JP2000215589A - 記録ディスク駆動用モ―タ及びこれを備えた記録ディスク駆動装置 - Google Patents

記録ディスク駆動用モ―タ及びこれを備えた記録ディスク駆動装置

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JP2000215589A
JP2000215589A JP11012660A JP1266099A JP2000215589A JP 2000215589 A JP2000215589 A JP 2000215589A JP 11012660 A JP11012660 A JP 11012660A JP 1266099 A JP1266099 A JP 1266099A JP 2000215589 A JP2000215589 A JP 2000215589A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの回転精度を損なうことなく、ラジア
ル軸受部とスラスト軸受部との境界部に気泡が滞留する
こと防止する。 【解決手段】 ラジアル軸受部にスラスト軸受部に向け
て潤滑流体を移動する動圧が発生するよう軸線方向にア
ンバランスなヘリングボーン形状の動圧発生用溝を形成
し、スラスト軸受部に回転部材の回転軸心に向けて潤滑
流体が移動する動圧が発生するよう動圧発生用溝を形成
することによって、十分なラジアル荷重支持力を得なが
ら、ラジアル軸受部とスラスト軸受部との境界部に気泡
が滞留することを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハードディ
スクなどの記録ディスクを回転駆動するために用いられ
る潤滑流体による動圧軸受を使用した記録ディスク駆動
用モータ及びこのモータを備えた記録ディスク駆動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、シャフトとこのシャフトを囲
繞するスリーブ部材とを相対的に回転支持するために、
両者間に介在させた潤滑流体の流体圧力を利用する動圧
軸受が用いられたモータが、記録ディスクを回転駆動す
るために使用されている。
【0003】このような流体動圧軸受においては、ラジ
アル方向(半径方向)の荷重を支持する手段として、シ
ャフトとこのシャフトの外周面との間に微少間隙を有し
て半径方向に対向するスリーブ部材の内周面間に潤滑流
体を充填し、シャフトの外周面及び/又はスリーブ部材
の内周面に形成された動圧発生用溝によって、ロータハ
ブの回転中、潤滑流体中に動圧を生じさせるラジアル軸
受部を有するとともに、スラスト方向(軸線方向)の荷
重を支持する手段として、シャフトの端部に固着された
円盤状のスラストプレートとこのスラストプレートの上
下面との間に微少間隙を有して軸線方向に対向するスリ
ーブ部材に形成された段部の上面あるいはスラストブッ
シュの下面等との間に潤滑流体を充填し、スラストプレ
ートの上下面及び/又は段部の上面並びにスラストブッ
シュの下面に形成された動圧発生用溝によってロータハ
ブの回転中、潤滑流体中に動圧を生じさせるスラスト軸
受部を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の流
体動圧軸受においては、ラジアル及びスラスト軸受部の
動圧発生用溝を例えばヘリングボーン形状とした場合、
軸線方向上下部からヘリングボーン状溝の中心部に向か
って動圧が作用するため、ラジアル軸受部の軸受端部に
あたるスラスト軸受部との境界部付近に軸受部よりも潤
滑流体による圧力が低い低圧部が存在しやすく、潤滑流
体の軸受部への充填時あるいは軸受の稼働時に混入した
気泡がこの境界部付近に滞留し、この気泡がモータの高
温時に熱膨張することによって潤滑流体が軸受外部に漏
出する等の問題が生じる。
【0005】また、ラジアル軸受部とスラスト軸受部と
の境界部付近に気泡が滞留することを防止するために、
ラジアル軸受部はスラスト軸受部方向に、スラスト軸受
部はラジアル軸受部方向に動圧が作用するよう、それぞ
れの軸受部の動圧発生用溝をスパイラル形状とした場
合、上述の気泡の滞留については防止することができる
が、ロータハブの回転を軸支持するためのラジアル軸受
部に必要な動圧を得ることが困難になり、モータの回転
精度を損なう原因となる。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、モータの回転精度を損なうことなく、ラジアル軸受
