JP2000173337A - 引掛シーリングボディ、引掛シーリングキャップ、照明器具取付装置および照明装置 - Google Patents
引掛シーリングボディ、引掛シーリングキャップ、照明器具取付装置および照明装置Info
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Abstract
えるようにする。 【解決手段】 照明器具の電源コード11の先端部に取
り付けられた引掛シーリングキャップ8が取り付けられ
る引掛シーリングボディ1において、引掛シーリングキ
ャップ8に設けられたキャップ側接地部15と導通状態
に接続されるボディ側接地部6,7を設ける。
Description
器具を取り付けるための照明器具取付装置、引掛シーリ
ングボディ、引掛シーリングキャップおよび照明装置に
関する。
けには、天井面に固定された引掛シーリングボディと、
照明器具の電源コードの先端部に取り付けられた引掛シ
ーリングキャップとからなる照明器具取付装置が広く使
用されている。この照明器具取付装置を使用すれば、必
要に応じて照明器具を簡単に交換することができる。
ーリングボディおよび引掛シーリングキャップには接地
極がないため、照明器具に接地端子が設けられている場
合であっても、その照明器具を接地させることが困難で
あり、接地せずに使用している場合が多い。
具の接地を簡単に行うことができる引掛シーリングボデ
ィ、引掛シーリングキャップ、照明器具取付装置および
照明装置を提供することを目的とする。
掛シーリングボディは、天井面などに固定される引掛シ
ーリングボディケースと;前記引掛シーリングボディケ
ースの取付面部に形成され、引掛シーリングキャップに
設けられた一対の電極刃が挿入される一対の電極刃受け
穴と;前記引掛シーリングボディケース内に設けられ、
前記電極刃受け穴に挿入された前記電極刃が導通状態に
引っ掛けられる一対の電源極と;前記引掛シーリングボ
ディケースに設けられ、前記引掛シーリングキャップに
設けられたキャップ側接地部と導通状態に接続されるボ
ディ側接地部と;を具備する。
側接地部」とは、引掛シーリングボディと引掛シーリン
グキャップとの間で接地を行うために必要な構成であ
り、引掛シーリングボディに引掛シーリングキャップを
取り付けたとき、ボディ側接地部とキャップ側接地部と
が導通状態に接続される。具体的な構造としては、例え
ば、キャップ側接地部を、引掛シーリングキャップに設
けられて引掛シーリングボディに対向する向きに突出し
た接地極刃とした場合には、ボディ側接地部は、接地極
刃が挿入されるように引掛シーリングボディケースの取
付面部に形成された接地極刃受け穴と、引掛シーリング
ボディケース内に設けられて接地極刃受け穴に挿入され
た接地極刃が導通状態に接続される接地極とにより形成
される。
ングキャップに対向する向きに突出した接地極刃を引掛
シーリングボディに設け、キャップ側接地部として、こ
の接地極刃が挿入される接地極刃受け穴と、接地極刃受
け穴に挿入された接地極刃が導通状態に接続される接地
極とを引掛シーリングキャップに設けてもよい。
接地部を設けることにより、この引掛シーリングボディ
に取り付ける引掛シーリングキャップとして、取付時に
ボディ側接地部に導通状態に接続されるキャップ側接地
部を備えた引掛シーリングキャップを使用することによ
り、電源コードの先端部にこの引掛シーリングキャップ
を取り付けた照明器具の接地を簡単に行える。
掛シーリングボディにおいて、前記ボディ側接地部は、
一対の前記電極刃受け穴を結んだ直線に対してその直線
の中央位置で直交する直線上に配置されている。
地部が最も離れて位置することになり、電源極とボディ
側接地部との間の絶縁性が向上する。また、一対の電源
極とボディ側接地部とが最も離れて位置するので、電源
極とボディ側接地部とに対する配線コードの結線作業や
配線作業の作業性が向上する。
載の引掛シーリングボディにおいて、前記ボディ側接地
部は、前記電極刃受け穴と同じ円周上に配置されてい
る。
に接続される配線コードを引掛シーリングボディケース
の中央部からまとめて引き出すとき、引掛シーリングボ
ディケース内における各配線コードの長さが同じにな
り、これらの配線コードの結線作業や配線作業の作業性
が向上する。
掛シーリングボディにおいて、前記ボディ側接地部は、
前記引掛シーリングボディケースの取付面部の中心部に
設けられている。
ーリングボディに取り付けるときにおける、ボディ側接
地部とキャップ側接地部との位置合わせを簡単に行え
