JP4168920B2 - 車両用前照灯光軸方向自動調整装置 - Google Patents

車両用前照灯光軸方向自動調整装置 Download PDF

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本発明は、車両に配設される前照灯による左右前方照射の光軸方向や照射範囲をステアリングホイールの操舵角に応じて自動的に調整する車両用前照灯光軸方向自動調整装置に関するものである。
従来、車両用前照灯光軸方向自動調整装置に関連する先行技術文献としては、特開2002−225617号公報にて開示されたものが知られている。このものでは、車両に搭載されたナビゲーション・システム(ナビゲーション装置)におけるルートガイダンス機能を利用した走行目的地の入力設定の有無にかかわらず、車両の前方道路面へのビーム照射を適切に行うことができる技術が示されている。
特開2002−225617号公報(第2頁〜第3頁)
ところで、前述のものでは、ナビゲーション・システムからの前方道路情報に基づき前照灯による左右前方照射の光軸方向や照射範囲を、運転者によるステアリングホイールの操舵角が検出される以前に、先行して調整することができる。つまり、ナビゲーション・システムからの前方道路情報に基づく前照灯の制御量に対して、運転者によるステアリングホイールの操舵角に基づく前照灯の制御量は遅れて算出されることとなる。また、ナビゲーション・システムからの前方道路情報は必ずしも正確であるとは限らないため、この前方道路情報に基づく前照灯の制御量は不適切である可能性がある。
このため、前照灯のナビゲーション・システムによる先行したスイブル制御から運転者の操舵によるスイブル制御に切替えたときの前照灯の光軸方向の動きによって運転者の前方視認性を損なったり、運転者に違和感を与えるという不具合があった。
そこで、この発明はかかる不具合を解決するためになされたもので、前照灯のナビゲーション・システムによる先行したスイブル制御から運転者の操舵によるスイブル制御に切替えたときの前照灯の光軸方向の動きによって運転者の前方視認性を損なうことなく、かつ違和感を与えることのない車両用前照灯光軸方向自動調整装置の提供を課題としている。
請求項1の車両用前照灯光軸方向自動調整装置によれば、車速検出手段で検出された車両の車速と道路情報検出手段で検出された車両に搭載されたナビゲーション・システムからの前方道路情報とをパラメータとして推定制御量演算手段で算出された車両の前照灯の光軸方向を調整するための推定制御量が、操舵角検出手段で検出された車両のステアリングホイールの操舵角と車速検出手段で検出された車両の車速とをパラメータとして制御量演算手段で算出された前照灯の光軸方向を調整するための制御量に到達するまでの移行途中においては、移行制御量演算手段で前照灯の光軸方向を調整するための移行制御量が、推定制御量が制御量に到達するまで操舵角の検出からの経過時間に応じて変化され算出される。そして、操舵角の検出以前では、推定制御量に基づき先行して前照灯の光軸方向が水平方向に平行な左右方向にスイブルされ調整され、操舵角の検出以降では、移行制御量が制御量に到達するまでは移行制御量、また、移行制御量が制御量に到達したのちでは制御量に基づき前照灯の光軸方向が水平方向に平行な左右方向にスイブルされ調整される。このため、ナビゲーション・システムからの前方道路情報による先行したスイブル制御から運転者によるステアリングホイールの操舵角に基づくスイブル制御への切替わり時における前照灯の光軸方向の動きが滑らかとなり、運転者の前方視認性を損なうことなく、かつ運転者に違和感を与えることが防止される。
更に、移行制御量演算手段では、前照灯の光軸方向を調整するための移行制御量が制御量に到達するまで、その移行制御量が操舵角の検出からの経過時間に応じて推定制御量と制御量との比率を変え平均化され算出される。このため、ナビゲーション・システムからの前方道路情報による先行したスイブル制御から運転者によるステアリングホイールの操舵角に基づくスイブル制御への切替わり時における前照灯の光軸方向の動きが滑らかとなり、運転者の前方視認性を損なうことなく、かつ運転者に違和感を与えることが防止される。