部とスラスト軸受部との境界部に気泡が滞留することを
防止することができる記録ディスク駆動用モータを提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の記録ディスク駆動用モータは、静止部材と、
該静止部材に対して相対的に回転自在な少なくとも一枚
の記録ディスクが搭載される回転部材と、該回転部材に
固着されたロータマグネットと、該ロータマグネットと
協働して回転駆動力を生じるために前記静止部材に配設
されたステータと、前記回転部材の回転によってラジア
ル方向荷重を支持するための支持力を生じるラジアル軸
受部と、前記回転部材の回転によってスラスト方向荷重
を支持するための支持力を生じるスラスト軸受部と、前
記ラジアル軸受部及び前記スラスト軸受部に保持される
潤滑流体とを備えて成る記録ディスク駆動用モータにお
いて、前記ラジアル軸受部には、前記スラスト軸受部に
向けて前記潤滑流体を移動させる動圧が発生するよう軸
線方向にアンバランスなヘリングボーン形状のラジアル
動圧発生用溝が形成され、前記スラスト軸受部には、前
記回転部材の回転軸心に向けて前記潤滑流体を移動させ
る動圧が発生するようスラスト動圧発生用溝が形成さ
れ、前記ラジアル軸受部に保持される前記潤滑流体と前
記スラスト軸受部に保持される前記潤滑流体とは途切れ
ることなく連続して保持されることを特徴とするもので
ある。
【0008】この構成において、ラジアル軸受部の動圧
発生用溝を、発生する動圧がスラスト軸受部方向に潤滑
流体を移動させる動圧が発生するよう軸線方向にアンバ
ランスなヘリングボーン形状とし、スラスト軸受部の動
圧発生用溝は回転部材の回転軸心方向に潤滑流体が移動
させる動圧が発生する形状とすることによって、ラジア
ル及びスラスト軸受部で発生する動圧がそれぞれの境界
部に向かって作用するようになり、この部分に気泡が滞
留することが防止される。
【0009】また、本発明の別の記録ディスク駆動用モ
ータは、静止部材と、該静止部材に対して相対的に回転
自在な少なくとも一枚の記録ディスクが搭載される回転
部材と、該回転部材に固着されたロータマグネットと、
該ロータマグネットと協働して回転駆動力を生じるため
に前記静止部材に配設されたステータと、前記回転部材
の回転によってラジアル方向荷重を支持するための支持
力を生じるラジアル軸受部と、前記回転部材の回転によ
ってスラスト方向荷重を支持するための支持力を生じる
スラスト軸受部と、前記ラジアル軸受部及び前記スラス
ト軸受部に保持される潤滑流体とを備えて成る記録ディ
スク駆動用モータにおいて、前記ラジアル軸受部は、前
記静止部材に形成された外気連通用の連通孔に通じる空
気介在部の軸線方向上下部に一対構成されるとともに、
該一対のラジアル軸受部のうち前記スラスト軸受部側に
位置するラジアル軸受部には、前記スラスト軸受部に向
けて前記潤滑流体を移動動圧が発生するよう軸線方向に
アンバランスなヘリングボーン形状のラジアル動圧発生
用溝が形成され、前記スラスト軸受部には、前記回転部
材の回転軸心に向けて前記潤滑流体中を移動させる動圧
が発生するようスラスト動圧発生用溝が形成され、前記
ラジアル軸受部に保持される前記潤滑流体と前記スラス
ト軸受部に保持される前記潤滑流体とは途切れることな
く連続して保持されることを特徴とする。
【0010】このように、ラジアル軸受部を軸線方向に
一対構成することによって、上下ラジアル軸受分間に滞
留する気泡を軸受外部に排出するためにラジアル軸受部
と外気とを連通する連通孔が開口する気体介在部を形成
することが必要となるが、ラジアル軸受部に十分なベア
リングスパンを確保することができ、モータの回転精度
を更に向上することができる。
【0011】ここでいう外気というのは、ラジアル軸受
部の微少間隙外の雰囲気を言い、モータの内外、モータ
を組み込んだ装置の内外を問わない。またその外気の圧
力が大気圧であるか否かを問わない。
【0012】尚、スラスト軸受部に形成される動圧発生
用溝の形状は、スパイラル形状もしくは半径方向にアン
バランスなヘリングボーン形状とすることで、回転部材
の回転軸心に向けて潤滑流体を移動させる動圧を発生す
ることができる。
【0013】磁気バイアスとは、回転部材が静止部材に
対して磁力により吸引あるいは反発され、その作用方向
に付勢力を得ることをいうが、この磁気バイアスは、例