る。
3記載の引掛シーリングボディにおいて、前記ボディ側
接地部は、一対の前記電極刃受け穴を結んだ直線の中央
位置に対して点対称となる位置に一対設けられている。
シーリングキャップを取り付けるために電極刃と電極刃
受け穴とを位置合わせしたとき、ボディ側接地部とキャ
ップ側接地部とが必ず対向することになり、引掛シーリ
ングキャップの取付作業が簡単になる。
3、4又は5記載の引掛シーリングボディにおいて、前
記ボディ側接地部は、前記キャップ側接地部に対して引
っ掛けられる係止爪を有する。
リングキャップを取り付けたとき、一対の電極刃が一対
の電源極に引っ掛かるとともに、ボディ側接地部とキャ
ップ側接地部とが引っ掛かるので、引っ掛かりの箇所が
増え、引掛シーリングキャップを介して取り付けた照明
器具の取付状態がより一層安定する。
ップは、照明器具の電源コードの先端部に取付けられる
引掛シーリングキャップケースと;前記引掛シーリング
キャップケースの上面部から突出して設けられ、引掛シ
ーリングボディに設けられた一対の電源極に導通状態に
引っ掛けられる一対の電極刃と;前記引掛シーリングキ
ャップケースに設けられ、前記引掛シーリングボディに
設けられたボディ側接地部と導通状態に接続されるキャ
ップ側接地部と;を具備する。
プ側接地部を設けることにより、この引掛シーリングキ
ャップを取り付ける引掛シーリングボディとして、取付
時にキャップ側接地部に導通状態に接続されるボディ側
接地部を備えた引掛シーリングボディを使用することに
より、電源コードの先端部にこの引掛シーリングキャッ
プを取り付けた照明器具の接地を簡単に行える。
掛シーリングキャップにおいて、前記キャップ側接地部
は、一対の前記電極刃を結んだ直線に対してその直線の
中央位置で直交する直線上に配置されている。
接地部が最も離れて位置することになり、電極刃とボデ
ィ側接地部との間の絶縁性が向上する。また、一対の電
極刃とキャップ側接地部とが最も離れて位置するので、
電源極とボディ側接地部とに対する配線コードの結線作
業や配線作業の作業性が向上する。
載の引掛シーリングキャップにおいて、前記キャップ側
接地部は、前記電極刃と同じ円周上に配置されている。
とに接続される配線コードを引掛シーリングキャップケ
ースの中央部からまとめて引き出すとき、引掛シーリン
グキャップケース内における各配線コードの長さが同じ
になり、これらの配線コードの結線作業や配線作業の作
業性が向上する。
発明の引掛シーリングキャップにおいて、前記キャップ
側接地部は、前記引掛シーリングキャップケースの上面
部の中心部に設けられている。
ーリングボディに取り付けるときにおける、ボディ側接
地部とキャップ側接地部との位置合わせを簡単に行え
る。
は9記載の引掛シーリングキャップにおいて、前記キャ
ップ側接地部は、一対の前記電極刃を結んだ直線の中央
位置に対して点対称となる位置に一対設けられている。
掛シーリングボディに取り付けるために電極刃と電極刃
受け穴とを位置合わせしたとき、ボディ側接地部とキャ
ップ側接地部とが必ず対向することになり、引掛シーリ
ングキャップの取付作業が簡単になる。
9、10又は11記載の引掛シーリングキャップにおい
て、前記キャップ側接地部は、前記ボディ側接地部に対
して引っ掛けられる係止爪を有する。
ーリングボディに取り付けたとき、一対の電極刃が一対
の電源極に引っ掛かるとともに、キャップ側接地部とボ
ディ側接地部とが引っ掛かるので、引っ掛かりの箇所が
増え、引掛シーリングキャップを介して取り付けた照明
器具の取付状態がより一層安定する。
は、請求項1記載の引掛シーリングボディと;請求項7
記載の引掛シーリングキャップと;を具備し、前記電極
刃が前記電極刃受け穴に挿入されて前記電源極に接続さ
れ、前記キャップ側接地部と前記ボディ側接地部とが導
通状態に接続されている。
引掛シーリングキャップとを用いることにより、電源コ
ードの先端部にこの引掛シーリングキャップを取り付け
た照明器具の接地を簡単に行える。
の照明器具取付装置において、前記キャップ側接地部と
前記ボディ側接地部との接続が、前記電極刃と前記電源
極との接続より先に行われる。
ーリングボディに取り付ける際における感電事故を防止
でき、安全性が高くなる。
項13又は14記載の照明器具取付装置と;電源コード
の先端部に前記引掛シーリングキャップが取り付けられ
た照明器具と;を具備する。
の接地を簡単に行え、感電事故を防止できて安全性が高
くなる。
項13又は14記載の照明器具取付装置と;アダプタを
