JP2516739Y2 - 定量容器 - Google Patents
定量容器Info
- Publication number
- JP2516739Y2 JP2516739Y2 JP1989114419U JP11441989U JP2516739Y2 JP 2516739 Y2 JP2516739 Y2 JP 2516739Y2 JP 1989114419 U JP1989114419 U JP 1989114419U JP 11441989 U JP11441989 U JP 11441989U JP 2516739 Y2 JP2516739 Y2 JP 2516739Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- mouth
- stopper
- fixed
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば粉末コーヒー、パウダーミルク、顆
粒医薬品、粉末合成洗剤などの粉体や顆粒物を一定量ず
つ排出するようにした定量容器に関するものである。
粒医薬品、粉末合成洗剤などの粉体や顆粒物を一定量ず
つ排出するようにした定量容器に関するものである。
従来、第4図に示すように、この種の定量容器10にお
いては、容器本体11の口部12に定量中栓13を装着し、全
体を覆うようにしてキャップ14を前記口部12に螺着した
ものがあり、容器10を上下反転させることによって内容
物の粉体や顆粒物が定量中栓13に入り、再び容器10を正
立させたときに一定量の粉体や顆粒物がこの定量中栓13
内に残り、さらに容器10を反転させることによって定量
中栓13から粉体や顆粒物が排出する構成を有していた。
いては、容器本体11の口部12に定量中栓13を装着し、全
体を覆うようにしてキャップ14を前記口部12に螺着した
ものがあり、容器10を上下反転させることによって内容
物の粉体や顆粒物が定量中栓13に入り、再び容器10を正
立させたときに一定量の粉体や顆粒物がこの定量中栓13
内に残り、さらに容器10を反転させることによって定量
中栓13から粉体や顆粒物が排出する構成を有していた。
そして流通段階における内容物の吸湿を防止するため
に、口部12と定量中栓13との間にリング状のパッキング
15を介在させるとともに、前記定量中栓13とキャップ14
との密接度合いを高め、さらにはキャップ14の排出口16
をシール材17でシールしていた。
に、口部12と定量中栓13との間にリング状のパッキング
15を介在させるとともに、前記定量中栓13とキャップ14
との密接度合いを高め、さらにはキャップ14の排出口16
をシール材17でシールしていた。
しかしながら、シール材にて排出口をシールするだけ
では密封性が低く、キャップ14と定量中栓13、容器本体
11と定量中栓13との密封が完全でなく、容器本体内の気
密性を保つことができないものであり、内容物が保存性
により限定される場合があった。特に所定のシール性を
満足するように定量中栓とキャップとの密接度合いを高
めることは、それぞれの成形にバラツキがあって不可能
なものであり、Oリングを用いることも直接に容器本体
内の気密を保ものではなかった。
では密封性が低く、キャップ14と定量中栓13、容器本体
11と定量中栓13との密封が完全でなく、容器本体内の気
密性を保つことができないものであり、内容物が保存性
により限定される場合があった。特に所定のシール性を
満足するように定量中栓とキャップとの密接度合いを高
めることは、それぞれの成形にバラツキがあって不可能
なものであり、Oリングを用いることも直接に容器本体
内の気密を保ものではなかった。
そこで本考案は、流通段階において容器本体内の気密
を確実に保つようにすることを課題とする。
を確実に保つようにすることを課題とする。
本考案は、上記した課題を考慮してなされたもので、
容器本体の口部に定量中栓を装着した定量容器におい
て、容器本体の口部の内周縁に段部を設け、該段部に定
量中栓が係止した状態で口部内に装着され、前記口部を
封止するシール材を口部の上端面に亘って密着したこと
を特徴とする定量容器を提供して、上記課題を解消する
ものである。
容器本体の口部に定量中栓を装着した定量容器におい
て、容器本体の口部の内周縁に段部を設け、該段部に定
量中栓が係止した状態で口部内に装着され、前記口部を
封止するシール材を口部の上端面に亘って密着したこと
を特徴とする定量容器を提供して、上記課題を解消する
ものである。
〔作用」 本考案においては、定量中栓が容器本体の口部内に配
置され、これを覆うようにしてシール材が口部を封止す
るようになる。
置され、これを覆うようにしてシール材が口部を封止す
るようになる。
つぎに、本考案を第1図から第3図に示す一実施例に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
すなわち本考案の定量容器1においては、容器本体2
の口部3の内周縁に段部4を設け、該段部4に定量中栓
