JP2000172100A - 誘導加熱定着装置 - Google Patents

誘導加熱定着装置

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JP2000172100A
JP2000172100A JP10350187A JP35018798A JP2000172100A JP 2000172100 A JP2000172100 A JP 2000172100A JP 10350187 A JP10350187 A JP 10350187A JP 35018798 A JP35018798 A JP 35018798A JP 2000172100 A JP2000172100 A JP 2000172100A
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JP
Japan
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fixing roller
fixing
cooling
fixing device
induction heating
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JP10350187A
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Hiroto Oishi
広人 大石
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘導コイルの冷却を長手方向において均一化
し、定着ローラの長手方向温度ムラを回避することがで
きる誘導加熱式の定着装置を提供する。 【解決手段】 中空巻き枠4に巻かれた誘導加熱コイル
3を定着ローラ内に配置してなる誘導加熱定着装置にお
いて、定着ローラ長手方向両端に冷却ファン8,9を配
置し、定着ローラ駆動ギヤ7を取り付けたローラ端部と
反対側の第1冷却ファン8から上記駆動ギヤ側のローラ
端部側に配置された第2冷却ファン9へ中空巻き枠内を
通る空気流れが生じるように夫々の冷却ファンが駆動さ
れ、第2冷却ファンの風量が第1冷却ファンの風量より
も少なくとも10%大きく、定着ローラ長手方向で冷却
程度が同じになるように調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファク
シミリ、複写機等の画像形成装置に用いられる定着装
置、特に誘導加熱方式でトナー像をカットシート等の記
録媒体に定着する定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】可視像形成のためにトナーを用いる画像
形成装置においては、トナー画像を転写紙等、記録媒体
に定着するために定着装置が備えられている。当該定着
装置の主要部は未定着のトナーを加熱溶着するための定
着ローラ(加熱ローラともいう)と、当該記録媒体を押
圧し、挟持搬送する加圧ローラとで構成されている。従
来、このような定着装置は、定着ローラ内部に加熱ヒー
タとして一般にハロゲンランプを備え、このランプによ
って定着ローラを加熱し、当該ローラを定着に必要な温
度にまで上昇させるものであった。
【0003】しかしながら、このようなヒータによる加
熱方式は、定着ローラを所定温度に加熱するまでの時間
が比較的長く、その間、使用者は画像形成装置機器を使
用することができず、長時間の待機を強いられるという
問題があった。またハロゲンランプヒータ自体の損失も
大きいため、このようなハロゲンランプ加熱方式では消
費電力が大きくなり、地球温暖化などの環境問題がクロ
ーズアップされる昨今においては省エネルギー化に反す
る問題は見逃すことができず、効率が良く立ち上がり時
間の短い定着装置の要求が生じた。
【0004】そのため、金属導電体からなる定着ローラ
を電磁波による渦電流によって加熱する誘導加熱方式の
定着装置が、加熱時間を画期的に短くでき、且つ効率も
良いため、環境問題にも寄与できる方式として注目され
るようになっている。この場合、誘導加熱式定着装置に