えば、ロータマグネットに軸線方向に対向する静止部材
の位置に磁性部材を配置することあるいは静止部材と回
転部材の軸線方向に対向する部分に同極又は異極に着磁
されたマグネットをそれぞれ配置することによって実現
できる。前記本発明における記録ディスク駆動用モータ
は、回転部材を軸線方向に磁気バイアスすることによっ
てスラスト方向の荷重支持力を高めている。
【0014】回転部材は、円盤状部と円盤状部の外周部
から軸線方向に延設され内周部に前記ロータマグネット
が固着される筒状部と、円盤状部の略中央部に一体的に
設けられた軸部材とから成り、静止部材は、軸部材と半
径方向に微少間隙を介して対向する軸線方向両端が開口
した中空部を有するスリーブ部材を備え、潤滑流体が軸
部材とスリーブ部材との間の微少間隙中に保持されてラ
ジアル軸受部が構成される。
【0015】この場合、モータの回転部材の円盤状部が
スラスト軸受部の一部を構成することによって、モータ
の薄型化を図ることができるとともに、スラスト軸受部
として機能する部分の面積を十分確保することができ、
モータの回転精度が向上する。また、スラスト軸受部を
構成する各部材及び円盤状部と軸部材等の締結部の精度
と強度の誤差の影響も受けにくいため、工程管理が容易
になりモータの生産性を向上することができるととも
に、スラスト軸受部を構成する回転部材の円盤状部の下
面及びスリーブ部材の軸線方向上端面の面精度の許容範
囲内において、スラスト軸受部間の微少間隙を小さく
(狭く)設定することができるため、スラスト軸受部の
軸受剛性を高め、スラスト荷重支持力を向上することが
できる。
【0016】尚、スラスト軸受部は、軸部材の一方端部
に半径方向外方に突出するスラストプレートを設け、ス
リーブ部材の一方端部にはスラストプレートの外周面と
対向する部位にスラストプレートを内包する環状の段部
を形成し、またスリーブ部材の中空部の一方端部を、カ
バー部材によって封止し、段部とカバー部材とスラスト
プレートとが軸線方向にそれぞれ対向することによって
形成される微少間隙の少なくとも一部に潤滑流体を保持
することによって構成することも可能である。
【0017】また、ラジアル軸受部に形成される軸線方
向にアンバランスなヘリングボーン形状の動圧発生用溝
は、一対のスパイラル状溝を軸線方向に組み合わせるこ
とによって形成されるが、この場合、スラスト軸受部側
に位置するスパイラル状溝の軸線方向寸法を他方のスパ
イラル状溝の軸線方向寸法に対して二分の一以下とする
ことによって、ラジアル軸受部とスラスト軸受部との境
界部に気泡が滞留することを防止しながら十分なラジア
ル荷重支持力を得ることができる。
【0018】また、本発明の記録ディスク駆動装置は、
上述の記録ディスク駆動用モータを使用することで、請
求項1乃至6の記録ディスク駆動用モータと同様の効果
を奏することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る記録ディスク
駆動装置及び記録ディスク駆動用モータの実施形態につ
いて図面を参照して説明するが、本発明は以下に示す各
実施例に限定されるものではない。
【0020】図1は、本発明の記録ディスク駆動装置に
おける概略要部構成を模式的に示す縦断面図である。
【0021】図1において、この記録ディスク駆動装置
は、記録ディスク駆動用モータが支持されるベース部材
202と、ベース部材202とともに記録ディスク駆動
モータを囲繞し内部に清浄空間204を形成する上蓋部
206とからなるハウジング200と、記録ディスク駆
動用モータのロータハブに保持されたハードディスク等
の記録ディスク208を保持するために、ネジ210に
よって記録ディスク駆動用モータのロータハブに固定さ
れたクランプ部材212とを備える。
【0022】次に、図2(a)、(b)及び図3を参照
して、図1に示す記録ディスク駆動装置において使用さ
れる記録ディスク駆動用モータの実施形態について説明
する。
【0023】図2(a)は本発明の記録ディスク駆動装
置において使用される記録ディスク駆動用モータの第1
の実施形態の概略要部構成を模式的に示す縦断面図であ
り、図2(b)は図2(a)に示す記録ディスク駆動用
モータのラジアル軸受部に形成されたヘリングボーン状
溝を示す断面図である。
【0024】図2(a)において、この記録ディスク駆
動用モータ1は、略円盤状の上壁部2aと、この上壁部
2aの外周縁部から下方に垂下する円筒状周壁部2b
