JP2000171669A - 光素子アレイモジュールおよびその製造方法ならびに多芯光コネクタと光素子搭載基板 - Google Patents

光素子アレイモジュールおよびその製造方法ならびに多芯光コネクタと光素子搭載基板

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JP2000171669A
JP2000171669A JP34448698A JP34448698A JP2000171669A JP 2000171669 A JP2000171669 A JP 2000171669A JP 34448698 A JP34448698 A JP 34448698A JP 34448698 A JP34448698 A JP 34448698A JP 2000171669 A JP2000171669 A JP 2000171669A
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Hiroo Furuichi
浩朗 古市
Kazutami Kawamoto
和民 川本
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ファイバの光結合を簡便に効率良く実現する
ことができるようにした光素子アレイモジュールを提供
する。 【解決手段】多芯光コネクタ11に固定され、コネクタ
嵌合面13と反対側に延長されたガイドピン12a、1
2bと、光素子アレイ24を搭載した搭載用基板21に
形成され、前記ガイドピン12を前記光素子アレイ24
と多芯コネクタ11の光結合状態が検出できる隙間で嵌
合する穴22a、22bとを設け、前記ガイドピン12
a、12bを前記穴22a、22bに嵌合させ、ガイド
ピン12a、12bと穴22a、22bを前記隙間内で
相対移動させ調芯位置決め後、前記ガイドピン12a、
12bと穴22a、22bを接着固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光素子アレイと光
ファイバアレイとを、コネクタを介して着脱可能に接続
するようにしたレセプタクル型の光素子アレイモジュー
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】多チャンネルで一体の光素子アレイモジ
ュールを構成する方法として、実装用基板に位置合わせ
用のマーカやV溝を精度良く形成し、これを基準に光素
子アレイや光ファイバを位置精度良く搭載することが提
案されている。
【0003】例えば、特開平9−281360号公報に
開示されているように、シリコン基板に異方性エッチン
グで、位置合わせ用のマーカとV溝を精度良く形成し、
このマーカを基準に光素子アレイをはんだ接続し、光フ
ァイバアレイの先端被覆を除去後前記V溝に整列搭載
し、多チャンネルの光接合を実現するようにしている。
【0004】また、特開平7−234340号公報に開
示されているように、基板上の光ファイバの高さを微調
整できるようにし、多チャンネルの光接合を実現するよ
うにしている。
【0005】これらの従来技術はいずれもピグテール型
であり、テールとなる光ファイバの余長の取扱が煩雑に
なり、生産者、ユーザにとって扱い易い形態とはなって
いない。
【0006】このような取扱上の難点を無くすものとし
て、例えば、特開平9−127377号公報に開示され
ているように、発光素子もしくは受光素子を取り付ける
基板にV溝を形成し、このV溝にガイドピンを固定し、
このガイドピンを介して光コネクタを接続するようにし
た光モジュールが提案されている。
【0007】この光モジュールによれば、光モジュール
と光コネクタは、V溝、ガイドピン及びガイドピン嵌合
穴を介して整合位置合わせが行えるので、製造が容易で
あり、しかも、光ファイバの余長が無いため、生産者、
ユーザにとって扱い易い形態となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記の光モジュールで
は、光モジュールと光コネクタの整合位置合わせを、V
溝、ガイドピン及びガイドピン嵌合穴を介して行ってい
るため、マルチモードの光ファイバで組立トレランスが
±5〜10μmと広い場合には実現可能である。しか
し、シングルモードの光ファイバで組立トレランスが±
2μm程度と狭い場合には、光モジュールを構成する各
部品の精度(加工公差)の影響で、光モジュールの歩留
まりが低下する。
【0009】前記の事情に鑑み、本発明の第1の目的
は、組立トレランスが±2μm程度と狭いシングルモー
ドの光ファイバの光結合を簡便に効率良く実現すること
ができるようにした光素子アレイモジュールおよびその
製造方法ならびに多芯コネクタと光素子搭載基板を提供
することにある。
【0010】また、第2の目的は、光ファイバの種類を
問わず、整号位置合わせ用のV溝、ガイドピンおよびガ