おける定着ローラの一般的な構成として、金属導電体か
らなる定着ローラの内部に螺旋状に誘導コイルを巻装し
たボビンを備えたものが知られている。誘導加熱方式
は、定着ローラの内面に近接した上記誘導コイルに高周
波電流を流し、誘導磁束を発生させ、この誘導磁束によ
り誘導電流を定着ローラ外周部の導電層に発生させ、誘
導電流に伴うジュール熱により定着ローラ表面を所定の
温度(一般的には180℃程度)となるように加熱、制
御するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記誘
導コイルは定着ローラ内部に配置されているので、誘導
コイルの雰囲気温度は定着ローラの輻射熱の影響を受け
ざるをえない。そのため、従来においては、断熱、絶縁
処理部材を誘導コイル外周面及び定着ローラ芯金内周面
に配置し、この影響を低減するように構成されている。
けれども、このような状況下でも、誘導コイルはかなり
高温となり、安全規格上の問題や、ひどい場合には誘導
コイルが焼損してしまうなどの問題があった。このよう
な問題の解決のために、冷却ファンを用いてコイル内部
に冷却風を送るようにした構成が提案されている。
【0006】図5は、従来公知の冷却ファンを備えた誘
導加熱式定着装置の概略構成を示すものであり、回転駆
動可能に設けられた定着ローラ1と、当該定着ローラ1
に圧接し定着ローラの回転に伴って従動回転する加圧ロ
ーラ6とを有している。定着ローラ1内部に誘導加熱コ
イル3が配置されている。
【0007】定着ローラ1の両端には当該定着ローラを
支持する軸受10が嵌装され、当該軸受10を介して定
着ローラは装置本体に回転自在に固定されている。その
外側の一端には回転駆動用のギヤ7が設けられている。
円筒状の定着ローラ1の内部に配置された誘導加熱コイ
ル3は、円筒状ボビン(巻き枠)4の外周に巻かれて構
成されている。コイル3の両端は引き出し部3a,3b
として外部に配置された不図示の電源供給用インバータ
に接続されている。ボビン4の外隣には冷却ファン8が
あり、ボビン4内に強制的に空気を送っている。
【0008】このような構成で空気をボビン内に流通さ
せると、冷却ファン8に近い側ほど冷却効果があり、空
気が図5の右側に進むにつれて温度が上昇し、その結
果、冷却効果が低下する。そのためコイル部において、
その長手方向に沿って温度ムラが発生することとなり、
ひいては外周側の定着ローラにも温度ムラの影響がで
て、均一な定着のためには不具合である。
【0009】そこで本発明は、誘導コイルの冷却を長手
方向において均一化し、定着ローラの長手方向温度ムラ
を回避することができる誘導加熱式の定着装置を提供す
ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明にし
たがって、中空巻き枠に巻かれた誘導加熱コイルを定着
ローラ内に配置してなる誘導加熱定着装置において、定
着ローラ長手方向両端に冷却ファンを配置し、定着ロー
ラ駆動伝達手段を取り付けたローラ端部と反対側の第1
冷却ファンから定着ローラ駆動伝達手段側のローラ端部
側に配置された第2冷却ファンへ中空巻き枠内を通る空
気流れが生じるように夫々の冷却ファンが駆動され、第
2冷却ファンの風量が第1冷却ファンの風量よりも少な
くとも10%大きく、定着ローラ長手方向で冷却程度が
同じになるように調整されることによって、解決され
る。
【0011】上記定着ローラ駆動伝達手段を耐熱樹脂又
は非磁性金属で構成するのが好ましい。また誘導コイル
の外周あるいは定着ローラの芯金の内周に断熱絶縁処理
部材が配設されているのも好都合である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を、図に示す例に基
づいて説明する。まずボビン内に空気を流通させる場合
に定着ローラの表面温度の軸線方向における温度ムラが
どのようになるかを調べた。このような温度ムラの原因
としては、一定風量で流通させる場合に次第に温度が上
昇することが最も大きいが、その他、定着ローラ駆動ギ
ヤの駆動源ギヤへの熱伝導による熱ロス、鉄系素材にニ