請求項2の車両用前照灯光軸方向自動調整装置によれば、車速検出手段で検出された車両の車速と道路情報検出手段で検出された車両に搭載されたナビゲーション・システムからの前方道路情報とをパラメータとして推定制御量演算手段で算出された車両の前照灯の光軸方向を調整するための推定制御量が、操舵角検出手段で検出された車両のステアリングホイールの操舵角と車速検出手段で検出された車両の車速とをパラメータとして制御量演算手段で算出された前照灯の光軸方向を調整するための制御量に到達するまでの移行途中においては、移行制御量演算手段で前照灯の光軸方向を調整するための移行制御量が、推定制御量が制御量に到達するまで操舵角の検出からの経過時間に応じて変化され算出される。そして、操舵角の検出以前では、推定制御量に基づき先行して前照灯の光軸方向が水平方向に平行な左右方向にスイブルされ調整され、操舵角の検出以降では、移行制御量が制御量に到達するまでは移行制御量、また、移行制御量が制御量に到達したのちでは制御量に基づき前照灯の光軸方向が水平方向に平行な左右方向にスイブルされ調整される。このため、ナビゲーション・システムからの前方道路情報による先行したスイブル制御から運転者によるステアリングホイールの操舵角に基づくスイブル制御への切替わり時における前照灯の光軸方向の動きが滑らかとなり、運転者の前方視認性を損なうことなく、かつ運転者に違和感を与えることが防止される。
更に、移行制御量演算手段では、前照灯の光軸方向を調整するための移行制御量が制御量に到達するまで、その移行制御量が操舵角の検出からの経過時間に応じた推定制御量と制御量との加重平均によって算出される。このため、ナビゲーション・システムからの前方道路情報による先行したスイブル制御から運転者によるステアリングホイールの操舵角に基づくスイブル制御への切替わり時における前照灯の光軸方向の動きが滑らかとなり、運転者の前方視認性を損なうことなく、かつ運転者に違和感を与えることが防止される。
請求項3の車両用前照灯光軸方向自動調整装置における移行制御量演算手段では、推定制御量から制御量に到達するまでの移行途中における移行制御量の単位時間当たりの変化量に制限が加えられることで、操舵角の検出以降における移行制御量の大きな変動をなくすことができる。このため、ナビゲーション・システムからの前方道路情報による先行したスイブル制御から運転者によるステアリングホイールの操舵角に基づくスイブル制御への切替わり時における前照灯の光軸方向の動きが滑らかとなり、運転者の前方視認性を損なうことなく、かつ運転者に違和感を与えることが防止される。
請求項4の車両用前照灯光軸方向自動調整装置における移行制御量演算手段では、推定制御量から制御量に到達するまでの移行途中における移行制御量が、直前までの操舵角の変化量よりも遅い前照灯の光軸方向の変化量となるようにされることで、操舵角の検出以降における移行制御量の大きな変動をなくすことができる。このため、ナビゲーション・システムからの前方道路情報による先行したスイブル制御から運転者によるステアリングホイールの操舵角に基づくスイブル制御への切替わり時における前照灯の光軸方向の動きが滑らかとなり、運転者の前方視認性を損なうことなく、かつ運転者に違和感を与えることが防止される。
請求項5の車両用前照灯光軸方向自動調整装置によれば、車速検出手段で検出された車両の車速と道路情報検出手段で検出された車両に搭載されたナビゲーション・システムからの前方道路情報とをパラメータとして推定制御量演算手段で算出された車両の前照灯の光軸方向を調整するための推定制御量が、操舵角検出手段で検出された車両のステアリングホイールの操舵角と車速検出手段で検出された車両の車速とをパラメータとして制御量演算手段で算出された前照灯の光軸方向を調整するための制御量に到達するまでの移行途中においては、推定制御量に固定される。そして、操舵角の検出以前では、推定制御量に基づき先行して前照灯の光軸方向が水平方向に平行な左右方向にスイブルされ調整され、操舵角の検出以降では、制御量が推定制御量に到達するまでは固定された推定制御量、また、制御量が推定制御量に到達したのちでは制御量に基づき前照灯の光軸方向が水平方向に平行な左右方向にスイブルされ調整される。このため、ナビゲーション・システムからの前方道路情報による先行したスイブル制御から運転者によるステアリングホイールの操舵角に基づくスイブル制御への切替わり時における前照灯の光軸方向の動きによって、運転者の前方視認性を損なうことなく、かつ運転者に違和感を与えることが防止される。
請求項6の車両用前照灯光軸方向自動調整装置におけるスイブル制御手段では、制御量が所定時間を経過しても、推定制御量に到達しないときには、例えば、ナビゲーション・システムからの前方道路情報に誤差や誤り等が含まれていることが考えられ、信頼性に乏しいとして、このときの運転者によるステアリングホイールの操舵角に基づく制御量による前照灯の光軸方向の調整に切替えられる。このため、誤った推定制御量による前照灯の光軸方向の調整がいつまでも継続することがなくなり、運転者の前方視認性が早めに回復される。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例1にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置の全体構成を示す概略図である。
