JP2000167841A - 樹脂封止装置 - Google Patents
樹脂封止装置Info
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Abstract
品のモールド金型からの離型を容易にした樹脂封止装置
を提供する。 【解決手段】 半導体チップ2が搭載された基板3を保
持したまま搬送するハンドラー1と、ハンドラー1によ
り搬送された基板3が搭載されるモールド金型7を備
え、一方の金型に半導体チップ2を樹脂封止するための
液体樹脂14を充填する成形凹部9が形成されたインサ
ートブロック10を備えた樹脂封止部6とを備え、基板
3はハンドラー1に保持されたままモールド金型7に搭
載され、半導体チップ2を液体樹脂14を充填された成
形凹部9に埋没させながら、該成形凹部9を重点的に加
熱することにより液体樹脂14を硬化させて樹脂封止を
行う。
Description
チップが搭載された基板を該半導体チップが封止樹脂を
充填された成形凹部に埋没させながら、該成形凹部を重
点的に加熱することにより該封止樹脂を硬化させて樹脂
封止を行う樹脂封止装置に関する。
樹脂封止装置は、開閉可能な可動プラテン及び固定プラ
テンを備えた樹脂封止部にモールド金型が上下に装備さ
れている。被成形品として半導体チップが搭載されたリ
ードフレームや基板などをローダー等の搬入装置により
型開きしたモールド金型へ搬入して、該モールド金型に
より高圧にてクランプされ、ポットに装填された樹脂タ
ブレット等の封止樹脂をプランジャーによりキャビティ
に圧送りして樹脂封止が行われている。樹脂封止された
成形品は型開きしたモールド金型よりエジェクタピンを
突き上げて離型されてアンローダー等の搬出装置により
取り出され、ゲートブレイクされて成形品のみが回収さ
れる。そして、成形品は、後工程でT/F(Trimm
img and Forming)装置において樹脂バ
リ等が除去されて個片に切断されていた。
5号、特開平8−142106号等で提案したように、
モールド金型の樹脂成形部を含むパーティング面にリリ
ースフィルムを張設することにより、成形品のモールド
金型からの離型を容易にすることも実現されている。
置においては、プランジャにより封止樹脂をキャビティ
に圧送りして樹脂封止していたため、パッケージの大小
に関わらず、ワイヤー流れやボイドが発生し易くパッケ
ージの成形品質を低下させる要因となっていた。また、
リリースフィルムを用いた樹脂封止装置によれば、通常
モールド金型に装備したエジェクタピンを省略できるた
め、該モールド金型の構成を簡略化できると共に、成形
品が離型し易く、しかもモールド金型に生ずる樹脂バリ
を減少させることは可能となったが、パッケージの成形
品質には同様の課題があった。また、モールド金型の表
面にフッ素樹脂をコーティングしたものにあっては、樹
脂の流れ性を向上させて成形品質の向上を一時的に向上
させることはできるが、耐久性が低下しやすく、フッ素
樹脂のコーティングが剥がれると、樹脂の流れ性や成形
品の離型性が低下する。
決し、成形品の成形品質の向上させると共に、成形品の
モールド金型からの離型を容易にした樹脂封止装置を提
供することにある。
するため次の構成を備える。即ち、半導体チップが搭載
された基板を保持したまま搬送する基板保持手段と、基
板保持手段により搬送された基板が搭載されるモールド
金型を備え、一方の金型に半導体チップを樹脂封止する
ための封止樹脂を充填する成形凹部が形成された剥離性
金型を備えた樹脂封止手段とを備え、基板は基板保持手
段に保持されたままモールド金型に搭載され、半導体チ
ップを封止樹脂を充填された成形凹部に埋没させなが
ら、該成形凹部を重点的に加熱することにより封止樹脂
を硬化させて樹脂封止を行うことを特徴とする。また、
基板には複数の半導体チップが搭載されており、樹脂封
止手段には複数のモールド金型を備えていても良く、基
板保持手段には、ヒータが装備されているのが好まし
い。また、剥離性金型は、フッ素樹脂製又はフッ素樹脂
により表面処理されたインサートブロックであるのが好
ましく、この場合フッ素樹脂としては、PTFE(ポリ
テトラフルオロエチレン)又はETFE(ポリテトラフ
ルオロエチレン重合体)が用いられているのが望まし
い。また、剥離性金型を成形凹部と反対側より基板に押
動可能な駆動源を備えていても良い。
体チップが搭載された基板を定寸送りする基板搬送手段
と、モールド金型の成形凹部を含むパーティング面にリ
リースフィルムを定寸送りして張設するリリースフィル
ム搬送手段と、基板保持手段により搬送された基板がリ
