JP2000167860A - 型内発泡成型体及びその製造方法 - Google Patents
型内発泡成型体及びその製造方法Info
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Abstract
も、表装材の表面にバリ状突起に沿った凹凸が現れるこ
とがない発泡成形体及び発発成形体の製造方法を提供す
る。 【解決手段】合成樹脂発泡粒子を成型用金型キャビティ
ー内に充填して加熱し、合成樹脂発泡体粒子相互を融着
せしめて得られる型内発泡成型体であって、成形体には
凹陥部4が形成されているとともに、凹陥部4の周縁部
には表面から突出したバリ状の突起が無く、凹陥部4の
底面5には底面と垂直方向に突出したバリ状の突起6が
有り、且つ、底面5のバリ状の突起6の高さhが凹陥部
4の深さHと同等か又はそれ以下に形成されていること
を特徴とする。
Description
その製造方法に関する。
脂発泡粒子を金型内に充填し、蒸気等の加熱媒体により
発泡粒子を加熱して相互に融着せしめる型内発泡成型体
の製造方法が広く行なわれている。かかる製造方法は、
複雑な形状の成型体を容易に得ることができるものであ
って、このような型内発泡成型体の具体例としては、例
えば各種緩衝材、自動車等の車両用内装材、バンパー、
サンバイザー等の芯材等がある。
ビティ内に発泡粒子を密に充填した後、発泡粒子を加熱
するための蒸気をキャビティー内に導入することによっ
て行う。即ち、蒸気をキャビティー内に導入すると、該
蒸気によって加熱され軟化した発泡粒子は、膨張して相
互に融着するとともにキャビティーの形状が賦形される
ので、かかるキャビティーの形状が賦形された成形体を
冷却後、金型から取り出せば、目的とするサンバイザー
等の形状が付与された発泡成形体を得ることができる。
めの金型は、一般に、発泡粒子を金型のキャビティ内に
供給・充填するためのフィーダーと、キャビティー内に
充填された発泡粒子を加熱するための蒸気を供給して加
熱するための蒸気供給孔と、得られた型内発泡成型体を
金型から離型するためのエジェクトピンを内部に有する
エジェクターとを備えている。
ると、蒸気で加熱された発泡粒子の一部分が膨張する際
に上記フィーダーやエジェクターと金型の隙間に侵入す
るという現象が起き、この結果、得られた発泡成型体表
面には該隙間状のバリ状突起が形成される。このような
バリ状突起が形成された発泡成型体を、例えばサンバイ
ザー等の芯材として用いた場合に、表面を合成樹脂・合
成皮革等の軟質な表皮材で被覆すると、被覆した表皮材
表面に上記したバリ状突起の形状が現れ外観及び触感を
低下させるという問題が生じていた。
たり取り出したりする用途に使用される所謂ロボットト
レーとして、表面に上記バリ状突起が存在している型内
発泡成型体を用いると、このバリ状突起によってロボッ
トのセンサーが正確な位置を認識できなくなり、この結
果、電子部品を所定位置に収納できなくなるという問題
もあった。
斜部において、金型の円弧部や傾斜部と、フィーダーの
充填口先端やエジェクター先端との間に形成された隙間
が原因で、得られた発泡成型体にフィーダーの充填口跡
やエジェクターの先端部跡による突起が生じるという問
題を解決することを目的として、金型面の円弧部又は傾
斜部においてフィーダーのピストン先端やエジェクトピ
ン先端を、上記円弧部又は傾斜部よりキャビティー内方
に位置せしめて成型する方法を以前に提案した(特開昭
59−155017号)。
クトピン跡と共に上記バリ状突起が形成されるのを防止
することを目的として、上記特開昭59−155017
号の記載に基づいて、フィーダーの充填口先端やエジェ
クトピン先端をキャビティー内に突出させた状態で成型
を行うことを試みた。
ーダー1のピストン先端の面2を金型面より金型内方に
突き出した状態で発泡粒子3を充填し成型を行った。し
かし、この場合は、金型のフィーダー取り付け用の貫通
孔の内壁とフィーダー壁面の外側との隙間A、D及びフ
ィーダー壁面の内側とピストン先端部の外周部との隙間
