JP2000172319A - 故障時対応ガイダンス装置 - Google Patents

故障時対応ガイダンス装置

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JP2000172319A
JP2000172319A JP34271898A JP34271898A JP2000172319A JP 2000172319 A JP2000172319 A JP 2000172319A JP 34271898 A JP34271898 A JP 34271898A JP 34271898 A JP34271898 A JP 34271898A JP 2000172319 A JP2000172319 A JP 2000172319A
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JP34271898A
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Tomoaki Furukawa
智昭 古川
Takeji Haniyuda
武二 羽生田
Akio Kato
秋夫 加藤
Kazuyoshi Eura
和義 江浦
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】制御装置に要求されている信頼性を維持しつ
つ、運転員の操作負担低減や故障発生時の保守時間短縮
を可能とし、運転員、保守員の負担を軽減させる故障時
対応ガイダンス装置を提供すること。 【解決手段】所定の制御装置の故障に対応するための故
障時対応ガイダンス装置において、警報に係る情報を入
力し故障データとして出力する入出力手段(3)と、前
記制御装置に係る装置データを格納する制御装置情報記
憶手段(2)と、前記装置データと前記故障データから
故障に係るガイダンスデータを作成するガイダンス解析
手段(1)と、前記ガイダンスデータを出力する出力手
段(3)と、を具備し、前記制御装置の故障時に、その
故障個所を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電プラン
ト等に適用される故障時対応ガイダンス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来例に係る原子力発電プラ
ント等に適用される制御装置の構成を示す図である。以
下、図10に示す制御装置による故障発生の対応につい
て説明する。制御装置101の故障個所102に故障が
発生すると、その故障個所102の異常状態aを診断回
路103が検出し、警報信号bとして警報装置104へ
出力する。現地作業員105は、警報装置104から警
報情報cを収集し、この警報情報cを使用して制御装置
101からの制御装置情報gを確認する。確認後、現地
作業員105は収集した警報情報cと制御装置情報gを
現場情報dとして専門技術者106に連絡する。
【0003】専門技術者106は、その現場情報dと制
御装置情報データベース107からの装置データeを分
析し、故障個所の特定、故障原因の特定、復旧方法の検
討を行なう。専門技術者106は、その検討結果に基づ
き現地作業員105に対して作業指示fを送る。現地作
業員105は、その作業指示fに基づき、調査、復旧等
の作業hを実施する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】(第1の課題)従来の
プラントの制御装置は装置を構成する要素が多いため、
故障発生時に早期に復旧させるためには、故障要因と故
障発生個所とを特定する必要がある。しかしながら、現
状では制御装置の機器が多い反面、故障情報を現地作業
員に詳細に告知する表示スペースが制約されているた
め、故障情報を全て故障表示パネルに出力することがで
きない。
【0005】また、故障発生時に故障個所を特定するた
めには、制御装置について熟知した専門技術者が連絡を
受けてから、故障表示内容や操作状況等を基に必要な調
査項目を指示し、その調査結果から故障要因を推定して
おり、故障発生から故障要因の推定までに多くの時間を
要している。
【0006】(第2の課題)従来では、故障発生からの
時間経過により現地作業員の記憶が薄れるため、故障要
因の推定をするための情報、すなわち故障表示内容や操
作状況等を正確に把握できないケースがある。また、プ
ラント運転中に発生した故障の場合、制御装置の運転を
継続させながら故障情報を採取することになるが、故障
情報の採取のために作業に制約が生ずる。
【0007】(第3の課題)故障が発生した場合の要因
分析は、制御装置の構成データ等を参考にして行なう必
要があるが、現状では故障発生時にその都度データの収
集を行なっている。そして、故障情報とそれらのデータ
を基に、故障発生時に毎回要因分析を行なっている。現
状では、その情報収集と要因分析に時間を要しているた
め、調査を行なうまでに多くの時間がかかる。
【0008】(第4の課題)上記の要因分析結果から真
の要因を特定するためには、現地での調査が必要とな
る。しかしながらプラント運転中の調査は、プラントの
運転に影響を及ぼさないように実施しなければならな
い。調査方法を作成する際には、プラントの運転に影響
を与えないような方法を検討し、また現地の作業員に対
して的確な指示をしなければならない。また専門技術者
は、制御装置だけでなく現地の状況も把握し調査方法を
検討しなければならず、状況確認や方法の検討のために
多くの時間を要している。
【0009】(第5の課題)故障発生時には迅速な復旧
をする必要があるが、上記のような対応を実施している
間もプラントは運転中であるため、故障がどのような影
響を与えるかを評価する必要がある。しかし、専門技術
者は復旧作業と影響評価の両方に対応しなければなら
ず、それら対応作業が煩雑になっている。
【0010】(第6の課題)前述した故障発生時の復旧
手順においては、故障発生後の調査による故障発生個所
の特定、プラント運転上の制御装置の状態を考慮し、復
旧手順書を作成する必要がある。このため、制御装置を
熟知した技術者が復旧手順書を作成しており、故障発生
から復旧手順作成までに多くの時間を要している。ま
た、復旧手順書の出力は紙による出力のみであるため、
実際の復旧作業時は複数の保守員によって復旧手順の指
示と復旧作業を分担して行なっている。このため、保守
員に多大な負担がかかっている。
【0011】(第7の課題)前述した復旧作業で使用さ
れる交換用品の手配は、保守員がプラントに納入されて
いる制御装置で使用されている用品の予備を確認し、予
備がなければ交換用品を手配している。このように、故
障発生から復旧手順における交換作業時の交換用品の準
備までに多くの時間を要しているため、復旧作業が交換
用品の準備時間に合わせて遅れ、結果として故障発生か
ら復旧までに多くの時間がかかっている。
【0012】(第8の課題)復旧作業を行なう際には、
制御装置を停止する必要が少なからず生ずる。しかし、
不用意に制御装置を停止することはできないため、プラ
ントへの影響の評価を行なう必要がある。また、制御装
置にはプラントの広範囲に影響を及ぼすものもあるた
め、その影響の評価に多くの時間を要している。
【0013】以上述べたように、近年、原子力発電プラ
ントにおける制御装置の故障時の対応は困難であり、多
くの時間を要するものである。しかし、その復旧は迅速
に行なう必要があり、故障時の対応は専門技術者や現地
作業員に依存するところが大きい。
【0014】また、プラント出力の安定維持を実現する
ためには、定検時の保守作業を確実に実施することや、
プラント運転中の制御装置の故障発生時に制御装置内の
故障個所の特定を迅速に行ない、故障個所の復旧を行な
うことが必要である。また、制御装置には保守項目や調
査対象機器、特に現場基板やケーブルが多く保守員の負