と、この周壁部2bの外周面下端部から半径方向外方に
突出し、図2(a)において2点鎖線で示す記録ディス
ク208を載置する鍔状部2cとから構成されるロータ
ハブ2と、このロータハブ2の上壁部2aの中央部に一
方の端部が外嵌固定されて、回転部材の一部をなすシャ
フト4と、このシャフト4を回転自在に支持する中空円
筒状の支持部材6と、この支持部材6の内周下端部に嵌
合された円盤状カバー8と、支持部材6を保持する保持
体としての保持筒10と、この保持筒10を備えたブラ
ケット12と、ロータハブ2の上壁部2aとシャフト4
と支持部材6とカバー8との間に形成された微少間隙中
に毛細管現象で保持された潤滑油等の潤滑流体14と、
シャフト4の外周面と半径方向に対向する支持部材6の
内周面に形成されたヘリングボーン状溝16の作用によ
りラジアル荷重支持圧を発生させるラジアル軸受部18
と、支持部材6の上端面と軸線方向に対向する上壁部2
aの下面に形成されたスパイラル状溝20の作用により
スラスト荷重支持圧を発生させるスラスト軸受部22
と、保持筒10の外周側に配設されたモータコイル24
と、このモータコイル24と協働してロータハブ2及び
シャフト4を支持部材6及びカバー8内で回転駆動させ
るためにロータハブ2の周壁部2bの内周面に固着され
たロータマグネット26とを有している。ブラケット1
2は図1において示すベース部材202に固着されてい
る。
【0025】ラジアル軸受部18に形成されるヘリング
ボーン状溝16は、図2(b)に示すように、互いに逆
方向のスパイラル状溝16a、16bを連結したもので
あり、ロータハブ2及びシャフト4の回転時に、図2
(a)において矢印Aで示すようにスラスト軸受部22
に向けて潤滑流体14を移動させる動圧が発生するよう
軸線方向にアンバランスになっている。また、スラスト
軸受部22に形成されるスパイラル状溝20は、ロータ
ハブ2及びシャフト4の回転時に、図2(a)において
矢印Bで示すように、シャフト4の軸心方向に潤滑流体
14を移動させる動圧が発生するようになっている。
【0026】この場合、ラジアル軸受部18に形成され
るヘリングボーン状溝16は、スラスト軸受部22側に
位置するスパイラル状溝16aの軸線方向寸法を他方の
スパイラル状溝16bの軸線方向寸法に対して二分の一
以下とすることによって、十分なラジアル荷重支持力を
得ながら、ラジアル軸受部18とスラスト軸受部22の
境界部付近低圧部が発生し、気泡が滞留することを防止
できる。
【0027】支持部材6は、例えば銅又は銅合金あるい
はステンレス鋼等の金属材料から形成され、ラジアル軸
受部18と外気とを連結するための連通路28がラジア
ル軸受部18の軸線方向端部の一方の端部に形成されて
いる。この連通路28は、支持部材6を保持する保持筒
10の内周面に、保持筒10の上端面に開口するよう軸
線方向に形成された第1連通路28aと、ラジアル軸受
部18の少なくとも一方の軸線方向端部に開口し、この
第1連通路28aとラジアル軸受部18との間を連結す
るよう、支持部材6の下端面に半径方向に形成された第
2連通路28bとから構成されており、ラジアル軸受部
18は、連通路28を介して外気に解放状態となってお
り、潤滑流体14の充填時あるいはモータ回転時に潤滑
流体14内に混入した気泡を、この孔を通じて軸受外部
に排出することにより、モータの温度上昇によって気泡
が熱膨張し潤滑流体14が軸受外部に漏出することを防
止するようになっている。なお、図2(a)において、
連通路28は一つのみ示しているが、例えば周方向に複
数形成することも可能である。
【0028】ロータハブ2の上壁部2aの下面には、支
持部材6の外周面と空隙をもって対向する周状突起2d
が形成され、スラスト軸受部22の半径方向外端部にお
いて、この周状突起2dの内周面と支持部材6とが協働
してシール構造を構成するテーパ状シール部30が設け
られている。このテーパ状シール部30は、周状突起2
dと支持部材6の外周面との間の空隙が軸線方向下方に
向かって拡大するよう支持部材6の外周面に形成された
傾斜面から構成されており、テーパ状シール部30にお
いて、スラスト軸受部22に保持された潤滑流体14の
表面張力と外気圧とがバランスされ、潤滑流体14が軸
受外部に漏出することが防止される。また、テーパ状シ
ール部30は、スラスト軸受部22の微少間隙が半径方
向外方に向かって拡大するよう支持部材6の上端面に形
成された傾斜面から構成することも可能である。なお、