5の上部外周に亘る鍔部50を係止させてこの定量中栓5
を口部3内に装着し、そして前記口部3を覆うようにし
てシール材6を配置し、このシール材6を前記口部3の
上端面30に亘ってシールしたものである。前記シール材
6は第3図に示すようにガスバリヤー性を有する合成樹
脂フィルムや金属箔などの遮蔽層60を少なくとも一層有
し、これにシーラント材層61を有する構成であればよ
い。
の口部3の内周縁に段部4を設け、該段部4に定量中栓
5の上部外周に亘る鍔部50を係止させてこの定量中栓5
を口部3内に装着し、そして前記口部3を覆うようにし
てシール材6を配置し、このシール材6を前記口部3の
上端面30に亘ってシールしたものである。前記シール材
6は第3図に示すようにガスバリヤー性を有する合成樹
脂フィルムや金属箔などの遮蔽層60を少なくとも一層有
し、これにシーラント材層61を有する構成であればよ
い。
なお、前記段部の深さは少なくとも定量中栓が口部の
上端面から突出しないように設定されている。
上端面から突出しないように設定されている。
以上説明したように、本考案は、容器本体の口部に定
量中栓を装着した定量容器であって、容器本体の口部の
内周縁に段部を設け、該段部に定量中栓が係止した状態
で口部内に装着され、前記口部を封止するシール材を口
部の上端面に亘って密着したので、容器本体の唯一の開
口である口部がシール材によって封止されるようにな
り、容器本体の内部の気密が確実に保たれ、完全密封に
よって流通時の内容物の吸湿を防止できるなど、実用性
にすぐれた効果を奏するものである。
量中栓を装着した定量容器であって、容器本体の口部の
内周縁に段部を設け、該段部に定量中栓が係止した状態
で口部内に装着され、前記口部を封止するシール材を口
部の上端面に亘って密着したので、容器本体の唯一の開
口である口部がシール材によって封止されるようにな
り、容器本体の内部の気密が確実に保たれ、完全密封に
よって流通時の内容物の吸湿を防止できるなど、実用性
にすぐれた効果を奏するものである。
第1図は本考案に係る定量容器の一実施例を断面で示す
説明図、第2図は一実施例の要部を拡大して示す説明
図、第3図はシール材を示す説明図、第4図は従来例を
示す説明図である。 1……定量容器 2……容器本体 3……口部 4……段部 5……定量中栓 6……シール材
説明図、第2図は一実施例の要部を拡大して示す説明
図、第3図はシール材を示す説明図、第4図は従来例を
示す説明図である。 1……定量容器 2……容器本体 3……口部 4……段部 5……定量中栓 6……シール材
Claims (1)
- 【請求項1】容器本体の口部に定量中栓を装着した定量
容器において、 容器本体の口部の内周縁に段部を設け、該段部に定量中
栓が係止した状態で口部内に装着され、前記口部を封止
するシール材を口部の上端面に亘って密着したことを特
徴とする定量容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989114419U JP2516739Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 定量容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989114419U JP2516739Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 定量容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0353459U JPH0353459U (ja) | 1991-05-23 |
JP2516739Y2 true JP2516739Y2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=31662788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989114419U Expired - Lifetime JP2516739Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 定量容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516739Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6346356U (ja) * | 1986-09-10 | 1988-03-29 |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP1989114419U patent/JP2516739Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0353459U (ja) | 1991-05-23 |
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