JP2000169414A - アルデヒド類及びアルコール類の製造方法 - Google Patents
アルデヒド類及びアルコール類の製造方法Info
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Abstract
要求を同時に満たすヒドロホルミル化反応形式を提供す
る。 【解決手段】 オレフィン性不飽和化合物を、触媒の存
在下、連続多段流通反応器中で、水素及び一酸化炭素と
ヒドロホルミル化反応させてアルデヒド類を製造する方
法において、n個(但し、2≦n)の連続流通反応器を
使用し、各反応器間で水素又は一酸化炭素の分圧が互い
に異なるような、n個の異なる圧力区分領域で反応を行
うことを特徴とする。
Description
ルコール類の製造方法に関し、詳しくは、高活性及び高
選択的にアルデヒド類を得ることのできるヒドロホルミ
ル化反応形式に関するものである。
下、H2 /CO混合ガスでヒドロホルミル化するプロセ
スは公知であり、この反応を工業的に有利に行う方法と
して、連続多段流通反応器を用いて行うことも知られて
いる。例えば、特開昭61-218546 号公報には、2段のデ
カップル反応系列を用い、1段目の反応器で反応を行っ
た際の未反応のオレフィン、H2 及びCOを含む気体留
出物を、そのまま2段目の反応器に供給してヒドロホル
ミル化反応を行い、各反応器に対して別個の触媒溶液及
び別個の生成物取出工程を使用して操作する方法が開示
されている。ここでは、デカップル反応系列の効果とし
て、操作の融通性とオレフィンのアルデヒドへの転化率
が向上することが記載されている。また、特開平3-2048
31号公報には、2つの異なる混合特性を有する反応器系
列を特定の組み合わせで用いて、オレフィンのヒドロホ
ルミル化反応を行う方法が開示されており、低沸物や高
沸物等の副生物の生成を抑制し、アルデヒドを高収率で
得ることのできる方法が記載されている。
従来の技術においては、オレフィンの転化率を上げ、ア
ルデヒドを高収率で得る方法は検討されてはいたが、工
業的に重要な要求性能である生成物の選択率とオレフィ
ン転化率の両方の要求を満たす方法は見出されていなか
った。従来、オレフィンの転化率と生成物の選択率とは
相反する性能であり、両方の性能を同時に満足するプロ
セスは技術的にも困難な領域であった。
連続反応器を用いてオレフィン性不飽和化合物をヒドロ
ホルミル化するプロセスを検討している際に、各反応器
間の圧力の関係が反応活性と選択性に影響を与えること
に着目し、ヒドロホルミル化反応を多段の反応器を用い
複数の異なる圧力区分に分画して運転することにより、
単一の反応圧力で運転した場合と比べて高い反応速度及
び選択性で生成物が得られることを見いだし、本発明を
完成した。
和化合物を、触媒の存在下、連続多段流通反応器中で、
水素及び一酸化炭素とヒドロホルミル化反応させてアル
デヒド類を製造する方法において、n個(但し、2≦
n)の連続流通反応器を使用し、各反応器間で水素又は
一酸化炭素の分圧が互いに異なるような、n個の異なる
圧力区分領域で反応を行うことを特徴とするアルデヒド
類の製造方法、に存する。
本発明は、オレフィン性不飽和化合物を、触媒の存在
下、連続多段流通反応器中で、水素及び一酸化炭素とヒ
ドロホルミル化反応させてアルデヒド類を製造する方法
である。
反応器を複数個直列に連結したものである。通常、反応
器の数(n)としては、2〜10個、好ましくは2〜5
個、特に好ましくは2個であるが、反応条件により、任
意に反応器の数を決めることができる。ここで用いる反
応器は、気液の混合が十分行えるものであればその形態
を問わない。具体的には、攪拌槽型反応器、プラグフロ
ー型反応器などが挙げられる。連続多段反応器中の各反
応器は、すべてが同一の形態であってもよいし、複数種
の反応器を組み合わせて用いてもよい。
運転条件は、使用するオレフィン性不飽和化合物の種類
により大きく異なるが、おおむね以下の通りである。反
応温度は20〜200℃、好ましくは50〜160℃、
より好ましくは100℃〜150℃の範囲である。それ
