JP2000170750A - 流体軸受け、モータ、回転体装置、及び流体軸受けの製造方法 - Google Patents

流体軸受け、モータ、回転体装置、及び流体軸受けの製造方法

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JP2000170750A JP10361944A JP36194498A JP2000170750A JP 2000170750 A JP2000170750 A JP 2000170750A JP 10361944 A JP10361944 A JP 10361944A JP 36194498 A JP36194498 A JP 36194498A JP 2000170750 A JP2000170750 A JP 2000170750A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイル漏れを起こさずに回転振れが少なくロ
ータを回転支持可能で、容易に製造できるな流体軸受け
を提供すること。 【解決手段】 回転軸と同軸の貫通孔を有するロータ部
材30と、この貫通孔内に嵌合され該貫通孔を仕切って
第1の支持穴31及び第2の支持穴32を形成する仕切
り部材34と、第1の支持穴31に装着されロータ部材
30を回転自在に支持する第1のステータ部材10と、
第2の支持穴32に装着されロータ部材30を回転自在
に支持する第2のステータ部材20と、ロータ部材30
と第1のステータ部10及び第2のステータ部20との
間に介在するオイル40と、ロータ部材30の回転時
に、第1の支持穴31と第1のステータ部材10との
間、及び第2の支持穴32と第2のステータ部材20と
の間に、オイル40による動圧を発生させる流体動圧発
生溝13,14,23,24とを備える流体軸受け。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体軸受け、モー
タ、回転体装置、及び流体軸受けの製造方法に関し、更
に詳細には、オイル漏れを起こさずに回転振れが少なく
ロータを回転支持可能で、容易に製造できる流体軸受
け、モータ、回転体装置、及び流体軸受けの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アウターロータ型の流体軸受
けとしては、図9に示すような片軸支持型の流体軸受け
と、図10に示すような、両軸支持型の流体軸受けとが
知られている。図9に示す片軸支持型の流体軸受けで
は、ステータ部材110が、柱状部111と、この柱状
部111の一端部111bに同軸的に固定されたスラス
トプレート112とを含んでいる。柱状部111の他端
部111cはねじ等により例えばシャーシ等の外部の部
材に固定されている。そしてこの柱状部111の一端部
111b側に、ロータ部材として、天面を有する中空状
のスリーブ120が回転自在に装着されている。スラス
トプレート112の両端面や柱状部111の周面には動
圧発生用の溝113,114が形成されている。柱状部
111及びスラストプレート112とスリーブ120と
の間にはオイル等の動圧発生用の流体140が表面張力
等により保持されている。そして、スリーブ120の回
転時に、動圧発生用の溝113,114によって流体1
40が巻き込まれて動圧が発生し、この動圧によりスリ
ーブ120がステータ部材110に対して浮上支持され
る。
【0003】図10に示す両軸支持型の流体軸受けで
は、ステータ部材210の柱状部211の両端部がねじ
等によりシャーシ等に固定されており、その中腹にスラ
ストプレート212が固定されている。そして、両端部
の開放されたスリーブ220が、ステータ部材210を
囲うように装着されている。スリーブ220と柱状部2
11及びスラストプレート212との間には、軸線方向
の両端部が開放された隙間が形成され、この隙間に流体
240が保持されている。
【0004】図9及び図10に示すような流体軸受け
は、ロータ部材とステータ部材とが直接接触しないこと
から耐久性に優れており、ハードディスク装置やプリン
タ等の画像形成装置の回転多面鏡装置等、高速に回転す
る装置の軸受けとして有用である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に示すよ
うな片軸支持型流体軸受けは、構造上、流体軸受けの軸
線方向の両端を固定することはできず、柱状部111の
一端111c側だけが固定支持されているので、他端1
11b側における負荷の影響を受け易く、この流体軸受
けにより支承されるロータが変位しやすい問題点があ
る。そのため、ハードディスク装置等、ロータの位置精
度に特に精密度が必要とされる装置には用いることがで
きない。尚、ハードディスク装置では、例えば、ラジア
ル方向のぶれ量が0.05μm以下、アキシャル方向の
ぶれ量は2μm以下等の位置精度が要請される。特に、
ネットワークサーバ等に用いられるような高密度、高容
量のハイエンド型のハードディスク装置等においては、
ディスクを5枚以上搭載し、また7200r.p.m.
