JP2000168822A - 容器用キャップ - Google Patents

容器用キャップ

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JP2000168822A
JP2000168822A JP10344396A JP34439698A JP2000168822A JP 2000168822 A JP2000168822 A JP 2000168822A JP 10344396 A JP10344396 A JP 10344396A JP 34439698 A JP34439698 A JP 34439698A JP 2000168822 A JP2000168822 A JP 2000168822A
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JP
Japan
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container
cap
vent
porous sheet
inner lid
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Application number
JP10344396A
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English (en)
Inventor
Morihiko Endo
守彦 遠藤
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Fujimori Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、液体、粘体、粉体を充填した容器
の注出口を閉鎖する通気孔を有するキャップに関する。 【構成】 容器本体の注出口を閉鎖する容器用キャップ
において、その天面に通気口を設け、該通気口の内面に
多孔質シートを配置すると共に、該多孔質シートを保護
するように通気部を有する保護部材を設けたことを特徴
とする容器用キャップである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体、粘体、粉体
を充填した容器の注出口に被せる通気口を有する容器用
キャップに関し、特に容器内の内容物から発生するガス
が外部に逃散することができる通気口を有する容器用キ
ャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より流動性のある液体、粘体もしく
は粉体等の容器として、例えば金属缶、ブロー成型ボト
ル、またはプラスチックシートの周縁部を熱融着した内
容器を外装容器内に収納した容器(例えば、登録商標キ
ュービテナー)が広く使用されている。しかし、これら
の内容物の中には貯蔵中にガスを発生するもの、或いは
気圧差のある所を運搬するため容器内の空気を流出入す
る必要があるものもある。このような目的のため従来よ
りこの種の容器のキャップの中央部には通気口を設ける
と共に、この通気口より内容物の漏洩や外部からの汚染
を防止するために、多孔質シートを接着していた(例え
ば実公昭56−53012号参照)。従来使用されてい
た通気口を有するキャップを図3に示す。キャップの中
央部に通気口2が設けられおり、キャップの周縁の内周
には容器本体の注出口に螺合するネジ部3が構成されて
いる。そして、通気口2には通気性のある多孔質シート
4が熱融着され内容物の漏洩及び外部からの塵埃等の侵
入を防止している。
【0003】このような従来のキャップでは、多孔質シ
ートが直接内容物、例えば液体等に面しているため、容
器の運送中に液体が直接多孔質シートに接触して多孔質
シートを濡らすことによって多孔質シートの細かな目を
ふさいだり、或いは液漏れの原因になる等の問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は上
記のような問題を解決するため種々検討した結果、本発
明を完成したもので、本発明の目的は多孔質シートを貼
着した通気口を有する容器用キャップにおいて、液体の
漏洩や内容物付着による目詰りを防止するために多孔質
シートが内容物に触れることのない容器用キャップを提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、容器本
体の注出口を閉鎖する容器用キャップにおいて、その天
面に通気口を設け、該通気口の内面に多孔質シートを配
置すると共に、該多孔質シートを保護するように通気部
を有する保護部材を設けたことを特徴とする容器用キャ
ップである。すなわち、本発明においては、多孔質シー
トを保護する保護部材を設け、該保護部材に通気部を設
けることによって、内容物が直接多孔質シートに触れる
ことを防止するものである。そして、この通気部は内蓋
又は栓として機能し、容器内の圧力が上昇した時は容器
