JPH06245302A - 列車状態監視装置 - Google Patents

列車状態監視装置

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Publication number
JPH06245302A
JPH06245302A JP2940493A JP2940493A JPH06245302A JP H06245302 A JPH06245302 A JP H06245302A JP 2940493 A JP2940493 A JP 2940493A JP 2940493 A JP2940493 A JP 2940493A JP H06245302 A JPH06245302 A JP H06245302A
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JP
Japan
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failure
information
monitor terminal
fault
train
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Pending
Application number
JP2940493A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Hirano
野 孝 義 平
Kyoko Nakamura
村 京 子 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
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Publication date
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Publication of JPH06245302A publication Critical patent/JPH06245302A/ja
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練検修員のような専門知識を持っている者
でなくとも、検修項目を容易に特定することが可能な列
車状態監視装置を提供する。 【構成】 故障検知手段13は、各列車に搭載されてい
るモニタ端末装置からの情報により故障の発生を検知す
ると、故障内容の解析に必要な情報を送るようにモニタ
端末装置に要求する。そして、この要求により送られて
きた情報を故障・異常情報ファイルに格納する。また、
因果関係情報ファイル16には、故障・異常情報と故障
原因,故障部位等との因果関係についての知識が格納さ
れている。故障解析手段14は、これらのファイルに格
納されている情報を用いて、故障原因,故障発生部位の
究明や検修項目の特定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両に搭載される
列車構成機器の情報や、その他の列車情報を収集する列
車状態監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は列車状態監視装置全体の一般的な
構成を示すブロック図である。この図において、故障発
生時、モニタ中央装置3は、伝送ライン6を通して、各
モニタ端末装置2a,2b,…,2n、及びモニタ端末
装置2a,2b,…,2nと伝送ライン6を通して接続
される列車構成機器1からの情報を要求し、故障発生時
の信号変化などを編集して故障記録として格納する。
【0003】このとき記録される情報は、故障発生種別
に関わらず、予め決められた信号について、状態がオン
からオフまたはオフからオンへと変化した信号に限られ
る。格納された故障記録は表示器4のタッチパネル操
作、または試験器5からの要求に応じて伝送ライン6を
通して要求され、故障発生時の状態情報として表示され
たり、プリンタ装置に印字されたりする。そして、検修
実施時における検修項目の選択については、あらかじめ
用意されている検修項目一覧から、故障記録の内容が人
手により解析され、該当する項目が選択されて行われて
いた。
【0004】図3は、モニタ中央装置3の構成を示すブ
ロック図である。この図に示すように、モニタ中央装置
3は、外部との情報のインタフェイスとなる伝送出力イ
ンタフェイス部8および伝送入力インタフェイス部11
と、故障発生の検知や故障記録の編集を行う情報監視部
9と、故障記録の格納及び保存が行われる故障記録ファ
イル10と、から構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の技術
では、故障記録が残されていても、実際に故障記録から
故障個所を特定し、その個所を重点的に検修しようとす
る場合には故障記録の信号変化などについて故障状況を
解析する必要があった。
【0006】しかし、このような人間系の解析は、熟練
検修員など特定の人間による必要があり、専門知識を要
していた。また、故障記録の作成条件は列車運行に支障
を来すものが主となっていたために、軽微な故障や異常
については保存されず、充分な解析を行うことができな
かった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、熟練検修員のような専門知識を持っている者でな
くとも、検修項目を容易に特定することが可能な列車状
態監視装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、列車の各車両に搭載され、車両
の各部からの情報を収集するモニタ端末装置と、このモ
ニタ端末装置が収集した情報に基いて表示データを作成