や10000r.p.m.等の高速回転によりディスク
の風損が大きいため、回転軸に大きな負荷力が加わって
上述のような位置精度が保持できない。そのため、従
来、片軸支持型流体軸受けは、ディスクの枚数が4枚以
下で2.5インチ以下の小さなディスクのハードディス
ク装置等のみに用いられている。
【0006】一方、図10に示すような両軸支持型流体
軸受けは、柱状部211の両端がともに固定支持されて
いるため、負荷に対して影響を受けにくく、良好な位置
精度を保持できる利点がある。しかし、両軸支持型流体
軸受けでは、動圧発生用の流体240が、上下両端の開
放された隙間に保持されるため、外部からの振動等によ
り加わる負荷が流体240の端面における表面張力より
大きくなった場合、動圧の圧力差が大きくなり過ぎた場
合、また、柱状部211が偏って隙間が広がった場合等
に、簡単に漏れてしまう問題点がある。
【0007】尚、流体漏れを防ぐために、従来より、動
圧発生時に減圧される流体部分に外部との連通孔を形成
し流体内に減圧により外部の気体を導入し空気溜まりを
形成することが行われている。空気溜まりを形成する
と、表面張力を生じる箇所が増え総合的な流体保持力が
増加し、また、流体の総重量を軽減して自重の影響が減
少し、更に、空気の膨張により動圧発生時の動圧の圧力
差が少なくなり流体が途中でとぎれなくなる。そのた
め、流体の漏れが低減される。しかし、両端が開放され
た状態下では、上述のような技術による流体を保持し漏
れを防止するのにも限界があり、軸受けを傾けた場合
や、温度変化や衝撃等の外部からの刺激が加えられると
やはり流体が漏洩しやすく、より確実に流体漏れを回避
できる技術が求められている。
【0008】前記片軸支持型流体軸受けのように良好な
位置精度を保持でき、且つ両軸支持型流体軸受けのよう
に流体漏れを防止できる流体軸受けとしては、片軸支持
型流体軸受けを軸線方向の両端部に配設する、即ち、軸
受けのロータ部材を、このロータ部材の軸線方向両端部
それぞれにおいてステータ部材で共軸的に支持する技術
が考えられる。しかし、2つのロータステータ部材を共
軸に配置するのが難しく、製造が困難である問題点があ
る。
【0009】本発明は、上述のような課題を解決するた
めになされたもので、オイル漏れを起こさずに回転振れ
が少なくロータを回転支持可能で、容易に製造できる流
体軸受け、モータ、回転体装置、及び流体軸受けの製造
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、回転軸と同軸の貫通孔を有するロータ
部材と、ロータ部材の前記貫通孔内に嵌合され、前記貫
通孔を仕切って第1の支持穴及び第2の支持穴を形成す
る仕切り部材と、前記第1の支持穴に遊挿され、前記ロ
ータ部材の前記第1の支持穴周縁部を前記回転軸回り方
向に回転自在に支持する第1のステータ部材と、前記第
2の支持穴に遊挿され、前記ロータ部材の前記第2の支
持穴周縁部を前記回転軸回り方向に回転自在に支持する
第2のステータ部材と、前記ロータ部材の前記第1及び
第2の支持穴において、それぞれ前記ロータ部材と前記
第1のステータ部材との間及び前記ロータ部と前記第2
のステータ部材との間に介在する流体と、前記ロータ部
材の回転時に、前記ロータ部材の前記第1及び第2の支
持穴において、それぞれ前記ロータ部材と前記第1のス
テータ部材との間、及び前記ロータ部材と前記第2のス
テータ部材との間それぞれに、前記流体による動圧を発
生させる流体動圧発生手段とを備える流体軸受けを提供
する。
【0011】この流体軸受けにおいては、ロータ部材に
形成された貫通孔が仕切り部材によって仕切られて第1
の支持穴及び第2の支持穴が形成される。従って、第1
の支持穴と第2の支持穴はロータ部材において一体に位
置方向から穿設形成することにより、容易かつ確実に同
軸に形成することができる。そして、これらの第1及び
第2の支持穴が、それぞれ第1のステータ部材と第2の
ステータ部材に支持されるので、負荷に対して変形し難
く、ロータ部材の位置精度が良好に保持される。また、
ロータ部材の両端部が互いに別体に形成されたステータ
部材に別々に支持されるので、ロータ部材とステータ部
材との間に配置される流体が開放端を1ずつしか持た
ず、流体は、開放端での表面張力と摩擦抵抗に加えて、