イドピン嵌合穴の加工精度を緩和することができるよう
にした光素子アレイモジュールおよびその製造方法を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本出願の請求項1に記載の発明においては、搭載用
基板に光素子アレイを搭載し、その光素子アレイと多芯
光コネクタの間で光を入出射させる構造の光素子アレイ
モジュールにおいて、前記多芯光コネクタに固定され、
コネクタ嵌合面と反対側に延長されたガイドピンと、前
記搭載用基板に形成され、前記ガイドピンを前記光素子
アレイと多芯コネクタの光結合状態が検出できる隙間で
嵌合する拘束手段とを設け、前記ガイドピンを前記拘束
手段に嵌合させ、ガイドピンと拘束手段を前記隙間内で
相対移動させ調芯位置決め後、前記ガイドピンと前記拘
束手段を接着固定した。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の光素子アレイモジュールにおいて、前記拘束手
段を、ガイドピンを嵌合させる穴で構成した。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の光素子アレイモジュールにおいて、前記拘束手
段を、ガイドピンを嵌合させるV字状の溝で構成した。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の光素子アレイモジュールにおいて、前記拘束手
段を、ガイドピンを嵌合させるコの字状の溝で構成し
た。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
ないし請求項4に記載の光素子アレイモジュールにおい
て、前記光素子アレイが半導体レーザアレイであり、そ
の遠視野像の半値全幅の角度が25°以内とした。
【0016】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
ないし請求項5のいずれかに記載の光素子アレイモジュ
ールにおいて、前記多芯光コネクタが、プラスチックで
形成され、そのプラスチック材の熱膨張率が10×10
~6/℃以下とした。
【0017】また、請求項7に記載の発明は、多芯コネ
クタのコネクタ嵌合面と反対側に延長されたガイドピン
を光素子アレイを搭載した光素子搭載基板の拘束手段
に、前記光素子アレイと多芯コネクタの光結合状態が検
出できる隙間で嵌合させて粗調芯位置決めを行い、前記
光素子アレイを発光させて調芯位置決めを行った後、前
記ガイドピンと拘束手段を接着材で固定するようにし
た。
【0018】また、請求項8に記載の発明は、多芯コネ
クタのコネクタ嵌合面と反対側に延長されたガイドピン
を光素子アレイを搭載した光素子搭載基板の拘束手段
に、前記光素子アレイと多芯コネクタの光結合状態が検
出できる隙間で嵌合させて粗調芯位置決めを行い、前記
光素子アレイを発光させて調芯位置決めを行い、光素子
と光コネクタの端面間隔を調整した後、前記ガイドピン
と拘束手段を接着材で固定するようにした。
【0019】また、請求項9に記載の発明は、多芯光コ
ネクタに、コネクタ嵌合面と反対側に延長されたガイド
ピンを設けた。
【0020】さらに、請求項10に記載の発明は、光素
子アレイ用の光素子搭載基板に、多芯光コネクタのガイ
ドピンを、光素子アレイと多芯コネクタの光結合状態が
検出できる隙間で嵌合させる拘束手段を設けた。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1ないし図4は、本発明の第1
の実施の形態を示すもので、図1は、光素子アレイモジ
ュールの分解斜視図、図2は、図1の側面図、図3は、
光素子アレイモジュールの接続部の断面図、図4は、光
素子アレイモジュールの組立手順を示すフローチャート
である。
【0022】同図において、12a、12bはガイドピ
ン、15は光ファイバで、熱膨張率が10×10~6/℃
以下のプラスチック材で、インサート成形により一体に
成形され、多芯光コネクタ11を構成している。
【0023】13はコネクタ嵌合面。14は接続面で、
多芯光コネクタ11のコネクタ嵌合面と反対(ガイドピ
ン12a、12bの延長部分16a、16bが突出す
る)側に形成されている。17は斜め研磨面で、光ファ
イバ15端面での戻り光を防止するため、接続面14に
対し4〜8゜傾斜している。
【0024】21は光素子搭載用基板で、前記ガイドピ
ン12a、12bの延長部分16a、16bが嵌合する
穴22a、22bと、前記接続面14と接合される接続
面23が形成されている。24は光素子アレイで、光素
子の光入出射面25が接続面23側を向くように光素子
搭載用基板21に搭載されている。26は駆動用IC
で、光素子搭載用基板21に搭載されている。
【0025】前記の構成の光素子アレイモジュールの組
立方法を、図4に示すフローチャートを併用して説明す