し、これを表示器に表示させるモニタ中央装置と、を有
する列車状態監視装置において、前記モニタ中央装置
は、前記モニタ端末装置からの情報に基いて故障の発生
を検知すると共に、故障内容を解析するために必要な情
報を前記モニタ端末装置に要求する故障検知手段と、前
記故障検知手段が前記モニタ端末装置に対する要求によ
り入力した情報を格納する故障・異常情報ファイルと、
前記故障内容の解析に必要な知識を予め格納してある因
果関係情報ファイルと、前記故障・異常情報ファイル及
び前記因果関係情報ファイルに格納された情報を用いて
故障内容を解析し、検修項目を特定する故障解析手段
と、を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記構成において、故障検知手段は、モニタ端
末装置からの情報により故障を検知すると、故障が発生
したときの列車状況から故障の主原因をつかみ故障発生
部位の特定等を行うのに必要な情報をモニタ端末装置に
要求する。このように要求された情報は、故障・異常情
報として故障・異常情報ファイルに格納される。
【0010】また、因果関係情報ファイルには、故障・
異常情報との因果関係について熟練検修員が持っている
専門知識がデータとしてあらかじめ登録されている。
【0011】故障解析手段は、両ファイルに格納された
情報を用いることにより、故障発生部位の究明や検修項
目の特定を行う。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基き説明する。
本実施例は、図2におけるモニタ中央装置3を図1に示
すモニタ中央装置3Aに置き換えたものである。
【0013】すなわち、本実施例は、本モニタリングシ
ステムの核となるモニタ中央装置3Aと、人間系との入
力インタフェイスとなり検修の手順や故障・異常発生部
位を表示して人間系との出力インタフェイスともなるタ
ッチパネル式表示器4と、各車両の状態を検知するモニ
タ端末装置2a,2b,…,2nと、モニタ中央装置3
Aとモニタ端末装置2a,2b,…,2nとをつなぐ伝
送ライン6と、モニタ端末装置2a,2b,…,2n及
び伝送ライン6を通して接続される列車構成機器1と、
地上設備である試験器5と、から構成される。
【0014】図1は、モニタ中央装置3Aの構成を示す
ブロック図である。この図に示すように、モニタ中央装
置3Aは、各モニタ端末装置2a,2b,…,2nから
の伝送を入力する伝送入力インタフェイス部12と、情
報を監視して故障・異常を検知する故障検知手段13
と、故障・異常情報を解析する故障解析手段14と、故
障・異常情報ファイル15と、故障・異常情報との主原
因,装置,部位等との因果関係を示す情報を格納する因
果関係情報ファイル16と、表示器4または試験器5に
解析結果を出力するための伝送出力インタフェイス部8
と、から構成される。
【0015】次に、動作につき説明する。モニタ端末装
置2a,2b,…,2nは、各車両に1台ずつ設置さ
れ、列車および列車構成機器1よりデジタル,アナログ
情報を常時収集している。デジタル,アナログ情報とし
ては、たとえば、元溜空気圧低下のON/OFFや、戸
締め信号のON/OFF、あるいはブレーキ圧に関する
情報などがある。モニタ中央装置3Aはこのモニタ端末
装置2a,2b,…,2nでの収集情報を伝送ライン6
を通して全車両分収集し、故障・異常が発生していない
かどうか常時監視している。
【0016】元溜空気圧低下のON情報のような故障・
異常情報を受信した場合には、モニタ中央装置3A内の
故障検知手段13にて故障・異常を検知して主原因,装
置,部位を究明するための故障・異常に付随するデジタ
ル,アナログ情報を故障・異常の内容より因果関係を導
くために必要な情報として抜き出す。そして、この情報
をモニタ端末装置2a,2b,…,2nに要求して伝送
ライン6を通して収集して故障・異常情報ファイル15
に格納・保存する。
【0017】検修実施時には故障解析手段14が、故障
・異常情報ファイル15及び因果関係情報ファイル16
のデータを用いて検修項目の特定を行うと共に、その優
先順位を決定する。そして、その内容は表示器4に表示
されるか試験器5の要求により伝送ライン6を通して出
力される。
【0018】すなわち、故障解析手段14は、検修実施
要求を受けたときに、因果関係情報ファイル16に格納
された知識を用いて故障・異常情報ファイル15に格納
されたデータに係る故障・異常情報の因果関係を解析
し、主原因,装置,部位の特定を行うと共に、実施すべ
き検修項目を決定する。また、検修項目が複数ある場合
には、その優先順位を故障・異常の重み、故障・異常の
頻度により解析し、表示器4に表示するか、あるいは、
地上の試験器5からの要求により出力し、検修員に対し
て検査・点検すべき項目を提供する。
【0019】なお、故障・異常情報ファイル15、及び
主原因,装置,部位を特定するための因果関係ファイル
16に対して検索を行う場合は、例えば、インバータの
故障の検知をした場合に、インバータ電圧はどうかとい
う情報をまず検索する。この関係を、「インバータ故障
発生ならばインバータ電圧等を検索する」データとして
作成し、これを因果関係情報ファイル16に格納する。
このように、因果関係情報ファイル16に格納される情
報は全ての因果関係を「○○ならば△△である」という
形や、「○○と△△が成り立てば、□□である」という
様な形に構成してファイルすることができる。
【0020】また、検修結果の自己診断解析機能を付加
するようにすれば、検修結果が不良であった場合に、修
理または交換すべき部位、あるいはその方法等の対処策
について表示することにより、さらに省力化,時間短縮
等を図ることが可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、過去に