兼ねた前記引掛シーリングキャップが取り付けられた照
明器具と;を具備する。
を必要とする照明器具の場合でも、その照明器具の接地
を簡単に行え、感電事故を防止できて安全性が高くな
る。
ないし図3に基づいて説明する。図1は、照明装置を示
す側面図である。図2は、引掛シーリングボディと引掛
シーリングキャップとを示す斜視図である。図3は、引
掛シーリングキャップを示す側面図である。
明する。この引掛シーリングボディ1は、略円筒形状に
形成された引掛シーリングボディケース2を備えてお
り、この引掛シーリングボディケース2は天井面などに
固定されている。
この引掛シーリングボディケース2を天井面などに取り
付けたときに床面に対向し、後述する引掛シーリングキ
ャップが着脱自在に取り付けられる取付面部3には、一
対の電極刃受け穴4,5が形成されている。これらの電
極刃受け穴4,5は、取付面部3の中心部に対して18
0°離間した位置に形成されている。また、引掛シーリ
ングボディケース2内には、電極刃受け穴4,5の上方
に位置する一対の電源極(図示せず)が設けられてい
る。これらの電源極には、天井裏に設置された配線から
分岐された配線コード(図示せず)が接続されている。
は、接地用の一対のボディ側接地部6,7が設けられて
いる。これらのボディ側接地部6,7は、引掛シーリン
グボディケース2の取付面部3に形成された一対の接地
極刃受け穴6a,7aと、引掛シーリングボディケース
2内における接地極刃受け穴6a,7aの上方に設けら
れた一対の接地極(図示せず)とにより形成されてい
る。これらの接地極には、天井裏に設置された配線から
分岐された配線コード(図示せず)が接続されている。
け穴4,5を結んだ直線“A”に対して、その直線
“A”の中央位置で直交する直線“B”上であって、か
つ、この直線“A”の中央位置に対して点対称となる位
置に配置されている。
極刃受け穴4,5と同じ円周“C”上に配置されてい
る。
て説明する。この引掛シーリングキャップ8は、略円筒
形状に形成された引掛シーリングキャップケース9を備
えており、この引掛シーリングキャップケース9は、照
明器具10の電源コード11の先端部に取り付けられて
いる。
る、天井面に取り付けられた引掛シーリングボディケー
ス2に対向する上面部12には、一対の電極刃13,1
4が上方向きに突出して設けられ、電極刃13,14の
上端部には係止爪13a,14bが形成されている。こ
れらの電極刃13,14は、上面部12の中心部に対し
て180°離間した位置に形成されている。さらに、上
面部12には、接地用のキャップ側接地部である接地極
刃15が上方向きに突出して設けられ、この接地極刃1
5の上端部にも係止爪15aが形成されている。
電源コード11を構成する3本の配線コード(図示せ
ず)が、電極刃13,14と接地極刃15とに接続され
ている。
を結んだ直線“a”に対して、その直線“a”の中央位
置で直交する直線“b”上に配置されている。
3,14と同じ円周“c”上に配置されている。なお、
この円周“c”と引掛シーリングボディ1の円周“C”
とは、同じ大きさに形成されている。
から接地極刃15の上端部までの寸法“D”は、上面部
12から電極刃13,14の上端部までの寸法“d”よ
り大きく設定されている(図3参照)。
取り付けられた引掛シーリングキャップ8を天井面に固
定された引掛シーリングボディ1に取り付けることによ
り、電極刃13,14が電極刃受け穴4,5に挿入さ
れ、挿入された電極刃13,14が電源極に引っ掛か
り、接続状態となる。これにより、天井面への照明器具
10の取り付けと、照明器具10への通電とを行える。
シーリングボディ1に取り付けたとき、接地極刃15が
一方の接地極刃受け穴6aに挿入され、挿入された接地
極刃15が接地極に接続される。これにより、引掛シー
リングキャップ8を引掛シーリングボディ1へ取り付け
ることによって照明器具10を接地させることができ、
照明器具10の接地を簡単に行える。
き、この接地極刃15の係止爪15aが接地極に引っ掛
かる。これにより、引掛シーリングボディ1への引掛シ
ーリングキャップ8の取り付けが、係止爪13a,14
aの電源極への引っ掛かりと、係止爪15aの接地極へ
の引っ掛かりとにより行われ、引っ掛かりの箇所が増え
る。このため、引掛シーリングキャップ8を介して引掛
シーリングボディ1に取り付けられた照明器具10の取
付状態がより一層安定する。
極刃受け穴6a,6b及び接地極は、電極刃受け穴4,