B、Cにおいて図9(b)に示すようなバリ状突起a、
b、c、dが形成された。即ち、上記A〜Dにおいて形
成されている僅かな隙間に発泡した樹脂の一部が入り込
み、その結果、得られた発泡成型体に図9(b)に示す
ような、成型体表面から突出した上記A〜Dに対応した
バリ状突起a〜dが形成された。このバリ状突起が形成
された発泡成型体は、その表面に合成樹脂や合成皮革等
の薄い表装材を密着させて被覆すると、バリ状突起に沿
った凹凸が現れるので、見栄えが悪いものであった。特
に、上記A、Dにおいて形成された成型体の外側に向か
って突き出ている凹陥部の陥没口周縁部のバリ状突起
a、dによる見栄え及び触感の悪さが顕著であった。
究し本発明に到達した。本発明は、合成樹脂等の薄い表
装材を密着させて被覆しても、該合成樹脂等の表装材の
表面にバリ状突起に沿った凹凸が現れることがない発泡
成型体及び該発泡成型体の製造方法を提供することを目
的とする。
発泡粒子を成型用金型のキャビティー内に充填して加熱
し、合成樹脂発泡粒子相互を融着せしめて得られる型内
発泡成型体であって、該成型体には凹陥部が形成されて
いるとともに、該凹陥部の周縁部には表面から突出した
バリ状の突起が無く、該凹陥部の底面には底面と垂直方
向に突出したバリ状の突起が有り、且つ、該底面のバリ
状の突起の高さが凹陥部の深さと同等か又はそれ以下に
形成されていることを特徴とする型内発泡成型体である
ことを特徴とする。
凹陥部がフィーダーの充填口跡及び/又はエジェクター
の先端部跡よりも大きく、且つ、該フィーダーの充填口
跡及び/又はエジェクターの先端部跡の周囲に空間部が
形成されていることが好ましく、上記凹陥部の陥没口の
周縁の内部に凹陥部の底部と平行方向の突起を有するこ
とが好ましい。
型のキャビティー内に充填して加熱し、合成樹脂発泡粒
子相互を融着せしめて成型体を得る型内発泡成型体の製
造方法は、キャビティー内に発泡粒子を充填するフィー
ダーの充填口先端及び/又はエジェクター先端をキャビ
ティー内に突出せしめるとともに、フィーダー取り付け
穴及び/又はエジェクター挿通穴の周囲を覆うようにキ
ャビティー内側に突出せしめた鍔部を設けた成型用金型
を用いて成型することを特徴とする。
に説明する。図1は本発明の発泡成型体において形成さ
れた凹陥部4の縦断面図であって、該凹陥部4はフィー
ダーの充填口に対応して形成されたものである。本発明
においては、該凹陥部4の周縁部には表面から突出した
バリ状の突起があってはならない。該表面から突出した
バリ状の突起が凹陥部4の周縁部に存在すると、発泡成
型体の表面に合成皮革等の薄い表装材を密着させて被覆
した場合、バリ状突起に沿った凹凸が表面に現れるから
である。一方、該凹陥部4の底面5には底面と垂直方向
に突出したバリ状の突起6が形成され、凹陥部の深さH
は底面5と垂直方向のバリ状突起6の高さhよりも深
く、「凹陥部の深さH≧バリ状突起の高さh」となるよ
うに形成されている。
する領域Eを含み該領域Eより広い領域Fを底面とし、
領域Eに対応する空間部S1とその周囲に形成された空
間部S2とからなる。更に、凹陥部4の陥没口周縁の内
部には、その周縁に沿って該凹陥部4の底面5と平行方
向にバリ状突起7が形成されている。このように凹陥部
4が凹陥部底面5のフィーダーの充填口跡に対応する領
域Eよりも大きく、且つ凹陥部の深さHがバリ状突起6
の高さhと同じ深さか又はhより深く形成されているた
め、成型発泡体の表面に合成樹脂等の薄くて柔軟な表装
材(代表的なものとして、厚み0.7mm以下の軟質ポ
リ塩化ビニル又は熱可塑性ポリオレフィン系エラトマー
又はポリ塩化ビニルレザーが例示される。)を密着させ
て被覆しても、バリ状突起に沿った凹凸が表面に現れる
ということはなく外観上良好となる。尚、その「外観上
良好」をより確実にするために、上記Hとhとの関係
は、H≧h+0.5mmであることが好ましく、H≧h
+1.0mmであることがより好ましい。又、バリ状突
起7は、凹陥部4の陥没口周縁の内部において、その周
縁に沿って該凹陥部の底面と平行方向に形成されている
