JP2000169856A - 合成アスファルトの製造方法 - Google Patents

合成アスファルトの製造方法

Info

Publication number
JP2000169856A
JP2000169856A JP37509298A JP37509298A JP2000169856A JP 2000169856 A JP2000169856 A JP 2000169856A JP 37509298 A JP37509298 A JP 37509298A JP 37509298 A JP37509298 A JP 37509298A JP 2000169856 A JP2000169856 A JP 2000169856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste plastics
asphalt
synthetic asphalt
heavy oil
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP37509298A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichiro Noguchi
英一郎 野口
Takashi Kamiyama
隆 神山
Yoji Inoue
洋治 井上
Satoru Aikawa
覚 相川
Satoshi Aikawa
聡 相川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO ERUTEKKU KK
Toshiba Plant Construction Corp
Original Assignee
TOKYO ERUTEKKU KK
Toshiba Plant Construction Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKYO ERUTEKKU KK, Toshiba Plant Construction Corp filed Critical TOKYO ERUTEKKU KK
Priority to JP37509298A priority Critical patent/JP2000169856A/ja
Publication of JP2000169856A publication Critical patent/JP2000169856A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock
    • Y02P20/143Feedstock the feedstock being recycled material, e.g. plastics
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Coke Industry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃プラスチック類から合成アスファルトを低
いエネルギー消費量で効率的に製造する方法を提供す
る。 【解決手段】 加熱槽1に供給される廃プラスチック類
とストレートアスファルト等の重質油の混合物は、廃プ
ラスチック類がアスファルト化される300〜450℃
の温度で加熱分解され、その際に生じるガス成分および
低沸点成分が除かれる。そしてその廃プラスチック類は
溶融および熱分解され、重質油に分散して合成アスファ
ルトとなり加熱槽1から取り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は廃プラスチック類か
ら合成アスファルトを効率よく製造する方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】工場や家庭から排出される廃プラスチッ
ク類には、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(P
P)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PV
C)などの汎用樹脂、アクリル−ブタジエン−スチレン
共重合体(ABS)などの共重合体樹脂等のプラスチッ
ク類、ジエン系ゴムやスチレン系ゴム等の単重合体ゴム
もしくは共重合体ゴム、またはそれらの加硫物等のゴム
類などがある。これらの廃プラスチック類は、一般に混
合物の形態で処理場に搬入して処理され、一部は資源と
して回収される。資源として回収するには、熱分解して
燃料油として回収する油化方法、粉砕して建築資材など
の骨材として回収する方法などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし油化方法は対象
とする廃プラスチック類が通常PE,PP,PS等に限
られるので、それらの分別作業を必要とする。また低分
子の油が得られるまで熱分解するには370 〜450 ℃とい
う比較的高い温度で且つ長時間加熱する必要があり、そ