担が大きいため、この負担を低減させる必要がある。
【0015】本発明の目的は、制御装置に要求されてい
る信頼性を維持しつつ、運転員の操作負担低減や故障発
生時の保守時間短縮を可能とし、運転員、保守員の負担
を軽減させる故障時対応ガイダンス装置を提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の故障時対応ガイダンス装置は
以下の如く構成されている。
【0017】(1)本発明の故障時対応ガイダンス装置
は、所定の制御装置の故障に対応するための故障時対応
ガイダンス装置において、警報に係る情報を入力し故障
データとして出力する入出力手段と、前記制御装置に係
る装置データを格納する制御装置情報記憶手段と、前記
装置データと前記故障データから故障に係るガイダンス
データを作成するガイダンス解析手段と、前記ガイダン
スデータを出力する出力手段と、を備え、前記制御装置
の故障時に、その故障個所を通知する。
【0018】(2)本発明の故障時対応ガイダンス装置
は、所定の制御装置の故障に対応するための故障時対応
ガイダンス装置において、警報に係る情報を入力し故障
データとして出力する入出力手段と、前記制御装置に係
る装置データを格納する制御装置情報記憶手段と、前記
装置データを入力し故障の解析用データとして出力する
解析用情報入出力手段と、前記故障データと前記解析用
データから故障に係るガイダンスデータを作成するガイ
ダンス解析手段と、前記ガイダンスデータを出力する出
力手段と、を備え、前記制御装置の故障時に、その故障
個所を通知する。
【0019】(3)本発明の故障時対応ガイダンス装置
は上記(2)に記載の装置であり、かつ前記制御装置に
係る情報を前記解析用情報入出力手段に入力し、前記制
御装置の故障時に、その故障個所を通知する。
【0020】(4)本発明の故障時対応ガイダンス装置
は上記(2)に記載の装置であり、かつ前記制御装置の
故障要因に係る分析データを格納する故障要因分析情報
記憶手段を備え、前記故障要因分析情報記憶手段から分
析データを前記解析用情報入出力手段に入力し、前記制
御装置の故障時に、その故障要因を通知する。
【0021】(5)本発明の故障時対応ガイダンス装置
は上記(4)に記載の装置であり、かつ前記制御装置の
故障に係る調査方法を格納する調査方法記憶手段を備
え、前記調査方法記憶手段から調査方法を前記解析用情
報入出力手段に入力し、前記制御装置の故障時に、その
故障要因を特定するための調査方法を通知する。
【0022】(6)本発明の故障時対応ガイダンス装置
は上記(2)に記載の装置であり、かつ前記制御装置に
おける制御対象に係るシミュレーションを行なうシミュ
レータを備え、前記シミュレータからシミュレーション
結果を前記解析用情報入出力手段に入力し、前記制御装
置の故障時に、その故障発生による影響を通知する。
【0023】(7)本発明の故障時対応ガイダンス装置
は上記(2)に記載の装置であり、かつ前記制御装置の
各故障に対する復旧手順データを格納する復旧手順記憶
手段を備え、前記復旧手順記憶手段から復旧手順データ
を前記解析用情報入出力手段に入力し、前記制御装置の
故障時に、その故障時に復旧手順を通知する。
【0024】(8)本発明の故障時対応ガイダンス装置
は上記(7)に記載の装置であり、かつ前記制御装置で
使用されている部品に係る予備品データを格納する予備
品情報記憶手段を備え、前記予備品情報記憶手段から予
備品データを前記解析用情報入出力手段に入力し、前記
復旧手順記憶手段の復旧手順データから交換用品の予備
品の有無を検索し、無い場合その旨を通知する。
【0025】(9)本発明の故障時対応ガイダンス装置
は上記(6)に記載の装置であり、かつ前記制御装置の
各故障に対する復旧手順データを格納する復旧手順記憶
手段を備え、前記復旧手順記憶手段から復旧手順データ
を前記解析用情報入出力手段に入力し、前記制御装置の
故障時に、その復旧手順による影響を通知する。
【0026】上記の如き手段を講じた結果、それぞれ以
下のような作用を奏する。
【0027】(1)本発明の故障時対応ガイダンス装置
によれば、故障個所を特定する場合に、現地作業員が入
手可能な範囲のデータを故障時対応ガイダンス装置に入
力することにより、故障個所が自動的に出力されるの
で、故障個所の特定時間を低減できる。
【0028】(2)本発明の故障時対応ガイダンス装置
によれば、故障個所を特定する場合に、現地作業員が入
手可能な範囲のデータを故障時対応ガイダンス装置に入
力することにより、故障個所が自動的に出力されるの
で、故障個所の特定時間を低減できる。
【0029】(3)本発明の故障時対応ガイダンス装置
によれば、故障個所を特定する場合に、現地作業員の入
手可能なデータだけでなく、制御装置自体から制御装置
の情報が入力可能であるため、故障個所の特定情報が詳
細に自動的に出力され故障個所の特定時間を低減でき
る。
【0030】(4)本発明の故障時対応ガイダンス装置
によれば、故障個所を特定する場合に、現地作業員が入
手可能なデータだけでなく、故障に至る可能性のある要
因や過去の事例等の参照が可能であり、故障個所の特定
結果だけでなく故障要因の分析結果が自動的に出力され
るので、故障を未然に防ぎ低減することができる。
【0031】(5)本発明の故障時対応ガイダンス装置
によれば、故障個所を特定する場合に、現地作業員の入
手可能なデータだけでなく、故障に至る可能性のある要
因や過去の事例等の参照が可能であり、故障個所の特定
結果だけでなく、故障要因の分析結果が自動的に出力さ
れる。そして、その特定された故障個所、要因の分析結
果を証明するための調査方法を自動的に出力するので、
故障時の対応時間を低減できる。
【0032】(6)本発明の故障時対応ガイダンス装置
によれば、故障発生時にプラントの今後の状態を予測す
ることが可能となり、対応方法の選択などに役立てるこ
とが可能となる。
【0033】(7)本発明の故障時対応ガイダンス装置
によれば、復旧手順を作成する場合、故障個所を特定す
るための調査結果を故障時対応ガイダンス装置内にデー
タとして与えることにより、各故障に対する復旧手順が
データベースから自動的に出力されるため、復旧手順の
作成時間を低減できる。
【0034】(8)本発明の故障時対応ガイダンス装置
によれば、保守員による予備品の検索と交換用品の手配
作業が無くなるため、保守員の負担を低減することがで
きる。また、交換用品の手配が自動で行なわれるため、
復旧作業時に使用する交換用品が迅速に手配され、復旧
作業時間の短縮が可能となる。また、交換用品の手配の
自動化により、誤った交換用品の手配を防止することも
できる。
【0035】(9)本発明の故障時対応ガイダンス装置
によれば、復旧手順を自動的に作成するだけでなく、そ
の復旧作業時に発生すると考えられる事象を予測するこ
とが可能となり、その予測された事象に対する処置を復
旧作業前に実施できるため、復旧作業を安全にかつ迅速
に行なうことが可能となる。
【0036】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明の第1の実施の形態に係る原子力発電プラント等に
適用される故障時対応ガイダンス装置の構成を示す図で
ある。図1において、故障時対応ガイダンス装置1’
は、故障時対応ガイダンス解析部1、制御装置情報デー
タベース2、及びインタフェース部3から構成されてい
る。
【0037】以下、本第1の実施の形態における故障時
対応ガイダンス装置の動作について説明する。原子力発
電プラント等の図示しない制御装置に故障が発生した場
合、現地作業員は故障個所を特定するために、入手した
警報情報cを対話入力によりインタフェース部3に入力
する。インタフェース部3は、入力した警報情報cを故