図1において、車両の前面には前照灯として左右のヘッドライト10L,10Rが配設されている。これらヘッドライト10L,10Rには光軸方向を調整するための各アクチュエータ11L,11Rが接続されている。20はECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)であり、ECU20は周知の各種演算処理を実行する中央処理装置としてのCPU21、制御プログラムや制御マップ等を格納したROM22、各種データを格納するRAM23、B/U(バックアップ)RAM24、入出力回路25及びそれらを接続するバスライン26等からなる論理演算回路として構成されている。
ECU20には、車両に搭載された周知のナビゲーション・システム15からの出力信号、車両の左車輪の左車輪速VL を検出する左車輪速センサ16Lからの出力信号、車両の右車輪の右車輪速VR を検出する右車輪速センサ16Rからの出力信号、運転者によるステアリングホイール17の操舵角STAを検出する操舵角センサ18からの出力信号、その他の各種センサ信号が入力されている。そして、ECU20からの出力信号が車両の左右のヘッドライト10L,10Rの各アクチュエータ11L,11Rに入力され、左右のヘッドライト10L,10Rの光軸方向が調整される。
なお、本実施例の構成においては、図2に示すように、ヘッドライト10R,10Lの配光領域(ロービーム)が、ステアリングホイール17の中立点から右方向または左方向への操舵に応じて初期位置から右方向または左方向へスイブル制御範囲内にて調整される。このスイブル制御範囲は、運転者の前方視認性を損なうことなく、運転者のステアリングホイール17の操舵に伴う右方向または左方向の視認性が考慮される。このため、車両のステアリングホイール17の操舵による右旋回ではヘッドライト10Rの配光領域に対する右方向のヘッドライト10Rのスイブル制御範囲の方がヘッドライト10Lの配光領域に対する方向のヘッドライト10Lのスイブル制御範囲より広くされている。逆に、車両のステアリングホイール17の操舵による左旋回ではヘッドライト10Lの配光領域に対する左方向のヘッドライト10Lの スイブル制御範囲の方がヘッドライト10Rの配光領域に対する方向のヘッドライト10Rのスイブル制御範囲より広くされている。
次に、本発明の実施例1にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置で使用されているECU20内のCPU21におけるスイブル制御の処理手順を示す図3のフローチャートに基づいて説明する。なお、このスイブル制御ルーチンは所定時間毎にCPU21にて繰返し実行される。
図3において、ステップS101で、操舵角センサ18で検出された操舵角STAが読込まれる。次にステップS102に移行して、左車輪速センサ16Lで検出された左車輪速VL が読込まれる。次にステップS103に移行して、右車輪速センサ16Rで検出された右車輪速VR が読込まれる。次にステップS104に移行して、ナビゲーション・システム15からの前方道路情報が読込まれる。
次にステップS105に移行して、操舵有りであるかが判定される。ステップS105の判定条件が成立せず、即ち、ステップS101で読込まれた操舵角STAが中立位置の不感帯を越えておらず直進走行状態にあり、操舵なしと判定されるときにはステップS106に移行する。ステップS106では、ステップS102で読込まれた左車輪速VL とステップS103で読込まれた右車輪速VR とに基づく車速V及びステップS104で読込まれたナビゲーション・システム15からの前方道路情報に応じてスイブル先行制御角SWCpre が算出される。
一方、ステップS105の判定条件が成立、即ち、ステップS101で読込まれた操舵角STAが中立位置の不感帯を越え旋回走行状態となり、操舵有りと判定されるときにはステップS107に移行する。ステップS107では、ステップS101で読込まれた操舵角STA及びステップS102で読込まれた左車輪速VL とステップS103で読込まれた右車輪速VR とに基づく車速Vに応じてスイブル制御角SWCが算出される。次にステップS108に移行して、上述のステップS106と同様、ステップS102で読込まれた左車輪速VL とステップS103で読込まれた右車輪速VR とに基づく車速V及びステップS104で読込まれたナビゲーション・システム15からの前方道路情報に応じてスイブル先行制御角SWCpre が算出される。