ッケルメッキ等の表面処理を施した定着ローラ駆動ギヤ
自身の誘導による発熱などが考えられる。
【0013】定着ローラの表面温度を図1に示した構成
においてA,B,Cの3点で測定した。定着ローラ1
は、鉄、磁性ステンレス系等の良磁性体金属でなる定着
ローラ芯金部1aの外周に耐熱性に優れたフッ素樹脂や
シリコーンゴムで数十ミクロンから1mm程度の厚さの
離型層1b、内周に断熱絶縁処理層2を備えて構成され
ている。この定着ローラ1は両端で不図示の軸受によっ
て回転自在に装置構造体に固定されている。定着ローラ
の片端部には駆動ギヤ7が嵌装され、外部から駆動力を
受ける。定着ローラ1の内部には、耐熱絶縁性に優れた
樹脂で成型された中空のボビン4に巻かれた誘導コイル
3が配設され、当該コイル3を覆うように断熱絶縁処理
部材5が備えられている。
【0014】以上のような構成に対して、図で見て、冷
却ファンを定着ローラ1の左外側若しくは右外側、また
は両外側に配置し、左側から右側へボビン4内に空気を
一定の風量で強制流通した場合、温度測定A点(ボビン
での冷却風の吸い込み側)の方が、温度測定C点(冷却
風の吐き出し側)よりも明らかに低くなった。両外側に
冷却ファンを配置した場合の例を図2に鎖線aで示す。
また定着ローラ1の外側に配置された1個又は2個の冷
却ファンによる空気流通を図の右側から左側に切り換え
て、同じ風量で観測を行った結果、定着ローラ1の表面
温度は温度測定C点の方が温度測定A点よりも低くなっ
ただけではなく、上記左側から右側への空気流通の場合
のA点の温度よりも更に低かった。両外側に冷却ファン
を配置した場合の例を図2に点線bで示す。空気流通を
駆動ギヤのある方からない方へ行う場合、誘導加熱によ
り発熱した定着ローラの熱が駆動ギヤを介して他のギヤ
へ伝わって逃げやすくなるためと考えられる。このよう
な傾向は定着ローラ芯金部1aが薄肉になるほど顕著で
あった。本発明では、このような温度差を解消して図2
の実線cで示されるような温度分布を実現するものであ
る。
【0015】図3は、本発明の一例に係る2個の冷却フ
ァン8,9を備えた誘導加熱式定着装置の概略構成を示
すものであり、図4は、その定着装置の断面構成を示す
図である。当該定着装置は、図4で見て時計方向に回転
駆動可能に設けられた定着ローラ1と、当該定着ローラ
1に圧接し定着ローラの回転に伴って従動回転する加圧
ローラ6とを有している。定着ローラ1内部に誘導加熱
コイル3が配置されており、当該コイルは定着ローラと
は独立して固定されている。
【0016】転写紙11が図4で見て右側から定着ロー
ラ1と加圧ローラ6で形成されるニップ部へ進入し、当
該ニップ間を通過することによって加熱加圧作用で転写
紙11上のトナー12が定着され、不図示の排紙ユニッ
トへ搬出されるようになっている。
【0017】定着ローラ1は、定着ローラ芯金部1aと
離型層1bからなり、更には断熱絶縁処理層2を備えて
いる。鉄、磁性ステンレス系等の良磁性体金属でなる定
着ローラ芯金部1a、耐熱性に優れたフッ素樹脂やシリ
コーンゴムでなり、数十ミクロンから1mm程度の厚さ
を有している離型層1bはローラ表面温度の測定に用い
たものと同じである。同様に、本例でも誘導コイル3は
固定され、定着ローラ1のみ回転するようになってい
て、定着ローラ1の両端に配置された高耐熱性のローラ
軸受10にて画像形成装置等の構造体に固定されてい
る。定着ローラ1は、その片側に設けられた駆動ギヤ7
により外部から駆動される。
【0018】従動回転する加圧ローラ6は、アルミニウ
ム、銅、非磁性ステンレス等の非磁性金属と、その外周
に表面離型性の耐熱性に優れたシリコーンゴムの1mm
から5mm程度の厚さの離型層とで構成されている。定
着ローラ表面温度の誘導コイル3への影響を小さくする
ために、コイル外周面に断熱絶縁処理層5、定着ローラ
芯金部内周面に同じく断熱絶縁処理層2が設けられてい
る。このような断熱絶縁処理のための部材としては、極
小シリカ微粒子を多孔質構造とした断熱材等をシートや
成型品としたものが適している。このような断熱材の熱
伝導度は静止空気の熱伝導度よりも小さく、断熱性能に