リースフィルムを介して搭載されるモールド金型を備
え、一方の金型に半導体チップを樹脂封止するための封
止樹脂を充填する成形凹部が形成された樹脂封止手段と
を備え、基板搬送手段により搬送された基板がリリース
フィルムを介してモールド金型に搭載され、半導体チッ
プを封止樹脂を充填された成形凹部に埋没させると共
に、該基板の他方の面にヒータブロックを加圧すること
により基板をクランプし、成形凹部を重点的に加熱する
ことにより封止樹脂を硬化させて樹脂封止を行うことを
特徴とする。また、基板には複数の半導体チップが搭載
されており、樹脂封止手段には複数のモールド金型を備
えていても良い。また、モールド金型のうち、成形凹部
形成されたインサートブロックには周囲のブロックより
高熱伝導性を有するセンターブロックが装備されている
のが好ましく、例えばセンターブロックは、成形凹部の
底面を含む銅製のブロックが用いられ、周囲のブロック
は成形凹部の側面を含むスチール製のブロックが用いら
れていても良い。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。本実施の態様
は、片面モールドタイプの半導体装置を樹脂封止する樹
脂封止装置について説明するものとする。図1(a)
(b)は第1の実施例に係る樹脂封止装置を正面から見
た説明図及びモールド金型の上視図、図2はマルチキャ
ビィティタイプの樹脂封止装置の説明図、図3は図1
(a)の樹脂封止装置の他例を示す正面から見た説明
図、図4(a)(b)は第2の実施例に係る樹脂封止装
置を正面から見た説明図及びモールド金型の上視図であ
る。
概略構成について図1(a)(b)を参照して説明す
る。1は基板保持手段の一例であるハンドラーであり、
半導体チップ2が一方の面(図1(a)では下面側)に
搭載されたリードフレームや配線基板などの短冊状の基
板3をハンド4により保持したまま図1の左右方向に往
復動して搬送する。このハンドラー1の内部には、封止
樹脂14を加熱硬化させるための補助ヒータ5が内蔵さ
れている。
り、基板3がハンドラー1により保持されたまま搬送さ
れモールド金型7に搭載される。モールド金型7は、下
型側に設けられた固定プラテン上に装備されたベースプ
レート8に、剥離性金型である成形凹部9が形成された
インサートブロック10及び該インサートブロック10
を位置決めするチェイスブロック11が支持されてい
る。このインサートブロック10は、樹脂剥離性が良好
な材質、例えばフッ素樹脂製のブロック体であっても、
或いはフッ素樹脂により表面処理されたインサートブロ
ック体であっても良い。この、フッ素樹脂としては、P
TFE(ポリテトラフルオロエチレン)又はETFE
(ポリテトラフルオロエチレン重合体)などが好適に用
いられる。フッ素樹脂は、高温での強度に優れ(PTF
Eの場合最高連続使用温度は260°C程度)かつ摩擦
係数も低いことから、樹脂の流れ性も良く、かつ耐候
性、耐薬品特性にも優れていることから、耐久性が極め
て良いので、インサートブロック10として好適であ
る。また、ベースプレート8には、成形凹部9を重点的
に加熱するためのヒータ12が内蔵されている。また、
上型側に設けられた可動プラテン(図示せず)上には成
形凹部9を重点的に加熱するためのヒータブロック13
が上下動可能に設けられている。
は、封止樹脂として液体樹脂14がポッティングにより
供給されている。液体樹脂14は、予め液状の樹脂を供
給してもよいし、或いは顆粒状若しくは粉末状の樹脂を
供給して予備加熱により液状化したものを用いても良
い。ハンドラー1により保持された基板3をインサート
ブロック10に載置すると、半導体チップ2が液体樹脂
14を充填された成形凹部9に埋没し上型に装備したヒ
ータブロック13が下動して基板3の上面側に押当てて
該基板3を下型との間で軽くクランプする。このとき、
成形凹部9をヒータ12、ハンドラー1の補助ヒータ5
及びヒータブロック13により重点的に加熱することに
より液体樹脂14を硬化させて樹脂封止が行われる。
た液体樹脂14に半導体チップ2を埋没させて該成形凹
部9が重点的に加熱されることにより該液体樹脂14を
硬化させて樹脂封止されるので、半導体チップ2のワイ
ヤ流れや成形品にボイドが発生するおそれはなく、半導
体装置の成形品質の向上を図ることができる。特に、フ
ッ素樹脂製のインサートブロック10を用いて樹脂封止
が行われるので、成形品のモールド金型7からの離型が
極めて容易になり、エジェクタピンを不要として離型性
を高めることができ、しかもモールド金型7の耐久性も
向上させることができる。また、基本的にモールド金型
7にポットインサートやプランジャは不要であるので、