障情報iとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力す
る。故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情報iに基
づき必要なデータを制御装置情報データベース2から検
索し、装置データeとして入力する。
【0038】故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情
報iと装置データeから故障個所を特定し、ガイダンス
データkとしてインタフェース部3へ出力する。インタ
フェース部3は、入力したガイダンスデータkを現地保
守員が認識しやすいように編集し、ガイダンス情報lと
して図示しない表示器へ出力し表示させる。
【0039】このように本第1の実施の形態によれば、
制御装置に故障が発生した場合、専門技術者の解析によ
らず故障個所の特定を行なえるため、故障発生から故障
個所特定までの時間の短縮が可能となる。
【0040】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態に係る原子力発電プラント等に適用され
る故障時対応ガイダンス装置の構成を示す図である。図
2において図1と同一な部分には同符号を付してある。
図2において、故障時対応ガイダンス装置2’は、故障
時対応ガイダンス解析部1、制御装置情報データベース
2、解析用データ入力部4、インタフェース部3、及び
外部出力部5から構成されている。
【0041】以下、本第2の実施の形態における故障時
対応ガイダンス装置の動作について説明する。原子力発
電プラント等の図示しない制御装置に故障が発生した場
合、現地作業員は故障個所を特定するために、入手した
警報情報cを対話入力によりインタフェース部3に入力
する。インタフェース部3は、入力した警報情報cを故
障情報iとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力す
る。故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情報iから
検索条件sを作成し、解析用データ入力部4へ出力す
る。
【0042】解析用データ入力部4は、検索条件sに該
当するデータを制御装置情報データベース2から検索し
て装置データeとして入力し、そのデータを解析用デー
タjとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力する。
故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情報iと解析用
データjから故障個所を特定し、ガイダンスデータkと
してインタフェース部3及び外部出力部5へ出力する。
インタフェース部3は、入力したガイダンスデータkを
現地保守員が認識しやすいように編集し、ガイダンス情
報lとして図示しない表示器へ出力し表示させる。
【0043】また現地作業員は、必要に応じてガイダン
ス情報lの出力要求tをインタフェース部3を介して外
部出力部5に入力する。これにより、外部出力部5はガ
イダンスデータkを帳票(外部出力情報m)として図示
しないプリンタへ出力するか、あるいは図示しない通信
回線を介して外部の出力端末へ出力することにより、現
地作業員に提供する。
【0044】このように本第2の実施の形態によれば、
制御装置に故障が発生した場合、専門技術者の解析によ
らず故障個所の特定を行なえるため、故障発生から故障
個所特定までの時間の短縮が可能となる。
【0045】(第3の実施の形態)図3は、本発明の第
3の実施の形態に係る原子力発電プラント等に適用され
る故障時対応ガイダンス装置の構成を示す図である。図
3において図1,図2と同一な部分には同符号を付して
ある。図3において、故障時対応ガイダンス装置3’
は、故障時対応ガイダンス解析部1、制御装置情報デー
タベース2、解析用データ入力部4、インタフェース部
3、及び外部出力部5から構成されている。また、解析
用データ入力部4には、外部の制御装置100が接続さ
れている。
【0046】以下、本第3の実施の形態における故障時
対応ガイダンス装置の動作について説明する。原子力発
電プラント等の制御装置100に故障が発生した場合、
現地作業員は故障個所を特定するために、入手した警報
情報cを対話入力によりインタフェース部3に入力す
る。インタフェース部3は、入力した警報情報cを故障
情報iとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力す
る。故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情報iから
検索条件sを作成し、解析用データ入力部4へ出力す
る。
【0047】解析用データ入力部4は、検索条件sに該
当するデータを制御装置情報データベース2及び制御装
置100から検索して、それぞれ装置データe及び制御
装置情報gとして入力し、そのデータを解析用データj
として故障時対応ガイダンス解析部1へ出力する。故障
時対応ガイダンス解析部1は、故障情報iと解析用デー
タjから故障個所を特定し、ガイダンスデータkとして
インタフェース部3及び外部出力部5へ出力する。イン
タフェース部3は、入力したガイダンスデータkを現地
保守員が認識しやすいように編集し、ガイダンス情報l
として図示しない表示器へ出力し表示させる。
【0048】また現地作業員は、必要に応じてガイダン
ス情報lの出力要求tをインタフェース部3を介して外
部出力部5に入力する。これにより、外部出力部5はガ
イダンスデータkを帳票(外部出力情報m)として図示
しないプリンタへ出力するか、あるいは図示しない通信
回線を介して外部の出力端末へ出力することにより、現
地作業員に提供する。
【0049】このように本第3の実施の形態によれば、
制御装置に故障が発生した場合、専門技術者の解析によ
らず故障個所の特定が行なえ、また制御装置内の情報も
入手できるため、現地作業員の情報入手作業が削減で
き、故障発生から故障個所特定までの時間の短縮が可能
となる。また、制御装置100内の情報を入力している
ため、詳細な故障個所の特定が可能となる。
【0050】(第4の実施の形態)図4は、本発明の第
4の実施の形態に係る原子力発電プラント等に適用され
る故障時対応ガイダンス装置の構成を示す図である。図
4において図1〜図3と同一な部分には同符号を付して
ある。図4において、故障時対応ガイダンス装置4’
は、故障時対応ガイダンス解析部1、制御装置情報デー
タベース2、故障要因分析データベース6、解析用デー
タ入力部4、インタフェース部3、及び外部出力部5か
ら構成されている。
【0051】以下、本第4の実施の形態における故障時
対応ガイダンス装置の動作について説明する。原子力発
電プラント等の図示しない制御装置に故障が発生した場
合、現地作業員は故障個所を特定するために、入手した
警報情報cを対話入力によりインタフェース部3に入力
する。インタフェース部3は、入力した警報情報cを故
障情報iとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力す
る。故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情報iから
検索条件sを作成し、解析用データ入力部4へ出力す
る。
【0052】解析用データ入力部4は、検索条件sに該
当するデータを制御装置情報データベース2及び故障要
因分析データベース6から検索して、それぞれ装置デー
タe及び故障要因分析データnとして入力し、そのデー
タを解析用データjとして故障時対応ガイダンス解析部
1へ出力する。故障時対応ガイダンス解析部1は、故障
情報iと解析用データjから故障個所を特定するととも
に故障発生の要因を分析し、ガイダンスデータkとして