のためエネルギー消費量が多く、加熱分解炉内のコーキ
ング生成も多くなる。さらに廃プラスチック類に不純物
が混入していると、燃料油としての品質が低下するとい
う問題もある。また骨材として回収する方法は、品質上
からそれほど高い価格で市場取引されないためにコスト
的な限界があり、建築用に使用する場合も正規の骨材に
それほど多く混入できないなどの問題を抱えている。そ
こで本発明はこれら従来の処理方法における問題を解決
する新しい処理方法を提供することを課題とし、具体的
には廃プラスチック類を加熱して、道路用又は防水用の
合成アスファルトを製造するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1に記載の発明は、廃プラスチック類と重質油を混合
する工程と、その混合物を300〜450℃で熱分解す
ると共に、その熱分解成分の内の低沸点成分およびガス
成分を除去する工程と、を具備することを特徴とする合
成アスファルトの製造方法である。請求項2に記載の発
明は、廃プラスチック類を300〜450℃で熱分解す
ると共に、その熱分解成分の内の低沸点成分およびガス
成分を除去する工程と、前記除去工程で残存した残存物
と重質油とを加熱下で混合する工程と、を具備すること
を特徴とする合成アスファルトの製造方法である。請求
項3に記載の発明は、請求項1または請求項2におい
て、さらに、前記低沸点成分を負圧下で除去する工程ま
たは、不活性ガス水蒸気によりストリッピングする工程
を有する合成アスファルトの製造方法である。
【0005】請求項4に記載の発明は、請求項1または
請求項2において、加熱槽1に廃プラスチック類と重質
油の混合物を所定量供給し、該混合物を加熱することに
よって廃プラスチック類を溶融および熱分解反応させ、
生成した合成アスファルトを加熱槽1からバッチ的に取
り出す合成アスファルトの製造方法である。請求項5に
記載の発明は、請求項1または請求項2において、廃プ
ラスチック類と重質油を溶融部20に連続的に供給し、
その混合物を加熱し、得られた溶融物を分解反応部21
に導入し、該溶融物を分解反応部21において加熱熱分
解して合成アスファルトを生成し、次いで合成アスファ
ルトを含む液成分を分離部22に導入し、該分離部22
において前記液成分から低沸点成分を蒸発させて合成ア
スファルトを連続的に取り出す合成アスファルトの製造
方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明の合成アスファルトの製
造方法をバッチ的に実施するプロセスフロー図である。
加熱槽1は酸素不存在下(または少量酸素が残存した状
態)で廃プラスチック類と重質油の混合物を加熱し、廃
プラスチック類を溶融および熱分解反応させて合成アス
ファルトを生成するもので、密閉型の槽とそれを周囲か
ら加熱する加熱部2を有している。加熱部2は重油や灯
油等を燃焼して得られた高温ガスを熱源としている。な
お、その加熱部2の代わりに電気加熱式のものを使用し
てもよい。加熱槽1の上部には廃プラスチック類を投入
する開閉蓋付きの投入部および重質油を導入する導入部
および副生するガス成分を排出するガス排出部がそれぞ
れ設けられる。なお、加熱槽1への投入には、比較的大
きな前記開閉蓋を開放して、大きく破砕されたまたは破
砕されていない廃プラスチックを入れる場合と、細かく
破砕されたそれをスクリューフィーダで入れる場合とが
ある。
【0007】加熱槽1の下部は漏斗状に形成され、その
斜面に沿って回転する攪拌翼3が配置されると共に、生
成する合成アスファルトを排出する液排出部が底部に設
けられる。なお加熱槽1の上方には攪拌翼3を回転する
ための電動機等の回転駆動部4が設置される。そして前
記投入部へ廃プラスチックを供給するために供給装置5
が設けられる。その供給装置5は横長のスクリュー式の
フィーダおよびその上方に設けたホッパー(図示せず)
を備えている。加熱槽1の重質油を導入する導入部には
配管6が接続され、該配管6に移送ポンプ7が設けられ
る。
【0008】加熱槽1の底部の液排出部に配管8が接続
され、該配管8に合成アスファルトの貯蔵設備(図示せ
ず)等に移送する移送ポンプ9が設けられる。加熱槽1
の上部におけるガス排出部には副生するガス成分を凝縮
器10に排出する配管11が接続される。凝縮器10に
は図示しない冷却配管が接続されると共に、油回収槽1
2への配管13およびガス処理設備14への配管15が
接続される。なお配管15には真空ポンプ等の吸引ポン
プ16およびそれをバイパスするバイパスイ配管17が
設けられる。
【0009】次に上記加熱槽1を使用して廃プラスチッ
ク類から合成アスファルトを製造する方法を説明する。
先ず供給装置5から廃プラスチック類を加熱槽1に所定
量供給すると共に、移送ポンプ7により重質油を加熱槽
1に所定量供給する。なお廃プラスチック類と重質油の
供給順序に特に制限はなく、どちらを先にしても、同時
に供給してもよい。廃プラスチック類の種類も特に制限
されず、例えばPE,PP,PS,PVCなどの汎用プ
