JP2000170816A - エアダンパ - Google Patents

エアダンパ

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JP2000170816A JP10346917A JP34691798A JP2000170816A JP 2000170816 A JP2000170816 A JP 2000170816A JP 10346917 A JP10346917 A JP 10346917A JP 34691798 A JP34691798 A JP 34691798A JP 2000170816 A JP2000170816 A JP 2000170816A
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Oリングを使用せずに低コストで製造でき、
また双方向での抵抗差を大きくし、また方向性によらず
に部品を共通化できコストを低減することができるよう
にする。 【解決手段】 この発明のエアダンパ101は、筒状体
であって両端が開口し、一開口端部11に形成したシリ
ンダ当接面12を有するシリンダ1と、ピストンロッド
2と、ピストンロッド2先端に設けられシリンダ1の内
周面に密着して摺動するピストン3と、シリンダ1の一
開口端部11に装着されシリンダ当接面12に当接する
キャップ当接面43を有するキャップ4と、を備え、ピ
ストンロッド2を引く、押すそれぞれの動作に応じて、
キャップ当接面12とシリンダ当接面12とが遊離した
り密着したりし、密着したときに動作抵抗が大となりダ
ンパとして作用する、ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ピストンロッド
を引く、押すそれぞれの動作のうち、いずれか一方の動
作のときに動作抵抗が大きくなりダンパとして作用する
エアダンパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コップホルダや灰皿、グローブボ
ックス等に取り付けた蓋体と、その本体とを、一方向性
のエアダンパで連結し、例えば蓋体を開放するときはゆ
っくりとした動きとなるようにし、閉じるときは比較的
速やかな動きとなるようにし、これにより、開閉フィー
リングを向上させるようにしたものが、多く用いられる
ようになっている。
【0003】このような用途のエアダンパは、例えば図
9に示すように、シリンダ201内を摺動するピストン
203の環状溝206に、Oリング204を嵌装し、ま
たピストン203にオリフィス207を形成し、そのオ
リフィス207が、環状溝206に臨むような構成とな
っている。
【0004】この従来のエアダンパの構成において、ピ
ストン203を矢印X方向に引くと、Oリング204は
環状溝206の一端側に当接し、このときはオリフィス
207とシリンダ201内部との間には、Oリング20
4が介在することとなって、シリンダ201内の空気は
流出し難く、ピストン動作に対する抵抗は大きくなりダ
ンパとして作用するようになる。一方、ピストン203
を矢印Y方向に押すと、Oリング204は、図中、一点
鎖線で示すように、環状溝206の他端側に当接し、こ
のときはオリフィス207とシリンダ201内部とは導
通し、シリンダ201内部の空気はオリフィス207を
通って、外部へ流出し、ピストン動作に対する抵抗は小
さくなる。すなわち、図9に示したエアダンパは、オリ
フィス207の端面207aが、環状溝206の一端寄
りに臨んでおり、このような構成のエアダンパは、ピス
トンを引くときにのみダンパとして働く一方向性のもの
となる。
【0005】これに対し、オリフィス207の深さを浅
くして、端面207aが環状溝206の他端寄りに臨む
ような構成とすると、今度はピストンを押すときにのみ
ダンパとして働くエアダンパとすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のエ
アダンパでは、Oリングを使用するため、コストが高く
ついていた。
【0007】また、Oリングとシリンダとの間の摩擦自
体が比較的大きいため、一方向のみでダンパとして機能
させても双方向での抵抗差をそれ程大きくすることがで
きない。このため、例えば蓋体を開く場合と、閉じる場
合とで、それ程の差が見られない結果となっていた。
【0008】また、ダンパとしての荷重の調整は、オリ