連続体断裂力によりロータ部材と各ステータ部材との間
に保持され、漏れ出難くなる。
【0012】上述の課題を解決するために、本発明は、
上記本発明の流体軸受けを備えたモータを提供する。上
述の課題を解決するために、本発明は、上記本発明のモ
ータを備えた回転体装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】(1)実施の形態の概要 本実施形態は、片軸支持型軸受けの構造のシャフト(第
1のステータ部材10及び第2のステータ部材20)を
一対共軸に配置し、シャフトの軸両端はねじ等で外部に
固定・支持し、これらの1対のシャフトに共通のロータ
部材30を保持させる構造である。従来の片軸支持構造
と同様に、オイル40は開放端を1しか持たず、開放端
での表面張力と摩擦抵抗以外にも、連続体断裂力をオイ
ル漏れ防止力として作用させることができるために、オ
イル漏れを回避することができる。ロータ部材30は両
端部の第1の支持穴31及び第2の支持穴32において
シャフトに保持される。このように、本実施形態は、片
軸支持型流体軸受けのオイル漏れし難さと両軸支持型流
体軸受けの負荷に対する堅固性とを合わせ持つ。また、
ロータ部材30に形成した貫通孔を仕切り部材34で塞
ぐことにより、ロータ部材30の第1の支持穴31と第
2の支持穴32とをに容易に同軸に形成することができ
る。これにより、シャフトの高い同軸度が実現できると
ともに、ロータ部材30を2つのシャフトによって正確
に支持可能となる。
【0014】(2)実施の形態の詳細 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は、本発明の流体軸受けの一実
施形態を示す軸線方向断面図である。この図1に示すよ
うに、本実施形態の流体軸受けは、2つのステータ部材
(第1のステータ部材10、第2のステータ部材20)
と、これらの2つのステータ部材10,20に回転自在
に支持されるロータ部材30とを備えている。
【0015】図2は、第1のステータ部材10を示す斜
視図である。この図2にも示すように、第1のステータ
部材10は、一端部11bにボルト穴11aを有する柱
状部11と、スラストプレート12とを備えている。ス
ラストプレート12は、ラジアル方向中央部をスラスト
方向に貫通する貫通孔が形成された円環形状であり、こ
の貫通孔に柱状部11を挿通させた状態で、柱状部11
の軸線方向略中央に固定されている。柱状部11の他端
部11c側の周面にはラジアル方向の動圧を発生させる
ための動圧発生溝(軸線方向に対して互いに異なる方向
へ傾いた2段の斜線状の溝)13が形成されている。ま
た、スラストプレート12の両端面にはそれぞれスラス
ト方向の動圧を発生させるための動圧発生溝(へリング
ボーン溝)14が形成されている。
【0016】第2のステータ部材20は、図1に示すよ
うに、一端部20bにボルト穴20aを有する柱状をし
ており、第1のステータ部材10の柱状部11と同一の
大きさ及び形状をしている。第2のステータ部材20の
周面にも、ラジアル方向の動圧を発生させるための動圧
発生溝(軸線方向に対して互いに異なる方向へ傾いた2
段の斜線状の溝)23,24が形成されている。
【0017】そして、第1のステータ部材10と第2の
ステータ部材20とは、第1のステータ部材10の柱状
部11と第2のステータ部材20とが同軸となり、且
つ、柱状部11の他端部11cと第2のステータ部材2
0の他端部20cとが対向するように配置されている。
そしてこの状態で、第1のステータ部材10と第2のス
テータ部材20それぞれのボルト穴11a及びボルト穴
20aにボルトが挿通され、図示しない外部の部材に固
定される。
【0018】図3は、ロータ部材30を示す軸線方向断
面図であり、図4は、ロータ部材30の軸方向要部断面
図である。ロータ部材30は、図3に示すように、回転
軸と同軸の貫通孔を有するスリーブ33と、このスリー
ブ33の前記貫通孔内に嵌合され該貫通孔内を仕切って
第1の支持穴31及び第2の支持穴32を形成する仕切
り部材34とを備えている。
【0019】スリーブ33は、第1の部材33aと第2
の部材33bを組み立ててなっている。第1の部材33
aは天面を有する円筒状部材であり、天面には中央に小
孔が形成されている。第2の部材33bは、第1の部材