5を結んだ直線“A”に対してその直線“A”の中央位
置で直交する直線“B”上に配置されている。このた
め、一対の電源極と接地極とが最も離れて位置すること
になり、電源極と接地極との間の絶縁性が向上し、か
つ、引掛シーリングボディケース2内における電源極と
接地極とに対する配線コードの結線作業や配線作業の作
業性が向上する。
られた接地極刃15は、電極刃13,14を結んだ直線
“a”に対してその直線“a”の中央位置で直交する直
線“b”上に配置されている。このため、一対の電極刃
13,14と接地極刃15とが最も離れて位置すること
になり、電極刃13,14と接地極刃15との間の絶縁
性が向上し、かつ、引掛シーリングキャップケース9内
における電極刃13,14と接地極刃15とに対する配
線コードの結線作業や配線作業の作業性が向上する。
た接地極刃受け穴6a,6b及び接地極は、電極刃受け
穴4,5と同じ円周“C”上に配置されている。このた
め、一対の電源極と接地極とに接続される配線コードを
引掛シーリングボディケース2の中央部からまとめて引
き出すとき、引掛シーリングボディケース2内における
各配線コードの長さが同じになり、これらの配線コード
の結線作業や配線作業の作業性が向上する。
られた接地極刃15は、電極刃13,14と同じ円周
“c”上に配置されている。このため、一対の接地極刃
15と電極刃13,14とに接続される配線コードを引
掛シーリングキャップケース9の中央部からまとめて電
源コード11として引き出すとき、引掛シーリングキャ
ップケース9内における各配線コードの長さが同じにな
り、これらの配線コードの結線作業や配線作業の作業性
が向上する。
の電極刃受け穴4,5を結んだ直線“A”の中央位置に
対して点対称となる位置に一対の接地極刃受け穴6a,
6b及び接地極が設けられているので、引掛シーリング
ボディ1に引掛シーリングキャップ8を取り付けるため
に電極刃13,14と電極刃受け穴4,5とを位置合わ
せしたとき、接地極刃15は必ずいずれか一方の接地極
刃受け穴6a,6bに対向することになり、引掛シーリ
ングキャップ8の取付作業が簡単になる。
リングキャップ8に1個の接地極刃15を設けた場合を
例に挙げて説明したが、直線“b”上であって、かつ、
直線“a”の中央位置に対して点対称となる位置に2個
目の接地極刃を設けてもよい。この2個目の接地極刃に
も係止爪を形成することにより、引掛シーリングボディ
1への引掛シーリングキャップ8の取り付けるときの引
っ掛かりの箇所がさらに増え、引掛シーリングキャップ
8を介して引掛シーリングボディ1に取り付けられた照
明器具10の取付状態がより一層安定する。
ボディ1に接地極刃受け穴6a,6bと接地極とを設
け、引掛シーリングキャップ8に接地極刃15を設けた
場合を例に挙げて説明したが、これとは逆に、引掛シー
リングボディ1に接地極刃15を設け、引掛シーリング
キャップ8に接地極刃受け穴6a,6bと接地極とを設
けてもよい。
および図5に基づいて説明する。なお、図1ないし図3
において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説
明も省略する(以下の実施の形態においても同じ)。図
4は、引掛シーリングボディと引掛シーリングキャップ
とを示す斜視図である。図5は、引掛シーリングキャッ
プを示す側面図である。
ィ16および引掛シーリングキャップ17は、基本的な
構造は上述した引掛シーリングボディ1および引掛シー
リングボディキャップ8と同じである。異なる点は、引
掛シーリングボディケース18に設けられたボディ側接
地部19が、引掛シーリングボディケース18の取付面
部3の中心部に位置し、引掛シーリングキャップケース
20に設けられたキャップ側接地部である接地極刃21
が、引掛シーリングキャップケース20の上面部12に
位置している点である。ボディ側接地部19は、引掛シ
ーリングボディケース18の取付面部3に形成された接
地極刃受け穴19aと、引掛シーリングボディケース1
8内における接地極刃受け穴19aの上方に設けられた
接地極(図示せず)とにより形成されている。
2から接地極刃21の上端部までの寸法“D”は、上面
部12から電極刃13,14の上端部までの寸法“d”
より大きく設定されている(図5参照)。
(図1参照)が取り付けられた引掛シーリングキャップ
17を天井面に固定された引掛シーリングボディ16に
取り付けることにより、電極刃13,14が電極刃受け
穴4,5に挿入され、挿入された電極刃13,14が電