フィスの形状を変更して行うが、そのオリフィスの加工
は微細加工となるため、微妙な荷重調整が困難であっ
た。
【0009】さらに、方向性に応じてオリフィスの形状
が異なるため、その方向性に応じて異種のピストンを用
いる必要があり、この点で部品点数が多くなり、製造コ
ストが高くなる要因となっていた。
【0010】この発明は上記に鑑み提案されたもので、
Oリングを使用せずに低コストで製造でき、また双方向
での抵抗差を大きくすることで開閉フィーリングの差を
確実なものとし、また荷重調整も容易に行うことがで
き、さらに方向性によらずに部品を共通化できコストを
低減することができるエアダンパを提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ピストンロッドを引く、
押すそれぞれの動作のうち、いずれか一方の動作のとき
に動作抵抗が大きくなりダンパとして作用するエアダン
パにおいて、筒状体であって両端が開口し、一開口端部
に形成したシリンダ当接面を有するシリンダと、ピスト
ンロッドと、上記ピストンロッド先端に設けられシリン
ダの内周面に密着して摺動するピストンと、上記シリン
ダの一開口端部に装着されシリンダ当接面に当接するキ
ャップ当接面を有するキャップと、を備え、上記ピスト
ンロッドを引く、押すそれぞれの動作に応じて、キャッ
プ当接面とシリンダ当接面とが遊離したり密着したり
し、密着したときに動作抵抗が大となりダンパとして作
用する、ことを特徴としている。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、上記した
請求項1に記載の発明の構成に加えて、上記シリンダ当
接面は、シリンダ一開口端部の内周に一開口端部側に向
けて勾配を付して形成されている、ことを特徴としてい
る。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、上記した
請求項1に記載の発明の構成に加えて、上記キャップ当
接面に、シリンダ内部とシリンダ外部とを導通させるオ
リフィスを形成した、ことを特徴としている。
【0014】さらに、請求項4に記載の発明は、上記し
た請求項1に記載の発明の構成に加えて、上記ピストン
は、周方向に沿って複数のひだ状突部を有し、その複数
のひだ状突部が吸盤状にシリンダの内周面に接触してい
ることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。先ず第1の実施形態を図
1〜図4を用いて説明する。
【0016】図1は第1の実施形態におけるエアダンパ
の分解斜視図、図2はエアダンパの正面断面図、図3は
エアダンパの一端側を示し、(A)はその左側面図、
(B)はその正面断面図、図4はエアダンパの作用説明
図である。
【0017】これらの図において、エアダンパ101
は、ピストンロッド2を引くときにダンパとして作用す
る一方向性のエアダンパであり、シリンダ1と、ピスト
ンロッド2と、ピストンロッド2の先端(一端)に設け
たピストン3と、シリンダ1の一開口端部11に冠着す
るキャップ4とを備えている。
【0018】上記のシリンダ1は、両端が開口した筒状
のものであり、その一開口端部11の内周には、シリン
ダ内周面に対し、一開口端に向けて拡径し傾斜するシリ
ンダ当接面12を形成してある。一方、他開口端部13
は、シリンダ本体に対し径が絞られ、その他開口端部1
3の手前における内周には、シリンダ内周面に対し、他
開口端部13に向けて縮径し傾斜するシリンダ当接面1
4(図7参照)を形成してある。
【0019】また、シリンダ1の外周面に、支持部15
を突設し、例えばグローブボックスのボックス本体側壁
から延出している支持軸を、この支持部15の孔15a
に嵌入させ、シリンダ1を支持するようになっている。
【0020】上記のピストンロッド2は、細長い棒状の
ものであり、他端側には、軸嵌入用孔21を穿設し、例
えばグローブボックスの蓋体側壁から延出している作動
軸を嵌入させ、その蓋体の開閉時に蓋体とともにピスト
ンロッド2を作動させるようになっている。
【0021】上記のピストン3は、周方向に沿って複数
のひだ状突部31…を有し、その複数のひだ状突部31
…は、シリンダ1の内周面に吸盤状に接触して密着して
いる。また、複数のひだ状突部31同士の間を、グリー
ス溜めとして利用し、そこに適量のグリースが充填され
