JP2000169348A - 白髪防止、改善剤 - Google Patents
白髪防止、改善剤Info
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- JP2000169348A JP2000169348A JP10376066A JP37606698A JP2000169348A JP 2000169348 A JP2000169348 A JP 2000169348A JP 10376066 A JP10376066 A JP 10376066A JP 37606698 A JP37606698 A JP 37606698A JP 2000169348 A JP2000169348 A JP 2000169348A
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- hair
- copaiba
- copaifera
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Abstract
(57)【要約】
【解決の手段】コパイバ(Copaiba、Copai
fera属)の抽出物を含有する白髪防止、改善剤。 【効果】本発明は、優れた白髪防止、改善効果を与え
る。
fera属)の抽出物を含有する白髪防止、改善剤。 【効果】本発明は、優れた白髪防止、改善効果を与え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭皮に外用するこ
とにより、毛根のメラノサイトを活性化し、メラニン生
成を促進して白髪を防止、改善することができる白髪防
止・改善剤に関する。
とにより、毛根のメラノサイトを活性化し、メラニン生
成を促進して白髪を防止、改善することができる白髪防
止・改善剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】毛髪の
毛母上部に存在するメラノサイトは、通常、メラニンを
活発に産生し、毛髪皮質細胞ケラチノサイトに輸送する
ことで、毛髪の黒化に重要な役割を演じている。しかし
ながら、白髪においては、毛母上部に存在するメラノサ
イト、またはメラニン産生に関与する細胞、因子が何ら
かの原因で、障害を受け、その機能を失うことにより、
メラニンを失った毛髪すなわち白髪ができる。白髪の直
接の原因については未だ明らかにされていないが、加齢
に伴う老化現象の一つとして起こるものが一般的である
とされている。
毛母上部に存在するメラノサイトは、通常、メラニンを
活発に産生し、毛髪皮質細胞ケラチノサイトに輸送する
ことで、毛髪の黒化に重要な役割を演じている。しかし
ながら、白髪においては、毛母上部に存在するメラノサ
イト、またはメラニン産生に関与する細胞、因子が何ら
かの原因で、障害を受け、その機能を失うことにより、
メラニンを失った毛髪すなわち白髪ができる。白髪の直
接の原因については未だ明らかにされていないが、加齢
に伴う老化現象の一つとして起こるものが一般的である
とされている。
【0003】美容上の観点からこれらを改善する手段と
して、従来、染毛剤が用いられてきた。しかしながら、
この様な染毛剤は効果が一過性のものであり、定期的な
使用に対する煩わしさや、繰り返し使用することによる
頭皮の炎症、毛髪の損傷が問題となる。また、染毛時に
衣服、皮膚への色移り等使用上の問題があり、必ずしも
満足が得られるものではなかった。従って、白髪そのも
のの発生を本質的に防止ないしは改善する毛髪用化粧料
の開発が望まれていた。
して、従来、染毛剤が用いられてきた。しかしながら、
この様な染毛剤は効果が一過性のものであり、定期的な
使用に対する煩わしさや、繰り返し使用することによる
頭皮の炎症、毛髪の損傷が問題となる。また、染毛時に
衣服、皮膚への色移り等使用上の問題があり、必ずしも
満足が得られるものではなかった。従って、白髪そのも
のの発生を本質的に防止ないしは改善する毛髪用化粧料
の開発が望まれていた。
【0004】このような要望に対し、例えば、特開平4
−275210号、同6−172134号、同7−18
7962号、同7−316026号公報に見られるよう
に植物抽出物を有効成分とするものがあり、その他に
も、特開平5−221834、同6−100423号、
同7−285874号、同7−267829号公報など
に白髪防止の提案がある。しかしながら、これらはその
有効性、有効成分の安定性、及び安全性の面より使用者
の満足を得られるものではなかった。
−275210号、同6−172134号、同7−18
7962号、同7−316026号公報に見られるよう
に植物抽出物を有効成分とするものがあり、その他に
も、特開平5−221834、同6−100423号、
同7−285874号、同7−267829号公報など
に白髪防止の提案がある。しかしながら、これらはその
有効性、有効成分の安定性、及び安全性の面より使用者
