JP2000173172A - デジタルディスクプレ―ヤ、デジタル記録装置及びデジタル記録再生装置 - Google Patents

デジタルディスクプレ―ヤ、デジタル記録装置及びデジタル記録再生装置

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JP2000173172A
JP2000173172A JP10375006A JP37500698A JP2000173172A JP 2000173172 A JP2000173172 A JP 2000173172A JP 10375006 A JP10375006 A JP 10375006A JP 37500698 A JP37500698 A JP 37500698A JP 2000173172 A JP2000173172 A JP 2000173172A
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Yoshiaki Tanaka
美昭 田中
Shoji Ueno
昭治 植野
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォーマットとスクランブル方式が異なるデ
ジタルディスクを選択的に再生可能にする。フォーマッ
トとスクランブル方式が異なるデジタルディスクから再
生されて転送されてきたデータを媒体に記録可能にす
る。 【解決手段】 DVDビデオディスクプレーヤとして使
用される場合に静止画パック/Vパックデコーダ3によ
りデコードされたDVDストリームデータがインタフェ
ース7を介して外部機器に転送され、DVDオーディオ
ディスクプレーヤとして使用される場合にAパック/R
TIパックデコーダ8によりデコードされたDVDスト
リームデータがインタフェース13を介して外部機器に
転送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルディスク
プレーヤ、デジタル記録装置及びデジタル記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例として、例えば特開平1
0−74362号公報に示されるように、DVDストリ
ームデータをIEEE1394規格のシリアルインタフ
ェースを介して転送する場合の不正コピー防止方法、再
生装置及び記録装置が提案されている。また、他の従来
例としては、例えば特開平10−134507号公報に
示されるように、コンピュータのようにコピーマネージ
メントを操作することが可能なデジタル記録機器がデジ
タルコンテンツ情報を不法にコピーしないように、デジ
タルコンテンツ情報とその著作権情報(CGMI)をI
EEE1394規格のシリアルインタフェースを介して
転送する方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、DV
D(デジタル・ビデオ・ディスク、デジタル・バーサタ
イル・ディスク)として、映画などのビデオコンテンツ
が主として記録されるDVDビデオディスクと、音楽な
どのオーディオコンテンツが主として記録されるDVD
オーディオディスクが規格化されている。しかしなが
ら、この2種類のディスクは規格が全く異なるので、両
方を再生可能なユニバーサルプレーヤが望まれている。
【0004】また、このユニバーサルプレーヤがDVD
ビデオディスク又はDVDオーディオディスクを選択的
に再生して、そのデータをIEEE1394規格などの
シリアルインタフェースを介して転送し、デジタル記録
装置がそのデータを他の媒体、例えばDVD−RAMデ
ィスクに記録可能なデジタル記録装置が望まれている。
また、DVDビデオディスクとDVDオーディオディス
クではコピー防止システム(スクランブル方式)が異な
るので、混乱を招く可能性がある。
【0005】そこで、本発明は、フォーマットとスクラ
ンブル方式が異なるデジタルディスクを選択的に再生し
て外部に転送することができるデジタルディスクプレー
ヤを提供することを目的とする。本発明はまた、フォー
マットとスクランブル方式が異なるデジタルディスクか
ら再生されて転送されてきたデータを他の媒体に記録す
ることができるデジタル記録装置を提供することを目的
とする。本発明はまた、フォーマットとスクランブル方
式が異なるデジタルディスクに記録されているコンテン
ツ情報の不法なコピーを防止することができるデジタル
ディスクプレーヤ及びデジタル記録装置を提供すること
を目的とする。本発明はまた、フォーマットとスクラン
ブル方式が異なるデジタルディスクを選択的に再生する
ことができるとともに、フォーマットとスクランブル方
式が異なるデジタルディスクから再生され、転送されて
きたデータを他の媒体に記録することができるデジタル
