図1参
照)。スタビライザー44,44は、図示しないコネク
タハウジングへの挿入時に、逆挿入等を防止して正規方
向へ導入するとともに、挿入後、安定してコネクタハウ
ジング内にシールドコネクタ10aを固定する。尚、ス
タビライザー44,44は、シールドコネクタ10a挿
入後にさらに確実に係止するための図示しないリテーナ
の係止部としても機能する。
【0021】包覆部45の後方は、シールド電線50の
反転部55を圧着する外側圧着部46が設けられ、外側
圧着部46には底部から帯形状の一対の圧着片47,4
7が設置されており、圧着片47,47は末広がり状に
拡開し、また、種々の径のシールド電線を巻着できるよ
うに十分な長さを有する構成である。
【0022】シールドコネクタ10aの組付けは、ま
ず、外側端子40aへ内側端子20aを挿入する前に、
露出させた内導体51と内側端子20aの内側圧着部2
4とを圧着する。
【0023】次に、外側端子40aの収容部41の前方
より誘電体30aを挿入する。すると、突当片48に当
接部33が当接するとともに、ランス42が係止凹部3
2に挿入されて、誘電体30aが収容部41内の所定位
置に係止される。その後内導体51が接続された内側端
子20aを誘電体30aの収容孔31に挿通すると、食
込突起23が収容孔31の上壁に食い込み、固定されて
安定する(図2参照)。
【0024】そして、外側端子40aの外側圧着部46
の底部に反転部55を載置してシールドコネクタ10a
を図示しない圧着機に仕掛ける。外側圧着部46を図示
しない圧着用金型で挟み込み、一方の圧着片47の端部
が他方の圧着片47の端部に重なるようにして両圧着片
47,47を反転部55の外周に沿うように密着させて
圧着を行い、雄型シールドコネクタ10aが構成され
る。
【0025】さてここで、図2のようにシールドコネク
タ10aが組付けられると、包覆部45内には外導体5
2に覆われていない内導体51とその先端に圧着した内
側端子20aの内側圧着部24付近とが収容されてい
る。
【0026】反転部55より後方の内導体51は外導体
52によって、また、収容部41内に収容されている内
側端子20aの前方部分は収容部41の壁によってそれ
ぞれ囲まれているので、それぞれが導電体で四方を覆わ
れており、シールドに関して問題はない。そして、その
中間部分である外導体52に覆われていない反転部55
より前方の内導体51及び内側端子20aの収容部41
に覆われていない内側圧着部24付近についても同様に
導電体で四方を覆うことがシールド性能に関して最も望
ましい。
【0027】しかし、本実施形態においては、シールド
コネクタ10a,10bを図示しないコネクタハウジン
グに収容した時にランスの挿入によって係止されるた
め、包覆部45の上方のみ開放面とし、他の三方を閉じ
た面としている。また、外側圧着部46を形成し易くす
るために包覆部45と外側圧着部46との間に僅かに隙
間が生じてしまっているが、この個所も閉じられている
のが望ましく、本実施形態においても必要最小限に抑え
た構造となっている。
【0028】このように、本実施形態のようにして構成
されたシールドコネクタ10a,10bによれば、外導
体52に覆われていない内導体51と内側端子20aの
内側圧着部24付近とを包覆部45の左右壁と下部壁
(シールドコネクタ10bの場合は上部壁)とで覆って
いる(図2及び図3参照)。それ故、左右方向と下方向
(同上方向)とに対してのシールド性能を大幅に向上す
ることが可能となる。さらに、包覆部45と外側圧着部
46との間に生じる隙間を抑えることにより、シールド
性能がより向上する。
【0029】また、本実施形態に係るシールドコネクタ
は、内側端子20a,20bと内導体51とをそれぞれ
圧着した後、外側端子40a,40b内に収容し、外側
端子40a,40bと反転部55とをそれぞれ圧着する
ので外側端子40a,40bはそれぞれの圧着を一箇所
の外側圧着部46のみで行うことができる。このため、
外側端子40a,40bを圧着するための圧着用金型の
構造は、複数の圧着部に対応させて製作する必要がな
く、一箇所の外側圧着部46のみを圧着する構造とする
ことができるので、構造が簡単でかつ圧着用金型におけ
る外側圧着部46に対応する個所の全長を短くコンパク
トにすることが可能となる。さらに、外側端子40a,
40bの圧着作業は一箇所で済むので、圧着力を調整す
る場合や圧着の成否を確認する場合においても、それぞ
れ一箇所の圧着部46によれば良いので、圧着作業の効
率が向上する。
【0030】ところで、図4及び図5は、雄型シールド
コネクタ10aと雌型シールドコネクタ10bとが嵌合
した状態を示している。この図によれば、雄型シールド
コネクタ10aの包覆部45の開放面と雌型シールドコ
ネクタ10bの包覆部45の開放面とは反対方向を向い
た状態で嵌合している。
【0031】これは、シールドコネクタ10a,10b
の包覆部45に開放面がある場合にこの開放面を介して
外部へ高周波信号が放射してしまい信号の強度が僅かに
変化してしまうことや外部から多少のノイズが入ってし
まうことがある。この場合に雄型シールドコネクタ10
aと雌型シールドコネクタ10bとの開放面が同一方向
を向いていると、同じ方向へ放射してしまったり、同じ
方向からノイズが入ってしまうことになるので、高周波
信号に偏りが生じてしまいコネクタ側面の性能特性に偏
りが発生し、障害になる原因となってしまうのである。
【0032】このため、雄型シールドコネクタ10aと
雌型シールドコネクタ10bとの開放面を反対方向にを
向けて嵌合させることにより、高周波信号の放射やノイ
ズの浸入について対称方向に関してバランスをとること
が可能となり、内導体51を伝わる高周波信号がシール
ドコネクタ10a,10bを通過する際に特定方向の性
能が下がることを防止することができ、シールド特性を
向上させることが可能となる。
【0033】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1)上記実施形態では包覆部45が開放面を有してい
たが、開放面が無く四方を包覆部45の壁面で覆われて
いるものであっても良い。このような構成によれば、よ
り一層シールド性能が向上する。 (2)上記実施形態は雌型及び雄型シールドコネクタ同
士が嵌合するものであったが、電気機器等の基板に直接
接続するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシールドコネクタの構
成部品の斜視図
【図2】組付け後の雄型シールドコネクタの断面図
【図3】組付け後の雌型シールドコネクタの断面図
【図4】嵌合後のシールドコネクタの側面図