ラスチックやABS等の共重合プラスチック、ジエン系
等のゴム類の1種または複数種を使用でき、複数種使用
する場合は混合状態のまま供給することができる。なお
廃プラスチック類は粉砕装置などにより細かく粉砕して
から供給装置5に供給することが好ましい。また、前処
理として重質油を混合加熱して比重の重い金属や夾雑物
を除き、次いでそれを加熱槽1に入れることが好まし
い。
【0010】本発明に使用される重質油は、重油や沸点
が高く粘調な性状を有するもので、石油系またはタール
系炭化水素油がある。石油系重質油として代表的なもの
はC重油やストレートアスファルトがある。ストレート
アスファルトは原油を蒸留し、軽質油をトッピングした
後釜残油とし、さらにそれを水蒸気または真空蒸留にか
けた後の残留物として得られるものである。タール系炭
化重質油としては、石炭乾留によるコークス生成時に得
られるタールを、蒸留して得られる釜残油等がある。加
熱槽1に供給される廃プラスチック類と重質油の割合
は、それらの種類により変化するが、一般的には95:
5〜5:95、好ましくは80:20〜50:50程度
の範囲とする。
【0011】次に加熱槽1内部を窒素ガス等の不活性ガ
スで置換して酸素が存在しない状態とし、次いで加熱炉
19から配管18を経て供給される熱源で加熱部2を加
熱して加熱槽1内の温度を廃プラスチック類のアスファ
ルト化温度に上昇させ、その温度を維持する。加熱を継
続することにより廃プラスチック類と重質油は溶融混合
され、さらに廃プラスチック類が徐々にアスファルト化
する。このような廃プラスチック類をアスファルト化さ
せる温度は、廃プラスチック類を熱分解してその蒸発成
分から油成分を回収する従来の油化プロセスに比べると
かなり低く、かつその滞留時間も短くてよいので、エネ
ルギー消費量やコーキング発生が少ない。また廃プラス
チック類と重質油を混合すると、重質油を媒介として廃
プラスチック類への伝熱が促進され、且つ廃プラスチッ
ク類が均一に加熱されるので加熱時間も短くてよい。
【0012】重質油に混合された廃プラスチック類は、
加熱により低分子化、環化などの反応をしてアスファル
ト成分(油状成分、炭素粒子成分であるアスファルテン
成分、保護質であるアスファルト樹脂成分など)に変化
すると共に、重質油中に均質に分散して目的とする合成
アスファルトになる。しかも通常油化プロセスに馴染ま
なくコークス化し易いABSやPVC等の塩素系プラス
チックでも脱シアン化水素、脱塩酸反応により環化して
アスファルト化することができる。そして、油化分解温
度に達すると、初期分解速度はBulkでも重質油中で
も略同じであるが、その後に起こる分子量の減少速度は
Bulkより重質油中のほうが遅くなり、制御し易くな
る。廃プラスチック類の種類やその配合割合などにより
合成アスファルトの性状が変わる。例えばPE,PPは
油状成分を多く生成し、PS,ABS,PVCなどはア
スファルテン成分を多く生成する傾向にある。従って、
それら種類を選択することにより道路用又は防水用合成
アスファルトの性状をコントロールすることもできる。
【0013】廃プラスチック類をアスファルト化する温
度は、使用する廃プラスチック類やその混合割合などに
より変化するが、一般には300〜450℃の範囲が好
ましい。また加熱時間は廃プラスチック類と重質油の供
給量、加熱槽1の加熱容量などにより変化するが、通常
1〜3時間程度である。実験によれば、廃プラスチック
類としてABSやPS、重質油としてストレートアスフ
ァルトを使用し、それらのバッチ当たりの重量を10K
g、比率を50:50とし、加熱容量5KWの加熱槽を
使用した場合、330〜370℃の範囲で1時間加熱す
ることにより合成アスファルトを収率よく製造できる。
【0014】廃プラスチック類を重質油と共に加熱して
アスファルト化する際には、従来の油化プロセスに比べ
るとその量はごく僅かであるが、廃プラスチック類の一
部、特に低沸点成分がガス成分として蒸発する。このガ
ス成分は加熱槽1上部のガス排出部から配管11を経て
凝縮器10に導入され、そこで冷却されて液化し、配管
13から油回収槽12へ回収される。凝縮器10で液化
しない低沸点のガス成分は配管15(およびバイパス配
管17)を経てガス処理設備14に導入され、含まれて
いる有害物質を除去または無害化する。ガス処理設備1
4としては、ガス成分と処理液を接触させて処理液中に
有害物質を捕捉し除去するガススクライバーや、酸化処
理して無害化する燃焼装置などが目的に応じて使用され
る。例えば廃プラスチック類にPVC等の塩素系プラス
チックが含まれる場合は、ガス成分中に有害物質として
塩化水素を含むのでガススクライバーにより無害化処理
することが好ましい。
【0015】加熱槽1の混合物を所定時間加熱し、廃プ
ラスチック類が十分にアスファルト化したら加熱を停止
する。そしてバイパス配管17の開閉弁を閉じ、吸引ポ
ンプ16を運転して加熱槽1内を負圧に減圧し、加熱槽
1の空間のガス成分を排出すると共に、混合物中に存在
する低沸点成分を蒸発させてそれをガス成分として同様