記録再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第1の所定フォーマットでフォーマット化
されたデータをデコードする第1のデコード手段と、第
2の所定フォーマットでフォーマット化されたデータを
デコードする第2のデコード手段とを設け、第1のディ
スクプレーヤとして使用される場合と第2のディスクプ
レーヤとして使用される場合で第1、第2のデコード手
段を切り換えて外部に転送するようにしたものである。
すなわち本発明によれば、第1の所定フォーマットでフ
ォーマット化されたデータをデコードする第1のデコー
ド手段と、第2の所定フォーマットでフォーマット化さ
れたデータをデコードする第2のデコード手段と、所定
のストリームデータを外部機器に転送するためのインタ
フェースと、第1のディスクプレーヤとして使用される
場合に前記第1のデコード手段を選択的に駆動して前記
第1のデコード手段によりデコードされたストリームデ
ータが前記インタフェースを介して外部機器に転送され
るように制御し、第2のディスクプレーヤとして使用さ
れる場合に前記第2のデコード手段を選択的に駆動して
前記第2のデコード手段によりデコードされたストリー
ムデータが前記インタフェースを介して外部機器に転送
されるように制御する制御手段とを、備えたデジタルデ
ィスクプレーヤが提供される。
【0007】また本発明は上記目的を達成するために、
ストリームデータを第1の所定フォーマットでフォーマ
ット化する第1のエンコード手段と、ストリームデータ
を第2の所定フォーマットでフォーマット化する第2の
エンコード手段とを設け、第1の記録装置として使用さ
れる場合と第2の記録装置として使用される場合で第
1、第2のエンコード手段を切り換えるようにしたもの
である。すなわち本発明によれば、外部から転送された
所定のストリームデータを受信するためのインタフェー
スと、ストリームデータを第1の所定フォーマットでフ
ォーマット化する第1のエンコード手段と、ストリーム
データを第2の所定フォーマットでフォーマット化する
第2のエンコード手段と、第1の所定フォーマットでス
クランブルされたストリームデータをデスクランブルす
る第1のデスクランブル手段と、第2の所定フォーマッ
トでスクランブルされたストリームデータをデスクラン
ブルする第2のデスクランブル手段と、第1の所定フォ
ーマットでフォーマット化されたデータを記録する装置
として使用される場合に前記インタフェースを介して受
信したストリームデータが前記第1のエンコード手段に
よりフォーマット化されて記録媒体に記録され、第2の
所定フォーマットでフォーマット化されたデータを記録
する装置として使用される場合に前記インタフェースを
介して受信したストリームデータが前記第2のエンコー
ド手段によりフォーマット化されて記録媒体に記録され
るように制御するとともに、前記インタフェースを介し
て転送されたストリームデータが第1の所定フォーマッ
トの規格でスクランブルされている場合に前記第1のエ
ンコード手段と第1のデスクランブル手段により処理さ
れて記録媒体に記録され、第2の所定フォーマットの規
格でスクランブルされている場合に前記第2のエンコー
ド手段と第2のデスクランブル手段により処理されて記
録媒体に記録されるように制御する制御手段とを、備え
たデジタル記録装置が提供される。
【0008】また本発明は上記目的を達成するために、
上記のデジタルディスクプレーヤとデジタル記録装置を
組み合わせるようにしたものである。すなわち本発明に
よれば、請求項1記載のデジタルディスクプレーヤと請
求項4記載のデジタル記録装置を組み合わせたことを特
徴とするデジタル記録再生装置が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1はDVDのフォーマットを示
す説明図、図2は図1のコントロールデータブロックを
詳細に示す説明図、図3は図2のフィジカル・フォーマ
ット・インフォメーションを詳細に示す説明図、図4は
本発明に係るデジタルディスクプレーヤとデジタル記録
装置の一実施形態を示すブロック図、図5は図4のデジ
タルディスクプレーヤを詳しく示すブロック図、図6は
図4、図5のデジタルディスクプレーヤの処理を説明す
るためのフローチャート、図7は図4のデジタル記録装
置を詳しく示すブロック図、図8は図4、図7のデジタ
ル記録装置がオーディオ専用又はビデオ専用の場合の処
理を説明するためのフローチャート、図9は図4、図7
のデジタル記録装置がオーディオ及びビデオ兼用の場合
の処理を説明するためのフローチャートである。
【0010】DVDの記録エリアは、図1に示すように
概略的にリードインエリアとデータエリアにより構成さ