インタフェース部3及び外部出力部5へ出力する。イン
タフェース部3は、入力したガイダンスデータkを現地
保守員が認識しやすいように編集し、ガイダンス情報l
として図示しない表示器へ出力し表示させる。
【0053】また現地作業員は、必要に応じてガイダン
ス情報lの出力要求tをインタフェース部3を介して外
部出力部5に入力する。これにより、外部出力部5はガ
イダンスデータkを帳票(外部出力情報m)として図示
しないプリンタへ出力するか、あるいは図示しない通信
回線を介して外部の出力端末へ出力することにより、現
地作業員に提供する。
【0054】このように本第4の実施の形態によれば、
制御装置に故障が発生した場合、専門技術者の解析によ
らず故障個所の特定及び要因分析が行なえるため、故障
発生から故障個所特定及び要因分析までの時間の短縮が
可能となる。
【0055】(第5の実施の形態)図5は、本発明の第
5の実施の形態に係る原子力発電プラント等に適用され
る故障時対応ガイダンス装置の構成を示す図である。図
5において図1〜図4と同一な部分には同符号を付して
ある。図5において、故障時対応ガイダンス装置5’
は、故障時対応ガイダンス解析部1、制御装置情報デー
タベース2、故障要因分析データベース6、調査方法デ
ータベース7、解析用データ入力部4、インタフェース
部3、及び外部出力部5から構成されている。
【0056】以下、本第5の実施の形態における故障時
対応ガイダンス装置の動作について説明する。原子力発
電プラント等の図示しない制御装置に故障が発生した場
合、現地作業員は故障個所を特定するために、入手した
警報情報cを対話入力によりインタフェース部3に入力
する。インタフェース部3は、入力した警報情報cを故
障情報iとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力す
る。故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情報iから
検索条件sを作成し、解析用データ入力部4へ出力す
る。
【0057】解析用データ入力部4は、検索条件sに該
当するデータを制御装置情報データベース2、故障要因
分析データベース6、及び調査方法データベース7から
検索して、それぞれ装置データe、故障要因分析データ
n、及び調査方法データoとして入力し、そのデータを
解析用データjとして故障時対応ガイダンス解析部1へ
出力する。故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情報
iと解析用データjから故障個所を特定するとともに故
障発生の要因を分析し、調査方法を作成する。故障時対
応ガイダンス解析部1は、その結果をガイダンスデータ
kとしてインタフェース部3及び外部出力部5へ出力す
る。インタフェース部3は、入力したガイダンスデータ
kを現地保守員が認識しやすいように編集し、ガイダン
ス情報lとして図示しない表示器へ出力し表示させる。
【0058】また現地作業員は、必要に応じてガイダン
ス情報lの出力要求tをインタフェース部3を介して外
部出力部5に入力する。これにより、外部出力部5はガ
イダンスデータkを帳票(外部出力情報m)として図示
しないプリンタへ出力するか、あるいは図示しない通信
回線を介して外部の出力端末へ出力することにより、現
地作業員に提供する。
【0059】このように本第5の実施の形態によれば、
制御装置に故障が発生した場合、専門技術者の解析によ
らず故障個所の特定、要因分析、及び調査方法が行なえ
るため、故障発生から故障個所特定及び要因分析までの
時間の短縮が可能となる。
【0060】(第6の実施の形態)図6は、本発明の第
6の実施の形態に係る原子力発電プラント等に適用され
る故障時対応ガイダンス装置の構成を示す図である。図
6において図1〜図5と同一な部分には同符号を付して
ある。図6において、故障時対応ガイダンス装置6’
は、故障時対応ガイダンス解析部1、制御装置情報デー
タベース2、シミュレータ8、解析用データ入力部4、
インタフェース部3、及び外部出力部5から構成されて
いる。
【0061】以下、本第6の実施の形態における故障時
対応ガイダンス装置の動作について説明する。原子力発
電プラント等の図示しない制御装置に故障が発生した場
合、現地作業員は故障個所を特定するために、入手した
警報情報cを対話入力によりインタフェース部3に入力
する。インタフェース部3は、入力した警報情報cを故
障情報iとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力す
る。故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情報iから
検索条件sを作成し、解析用データ入力部4へ出力す
る。
【0062】解析用データ入力部4は、検索条件sに該
当するデータを制御装置情報データベース2から検索し
装置データeとして入力するとともに、検索条件sに基
づくシミュレーション条件uを作成し、シミュレータ8
へ出力する。シミュレータ8は、シミュレーション条件
uに基づき故障発生によるプラントの挙動のシミュレー
ションを行ない、そのシミュレーション結果pを解析用
データ入力部4へ出力する。
【0063】解析用データ入力部4は、装置データeと
シミュレーション結果pを解析用データjとして故障時
対応ガイダンス解析部1へ出力する。故障時対応ガイダ
ンス解析部1は、故障情報iと解析用データjから故障
発生によるプラントへの影響を予測し評価し、その評価
結果をガイダンスデータkとしてインタフェース部3及
び外部出力部5へ出力する。インタフェース部3は、入
力したガイダンスデータkを現地保守員が認識しやすい
ように編集し、ガイダンス情報lとして図示しない表示
器へ出力し表示させる。
【0064】また現地作業員は、必要に応じてガイダン
ス情報lの出力要求tをインタフェース部3を介して外
部出力部5に入力する。これにより、外部出力部5はガ
イダンスデータkを帳票(外部出力情報m)として図示
しないプリンタへ出力するか、あるいは図示しない通信
回線を介して外部の出力端末へ出力することにより、現
地作業員に提供する。
【0065】このように本第6の実施の形態によれば、
制御装置に故障が発生した場合、専門技術者の解析によ
らず故障発生がプラントに与える影響を評価でき、また
今後プラントがどうなるかを予測できるので、復旧作業
の実施までの対応を迅速に行なうことが可能となる。
【0066】(第7の実施の形態)図7は、本発明の第
7の実施の形態に係る原子力発電プラント等に適用され
る故障時対応ガイダンス装置の構成を示す図である。図
7において図1〜図6と同一な部分には同符号を付して
ある。図7において、故障時対応ガイダンス装置7’
は、故障時対応ガイダンス解析部1、制御装置情報デー
タベース2、故障時復旧手順データベース9、解析用デ
ータ入力部4、インタフェース部3、及び外部出力部5
から構成されている。
【0067】以下、本第7の実施の形態における故障時
対応ガイダンス装置の動作について説明する。原子力発
電プラント等の図示しない制御装置に故障が発生した場
合、現地作業員は復旧手順を作成するために、故障個所
を特定するための各調査内容に対する結果である警報情
報cを、対話入力によりインタフェース部3に入力す
る。インタフェース部3は、入力した警報情報cを故障
情報iとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力す
る。故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情報iから
検索条件sを作成し、解析用データ入力部4へ出力す
る。
【0068】解析用データ入力部4は、検索条件sに該
当するデータを制御装置情報データベース2及び故障時