に排出する。排出したガス成分はガス処理設備14にお
いて前記と同様なプロセスで液化および無害化等の処理
をする。このような減圧方法に代えて加熱槽1内に蒸気
または窒素ガス等の不活性ガスなどの媒体を吹き込み、
ガス成分をそれらの媒体に同伴させて排出することもで
きる。その排出物は例えば蒸留塔などでストリッピング
してガス成分を分離し、それをガス処理設備14に導入
して無害化等の処理をする。
【0016】前記のように加熱槽1内の残留ガスを減圧
方法に代えた操作により除去する場合には、吸引ポンプ
16を停止させた後に窒素ガス等の不活性ガスを加熱槽
1内に注入し内部を常圧に戻す。そして生成した合成ア
スファルトの温度が自然冷却または強制冷却により16
0〜200℃程度(すなわち少なくとも流動状態を維持
する低温の範囲)まで低下した後、移送ポンプ9を運転
して配管8から合成アスファルトを図示しない貯蔵設備
に移送する。なお通常貯蔵設備は、合成アスファルトの
流動状態を維持する温度に調整される。以上の操作によ
り1回のバッチ操作が終了するので、次のバッチ操作に
移ることになる。
【0017】図2は本発明の合成アスファルトの製造方
法を実施する他のプロセスフロー図である。この例は合
成アスファルトを連続的に製造するもので、加熱槽1の
代わりに溶融部20、分解反応部21および分離部22
をカスケード的に接続している。溶融部20は図1の加
熱槽1と同様な槽構造とされ、酸素不存在下で廃プラス
チック類をその溶融温度で加熱し溶融するもので、密閉
型の槽とそれを周囲から加熱する加熱部2を有してい
る。溶融部20の上部には廃プラスチック類を投入する
開閉蓋付きの投入部またはスクリューフィーダ、重質油
を導入する導入部がそれぞれ設けられる。また溶融部2
0の下部は円錐状に形成され、その斜面に攪拌翼3が配
置されると共に、その攪拌翼3を回転するで電動機等の
回転駆動部4が溶融槽20の上方に設置される。さらに
溶融部20の底部には溶融物を排出する液排出部が設け
られる。
【0018】溶融部20に廃プラスチック類を供給する
ために供給装置5が設けられる。また溶融部20の導入
部には配管6が接続され、該配管6に重質油を溶融部2
0に移送する移送ポンプ7が設けられる。さらに溶融部
20の底部に設けた液排出部に配管23が接続され、該
配管23に溶融物を分解反応部21に移送する移送ポン
プ24が設けられる。分解反応部21は溶融部20と同
様な槽構造で、溶融部20からの溶融物を酸素不存在下
で且つ廃プラスチック類がアスファルト化する温度で加
熱し、合成アスファルトを生成するものである。分解反
応部21の槽周囲には加熱部2が設けられ、加熱炉19
からの熱源によって槽内を加熱する。さらに分解反応部
21の上部には前記溶融部20からの配管23を接続す
る導入部が設けられると共に、分解反応に際して副生す
るガス成分を排出するガス排出部が設けられる。
【0019】分解反応部21の下部は円錐状に形成さ
れ、その斜面に攪拌翼3が配置されると共に、その攪拌
翼3を回転するで電動機等の回転駆動部4が分解反応槽
21の上方に設置される。さらに分解反応部21の底部
に設けた液排出部に配管25が接続され、該配管25に
は分解反応物を分離部22に移送する移送ポンプ26が
設けられる。ガス排出部からの配管27は凝縮器28に
接続される。凝縮器28は図1における凝縮器10と同
様な構造を有し、凝縮された液成分を排出する配管29
が油回収槽30に接続され、凝縮されない低沸点のガス
成分は配管31からガス処理設備14へ導入され、そこ
で除去または無害化される。
【0020】分離部22は例えば槽構造の蒸発器により
構成され、分解反応部21からの分解反応物中の低沸点
成分を加熱により蒸発させて分離するものである。分離
部22の槽周囲には加熱部2が設けられ、加熱炉19か
らの熱源によって槽内を加熱する。分離部22の上部に
は前記分解反応部21からの配管25を接続する導入部
が設けられると共に、分離されたガス成分を排出するガ
ス排出部が設けられる。分離部22の下部は円錐状に形
成され、その斜面に攪拌翼3が配置されると共に、その
攪拌翼3を回転するで電動機等の回転駆動部4が分離部
22の上方に設置される。
【0021】ガス排出部からの配管32は凝縮器33に
接続され、そこでガス成分は冷却されて凝縮する。凝縮
器33は図1における凝縮器10と同様な構造を有し、
凝縮された液成分を排出する配管34が油回収槽35に
接続され、凝縮されない低沸点のガス成分は配管36お
よび移送ポンプ(減圧ポンプ)37によりガス処理設備
14へ導入され、そこで除去または無害化される。分離
部22の底部に合成アスファルトを排出する液排出部が
設けられ、該液排出部に接続された配管8には移送ポン
プ9が設けられる。
【0022】次に上記装置を使用して廃プラスチック類
から合成アスファルトを製造する方法を説明する。先ず
供給装置5より廃プラスチック類を溶融部20に所定量
供給すると共に、移送ポンプ7で重質油を移送し溶融部
20に所定量供給する。次に溶融部20内部を窒素ガス
等の不活性ガスで置換して酸素が存在しない状態とす