テーパ状シール部30を構成する周状突起2dの内周面
あるいは支持部材6の外周面をつたって潤滑流体14が
軸受外部に漏出するいわゆるオイルマイグレーション現
象の発生を防止するためには、テーパ状シール部30に
例えばフッ素系材料からなる撥油剤を塗布しておくこと
が望ましい。
【0029】また、シャフト4の軸線方向下端部には環
状切り欠き4aが形成されており、この環状切り欠き4
aにはシャフト4の外周面から半径方向外方に突出する
リング状部材32が固着されるとともに、このリング状
部材32に対応する支持部材56の内周面には環状凹部
6aが形成されており、シャフト4の抜け止め構造がこ
れらリング状部材32と環状凹部6aとが嵌り合うこと
で構成される。このように微少間隙中に抜止め構造を有
することによって、ロータハブ2のアキシャル方向の遊
びが少なくなり、モータに衝撃が印加された場合でもロ
ータハブ2の可動量が制限され、ロータハブ2に搭載す
る記録ディスク208とこの記録ディスク208に近接
し情報を読み書きするヘッド(図示せず)等が接触し破
損することを防止することができる。
【0030】リング状部材32はシャフト4の下方端部
よりも軸線方向下方に幾分突出して固着されており、シ
ャフト4の端面とカバー8との間の微少間隙は、他の部
分の微少間隙よりも比較的大きく設定されて潤滑流体1
4の溜部として機能する。この溜部に貯留された潤滑流
体14は、軸受部の潤滑流体14が減少した時に供給さ
れ、軸受の機能を長期間に亘って安定して維持すること
ができる。
【0031】上記構成により、モータコイル24への通
電でロータハブ2及びシャフト4が支持部材6及びカバ
ー8内で回転駆動することになるが、このとき、スラス
ト軸受部22において、ロータハブ2の上壁部2aと支
持部材6との間隙内の潤滑流体14は、ロータハブ2の
回転でスパイラル状溝20の作用によってスラスト荷重
支持圧を発生し、ロータハブ2及びシャフト4を浮上さ
せるよう作用する。またラジアル軸受部18において、
シャフト4と支持部材6との間隙内の潤滑流体14は、
シャフト4の回転でヘリングボーン状溝16の作用によ
ってラジアル荷重支持圧を発生し、シャフト4を調芯す
るよう作用する。
【0032】このとき、ロータハブ2及びシャフト4に
対してベース部材12の方向に磁気力による付勢力が付
与され、これとスラスト荷重支持圧とがバランスして釣
り合っている。
【0033】上述のとおり、スラスト軸受部22がロー
タハブ2と支持部材6との間に構成され、モータ1の上
部に位置するロータハブ2自体がスラスト軸受部22を
構成することから、回転時のロータハブ2の姿勢保持を
スラスト軸受部22で行うことができ、ラジアル軸受部
18を構成すシャフト4の外周面と支持部材6の内周面
との間に形成される微少間隙を比較的大とすることがで
き、精密な加工が要求されるこれら部材の加工工数を削
減することができる。また、スラスト軸受部22がモー
タ1の上部に位置することから、回転中にロータハブ2
の姿勢が変化した場合であっても、シャフト4の回転軸
心から半径方向外方に比較的広い範囲にわたってスラス
ト軸受部22が構成されることから、スラスト軸受部2
2に復元モーメントが発生しやすく、姿勢の回復に時間
を要しない。
【0034】また、ロータハブ2の上壁部2aが、スラ
スト軸受部22の一部を構成し、ラジアル軸受18の構
成も簡素化することができることから、モータ1を小型
化並びに薄型化することが可能になるとともにモータを
低コスト化することが可能になる。
【0035】更に、スラスト軸受部22をロータハブ2
の上壁部2aと支持部材6の上端面との間に設け、スラ
スト軸受部22の発生するロータハブ2及びシャフト4
等の回転部材の浮上力を磁気バイアスによって均衡させ
るよう構成することから、スラスト軸受を軸線方向の一
方向のみに作用するよう構成すればよく、精密な加工を
要求される軸受構成部材を削減することができ、工程の
管理が容易になり、記録ディスク駆動装置の低コスト化
を図ることができる。
【0036】図3は、本発明の記録ディスク駆動装置に
おいて使用される記録ディスク駆動用モータの第2の実
施形態における軸受部分の概略要部構成を模式的に示す
縦断面図であり、図2の構成部材と同一の作用効果を奏
する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0037】図3において示す記録ディスク駆動用モー