源極に引っ掛かり、接続される。これにより、天井面へ
の照明器具10の取り付けと、照明器具10への通電と
を行える。
掛シーリングボディ16に取り付けたとき、接地極刃2
1が接地極刃受け穴19aに挿入され、挿入された接地
極刃21が接地極に接続される。これにより、引掛シー
リングキャップ17を引掛シーリングボディ16へ取り
付けることによって照明器具10を接地させることがで
き、照明器具10の接地を簡単に行える。
受け穴19aと接地極とが引掛シーリングボディケース
18の取付面部3の中心部に設けられ、キャップ側接地
部である接地極刃21が引掛シーリングキャップケース
20の上面部12に形成されているため、引掛シーリン
グキャップ17を引掛シーリングボディ16に取り付け
るときにおける、接地極刃21と接地極刃受け穴19a
との位置合わせを簡単に行える。
に基づいて説明する。図6は、引掛シーリングボディと
引掛シーリングキャップとを示す斜視図である。本実施
の形態は、接地極刃21の上端部に係止爪21aを形成
し、接地極刃21を接地極受け穴19aから挿入して接
地極に接続させたとき、係止爪21aを接地極に引っ掛
けるようにしたものである。
を引掛シーリングボディ16に取り付けたときにおける
引っ掛かりの箇所が増え、引掛シーリングキャップ17
を介して引掛シーリングボディ16に取り付けられた照
明器具10の取付状態がより一層安定する。
に基づいて説明する。図7は、引掛シーリングボディと
引掛シーリングキャップとを示す斜視図である。本実施
の形態は、引掛シーリングボディケース18にボディ側
接地部として接地極刃22を設け、引掛シーリングキャ
ップケース20に接地極刃受け穴23aと接地極(図示
せず)とから形成されるキャップ側接地部23を設けた
ものである。
ングボディ16に取り付けたとき、接地極刃受け穴23
aに挿入された接地極刃22が接地極に接触して導通常
態となり、照明器具10の接地を行える。
に基づいて説明する。図8は、引掛シーリングボディと
引掛シーリングキャップとを示す斜視図である。本実施
の形態の引掛シーリングキャップ24は、アダプタを兼
ねたもので、アダプタを必要とする照明器具(図示せ
ず)を天井面などに取り付ける場合に使用される。
極刃13,14と接地極刃15との他に、ロック爪25
と、解除ボタン26と、電極刃13,14と接地極刃1
5とにアダプタを介して導通されたアダプタリード線2
7とが設けられている。引掛シーリングキャップ24を
引掛シーリングボディ1に取り付けたとき、ロック爪2
5が一方の電極刃受け穴5に挿入されてその縁部に当接
することにより、引掛シーリングキャップ24が取り外
し方向へ回動することが規制される。解除ボタン26を
押すことにより、ロック爪25は上面部12より内側に
入り込んで電極刃受け穴5の縁部への当接が解除され、
引掛シーリングキャップ24を取り外し方向へ回動させ
ることにより引掛シーリングヘッド1から取り外すこと
ができる。
の吊り下げは、吊り下げ部材として機能するチェーンな
どにより行われており、アダプタリード線27が照明器
具に導通状態に接続されている。
キャップ24を引掛シーリングボディ1に取り付け、さ
らに、アダプタリード線27を照明器具に接続すること
により、アダプタを必要とする照明器具への通電と接地
とを行える。
ディによれば、引掛シーリングボディケースにボディ側
接地部を設けたので、この引掛シーリングボディに取り
付ける引掛シーリングキャップとして、取付時にボディ
側接地部に導通状態に接続されるキャップ側接地部を備
えた引掛シーリングキャップを使用することにより、電
源コードの先端部にこの引掛シーリングキャップを取り
付けた照明器具の接地を簡単に行うことができる。
載の引掛シーリングボディにおいて、ボディ側接地部
は、一対の電極刃受け穴を結んだ直線に対してその直線
の中央位置で直交する直線上に配置されているので、引
掛シーリングボディケース内に設けられている一対の電
源極に対してボディ側接地部が最も離れて位置すること
になり、電源極とボディ側接地部との間の絶縁性を向上
させることができ、また、一対の電源極とボディ側接地
部とが最も離れて位置するので、電源極とボディ側接地
部とに対する配線コードの結線作業や配線作業の作業性
を向上させることができる。
は2記載の引掛シーリングボディにおいて、ボディ側接
地部は、電極刃受け穴と同じ円周上に配置されているの
で、引掛シーリングボディケース内に設けられている一
対の電源極とボディ側接地部とに接続される配線コード