る。まず、光素子搭載用基板21の所定の位置に駆動用
ICを搭載し、光素子搭載用基板21と駆動用IC26
をはんだ等で接続する(ステップS1)。
【0026】ついで、光素子搭載用基板21の所定の位
置に、ガイドピン12a、12bの延長部分16a、1
6bの拘束手段となる穴22a、22bの位置を基準と
して、光素子アレイ24の光素子の光入出射面25を
X、Y、Z方向に位置決めして搭載し、はんだ等により
固定する(ステップS2)。
【0027】ついで、ワイヤボンディング等により、光
素子搭載用基板21に形成された電気接続部(図示せ
ず)と駆動用IC26および駆動用IC26と光素子ア
レイ24を電気的に接続し(ステップS3)、光素子ア
レイ24に通電可能な状態にする。ついで、必要によ
り、光素子の全チャンネル間の電気と光学的特性のばら
つきを検査する(ステップS4)。
【0028】予め製造され、光ファイバ15の整列精度
(ピッチずれ等)の検査が済まされた多芯光コネクタ1
1を光素子搭載用基板21に対向させ矢印方向に移動さ
せてガイドピン12a、12bの延長部分16a、16
bを穴22a、22bに嵌合させる(ステップS5)。
【0029】このとき、穴22a、22bと延長部分1
6a、16bの間の、例えば、10〜20μm程度の間
隙で光素子アレイ24の光素子の光入出射面25と光フ
ァイバ15が粗位置決め(パッシブアライメント)さ
れ、光入出射面25と光ファイバ15の間の光結合状態
が形成される。
【0030】ついで、光素子アレイ24の光素子もしく
は光ファイバ15を発光させながら、前記間隙内で穴2
2a、22bと延長部分16a、16bを相対移動(ア
クティブアライメント)させ、最適調芯位置を検出し
(ステップS6)、最適調芯位置に光素子搭載用基板2
1と多芯光コネクタ11の相対位置を設定する。
【0031】ついで、多芯光コネクタ11の接続面14
と光素子搭載用基板21の接続面23を接着剤等で接着
し、多芯光コネクタ11と光素子搭載用基板21を固定
する(ステップS7)。
【0032】ついで、光ファイバ15と光素子アレイ2
4の光素子の間で伝送される光が透過しやすい樹脂を用
いて、光ファイバ15と光素子アレイ24との光結合
部、駆動用IC26等を樹脂封止する(ステップS
8)。
【0033】最後に、温度サイクル試験などの特性試験
を行い、光素子アレイモジュールを完成させる(ステッ
プS9)。
【0034】図5及び図6は、前記のように製造された
光素子アレイモジュールの光素子アレイを半導体レーザ
アレイとした場合の特性を示すもので、図5は、分解側
面図、図6は、レーザ光の半値全幅の角度によるファイ
バ位置ずれ量と光結合損失の関係を示す特性図である。
【0035】同図において、図1ないし図3と同じもの
は同じ符号付けて示してある。240は半導体レーザア
レイ。241は半導体レーザアレイ240から出射され
たレーザ光の遠視野像(Far−Field Patt
ern:FFP)で、広がり角242を持っている。
【0036】光素子アレイモジュールにおいては、バッ
トジョイントの場合、半導体レーザアレイ240と光フ
ァイバ15との間の光結合損失を−10dB程度以内に
抑えることが望まれている。一方、半導体レーザアレイ
240と光ファイバ15との衝突を防止するため、その
間隔は10〜20μm程度必要である。
【0037】前記実施の形態のように、アクティブアラ
イメントを行い、半導体レーザアレイ240と光ファイ
バ15との間のずれ量を2μm以下に設定し、半導体レ
ーザアレイ240から出射されるレーザ光241のの半
値全幅の角度を25°以内にすることにより、図6に示
すように、−10dB以内を実現することができる。
【0038】前記多芯光コネクタ11は、石英フィラー
を含有するプラスチックを用いてトランスファ成形され
ることが多い。また、多芯光コネクタ11は、最大12
本の光ファイバ15を250μmの間隔で整列させたも
のが多い。一方、前記温度サイクル試験の温度範囲は通
常−40〜80℃で行われる。なお、光素子がインジウ
ムリンで形成されている場合、その熱膨張係数は4.5
×10~6/℃程度である。また、温度変化による変形
は、多芯光コネクタ11の中心から光ファイバの整列
(X)方向に対象に発生するものと仮定する。
【0039】このような条件で、前記温度範囲の変化量
(120℃)で光ファイバ15のX方向の変形を±1μ
m以内に抑えるためには、プラスチック材の熱膨張率を
αとすると、 250×11/2×(α−4.5×10~6)×120<
1 の式が成立すればよい。この式より、プラスチック材の
熱膨張率αは、 α<10.5×10~6/℃ となる。また、多芯光コネクタ11は、Y方向にも熱変
形するため、さらに小さめに設定する。したがって、プ
ラスチック材の熱膨張率αは、10×10~6/℃程度以
下であることが望ましい。
【0040】図7は、本発明の第2の実施の形態を示す
もので、光素子アレイモジュールの接続部の断面図であ