タ50は、上記本発明の第1の実施形態と略同様の構成
を有するが、この本発明の第2の実施形態の記録ディス
ク駆動用モータ50においては、ロータハブ52の上壁
部52aの略中心部に一方の端部が外嵌固定されたシャ
フト54と、このシャフト54を回転自在に支持する中
空円筒状の支持部材56と、シャフト54の他方の端部
に固着されたシャフト54の外周面から半径方向外方に
突出する円盤状のスラストプレート60と、スラストプ
レート60に対応して支持部材56の内周面に形成され
た段部56aと、この段部56aを閉塞するよう支持部
材56の内周下端部に嵌合する円盤状カバー58と、シ
ャフト54と、支持部材56とスラストプレート60と
段部56aとの間に形成された微少間隙中に毛細管現象
によって保持された潤滑油等の潤滑流体64と、シャフ
ト54の外周面と半径方向に対向する支持部材56の内
周面に形成されたヘリングボーン状溝66、67の作用
によりラジアル荷重支持力を発生させる一対のラジアル
軸受部68、69と、段部56aの水平面と軸線方向に
対向するスラストプレート60の上面に形成されたスパ
イラル状溝70の作用によりスラスト荷重支持力を発生
させるスラスト軸受部72とを有している。
【0038】ラジアル軸受部68、69に形成されたヘ
リングボーン状溝66、67のうち、スラスト軸受部7
2側に位置するラジアル軸受69は、ロータハブ52及
びシャフト54の回転時に、図3において矢印Cで示す
ようにスラスト軸受部72に向けて潤滑流体64を移動
させる動圧が発生するよう軸線方向にアンバランスにな
っている。また、スラスト軸受部72に形成されるスパ
イラル状溝70は、ロータハブ52及びシャフト54の
回転時に、図3において矢印Dで示すように、シャフト
54の軸心方向に潤滑流体64を移動させる動圧が発生
するようになっている。尚、ラジアル軸受部68に形成
されたヘリングボーン状溝66は、ラジアル軸受部68
の中心部方向に潤滑流体64を移動する動圧が発生する
よう軸線方向にバランスした状態で形成されている。
【0039】この場合、ラジアル軸受部69に形成され
るヘリングボーン状溝67は、スラスト軸受部72側に
位置するスパイラル状溝の軸線方向寸法を他方のスパイ
ラル状溝の軸線方向寸法に対して二分の一以下とするこ
とによって、十分なラジアル荷重支持力を得ながら、ラ
ジアル軸受部69とスラスト軸受部72の境界部付近に
低圧部が発生し、気泡が滞留することを防止できる。
【0040】支持部材56には、ラジアル軸受部66、
67間に開口する第1の連通孔74aが形成されるとと
もに、シャフト54の第1の連通孔74aの開口部に対
向する位置には、環状凹部54aが形成され、環状凹部
54aと支持部材56の内周面との間には、空気が介在
する第1の気体介在部76が形成される。また、スラス
トプレート60とカバー58との間に開口する第2の連
通孔74bが形成されるとともに、スラストプレート6
0の下面側にはカバー58との間に第2の空気介在部7
8が形成される。これら第1の連通孔74a及び第2の
連通孔74bは通気孔74cを介して外気に連通する。
【0041】このとき、第1の気体介在部76及び第2
の気体介在部78に保持された空気と潤滑流体64の表
面張力とが外気圧によってバランスしており、潤滑流体
64が蒸発等によって減少した場合には、第2の気体介
在部78が拡大し、軸受部以外の部分に存在していた潤
滑流体64が軸受部に補給されるため、軸受部には常に
潤滑流体64が保持されることtなり、モータの信頼性
を向上することができる。
【0042】また、ラジアル軸受部68、69を軸線方
向に離間して設けることで軸受としてシャフト54に作
用するラジアル軸受68、69のベアリングスパンを十
分に確保することができ、軸受剛性が向上し回転の安定
性を高めることができる。
【0043】以上の本発明の実施の形態においては、記
録ディスク駆動用モータのブラケット12が記録ディス
ク駆動装置のベース部材202に取付けられるタイプの
記録ディスク駆動装置を例にとり説明してきたが、記録
ディスク駆動装置のベース部材202がブラケット12
の機能を兼ねる、いわゆるベース一体型の記録ディスク
駆動装置においても本発明を適用することができること
はいうまでもない。
【0044】また、ラジアル軸受部19,20、50及
びスラスト軸受部24、54において介在される流体と
しては、潤滑油、磁性流体等から必要な加重支持圧及び
粘性等に基づいて適宜選択可能である。