【図5】嵌合後のシールドコネクタの断面図
【図6】従来のシールドコネクタの斜視図
【図7】従来のシールドコネクタの平面図
【図8】従来のシールドコネクタの一部切り欠き側面図
【符号の説明】
10a,10b…シールドコネクタ 20a,20b…内側端子 30a,30b…誘電体 40a,40b…外側端子 46…外側圧着部(圧着部) 50…シールド電線 51…内導体 52…外導体 53…絶縁体 54…シース
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月17日(1999.12.
17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、内導体と外導体との間に絶
縁体が介在され外周はシースで被覆されたシールド電線
に接続され、前記内導体に圧着して接続される内側端子
と、この内側端子を誘電体を介在した状態で収容し前記
外導体に接続される外側端子とからなるシールドコネク
タであって、前記内側端子は前記シールド電線における
前記内導体との圧着が前記外側端子の外部においてなさ
れる一方、前記外側端子は前記内導体に接続された状態
のシールド電線の外導体を圧着可能に形成されるととも
に、この内導体を圧着する部分付近が壁面によって三方
から覆われ一面のみを開放面とするとともに、当該コネ
クタが相手側コネクタと嵌合したときに、相互の外側端
子の開放面が反対方向へ向くようにしてあり、かつ前記
相互のコネクタが同軸で嵌合されるところに特徴を有す
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【発明の作用及び効果】上記のように構成した請求項1
に係る発明においては、内側端子の圧着が外側端子の外
部において行われ、外側端子に圧着金型を挿入するため
の開口部を設ける必要がなく閉じた面とすることが可能
となるので、外導体に被覆されていない内導体と内側端
子の内導体を圧着する部分付近との周囲を外側端子が少
なくとも三方から壁面により覆うことができるのでシー
ルド性能が向上する。さらに、請求項1に係る発明にお
いては、雌雄コネクタが嵌合されているときに相互の開
放面が反対方向へ向くように組み込むことにより、内導
体により伝達される高周波信号へ影響が生じる放射特性
のバランスをとることが可能となりシールド特性が向上
する
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 正司 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 小出 隆史 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 田中 昌洋 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内導体と外導体との間に絶縁体が介在さ
    れ外周はシースで被覆されたシールド電線に接続され、
    前記内導体に圧着して接続される内側端子と、この内側
    端子を誘電体を介在した状態で収容し前記外導体に接続
    される外側端子とからなるシールドコネクタであって、 前記内側端子は前記シールド電線における前記内導体と
    の圧着が前記外側端子の外部においてなされる一方、前
    記外側端子は前記内導体に接続された状態のシールド電
    線の外導体を圧着可能に形成されるとともに、この内導
    体を圧着する部分付近が少なくとも三方から壁面によっ
    て覆われる構造となっていることを特徴とするシールド
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記外導体は前記シース上に反転される
    一方、前記外側端子には前記外導体と前記シースとを兼
    用して圧着可能な圧着部が形成されていることを特徴と
    する請求項1記載のシールドコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記外側端子において前記外導体を圧着
    する部分付近を前記壁面によって三方から覆い一面のみ
    を開放面とするとともに、相手側コネクタの外側端子は
    この開放面が反対方向へ向くように組み込まれているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のシールドコネク
    タ。
JP10342535A 1998-11-19 1998-12-02 シールドコネクタ Expired - Lifetime JP3108057B2 (ja)

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JP10342535A JP3108057B2 (ja) 1998-12-02 1998-12-02 シールドコネクタ
EP99123132A EP1003250B1 (en) 1998-11-19 1999-11-19 A shield connector, a set of shielded connectors and method for connecting a shielded connector with a shielded cable
US09/444,279 US6210223B1 (en) 1998-11-19 1999-11-19 Shielded connector, a set of shielded connectors and method for connecting a shielded connector with a shielded cable
CNB991239644A CN1175530C (zh) 1998-11-19 1999-11-19 屏蔽连接器和屏蔽连接器组
DE69921065T DE69921065T2 (de) 1998-11-19 1999-11-19 Ein abgeschirmter Verbinder, ein abgeschirmtes Verbinderset und Verfahren für die Verbindung von einem abgeschirmten Verbinder mit einem abgeschirmten Kabel

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JP10342535A JP3108057B2 (ja) 1998-12-02 1998-12-02 シールドコネクタ

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