を引掛シーリングボディケースの中央部からまとめて引
き出すとき、引掛シーリングボディケース内における各
配線コードの長さが同じになり、これらの配線コードの
結線作業や配線作業の作業性を向上させることができ
る。
載の引掛シーリングキャップにおいて、ボディ側接地部
は、引掛シーリングボディケースの取付面部の中心部に
設けられているので、引掛シーリングキャップを引掛シ
ーリングボディに取り付けるときにおける、ボディ側接
地部とキャップ側接地部との位置合わせを簡単に行うこ
とができ、引掛シーリングボディへの引掛シーリングキ
ャップの取付作業を簡単に行うことができる。
2又は3記載の引掛シーリングボディにおいて、ボディ
側接地部は、一対の電極刃受け穴を結んだ直線の中央位
置に対して点対称となる位置に一対設けられているの
で、この引掛シーリングボディに引掛シーリングキャッ
プを取り付けるために電極刃と電極刃受け穴とを位置合
わせしたとき、ボディ側接地部とキャップ側接地部とが
必ず対向することになり、引掛シーリングキャップの取
付作業が簡単に行うことができる。
2、3、4又は5記載の引掛シーリングボディにおい
て、ボディ側接地部は、キャップ側接地部に対して引っ
掛けられる係止爪を有するので、引掛シーリングボディ
に引掛シーリングキャップを取り付けたとき、一対の電
極刃が一対の電源極に引っ掛かるとともに、ボディ側接
地部とキャップ側接地部とが引っ掛かるので、引っ掛か
りの箇所が増え、引掛シーリングキャップを介して引掛
シーリングボディに取り付けられた照明器具の取付状態
がより一層安定する。
ップによれば、引掛シーリングキャップにキャップ側接
地部を設けたので、この引掛シーリングキャップを取り
付ける引掛シーリングボディとして、取付時にキャップ
側接地部に導通状態に接続されるボディ側接地部を備え
た引掛シーリングボディを使用することにより、電源コ
ードの先端部にこの引掛シーリングキャップを取り付け
た照明器具の接地を簡単に行うことができる。
載の引掛シーリングキャップにおいて、キャップ側接地
部は、一対の電極刃を結んだ直線に対してその直線の中
央位置で直交する直線上に配置されているので、一対の
電極刃に対してキャップ側接地部が最も離れて位置する
ことになり、電極刃とボディ側接地部との間の絶縁性を
向上させることができ、また、一対の電極刃とキャップ
側接地部とが最も離れて位置するので、電源極とボディ
側接地部とに対する配線コードの結線作業や配線作業の
作業性を向上させることができる。
は8記載の引掛シーリングキャップにおいて、キャップ
側接地部は、電極刃と同じ円周上に配置されているの
で、一対の電極刃とキャップ側接地部とに接続される配
線コードを引掛シーリングキャップケースの中央部から
まとめて引き出すとき、引掛シーリングキャップケース
内における各配線コードの長さが同じになり、これらの
配線コードの結線作業や配線作業の作業性を向上させる
ことができる。
記載の発明の引掛シーリングキャップにおいて、キャッ
プ側接地部は、引掛シーリングキャップケースの上面部
の中心部に設けられているので、引掛シーリングキャッ
プを引掛シーリングボディに取り付けるときにおける、
ボディ側接地部とキャップ側接地部との位置合わせを簡
単に行うことができ、引掛シーリングボディへの引掛シ
ーリングキャップの取付作業を簡単に行うことができ
る。
7、8又は9記載の引掛シーリングキャップにおいて、
キャップ側接地部は、一対の電極刃を結んだ直線の中央
位置に対して点対称となる位置に一対設けられているの
で、この引掛シーリングキャップを引掛シーリングボデ
ィに取り付けるために電極刃と電極刃受け穴とを位置合
わせしたとき、ボディ側接地部とキャップ側接地部とが
必ず対向することになり、引掛シーリングキャップの取
付作業を簡単に行うことができる。
7、8、9、10又は11記載の引掛シーリングキャッ
プにおいて、キャップ側接地部は、ボディ側接地部に対
して引っ掛けられる係止爪を有するので、引掛シーリン
グキャップを引掛シーリングボディに取り付けたとき、
一対の電極刃が一対の電源極に引っ掛かるとともに、キ
ャップ側接地部とボディ側接地部とが引っ掛かるので、
引っ掛かりの箇所が増え、引掛シーリングキャップを介
して引掛シーリングボディに取り付けられた照明器具の
取付状態がより一層安定する。
によれば、請求項1記載の引掛シーリングボディと請求
項7記載の引掛シーリングキャップとを具備し、引掛シ
ーリングキャップを引掛シーリングボディに取り付けた
