JP2000168436A - 車両用ライト制御装置 - Google Patents

車両用ライト制御装置

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JP2000168436A
JP2000168436A JP35017298A JP35017298A JP2000168436A JP 2000168436 A JP2000168436 A JP 2000168436A JP 35017298 A JP35017298 A JP 35017298A JP 35017298 A JP35017298 A JP 35017298A JP 2000168436 A JP2000168436 A JP 2000168436A
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JP
Japan
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vehicle
light
dark place
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time
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JP35017298A
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English (en)
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Kazuya Sasaki
和也 佐々木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、無駄な電力消費を防止し、先行車
や対向車の快適さを損なうことのない車両用ライト制御
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 車両の速度を検出する速度検出手段と、
車両の現在地を検出する現在地検出手段と、車両の現在
地近傍の地図情報を出力する地図情報出力手段と、地図
情報と前記車両の速度から前記車両がこれから通過する
暗所の通過時間を算出する算出手段S16と、暗所の通
過時間が所定値未満のときライトの点灯を制限する点灯
制限手段S22とを有し、地図情報と車両の速度から車
両がこれから通過する暗所の通過時間を算出するため、
陸橋や歩道橋のように通過時間がごく短時間の暗所を通
過する場合にライトの点灯が制限され、無駄な電力消費
が防止され、先行車や対向車の快適さを損なうことが防
止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用ライト制御装
置に関し、車両のライトの点灯及び消灯を制御する車両
用ライト制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、トンネル等の暗所に進入した
ときの車両のライトのつけ忘れや、トンネルを出た後の
ライトの消し忘れを防止するため、照度センサを用いて
車両のライトを点灯/消灯を制御するコンライトシステ
ムがある。また、このコンライトシステムにカーナビゲ
ーションシステムを適用したものとして、例えば特開平
10−141963号公報に記載のシステムがある。
【0003】このシステムは、カーナビゲーションシス
テムからの位置情報に基づき、トンネル内を通過中にも
拘わらずライトが点灯してないときはライトを点灯制御
し、トンネル内を通過中でないにも拘わらずライトが点
灯しているときはライトを消灯制御し、また、トンネル
手前で点灯させ、トンネル通過後に消灯するように制御
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来システムでは、例
えば陸橋や歩道橋の下をくぐって走行する場合にも、ト
ンネルと同様に、陸橋や歩道橋の手前でライトを点灯し
通過後に消灯する制御が行われる可能性がある。しか
し、陸橋や歩道橋のように通過時間がごく短時間の場合
には、ライトの点灯は無駄で電力消費が大きくなるだけ
でなく、先行車や対向車にとってはパッシングと見間違
えられ快適さを損なうおそれがあるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、暗所の通過時間が所定値未満のときライトの点灯を
制限することにより、無駄な電力消費を防止し、先行車
や対向車の快適さを損なうことのない車両用ライト制御
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車両の外部の光照度を検出し、車両のライトの点灯
及び消灯を制御する車両用ライト制御装置において、前
記車両の速度を検出する速度検出手段と、前記車両の現
在地を検出する現在地検出手段と、前記車両の現在地近
傍の地図情報を出力する地図情報出力手段と、前記地図
情報と前記車両の速度から前記車両がこれから通過する
暗所の通過時間を算出する算出手段と、前記暗所の通過
時間が所定値未満のとき前記ライトの点灯を制限する点
灯制限手段とを有する。
【0007】このように、地図情報と車両の速度から車