復旧手順データベース9から検索し、それぞれ装置デー
タe及び復旧手順データqとして入力し、そのデータを
解析用データjとして故障時対応ガイダンス解析部1へ
出力する。
【0069】故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情
報iと解析用データjから故障個所を復旧させるための
手順を作成し、その結果をガイダンスデータkとしてイ
ンタフェース部3及び外部出力部5へ出力する。インタ
フェース部3は、入力したガイダンスデータkを現地保
守員が認識しやすいように編集し、ガイダンス情報1と
して図示しない表示器へ出力し表示させる。
【0070】また現地作業員は、必要に応じてダイダン
ス情報1の出力要求tをインタフェース部3を介して外
部出力部5に入力する。これにより、外部出力部5はガ
イダンスデータkを帳票(外部出力情報m)として図示
しないプリンタへ出力するか、あるいは図示しない通信
回線を介して外部の出力端末へ出力することにより、現
地作業員に提供する。
【0071】このように本第7の実施の形態によれば、
制御装置に故障が発生した時に、その故障に対応した復
旧手順が迅速で且つ正確に保守員に提供されるため、故
障発生から復旧手順作成迄の時間が短縮可能となる。ま
た、復旧手順がマンマシンに表示されるため、保守員は
復旧手順の表示を確認しながら復旧作業が可能になるた
め、復旧作業を実施する保守員の数を低減することがで
きる。
【0072】(第8の実施の形態)図8は、本発明の第
8の実施の形態に係る原子力発電プラント等に適用され
る故障時対応ガイダンス装置の構成を示す図である。図
8において図1〜図7と同一な部分には同符号を付して
ある。図8において、故障時対応ガイダンス装置8’
は、故障時対応ガイダンス解析部1、制御装置情報デー
タベース2、故障時復旧手順データベース9、予備品デ
ータベース10、解析用データ入力部4、インタフェー
ス部3、及び外部出力部5から構成されている。また、
外部出力部5には外部の用品手配システム11が接続さ
れている。
【0073】以下、本第8の実施の形態における故障時
対応ガイダンス装置の動作について説明する。原子力発
電プラント等の図示しない制御装置に故障が発生した場
合、現地作業員は復旧手順を作成するために、故障個所
を特定するための各調査内容に対する結果である警報情
報cを、対話入力によりインタフェース部3に入力す
る。インタフェース部3は、入力した警報情報cを故障
情報iとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力す
る。故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情報iから
検索条件sを作成し、解析用データ入力部4へ出力す
る。
【0074】解析用データ入力部4は、検索条件sに該
当するデータを制御装置情報データベース2及び故障時
復旧手順データベース9から検索し、それぞれ装置デー
タe及び復旧手順データqとして入力し、そのデータを
解析用データjとして故障時対応ガイダンス解析部1へ
出力する。
【0075】故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情
報iと解析用データjから故障個所を復旧させるための
手順を作成する。その際、復旧作業に用品交換が必要で
ある場合には、交換用品データを検索条件sとして、再
度解析用データ入力部4へ出力する。解析用データ入力
部4は、入力した検索条件sに該当する予備品があるか
否か予備品データベース10を検索し、その検索結果を
予備品データrとして入力し、解析用データjとして故
障時対応ガイダンス解析部1へ出力する。
【0076】故障時対応ガイダンス解析部1は、入力し
た解析用データjの内容から予備品有りと解析した場
合、その予備品の保管場所を示した保管データをガイダ
ンスデータkとしてインタフェース部3へ出力する。イ
ンタフェース部3は、ガイダンスデータkとして入力し
た保管データをガイダンス情報1として図示しない表示
器へ出力し表示させ、現地作業員に予備品の保管場所を
通知する。
【0077】次に、予備品が無い場合について説明す
る。故障時対応ガイダンス解析部1は、入力した解析用
データjの内容から予備品無しと解析した場合、交換用
品手配データをガイダンスデータkとしてインタフェー
ス部3及び外部出力部5へ出力する。インタフェース部
3は、ガイダンスデータkとして入力した交換用品手配
データをガイダンス情報1として図示しない表示器へ出
力し表示させ、予備品に交換用品が無いことを現地作業
員に通知する。
【0078】外部出力部5は、ガイダンスデータkとし
て入力した交換用品手配データを図示しない通信回線に
乗せ、通信回路に乗った交換用品手配データ(外部出力
情報m)はプラント外部の用品手配システム11へ出力
される。これにより、復旧手順で使用される用品を自動
的に手配することが可能となる。
【0079】このように本第8の実施の形態によれば、
制御装置に故障が発生した時に、その故障の復旧作業時
に必要となる故障個所に係る交換用品の予備品の有無
が、自動的に且つ正確に保守員に通知されるため、保守
員は復旧手順から予備品を検索する必要が無くなり、保
守員の作業を低減することができる。また、予備品が無
い場合、交換用品が自動手配され、用品の手配に関する
時間が短縮されるため、結果として復旧作業時期の短縮
が可能になる。また、用品手配の自動化により、誤った
交換用品の手配を防止することもできる。
【0080】(第9の実施の形態)図9は、本発明の第
9の実施の形態に係る原子力発電プラント等に適用され
る故障時対応ガイダンス装置の構成を示す図である。図
9において図1〜図8と同一な部分には同符号を付して
ある。図9において、故障時対応ガイダンス装置9’
は、故障時対応ガイダンス解析部1、制御装置情報デー
タベース2、シミュレータ8、故障時復旧手順データベ
ース9、解析用データ入力部4、インタフェース部3、
及び外部出力部5から構成されている。
【0081】以下、本第9の実施の形態における故障時
対応ガイダンス装置の動作について説明する。原子力発
電プラント等の図示しない制御装置に故障が発生した場
合、現地作業員は復旧時の影響を評価するために、入手
した警報情報cを対話入力によりインタフェース部3に
入力する。インタフェース部3は、入力した警報情報c
を故障情報iとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出
力する。故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情報i
から検索条件sを作成し、解析用データ入力部4へ出力
する。
【0082】解析用データ入力部4は、検索条件sに該
当するデータを制御装置情報データベース2及び故障時
復旧手順データベース9から検索し、それぞれ装置デー
タe及び復旧手順データqとして入力し、そのデータを
解析用データjとして故障時対応ガイダンス解析部1へ
出力する。
【0083】故障時対応ガイダンス解析部1は、故障情
報iと解析用データjから故障個所を復旧させるための
手順を作成する。故障時対応ガイダンス解析部1は、作
成した復旧手順から復旧時のシミュレーションを行なう
ための条件を作成し、再度検索条件sとして解析用デー
タ入力部4へ出力する。解析用データ入力部4は、検索
条件sに基づくシミュレーション条件uをシミュレータ
8へ出力するとともに、シミュレータ8からシミュレー
ション結果pを入力し、解析用データjとして故障時対
応ガイダンス解析部1へ出力する。
【0084】故障時対応ガイダンス解析部1は、解析用
データjから復旧作業時のプラントへの影響を予測し評
価し、その評価結果をガイダンスデータkとしてインタ