の満足を得られるものではなかった。
【0005】本発明は、上記事情を改善したもので、頭
皮に外用せしめることで、毛根のメラノサイトを活性化
し、メラニン生成を回復させることにより、白髪を防
止、改善することができる毛髪用化粧料を提供すること
を目的とする。
皮に外用せしめることで、毛根のメラノサイトを活性化
し、メラニン生成を回復させることにより、白髪を防
止、改善することができる毛髪用化粧料を提供すること
を目的とする。
【0006】本発明者らは、上記目的を達成するため鋭
意検討を行った結果、コパイバ(Copaiba、Co
paifera属)の抽出物が毛根のメラノサイトの活
性化に優れた効果を与え、白髪の防止、改善に有効であ
ることを知見し、本発明を完成するに至った。
意検討を行った結果、コパイバ(Copaiba、Co
paifera属)の抽出物が毛根のメラノサイトの活
性化に優れた効果を与え、白髪の防止、改善に有効であ
ることを知見し、本発明を完成するに至った。
【0007】従って、本発明は、コパイバ(Copai
ba、Copaifera属)の抽出物を有効成分とし
て含有する白髪防止・改善剤を提供する。
ba、Copaifera属)の抽出物を有効成分とし
て含有する白髪防止・改善剤を提供する。
【0008】以下、本発明についてさらに詳しく説明す
る。本発明に用いられるコパイバ(Copaiba,C
opaifera属)に属する植物としては、Copa
ifera cearensis、Copaifera
confertiflora、Copaifera
coriacea、Copaifera ellipt
ica、Copaifera guianensis、
Copaifera langsdorffii、Co
paifera multijuga、Copaife
ra oblongifolia、Copaifera
officinalis、Copaifera re
ticulata、Copaifera trapez
ifoliaなどが挙げられる。熱帯アメリカを主と
し、アフリカにも分布する植物である。コパイバ(Co
paiba)の抽出物に関する知見としては、抗アレル
ギー剤(特開平7−278001号公報)、美白剤(特
開平8−12560号公報)等が挙げられるが、コパイ
バの抽出物が白髪の防止、改善作用を有することは全く
知られていない。
る。本発明に用いられるコパイバ(Copaiba,C
opaifera属)に属する植物としては、Copa
ifera cearensis、Copaifera
confertiflora、Copaifera
coriacea、Copaifera ellipt
ica、Copaifera guianensis、
Copaifera langsdorffii、Co
paifera multijuga、Copaife
ra oblongifolia、Copaifera
officinalis、Copaifera re
ticulata、Copaifera trapez
ifoliaなどが挙げられる。熱帯アメリカを主と
し、アフリカにも分布する植物である。コパイバ(Co
paiba)の抽出物に関する知見としては、抗アレル
ギー剤(特開平7−278001号公報)、美白剤(特
開平8−12560号公報)等が挙げられるが、コパイ
バの抽出物が白髪の防止、改善作用を有することは全く
知られていない。
【0009】コパイバ(Copaiba)の抽出物は、
毛根のメラノサイトの活性化効果に加え、頭皮に対する
賦活効果を有し、乾燥や弾力の低下などに対する予防・
改善効果を有することから、好適に使用される。
毛根のメラノサイトの活性化効果に加え、頭皮に対する
賦活効果を有し、乾燥や弾力の低下などに対する予防・
改善効果を有することから、好適に使用される。
【0010】コパイバ(Copaiba)は、その木
部、心材部、樹皮部、枝部、葉部、根部、種子部、果実
部、花部などを用いることができる。
部、心材部、樹皮部、枝部、葉部、根部、種子部、果実
部、花部などを用いることができる。
【0011】コパイバ(Copaiba)の抽出物とし
ては、抽出エキスでもよく、抽出液から分離精製したも
のでもよい。抽出エキスの場合は、上記植物体を乾燥あ
るいはそのまま粉砕したものを溶媒抽出することによっ
て得ることができ、抽出溶媒が使用上無毒性のものであ
れば抽出液をそのまま用いても、適宜な溶媒で希釈した
希釈液として用いてもよく、あるいは濃縮エキスとした
り、凍結乾燥などにより乾燥粉末としたり、ペースト状
に調製したものなどが利用できる。
ては、抽出エキスでもよく、抽出液から分離精製したも
のでもよい。抽出エキスの場合は、上記植物体を乾燥あ
るいはそのまま粉砕したものを溶媒抽出することによっ
て得ることができ、抽出溶媒が使用上無毒性のものであ
れば抽出液をそのまま用いても、適宜な溶媒で希釈した
希釈液として用いてもよく、あるいは濃縮エキスとした