33aの天面と同径であって中央に孔を有する円板部の
孔周縁から垂直に小円筒状部を延設してなる。そして、
第1の部材33aの縁端部に第2の部材33aの円板状
部の外周縁部が連設され、第1の部材33aの天面の小
孔から中空部、第2の部材33bの円板部の孔、小円筒
状部の中空部までが連通されスリーブ33の貫通孔が形
成されている。
【0020】図4に示すように、第2の部材32bの小
円筒状部は、内周面に段部33cを有しており、段部3
3cよりも第1の部材33a側が径の小さい小径部とな
って、第1の部材33aと反対側は径の大きな大径部と
なっている。
【0021】仕切り部材34は、スリーブ33と同一の
材料で形成された円柱状の部材である。この仕切り部材
34は、第2の部材32bの中空部に、第1の部材33
aと反対側から嵌合され、第2の部材32bの小円筒状
部の内周面と気密に接触し固定されている。そして、第
1の部材33aと反対側から段部33cに当接すること
によって、位置決めされている。これにより、図3に示
すように、スリーブ33が仕切り部材34に仕切られて
第1の支持穴31及び第2の支持穴32が形成される。
第1の支持穴31は、第1の部材33aの中空部と、第
2の部材33bの中空部のうちの仕切り部材34よりも
第1の部材33a側とで構成され、第2の支持穴32
は、第2の部材33bの中空部のうちの仕切り部材34
よりも第1の部材33aと反対側で構成される。
【0022】第1の支持穴31は第1のステータ部材1
0に対応した形状をしており、第1のステータ部材10
よりもわずかに大きな内側形状に形成されている。そし
て、図1に示すように、この第1の支持穴31内に第1
のステータ部材10が装着されており、第1のステータ
部材10の柱状部11の一端部11bの先端が第1の支
持穴31から露出している。
【0023】第1の支持穴32と第1のステータ部材1
0との間には隙間があり、この隙間には流体動圧発生用
のオイル40が満たされている。第1のステータ部材1
0のスラストプレート12の周面とロータ部材30との
間、及び柱状部11の他端部11cの端面とロータ部材
30との間は他の間よりも若干大きくなっており、それ
ぞれオイル溜まり41,42が形成されている。
【0024】第1の支持穴31の縁部はテーパ状に切り
欠かれてオイル漏れを防止するためのキャピラリーシー
ル部31aが形成されている。このキャピラリーシール
部31aの縁端には撥油処理が施されている。キャピラ
リーシール部31aとは、オイル等の流体と壁面との接
触角を幾何学的に大きくして表面張力を増加させるため
に、壁面を軸線に対して所定の角度傾斜を持たせて加工
した構造の部分である。また、撥油処理とは、オイルと
の濡れ性を悪くして接触角を3°〜5°大きくすること
によって表面張力を大きくするために、フッ化物高分子
材料を塗布したり、長鎖アルコール等により脂質2分子
膜を表面に形成する処理を言う。
【0025】第2の支持穴32は第2のステータ部材2
0に対応した形状をしており、第2のステータ部材20
よりもわずかに大きな内側形状に形成されている。ま
た、第2の支持穴33は第2の支持穴31と同軸に形成
されている。そして、この第2の支持穴32内に第2の
ステータ部材20が装着されており、第2のステータ部
材20の一端部20bの先端が第2の支持穴32から露
出している。第2の支持穴32と第2のステータ部材2
0との間には隙間があり、この隙間には流体動圧発生用
のオイル40が満たされている。第2のステータ部材2
0の他端部20cの端面とロータ部材30との間は他の
間よりも若干大きくなっており、オイル溜まり43が形
成されている。
【0026】第2の支持穴32の縁部はテーパ状に切り
欠かれて第1の支持穴31の縁部と同様のキャピラリー
シール部32aが形成されている。更にキャピラリーシ
ール部32aの縁端に、第1の支持穴32のキャピラリ
ーシール部31aと同様の撥油処理が施されている。
【0027】上述の構成を有する本実施形態の流体軸受
けは、以下のようにして製造することができる。まず、
スリーブ33のもととなる第1の部材33a及び第2の
部材33bを形成する。第2の部材は、円柱状部材の一
端部がラジアル方向に延設され円板状部が形成された原
部材に、回転軸方向に貫通孔を穿設して形成する。この