フェース部3及び外部出力部5へ出力する。インタフェ
ース部3は、入力したガイダンスデータkを現地保守員
が認識しやすいように編集し、ガイダンス情報1として
図示しない表示器へ出力し表示させる。
【0085】また現地作業員は、必要に応じてガイダン
ス情報1の出力要求tをインタフェース部3を介して外
部出力部5に入力する。これにより、外部出力部5はガ
イダンスデータkを帳票(外部出力情報m)として図示
しないプリンタへ出力するか、あるいは図示しない通信
回線を介して外部の出力端末へ出力することにより、現
地作業員に提供する。
【0086】このように本第9の実施の形態によれば、
制御装置に故障が発生した場合の復旧作業において、専
門技術者の解析によらず復旧作業時がプラントに与える
影響を評価できるので、必要な処置を事前に行なうこと
ができ、安全に復旧作業を実施することが可能となる。
【0087】なお、本発明は上記各実施の形態のみに限
定されず、要旨を変更しない範囲で適時変形して実施で
きる。
【0088】(変形例)例えば、故障時対応ガイダンス
装置内の各データベースに格納する情報を制御装置に係
るものから各種情報に置き換えることにより、一般的な
データ検索システムを構成することが可能となる。
【0089】(実施の形態のまとめ)実施の形態に示さ
れた構成および作用効果をまとめると次の通りである。
【0090】[1]第1の実施の形態に示された故障時
対応ガイダンス装置1’は、インタフェース部3で、現
地作業員からの警報情報cを入力し、故障データiとし
て故障時対応ガイダンス解析部1へ出力し、制御装置情
報データベース2で制御装置の構成などの情報を格納
し、故障時対応ガイダンス解析部1で、入力した故障デ
ータiと装置データeから故障個所を特定し、その結果
をガイダンスデータkとしてインタフェース部3へ出力
し、インタフェース部3でガイダンス情報lを現地作業
員に対して通知する。
【0091】これにより上記故障時対応ガイダンス装置
1’においては、故障個所を特定する場合に、現地作業
員が入手可能な範囲のデータを故障時対応ガイダンス装
置1’に入力することにより、故障個所が自動的に出力
されるので、故障個所の特定時間を低減できる。
【0092】[2]第2の実施の形態に示された故障時
対応ガイダンス装置2’は、インタフェース部3で、現
地作業員からの警報情報cを対話形式で入力し、故障デ
ータiとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力し、
制御装置情報データベース2で制御装置の構成などの情
報を格納し、解析用データ入力部4で、故障時対応ガイ
ダンス解析部1から入力した検索条件sに該当するデー
タを制御装置情報データベース2から装置データeとし
て入力して故障時対応ガイダンス解析部1へ出力し、故
障時対応ガイダンス解析部1で、入力した故障データi
と装置データeから故障個所を特定し、その結果をガイ
ダンスデータkとしてインタフェース部3及び外部出力
部5へ出力し、インタフェース部3で、ガイダンスデー
タkを現地作業員に対して通知し、外部出力部5で、入
力したガイダンスデータkをインタフェース部3を経由
して入力された出力要求tに基づき、必要に応じて設置
されるプリンタや通信機器などの外部機器にデータの変
換を行ない外部出力情報として出力する。
【0093】これにより上記故障時対応ガイダンス装置
2’においては、故障個所を特定する場合に、現地作業
員が入手可能な範囲のデータを故障時対応ガイダンス装
置2’に入力することにより、故障個所が自動的に出力
されるので、故障個所の特定時間を低減できる。
【0094】[3]第3の実施の形態に示された故障時
対応ガイダンス装置3’は、インタフェース部3で、現
地作業員からの警報情報cを対話形式で入力し、故障デ
ータiとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力し、
制御装置情報データベース2で制御装置の構成などの情
報を格納し、解析用データ入力部4で、故障時対応ガイ
ダンス解析部1から入力した検索条件sに該当するデー
タ、すなわち装置データeを制御装置情報データベース
2から、制御装置情報gを制御装置100から収集し
て、解析用データjとして故障時対応ガイダンス解析部
1へ出力し、故障時対応ガイダンス解析部1で、入力さ
れた解析データjにより上記[2]よりも詳細な解析を
行ない故障個所を特定し、その結果をガイダンスデータ
kとしてインタフェース部3及び外部出力部5へ出力
し、インタフェース部3で、入力したガイダンスデータ
kを現地作業員に対して通知し、外部出力部5で、入力
したガイダンスデータkをインタフェース部3を経由し
て入力した出力要求tに基づき、必要に応じて設置され
るプリンタや通信機器などの外部機器にデータの変換を
行ない外部出力情報として出力する。
【0095】これにより上記故障時対応ガイダンス装置
3’においては、故障個所を特定する場合に、現地作業
員の入手可能なデータだけでなく、制御装置100自体
から制御装置の情報が入力可能であるため、故障個所の
特定情報が詳細に自動的に出力され故障個所の特定時間
を低減できる。
【0096】[4]第4の実施の形態に示された故障時
対応ガイダンス装置4’は、インタフェース部3で、現
地作業員からの警報情報cを対話形式で入力し、故障デ
ータiとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力し、
制御装置情報データベース2で制御装置の構成などの情
報を格納し、故障要因分析データベース6で制御装置の
要因分析図や過去の不適合情報などのデータを格納し、
解析用データ入力部4で、故障時対応ガイダンス解析部
1から入力した検索条件sに該当するデータ、すなわち
装置データeを制御装置情報データベース2から、故障
要因分析データnを故障要因分析データベース6から入
力し、解析用データjとして故障時対応ガイダンス解析
部1へ出力し、故障時対応ガイダンス解析部1で、入力
された解析データjにより故障個所の特定及びその故障
に至る要因の解析を行ない、その結果をガイダンスデー
タkとしてインタフェース部3及び外部出力部5へ出力
し、インタフェース部3で、入力したガイダンスデータ
kを現地作業員に対して通知し、外部出力部5で、入力
したガイダンスデータkをインタフェース部3を経由し
て入力された出力要求tに基づき、必要に応じて設置さ
れるプリンタや通信機器などの外部機器にデータの変換
を行ない外部出力情報として出力する。
【0097】これにより上記故障時対応ガイダンス装置
4’においては、故障個所を特定する場合に、現地作業
員が入手可能なデータだけでなく、故障に至る可能性の
ある要因や過去の事例等の参照が可能であり、故障個所
の特定結果だけでなく故障要因の分析結果が自動的に出
力されるので、故障を未然に防ぎ低減することができ
る。
【0098】[5]第5の実施の形態に示された故障時
対応ガイダンス装置5’は、インタフェース部3で、現
地作業員からの警報情報cを対話形式で入力し、故障デ
ータiとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力し、
制御装置情報データベース2で制御装置の構成などの情
報を格納し、故障要因分析データベース6で制御装置の
要因分析図や過去の不適合情報などのデータを格納し、
調査方法データベース7で各種故障を想定して予め作成
された故障の調査方法を格納し、解析用データ入力部4
で、制御装置情報データベース2から装置データeを、
故障要因分析データベース6から故障要因分析データn
を、調査方法データベース7から調査方法データoを入
力し、解析用データjとして故障時対応ガイダンス解析
部1へ出力し、故障時対応ガイダンス解析部1で、入力