次にステップS109に移行して、ステップS107で算出されたスイブル制御角SWCがステップS108で算出されたスイブル先行制御角SWCpre 以上であるかが判定される。ステップS109の判定条件が成立せず、即ち、スイブル制御角SWCがスイブル先行制御角SWCpre 未満と小さいときにはステップS110に移行し、スイブル先行制御角SWCpre から経過時間に応じたスイブル移行制御角SWCtrans が算出される。
ここで、スイブル移行制御角SWCtrans の具体的な算出例としては、まず、操舵有りとなった時点からの経過時間に応じてスイブル先行制御角SWCpre とスイブル制御角SWCとの比率が図示しないテーブルにて求められる。この比率に基づきスイブル先行制御角SWCpre とスイブル制御角SWCとが加重平均されることで、現時点におけるスイブル移行制御角SWCtrans が算出される。
ステップS106またはステップS110の処理ののち、またはステップS109の判定条件が成立、即ち、スイブル制御角SWCがスイブル先行制御角SWCpre 以上と大きくなったときにはステップS111に移行する。ステップS111では、スイブル制御処理として、ステップS106で算出されたスイブル先行制御角SWCpre 、またはステップS110で算出されたスイブル移行制御角SWCtrans 、またはステップS109の判定条件が成立するときには、ステップS107で算出されたスイブル制御角SWCに基づく出力信号が、車両の左右のヘッドライト10L,10Rの各アクチュエータ11L,11Rに入力され、左右のヘッドライト10L,10Rの光軸方向が調整され、本ルーチンを終了する。
このように、本実施例の車両用前照灯光軸方向自動調整装置は、車両のステアリングホイール17の操舵角STAを検出する操舵角検出手段としての操舵角センサ18と、車両の車速Vを検出する車速検出手段として左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16Rと、車両に搭載されたナビゲーション・システム15からの前方道路情報を検出するECU20にて達成される道路情報検出手段と、操舵角センサ18からの出力信号に基づき検出された操舵角STAと左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16Rからの出力信号に基づき検出された車速Vとをパラメータとして車両のヘッドライト(前照灯)10L,10Rの光軸方向を調整するための制御量であるスイブル制御角SWCを算出するECU20にて達成される制御量演算手段と、左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16Rからの出力信号に基づき検出された車速Vと前記道路情報検出手段で検出された前方道路情報とをパラメータとしてヘッドライト10L,10Rの光軸方向を調整するための推定制御量であるスイブル先行制御角SWCpre を算出するECU20にて達成される推定制御量演算手段と、スイブル制御角SWCに到達するまでスイブル先行制御角SWCpre を操舵角STAの検出からの経過時間に応じて変化させ、ヘッドライト10L,10Rの光軸方向を調整するための移行制御量であるスイブル移行制御角SWCtrans を算出するECU20にて達成される移行制御量演算手段と、操舵角STAの検出以前では、スイブル先行制御角SWCpre に基づきヘッドライト10L,10Rの光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブルさせ調整するECU20にて達成されるスイブル先行制御手段と、操舵角STAの検出以降では、スイブル移行制御角SWCtrans がスイブル制御角SWCに到達するまではそのスイブル移行制御角SWCtrans に基づき、また、スイブル移行制御角SWCtrans がスイブル制御角SWCに到達したのちではそのスイブル制御角SWCに基づきヘッドライト10L,10Rの光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブルさせ調整するECU20にて達成されるスイブル制御手段とを具備するものである。
また、本実施例の車両用前照灯光軸方向自動調整装置のECU20にて達成される移行制御量演算手段は、制御量であるスイブル制御角SWCに到達するまで推定制御量であるスイブル先行制御角SWCpre を操舵角STAの検出からの経過時間に応じて比率を変え平均化し、ヘッドライト10L,10Rの光軸方向を調整するためのスイブル移行制御角SWCtrans を算出するものである。
そして、本実施例の車両用前照灯光軸方向自動調整装置のECU20にて達成される移行制御量演算手段は、制御量であるスイブル制御角SWCに到達するまで推定制御量であるスイブル先行制御角SWCpre を操舵角STAの検出からの経過時間に応じた加重平均を用い、ヘッドライト10L,10Rの光軸方向を調整するためのスイブル移行制御角SWCtrans を算出するものである。