【0045】更に、本実施例においては、軸線方向にお
いて一方向にのみ作用するスラスト軸受を備えた記録デ
ィスク駆動用モータを例にとり説明してきたが、軸線方
向において上下方向に作用するスラスト軸受を備えた記
録ディスク駆動用モータにおいても本発明を適用するこ
とができることはいうなでもない。また、スラスト軸受
部に形成される動圧発生用溝は、ヘリングボーン形状で
もよく、その場合は、ラジアル軸受部側に位置するスラ
スト軸受部に形成されるヘリングボーン状溝は、シャフ
トの軸心方向に潤滑流体を移動させる動圧が発生するよ
う形成する必要がある。
【0046】
【発明の効果】本発明の記録ディスク駆動用モータ及び
記録ディスク駆動装置によれば、ラジアル軸受部にスラ
スト軸受部方向に潤滑流体を移動する動圧が発生するよ
う軸線方向にアンバランスなヘリングボーン形状の動圧
発生用溝を形成し、スラスト軸受部に潤滑流体が回転部
材の回転軸心方向に移動する動圧が発生するよう動圧発
生用溝を形成することによって、十分なラジアル荷重支
持力を得ながらラジアル軸受部とスラスト軸受部との境
界部に気泡が滞留することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の記録ディスク駆動装置における概略
要部構成を模式的に示す縦断面図である。
【図2】 (a)は本発明の第1の実施形態の記録ディ
スク駆動用モータの概略要部構成を示す縦断面図であ
り、(b)はラジアル軸受部に形成されたヘリングボー
ン状溝を示す断面図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態の記録ディスク駆動
用モータの軸受部分の概略要部構成を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1,50 記録ディスク駆動用モータ 2,52 ロータハブ 2a,52a 上壁部 2b 周壁部 4,54 シャフト 6,56 支持部材 14,64 潤滑流体 18a,68,69 ラジアル軸受部 22,72 スラスト軸受部 24 モータコイル 26 ロータマグネット 208 記録ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J011 AA04 AA07 BA02 BA04 BA08 BA09 CA03 JA02 KA02 KA03 MA03 MA23 5D109 BB04 BB12 BB18 BB21 BB22 5H607 AA06 BB01 BB07 BB14 BB17 BB22 BB25 CC03 DD03 DD16 EE17 GG01 GG02 GG09 GG12 5H621 GA01 GA04 GB03 HH05 JK08 JK10 JK15 JK17 JK19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止部材と、該静止部材に対して相対的
    に回転自在な少なくとも一枚の記録ディスクが搭載され
    る回転部材と、該回転部材に固着されたロータマグネッ
    トと、該ロータマグネットと協働して回転駆動力を生じ
    るために前記静止部材に配設されたステータと、前記回
    転部材の回転によってラジアル方向荷重を支持するため
    の支持力を生じるラジアル軸受部と、前記回転部材の回
    転によってスラスト方向荷重を支持するための支持力を
    生じるスラスト軸受部と、前記ラジアル軸受部及び前記
    スラスト軸受部に保持される潤滑流体とを備えて成る記
    録ディスク駆動用モータにおいて、 前記ラジアル軸受部には、前記スラスト軸受部に向けて
    前記潤滑流体を移動させる動圧が発生するよう軸線方向
    にアンバランスなヘリングボーン形状のラジアル動圧発
    生用溝が形成され、 前記スラスト軸受部には、前記回転部材の回転軸心に向
    けて前記潤滑流体を移動させる動圧が発生するようスラ
    スト動圧発生用溝が形成され、 前記ラジアル軸受部に保持される前記潤滑流体と前記ス
    ラスト軸受部に保持される前記潤滑流体とは途切れるこ
    となく連続して保持されることを特徴とする記録ディス
    ク駆動用モータ。
  2. 【請求項2】 静止部材と、該静止部材に対して相対的
    に回転自在な少なくとも一枚の記録ディスクが搭載され
    る回転部材と、該回転部材に固着されたロータマグネッ