された解析データjにより故障個所の特定、その故障に
至る要因の解析、また上記の解析結果を証明するための
調査方法の解析を行ない、その結果をガイダンスデータ
kとしてインタフェース部3及び外部出力部5へ出力
し、インタフェース部3で、入力したガイダンスデータ
kを現地作業員に対して通知し、外部出力部5で、入力
したガイダンスデータkをインタフェース部3を経由し
て入力された出力要求tに基づき、必要に応じて設置さ
れるプリンタや通信機器などの外部機器にデータの変換
を行ない外部出力情報として出力する。
【0099】これにより上記故障時対応ガイダンス装置
5’においては、故障個所を特定する場合に、現地作業
員の入手可能なデータだけでなく、故障に至る可能性の
ある要因や過去の事例等の参照が可能であり、故障個所
の特定結果だけでなく、故障要因の分析結果が自動的に
出力される。そして、その特定された故障個所、要因の
分析結果を証明するための調査方法を自動的に出力する
ので、故障時の対応時間を低減できる。
【0100】[6]第6の実施の形態に示された故障時
対応ガイダンス装置6’は、インタフェース部3で、現
地作業員からの警報情報cを対話形式で入力し、故障デ
ータiとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力し、
制御装置情報データベース2で制御装置の構成などの情
報を格納し、シミュレータ8で、シミュレーション条件
uに基づきプラントの運転状態の模擬、解析を行ない、
解析用データ入力部4で、故障時対応ガイダンス解析部
1から入力した検索条件sに該当する装置データeを制
御装置情報データベース2から入力し、検索条件sに基
づきシミュレータ8へシミュレーション条件uを出力
し、シミュレーション結果pを入力し、解析用データj
として故障時対応ガイダンス解析部1へ出力し、故障時
対応ガイダンス解析部1で、入力された解析データjに
より故障発生時以降のプラントの運転状態の解析を行な
い、その結果をガイダンスデータkとしてインタフェー
ス部3及び外部出力部5へ出力し、インタフェース部3
で、入力したガイダンスデータkを現地作業員に対して
通知し、外部出力部5で、入力したガイダンスデータk
をインタフェース部10を経由して入力した出力要求t
に基づき、必要に応じて設置されるプリンタや通信機器
などの外部機器にデータの変換を行ない外部出力情報と
して出力する。
【0101】これにより上記故障時対応ガイダンス装置
6’においては、故障発生時にプラントの今後の状態を
予測することが可能となり、対応方法の選択などに役立
てることが可能となる。
【0102】[7]第7の実施の形態に示された故障時
対応ガイダンス装置7’は、インタフェース部3で、現
地作業員からの警報情報cを対話形式で入力し、故障デ
ータiとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力し、
制御装置情報データベース2で制御装置の構成などの情
報を格納し、故障時復旧手順データベース9で各故障に
対する復旧手順を格納し、解析用データ入力部4で、故
障時対応ガイダンス解析部1から入力した検索条件sに
該当するデータ、すなわち装置データeを制御装置情報
データベース2から、復旧手順データqを故障時復旧手
順データベース9から入力し、解析用データjとして故
障時対応ガイダンス解析部1へ出力し、故障時対応ガイ
ダンス解析部1で、入力された解析データjにより故障
の復旧手順を作成し、その結果をガイダンスデータkと
してインタフェース部3及び外部出力部5へ出力し、イ
ンタフェース部3で、入力したガイダンスデータkを現
地作業員に対して通知し、外部出力部5で、入力したガ
イダンスデータkをインタフェース部3を経由して入力
された出力要求tに基づき、必要に応じて設置されるプ
リンタや通信機器などの外部機器にデータの変換を行な
い外部出力情報として出力する。
【0103】これにより上記故障時対応ガイダンス装置
7’においては、復旧手順を作成する場合、故障個所を
特定するための調査結果を故障時対応ガイダンス装置
7’内にデータとして与えることにより、各故障に対す
る復旧手順がデータベースから自動的に出力されるた
め、復旧手順の作成時間を低減できる。
【0104】[8]第8の実施の形態に示された故障時
対応ガイダンス装置8’は、インタフェース部3で、現
地作業員からの警報情報cを対話形式で入力し、故障デ
ータiとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力し、
制御装置情報データベース2で制御装置の構成などの情
報を格納し、故障時復旧手順データベース9で各故障に
対する復旧手順を格納し、予備品データベース10で、
制御装置に使用されている部品の予備品情報を格納し、
解析用データ入力部4で、故障時対応ガイダンス解析部
1から入力した検索条件sに該当するデータ、すなわち
装置データeを制御装置情報データベース2から、復旧
手順データqを故障時復旧手順データベース9から、予
備品データqを予備品データベース10から入力し、解
析用データjとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出
力し、故障時対応ガイダンス解析部1で、入力された解
析データjにより故障の復旧手順を作成し、復旧作業に
おいて必要な用品の照会を行ない、その結果をガイダン
スデータkとしてインタフェース部3及び外部出力部5
へ出力し、インタフェース部3で、入力したガイダンス
データkを現地作業員に対して通知し、外部出力部10
で、入力したガイダンスデータkを用品手配システム1
1へ手配情報を示す外部出力情報として出力する。
【0105】これにより上記故障時対応ガイダンス装置
8’においては、保守員による予備品の検索と交換用品
の手配作業が無くなるため、保守員の負担を低減するこ
とができる。また、交換用品の手配が自動で行なわれる
ため、復旧作業時に使用する交換用品が迅速に手配さ
れ、復旧作業時間の短縮が可能となる。また、交換用品
の手配の自動化により、誤った交換用品の手配を防止す
ることもできる。
【0106】[9]第9の実施の形態に示された故障時
対応ガイダンス装置9’は、インタフェース部3で、現
地作業員からの警報情報cを対話形式で入力し、故障デ
ータiとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力し、
制御装置情報データベース2で制御装置の構成などの情
報を格納し、故障時復旧手順データベース9で各故障に
対する復旧手順を格納し、シミュレータ8で、復旧時の
プラントの運転状態の模擬、解析を行ない、解析用デー
タ入力部4で、故障時対応ガイダンス解析部1から入力
した検索条件sに該当するデータ、すなわち装置データ
eを制御装置情報データベース2から、復旧手順データ
qを故障時復旧手順データベース9から入力し、シミュ
レータ8へ検索条件sに基づいたシミュレーション条件
uを出力し、シミュレーション結果pを入力し、解析用
データjとして故障時対応ガイダンス解析部1へ出力
し、故障時対応ガイダンス解析部1で、入力された解析
データjにより故障の復旧手順を作成し、その結果をガ
イダンスデータkとしてインタフェース部3及び外部出
力部5へ出力し、インタフェース部3で、入力したガイ
ダンスデータkを現地作業員に対して通知し、外部出力
部5で、入力したガイダンスデータkをインタフェース
部3を経由して入力された出力要求tに基づき、必要に
応じて設置されるプリンタや通信機器などの外部機器に
データの変換を行ない外部出力情報として出力する。
【0107】このように上記故障時対応ガイダンス装置
9’においては、復旧手順を自動的に作成するだけでな
く、その復旧作業時に発生すると考えられる事象を予測
することが可能となり、その予測された事象に対する処