ので、凹陥部の面積を見掛け上小さくするという効果を
有し、成型発泡体の表面に合成樹脂等の薄い表装材を密
着させて被覆した場合に該凹陥部4の存在をより目立た
なくしている。又、バリ状突起7は1mm以下の厚みに
することが好ましい。バリ状突起7の厚みを1mm以下
にすると、表皮材を凹陥部4側に押圧した場合にバリ状
突起7の先端が弾力的に変形し、該先端跡が表皮材に形
成されにくくなるからである。
された凹陥部4についてのみ説明したが、エジェクター
に対応して形成される凹陥部についても同様である。
法を図面に基づき詳細に説明する。図2は、本発明の型
内発泡成型体の製造方法において用いられる金型の例を
示す断面図、図3は図2のフィーダー部の拡大図、図4
は図2のエジェクター部の拡大図である。図2におい
て、11は固定型、12は移動型、13はキャビティを
表わす。また、1はフィーダー、15はエジェクターで
ある。本発明の製造方法において用いられる金型は、図
2に示すように、通常、固定型11と移動型12とから
なり、固定型11と移動型12とを当接させた時に両型
11,12の間にキャビティ13が形成されるようにな
っている。固定型11及び移動型12はそれぞれ、キャ
ビティに面した内壁16,17と、該内壁以外を構成す
る外壁18,19とを有する二重壁構造になっており、
各型の内壁と外壁とに囲まれた空間20,21をそれぞ
れ有している。
貫通孔23が形成され、貫通孔22には原料となる発泡
粒子供給用のフィーダー1が取り付けられ、貫通孔23
には得られた型内発泡成型体を金型から離型するための
エジェクター15が取り付けられている。
に直接嵌合固定されず、図5に示す内部に貫通孔を有す
る凸型部材31を介して嵌合固定されている。凸型部材
31は、内部にフィーダー1を嵌合固定するための貫通
孔32を有し、その外部には固定型の内壁16に嵌合固
定するための外壁33を有する。凸型部材31は、更に
固定型の内壁16の貫通孔22の横断面積より大きな横
断面積の鍔部34を有し、鍔部34の固定型に向き合っ
ている面35が、図2,図3に示す如く、固定型の内壁
16の表面71と密着する構造になっている(図3にお
いて、凸型部材31と表面71の間の空間I,Jは、凸
型部材31を表面71に密着するように取り付けても肉
眼では認識できない小さい空間I,Jができる状態を極
端に表現したものである。後述する図4,図7,図8に
おいても同様である。)。尚、凸型部材の鍔部34、即
ち凸型部材の筒状部36より外に出ている部分の先端の
面37は平面である必要はなく、曲面であっても構わ
ず、又その周囲部の形状も円形である必要はなく矩形等
であっても構わない。
固定型の内壁16の貫通孔22に嵌合固定することを説
明したが、エジェクター15も図4に示す如く同様にエ
ジェクター用の凸型部材51を介して固定型の内壁16
の貫通孔23に嵌合固定する。
1の先端、即ちフィーダー1の先端42は、図3に示す
如く、上記凸型部材31の発泡成型体に接する側の面の
最先端43と整合するように取り付けられ、フィーダー
1のピストン44の先端の面2も、図3に示す如く、フ
ィーダー1の筒状部41の先端42と整合するように取
り付けられている。又、エジェクター15の筒状部52
の先端、即ちエジェクター15の先端53も、図4に示
す如く、エジェクター用の凸型部材51の発泡成型体に
接する側の面の最先端54と整合するように取り付けら
れ、エジェクトピン56の先端の面55も、エジェクタ
ー15の筒状部52の先端の面53と整合するように取
り付けられている。
により、本発明の型内発泡成型体においては、凹陥部4
等が形成されるとともに、該凹陥部内には、フィーダー
の充填口跡及び/又はエジェクトピン跡及び上記空間部
S1、S2等を形成することができる。又、凸型部材3
1,51の鍔部34等の径、即ち鍔部34の固定型に接
する面35の面積を適宜定めることにより、凹陥部4等
を、フィーダーの充填口跡に相当する領域Eや、エジェ
クトピン跡に相当する領域よりも大きくすることができ
る。又、凸型部材31の鍔部34や凸型部材51の鍔部