貫通孔は、一端側(第1の部材33aが固定される縁端
と逆側)から一方向に穿設していき、他端側(第1の部
材33が固定される縁端側)まで貫通させる。
【0028】そして、この貫通孔に仕切り部材34を焼
きばめにより嵌合させる。このとき、仕切り部材34
は、一端側から、段部33cに当接するまで挿入し、嵌
合させる。このように本実施形態では、仕切り部材34
は段部33cに当接することによって位置決めされる。
【0029】続いて、第2のステータ部材20を第2の
部材33bの一端側から貫通孔に装着する。これにより
第2のステータ部材20が第2の支持穴32に遊挿され
かつその一端部20bの先端が第2の支持穴32から露
出した状態ができあがる。また、第1のステータ部材1
0の柱状部11を第2の部材33bの他端側から貫通孔
に装着する。そして更に第1の部材33aを第2の部材
の円板状部に固定する。これによって、第1のステータ
部材10が第1の支持穴31に遊挿されかつ柱状部11
の一端部11bの先端が第1の支持穴31から露出した
状態ができあがる。そして、第1の支持穴31及び第2
の支持穴32に動圧発生用のオイル40を充填して本実
施形態の流体軸受けの製造が完了する。
【0030】上述のような行程により製造された本実施
形態の流体軸受けでは、ロータ部材30を図2の矢印A
で示す方向(ボルト穴11a側からみて右回転方向)に
回転させると、この回転に伴い、第1のステータ部材1
0のスラストプレート12の両端面とロータ部材30と
の間に動圧発生溝14によるポンプ作用でスラスト方向
の流体動圧が発生する。また、第1のステータ部材10
の柱状部11の他端部11c側の周面とロータ部材30
との間に動圧発生溝13によるポンプ作用でオイルが押
し込まれ、ラジアル方向の流体動圧が発生する。更に、
第2のステータ部材20の周面とロータ部材30との間
にも動圧発生溝23,24によりラジアル方向の流体動
圧が発生する。
【0031】そして、低速回転時には、発生する流体動
圧が小さく十分な押圧力が働かないため、ロータ部材3
0は第1のステータ部材10及び第2のステータ部材2
0に摺接しながら回転し、オイル40を押し分けながら
回転する。ロータ部材30の回転速度が所定以上に達す
ると、動圧発生溝13,14,23,24によって、多
量のオイルが、第1のステータ部材10及び第2のステ
ータ部材20の動圧発生溝の形成されている部分とこれ
らに対向するロータ30の各部との間に巻き込まれるた
め、これらの各箇所における流体動圧が大きくなる。そ
して、ロータ部材30は第1のステータ部材10及び第
2のステータ部材20から浮上して、間にオイル40を
挟んだ非接触の状態で高速回転する。
【0032】本実施形態によると、ロータ部材30の両
端部が、第1の支持穴31及び第2の支持穴32におい
て、それぞれ第1のステータ部材10と第2のステータ
部材20に回転自在に支持されているので、負荷に対し
て強く、位置精度を良好に保持しながら回転する。本実
施形態によると、ロータ部材30の両端部が互いに別体
に形成されたステータ部材(第1のステータ部材10、
第2のステータ部材20)に別々に支持され、ロータ部
材10とステータ部材との間に配置されるオイル40が
ロータ部材10の各端部で分断されて開放端を1ずつし
か持っていない。従って、オイル40は、開放端での表
面張力と摩擦抵抗に加えて、連続体断裂力をオイル漏れ
防止力として作用させることができるために、オイル漏
れし難くなる。
【0033】本実施形態によると、2つのステータ部材
10、20が装着される第1の支持穴31及び第2の支
持穴32は、スリーブ33の貫通孔が仕切り部材34に
よって仕切られて形成されている。従って、スリーブ3
3に一端側から貫通孔を穿設形成することにより容易か
つ確実に同軸の第1の支持穴31及び第2の支持穴32
を形成することができる。
【0034】本実施形態によると、スリーブ33の貫通
孔に段部33cが形成されこの段部33cに仕切り部材
34を当接させることにより、仕切り部材34を容易か
つ正確に位置決めし配設することができる。
【0035】本実施形態によると、ロータ部材30とス
テータ部材との間に容積の大きなオイル溜まり41,4
2,43が配設されているので、流体動圧発生時にオイ