る。その際溶融部20に接続される分解反応部21およ
び分離部22の内部も同時に不活性ガスで置換して酸素
不存在状態とすることが望ましい。そのようにするに
は、例えば溶融部20内に不活性ガスを注入すると共
に、移送ポンプ(減圧ポンプ)37を運転して溶融部2
0、分解反応部21および分離部22の内部を共に不活
性ガスで置換することができる。
【0023】次に加熱炉19からの熱源で溶融部20を
加熱し、槽内温度を廃プラスチック類が溶融する温度に
上昇し、それ以降その温度で溶融を継続する。溶融温度
は廃プラスチック類の種類により変化するが、通常20
0〜300℃の範囲である。加熱を継続することにより
廃プラスチック類は次第に溶融して重質油と均一に混合
していく。一方、分解反応部21および分離部22の内
部も加熱炉19からの熱源で所定温度に上昇させてお
く。次に溶融部20における溶融物が所定量に達した
ら、移送ポンプ24を運転して溶融物を分解反応部21
へ移送を開始する。それと共に溶融部20にはその排出
量に応じて廃プラスチック類と重質油を所定割合で供給
開始する。分解反応部21に供給された溶融物は廃プラ
スチック類のアスファルト化温度で加熱され、分解、環
化反応して合成アスファルトが生成される。なおアスフ
ァルト化温度は、図1の例と同じである。
【0024】分解反応に際して生成する低沸点のガス成
分は配管27から凝縮器28に導入され、そこで冷却し
て凝縮液化し、液成分は配管29から油回収槽30に回
収され、凝縮しないガス成分は配管31からガス処理設
備14に導入される。分解反応部21おいて生成する合
成アスファルトが所定の量に達したら、移送ポンプ26
を運転し、該反応物を分離部22へ移送を開始する。分
離部22に導入された反応物は加熱され、含まれている
低沸点成分が蒸発しガス成分として分離する。配管32
から凝縮器33に導入されたガス成分はそこで冷却さ
れ、凝縮液化して配管34より油回収槽35に回収され
る。凝縮器33で凝縮しないガス成分は配管36から移
送ポンプ37でガス処理設備14に導入される。一方、
低沸点成分を分離した反応物、すなわち合成アスファル
トが分離部22内において所定量に達したら移送ポンプ
9を運転し、配管8により図示しない貯蔵設備へ合成ア
スファルトの移送を開始する。これによって装置は連続
運転に入る。
【0025】図3は本発明の合成アスファルトの製造方
法を実施するさらに他のプロセスフロー図である。この
例も図2の例と同様に合成アスファルトを連続的に製造
するもので、溶融部20、分解反応部21および分離部
22として、槽構造の代わりに樹脂加工に使用されるニ
ーダーと同様な加熱混練装置を使用する点が異なり、そ
のほかは図2の例と同様である。(なお図2と同じ部分
には同一符号が付されている。) 溶融部20、分解反応部21および分離部22の各加熱
混練装置は、横長筒状のケーシング38と、ケーシング
38内に設けたスクリューフィーダ39と、該スクリュ
ーフィーダ39を回転駆動する駆動装置40を有し、ケ
ーシング38の周囲に図示しない加熱部が設けられる。
加熱部は通常温度制御される電気ヒータにより構成さ
れ、各部を所定温度に制御できるようになっている。
【0026】溶融部20の上流側にホッパ41が設けら
れ、該ホッパ41に細かく粉砕された廃プラスチックお
よび重質油が供給される。なおこの例では重質油として
例えば粒状固形物とされたアスファルトが使用される。
溶融部20の下流側には溶融物を排出する液排出部が設
けられ、該液排出部は分解反応部21の上流側に設けた
導入部に配管23で接続される。分解反応部21の下流
側には反応物を排出する液排出部および副生するガス成
分を排出するガス排出部が設けられ、液排出部は分離部
22の上流側に設けた導入部に配管25で接続される。
またガス排出部は配管27により凝縮器28に接続され
る。
【0027】分離部22の下流側には合成アスファルト
を排出する液排出部が設けられ、合成アスファルトは該
液排出部から図示しない貯蔵設備に配管8により移送さ
れる。一方、ガス排出部は配管32により凝縮器33に
接続される。上記のように溶融部20、分解反応部21
および分離部22として加熱混練装置を使用する場合
は、各加熱混練装置から排出される液成分がスクリュー
フィーダ39により押し出されるので、特に移送ポンプ
類を設けなくてもよい。なお図3の装置を使用して合成
アスファルトを連続的に製造する場合も、図2の例と同
様であるのでその説明は省略する。
【0028】以上に説明した図2および図3の実施形態
では、溶融部20、分解反応部21および分離部22を
独立して設けたが、場合によっては溶融部20と分解反
応部21を共通にすることもできる。その場合には廃プ
ラスチックと重質油の混合物を連続的に加熱部に供給
し、アスファルト化温度で加熱して溶融と分解反応を逐
次連続的に行わせ、一気に合成アスファルトを生成す
る。そしてその反応物を分離部22に導入して低沸点成
分をガス成分として分離し、合成アスファルトを連続的