優れたものである。このような断熱絶縁処理層2,5に
よって、定着ローラも誘導コイルの強制冷却の影響を受
け難くなる。
【0019】誘導コイル3は、耐熱絶縁性に優れた樹脂
で成型された中空のボビン4の外周に巻かれ、誘導コイ
ル引き出し部3a,3bとして外部に配置された不図示
の電源供給用インバータに接続され、高周波電流を通ず
ることができるようになっている。この高周波電流によ
り高周波磁束を発生し、発生した磁束は誘導コイル3の
中央部内面の空間→誘導コイル3の端部内面の空間→定
着ローラ芯金部1a端部→定着ローラ芯金部1a中央部
→定着ローラ芯金部1a他端部→誘導コイル3の他端部
内面の空間→誘導コイル3の中央部内面の空間のループ
を作る。この時の定着ローラ芯金部1aを通過する磁束
が定着ローラ芯金部1a内部にうず電流を発生させ、渦
電流損による発熱で定着ローラ1全周を加熱する。この
時、定着ローラ1の表面温度を検知し、電源供給用イン
バータ(図示せず)にフィードバックして制御され、所
定の温度に保たれる。
【0020】定着ローラ1の内周と誘導コイル3の外周
との空間距離は誘導加熱特性上は近いほど良いが、誘導
コイル3への定着温度の影響や安全性も考慮すると2m
mから4mm程度が最適である。誘導コイル3は定着ロ
ーラ1の内側に近接して配置されるので、定着ローラ1
の輻射熱と誘導コイル3自身の発熱により、冷却しない
と場合によっては200℃以上の高温となることがあ
る。このような構成の誘導加熱型定着装置の場合、冷却
ファンによる強制冷却は不可欠であり、本発明では定着
ローラの両外側にそれぞれ冷却ファンを設ける。
【0021】即ち、ボビン4の吸い込み側、吐き出し側
にそれぞれ冷却ファン8,9が配置される。そして定着
ローラ芯金部1aの厚さに対して、厚いほど風量を大き
くし、駆動ギヤの材質や質量の大小に対しても風量を変
えて適正な定着可能温度範囲を確保するようにする。断
熱絶縁処理層2,5による風量低減も考慮される。例え
ば駆動ギヤの材質が磁性金属、非磁性金属、非磁性樹脂
であるものに対して、それぞれ風量は大→中→小となる
ように強制冷却風を適度に設定する。このようにするこ
とで、定着ローラの芯金厚さ、駆動ギヤの材質や質量、
断熱絶縁処理層の有無やその性能等、定着装置の構成に
応じた冷却条件が見出せ、定着ローラの表面温度を適正
定着可能温度範囲にいれることが可能である。いずれに
せよ、吸い込み側第1ファン8の風量に対して吐き出し
側第2ファン9の風量を10%以上大きく設定すること
により、定着ローラ1の表面温度を軸線方向において
(上記測定A、B、C点)温度バランス良く、適正定着
可能温度範囲にいれることができた。風量の設定は、時
間当たりの風量が異なる2個の冷却ファンで行うことも
できるが、同一風量の冷却ファンを用いながら通電時間
比率や通電電圧を変えることによっても行うことができ
る。
【0022】定着ローラ駆動ギヤ7を耐熱樹脂で構成す
ることで、当該駆動ギヤからの駆動源ギヤへの熱伝導に
よる熱量ロスがなくなり、定着ローラの誘導加熱による
発熱や冷却ファンによる冷却のためのエネルギーを低減
できる。また駆動ギヤを非磁性金属で構成することによ
っても、駆動ギヤ自身の誘導による発熱がなくなり、発
熱や冷却のためのエネルギーを低減できる。これらによ
って誘導加熱型定着装置全体の熱効率の向上を図ること
ができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、冷却風が定着ローラ駆
動伝達手段のない側からある側へと流れる際に装置構成
に応じた適正風量を設定して、定着ローラ長手方向での
温度ムラを解消し、定着性能が向上した誘導加熱型の定
着装置を提供することができる。
【0024】定着ローラ駆動伝達手段を耐熱樹脂で構成
すれば、当該駆動伝達手段から駆動源への熱伝導による
ロスがなくなり、定着ローラの誘導加熱による発熱量や
冷却ファン駆動エネルギーを抑えることができ、定着装
置全体の熱効率の向上を図ることができ、更に温度バラ
ンス良く適正定着可能温度範囲に調整することが可能と
なる。定着ローラ駆動伝達手段を非磁性金属で構成すれ