ときに、引掛シーリングキャップに設けられたキャップ
側接地部と引掛シーリングボディに設けられたボディ側
接地部とが導通状態に接続されているので、電源コード
の先端部にこの引掛シーリングキャップを取り付けた照
明器具の接地を簡単に行うことができる。
3記載の照明器具取付装置において、キャップ側接地部
とボディ側接地部との接続が、引掛シーリングキャップ
に設けられた電極刃と引掛シーリングボディに設けられ
た電源極との接続より先に行われるので、引掛シーリン
グキャップを引掛シーリングボディに取り付ける際にお
ける感電事故を防止でき、安全性を向上させることがで
きる。
ば、請求項13又は14記載の照明器具取付装置と、電
源コードの先端部に引掛シーリングキャップが取り付け
られた照明器具とを具備するので、この照明装置によれ
ば、照明器具の接地を簡単に行うことができ、感電事故
を防止できて安全性を向上させることができる。
項13又は14記載の照明器具取付装置と、アダプタを
兼ねた引掛シーリングキャップが取り付けられた照明器
具とを具備するので、この照明装置によれば、アダプタ
を必要とする照明器具の場合でも接地を簡単に行うこと
ができ、感電事故を防止できて安全性を向上させること
ができる。
示す側面図である。
プとを示す斜視図である。
ングボディと引掛シーリングキャップとを示す斜視図で
ある。
ングボディと引掛シーリングキャップとを示す斜視図で
ある。
ングボディと引掛シーリングキャップとを示す斜視図で
ある。
ングボディとアダプタを兼ねた引掛シーリングキャップ
とを示す斜視図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 天井面などに固定される引掛シーリング
ボディケースと;前記引掛シーリングボディケースの取
付面部に形成され、引掛シーリングキャップに設けられ
た一対の電極刃が挿入される一対の電極刃受け穴と;前
記引掛シーリングボディケース内に設けられ、前記電極
刃受け穴に挿入された前記電極刃が導通状態に引っ掛け
られる一対の電源極と;前記引掛シーリングボディケー
スに設けられ、前記引掛シーリングキャップに設けられ
たキャップ側接地部と導通状態に接続されるボディ側接
地部と;を具備する引掛シーリングボディ。 - 【請求項2】 前記ボディ側接地部は、一対の前記電極
刃受け穴を結んだ直線に対してその直線の中央位置で直
交する直線上に配置されている請求項1記載の引掛シー
リングボディ。 - 【請求項3】 前記ボディ側接地部は、前記電極刃受け
穴と同じ円周上に配置されている請求項1又は2記載の
引掛シーリングボディ。 - 【請求項4】 前記ボディ側接地部は、前記引掛シーリ
ングボディケースの取付面部の中心部に設けられている
請求項1記載の引掛シーリングボディ。 - 【請求項5】 前記ボディ側接地部は、一対の前記電極
刃受け穴を結んだ直線の中央位置に対して点対称となる
位置に一対設けられている請求項1、2又は3記載の引
掛シーリングボディ。 - 【請求項6】 前記ボディ側接地部は、前記キャップ側
接地部に対して引っ掛けられる係止爪を有する請求項
1、2、3、4又は5記載の引掛シーリングボディ。 - 【請求項7】 照明器具の電源コードの先端部に取付け
られる引掛シーリングキャップケースと;前記引掛シー
リングキャップケースの上面部から突出して設けられ、
引掛シーリングボディに設けられた一対の電源極に導通
状態に引っ掛けられる一対の電極刃と;前記引掛シーリ
ングキャップケースに設けられ、前記引掛シーリングボ
ディに設けられたボディ側接地部と導通状態に接続され
るキャップ側接地部と;を具備する引掛シーリングキャ
ップ。 - 【請求項8】 前記キャップ側接地部は、一対の前記電
極刃を結んだ直線に対してその直線の中央位置で直交す
る直線上に配置されている請求項7記載の引掛シーリン
グキャップ。 - 【請求項9】 前記キャップ側接地部は、前記電極刃と
同じ円周上に配置されている請求項7又は8記載の引掛
シーリングキャップ。 - 【請求項10】 前記キャップ側接地部は、前記引掛シ
ーリングキャップケースの上面部の中心部に設けられて
いる請求項7記載の引掛シーリングキャップ。 - 【請求項11】 前記キャップ側接地部は、一対の前記
電極刃を結んだ直線の中央位置に対して点対称となる位
置に一対設けられている請求項7、8又は9記載の引掛
シーリングキャップ。 - 【請求項12】 前記キャップ側接地部は、前記ボディ
側接地部に対して引っ掛けられる係止爪を有する請求項