つまり、左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16Rからの出力信号に基づき検出された車速Vとナビゲーション・システム15からの前方道路情報とをパラメータとして算出されたスイブル先行制御角SWCpre が、操舵角センサ18からの出力信号に基づき検出された操舵角STAと左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16Rからの出力信号に基づき検出された車速Vとをパラメータとして算出されたスイブル制御角SWCに到達するまでの移行途中においては、スイブル移行制御角SWCtrans が操舵角STAの検出からの経過時間に応じて変化され算出される。具体的には、スイブル移行制御角SWCtrans は操舵角STAの検出からの経過時間に応じてスイブル先行制御角SWCpre とスイブル制御角SWCとの比率を変え平均化され、更に具体的には、操舵角STAの検出からの経過時間に応じたスイブル先行制御角SWCpre とスイブル制御角SWCとの加重平均が用いられ算出される。
したがって、操舵角STAの検出以前では、スイブル先行制御角SWCpre に基づき先行してヘッドライト10L,10Rの光軸方向が水平方向に平行な左右方向にスイブルされ調整され、操舵角STAの検出以降では、スイブル移行制御角SWCtrans がスイブル制御角SWCに到達するまではスイブル移行制御角SWCtrans 、また、スイブル移行制御角SWCtrans がスイブル制御角SWCに到達したのちではスイブル制御角SWCに基づきヘッドライト10L,10Rの光軸方向が水平方向に平行な左右方向にスイブルされ調整される。このため、ナビゲーション・システム15からの前方道路情報による先行したスイブル制御から運転者によるステアリングホイール17の操舵角STAに基づくスイブル制御への切替わり時におけるヘッドライト10L,10Rの光軸方向の動きが滑らかとなり、運転者の前方視認性を損なうことなく、かつ運転者に違和感を与えることを防止することができる。
更に、本実施例の車両用前照灯光軸方向自動調整装置のECU20にて達成される移行制御量演算手段は、移行制御量であるスイブル移行制御角SWCtrans の単位時間当たりの変化量を制限するものである。つまり、スイブル先行制御角SWCpre からスイブル制御角SWCに到達するまでの移行途中におけるスイブル移行制御角SWCtrans の単位時間当たりの変化量に制限が加えられることで、操舵角STAの検出以降におけるスイブル移行制御角SWCtrans の大きな変動をなくすことができる。
このため、ナビゲーション・システム15からの前方道路情報による先行したスイブル制御から運転者によるステアリングホイール17の操舵角STAに基づくスイブル制御への切替わり時におけるヘッドライト10L,10Rの光軸方向の動きが滑らかとなり、運転者の前方視認性を損なうことなく、かつ運転者に違和感を与えることを防止することができる。
更にまた、本実施例の車両用前照灯光軸方向自動調整装置のECU20にて達成される移行制御量演算手段は、移行制御量であるスイブル移行制御角SWCtrans を直前までの操舵角STAの変化量よりも遅いヘッドライト10L,10Rの光軸方向の変化量となるよう算出するものである。つまり、スイブル先行制御角SWCpre からスイブル制御角SWCに到達するまでの移行途中におけるスイブル移行制御角SWCtrans が、直前までの操舵角STAの変化量よりも遅いヘッドライト10L,10Rの光軸方向の変化量となるような制御角とされることで、操舵角STAの検出以降におけるスイブル移行制御角SWCtrans の大きな変動をなくすことができる。
このため、ナビゲーション・システム15からの前方道路情報による先行したスイブル制御から運転者によるステアリングホイール17の操舵角STAに基づくスイブル制御への切替わり時におけるヘッドライト10L,10Rの光軸方向の動きが滑らかとなり、運転者の前方視認性を損なうことなく、かつ運転者に違和感を与えることを防止することができる。
図4は本発明の実施例2にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置で使用されているECU20内のCPU21におけるスイブル制御の処理手順を示すフローチャートである。なお、このスイブル制御ルーチンは所定時間毎にCPU21にて繰返し実行される。また、本実施例にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置の構成は上述の実施例1における図1の概略図と同一であるためその詳細な説明を省略する。