ぞれの反応器での反応温度は互いに同一であっても、異
なっていてもよい。用いるH2 /CO混合ガスの全圧
は、全ての反応器において、10〜300kg/cm2、好ま
しくは30〜250kg/cm2の範囲内にあることが好まし
い。本発明は、上述したようにn個(但し、2≦n)の
連続流通反応器を使用するが、各反応器間で水素又は一
酸化炭素の分圧が互いに異なるような、n個の異なる圧
力区分領域で反応を行うことにより、オレフィンの高い
転化率と高い末端ホルミル化率を達成できることを特徴
とするものである。
酸化炭素の分圧を、反応器の上流側から順に、(P
H2[1]、PCO[1])、(PH2[2]、P
CO[2])、・・・(PH2[n]、PCO[n])とした
場合に、・・・PH2[n]とした場合に、反応プロセス
内において、少なくともPH2[m−1]<PH2[m]
(但し、mは2≦m≦nの範囲から選ばれる整数)とな
る圧力区分領域が存在する形態で反応を行うことが好ま
しい。また、少なくともPCO[m−1]<PCO[m]
(但し、mは2≦m≦nの範囲から選ばれる整数)とな
る圧力区分領域が存在する形態で反応を行うことが好ま
しく、PH2とPCOの両方が上記の要件を満たす圧力区分
領域、即ち、(PH2[m−1]+PCO[m−1])<
(PH2[m]+PCO[m])(但し、mは2≦m≦nの
範囲から選ばれる整数)となる圧力区分領域が存在する
形態で反応を行うことが、本発明の効果を十分達成でき
るという点で特に好ましい。本発明においては、連続多
段流通反応器の中で、少なくとも2つの連絡して配置さ
れる反応器が上記の条件を満たしていればよく、その他
の反応器内の圧力条件は制限されるものではない。
の中で、最も低い値をA、最も高い値をBとしたとき、
B/Aが1.2〜10、好ましくは1.3〜8、さらに
好ましくは1.5〜5となる圧力区分領域で反応を行う
か、或いはn個の反応器内の一酸化炭素分圧の中で、最
も低い値をC、最も高い値をDとしたとき、D/Cが
1.8〜10、好ましくは1.9〜8、さらに好ましく
は2〜5となる圧力区分領域で反応を行うことが好まし
い。中でも、B/AとD/Cの両方を上述した範囲とす
るのが好ましく、特には、n個の反応器内の水素と一酸
化炭素の合計圧の中で、最も低い値をE、最も高い値を
Fとしたとき、F/Eが1.1〜10、好ましくは1.
3〜8、さらに好ましくは1.5〜5となる圧力区分領
域で反応を行うのがよい。
の比率は特に限定されないが、通常1/5〜5/1、好
ましくは1/3〜3/1、さらに好ましくは1/2〜2
/1である。工業的に入手容易なH2 /COが約1/1
の混合ガスを用いるのが最も好ましい。なお、本発明で
規定する分圧とは、攪拌槽型反応器では該反応器の気相
部の分圧を、またプラグフロー型反応器の様な、反応器
内の圧力に分布があるような反応器では、反応器の入り
口の分圧と出口部の分圧の平均を指すことととする。
流の反応器から下流の反応器へと順次移送されるが、気
相の反応原料については、各反応器に独立にH2 /CO
ガス等を供給することもできるし、1つの反応器の気相
部からH2 /COガスを含む気体を抜き出して、別の反
応器へ供給ガスとして供給することもできる。本発明の
反応様式としては、ロジウム錯体触媒を含む液相が収容
されている反応帯域に、基質である不飽和化合物及びオ
キソガスを連続的に供給し、生成したアルデヒドを未反
応のオキソガスと一緒に反応帯域から流出させるストリ
ッピング方式、及び反応帯域に触媒を含む反応溶媒、基
質の不飽和化合物及びオキソガスを連続的に供給し、反
応帯域から生成したアルデヒドを含む反応生成液を連続
的に抜き出し、これから少なくとも生成したアルデヒド
の一部を分離したのち、残存する触媒を含む反応溶媒を
反応帯域に循環する液循環方式のいずれでも行うことが
できる。
の平均滞留時間は、実際に反応を行う条件下で、目的と
する反応転化率になるように設定される。通常1min 〜
10h、好ましくは10min 〜8h、より好ましくは3
0min 〜7hの範囲である。反応器の運転条件によって
はアルデヒド生成物がさらに水素化されたアルコール体