置を復旧作業前に実施できるため、復旧作業を安全にか
つ迅速に行なうことが可能となる。
【0108】
【発明の効果】本発明の故障時対応ガイダンス装置によ
れば、制御装置に要求されている信頼性を維持しつつ、
運転員の操作負担低減や故障発生時の保守時間短縮を可
能とし、運転員、保守員の負担を軽減させることができ
る。これにより、従来、専門技術者により行なわれてい
た故障個所の特定、要因の分析、故障の影響の評価、復
旧手順の作成、交換用品の確認、復旧作業時の影響の評
価等を専門技術者なしで行なうことができ、対応時間の
削減と対応者の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る故障時対応ガ
イダンス装置の構成を示す図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る故障時対応ガ
イダンス装置の構成を示す図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る故障時対応ガ
イダンス装置の構成を示す図。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る故障時対応ガ
イダンス装置の構成を示す図。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る故障時対応ガ
イダンス装置の構成を示す図。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る故障時対応ガ
イダンス装置の構成を示す図。
【図7】本発明の第7の実施の形態に係る故障時対応ガ
イダンス装置の構成を示す図。
【図8】本発明の第8の実施の形態に係る故障時対応ガ
イダンス装置の構成を示す図。
【図9】本発明の第9の実施の形態に係る故障時対応ガ
イダンス装置の構成を示す図。
【図10】従来例に係る制御装置の構成を示す図。
【符号の説明】
1’〜9’…故障時対応ガイダンス装置 1…故障時対応ガイダンス解析部 2…制御装置情報データベース 3…インタフェース部 4…解析用データ入力部 5…外部出力部 6…故障要因分析データベース 7…調査方法データベース 8…シミュレータ 9…故障時復旧手順データベース 10…予備品データベース 11…用品手配システム 100…制御装置 101…制御装置 102…故障個所 103…診断回路 104…警報装置 105…現地作業員 106…専門技術者 107…制御装置構成データベース a…異常状態 b…警報信号 c…警報情報 d…現場情報 e…装置構成データ f…作業指示 g…制御装置情報 h…作業 i…故障情報 j…解析用データ k…ガイダンスデータ l…ガイダンス情報 m…外部出力情報 n…故障要因分析データ o…調査方法データ p…シミュレーション結果 q…復旧手順データ r…予備品データ s…検索条件 t…出力要求 u…シミュレーション条件
フロントページの続き (72)発明者 加藤 秋夫 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 江浦 和義 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5H223 AA03 DD09 EE06 EE08 FF05 9A001 HH32 JJ72 KK30 KK55 LL09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の制御装置の故障に対応するための故
    障時対応ガイダンス装置において、 警報に係る情報を入力し故障データとして出力する入出
    力手段と、 前記制御装置に係る装置データを格納する制御装置情報
    記憶手段と、 前記装置データと前記故障データから故障に係るガイダ
    ンスデータを作成するガイダンス解析手段と、 前記ガイダンスデータを出力する出力手段と、を具備
    し、 前記制御装置の故障時に、その故障個所を通知すること
    を特徴とする故障時対応ガイダンス装置。
  2. 【請求項2】所定の制御装置の故障に対応するための故
    障時対応ガイダンス装置において、 警報に係る情報を入力し故障データとして出力する入出
    力手段と、 前記制御装置に係る装置データを格納する制御装置情報
    記憶手段と、 前記装置データを入力し故障の解析用データとして出力
    する解析用情報入出力手段と、 前記故障データと前記解析用データから故障に係るガイ
    ダンスデータを作成するガイダンス解析手段と、 前記ガイダンスデータを出力する出力手段と、を具備
    し、 前記制御装置の故障時に、その故障個所を通知すること
    を特徴とする故障時対応ガイダンス装置。
  3. 【請求項3】前記制御装置に係る情報を前記解析用情報
    入出力手段に入力し、前記制御装置の故障時に、その故
    障個所を通知することを特徴とする請求項2に記載の故
    障時対応ガイダンス装置。
  4. 【請求項4】前記制御装置の故障要因に係る分析データ
    を格納する故障要因分析情報記憶手段を備え、 前記故障要因分析情報記憶手段から分析データを前記解
    析用情報入出力手段に入力し、前記制御装置の故障時
    に、その故障要因を通知することを特徴とする請求項2
    に記載の故障時対応ガイダンス装置。
  5. 【請求項5】前記制御装置の故障に係る調査方法を格納
    する調査方法記憶手段を備え、 前記調査方法記憶手段から調査方法を前記解析用情報入
    出力手段に入力し、前記制御装置の故障時に、その故障
    要因を特定するための調査方法を通知することを特徴と
    する請求項4に記載の故障時対応ガイダンス装置。
  6. 【請求項6】前記制御装置における制御対象に係るシミ
    ュレーションを行なうシミュレータを備え、 前記シミュレータからシミュレーション結果を前記解析
    用情報入出力手段に入力し、前記制御装置の故障時に、
    その故障発生による影響を通知することを特徴とする請
    求項2に記載の故障時対応ガイダンス装置。
  7. 【請求項7】前記制御装置の各故障に対する復旧手順デ
    ータを格納する復旧手順記憶手段を備え、 前記復旧手順記憶手段から復旧手順データを前記解析用
    情報入出力手段に入力し、前記制御装置の故障時に、そ
    の故障時に復旧手順を通知することを特徴とする請求項
    2に記載の故障時対応ガイダンス装置。
  8. 【請求項8】前記制御装置で使用されている部品に係る
    予備品データを格納する予備品情報記憶手段を備え、 前記予備品情報記憶手段から予備品データを前記解析用
    情報入出力手段に入力し、前記復旧手順記憶手段の復旧
    手順データから交換用品の予備品の有無を検索し、無い
    場合その旨を通知することを特徴とする請求項7に記載
    の故障時対応ガイダンス装置。
  9. 【請求項9】前記制御装置の各故障に対する復旧手順デ
    ータを格納する復旧手順記憶手段を備え、 前記復旧手順記憶手段から復旧手順データを前記解析用
    情報入出力手段に入力し、前記制御装置の故障時に、そ
    の復旧手順による影響を通知することを特徴とする請求
    項6に記載の故障時対応ガイダンス装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008129634A (ja) * 2006-11-16 2008-06-05 Toshiba Corp 保守支援装置
JP7173414B1 (ja) * 2021-10-19 2022-11-16 三菱電機株式会社 プラント運転支援装置

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