ている。
【0022】上記のキャップ4は、適度に弾性を有する
材料で形成され、その周端部41に対して中央の蓋面4
2がキャップ内に陥入し、周端部41と蓋面42との間
には、周端部41側に向けて拡径するように勾配を付し
てキャップ当接面43が形成されている。このキャップ
当接面43は、キャップ4をシリンダ1の一開口端部1
1側に冠着したとき、シリンダ当接面12に当接するよ
うになっている。
【0023】このキャップ当接面43には、図3に示す
ように、当接面幅方向に沿ってその幅全体にわたってス
リット溝状のオリフィス44…が形成され、また周端部
41には、キャップ4の射出成型による製造を円滑なも
のとするための孔45…が周端部41に沿って所定間隔
で形成されている。
【0024】キャップ4の周部46の底周には、内側に
突状となる係止爪47…を所定間隔で形成し、キャップ
4を装着したとき、この係止爪47…は、シリンダ1の
外周に沿って形成した所定幅の係止溝16に陥入し、係
止爪47は係止溝16の幅内でシリンダ方向に沿って移
動自在となる。したがって、冠着されたキャップ4は、
係止溝16の幅に応じた遊びを持ってシリンダ方向に沿
って移動自在となる。また、キャップ4を冠着すると、
キャップ4の周部46の内周面46aと、シリンダ1の
一開口端部11の外周面11aや係止溝16との間に
は、空隙R2が形成される。なお、係止爪47が形成さ
れている部分では、その係止爪47と係止溝16との間
にも空隙R2が形成される。
【0025】上記各部品をエアダンパ101として組み
立てるには、図1に示すように、先ずピストンロッド2
の他端側をシリンダ1の一開口端部11に入れて差し込
み、そのピストンロッド2をシリンダ1の他開口端部1
3から突出させる。ピストンロッド2及びピストン3
は、この他開口端部13の内周形状によってシリンダ中
心に摺動可能に支持される。また、ピストン3はシリン
ダ1の内周面に摺動可能に密着する。続いて、キャップ
4をシリンダ1の一開口端部11に冠着する。このよう
にして組み立てたエアダンパ101の作用を、以下に説
明する。
【0026】先ず、図2の状態からピストンロッド2を
シリンダ1の一開口端部11に向けて、押していく場合
について説明する。ピストンロッド2を押すと、シリン
ダ内の空気圧力が高くなり、キャップ4は係止溝16の
幅に応じた遊びの分だけシリンダ外方へ移動し、キャッ
プ当接面43と、シリンダ当接面12とは互いに遊離
し、図4(A)に示すような空隙R1が生じる。また、
上記したように、キャップ4の周部46の内周面46a
と、シリンダ1の一開口端部11の外周面11aや係止
溝16との間には、空隙R2が形成されている。したが
って、シリンダ内部(シリンダ1とピストン3とキャッ
プ4とで囲まれる空間)とシリンダ外部とはこの空隙R
1及び空隙R2を通って導通し、シリンダ内の空気は、
これらの空隙R1、R2を経由して速やかに排出され、
ピストンロッド2を押すときの動作抵抗は小さくなる。
すなわち、ピストンロッド2を押す動作は速やかに行わ
れる。なお、シリンダ内の空気の一部は、空隙R1から
孔45を通って排出されるものもある。
【0027】一方、ピストンロッド2をシリンダ1の他
開口端部13に向けて引いていくと、シリンダ内の空気
圧力が負圧となり、キャップ4はその負圧によりシリン
ダ内方に引き込まれ、その遊びに応じてシリンダ内方へ
移動する。このとき、キャップ当接面43と、シリンダ
当接面12とは、図4(B)に示すように、互いに密着
し、シリンダ内部とシリンダ外部とは、オリフィス44
…を介して導通し、シリンダ内への空気の流入は、オリ
フィス44…で制限されるため小となる。したがって、
ピストンロッド2を引くときの動作抵抗は大となって、
ダンパとして作用し、それに応じてピストンロッド2を
引く動作はゆっくりしたものとなる。
【0028】ピストンロッド2を引いたり押したりする
とき、ピストン3の複数のひだ状突部31…は、シリン
ダ1の内周面に吸盤状に接触して密着しているので、ピ
ストン3による、シリンダ内空気の気密性(シール性)
は確実に保つことができる。また、複数のひだ状突部3
1同士の間に適量のグリースを充填させているので、こ
のグリースはピストン3とシリンダ1との摺動面をコー
ティングし、ピストン3とシリンダ1との間の摺動抵抗
はより一層低いものとなる。
【0029】キャップ4を適度に弾性を有する材料で形