り、凍結乾燥などにより乾燥粉末としたり、ペースト状
に調製したものなどが利用できる。
【0012】コパイバ(Copaiba)の抽出物を得
るのに用いる溶媒としては、メタノール、エタノール、
ブタノール、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、酢
酸エチル、アセトンなどの一般に用いられる有機溶媒、
及び水などを挙げることができ、これらの一種を単独で
又は二種以上を混合して使用することができる。これら
の溶媒の中では極性溶媒が好ましく、特にエタノール、
水がより好ましい。
るのに用いる溶媒としては、メタノール、エタノール、
ブタノール、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、酢
酸エチル、アセトンなどの一般に用いられる有機溶媒、
及び水などを挙げることができ、これらの一種を単独で
又は二種以上を混合して使用することができる。これら
の溶媒の中では極性溶媒が好ましく、特にエタノール、
水がより好ましい。
【0013】なお、抽出処理は、通常3〜70℃程度の
温度で常法によって行うことができる。
温度で常法によって行うことができる。
【0014】また、溶媒抽出の他に、炭酸ガスを超臨界
状態にして行う超臨界抽出によって得たエキスも同様に
利用できる。またこのときには、抽出助剤としてヘキサ
ン、エタノールなどを用いることもできる。また、抽出
物からの有効成分の分離精製は、抽出物をカラムクロマ
トグラフィー、液体クロマトグラフィーなどで精製する
ことによって行うことができる。
状態にして行う超臨界抽出によって得たエキスも同様に
利用できる。またこのときには、抽出助剤としてヘキサ
ン、エタノールなどを用いることもできる。また、抽出
物からの有効成分の分離精製は、抽出物をカラムクロマ
トグラフィー、液体クロマトグラフィーなどで精製する
ことによって行うことができる。
【0015】コパイバ(Copaiba)の抽出物の配
合量は、剤型等によって適宜変更可能であるが、通常白
髪防止・改善剤全量に対して0.00001〜20%
(重量%、以下同じ)配合するのがよい。好ましくは
0.0001〜10%配合するのがよい。配合量が0.
00001%未満であると、本発明の効果を発揮でき
ず、また剤型によっては製造が困難になるものもあるこ
とから、20%を超えないほうがよい。
合量は、剤型等によって適宜変更可能であるが、通常白
髪防止・改善剤全量に対して0.00001〜20%
(重量%、以下同じ)配合するのがよい。好ましくは
0.0001〜10%配合するのがよい。配合量が0.
00001%未満であると、本発明の効果を発揮でき
ず、また剤型によっては製造が困難になるものもあるこ
とから、20%を超えないほうがよい。
【0016】本発明の白髪防止・改善剤は、その剤型等
に特に制限はなく、例えば、ヘアクリーム、ヘアローシ
ョン、乳液、軟膏、ゲル、リニメント、ヘアトニック、
ヘアリキッド、ヘアーリンス、ヘアーシャンプー、ヘア
ートリートメント、ヘアコンディショナー、エアゾー
ル、エアフォームなどの種々の形態に製剤化して用いる
ことができる。さらに液状形態のものは、通常の噴射
剤、炭酸ガス、酸素ガス、LPGなどと併用し、耐圧容
器に充填することもできる。
に特に制限はなく、例えば、ヘアクリーム、ヘアローシ
ョン、乳液、軟膏、ゲル、リニメント、ヘアトニック、
ヘアリキッド、ヘアーリンス、ヘアーシャンプー、ヘア
ートリートメント、ヘアコンディショナー、エアゾー
ル、エアフォームなどの種々の形態に製剤化して用いる
ことができる。さらに液状形態のものは、通常の噴射
剤、炭酸ガス、酸素ガス、LPGなどと併用し、耐圧容
器に充填することもできる。
【0017】本発明の白髪防止・改善剤には、上記の必
須成分に加えて、上記剤型等に応じて種々の成分を配合
することができる。
須成分に加えて、上記剤型等に応じて種々の成分を配合
することができる。
【0018】すなわち、本発明においては、コパイバ
(Copaiba)抽出物に他の薬効成分、例えば白髪
防止効果があるとされているc−AMP及びその誘導
体、フォルスコリン、塩化カルプロニウム、ペンタデカ
ン酸グリセリド、ミノキシジル、bFGFなどの公知の
薬剤と共に併用することによって、その効果を増強する
ことができ、その他にも、例えば、ビタミンE、ビタミ
ンEニコチネート、セファランチン、ニコチン酸、ニコ
チン酸アミド、ニコチン酸ベンジル、ショウキョウチン
キ、トウガラシチンキ、センブリエキスなどの末梢血管
拡張剤、コエンザイムQ、フラボノイド、タンニン、ポ
リフェノール類などの抗酸化剤、カンフル、l−メント
ールなどの清涼剤、塩化リゾチーム、グリチルリチン、
アラントインなどの消炎剤、ニンニクエキス、ニンジン
エキス、オウゴンエキス、ローズマリーエキス、アロエ
エキス、胎盤抽出液などの細胞賦活剤、6−ベンジルア
ミノプリンなどのDNA合成促進剤、ビタミンA、ビタ