る。
【0041】同図において、図3と同じものは同じ符号
を付けて示してある。210aは光素子搭載用基板で、
その側面に多芯光コネクタ(図示せず)のガイドピン
(図示せず)の延長部分16a、16bが嵌合するV字
状の溝221a、221bが形成されている。
【0042】このような構成としても、溝221a、2
21bとガイドピンの延長部分16a、16bの間に1
0〜20μm程度の間隙を形成しておくことにより、前
記実施の形態と同様にパッシブアライメントを行うこと
ができ、かつ、アクティブアライメントにより、光素子
アレイ24と光ファイバ(図示せず)との間のずれ量を
2μm以下に設定することができる。
【0043】図8は、本発明の第3の実施の形態を示す
もので、光素子アレイモジュールの接続部の断面図であ
る。
【0044】同図において、図3と同じものは同じ符号
を付けて示してある。210bは光素子搭載用基板で、
その側面に多芯光コネクタ(図示せず)のガイドピン
(図示せず)の延長部分16a、16bが嵌合するコの
字状の溝222a、222bが形成されている。
【0045】このような構成としても、溝222a、2
22bとガイドピンの延長部分16a、16bの間に1
0〜20μm程度の間隙を形成しておくことにより、前
記実施の形態と同様にパッシブアライメントを行うこと
ができ、かつ、アクティブアライメントにより、光素子
アレイ24と光ファイバ(図示せず)との間のずれ量を
2μm以下に設定することができる。
【0046】図9は、本発明の光素子アレイモジュール
を用いた信号接続システムの実施の形態を示すもので、
信号接続システムの構成図である。
【0047】同図において、61、62は信号接続され
る装置で、それぞれ信号接続用の基板53a、53b、
53c、53dを備えている。前記基板53a、53
b、53c、53dには、それぞれ光素子アレイモジュ
ール51aと、LSI部品52等電子部品が搭載されて
いる。
【0048】56は光ファイバアレイ束で、複数の光フ
ァイバアレイ55aで形成され、それぞれの光ファイバ
アレイ55aの両端には、多芯光コネクタ54aが接続
されている。
【0049】このような構成で、装置61側の光素子ア
レイモジュール51aで、電気信号を光信号に変換して
多芯光コネクタ54aに光信号を送ると、その光信号
は、光ファイバアレイ55aと装置62側の多芯光コネ
クタを通して、装置62側の光素子アレイモジュール5
1bに送られる。光素子アレイモジュール51bは、送
られてきた光信号を電気信号に変換し、装置63内の機
器に伝送する。
【0050】このようにして、装置61と装置62間の
信号伝送を行うことができるので、たとえば、大型コン
ピュータのプロセッサ間や、プロセッサと記憶装置間な
ど、高速、高密度の信号伝送を光ファイバを介して行う
ことができ、信号配線の軽量化、細径化、耐ノイズ性の
向上を図ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、搭
載用基板に複数の光素子アレイを搭載し、それら光素子
アレイと多芯光コネクタの間で光を入出射させる構造の
光素子アレイモジュールにおいて、前記多芯光コネクタ
に固定され、コネクタ嵌合面と反対側に延長されたガイ
ドピンと、前記搭載用基板に形成され、前記ガイドピン
を前記光素子アレイと多芯コネクタの光結合状態が検出
できる隙間で嵌合する拘束手段とを設け、前記ガイドピ
ンを前記拘束手段に嵌合させ、ガイドピンと拘束手段を
前記隙間内で相対移動させ調芯位置決め後、前記ガイド
ピンと前記拘束手段を接着固定したので、拘束手段とガ
イドピンの延長部分の間の微小な間隙を形成しておくこ
とにより、拘束手段とガイドピンの延長部分の組合せに
よりパッシブアライメントを行うことができ、かつ、ア
クティブアライメントにより、光素子アレイと光ファイ
バとの間のずれ量を高精度に設定することができ、光素
子アレイと多芯コネクタの光結合損失を10dB以下に
することができる。
【0052】また、拘束手段とガイドピン間に形成され
る接着層を薄くすることができるので、耐環境性、光素
子アレイと光ファイバとの間の位置や角度の経時的な変
化を小さくすることができる。
【0053】また、光結合状態が検出できる隙間で嵌合
する拘束手段としたので、拘束に必要な部品の加工精度
を緩和でき、部品の加工費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光素子アレイモジュールの分解斜
視図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1における光素子アレイモジュールの接続部
の断面図。
【図4】光素子アレイモジュールの組立手順を示すフロ
ーチャート。
【図5】光素子アレイを半導体レーザアレイとした場合
の分解側面図。
【図6】レーザ光の半値全幅の角度によるファイバ位置