成したため、キャップ当接面43は、ピストンロッド2
を引いたり押したりするときの空気圧力変動に対応して
変形する。この変形は、ピストンロッド2を押すときは
キャップ当接面43とシリンダ当接面12とを遊離さ
せ、ピストンロッド2を引くときはキャップ当接面43
とシリンダ当接面12とを密着させる作用をもたらす。
【0030】したがって、キャップ4を適度に弾性を有
する材料で形成する構成は、キャップ4を移動自在とす
る上記の構成と相俟って、エアダンパ101の一方向性
ダンパ効果をより一層強めることとなる。なお、キャッ
プ4を弾性材で形成する構成、キャップ4を移動自在と
する構成のいずれか一方のみを採用したエアダンパであ
っても、十分に、一方向性のダンパ機能を発揮させるこ
とができる。
【0031】次に、第2の実施形態を図5〜図8を用い
て説明する。
【0032】図5は第2の実施形態におけるエアダンパ
の分解斜視図、図6は第2の実施形態のエアダンパの正
面断面図、図7は第2の実施形態のエアダンパの両端側
を示す図、図8は第2の実施形態のエアダンパの作用説
明図である。
【0033】この実施形態におけるエアダンパ102
は、ピストンロッド2を押すときにダンパとして作用す
る一方向性のエアダンパであり、上記第1の実施形態に
おけるエアダンパ101に対して、主要部品であるシリ
ンダ1、ピストンロッド2及びピストン3は、同一で共
通部品となっており、シリンダ両端に装着するキャップ
5及び6のみが異なっている。したがって、ここでは、
キャップ5及び6の構成についてのみ説明する。
【0034】キャップ5はシリンダ1の他開口端部13
に、またキャップ6はシリンダ1の一開口端部11に、
それぞれ装着され、双方とも、キャップ4と同様に、適
度に弾性を有する材料で形成されている。キャップ5
は、中空の略円錐台状で、その長径側一端は開口し、短
径側他端は蓋部51として形成されている。そして、蓋
部51には絞り溝51aが形成され、この絞り溝51a
から開口周縁52までの傾斜面は、上記のシリンダ当接
面14に当接するキャップ当接面53となっている。
【0035】このキャップ当接面53には、図5に示す
ように、当接面幅方向に沿ってその幅全体にわたってス
リット溝状のオリフィス54…が形成されている。
【0036】一方、キャップ6の形状は、上記のキャッ
プ4にほぼ類似しており、相異するのは、キャップ6の
蓋面62の中央に、ピストンロッド2が貫通可能なロッ
ド通り抜け孔69を穿設し、そのロッド通り抜け孔69
の周囲を厚肉状に補強した点である。キャップ6のその
他の部分については、キャップ4にほぼ類似しているた
め、キャップ4に付した符号のうち、下から2桁目の
「4」を「6」に変えて符号を付すこととし、その説明
は省略する。
【0037】上記各部品をエアダンパ102として組み
立てるには、図5に示すように、先ずキャップ5をシリ
ンダ1の一開口端部11側から入れて、他開口端部13
まで押し込み、その他開口端部13内周に沿って間隔を
開けて突設した係止片13a(図5)を、キャップ5の
絞り溝51aに陥入させ、キャップ5を他開口端部13
に嵌着する。なお、このとき、他開口端部13内周面
と、絞り溝51aとの間では、係止片13aを設けてい
ない部分で隙間が形成され、空気通路(図示省略)とな
っている。
【0038】次に、ピストン3をシリンダ1の一開口端
部11に入れ、ピストンロッド2をシリンダ1の一開口
端部11から突出させる。続いて、ピストンロッド2に
キャップ6のロッド通り抜け孔69を入れて、キャップ
6を差し入れ、シリンダ1の一開口端部11に冠着す
る。ピストンロッド2及びピストン3は、このキャップ
6のロッド通り抜け孔69の内周形状によってシリンダ
中心に摺動可能に支持される。このようにして組み立て
たエアダンパ102の作用を、以下に説明する。
【0039】先ず、図6の状態からピストンロッド2を
シリンダ1の他開口端部13に向けて、押していく場合
について説明する。ピストンロッド2を押していくと、
シリンダ内の空気圧力が高くなり、キャップ5はその圧
力でシリンダ外方へ押され、キャップ当接面53と、シ
リンダ当接面14とは、図8(A)に示すように、互い
に密着し、シリンダ内部(シリンダ1とピストン3とキ
ャップ5とで囲まれる空間)とシリンダ外部とは、オリ
フィス54…及び上記の空気通路等を介して導通し、シ
リンダ外への空気の流出は、オリフィス54…で制限さ