両がこれから通過する暗所の通過時間を算出し、暗所の
通過時間が所定値未満のときライトの点灯を制限するた
め、陸橋や歩道橋のように通過時間がごく短時間の暗所
を通過する場合にライトの点灯が制限され、無駄な電力
消費が防止され、先行車や対向車の快適さを損なうこと
が防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の車両用ライト制御
装置のシステム構成図を示す。同図中、コンライトスイ
ッチ10は、例えばステアリングホイールに配設されて
おり、乗員の操作によりコンライトシステムのオン/オ
フを指示し、そのオン/オフ信号はコンライトECU
(電子制御装置)20に供給される。照度センサ12は
車外の照度を検出して、その検出信号をコンライトEC
U20に供給する。車輪速センサ14は車両の車輪の回
転速度(車輪速)を検出して、その検出信号をコンライ
トECU20に供給する。
【0009】GPS(グローバル・ポジショニング・シ
ステム)装置16は、複数のGPS衛星から送信される
航法情報を受信して自車の正確な現在地情報を認識し、
この現在地情報をナビゲーション装置18及びコンライ
トECU20に供給する。ナビゲーション装置18はG
PS装置16からの現在地情報を地図情報と重ね合わ
せ、かつ補正して地図情報と共にコンライトECU20
に供給する。
【0010】また、コンライトECU20には車両のヘ
ッドライト及びスモールランプそれぞれの点灯/消灯を
行うライトコントロールリレー22が接続されている。
コンライトECU20は、マイクロコンピュータで構成
され、中央処理ユニット(CPU)30と、リードオン
リメモリ(ROM)32と、ランダムアクセスメモリ
(RAM)34と、入力ポート回路36と、出力ポート
回路38と、通信回路40とを有し、これらは双方向性
のコモンバス42により互いに接続されている。
【0011】入力ポート回路36には、コンライトスイ
ッチ10のオン/オフ信号、照度センサ12及び車輪速
センサ14それぞれの検出信号が供給される。また、通
信回路40にはGPS装置16,ナビゲーション装置1
8それぞれの出力情報が供給される。ROM32には制
御プログラムが記憶されている。CPU30は制御プロ
グラムに基づき、後述する種々の処理を行い、その際に
RAM34が作業領域として使用される。CPU30が
制御プログラムを実行することにより発生した制御信号
は出力ポート回路38からライトコントロールリレー2
2に供給され、車両のヘッドライト及びスモールランプ
それぞれの点灯/消灯が行われる。
【0012】図2はコンライトECU20が実行するコ
ンライト処理のフローチャートを示す。この処理はコン
ライトスイッチ10がオンとされたとき開始され、コン
ライトスイッチ10がオンとされたとき終了される。同
図中、ステップS10でナビゲーション装置18から車
両の現在地近傍の地図情報を読み取り、ステップS12
でGPS装置16から車両の現在地情報を読み取り、ス
テップS14で車輪速センサ14の検出信号を読み取っ
て車速を算出する。
【0013】次に、ステップS16で車両の現在地近傍
の地図情報と車両の現在地情報(過去の車両の位置情報
も含む)から進路予測を行う。そして、ステップS18
で予測された進路上にあるトンネルや、くぐる必要のあ
る陸橋や歩道橋等の暗所を地図情報から抽出し、この抽
出した地図情報から得られるトンネル,陸橋,歩道橋等
の暗所の距離と、車速(ステップS14で算出)とから
トンネル,陸橋,歩道橋等の暗所の通過時間τを算出す
る。
【0014】次に、ステップS20で暗所の通過時間τ
が予め設定されている所定時間Tt以上か否かを判別す
る。所定時間Ttは、人間の単純反応時間(0.5〜
1.0秒)の1/2程度の値で例えば0.5秒とする。
ここで、τ<Ttの場合は陸橋,歩道橋等の短距離の暗
所通過であるとみなし、ステップS22で照度センサ情
報に基づいてライトコントロールリレー22をオンとす
るまでの遅延時間であるオン遅延時間Tdを次式により
算出して設定する。
【0015】Td=D1/車速 但し、D1は平均的な歩道橋の幅に対応する数メートル
である。次に、ステップS24で暗所に入ったか否かを
照度センサ12で検出した照度情報及びGPS装置16
からの現在地情報から判別し、暗所に入ったときステッ
プS26に進む。ステップS26では暗所に入った後、
オン遅延時間Tdを経過したか否かを判別し、経過した
ときにのみステップS28でヘッドライトを点灯するた
めのライトコントロールリレー22をオンとする制御を
行う。
【0016】そして、ステップS30で暗所から出たか
否かを照度センサ12で検出した照度情報及びGPS装
置16からの現在地情報から判別し、暗所から出てなけ
ればステップS26に進み、暗所から出ていればステッ
プS31でヘッドライトを消灯するためのライトコント
ロールリレー22をオフとする制御を行った後、ステッ
プS10に進む。
【0017】ここでは、ステップS24〜27を設けて
いるものの、ステップS22でオン遅延時間TdをD1
/車速に設定しているため、陸橋,歩道橋等の暗所で停
止しなければ、ヘッドライトが点灯することはなく、無
駄な電力消費を防止でき、かつ、先行車や対向車にとっ