も同時に生成するが、目的とする最終生成物がアルコー
ルである場合には、これにより後段の水素化工程の負荷
が軽減できる。本発明の方法を採用することにより、ア
ルデヒドと共に生成するアルコール体の量を増やすこと
ができるため、後段の水素化工程の負荷を軽減できると
いう点で、工業的なメリットが大きいものである。
は、分子内に1つ以上の炭素−炭素二重結合を有する不
飽和有機化合物であり、官能基を有するものと有しない
ものとが挙げられる。このうち官能基を有さないものの
例としては、プロペン、ブテン、ブタジエン、ペンテ
ン、ペンタジエン、ヘキセン、オクテン、ノネン、デセ
ン等の、炭素数3〜12、好ましくは炭素数4〜10の
不飽和化合物及びこれらの構造異性体が挙げられる。ま
た、官能基を有するものとしては、例えば、アリルアル
コール、アリルエーテル類、アクロレイン、アクリル酸
エステル類、ブテナール類、ブテン酸エステル類、ペン
テナール類、ペンテン酸エステル類等が挙げられる。本
発明では、内部オレフィン、末端オレフィンのいずれも
用いることができるが、工業的に要求されている末端異
性化生成物の選択性が向上するという本発明の効果を十
分達成できるという点で、内部オレフィンがより好まし
い。また、これらのオレフィンの複数の混合物も好まし
く用いられ、工業的に入手容易なブテンの2量化により
得られる混合オクテンが特に好ましい。
は、通常50〜100%である。特にオレフィン性不飽
和化合物が2種類以上の化合物の混合物である場合は、
反応転化率を高くすることが好ましく、75%以上、好
ましくは80%以上、さらに好ましくは85%以上であ
る。本発明で用いられる触媒は、オレフィン性不飽和化
合物のヒドロホルミル化に有効であることが知られてい
るものであればどのようなものでもよい。触媒に含まれ
る金属成分としては、ロジウム、コバルト、ルテニウ
ム、パラジウム、白金、鉄などが挙げられるが、中でも
ロジウム又はコバルトが好ましく、ロジウムが最も好ま
しい。
は、ロジウムの0価もしくはカチオン性の化合物が使用
でき、例えば、Rh(NBD)(acac)、Rh(C
OD)(acac)、Rh(acac)2 、〔Rh(C
OD)Cl〕2 、〔Rh(NBD)Cl〕2 、Rh(C
O)2 (acac)、Rh4 (CO)12やRh6 (C
O)16のようなロジウムカルボニルクラスター類などが
用いられる。
い。配位子としては、用いる金属に対して配位子として
作用することが文献上既知の化合物、たとえば単座及び
多座のホスフィン類、ホスファイト類、アミン類等を用
いることができるが、必ずしも用いなくてもよい。配位
子として用いられる化合物は、具体的には以下の通りで
ある。ホスフィン類としては、トリアルキルホスフィン
や、トリフェニルホスフィン、トリトリルホスフィン等
のトリアリールホスフィンが挙げられる。
スファイト、トリアルキルホスファイト、アルキルアリ
ールホスファイトなど、任意の有機ホスファイトを用い
ることができる。また、これらのホスファイト構造を同
一分子内に複数個有する、ビスホスファイト、トリスホ
スファイトなどのポリホスファイトも用いることができ
る。これらのホスファイト類のうち、モノホスファイト
は、リン原子を含む環状構造を有していないものと、こ
のような構造を有するものとに大別することができる。
前者は下記の一般式(1)で表される。
アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキ
ル基など炭素数1〜30の炭化水素基又は炭素数5〜3
0のヘテロ芳香族炭化水素基を表し、これらにはヒドロ
ホルミル化反応を阻害しない置換基が結合していてもよ
い。このような置換基としてはハロゲン原子や、炭素原
子1〜20個を有するアルキル基、シクロアルキル基、
アリール基、アルコキシ基、アルキルアミノ基、アシル
基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニル基などが挙
げられる。一般式(1)で表される有機ホスファイトの
うちではR1 〜R3 のうちの少くとも1つが、置換アリ
ール基であるのが好ましい。