れている。また、DVDのリードインエリアは ・リードインスタートからセクタ番号「02F000
h」の前までのオール00hのブロックと、 ・セクタ番号「02F000h」からセクタ番号「02
F020h」の前までの2ブロック分のリファレンスコ
ードブロックと、 ・セクタ番号「02F020h」からセクタ番号「02
F200h」の前までの30ブロック分のオール00h
のブロックと、 ・セクタ番号「02F200h」からセクタ番号「02
FE00h」の前までの192ブロック分のコントロー
ルデータブロックと、 ・セクタ番号「02FE00h」からセクタ番号「03
0000h」の前までの32ブロック分のオール00h
のブロックにより構成されている。
【0011】また、データエリアの先頭(セクタ番号
「030000h」)からはISO9660とマイクロ
UDF(ユニバーサル・ディスク・フォーマット)のデ
ータが記録され、次にオーディオタイトルセット(T
S)、ビデオTS、コンピュータTSを含む各タイトル
セット(TS)などが記録される。
【0012】上記のリードインエリアにおけるコントロ
ールデータブロックは図2に示すように、 ・フィジカル・フォーマット・インフォメーションのセ
クタと、 ・ディスク製造インフォメーションのセクタと、 ・著作権インフォメーションのセクタにより構成されて
いる。著作権インフォメーションのエリアには、コピー
管理情報として「コピー不可」、「コピー1回可」、
「コピー可」などを示すコピーフラグが記録される。ま
た、フィジカル・フォーマット・インフォメーションの
セクタは図3に詳しく示すように、 ・ブックタイプ及びパートバージョンのエリアと、 ・ディスクサイズ及びミニマムリードアウトレートのエ
リアと、 ・ディスク構造のエリアと、 ・記録密度のエリアと、 ・データエリアアロケーションのエリアなどにより構成
されている。
【0013】そして、ブックタイプ及びパートバージョ
ンのエリアはディスク識別子として割り当てられ、その
上位ビットにより、 ・「DVD−ROMディスク」か、 ・「DVD−RAMディスク」か又は ・「DVD−ライトワンス(Write Once)ディスク」か
が示され、さらに「DVD−ROMディスク」の場合に
は、下位ビットにより ・「コンピュータプログラム・ディスク」か、 ・「純粋ビデオ・ディスク」か、 ・「オーディオ・ディスク」か又は ・「DSDオーディオ・ディスク」かを示す識別子が記
述される。
【0014】ユニバーサルプレーヤ100と記録装置2
00は、図4に示すようにIEEE1394規格やIE
C958規格などのシリアルインタフェースを介して接
続される。ユニバーサルプレーヤ100では図5に詳し
く示すように、制御部14の制御及び操作部15、リモ
コン16の操作に基づいてDVDビデオディスク、DV
Dオーディオディスクなどのディスク1に記録されてい
るデータがドライブ装置2により再生され、次いで復調
回路2Bにより復調される。DVDビデオディスクから
再生されたビデオ(V)パックとDVDオーディオディ
スクから再生された静止画パックは、静止画/Vパック
デコーダ3によりDVDデコードされてビデオストリー
ムに変換される。このビデオストリームは元々、CSS
(コンテンツ・スクランブル・システム)方式でスクラ
ンブルされている。
【0015】そして、図4に示す出力端子55を介して
外部の表示器(不図示)に表示させる場合には、このビ
デオストリームが伸長/画像変換部4により伸長、デス
クランブルなどされ、次いでD/A変換器5を介してV
パックはビデオ信号として、静止画パックはサブピクチ
ャ信号として出力される。他方、記録装置200に転送
する場合には2通りあり、第1の方法では、伸長/画像
変換部4により伸長、デスクランブルなどされたデータ
がスクランブラ6によりCSS方式でスクランブルさ
れ、次いでデータ転送I/F7を介して記録装置200
に転送される。第2の方法では、静止画/Vパックデコ
ーダ3によりデコードされたスクランブル付きのビデオ
ストリームがデータ転送I/F7を介して記録装置20
0に転送される。
【0016】また、DVDビデオディスク、DVDオー
ディオディスクから再生されたオーディオパック(Aパ
ック)と、DVDオーディオディスクから再生されたリ
アルタイムインフォメーションパック(RTIパック)
は、Aパック/RTIパックデコーダ8によりDVDデ
コードされてDVDオーディオストリームとRTIに変
換される。このDVDオーディオストリームは元々、C
SSII方式でスクランブルされている。
【0017】そして、オーディオ信号を出力端子55を
介して外部のスピーカを介して出力する場合には、この
オーディオストリームがPCM変換/オーディオ信号処
理部9によりPCM変換、デスクランブルなどされてP
CM信号に変換され、次いでD/A変換器10を介して