に取り出す。また図2の例では溶融部20、分解反応部
21および分離部22を槽構造で構成し、図3の例では
それらを加熱混練装置で構成しているが、槽構造と加熱
混練装置を組み合わせることもできる。例えば溶融部2
0および分離部22を槽構造とし、分解反応部21のみ
を加熱混練装置とすることができる。
【0029】
【変形例】前記図1〜図3の実施の形態では、廃プラス
チック類と重質油を混合し、その混合物を300〜45
0℃で熱分解すると共に、その熱分解成分の内の低沸点
成分およびガス成分を除去する工程をとった。それに代
えて、次の工程で合成アスファルトを製造してもよい。
即ち先ず、廃プラスチック類を300〜450℃で熱分
解すると共に、その熱分解成分の内の低沸点成分および
ガス成分を除去する工程をとる。次いで、その熱分解し
た残存物と重質油とを加熱下(流動性のある200℃以
上)で混合し、合成アスファルトを製造する。
【0030】
【実施例1】廃プラスチックとしてPS(ポリスチレ
ン)、重質油としてストレートアスファルト(針入度6
0〜80)を1:1の割合で混合し、実験用の小規模な
加熱槽を使用して合成アスファルトを製造した。加熱温
度350℃で1時間反応させて製造した合成アスファル
トに骨材を混合して混合物とし、そのマーシャル安定度
試験を行なった性状は次の通りであり、道路用のアスフ
ァルトの基準を満足するものであった。 合成アスファルト量(%) 5.8 密度(g/cm2 ) 2.397 空隙率(%) 3.9 フロー値(1/100cm) 33 安定度(kgf) 1417 飽和度(%) 78.0
【0031】
【実施例2】廃プラスチックとしてABS、重質油とし
てストレートアスファルト(針入度20〜30)を1:
1の割合で混合し、前記実施例1と同様に実験用の小規
模な加熱槽を使用して合成アスファルトを製造した。そ
の性状は防水用アスファルトの基準を満足するものであ
った。
【0032】
【実施例3】廃プラスチックとしてPS(ポリスチレ
ン)、実験用の小規模な加熱槽を使用して加熱温度35
0℃で1時間反応させて熱分解し、その熱分解成分の内
の低沸点成分およびガス成分を除去し、次いで、その除
去工程で残存した残存物と重質油とを250℃の加熱下
で混合した。重質油としてストレートアスファルト(針
入度60〜80)を前記残存物に対して1:1の割合で
混合し、さらに同一の加熱下で骨材を混合して混合物と
し、合成アスファルトを製造した。そのマーシャル安定
度試験を行なった性状は実施例1と同様であり、道路用
のアスファルトの基準を満足するものであった。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の合成ア
スファルトの製造方法は、廃プラスチック類と重質油を
混合し、その混合物を廃プラスチック類がアスファルト
化される温度で加熱すればよい。そのため廃プラスチッ
ク類を熱分解してその蒸発成分から油成分を回収する従
来の油化プロセスに比べると低い温度で且つ、短時間で
反応させることができるので、エネルギー消費量やコー
キング発生が少ない。また廃プラスチック類と重質油を
混合することにより、重質油を媒介として廃プラスチッ
ク類への伝熱が促進され、且つ廃プラスチック類が均一
に加熱され、分解速度も緩やかになり、制御し易く従来
に比較して加熱時間も短くなる。しかも従来の油化プロ
セスに馴染まないPVC等の塩素系プラスチックやAB
Sでも、脱塩酸、脱シアン化水素反応を経て環化してア
スファルト化することができる。そして、熱分解により
生じた低沸点成分およびガス成分は除去されているた
め、アスファルトとして適格である。
【0034】請求項2に記載の発明は、廃プラスチック
類を300〜450℃で熱分解すると共に、その熱分解
成分の内の低沸点成分およびガス成分を除去する工程
と、前記除去工程で残存した残存物と重質油とを加熱下
で混合する工程と、を具備することを特徴とする合成ア
スファルトの製造方法であり、前記請求項1に記載の発
明同様に、低い温度で且つ、短時間で反応させることが
できるので、エネルギー消費量やコーキング発生が少な
い。しかも従来の油化プロセスに馴染まないPVC等の
塩素系プラスチックやABSでも、脱塩酸、脱シアン化
水素反応を経て環化してアスファルト化することができ
る。そして、熱分解により生じた低沸点成分およびガス
成分は除去されているため、アスファルトとして適格で
ある。請求項3に記載の合成アスファルトの製造方法
は、請求項1または請求項2において、さらに前記低沸
点成分を負圧下で除去する工程または、不活性ガス水蒸
気によりストリッピングする工程を有するものである。
そのため、より確実に低沸点成分およびガス成分の除去
を行なうことができる。
【0035】また請求項4に記載の合成アスファルトの
製造方法は、加熱槽に廃プラスチック類と重質油の混合
物を所定量供給し、その混合物を加熱することにより、
廃プラスチック類を溶融および熱分解し、生成した合成
アスファルトを加熱槽からバッチ的に取り出すことを特
徴とするものである。そのため簡単な装置で効率よく合