ミンB6、パントテン酸、ビオチンなどのビタミン類、
メチオニン、システイン、シスチン、チロシンなどのア
ミノ酸類、サリチル酸、ヒノキチオール、レゾルシン、
トリクロロカルバニルド、イソプロピルメチルフェノー
ルなどの殺菌剤、エチニルエストラジオール、プロゲス
テロンなどのホルモン類、海藻、ナツメ果実、胡麻など
からの抽出物などを配合することができる。
(Copaiba)抽出物に他の薬効成分、例えば白髪
防止効果があるとされているc−AMP及びその誘導
体、フォルスコリン、塩化カルプロニウム、ペンタデカ
ン酸グリセリド、ミノキシジル、bFGFなどの公知の
薬剤と共に併用することによって、その効果を増強する
ことができ、その他にも、例えば、ビタミンE、ビタミ
ンEニコチネート、セファランチン、ニコチン酸、ニコ
チン酸アミド、ニコチン酸ベンジル、ショウキョウチン
キ、トウガラシチンキ、センブリエキスなどの末梢血管
拡張剤、コエンザイムQ、フラボノイド、タンニン、ポ
リフェノール類などの抗酸化剤、カンフル、l−メント
ールなどの清涼剤、塩化リゾチーム、グリチルリチン、
アラントインなどの消炎剤、ニンニクエキス、ニンジン
エキス、オウゴンエキス、ローズマリーエキス、アロエ
エキス、胎盤抽出液などの細胞賦活剤、6−ベンジルア
ミノプリンなどのDNA合成促進剤、ビタミンA、ビタ
ミンB6、パントテン酸、ビオチンなどのビタミン類、
メチオニン、システイン、シスチン、チロシンなどのア
ミノ酸類、サリチル酸、ヒノキチオール、レゾルシン、
トリクロロカルバニルド、イソプロピルメチルフェノー
ルなどの殺菌剤、エチニルエストラジオール、プロゲス
テロンなどのホルモン類、海藻、ナツメ果実、胡麻など
からの抽出物などを配合することができる。
【0019】さらに、油分、界面活性剤、保湿剤、低級
アルコール、増粘剤、酸化防止剤、キレート剤、使用感
付与剤、pH調整剤、防腐剤、香料、色素など、通常白
髪防止剤に用いられる原料が配合可能である。なお、任
意成分はこれらに限定されるものではない。
アルコール、増粘剤、酸化防止剤、キレート剤、使用感
付与剤、pH調整剤、防腐剤、香料、色素など、通常白
髪防止剤に用いられる原料が配合可能である。なお、任
意成分はこれらに限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】本発明は、優れた白髪防止、改善効果を
与える。
与える。
【0021】
【実施例】以下、調製例、実験例及び実施例を挙げて本
発明を具体的に説明するが、本発明は下記の例に制限さ
れるものではない。
発明を具体的に説明するが、本発明は下記の例に制限さ
れるものではない。
【0022】〔調製例〕コパイバ(Copaiba)の
樹皮部の裁断物1kgに10倍量(W/V)のメタノー
ルを加え、40〜50℃の湯浴中で8時間抽出した。次
に濾過し、メタノールを減圧留去し、抽出エキスを32
g得た。
樹皮部の裁断物1kgに10倍量(W/V)のメタノー
ルを加え、40〜50℃の湯浴中で8時間抽出した。次
に濾過し、メタノールを減圧留去し、抽出エキスを32
g得た。
【0023】〔実験例〕細胞培養法 培養色素細胞(B16メラノーマ)を用いて、コパイバ
(Copaiba)のメラニン産生促進効果を試験し
た。B16メラノーマの培養は10%FBSを含むイー
グル培地を用いて、CO2インキュベーター(5%CO
2)内で37℃の条件下により培養した。培養4日後に
試料溶液を終濃度10−4〜10−5重量%含む前記の
培地、もしくはコントロールとして培地のみを交換し、
さらに2日間培養した。
(Copaiba)のメラニン産生促進効果を試験し
た。B16メラノーマの培養は10%FBSを含むイー
グル培地を用いて、CO2インキュベーター(5%CO
2)内で37℃の条件下により培養した。培養4日後に
試料溶液を終濃度10−4〜10−5重量%含む前記の
培地、もしくはコントロールとして培地のみを交換し、
さらに2日間培養した。
【0024】メラニン量の測定 試料溶液の添加2日後、試料溶液を取り除き、1N N
aOHを加えて常温で24時間静置し、細胞を溶解し
た。その後、産生したメラニン量を、吸光光度計(Mi
croplate Reader、BIO−RAD社)
を用いて415nmの吸光度により測定した。コントロ
ールを100としたときのメラニン産生促進効果を算出
した結果を下記表1に示す。なお下記表1中のメラニン
産生促進効果は下記式により求めた。 メラニン産生促進効果=A/B×100 A:各濃度のコパイバ抽出物を添加したときの吸光度 B:無添加のときの吸光度
aOHを加えて常温で24時間静置し、細胞を溶解し
た。その後、産生したメラニン量を、吸光光度計(Mi
croplate Reader、BIO−RAD社)
を用いて415nmの吸光度により測定した。コントロ
ールを100としたときのメラニン産生促進効果を算出
した結果を下記表1に示す。なお下記表1中のメラニン