の厚さを適宜定めることにより、凹陥部4等の深さを底
面のバリ状突起6等の高さより深くすることができる。
尚、バリ状突起6には、図2に示す如く、上記空間部S
1内において外側に形成されているバリ状突起61と、
内側に形成されているバリ状突起62の二種類がある。
バリ状突起61は、図3に示す如く、フィーダー1の筒
状部41の外壁面45と凸型部材31の貫通孔32の内
壁面46との間にできる隙間が原因で形成され、バリ状
突起62は、フィーダー1の筒状部41の内壁面47と
ピストン44の先端部の外周壁面48との間にでる空間
が原因で形成される。
凸型部材31の鍔部34の固定型の内壁16に向き合っ
ている面35と固定型の内壁16の表面71とが密着し
ている部分にできる僅かな隙間、I、Jに発泡粒子を侵
入させることにより、凹陥部の内部に陥没口の周縁に沿
って凹陥部の底部と平行方向のバリ突起7を設けること
もできる。更に、図4に示す如く、エジェクター取付用
の凸型部材51の鍔部の固定型の内壁16に向き合って
いる面56と固定型の内壁16の表面71とが密着して
いる部分にできる僅かな隙間、K、Lにおいても、同様
に凹陥部の内部に陥没口の周縁に沿って凹陥部の底部と
平行方向のバリ突起を設けることができる。
替わりに、図6に示す如く、固定型の内壁16に段部6
3(鍔部の他の態様)を設けて、固定型の内壁16と凸
型部材31とを一体化した構造とすることもできる。但
し、この場合は開口部周囲のバリ状突起7等を形成する
ことはできない。尚、エジェクター15を取り付けるた
めの凸型部材51についても同様に一体化することがで
きる。本発明においては、図7に示すように、フィーダ
ー1の筒状部41の先端42を固定型の内壁16の発泡
成型体に接する面71より成型体側に突出せしめ、突出
した部分の外周に雄ネジ72を設け、この雄ネジに対応
する雌ネジ73を設けたリング状の部材74(鍔部の他
の態様)を作製し、該リング状の部材74が固定型の内
壁面71と密着するようにフィーダー1を取り付けるこ
ともできる。又、エジェクターの場合は凸型部材を用い
る替わりに、図8に示すように、固定型の内壁16の壁
にエジェクトピンのロッド81が擢動可能な貫通孔82
を設け、エジェクトピンの先端部83を固定型の内壁1
6の表面71に密着させることにより発泡成型体側に設
けることもできる。但し、この態様は固定型の内壁16
の表面71を傷つけるおそれがあるので、前記の凸型部
材51を用いる方法や、固定型12の内壁16と凸型部
材51を一体化した構造にする方が好ましい。
たように構成されているので、例えばサンバイザー等の
芯材として用いる場合は、表面を合成樹脂、合成皮革等
の軟質な表皮材で被覆しても、被覆した表皮材表面にバ
リ状突起の形状が現れ外観も触感も低下することがな
い。又、所謂ロボットトレーとして型内発泡成型体を用
いる場合も、型内発泡成型体表面のバリ状突起によって
ロボットのセンサーが正確な位置を認識できなくなると
いうことがない。又、本発明の型内成型発泡体の製造方
法は、以上説明したように構成されているので、サンバ
イザー等の芯材やロボットトレーとして優れている型内
発泡成型体を容易に提供できる。
て形成された部分の縦断面図である。
型の例を示す断面図である。
凸型部材の斜視図である。
断面図である。
断面図である。
す断面図である。
に基づいて取付けたフィーダーの縦断面図である。
(b)は、特開昭59−155017号の記載に基づく
発泡成型体のフィーダー周辺に対応して形成された部分
の縦断面図である。
ーダー筒状部外壁面との隙間 B,C フィーダー筒状部内壁面とピストンの先端部の
外周部との隙間 a,d A,Dに対応したバリ状突起 b,c B,Cに対応したバリ状突起 E フィーダーの充填口跡に相当する領域 F 領域Eを含み領域Eより広く形成された領域 H 凹陥部の深さ h 底面と垂直方向のバリ状突起の高さ I、J フィーダー取付用の凸型部材の鍔部と固定型の
内壁が密着している部分にできる隙間 K、L エジェクター取付用の凸型部材の鍔部と固定型