該モールド金型7の小型化を実現できる。また、ハンド
ラー1により基板3を保持したままモールド金型7によ
り軽くクランプするだけで樹脂封止が行えるので、基板
3を定寸送りしながら樹脂封止することができるので樹
脂封止用とT/F用とでプレス装置を兼用することがで
き、しかも樹脂封止装置とT/F装置と連結することに
より樹脂封止後の成形品を連続してT/F工程に移行し
て樹脂バリを除去して半導体装置を個片にすることがで
き、従来のように専用機で樹脂封止工程を行い、専用機
でT/F工程を行う場合に比べて、装置構成を小型化、
合理化することができ、製造コストを著しく削減するこ
とができる。
1個ずつ樹脂封止する場合について説明したが、基板3
には複数の半導体チップ2が搭載されているため、これ
らを一度に樹脂封止可能なマルチキャビティタイプの樹
脂封止装置を用いることも可能である。図2において、
モールド金型7のうち下型側には複数のフッ素樹脂製の
インサートブロック10がベースプレート8に支持され
ている。このインサートブロック10の各成形凹部9に
液体樹脂14を各々充填しておき、基板3の一方の面に
搭載された半導体チップ2を各々成形凹部9に埋没させ
て重点的に加熱することで一度に各液体樹脂14を硬化
させて樹脂封止するようにしても良い。この場合には、
半導体装置の生産性が向上し、低コストで大量生産する
ことができる。
8の下部に、フッ素樹脂製のインサートブロック10の
成形凹部9と反対面側より該ブロック10を基板3に対
して押動する駆動源19を備えていても良い。この場合
には、インサートブロック10はプラスチックのためわ
ずかであるが弾性変形する。これを利用して成形凹部9
に供給される樹脂量の微調整が可能となり、しかも樹脂
封止部をわずかに加圧することでボイドを低減させしか
も封止樹脂の基板3への密着性を高めることができる。
この駆動源19としては、例えば、空圧シリンダ、油圧
シリンダ、電動モータ等の様々なものが適用できる。
いて図4(a)(b)を参照して説明する。尚、第1の
実施例と同一部材に同一番号を付して説明を援用するも
のとする。図4(a)において、リードフレームやポリ
イミドフィルムを用いたテープ基板などの長尺状の基板
3の一方の面(下面側)に半導体チップ2が搭載されて
おり、該基板3は図示しない送りアーム等の基板搬送手
段により矢印方向に定寸送りされる。基板3はチェイス
ブロック15に立設されたパイロットピン16によりモ
ールド金型7において位置決めされる。
定プラテン上に装備されたベースプレート8に成形凹部
9が形成されたインサートブロック17及びその両側を
ガイドするチェイスブロック15が支持されている。こ
のインサートブロック17の一部に、成形凹部9の底面
を含むセンターブロック17aが固定されている。この
センターブロック17aは、成形凹部9の側面を含む周
囲のブロック17bより高熱伝導性を有するものが好適
に用いられ、本実施例では、センターブロック17aに
銅製のブロック、周囲のブロック17bにスチール製の
ブロックが各々用いられている。
ロック17の成形凹部9を含むパーティング面にはリリ
ースフィルム18が張設されている。このリリースフィ
ルム18は、基板3とほぼ平行に下型のインサートブロ
ック17のパーティング面に沿って、図示しないリリー
スフィルム搬送手段によりリール間を図4(a)の矢印
方向に定寸送りされる。リリースフィルム18は、公知
のFEPフィルム、PETフィルム、ETFEフィル
ム、PTFEフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリ
塩化ビニリデンフィルム、フッ素含浸ガラスクロスフィ
ルム等が用いられる。このリリースフィルム18は、樹
脂成形時にチェイスブロック15の表面にインサートブ
ロック17を囲むように形成された吸引穴15a(図4
(b)参照)や成形凹部9の底面の周囲設けられた隙間
から吸引されて吸着される。
ト8には、成形凹部9を重点的に加熱するためのヒータ
12が内蔵されている。また、上型側に設けられた可動
プラテン(図示せず)上には、基板3をクランプしかつ
成形凹部9を重点的に加熱するためのヒータブロック1
3が上下動可能に設けられている。インサートブロック
17の成形凹部9には、封止樹脂として液体樹脂14が
ポッティングにより供給されている。液体樹脂14は、
予め液状の樹脂を供給してもよいし、或いは顆粒状若し
くは粉末状の樹脂を供給して予備加熱により液状化した
ものを用いても良い。基板搬送手段により定寸送りされ
た基板3を、予めリリースフィルム搬送手段により定寸