産生促進効果は下記式により求めた。 メラニン産生促進効果=A/B×100 A:各濃度のコパイバ抽出物を添加したときの吸光度 B:無添加のときの吸光度
【0025】
【表1】
【0026】表1から明らかなように、コパイバ(Co
paiba)抽出物に強いメラニン産生促進効果が認め
られた。
paiba)抽出物に強いメラニン産生促進効果が認め
られた。
【0027】以下、コパイバ(Copaiba)抽出物
を配合した実施例を示す。下記の実施例は、いずれも優
れた白髪防止・改善効果を示し、安全性も良好なもので
あった。
を配合した実施例を示す。下記の実施例は、いずれも優
れた白髪防止・改善効果を示し、安全性も良好なもので
あった。
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】
【表5】
【0032】
【表6】
【0033】
【表7】
【0034】
【表8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA111 AA112 AA122 AB032 AB442 AC012 AC022 AC072 AC102 AC182 AC212 AC352 AC402 AC422 AC432 AC442 AC482 AC582 AC612 AC642 AC662 AC692 AC782 AC852 AC862 AD092 AD132 AD152 AD352 AD532 AD572 AD612 AD662 BB53 CC31 CC32 CC37 CC38 CC39 DD08 DD31 EE22 EE24 FF01 4C088 AB12 AC03 AC04 AC05 AC06 AC11 BA08 CA03 MA63 NA14 ZA92 ZB22
Claims (1)
- 【請求項1】 コパイバ(Copaiba、Copai
fera属)の抽出物を含有する白髪防止・改善剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376066A JP2000169348A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 白髪防止、改善剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10376066A JP2000169348A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 白髪防止、改善剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000169348A true JP2000169348A (ja) | 2000-06-20 |
Family
ID=18506520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10376066A Pending JP2000169348A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 白髪防止、改善剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000169348A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104491243A (zh) * | 2014-12-07 | 2015-04-08 | 唐云峰 | 一种用于治疗白发的中药组合物 |
JP2020511495A (ja) * | 2017-03-20 | 2020-04-16 | ピエール、ファブレ、デルモ‐コスメティークPierre Fabre Dermo−Cosmetique | 脱毛症及び脂漏症に有効なCopaifera属植物の抽出物の使用 |
-
1998
- 1998-12-02 JP JP10376066A patent/JP2000169348A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104491243A (zh) * | 2014-12-07 | 2015-04-08 | 唐云峰 | 一种用于治疗白发的中药组合物 |
JP2020511495A (ja) * | 2017-03-20 | 2020-04-16 | ピエール、ファブレ、デルモ‐コスメティークPierre Fabre Dermo−Cosmetique | 脱毛症及び脂漏症に有効なCopaifera属植物の抽出物の使用 |
JP7242545B2 (ja) | 2017-03-20 | 2023-03-20 | ピエール、ファブレ、デルモ‐コスメティーク | 脱毛症及び脂漏症に有効なCopaifera属植物の抽出物の使用 |
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