ば、当該駆動伝達手段自身の誘導発熱がなくなり、温度
均一化に寄与できる。
【0025】誘導コイルの外周あるいは定着ローラの芯
金の内周に断熱絶縁処理部材が配設されていれば、誘導
コイルが定着ローラからの輻射熱を受け難く、また定着
ローラも誘導コイルの強制冷却の影響を受け難く、余分
な発熱エネルギーを不要にでき、定着装置としての効率
向上を図ることができる。誘導コイルの温度低減によっ
てコイルとしての信頼性が向上する。更に温度バランス
が良く適正定着可能温度範囲に調整することが可能とな
り、高精度の定着温度制御が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】定着ローラの軸線方向における温度ムラを測定
した際の定着ローラの基本構成を示す概略断面図であ
る。
【図2】冷却風による温度ムラの状態を示すグラフであ
る。
【図3】本発明に係る定着装置の構成を示す概略断面図
である。
【図4】図3に対応する定着装置の定着動作を説明する
概略図である。
【図5】従来公知の誘導加熱式定着装置の概略断面図で
ある。
【符号の説明】
1 定着ローラ 3 誘導加熱コイル 4 ボビン(巻き枠) 6 加圧ローラ 7 駆動ギヤ 8 第1冷却ファン 9 第2冷却ファン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空巻き枠に巻かれた誘導加熱コイルを
    定着ローラ内に配置してなる誘導加熱定着装置におい
    て、定着ローラ長手方向両端に冷却ファンを配置し、定
    着ローラ駆動伝達手段を取り付けたローラ端部と反対側
    の第1冷却ファンから定着ローラ駆動伝達手段側のロー
    ラ端部側に配置された第2冷却ファンへ上記中空巻き枠
    内を通る空気流れが生じるように夫々の冷却ファンが駆
    動され、第2冷却ファンの風量が第1冷却ファンの風量
    よりも少なくとも10%大きく、定着ローラ長手方向で
    冷却程度が同じになるように調整されたことを特徴とす
    る定着装置。
  2. 【請求項2】 上記定着ローラ駆動伝達手段を耐熱樹脂
    で構成したことを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱
    定着装置。
  3. 【請求項3】 上記定着ローラ駆動伝達手段を非磁性金
    属で構成したことを特徴とする請求項1に記載の誘導加
    熱定着装置。
  4. 【請求項4】 上記誘導コイルの外周に断熱絶縁処理部
    材を配設することを特徴とする請求項1に記載の誘導加
    熱定着装置。
  5. 【請求項5】 上記定着ローラの芯金の内周に断熱絶縁
    処理部材を配設することを特徴とする請求項1に記載の
    誘導加熱定着装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6643476B1 (en) 2000-10-31 2003-11-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus with accurate temperature control for various media having different thickness
KR100467607B1 (ko) * 2002-08-22 2005-01-24 삼성전자주식회사 캐리어증기 희석장치를 갖는 습식인쇄기의 정착기 및 이를채용한 습식인쇄기
JP2009042735A (ja) * 2007-03-28 2009-02-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、ならびに画像形成装置の定着ユニット支持方法および定着ユニット移動調整方法
CN102328497A (zh) * 2011-06-03 2012-01-25 珠海紫翔电子科技有限公司 用于挠性线路板连续印刷并油墨干燥的装置和方法
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