出力される。また、RTIを外部の表示器(不図示)に
表示させる場合には、RTIが表示信号生成部11によ
り文字情報に変換されて出力される。他方、記録装置2
00に転送する場合にもビデオの場合と同様に2通りあ
り、第1の方法では、PCM変換/オーディオ信号処理
部9によりPCM変換、デスクランブルなどされたPC
M信号がスクランブラ12によりCSSII方式でスクラ
ンブルされ、次いでデータ転送I/F13を介して記録
装置200に転送される。第2の方法では、Aパック/
RTIパックデコーダ8によりデコードされてスクラン
ブル付きのDVDオーディオストリームがデータ転送I
/F13を介して記録装置200に転送される。
【0018】ユニバーサルプレーヤ100はディスクを
再生する場合、図3に示すディスク識別子に基づいて、
図6に示すように再生ディスクがオーディオディスク
(DVDオーディオディスク又はDSDオーディオディ
スク)か否かを判断し(ステップS1)、オーディオデ
ィスクの場合にはシリアルインタフェースをオーディオ
モードに設定し(ステップS2)、次いでオーディオデ
ィスクの再生モードに移行する(ステップS3)。そし
て、この再生中にはディスクから再生したオーディオ信
号と静止画信号(DSDオーディオディスクの場合には
オーディオ信号のみ)をシリアルインタフェースを介し
て出力し、また、ビデオモード識別フラグ、コピーフラ
グを追加して出力する。コピーフラグはディスク1に記
録されている「コピー不可」、「コピー1回可」、「コ
ピー可」などを示すコピー管理情報である。
【0019】また、ステップS1においてオーディオデ
ィスクでない場合にはビデオディスクか否かを判断し
(ステップS4)、ビデオディスクの場合にはシリアル
インタフェースをビデオモードに設定し(ステップS
5)、次いでビデオディスクの再生モードに移行する
(ステップS6)。そして、この再生中にはディスクか
ら再生したビデオ信号とオーディオ信号をシリアルイン
タフェースを介して出力し、また、ビデオモード識別フ
ラグ、コピーフラグを追加して出力する。
【0020】また、ステップS4においてビデオディス
クでない場合にはRAMディスク又はDVD−ライトワ
ンスディスクか否かを判断し(ステップS7)、RAM
ディスク又はDVD−ライトワンスディスクの場合に
は、DVDオーディオフォーマットで記録されているデ
ィスクか否かを判断する(ステップS8)。そして、Y
ESの場合には前述したステップS2に進み、シリアル
インタフェースをオーディオモードに設定し、次いでデ
ィスクを再生する(ステップS3)。また、ステップS
8においてNOの場合にはDVDビデオフォーマットで
記録されているディスクか否かを判断する(ステップS
9)。そして、YESの場合には前述したステップS5
に進み、シリアルインタフェースをビデオモードに設定
し、次いでディスクを再生する(ステップS6)。ステ
ップS7、S9においてNOの場合にはこの処理を終了
する。
【0021】次に図7を参照して記録装置200につい
て説明する。ユニバーサルプレーヤ100により転送さ
れたデータは、データ転送I/F21を介して受信され
る。なお、データ転送I/F21と、DVDフォーマッ
ト化部22とデスクランブラ27には、ユニバーサルプ
レーヤ100により転送されたモード識別フラグに基づ
いて制御部30によりビデオモード又はオーディオモー
ドが設定される。そして、スクランブル付きのデータを
媒体26、例えばDVD−RAMディスク26に記録す
る場合には、この受信データがDVDフォーマット化部
22によりDVDビデオ規格又はDVDオーディオ規格
でフォーマット化され、次いでそのまま変調回路23に
送られたり、バッファ記録部24に一旦記録された後に
変調回路23に送られる。変調回路23では媒体に応じ
た方式で変調され、次いで変調データがドライブ装置2
5に送られて例えばDVD−RAMディスク26に記録
される。
【0022】他方、デスクランブルしたデータをDVD
−RAMディスク26に記録する場合には、デスクラン
ブラ27により受信データの内、ビデオストリームがC
SS方式でデスクランブルされ、また、オーディオデー
タがCSSII方式でデスクランブルされる。次いでビデ
オストリームはDVDビデオエンコーダ28により圧縮
エンコードされてDVDフォーマット化部22に送ら
れ、また、静止画データは圧縮エンコーダ29により圧
縮エンコードされてDVDフォーマット化部22に送ら
れる。また、オーディオデータと著作権情報/及びリア
ルタイムテキスト情報はそのままDVDフォーマット化
部22に送られ、また、制御情報は制御部30に送られ
る。
【0023】図8は記録装置200がオーディオ専用又
はビデオ専用の場合の記録処理を示している。まず、ス