送りされたリリースフィルム18が吸着されたインサー
トブロック17に載置すると、半導体チップ2が液体樹
脂14を充填された成形凹部9に埋没する。そして、上
型に装備したヒータブロック13が下動して基板3の他
方の面(上面側)を加圧して該基板3をクランプする。
このとき、成形凹部9をヒータ12及びヒータブロック
13により重点的に加熱することにより液体樹脂14を
硬化させて樹脂封止が行われる。
た液体樹脂14に半導体チップ2を埋没させて該成形凹
部9が重点的に加熱されることにより該液体樹脂14を
硬化させて樹脂封止されるので、半導体チップ2のワイ
ヤ流れや成形品にボイドが発生するおそれはなく、しか
もセンターブロック17aは周囲のブロック17bより
熱伝導性が高いので、成形凹部9に充填された封止樹脂
の硬化速度に偏りが生ずることなく均一に硬化させるこ
とができ、成形品の成形品質を向上させることができ
る。また、成形品はリリースフィルム18によりモール
ド金型より容易に離型することができるため、エジェク
タピンを省略することも可能となる。
個ずつ樹脂封止する場合について説明したが、基板3に
は複数の半導体チップ2が搭載されているため、これら
を一度に樹脂封止可能な樹脂封止装置を用いることも可
能である。即ち、図2と同様に、モールド金型7のうち
下型側には複数のフッ素製のインサートブロック17が
ベースプレート8に支持されており、このインサートブ
ロック17の各成形凹部9に液体樹脂14を充填してお
き、基板3の一方の面に搭載された半導体チップ2を各
々成形凹部9に埋没させて重点的に加熱することで一度
に各液体樹脂14を硬化させて樹脂封止するようにして
も良い。
されるものではなく、フッ素樹脂製のインサートブロッ
ク10の材質や、高熱伝導性を有するセンターブロック
17aの材質は適宜変更可能であり、また、モールド金
型7にはダイレクト成形を行うプランジャを備えていて
も良い等、発明の精神を逸脱しない範囲内でさらに多く
の改変を施し得るのはもちろんのことである。
填された封止樹脂に半導体チップを埋没させて該成形凹
部が重点的に加熱されることにより該封止樹脂を硬化さ
せて樹脂封止されるので、半導体チップのワイヤ流れや
成形品にボイド等が生ずるおそれはなく、半導体装置の
成形品質の向上を図ることができる。特に、フッ素樹脂
製の剥離性金型を用いて樹脂封止が行われるので、成形
品のモールド金型からの離型が極めて容易になり、しか
もモールド金型の耐久性を向上させることができる。ま
た、基本的にモールド金型にはポットインサートやプラ
ンジャは不要であるので、該モールド金型の小型化を実
現できる。また、基板搬送手段により基板を保持したま
まモールド金型によりクランプするだけで樹脂封止が行
えるので、基板を定寸送りしながら樹脂封止することが
できるので樹脂封止用とT/F用とでプレス装置を兼用
することができ、しかも樹脂封止後の成形品を連続して
T/F工程に移行して樹脂バリを除去して半導体装置を
個片にすることができ、従来のように専用機で樹脂封止
工程を行い、専用機でT/F工程を行う場合に比べて、
装置構成を小型化、合理化することができ、製造コスト
を著しく削減することができる。また、モールド金型の
成形凹部が形成されたインサートブロックの一部に周囲
のブロックより高熱伝導性を有するセンターブロックが
装備されている場合には、成形凹部に充填された封止樹
脂の硬化速度に偏りが生ずることなく均一に硬化させる
ことができ、成形品の成形品質を向上させることができ
る。複数のインサートブロックの成形凹部に各々封止樹
脂を充填しておき、基板の一方の面に搭載された半導体
チップを各々成形凹部に埋没させて加熱することで一度
に封止樹脂を硬化させて樹脂封止する場合には、半導体
装置の生産性が向上し、低コストで大量生産することが
できる。
た説明図及びモールド金型の上視図である。
明図である。
説明図である。
た説明図及びモールド金型の上視図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 半導体チップが搭載された基板を保持し
たまま搬送する基板保持手段と、 前記基板保持手段により搬送された前記基板が搭載され
るモールド金型を備え、一方の金型に前記半導体チップ
を樹脂封止するための封止樹脂を充填する成形凹部が形
成された剥離性金型を備えた樹脂封止手段とを備え、 前記基板は前記基板保持手段に保持されたまま前記モー
ルド金型に搭載され、前記半導体チップを封止樹脂を充
填された成形凹部に埋没させながら、該成形凹部を重点
的に加熱することにより前記封止樹脂を硬化させて樹脂