れるため小となる。したがって、ピストンロッド2を押
すときの動作抵抗は大となって、ダンパとして作用し、
それに応じてピストンロッド2を押す動作はゆっくりと
したものとなる。
【0040】一方、ピストンロッド2をシリンダ1の一
開口端部11に向けて引いていくと、シリンダ内の空気
圧力が負圧となり、キャップ5はその負圧によりシリン
ダ内方に引き込まれ、キャップ当接面43と、シリンダ
当接面12とは互いに遊離し、一開口端部11と、キャ
ップ4との間には、図8(B)に示すような空隙R3が
生じる。また、上記空気通路もそれに応じてやや拡大す
る。したがって、シリンダ内の空気は、この空隙R3や
空気通路等を経由して速やかに排出され、ピストンロッ
ド2を引くときの動作抵抗は小さくなる。すなわち、ピ
ストンロッド2を押す動作は速やかに行われる。
【0041】そして、このエアダンパ102の場合も、
キャップ5を弾性材で形成したため、上記したキャップ
当接面53とシリンダ当接面14とが遊離したり密着し
たりする作用は一層強められ、したがって、一方向での
ダンパ効果をより明確に発揮させることができる。
【0042】以上述べたように、上記第1及び第2の実
施形態では、コストの高いOリングを使用しない構成と
したので、エアダンパ101,102を低コストで製造
することができる。
【0043】また、シリンダ内周面との摩擦が大きくな
るOリングを使用せずに、エアダンパ101,102を
構成できるので、ダンパ効果を発揮する一方向での動作
抵抗と、それとは逆方向での動作抵抗との差分を大きく
することができ、したがって、例えばグローブボックス
等の蓋体側の開閉に同期してエアダンパ101を作動さ
せた場合、特に閉動作の際の動作抵抗を顕著に小さくで
き、開閉フィーリングの差を確実なものとすることがで
きる。
【0044】また、加工が容易なキャップ4,5にオリ
フィス44,54を形成するので、オリフィス44,5
4のスリット幅やスリット深さ等の形状変更も容易に行
うことができ、したがって、ダンパ荷重の調整も容易に
行うことができる。
【0045】また、シリンダ開口端部11,13に形成
するシリンダ当接面12,14の各態様に応じて、ダン
パとして機能する方向を変更できるようにしたので、簡
単な構成で容易に、方向を変更することができ、従来
の、オリフィス形状を変更するためのピストンに対する
微細加工は一切不要となる。しかも、簡単な部品である
キャップを差し替えるだけで、容易に方向を変更するこ
とができる。
【0046】さらに、ダンパとしての方向性が互いに異
なるエアダンパ101及び102において、その主要部
品であるシリンダ1、ピストンロッド2及びピストン3
を共通化でき、したがって、エアダンパの部品点数を削
減でき、コスト面では、Oリングを使用しないことと相
俟って、製造コストの大幅低減を実現することができ
る。
【0047】
【発明の効果】この発明は上記した構成からなるので、
以下に説明するような効果を奏することができる。
【0048】請求項1に記載の発明では、コストの高い
Oリングを使用しない構成としたので、エアダンパを低
コストで製造することができる。
【0049】また、シリンダ内周面との摩擦が大きくな
るOリングを使用せずに、エアダンパを構成できるの
で、ダンパ効果を発揮する一方向での動作抵抗と、それ
とは逆方向での動作抵抗との差分を大きくすることがで
き、したがって、例えば蓋体の開閉時に作動させた場
合、特に閉動作の際の動作抵抗を小さくでき、開閉フィ
ーリングの差を確実なものとすることができる。
【0050】また、キャップ当接面とシリンダ当接面と
の間の遊離、密着を用いてダンパ機能を発揮させるよう
にしたので、従来のようなピストンにOリングを嵌装し
たりオリフィスを形成したりする複雑な構成は不要であ
り、したがって、エアダンパを簡単な構成のものとする
ことができる。
【0051】また、請求項2に記載の発明では、シリン
ダ一開口端部の内周に一開口端部側に向けて勾配を付し
てシリンダ内接面を形成したので、このシリンダ内接面
として少なくとも2態様、例えば一開口端側に向けて拡
径する場合と縮径する場合の2態様を形成することがで
き、そのシリンダ当接面の2態様に応じて、ダンパとし
て機能する方向を変更できるので、従来の、ピストンの
オリフィス形状に応じて方向を変更するために必要であ
った、ピストンに対する微細加工は一切不要となり、し