故障・異常が発生していた場合に、検修時にどの部位に
ついて検修項目を特定し、どのような検査を実施すれば
良いのかを故障記録の解析に必要な専門知識無しで即時
にわかるようになり、熟練検修員でなくとも即時に対応
できるようになる。
【0022】また、本来、故障記録として保存されない
通常時のデータも保存し、解析に活用することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部の構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の実施例及び従来例の全体の構成を示す
ブロック図。
【図3】従来例におけるモニタ中央装置の構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
2a,2b,…,2n モニタ端末装置 3A モニタ中央装置 13 故障検知手段 14 故障解析手段 15 故障・異常情報ファイル 16 因果関係情報ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中 村 京 子 東京都府中市東芝町1 株式会社東芝府中 工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】列車の各車両に搭載され、車両の各部から
    の情報を収集するモニタ端末装置と、 このモニタ端末装置が収集した情報に基いて表示データ
    を作成し、これを表示器に表示させるモニタ中央装置
    と、 を有する列車状態監視装置において、 前記モニタ中央装置は、 前記モニタ端末装置からの情報に基いて故障の発生を検
    知すると共に、故障内容を解析するために必要な情報を
    前記モニタ端末装置に要求する故障検知手段と、 前記故障検知手段が前記モニタ端末装置に対する要求に
    より入力した情報を格納する故障・異常情報ファイル
    と、 前記故障内容の解析に必要な知識を予め格納してある因
    果関係情報ファイルと、 前記故障・異常情報ファイル及び前記因果関係情報ファ
    イルに格納された情報を用いて故障内容を解析し、検修
    項目を特定する故障解析手段と、 を備えたことを特徴とする列車状態監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の列車状態監視装置におい
    て、前記故障解析手段が特定した検修項目について検修
    が行なわれた場合に、その検修結果に対する診断を行う
    自己診断解析手段を有することを特徴とする列車状態監
    視装置。
JP2940493A 1993-02-18 1993-02-18 列車状態監視装置 Pending JPH06245302A (ja)

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JP2940493A JPH06245302A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 列車状態監視装置

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JP2940493A JPH06245302A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 列車状態監視装置

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JPH06245302A true JPH06245302A (ja) 1994-09-02

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ID=12275207

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JP2940493A Pending JPH06245302A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 列車状態監視装置

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JP (1) JPH06245302A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003114943A (ja) * 2001-10-04 2003-04-18 Hitachi Mobile Co Ltd 自動車故障診断装置、自動車データセンタ及び自動車故障診断システム
JP2007125923A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Railway Technical Res Inst 信号システム
JP2010226199A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Fujitsu Ltd 伝送装置評価方法及び評価ユニット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003114943A (ja) * 2001-10-04 2003-04-18 Hitachi Mobile Co Ltd 自動車故障診断装置、自動車データセンタ及び自動車故障診断システム
JP2007125923A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Railway Technical Res Inst 信号システム
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