封止を行うことを特徴とする樹脂封止装置。 - 【請求項2】 前記基板には複数の半導体チップが搭載
されており、前記樹脂封止手段には複数の前記モールド
金型を備えたことを特徴とする請求項1記載の樹脂封止
装置。 - 【請求項3】 前記基板保持手段には、ヒータが装備さ
れていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
樹脂封止装置。 - 【請求項4】 前記剥離性金型は、フッ素樹脂製又はフ
ッ素樹脂により表面処理されたインサートブロックであ
ることを特徴とする請求項1、2又は請求項3記載の樹
脂封止装置。 - 【請求項5】 前記フッ素樹脂としては、PTFE(ポ
リテトラフルオロエチレン)又はETFE(ポリテトラ
フルオロエチレン重合体)が用いられていることを特徴
とする請求項4記載の樹脂封止装置。 - 【請求項6】 前記剥離性金型を成形凹部と反対側より
基板に押動可能な駆動源を備えていることを特徴とする
請求項1、2、3、4又は請求項5記載の樹脂封止装
置。 - 【請求項7】 一方の面に半導体チップが搭載された基
板を定寸送りする基板搬送手段と、 モールド金型の成形凹部を含むパーティング面にリリー
スフィルムを定寸送りして張設するリリースフィルム搬
送手段と、 前記基板保持手段により搬送された前記基板が前記リリ
ースフィルムを介して搭載されるモールド金型を備え、
一方の金型に前記半導体チップを樹脂封止するための封
止樹脂を充填する成形凹部が形成された樹脂封止手段と
を備え、 前記基板搬送手段により搬送された前記基板が前記リリ
ースフィルムを介して前記モールド金型に搭載され、前
記半導体チップを封止樹脂を充填された前記成形凹部に
埋没させると共に、該基板の他方の面にヒータブロック
を加圧することにより前記基板をクランプし、前記成形
凹部を重点的に加熱することにより前記封止樹脂を硬化
させて樹脂封止を行うことを特徴とする樹脂封止装置。 - 【請求項8】 前記基板には複数の半導体チップが搭載
されており、前記樹脂封止手段には複数の前記モールド
金型を備えたことを特徴とする請求項7記載の樹脂封止
装置。 - 【請求項9】 前記モールド金型のうち、成形凹部形成
されたインサートブロックには周囲のブロックより高熱
伝導性を有するセンターブロックが装備されていること
を特徴とする請求項7又は請求項8記載の樹脂封止装
置。 - 【請求項10】 前記センターブロックは、前記成形凹
部の底部を含む銅製のブロックが用いられ、周囲のブロ
ックは前記成形凹部の側面を含むスチール製のブロック
が用いられていることを特徴とする請求項9記載の樹脂
封止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34875898A JP4031881B2 (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 樹脂封止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34875898A JP4031881B2 (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 樹脂封止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000167841A true JP2000167841A (ja) | 2000-06-20 |
JP4031881B2 JP4031881B2 (ja) | 2008-01-09 |
Family
ID=18399173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34875898A Expired - Lifetime JP4031881B2 (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 樹脂封止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4031881B2 (ja) |
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-
1998
- 1998-12-08 JP JP34875898A patent/JP4031881B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP4031881B2 (ja) | 2008-01-09 |
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