として特に好ましいのは、R1 〜R 3 のすべてが置換ア
リール基であるものであり、中でも炭素数1〜5の炭化
水素基を置換基として有する置換アリール基であるもの
である。このような有機ホスファイトのいくつかを例示
すると、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホ
スファイト、トリス(2−t−ブチル−4−メチルフェ
ニル)ホスファイト、トリス(2−t−ブチル−4−メ
トキシフェニル)ホスファイト、トリス(o−フェニル
フェニル)ホスファイト、トリス(o−メチルフェニ
ル)ホスファイト、ビス(3,6−ジ−t−ブチル−2
−ナフチル)(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホス
ファイト、ビス(3,6−ジ−t−ブチル−2−ナフチ
ル)(2−t−ブチルフェニル)ホスファイト、トリス
(3,6−ジ−t−ブチル−2−ナフチル)ホスファイ
ト、トリス(3,6−ジ−t−アミル−2−ナフチル)
ホスファイト等が挙げられる。モノホスファイトのうち
リン原子を含む環状構造を有するものは、下記の一般式
(2)で表される。
いてもよい2価の炭化水素基を表し、Yは置換されてい
てもよい炭化水素基又はヘテロ芳香族炭化水素基を表
す。一般式(2)において、Yは置換アリール基である
のが好ましい。またZは、炭素鎖中に酸素、窒素又は硫
黄原子のようなヘテロ原子を含んでいてもよいアルキレ
ン基、アリーレン基又は両者の混成基であるのが好まし
い。このような2価の炭化水素基としては、アルキレン
基、アルキレンオキシアルキレン基、窒素原子にアルキ
ル基が結合していてもよいアルキレンアミノアルキレン
基、アルキレンチオアルキレン基、シクロアルキレン
基、アリーレン基、ビアリーレン基、アルキレンアリー
レン基、アリーレンアルキレンアリーレン基、アリーレ
ンオキシアリーレン基、アリーレンオキシアルキレン
基、アリーレンチオアリーレン基、アリーレンチオアル
キレン基、又は窒素原子にアルキル基が結合していても
よいアリーレンアミノアリーレン基もしくはアリーレン
アミノアルキレン基などが挙げられる。上記したリン原
子を含む環状構造を有する有機ホスファイトのいくつか
を下記の表−1に示す。
個以上のホスファイト構造を有するポリホスファイト
は、下記の一般式(3)で表される。
り、R4 及びR5 は、それぞれ独立して、アルキル基、
シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基などの炭
素数1〜30の炭化水素基又は炭素数5〜30のヘテロ
芳香族炭化水素基を表し、これらにはヒドロホルミル化
反応を阻害しない置換基が結合していてもよい。このよ
うな置換基としては、ハロゲン原子や炭素原子1〜20
個を有するアルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、アルコキシ基、アルキルアミノ基、アシル基、アシ
ルオキシ基、アルコキシカルボニル基などが挙げられ
る。
うなヘテロ原子を含んでいてもよいm価の炭化水素基を
表す。Wにはさらに置換基が結合していてもよい。m1
及びm2 は、それぞれ0〜6の数を表し、m1 +m2 は
2〜6の整数を表す。なお、m1 又はm2 が2以上の数
を表す場合には、複数のZ、R4 及びR5 はそれぞれ異
っていてもよい。
もよいアリール基である。このようなアリール基のいく
つかを例示すると、フェニル基、2−メチルフェニル
基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、
2,4−ジメチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニ
ル基、2,6−ジメチルフェニル基、2−メトキシフェ
ニル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニ
ル基、2,4−ジメトキシフェニル基、2,5−ジメト
キシフェニル基、2,6−ジメトキシフェニル基、α−
ナフチル基、3−メチル−α−ナフチル基、3,6−ジ