テップS11においてオーディオ専用の記録装置200
は、受信したパケットのヘッダ情報に基づいて、その受
信パケットがオーディオディスクモードで配列及びスク
ランブルされているか否かを判断することにより、コピ
ーフラグを処理可能か否かを判断し、また、ビデオ専用
の記録装置200は、受信したパケットのヘッダ情報に
基づいて、その受信パケットがビデオディスクモードで
配列及びスクランブルされているか否かを判断すること
により、コピーフラグを処理可能か否かを判断する。
【0024】そして、オーディオ専用、ビデオ専用の記
録装置200はともに、コピーフラグを処理可能でない
場合には「記録不可」の処理を実行し(ステップS1
3)、他方、処理可能の場合には「コピー可能」か否か
を判断する(ステップS12)。そして、「コピー可
能」の場合には「記録処理」を実行し(ステップS1
4)、他方、「コピー可能」でない場合には「記録不
可」の処理を実行する(ステップS13)。
【0025】図9はDVDオーディオディスクデータと
DVDビデオディスクデータの両方を記録可能なユニバ
ーサル記録装置200の記録処理を示している。まず、
受信したパケットのヘッダ情報に基づいて、その受信パ
ケットがオーディオディスクモードで配列及びスクラン
ブルされているか否かを判断することにより、DVDオ
ーディオディスク規格か否かを判断する(ステップS2
1)。そして、DVDオーディオディスク規格の場合に
はコピーフラグが「コピー可能」か否かを判断し(ステ
ップS22)、「コピー可能」の場合には「記録処理」
を実行し(ステップS26)、他方、「コピー可能」で
ない場合には「記録不可」の処理を実行する(ステップ
S25)。
【0026】ステップS21においてオーディオディス
クでない場合には、受信したパケットのヘッダ情報に基
づいて、その受信パケットがビデオディスクモードで配
列及びスクランブルされているか否かを判断することに
より、DVDビデオディスク規格か否かを判断する(ス
テップS23)。そして、DVDビデオディスク規格の
場合にはコピーフラグが「コピー可能」か否かを判断し
(ステップS22)、「コピー可能」の場合には「記録
処理」を実行し(ステップS26)、他方、「コピー可
能」でない場合には「記録不可」の処理を実行する(ス
テップS25)。
【0027】ステップS23においてビデオディスクで
ない場合には、受信したパケットのヘッダ情報に基づい
て、その受信パケットがDVD−RAMディスク又はD
VD−ライトワンスディスクか否かを判断し(ステップ
S24)、RAMディスク又はDVD−ライトワンスデ
ィスク規格の場合にはコピーフラグが「コピー可能」か
否かを判断し(ステップS22)、「コピー可能」の場
合には「記録処理」を実行し(ステップS26)、他
方、「コピー可能」でない場合には「記録不可」の処理
を実行する(ステップS25)。ステップS24におい
てDVD−RAMディスクでもDVD−ライトワンスデ
ィスクでもない場合にはこの処理を終了する。
【0028】図10は図5に示したデジタルディスクプ
レーヤと図7に示した記録装置を組み合わせたデジタル
記録再生装置の構成を示し、コピー先の記録媒体として
はDVD−RAMディスクが使用される。図11はその
処理を示し、まず、システムイニシャライズを行い(ス
テップS31)、次いで設定モードを判定する。そし
て、ステップS32において再生モードの場合には図6
に示したステップS1に分岐し、ステップS33におい
て記録モードの場合には図8に示したステップS11又
は図9に示したステップS21に分岐し、また、ステッ
プS34においてクリーニングモードの場合には、セッ
トされているディスクを回転させてディスク上のほこり
を落とす(ステップS35)。
【0029】なお、上記実施形態では、シリアルインタ
フェースとしてIEEE1394規格やIEC958規
格を例にしたが、代わりにパーソナルコンピュータ用の
双方向の汎用バスとしてUSB(ユニバーサル・シリア
ル・バス)を用いてもよい。このUSBでは、音声デー
タ、画像データ、制御データがフレーム(1ms)単位
でバースト状に転送される。また、図5に示すプレーヤ
のデコーダ3、8などはICのみならず、例えば動画
(20コマ/秒)を処理可能な高速のCPUがデコード
プログラムを処理することによっても実現することがで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の所定フォーマットでフォーマット化されたデータを
デコードする第1のデコード手段と、第2の所定フォー
マットでフォーマット化されたデータをデコードする第
2のデコード手段とを設け、第1のディスクプレーヤと
して使用される場合と第2のディスクプレーヤとして使
用される場合で第1、第2のデコード手段を切り換えて