図4において、ステップS201〜ステップS209については、上述の実施例におけるステップS101〜ステップS109に対応しているため、その詳細な説明を省略する。ここで、ステップS209の判定条件が成立せず、即ち、スイブル制御角SWCがスイブル先行制御角SWCpre 未満と小さいときにはステップS210に移行する。
ステップS210では、操舵有りとなった時点からの経過時間をカウントする時間カウンタがカウントアップされる。次にステップS211に移行して、時間カウンタが所定値以上であるかが判定される。ステップS211の判定条件が成立せず、即ち、時間カウンタが所定値以下と小さいときにはステップS212に移行し、スイブル制御角SWCがスイブル先行制御角SWCpre に固定される。
ステップS206またはステップS212の処理ののち、またはステップS211の判定条件が成立、即ち、時間カウンタが所定値を越え大きくなり、スイブル制御角SWCが所定時間内にスイブル先行制御角SWCpre に到達しないとき、またはステップS209の判定条件が成立、即ち、スイブル制御角SWCがスイブル先行制御角SWCpre 以上と大きくなったときにはステップS213に移行する。
ステップS213では、スイブル制御処理として、ステップS206で算出されたスイブル先行制御角SWCpre 、またはステップS212でスイブル先行制御角SWCpre に固定されたスイブル制御角SWC、またはステップS209の判定条件が成立するときには、ステップS207で算出されたスイブル制御角SWC、またはステップS211の判定条件が成立するときには、車速V及びナビゲーション・システム15からの前方道路情報に応じて算出されたスイブル先行制御角SWCpre が間違っている可能性があるとして、ステップS207で算出されたスイブル制御角SWCに基づく出力信号が、車両の左右のヘッドライト10L,10Rの各アクチュエータ11L,11Rに入力され、左右のヘッドライト10L,10Rの光軸方向が調整され、本ルーチンを終了する。
このように、本実施例の車両用前照灯光軸方向自動調整装置は、車両のステアリングホイール17の操舵角STAを検出する操舵角検出手段としての操舵角センサ18と、車両の車速Vを検出する車速検出手段として左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16Rと、車両に搭載されたナビゲーション・システム15からの前方道路情報を検出するECU20にて達成される道路情報検出手段と、操舵角センサ18からの出力信号に基づき検出された操舵角STAと左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16Rからの出力信号に基づき検出された車速Vとをパラメータとして車両のヘッドライト(前照灯)10L,10Rの光軸方向を調整するための制御量であるスイブル制御角SWCを算出するECU20にて達成される制御量演算手段と、左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16Rからの出力信号に基づき検出された車速Vと前記道路情報検出手段で検出された前方道路情報とをパラメータとしてヘッドライト10L,10Rの光軸方向を調整するための推定制御量であるスイブル先行制御角SWCpre を算出するECU20にて達成される推定制御量演算手段と、操舵角STAの検出以前では、スイブル先行制御角SWCpre に基づきヘッドライト10L,10Rの光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブルさせ調整するECU20にて達成されるスイブル先行制御手段と、操舵角STAの検出以降では、スイブル制御角SWCがスイブル先行制御角SWCpre に到達するまでは固定としたそのスイブル先行制御角SWCpre に基づき、また、スイブル制御角SWCがスイブル先行制御角SWCpre に到達したのちではそのスイブル制御角SWCに基づきヘッドライト10L,10Rの光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブルさせ調整するECU20にて達成されるスイブル制御手段とを具備するものである。
つまり、左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16Rからの出力信号に基づき検出された車速Vとナビゲーション・システム15からの前方道路情報とをパラメータとして算出されたスイブル先行制御角SWCpre が、操舵角センサ18からの出力信号に基づき検出された操舵角STAと左車輪速センサ16L及び右車輪速センサ16Rからの出力信号に基づき検出された車速Vとをパラメータとして算出されたスイブル制御角SWCに到達するまでの移行途中においては、スイブル先行制御角SWCpre に固定される。