メチル−α−ナフチル基、β−ナフチル基、1−メチル
−β−ナフチル基、3−メチル−β−ナフチル基等が挙
げられる。一般式(3)で表されるポリホスファイトの
いくつかを表−2に例示する。
式(1)で表わされるリン原子を含む環状構造を有しな
いものが好ましく、更にはモノホスファイトを用いるの
が最も好ましい。アミン類としては、1級、2級、3級
のアミンいずれも用いることができるが、特に3級アミ
ンが好ましい。具体的には、置換及び無置換のピリジ
ン、キノリン、イソキノリン、インドール及びフェナン
トロリン、炭素数3〜36のトリアルキルアミン類等が
挙げられる。また、ポリビニルピリジン、ポリ(2−プ
ロペニルピリジン)等の3級ポリアミン類も用いること
ができる。
種、反応基質および該反応器の運転条件等により決定さ
れるが、例えば金属成分がロジウムの場合は、金属濃度
として、通常5ppm〜500ppm、好ましくは10ppm 〜300ppm
の範囲である。金属成分がコバルトの場合は、金属濃度
として通常50ppm 〜10000ppm、好ましくは100ppm〜5000
ppm の範囲である。連続多段連続反応器の入り口以外の
適当な場所からも触媒成分をフィードすることで、それ
ぞれの圧力区分での触媒濃度を変えて運転することもで
きる。
当な溶媒を存在させて反応を行うこともできるし、溶媒
を添加しないで、すなわち反応基質である不飽和炭化水
素や生成物又は反応系中で副生する高沸点物等を溶媒と
して用いることもできる。溶媒としては本反応に不活性
なものが好ましく、たとえば、ヘキサン、ヘプタン等の
飽和炭化水素化合物、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素等が好ましい例として挙げられる。使用する基質
あるいは生成物との分離が困難な化合物はプロセス上溶
媒として好ましくない。また、プロセス上有利であれ
ば、適当な有機あるいは無機の添加物をさらに添加して
反応を行うこともできる。
するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施
例によって限定されるものではない。 (実施例1)反応は図1に示すような、2台の加圧攪拌
型反応器5及び9を直列に連結した2段の連続流通反応
器を用いた。各反応器は上部にガス供給口4及び10、
下部に液供給口3及び8を有する。反応器9の液抜出口
11を、反応器5と反応器9の液相体積比がおよそ5:
2となる位置に設置し、11よりオーバーフローで生成
物を受器12に抜き出した。
/Lを含む、混合オクテン/m−キシレン/ピリジン混合
溶液(体積比90/5/5)を仕込み、2台の流通反応器での
反応液の平均滞留時間(合計)が約7時間となるように
送液ポンプ2、7を用いて連続的に供給した。反応器
5、9を外部からヒーターで加熱して、それぞれの液温
が130℃となるように温度を制御しながら、反応器5
の内圧(水素と一酸化炭素の合計圧)が50kg/cm2、反
応器9の内圧(同合計圧)が170kg/cm2となるよう
に、H2/CO 比1/1 の混合ガスをガス供給口4及び10か
らそれぞれの反応器に連続的に供給した。
が、n−オクテン類16%、3−メチルヘプテン類66
%、3,4−ジメチルヘキセン類18%であり、ブテン
の二量化により得られたものである。液抜出口11から
の抜き出し液の組成が実質的に一定になるまで反応を続
けたところ、混合オクテンの転化率は92.2%、生成
液中のC9アルコール/C9アルデヒドの比は0.0896、
(C9アルコール+C9アルデヒド)中の末端ホルミル
化体選択性は42.8%であった。
は、全(C9アルコール+C9アルデヒド)量に対す
る、1−ノナナール、6−メチルオクタナール、4−メ
チルオクタナール、4,5−ジメチルヘプタナール、1
−ノナノール、6−メチルオクタノール、4−メチルオ
クタノール、4,5−ジメチルヘプタノールの合計量の
割合である。このようにして得られたアルデヒド生成物
は、更にニッケル/ケイソウ土や銅クロマイト等の触媒
を用いて定法により水素化して、可塑剤等の用途に好適