ルが流体動圧発生溝13,14,23,24の近傍に巻
き込まれても、オイル40の圧力減少が抑えられ、減圧
による気泡発生を回避することができる。本実施形態に
よると、オイル40の開放端の位置する部分(第1の支
持穴31の縁部、及び第2の支持穴32の縁部)にキャ
ピラリーシール部31a,32aが形成されているの
で、オイルと壁面との接触角が幾何学的に大きくなり表
面張力が増加し、オイル漏れがし難くなる。本実施形態
によると、オイル40の開放端の位置する部分キャピラ
リーシール部31a,32aに撥油処理が施されている
ので、表面張力が大きくなり、一層オイル漏れがし難く
なる。
【0036】続いて、本発明のモータの一実施形態につ
いて説明する。本実施形態のモータは、上述の流体軸受
け1を用いている。
【0037】図5は、本発明のモータの一実施形態を示
す断面図である。本実施形態のモータ5は、図5に示す
ように、上述した本実施形態の流体軸受け1と、モータ
のステータ部50と、モータのロータ部60とを備えて
いる。
【0038】モータのステータ部50は、ベース51
と、モータのステータコイル52をラジアル方向回りに
均等に複数支持する支持部材53とを備えている。ベー
ス51は中央に固定孔を備えており、この固定孔に流体
軸受け1の第2のステータ部材20が一端を挿通されて
いる。支持部材53は、ベース51の第2のステータ部
材20側の面に面接固定されている固定部53aと、固
定部53aから上方に延設された円筒状部53bとを備
えており、円筒状部53bは流体軸受け1のロータ部材
30の他端部側を非接触状態に囲っている。そしてこの
円筒状部53bの外周に、ステータコイル52が固定さ
れ、円筒状部53bの軸線回り方向に回転磁界を形成す
るようになっている。
【0039】そして、流体軸受け1の第1のステータ部
材10のボルト穴と外部のシャーシ81aのボルト穴に
ボルト9が螺合されることにより、第1のステータ部材
10がシャーシ81aに固定されている。また、流体軸
受け2の第2のステータ部材20のボルト穴とシャーシ
81bのボルト穴にボルト9が螺合されることにより、
第2のステータ部材20とベース51がシャーシ81b
に固定されている。モータのロータ部60は、流体軸受
け1のロータ部材30の一端部に連設されたマグネット
支持部61と、マグネット支持部61にステータコイル
52と対向可能に固着されたロータマグネット62とを
備えている。
【0040】上述のような構成の本実施形態のモータ5
は、起動スイッチ(図示せず)が入れられると、ステー
タコイル52に電流が流れ、この電流とロータマグネッ
ト62との電磁作用によってロータ部60とロータ部材
30が一定方向に回転する。
【0041】そして、前述したように、低速回転時に
は、ロータ部材30は第1のステータ部材10及び第2
のステータ部材20に摺接しながら回転し、オイル40
を押し分けながら回転する。回転が高速になるに従っ
て、ロータ部材30と第1のステータ部材10及び第2
のステータ部材20との間において動圧発生溝13,1
4,23,24により発生する流体動圧が増大し、所定
以上の回転速度では、流体動圧によりロータ部材30が
ステータ部材から浮上し、ステータ部材と非接触の状態
で回転する。
【0042】本実施形態のモータ5は、上述の流体軸受
け1を採用しており、流体軸受け1が両端部でシャーシ
に固定され支持されているので、振動ノイズが小さく、
またオイル漏れし難く長寿命である。
【0043】次に本発明の回転体装置の一実施形態とし
て、上述のモータ5を採用した回転体装置について説明
する。図6は本発明の回転体装置の一実施形態としての
ディスク装置を示す図であり、(a)は斜視図、(b)
は軸線方向断面図である。図6に示すように、この回転
体装置(ディスク装置)は、モータ5のマグネット支持
部61に同軸に磁気ディスク又は光ディスク等のディス
ク80が複数枚担持されるようになっており、ディスク
80がモータ5のロータ部60ととも回転されるように
なっている。
【0044】上述のモータ5を採用した本実施形態のデ
ィスク装置は、モータ5の振動ノイズが小さいので、サ
イズや記録密度の大きなディスクについて高い信頼性で
書き込みや読み出しを行うすることができる。
【0045】尚、本発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおい
て適宜変更が可能である。例えば、上述の実施形態にお
いては、流体軸受け13のスラスト方向の動圧を発生す
るための動圧発生溝14はスラストプレート12の両端
面に形成されているが、これに代えて、これらの両端面
に対向するロータ部材30のスラストプレート対向面に
形成してもよい。またこの動圧発生溝14は、へリング
ボーン溝に限られるものではなく、スパイラル溝、その
他種々の形状の溝とすることが可能である。
【0046】上述の実施形態においては、流体軸受け1
3のラジアル方向の動圧を発生するための動圧発生溝1
3,23,24は第1のステータ部材10及び第2のス
テータ部材20の周面に形成されているが、これに代え
てロータ部材30の内周面に形成してもよい。またこの
動圧発生溝10の形状は、斜線状に限定されるものでは
なく、スパイラル溝、へリングボーン溝その他の形状と
してもよい。また上述の実施形態においては第2のステ
ータ部材20の周面には動圧発生溝23が軸線方向2箇
所に形成されているが第1のステータ部材10と同様に
軸線方向1箇所に形成してもよい。
【0047】上述の実施形態においては、第2のステー
タ部材20は円柱形状となっているが、図7に示すよう
に、第1のステータ部材10と同様のスラストプレート
12’を備えた第1のステータ部材10と同様の形状の
第2のステータ部材20’として、第2の支持穴32’
もこれに対応した形状のものとしてもよい。この場合、
ロータ部材30が軸線方向の2箇所においてスラスト方
向について支持されるので、より安定した位置での回転
が可能となる。また、第2のステータ部材20’を、第
1のステータ部材10の柱状部11aにスラストプレー
ト12をその端面を逆に固定して構成することができる
ので、製造する部材の種類を少なくすることができる利
点がある。
【0048】上述の実施形態においては、ロータ部材3
0の第1の支持穴31及び第2の支持穴32のもととな
る貫通孔は、スリーブ33の第2の部材33bの原部材
を穿設して形成しているが、スリーブの材料等により、
最初から貫通孔を有する第2の部材等の部材を型抜き成
形等により形成してもよい。上述の実施形態において
は、仕切り部材34の位置決め手段として、スリーブ3
3の貫通孔に段部33cを形成しているが、位置決め手
段はこれに限られるものではなく、例えば治具を用いて
もよい。
【0049】上述の実施形態においては、仕切り部材3
4はスリーブ33と同一の材料により形成され、スリー
ブ33の第2の部材33bの貫通孔に焼きばめにより気
密に嵌合固定されているが、圧入によってもよい。ま
た、例えば仕切り部材34はリン青銅や銅等の銅系材料
で形成しスリーブ33をステンレス鋼で形成する等、仕
切り部材34をスリーブ33よりも熱膨張係数の大きな
材料で構成し、0°C以下望むらくは−30°C以下で
圧入してもよい。上述の実施形態やこの変形例において
は、オイル40は仕切り部材34を介して極めてわずか
に染み出す程度であり第1の支持穴31側と第2の支持
穴32側とを行き来するが、外力に対してはほとんどオ
イル40の行き来はない。従って、オイル40は、実質
的に片軸支持構造の軸受けが1対構成されたのと同様に
良好に保持されオイル漏れが回避される。
【0050】上述の実施形態においてはモータ5は上述
の実施形態の流体軸受け1により支承されているが、こ
れに限られるものでなく、本発明の流体軸受けの実施形
態を用いたもとのとすることもできる。その一例とし
て、図7に示す変形例の流体軸受け1’を用いたモータ
を図8に示す。
【0051】上述の実施形態においては、回転体装置8
はハードディスクドライブやCD−ROMドライブ等の
各種ディスク装置に限られるものではなく、例えば、ス
ピンドルモータのスピンドルにポリゴンミラーを取り付
けてなる回転多面鏡装置、その他の装置とすることもで
きる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る流体
軸受け、モータ、及び回転体装置によると、オイル漏れ
を起こさずに回転振れが少なくロータを回転支持可能
で、製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体軸受けの一実施形態を示す軸線方