このため、操舵角STAの検出以前では、スイブル先行制御角SWCpre に基づき先行してヘッドライト10L,10Rの光軸方向が水平方向に平行な左右方向にスイブルされ調整され、操舵角STAの検出以降では、スイブル制御角SWCがスイブル先行制御角SWCpre に到達するまでは固定されたスイブル先行制御角SWCpre 、また、スイブル制御角SWCがスイブル先行制御角SWCpre に到達したのちではスイブル制御角SWCに基づきヘッドライト10L,10Rの光軸方向が水平方向に平行な左右方向にスイブルされ調整される。
このため、ナビゲーション・システム15からの前方道路情報による先行したスイブル制御から運転者によるステアリングホイール17の操舵角STAに基づくスイブル制御への切替わり時におけるヘッドライト10L,10Rの光軸方向の動きによって、運転者の前方視認性を損なうことなく、かつ運転者に違和感を与えることを防止することができる。
また、本実施例の車両用前照灯光軸方向自動調整装置のECU20にて達成されるスイブル制御手段は、制御量であるスイブル制御角SWCが時間カウンタを所定値内とする所定時間内に推定制御量であるスイブル先行制御角SWCpre に到達しないときには、このときのスイブル制御角SWCに基づきヘッドライト10L,10Rの光軸方向を調整するように切替えるものである。つまり、スイブル制御角SWCが所定時間を経過しても、スイブル先行制御角SWCpre に到達しないときには、例えば、ナビゲーション・システム15からの前方道路情報に誤差や誤り等が含まれていることが考えられ、信頼性に乏しいとして、このときの運転者によるステアリングホイール17の操舵角STAに基づくスイブル制御角SWCによるヘッドライト10L,10Rの光軸方向の調整に切替えられる。このため、誤ったスイブル先行制御角SWCpre によるヘッドライト10L,10Rの光軸方向の調整がいつまでも継続することがなくなり、運転者の前方視認性を早めに回復することができる。
図1は本発明の実施例1及び実施例2にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置の全体構成を示す概略図である。 図2は本発明の実施例1及び実施例2にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置におけるヘッドライトの配光領域を示す説明図である。 図3は本発明の実施例1にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置で使用されているECU内のCPUにおけるスイブル制御の処理手順を示すフローチャートである。 図4は本発明の実施例2にかかる車両用前照灯光軸方向自動調整装置で使用されているECU内のCPUにおけるスイブル制御の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10L,10R ヘッドライト(前照灯)
11L,11R アクチュエータ
15 ナビゲーション・システム
16L 左車輪速センサ
16R 右車輪速センサ
17 ステアリングホイール
18 操舵角センサ
20 ECU(電子制御ユニット)

Claims (6)

  1. 車両のステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
    前記車両に搭載されたナビゲーション・システムからの前方道路情報を検出する道路情報検出手段と、
    前記操舵角検出手段で検出された操舵角と前記車速検出手段で検出された車速とをパラメータとして前記車両の前照灯の光軸方向を調整するための制御量を算出する制御量演算手段と、
    前記車速検出手段で検出された車速と前記道路情報検出手段で検出された前方道路情報とをパラメータとして前記前照灯の光軸方向を調整するための推定制御量を算出する推定制御量演算手段と、
    前記制御量に到達するまで前記推定制御量を前記操舵角の検出からの経過時間に応じて変化させ、前記前照灯の光軸方向を調整するための移行制御量を算出する移行制御量演算手段と、
    前記操舵角の検出以前では、前記推定制御量に基づき前記前照灯の光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブル(Swivel:旋回)させ調整するスイブル先行制御手段と、