の内壁が密着している部分にできる隙間 S1 領域Eに対応する空間部 S2 領域Eの周囲に形成された空間部 1 フィーダー 2 フィーダーのピストンの先端 3 合成樹脂発泡粒子 4 フィーダーの充填口に対応して形成された成型
体の凹陥部 5 凹陥部の底面 6 凹陥部の底面と垂直方向のバリ状突起 61 空間部S1内の外側のバリ状突起 62 空間部S1内の内側のバリ状突起 7 凹陥部の底面と平行方向のバリ状突起 11 固定型 12 移動型 13 成型用金型のキャビティ 15 エジェクター 16 固定型内壁 17 移動型内壁 18 固定型外壁 19 移動型外壁 22 フィーダーを取り付けるための貫通孔 23 エジェクターを取り付けるための貫通孔 31 凸型部材 32 凸型部材の貫通孔 33 固定型の内壁に嵌合固定するための凸型部材
の外壁 34 凸型部材の鍔部 35 凸型部材の鍔部が固定型と密着する面 36 凸型部材の筒状部 37 凸型部材の鍔部の先端の面 41 フィーダーの筒状部 42 フィーダーの先端 43 フィーダー用凸型部材の発泡成型体に接する
側の面の最先端 44 フィーダーのピストン 45 フィーダーの筒状部の外壁面 46 凸型部材31の貫通孔の内壁面 47 フィーダーの筒状部の内壁面 48 ピストンの先端部の外壁面 51 エジェクターを取り付けるための凸型部材 52 エジェクターの筒状部 53 エジェクターの先端 54 エジェクター用凸型部材の発泡成型体に接す
る側の面の最先端 56 エジェクトピン 63 固定型の内壁に設けた段部(鍔部の他の態
様) 71 固定型の内壁の発泡成型体に接する面 72 フィーダーに設けられた雄ネジ72 73 リング状部材に設けられた雌ネジ 74 リング状部材 81 エジェクトピンのロッド 82 固定型の内壁の貫通孔
Claims (4)
- 【請求項1】 合成樹脂発泡粒子を成型用金型のキャビ
ティー内に充填して加熱し、合成樹脂発泡粒子相互を融
着せしめて得られる型内発泡成型体であって、該成型体
には凹陥部が形成されているとともに、該凹陥部の周縁
部には表面から突出したバリ状の突起が無く、該凹陥部
の底面には底面と垂直方向に突出したバリ状の突起が有
り、且つ、該底面のバリ状の突起の高さが凹陥部の深さ
と同等か又はそれ以下に形成されていることを特徴とす
る型内発泡成型体。 - 【請求項2】 フィーダーの充填口跡及び/又はエジェ
クターの先端部跡よりも大きい凹陥部であって、且つ、
該フィーダーの充填口跡及び/又はエジェクターの先端
部跡の周囲に空間部が形成されていることを特徴とする
請求項1記載の型内発泡成型体。 - 【請求項3】 上記凹陥部の周縁の内部に凹陥部の底部
と平行方向の突起を有する請求項1又は2記載の型内発
泡成型体。 - 【請求項4】 合成樹脂発泡粒子を成型用金型のキャビ
ティー内に充填して加熱し、合成樹脂発泡粒子相互を融
着せしめて成型体を得る型内発泡成型体の製造方法にお
いて、キャビティー内に発泡粒子を充填するフィーダー
の充填口先端及び/又はエジェクター先端をキャビティ
ー内に突出せしめるとともに、フィーダー取付穴及び/
又はエジェクター挿通穴の周囲を覆うようにキャビティ
ー内側に突出せしめた鍔部を設けた成型用金型を用いて
成型することを特徴とする型内発泡成型体の製造方法。
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---|---|---|---|
JP36006398A JP3939039B2 (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 型内発泡成型体及びその製造方法 |
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1998
- 1998-12-03 JP JP36006398A patent/JP3939039B2/ja not_active Expired - Fee Related
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