外部に転送するようにしたので、フォーマットとスクラ
ンブル方式が異なるデジタルディスクを選択的に再生し
て外部に転送することができるデジタルディスクプレー
ヤを実現することができる。また本発明によれば、スト
リームデータを第1の所定フォーマットでフォーマット
化する第1のエンコード手段と、ストリームデータを第
2の所定フォーマットでフォーマット化する第2のエン
コード手段とを設け、第1の記録装置として使用される
場合と第2の記録装置として使用される場合で第1、第
2のエンコード手段を切り換えるようにしたので、フォ
ーマットとスクランブル方式が異なるデジタルディスク
から再生されて転送されてきたデータを他の媒体に記録
することができるデジタル記録装置を実現することがで
きる。また本発明によれば、上記のデジタルディスクプ
レーヤとデジタル記録装置を組み合わせるようにしたの
で、フォーマットとスクランブル方式が異なるデジタル
ディスクを選択的に再生して外部に転送することができ
るとともに、フォーマットとスクランブル方式が異なる
デジタルディスクから再生されて転送されてきたデータ
を他の媒体に記録することができるデジタル記録再生装
置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVDのフォーマットを示す説明図である。
【図2】図1のコントロールデータブロックを詳細に示
す説明図である。
【図3】図2のフィジカル・フォーマット・インフォメ
ーションを詳細に示す説明図である。
【図4】本発明に係るデジタルディスクプレーヤとデジ
タル記録装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図5】図4のデジタルディスクプレーヤを詳しく示す
ブロック図である。
【図6】図4、図5のデジタルディスクプレーヤの処理
を説明するためのフローチャートである。
【図7】図4のデジタル記録装置を詳しく示すブロック
図である。
【図8】図4、図7のデジタル記録装置がオーディオ専
用又はビデオ専用の場合の処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図9】図4、図7のデジタル記録装置がオーディオ及
びビデオ兼用の場合の処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図10】本発明に係るデジタル記録再生装置の一実施
形態を示すブロック図である。
【図11】図10のデジタル記録再生装置の処理を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
3 静止画パック/Vパックデコーダ(第1のデコード
手段) 6 スクランブラ(第1のスクランブル手段) 7,13,21 データ転送I/F(インタフェース) 8 Aパック/RTIパックデコーダ(第2のデコード
手段) 12 スクランブラ(第2のスクランブル手段) 14,30 制御部(制御手段) 23 DVDフォーマット化手段(第1、第2のエンコ
ード手段) 27 デスクランブラ(第1、第2のデスクランブル手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 BC03 CC04 DE02 DE04 GK17 HL11 5J104 AA01 AA32 NA32 PA14 9A001 EE04 EZ03 LL03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の所定フォーマットでフォーマット
    化されたデータをデコードする第1のデコード手段と、 第2の所定フォーマットでフォーマット化されたデータ
    をデコードする第2のデコード手段と、 所定のストリームデータを外部機器に転送するためのイ
    ンタフェースと、 第1のディスクプレーヤとして使用される場合に前記第
    1のデコード手段を選択的に駆動して前記第1のデコー
    ド手段によりデコードされたストリームデータが前記イ
    ンタフェースを介して外部機器に転送されるように制御
    し、第2のディスクプレーヤとして使用される場合に前
    記第2のデコード手段を選択的に駆動して前記第2のデ
    コード手段によりデコードされたストリームデータが前
    記インタフェースを介して外部機器に転送されるように
    制御する制御手段とを、 備えたデジタルディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】 前記第1のデコード手段によりデコード
    されたデータを第1の所定フォーマットの規格でスクラ
    ンブルする第1のスクランブル手段と、 前記第2のデコード手段によりデコードされたデータを