    前記操舵角の検出以降では、前記移行制御量が前記制御量に到達するまではその移行制御量に基づき、また、前記移行制御量が前記制御量に到達したのちではその制御量に基づき前記前照灯の光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブルさせ調整するスイブル制御手段とを具備し、
    前記移行制御量演算手段は、前記制御量に到達するまで前記推定制御量を前記操舵角の検出からの経過時間に応じて比率を変え平均化し、前記前照灯の光軸方向を調整するための移行制御量を算出することを特徴とする車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
  2. 車両のステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
    前記車両に搭載されたナビゲーション・システムからの前方道路情報を検出する道路情報検出手段と、
    前記操舵角検出手段で検出された操舵角と前記車速検出手段で検出された車速とをパラメータとして前記車両の前照灯の光軸方向を調整するための制御量を算出する制御量演算手段と、
    前記車速検出手段で検出された車速と前記道路情報検出手段で検出された前方道路情報とをパラメータとして前記前照灯の光軸方向を調整するための推定制御量を算出する推定制御量演算手段と、
    前記制御量に到達するまで前記推定制御量を前記操舵角の検出からの経過時間に応じて変化させ、前記前照灯の光軸方向を調整するための移行制御量を算出する移行制御量演算手段と、
    前記操舵角の検出以前では、前記推定制御量に基づき前記前照灯の光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブル(Swivel:旋回)させ調整するスイブル先行制御手段と、
    前記操舵角の検出以降では、前記移行制御量が前記制御量に到達するまではその移行制御量に基づき、また、前記移行制御量が前記制御量に到達したのちではその制御量に基づき前記前照灯の光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブルさせ調整するスイブル制御手段とを具備し、
    前記移行制御量演算手段は、前記制御量に到達するまで前記推定制御量を前記操舵角の検出からの経過時間に応じた加重平均を用い、前記前照灯の光軸方向を調整するための移行制御量を算出することを特徴とする車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
  3. 前記移行制御量演算手段は、前記移行制御量の単位時間当たりの変化量を制限することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
  4. 前記移行制御量演算手段は、前記移行制御量を直前までの前記操舵角の変化量よりも遅い前記前照灯の光軸方向の変化量となるよう算出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
  5. 車両のステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
    前記車両に搭載されたナビゲーション・システムからの前方道路情報を検出する道路情報検出手段と、
    前記操舵角検出手段で検出された操舵角と前記車速検出手段で検出された車速とをパラメータとして前記車両の前照灯の光軸方向を調整するための制御量を算出する制御量演算手段と、
    前記車速検出手段で検出された車速と前記道路情報検出手段で検出された前方道路情報とをパラメータとして前記前照灯の光軸方向を調整するための推定制御量を算出する推定制御量演算手段と、
    前記操舵角の検出以前では、前記推定制御量に基づき前記前照灯の光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブルさせ調整するスイブル先行制御手段と、
    前記操舵角の検出以降では、前記制御量が前記推定制御量に到達するまでは固定としたその推定制御量に基づき、また、前記制御量が前記推定制御量に到達したのちではその制御量に基づき前記前照灯の光軸方向を水平方向に平行な左右方向にスイブルさせ調整するスイブル制御手段と
    を具備することを特徴とする車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
  6. 前記スイブル制御手段は、前記制御量が所定時間内に前記推定制御量に到達しないときには、そのときの前記制御量に基づき前記前照灯の光軸方向を調整するように切替えることを特徴とする請求項に記載の車両用前照灯光軸方向自動調整装置。
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