なアルコールを得ることができる。
圧を共に170kg/cm2とし、反応液の平均滞留時間の合
計を3時間としたこと以外は実施例1と同様に反応を行
った。その結果、混合オクテンの反応転化率は92.8
%、生成液中のC9アルコール/C9アルデヒドの比は
0.0512であったが、末端ホルミル化体選択性は35.2
5%にとどまった。
を共に50kg/cm2としたこと以外は実施例1と同様に反
応を行った。混合オクテンの転化率を90%以上とする
ためには、反応器1及び反応器2内の平均滞留時間の合
計を約20時間程度の長時間にする必要があり、工業的
には採用できない条件であることが分かった。平均滞留
時間20時間での反応転化率は90.4%、末端ホルミ
ル化体選択性は42.6%であり、26時間での反応転
化率は93.5%、末端ホルミル化体選択性は42.2
%であった。
レフィンの高い転化率と生成物の高い末端ホルミル化率
の両方を同時に満たすことが出来る。また、アルデヒド
生成物と共に生成するアルコール体の量を増やすことが
出来るため、生成アルデヒドを可塑剤用アルコール等に
使用する場合には、後工程の水素化工程の負荷を軽減す
ることができるため、工業的なメリットが大きい。
Claims (10)
- 【請求項1】オレフィン性不飽和化合物を、触媒の存在
下、連続多段流通反応器中で、水素及び一酸化炭素とヒ
ドロホルミル化反応させてアルデヒド類を製造する方法
において、n個(但し、2≦n)の連続流通反応器を使
用し、各反応器間で水素又は一酸化炭素の分圧が互いに
異なるような、n個の異なる圧力区分領域で反応を行う
ことを特徴とするアルデヒド類の製造方法。 - 【請求項2】各反応器内の水素の分圧を、反応器の上流
側から順に、PH2[1]、PH2[2]、・・・P
H2[n]とした場合に、PH2[m−1]<PH2[m]
(但し、mは2≦m≦nの範囲から選ばれる整数)とな
る圧力区分領域の存在下で反応を行う請求項1に記載の
アルデヒド類の製造方法。 - 【請求項3】各反応器内の一酸化炭素の分圧を、反応器
の上流側から順に、PCO[1]、P CO[2]、・・・P
CO[n]とした場合に、PCO[m−1]<PCO[m]
(但し、mは2≦m≦nの範囲から選ばれる整数)とな
る圧力区分領域の存在下で反応を行う請求項1又は2に
記載のアルデヒド類の製造方法。 - 【請求項4】各反応器内の水素と一酸化炭素の分圧を、
反応器の上流側から順に、(PH2[1]、P
CO[1])、(PH2[2]、PCO[2])、・・・(P
H2[n]、PCO[n])とした場合に、(PH2[m−
1]+PCO[m−1])<(PH2[m]+PCO[m])
(但し、mは2≦m≦nの範囲から選ばれる整数)とな
る圧力区分領域の存在下で反応を行う請求項1〜3のい
ずれか1項に記載のアルデヒド類の製造方法。 - 【請求項5】n個の反応器内の水素分圧の中で、最も低
い値をA、最も高い値をBとしたとき、B/Aが1.2
〜10となる圧力区分領域で反応を行う請求項1〜4の
いずれか1項に記載のアルデヒド類の製造方法。 - 【請求項6】n個の反応器内の一酸化炭素分圧の中で、
最も低い値をC、最も高い値をDとしたとき、D/Cが
1.8〜10となる圧力区分領域で反応を行う請求項1
〜5のいずれか1項に記載のアルデヒド類の製造方法。 - 【請求項7】n個の反応器内の水素と一酸化炭素の合計
圧の中で、最も低い値をE、最も高い値をFとしたと
き、F/Eが1.1〜10となる圧力区分領域で反応を
行う請求項1〜6のいずれか1項に記載のアルデヒド類
の製造方法。 - 【請求項8】オレフィン性不飽和化合物が内部オレフィ
ンである請求項1〜7のいずれか1項に記載のアルデヒ
ド類の製造方法。 - 【請求項9】オレフィン性不飽和化合物が、ブテンの2
量化により得られるオクテン混合物である請求項1〜8
のいずれか1項に記載のアルデヒド類の製造方法。 - 【請求項10】請求項1〜9のいずれか1項に記載の方
法により得られたアルデヒド類を、更に水素化してアル
コール類を製造する方法。
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