    トと、該ロータマグネットと協働して回転駆動力を生じ
    るために前記静止部材に配設されたステータと、前記回
    転部材の回転によってラジアル方向荷重を支持するため
    の支持力を生じるラジアル軸受部と、前記回転部材の回
    転によってスラスト方向荷重を支持するための支持力を
    生じるスラスト軸受部と、前記ラジアル軸受部及び前記
    スラスト軸受部に保持される潤滑流体とを備えて成る記
    録ディスク駆動用モータにおいて、 前記ラジアル軸受部は、前記静止部材に形成された外気
    連通用の連通孔に通じる空気介在部の軸線方向上下部に
    一対構成されるとともに、該一対のラジアル軸受部のう
    ち前記スラスト軸受部側に位置するラジアル軸受部に
    は、前記スラスト軸受部に向けて前記潤滑流体を移動さ
    せる動圧が発生するよう軸線方向にアンバランスなヘリ
    ングボーン形状のラジアル動圧発生用溝が形成され、 前記スラスト軸受部には、前記回転部材の回転軸心に向
    けて前記潤滑流体を移動させる動圧が発生するようスラ
    スト動圧発生用溝が形成され、 前記ラジアル軸受部に保持される前記潤滑流体と前記ス
    ラスト軸受部に保持される前記潤滑流体とは途切れるこ
    となく連続して保持されることを特徴とする記録ディス
    ク駆動用モータ。
  3. 【請求項3】 前記回転部材が軸線方向に磁気力でバイ
    アスされることを特徴とする請求項1又は2に記載の記
    録ディスク駆動用モータ。
  4. 【請求項4】 前記回転部材は、円盤状部と該円盤状部
    の外周部から軸線方向に延設され内周部に前記ロータマ
    グネットが固着される筒状部と、該円盤状部の略中央部
    に一体的に設けられた軸部材とから成り、前記静止部材
    は、該軸部材と半径方向に微少間隙を介して対向する軸
    線方向両端が開口した中空部を有するスリーブ部材を備
    え、前記潤滑流体が該微少間隙中に保持され前記ラジア
    ル軸受部が構成されることを特徴とする請求項1、2又
    は3に記載の記録ディスク駆動用モータ。
  5. 【請求項5】 前記スリーブ部材の上端部は、前記円盤
    状部の下面と軸線方向に微少間隙を介して対向するとと
    もに、前記潤滑流体が該微少間隙中に保持されて前記ス
    ラスト軸受部が構成されることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4に記載の記録ディスク駆動用モータ。
  6. 【請求項6】 前記軸部材の一方端部には半径方向外方
    に突出するスラストプレートを備え、前記スリーブ部材
    の一方の端部には前記スラストプレートの外周面と対向
    する部位に該スラストプレートを内包する環状の段部が
    形成され、また前記スリーブ部材の中空部の一方端部
    は、カバー部材によって封止されており、該段部と該カ
    バー部材とは該スラストプレートと軸線方向にそれぞれ
    微少間隙を介して対向するとともに、前記潤滑流体が該
    微少間隙の少なくとも一部に保持されて前記スラスト軸
    受部が構成されることを特徴とする請求項1、2、3又
    は4に記載の記録ディスク駆動用モータ。
  7. 【請求項7】 前記ラジアル軸受部に形成される軸線方
    向にアンバランスなヘリングボーン形状の動圧発生用溝
    は、軸線方向にスパイラル状溝を一対組み合わせて構成
    されて成り、前記軸線方向に組み合わされた一対のスパ
    イラル状溝のうち、前記スラスト軸受側に位置するスパ
    イラル状溝の軸線方向寸法が他方のスパイラル状溝の軸
    線方向寸法に対して二分の一以下に形成されることを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の記録ディス
    ク駆動用モータ。
  8. 【請求項8】 前記請求項1乃至7のいずれかに記載の
    記録ディスク駆動用モータと、 前記記録ディスク駆動用モータが載置されるベースプレ
    ートと、 前記記録ディスク駆動用モータに搭載された記録ディス
    クに情報を読み書きするための記録ヘッドとを備えてな
    ることを特徴とする記録ディスク駆動装置。
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