成アスファルトを製造することができる。さらに請求項
5に記載の合成アスファルトの製造方法は、廃プラスチ
ック類と重質油を溶融部に連続的に供給し、その混合物
を溶融させる温度で加熱し、得られた溶融物を分解反応
部に導入し、該分解反応部において加熱熱分解して合成
アスファルトを生成し、次いで合成アスファルトを含む
液成分を分離部に導入し、該分離部において前記液成分
から低沸点成分を蒸発させて合成アスファルトを連続的
に取り出すことを特徴とするものである。そのため合成
アスファルトを連続的に効率よく製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合成アスファルト製造方法を実施する
プロセスフロー図。
【図2】本発明の合成アスファルトの製造方法を連続的
に実施する他のプロセスフロー図。
【図3】本発明の合成アスファルトの製造方法を連続的
に実施するさらに他のプロセスフロー図。
【符号の説明】
1 加熱槽 2 加熱部 3 攪拌翼 4 回転駆動部 5 供給装置 6 配管 7 移送ポンプ 8 配管 9 移送ポンプ 10 凝縮器 11 配管 12 油回収槽 13 配管 14 ガス処理設備 15 配管 16 吸引ポンプ 17 バイパスイ配管 18 配管 19 加熱炉 20 溶融部 21 分解反応部 22 分離部 23 配管 24 移送ポンプ 25 配管 26 移送ポンプ 27 配管 28 凝縮器 29 配管 30 油回収槽 31 配管 32 配管 33 凝縮器 34 配管 35 油回収槽 36 配管 37 移送ポンプ 38 ケーシング 39 スクリューフィーダ 40 駆動装置 41 ホッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神山 隆 東京都港区西新橋三丁目7番1号 東芝プ ラント建設株式会社内 (72)発明者 井上 洋治 東京都港区西新橋三丁目7番1号 東芝プ ラント建設株式会社内 (72)発明者 相川 覚 東京都中野区南台4−54−4 (72)発明者 相川 聡 東京都大田区田園調布2−56−3 Fターム(参考) 4D004 AA07 BA02 BA10 CA15 CA24 CA41 CB28 CB34 CC04 DA02 DA03 DA06 4F301 AA06 AA07 AA13 AA14 AA15 AA17 CA12 CA24 CA72 4H012 HB01 4J002 AA00W AC02W AG00X BB03W BC03W BD04W BN15W GL00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃プラスチック類と重質油を混合する工
    程と、 その混合物を300〜450℃で熱分解すると共に、そ
    の熱分解成分の内の低沸点成分およびガス成分を除去す
    る工程と、 を具備することを特徴とする合成アスファルトの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 廃プラスチック類を300〜450℃
    で熱分解すると共に、その熱分解成分の内の低沸点成分
    およびガス成分を除去する工程と、 前記除去工程で残存した残存物と重質油とを加熱下で混
    合する工程と、を具備することを特徴とする合成アスフ
    ァルトの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 さらに、前記低沸点成分を負圧下で除去する工程また
    は、不活性ガス水蒸気によりストリッピングする工程を
    有する合成アスファルトの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2において、 加熱槽1に廃プラスチック類と重質油の混合物を所定量
    供給し、該混合物を加熱することによって廃プラスチッ
    ク類を溶融および熱分解反応させ、生成した合成アスフ
    ァルトを加熱槽1からバッチ的に取り出す合成アスファ
    ルトの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2において、 廃プラスチック類と重質油を溶融部20に連続的に供給
    し、その混合物を加熱し、得られた溶融物を分解反応部
    21に導入し、該溶融物を分解反応部21において加熱
    熱分解して合成アスファルトを生成し、次いで合成アス
    ファルトを含む液成分を分離部22に導入し、該分離部
    22において前記液成分から低沸点成分を蒸発させて合
    成アスファルトを連続的に取り出す合成アスファルトの
    製造方法。