内のガスを外部に逃散するような弁の機能をも有する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明について詳細に述べる。本
発明が使用される容器とは、ネジ式や嵌合式などの注出
口を有するガラス製、合成樹脂製や金属製などの容器で
あれば何れでも良いが、例えばバッグインボックスと称
されている段ボール、カートン、プラスチックケース等
の外装容器の内部に収納される内容器にも使用される。
このような内容器を収納した外装容器の上面には、プラ
スチック製注出口が設けられており、本発明の容器用キ
ャップは、この注出口を閉鎖するキャップとして好適で
ある。
【0007】本発明にかかる容器用キャップの一実施例
を図をもって具体的に説明する。図1は本発明にかかる
キャップ1の断面図であって、保護部材が容器の内蓋を
兼用している場合である。図1においてキャップ1の天
面には通気口2を有し、キャップの内周面には容器本体
の注出口に螺合するネジ部3を有する。また、通気口2
には外部からの塵埃等の侵入を防止するため通気性のあ
る多孔質シート4が熱融着されている。更に、このキャ
ップの内面には保護部材である内蓋5が設けられてお
り、内蓋の底面には通気部として十文字のスリット6が
設けられている。容器内の圧力が上昇すると内蓋の底面
のスリット6が弁のように作用して開き容器内の圧力が
低下すればスリット6が閉じる。内蓋5は容器の注出口
内周に圧着されて内容物の漏洩を防止している。
【0008】図2は本発明にかかる他の容器用キャップ
の実施例である。図2において、キャップ1の天面には
通気口2を有し、キャップの内周面には容器本体の注出
口に螺合するネジ部3を有する。この実施例では、保護
部材として上記の内蓋の代わりに多孔質シートを囲こむ
ように筒状体7を設け、これにシリコーンゴムのような
エラストマーからなるゴム栓8を装着する。装着方法は
図の様に外より被せてもよく、接着剤で接着させてもよ
い。あるいは、筒状体7内に内装してもよい。このゴム
栓8には、前述の内蓋の場合と同様に十文字のスリット
6を設ける。これに弁機能を付与させてもよい。
【0009】これらの実施例において、保護部材として
は、容器内のガスを外部に逃散させ、容器内の圧が低下
すればスリットが閉じることが好ましいので、その材質
としては、低密度ポリエチレンやポリプロピレン系エラ
ストマーのような柔軟性を有する合成樹脂が好ましい。
また、通気部としてのスリットの形状はどのような形で
もよいが、十文字又は一文字にすることによって製造が
容易となるので好ましい。なおこれらの実施例では、ネ
ジ式のキャップについて説明したが、キャップは嵌合式
であってもよい。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明の容器用キャップ
はその天面に通気口が設けられ、この通気口には多孔質
シートが配置され、更に、その内面には内蓋もしくは栓
を嵌めた筒状体が設けられているので、容器内の内容物
が直接多孔質シートに触れることは無く、又、容器内に
ガス圧力が発生したとき内蓋又は栓に設けてあるスリッ
トよりガスを外部に逃散させ、圧力が低下すると、スリ
ットがもとの状隊に戻り、確実に多孔質シートが内容物
に触れることがない等の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるキャップの断面図である。
【図2】 本発明にかかる他のキャップの断面図であ
る。
【図3】 従来のキャップの断面図である。
【符号の説明】
1 キャップ 2 通気口 3 キャップ
内周面のネジ部 4 多孔質シート 5 内蓋 6 通気部 7 円筒体 8 ゴム栓

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体の注出口を閉鎖する容器用キャッ
    プにおいて、その天面に通気口を設け、該通気口の内面
    に多孔質シートを配置すると共に、該多孔質シートを保
    護するように通気部を有する保護部材を設けたことを特
    徴とする容器用キャップ。
  2. 【請求項2】前記通気部がスリットであることを特徴と
    する請求項1記載の容器用キャップ。
JP10344396A 1998-12-03 1998-12-03 容器用キャップ Pending JP2000168822A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002337897A (ja) * 2001-05-11 2002-11-27 Amtec Co Ltd 液体ボトル
JP2006284696A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Kyocera Mita Corp 液体現像剤用コンテナ及び液体現像剤受入装置
KR101969454B1 (ko) * 2018-12-06 2019-04-18 주식회사 삼국 역류방지 기능이 구비된 온수매트용 온수공급장치

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