    第2の所定フォーマットの規格でスクランブルする第2
    のスクランブル手段とを更に備え、 前記制御手段は更に、第1のディスクプレーヤとして使
    用される場合に前記第1のデコード手段によりデコード
    されたストリームデータが前記第1のスクランブル手段
    によりスクランブルされて前記インタフェースを介して
    外部機器に転送されるように制御し、第2のディスクプ
    レーヤとして使用される場合に前記第2のデコード手段
    によりデコードされたストリームデータが前記第2のス
    クランブル手段によりスクランブルされて前記インタフ
    ェースを介して外部機器に転送されるように制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデジタルディスクプレー
    ヤ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、第1のディスクプレー
    ヤとして使用される場合に第1の所定フォーマットの規
    格の著作権管理情報を付加して転送し、第2のディスク
    プレーヤとして使用される場合に第2の所定フォーマッ
    トの規格の著作権管理情報を付加して転送することを特
    徴とする請求項1又は2記載のデジタルディスクプレー
    ヤ。
  4. 【請求項4】 外部から転送された所定のストリームデ
    ータを受信するためのインタフェースと、 ストリームデータを第1の所定フォーマットでフォーマ
    ット化する第1のエンコード手段と、 ストリームデータを第2の所定フォーマットでフォーマ
    ット化する第2のエンコード手段と、 第1の所定フォーマットでスクランブルされたストリー
    ムデータをデスクランブルする第1のデスクランブル手
    段と、 第2の所定フォーマットでスクランブルされたストリー
    ムデータをデスクランブルする第2のデスクランブル手
    段と、 第1の所定フォーマットでフォーマット化されたデータ
    を記録する装置として使用される場合に前記インタフェ
    ースを介して受信したストリームデータが前記第1のエ
    ンコード手段によりフォーマット化されて記録媒体に記
    録され、第2の所定フォーマットでフォーマット化され
    たデータを記録する装置として使用される場合に前記イ
    ンタフェースを介して受信したストリームデータが前記
    第2のエンコード手段によりフォーマット化されて記録
    媒体に記録されるように制御するとともに、前記インタ
    フェースを介して転送されたストリームデータが第1の
    所定フォーマットの規格でスクランブルされている場合
    に前記第1のエンコード手段と第1のデスクランブル手
    段により処理されて記録媒体に記録され、第2の所定フ
    ォーマットの規格でスクランブルされている場合に前記
    第2のエンコード手段と第2のデスクランブル手段によ
    り処理されて記録媒体に記録されるように制御する制御
    手段とを、 備えたデジタル記録装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記インタフェースを
    介して転送されたストリームデータに対して第1又は第
    2の所定フォーマットの規格の著作権管理情報が付加さ
    れている場合に、その著作権管理情報に基づいて記録処
    理又は記録不可処理を行うことを特徴とする請求項4記
    載のデジタル記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のデジタルディスクプレー
    ヤと請求項4記載のデジタル記録装置を組み合わせたこ
    とを特徴とするデジタル記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002056543A (ja) * 2000-06-29 2002-02-22 Samsung Electronics Co Ltd 再生専用貯蔵領域と記録可能な貯蔵領域とを有する光記録媒体及び記録/再生装置
US8149667B2 (en) 2000-06-29 2012-04-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical recording medium having read-only storage area and writable storage area and recording/reproducing apparatus and method therefor

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