JP37509298A 1998-12-11 1998-12-11 合成アスファルトの製造方法 Pending JP2000169856A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37509298A JP2000169856A (ja) 1998-12-11 1998-12-11 合成アスファルトの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37509298A JP2000169856A (ja) 1998-12-11 1998-12-11 合成アスファルトの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000169856A true JP2000169856A (ja) 2000-06-20

Family

ID=18504955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37509298A Pending JP2000169856A (ja) 1998-12-11 1998-12-11 合成アスファルトの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000169856A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2766109A1 (fr) * 2011-10-10 2014-08-20 Lepez Conseils Finance Innovations-LCFI Procede et installation de pyrolyse d'un produit sous forme de solides divises, en particulier des dechets polymeriques

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2766109A1 (fr) * 2011-10-10 2014-08-20 Lepez Conseils Finance Innovations-LCFI Procede et installation de pyrolyse d'un produit sous forme de solides divises, en particulier des dechets polymeriques

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7391088B2 (ja) プラスチック廃材を液体燃料に触媒変換する方法
JPS6072989A (ja) 重質油の熱分解方法
JP2021050325A (ja) ディレードコーカーユニットにおける廃プラスチックの同時変換のためのプロセス及び装置
US20080179257A1 (en) Process for the Thermal Treatment of Pharmaceutical Waste Material
US7188571B2 (en) Method and apparatus for the processing of carbon-containing polymeric materials
KR100265273B1 (ko) 폐플라스틱의 유화방법 및 장치
JP4768920B2 (ja) 廃プラスチックの熱分解法
JPH08269459A (ja) 石炭の液化方法
US20050123466A1 (en) Continuous, non-fluidized, petroleum coking process
JP4154929B2 (ja) プラスチックを原料とする有用物質の製造方法
JP3260436B2 (ja) 高分子材料の処理方法
JP2000169856A (ja) 合成アスファルトの製造方法
WO2007126121A1 (ja) プラスチックの処理方法およびその装置
JP4916849B2 (ja) ゴム系廃棄物からの熱分解油の製造方法および製造装置
CN116064064A (zh) 一种热解回收废塑料的方法及系统
JPH10237460A (ja) 廃プラスチックの簡易油化処理方法
JP2013103998A (ja) 廃プラスチック接触分解油化装置及び接触分解油化方法
JP2012188663A (ja) プラスチックの接触分解油化装置及びその接触分解油化方法
KR100759583B1 (ko) 폐플라스틱의 유화방법 및 이 방법을 위한 반응기
US4863586A (en) Process for recovery of low-temperature carbonization oil
KR100508334B1 (ko) 무촉매 열분해 반응을 수행하는 대체 연료유 제조장치
CA2576355C (en) Treatment of waste using three temperature stages within one chamber
JPH0881685A (ja) 廃プラスチックスの処理方法
TWI841906B (zh) 用於轉化廢棄塑膠之方法及用於熱解廢棄塑膠之系統
JP3551958B2 (ja) 廃プラスチックの分解処理方法および装置と燃料

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040810