ずれ量と光結合損失の関係を示す特性図。
【図7】光素子アレイモジュールの接続部の断面図。
【図8】光素子アレイモジュールの接続部の断面図。
【図9】本発明の光素子アレイモジュールを用いた信号
接続システムの構成図。
【符号の説明】
11…多芯光コネクタ、12a、12b…ガイドピン、
13…コネクタ嵌合面、 21…搭載用基板、22a、
22b…穴、24…光素子アレイ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搭載用基板に光素子アレイを搭載し、その
    光素子アレイと多芯光コネクタの間で光を入出射させる
    構造の光素子アレイモジュールにおいて、前記多芯光コ
    ネクタに固定され、コネクタ嵌合面と反対側に延長され
    たガイドピンと、前記搭載用基板に形成され、前記ガイ
    ドピンを前記光素子アレイと多芯コネクタの光結合状態
    が検出できる隙間で嵌合する拘束手段とを設け、前記ガ
    イドピンを前記拘束手段に嵌合させ、ガイドピンと拘束
    手段を前記隙間内で相対移動させ調芯位置決め後、前記
    ガイドピンと前記拘束手段を接着固定したことを特徴と
    する光素子アレイモジュール。
  2. 【請求項2】前記拘束手段が、ガイドピンを嵌合させる
    穴であることを特徴とする請求項1に記載の光素子アレ
    イモジュール。
  3. 【請求項3】前記拘束手段が、ガイドピンを嵌合させる
    V字状の溝であることを特徴とする請求項1に記載の光
    素子アレイモジュール。
  4. 【請求項4】前記拘束手段が、ガイドピンを嵌合させる
    コの字状の溝であることを特徴とする請求項1に記載の
    光素子アレイモジュール。
  5. 【請求項5】前記光素子アレイが半導体レーザアレイで
    あり、その遠視野像の半値全幅の角度が25°以内であ
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか
    に記載の光素子アレイモジュール。
  6. 【請求項6】前記多芯光コネクタが、プラスチックで形
    成され、そのプラスチック材の熱膨張率が10×10~6
    /℃以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項
    5のいずれかに記載の光素子アレイモジュール。
  7. 【請求項7】多芯コネクタのコネクタ嵌合面と反対側に
    延長されたガイドピンを光素子アレイを搭載した光素子
    搭載基板の拘束手段に、前記光素子アレイと多芯コネク
    タの光結合状態が検出できる隙間で嵌合させて粗調芯位
    置決めを行い、前記光素子アレイを発光させて調芯位置
    決めを行った後、前記ガイドピンと拘束手段を接着材で
    固定することを特徴とする光素子アレイモジュールの製
    造方法。
  8. 【請求項8】多芯コネクタのコネクタ嵌合面と反対側に
    延長されたガイドピンを光素子アレイを搭載した光素子
    搭載基板の拘束手段に、前記光素子アレイと多芯コネク
    タの光結合状態が検出できる隙間で嵌合させて粗調芯位
    置決めを行い、前記光素子アレイを発光させて調芯位置
    決めを行い、光素子と光コネクタの端面間隔を調整した
    後、前記ガイドピンと拘束手段を接着材で固定すること
    を特徴とする光素子アレイモジュールの製造方法。
  9. 【請求項9】コネクタ嵌合面と反対側に延長されたガイ
    ドピンを設けたことを特徴とする多芯光コネクタ。
  10. 【請求項10】多芯光コネクタのガイドピンを、光素子
    アレイと多芯コネクタの光結合状態が検出できる隙間で
    嵌合させる拘束手段を設けたことを特徴とする光素子ア
    レイ用の光素子搭載基板。
JP34448698A 1998-12-03 1998-12-03 光素子アレイモジュールおよびその製造方法ならびに多芯光コネクタと光素子搭載基板 Pending JP2000171669A (ja)

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JP34448698A Pending JP2000171669A (ja) 1998-12-03 1998-12-03 光素子アレイモジュールおよびその製造方法ならびに多芯光コネクタと光素子搭載基板

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JP2003534568A (ja) * 2000-05-23 2003-11-18 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) 受動位置合わせの方法および装置
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