てパッシングと見間違えられるヘッドライトの瞬間的な
点灯を防止できる。
【0018】一方、ステップS20でτ≧Ttの場合は
トンネル等の長距離の暗所通過であるため、ステップS
32に進み、トンネル等の長距離の暗所に進入するまで
の時間Tinを算出し、ステップS34でオン遅延時間
Tdを0に設定する。そして、ステップS36でトンネ
ル等の長距離の暗所に入る所定時間Ti前であるか否か
を判別して、所定時間Ti前にステップS38に進んで
テールランプを点灯するためのライトコントロールリレ
ー22をオンとする制御を行う。ここで、所定時間Ti
は、人間の単純反応時間(0.5〜1.0秒)の1/2
程度の値で例えば0.5秒とする。
【0019】次に、ステップS40で暗所に入ったか否
かを照度センサ12で検出した照度情報及びGPS装置
16からの現在地情報から判別し、暗所に入ったときス
テップS42に進む。ステップS42では暗所に入った
後、オン遅延時間Td(ここではTd=0)を経過した
か否かを判別し、経過したときにのみステップS44で
ヘッドライトを点灯するためのライトコントロールリレ
ー22をオンとする制御を行う。
【0020】そして、ステップS46で暗所から出たか
否かを照度センサ12で検出した照度情報及びGPS装
置16からの現在地情報から判別し、暗所から出てなけ
ればステップS42に進み、暗所から出ていればステッ
プS48でヘッドライトを消灯するためのライトコント
ロールリレー22をオフとする制御を行う。次に、ステ
ップS50で暗所から出て所定時間To経過したか否か
を判別し、暗所から出て所定時間To経過した場合にス
テップS52に進んでテールランプを消灯するためのラ
イトコントロールリレー22をオフとする制御を行った
後、ステップS10に進む。ここで、所定時間Toは、
人間の単純反応時間(0.5〜1.0秒)の1/2程度
の値で例えば0.5秒とする。
【0021】これによって、トンネルに進入する所定時
間Ti前にテールランプが自動で点灯され、トンネルに
進入すると遅滞なくヘッドライトが自動で点灯され、ト
ンネルを出るとヘッドライトが自動で消灯され、その
後、所定時間Toを経過してテールランプが自動で消灯
する。なお、車輪速センサ14が速度検出手段に対応
し、GPS装置16が現在地検出手段に対応し、ナビゲ
ーション装置18が地図情報出力手段に対応し、ステッ
プS16が算出手段に対応し、ステップS22が点灯制
限手段に対応する。
【0022】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
車両の速度を検出する速度検出手段と、前記車両の現在
地を検出する現在地検出手段と、前記車両の現在地近傍
の地図情報を出力する地図情報出力手段と、前記地図情
報と前記車両の速度から前記車両がこれから通過する暗
所の通過時間を算出する算出手段と、前記暗所の通過時
間が所定値未満のとき前記ライトの点灯を制限する点灯
制限手段とを有する。
【0023】このように、地図情報と車両の速度から車
両がこれから通過する暗所の通過時間を算出し、暗所の
通過時間が所定値未満のときライトの点灯を制限するた
め、陸橋や歩道橋のように通過時間がごく短時間の暗所
を通過する場合にライトの点灯が制限され、無駄な電力
消費が防止され、先行車や対向車の快適さを損なうこと
が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用ライト制御装置のシステム構成
図である。
【図2】コンライトECU20が実行するコンライト処
理のフローチャートである。
【符号の説明】
10 コンライトスイッチ 12 照度センサ 14 車輪速センサ 16 GPS装置 18 ナビゲーション装置 20 コンライトECU 22 ライトコントロールリレー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の外部の光照度を検出し、車両のラ
    イトの点灯及び消灯を制御する車両用ライト制御装置に
    おいて、 前記車両の速度を検出する速度検出手段と、 前記車両の現在地を検出する現在地検出手段と、 前記車両の現在地近傍の地図情報を出力する地図情報出
    力手段と、 前記地図情報と前記車両の速度から前記車両がこれから
    通過する暗所の通過時間を算出する算出手段と、 前記暗所の通過時間が所定値未満のとき前記ライトの点
    灯を制限する点灯制限手段とを有することを特徴とする
    車両用ライト制御装置。
JP35017298A 1998-12-09 1998-12-09 車両用ライト制御装置 Pending JP2000168436A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009018711A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Denso Corp 車両用表示灯
CN102795175A (zh) * 2012-09-01 2012-11-28 北京车网互联科技股份有限公司 一种车灯开闭提醒方法及系统

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