たがって、簡単な構成で容易に、方向を変更することが
できる。
【0052】そして、シリンダ当接面の2態様を、シリ
ンダの各端部に振り分けて形成することで、そのシリン
ダを方向性に依らずに共通に使用することができ、一
方、ピストン及びピストンロッドは共通であるから、主
要部品をすべて共通化でき、したがって、エアダンパの
部品点数を削減でき、コスト面では、Oリングを使用し
ないことと相俟って、製造コストの大幅低減を実現する
ことができる。
【0053】請求項3に記載の発明では、加工が容易な
キャップにオリフィスを形成するので、オリフィスの形
状変更も容易に行うことができ、したがって、ダンパ荷
重の調整も容易に行うことができる。
【0054】また、請求項4に記載の発明では、ピスト
ンの外周面が吸盤状にシリンダ内周面に接触するように
したので、ピストンはシリンダ内周面に密着して摺動
し、したがって、シリンダ内空気の気密性(シール性)
を確実に保つことができる。また、その複数のひだ状突
部同士の間に適量のグリースを充填させることができ、
このグリースはピストンとシリンダとの表面をコーティ
ングするので、ピストンとシリンダとの間の摺動抵抗は
より一層低いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるエアダンパの分解斜視
図である。
【図2】第1の実施形態におけるエアダンパの正面断面
図である。
【図3】第1の実施形態におけるエアダンパの一端側の
拡大図で、(A)はその左側面図、(B)はその正面断
面図である。
【図4】第1の実施形態におけるエアダンパの作用説明
図である。
【図5】第2の実施形態におけるエアダンパの分解斜視
図である。
【図6】第2の実施形態におけるエアダンパの正面断面
図である。
【図7】第2の実施形態におけるエアダンパの両端側を
示す拡大図である。
【図8】第2の実施形態におけるエアダンパの作用説明
図である。
【図9】従来のエアダンパの説明図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 11 一開口端部 12 シリンダ当接面 13 他開口端部 13a 係止片 14 シリンダ当接面 15 支持部 15a 支持部の孔 16 係止溝 2 ピストンロッド 21 軸嵌入用孔 3 ピストン 31 ひだ状突部 4 キャップ 41 周端部 42 蓋面 43 キャップ当接面 44 オリフィス 45 孔 46 周部 47 係止爪 5 キャップ 51 蓋部 51a 絞り溝 52 開口周縁 53 キャップ当接面 54 オリフィス 6 キャップ 62 蓋面 69 ロッド通り抜け孔 101 エアダンパ 102 エアダンパ R1,R2,R3 空隙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンロッドを引く、押すそれぞれの
    動作のうち、いずれか一方の動作のときに動作抵抗が大
    きくなりダンパとして作用するエアダンパにおいて、 筒状体であって両端が開口し、一開口端部に形成したシ
    リンダ当接面を有するシリンダと、 ピストンロッドと、 上記ピストンロッド先端に設けられシリンダの内周面に
    密着して摺動するピストンと、 上記シリンダの一開口端部に装着されシリンダ当接面に
    当接するキャップ当接面を有するキャップと、を備え、 上記ピストンロッドを引く、押すそれぞれの動作に応じ
    て、キャップ当接面とシリンダ当接面とが遊離したり密
    着したりし、密着したときに動作抵抗が大となりダンパ
    として作用する、 ことを特徴とするエアダンパ。
  2. 【請求項2】 上記シリンダ当接面は、シリンダ一開口
    端部の内周に一開口端部側に向けて勾配を付して形成さ
    れている、ことを特徴とする請求項1に記載のエアダン
    パ。
  3. 【請求項3】 上記キャップ当接面に、シリンダ内部と
    シリンダ外部とを導通させるオリフィスを形成した、こ
    とを特徴とする請求項1に記載のエアダンパ。
  4. 【請求項4】 上記ピストンは、周方向に沿って複数の
    ひだ状突部を有し、その複数のひだ状突部が吸盤状にシ
    リンダの内周面に接触している、ことを特徴とする請求
    項1に記載のエアダンパ。
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