7、8、9、10又は11記載の引掛シーリングキャッ
プ。 - 【請求項13】 請求項1記載の引掛シーリングボディ
と;請求項7記載の引掛シーリングキャップと;を具備
し、 前記電極刃が前記電極刃受け穴に挿入されて前記電源極
に接続され、前記キャップ側接地部と前記ボディ側接地
部とが導通状態に接続されている照明器具取付装置。 - 【請求項14】 前記キャップ側接地部と前記ボディ側
接地部との接続が、前記電極刃と前記電源極との接続よ
り先に行われる請求項13記載の照明器具取付装置。 - 【請求項15】 請求項13又は14記載の照明器具取
付装置と;電源コードの先端部に前記引掛シーリングキ
ャップが取り付けられた照明器具と;を具備する照明装
置。 - 【請求項16】 請求項13又は14記載の照明器具取
付装置と;アダプタを兼ねた前記引掛シーリングキャッ
プが取り付けられた照明器具と;を具備する照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34857898A JP4456191B2 (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 引掛シーリングボディ、引掛シーリングキャップ、照明器具取付装置および照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34857898A JP4456191B2 (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 引掛シーリングボディ、引掛シーリングキャップ、照明器具取付装置および照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000173337A true JP2000173337A (ja) | 2000-06-23 |
JP4456191B2 JP4456191B2 (ja) | 2010-04-28 |
Family
ID=18397965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34857898A Expired - Lifetime JP4456191B2 (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 引掛シーリングボディ、引掛シーリングキャップ、照明器具取付装置および照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4456191B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109256623A (zh) * | 2018-09-19 | 2019-01-22 | 安徽华希电力科技有限公司 | 一种柔性石墨防雷接地带的连接保护装置 |
CN110006009A (zh) * | 2017-12-08 | 2019-07-12 | 松下知识产权经营株式会社 | 照明器具用连接器、以及照明器具 |
JP2019212452A (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明器具 |
CN112032620A (zh) * | 2020-09-22 | 2020-12-04 | 合肥安能智控技术有限公司 | 一种具有快速安装组件照明用led灯具 |
-
1998
- 1998-12-08 JP JP34857898A patent/JP4456191B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019212452A (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明器具 |
CN109256623A (zh) * | 2018-09-19 | 2019-01-22 | 安徽华希电力科技有限公司 | 一种柔性石墨防雷接地带的连接保护装置 |
CN112032620A (zh) * | 2020-09-22 | 2020-12-04 | 合肥安能智控技术有限公司 | 一种具有快速安装组件照明用led灯具 |
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JP4456191B2 (ja) | 2010-04-28 |
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