向断面図である。
【図2】図1の流体軸受けの第1のステータ部材を示す
斜視図である。
【図3】図1の流体軸受けのロータ部材を示す軸線方向
断面図である。
【図4】図1の流体軸受けのロータ部材の軸方向要部断
面図である。
【図5】本発明のモータの一実施形態を示す軸線方向断
面図である。
【図6】本発明の回転体装置の一実施形態としてのディ
スク装置を示す斜視図である。
【図7】本発明の流体軸受けのその他の実施形態を示す
軸線方向断面図であって、図1に相当する図である。
【図8】本発明のモータのその他の実施形態を示す軸線
方向断面図であって、図5に相当する図である。
【図9】従来技術の流体軸受けの一例を示す軸線方向断
面図である。
【図10】従来技術の流体軸受けの他の例を示す軸線方
向断面図である。
【符号の説明】
1 流体軸受け 5 モータ 9 ボルト 10 第1のステータ部材 11 柱状部 11b 一端部 11c 他端部 12 スラストプレート 13 動圧発生溝 14 動圧発生溝 20 第2のステータ部材 20b 一端部 20c 他端部 23 動圧発生溝 24 動圧発生溝 30 ロータ部材 31 第1の支持穴 32 第2の支持穴 33 スリーブ 33c 段部 34 仕切り部材 40 オイル 50 モータのステータ部 51 ベース 52 ステータコイル 53 支持部材 60 モータのロータ部 61 マグネット支持部 62 ロータマグネット 81a シャーシ 81b シャーシ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と同軸の貫通孔を有するロータ部
    材と、 前記ロータ部材の前記貫通孔内に嵌合され、前記貫通孔
    を仕切って第1の支持穴及び第2の支持穴を形成する仕
    切り部材と、 前記第1の支持穴に遊挿され、前記ロータ部材の前記第
    1の支持穴周縁部を前記回転軸回り方向に回転自在に支
    持する第1のステータ部材と、 前記第2の支持穴に遊挿され、前記ロータ部材の前記第
    2の支持穴周縁部を前記回転軸回り方向に回転自在に支
    持する第2のステータ部材と、 前記ロータ部材の前記第1及び第2の支持穴において、
    それぞれ前記ロータ部材と前記第1のステータ部材との
    間及び前記ロータ部と前記第2のステータ部材との間に
    介在する流体と、 前記ロータ部材の回転時に、前記ロータ部材の前記第1
    及び第2の支持穴において、それぞれ前記ロータ部材と
    前記第1のステータ部材との間、及び前記ロータ部材と
    前記第2のステータ部材との間それぞれに、前記流体に
    よる動圧を発生させる流体動圧発生手段とを備えること
    を特徴とする流体軸受け。
  2. 【請求項2】 前記仕切り部材の位置を決める位置決め
    手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の流体軸
    受け。
  3. 【請求項3】 前記ロータ部材の前記貫通孔は、径の大
    きい大径部と該大径部よりも径の小さい小径部とを備
    え、 前記ロータ部材の前記貫通孔の周壁には前記大径部と前
    記小径部との境界部に段部が形成され、 前記仕切り部材は、前記大径部内において前記段部に当
    接して位置決めされることを特徴とする請求項2に記載
    の流体軸受け。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2、または請求項3に
    記載の流体軸受けを備えたことを特徴とするモータ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のモータを備えたことを
    特徴とする回転体装置。
  6. 【請求項6】 貫通孔を有するロータ部材を形成するロ
    ータ部材形成行程と、 前記ロータ部材形成行程において形成された前記ロータ
    部材の前記貫通孔内に仕切り部材を嵌合させて前記貫通
    孔内を仕切って第1の支持穴及び第2の支持穴を形成す
    る支持穴形成行程とを含むことを特徴とする請求項1に
    記載の流体軸受けの製造方法。
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