JP2000167036A - 傷治療用医薬材料 - Google Patents
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Abstract
ける分泌物の吸収性、空気透過性をもって治療時間を短
縮することができるだけでなく、長時間使用時にも変形
しないという物理的、機械的性質を有し、傷部位に不快
感を与えず、傷部位から容易に除去できる傷治療用医薬
材料に関する。 【解決手段】 i)ポリプロピレングリコールまたはそ
の共重合体から誘導されたポリウレタンプレポリマー
と、前記ポリウレタンプレポリマーの重量を基準とし
て、ii)3〜10重量%のカルボキシル基およびヒドロ
キシ基含有化合物成分、iii)1.0〜6.0重量%の界面
活性剤、iv)40〜70重量%の発泡剤、v)0.01〜
0.1重量%の抗菌剤およびvi)5〜30重量%の架橋剤
を含有する組成物から形成された、ヒドロゲル形態のポ
リウレタンフォームを含む傷治療用包帯を提供する。
Description
(wound dressing:傷治療用包帯:以下傷治療用包帯ま
たは単に包帯という場合がある)およびその製造方法に
関する。
性疾患、交通事故および火傷などの皮膚疾患患者の増加
によって毎年包帯の需要が増加している。傷治療用包帯
は、傷の露出を防いで外部から傷を保護する役割をする
が、優れた空気および湿気透過性と傷分泌物の吸収性、
また、バクテリアの繁殖を防止するだけでなく、抗凝血
性と組織適合性のような生体適合性および優れた機械的
物性を有することが要求される。
水分を含有し、仮皮が生成していない条件下では上皮細
胞の活動が盛んになり、傷の治癒期間が短縮することを
明らかにした(文献[Michael Z. C., Hu and Mark Rove
e, Biosorption of Uraniumby Pseudomonas Aeruginosa
Strain CSU Immobilized in a Novel Matrix, Biotech
nology Progress, 13, 1, 1997]参照)。ウインター
は、傷部位が乾燥した状態よりは適当に水分を含む時上
皮の再生が40%位速い効果を示すということを実験的
に証明した(Winter G. D., Epidermal Wound Healing u
nder a New Polyurethane Foam Dressing, Plast. And
Surg., 56, 531, 1975)。これは、傷分泌物がない乾燥
した状態では仮皮を生成するコラーゲンによって上皮細
胞の活動が制限され、傷分泌物が皮膚を再生するのに必
要な成長因子を多く含んでいることを示すものである。
用した多くの傷治療用包帯の開発が試みられ、単に傷を
覆い、傷分泌物を吸収することにととまらず、適当な水
分を含有して上皮の再生を助け、バクテリアの侵入を防
止し、皮膚成長要素の挿入などのような包帯の研究が行
われている。現在常用されている包帯としては、高分子
薄膜、ヒドロコロイド、ヒドロゲル、ポリウレタンフォ
ーム、人工皮膚などがある。
な褥瘡、擦過傷、裂傷などの治療用包帯として用いられ
ており、多量の傷分泌物を吸収する特徴がある。現在こ
の分野では世界的に約15社が製品を出しており、主な
製品としては、スミス・アンド・ネピュー(Smith & Nep
hew)社のヒドロシット(hydrosite)、シェルウッド(Sher
wood MediCal)社のビアソルブ(Viasorb)、カロガンベ
スル(Calogon Vestl Lab.)社のEPI-Lockなどを挙げる
ことができる。
レングリコールのような親水性ポリオールを用いて製造
されたポリウレタンを使用しているが(米国特許第5,9
14,125号、第5,844,013号参照)、機械的物
性に問題があるため、長期間使用時、包帯が変形し、皮
膚に付着して不快感をもたらし、皮膚から引き剥がすと
きに痛みを伴うという短所がある。また、これらを用い
る場合、ほとんどが裏面層(フィルム層)を別に製造して
付着しなければならないという煩わしさがあった。
的物性などにまさるという長所があるが、疎水性である
ため、水分吸収性や傷分泌物の吸収などにおいてその機
能が劣ることが知られているため好適に用いられない。
がよく、高い傷部位における分泌物の吸収性、空気透過
性をもって治療時間を短縮することができるだけでな
く、長時間使用時にも変形しないという物理的、機械的
性質を有し、傷部位に不快感を与えず、傷部位から容易
に除去できる傷治療用医薬材料を提供することである。
って、i)ポリプロピレングリコールまたはその共重合
体から誘導されたポリウレタンプレポリマーと、前記ポ
リウレタンプレポリマーの重量を基準として、ii)3〜
10重量%のカルボキシル基およびヒドロキシ基含有化
合物成分、iii)1.0〜6.0重量%の界面活性剤、iv)
40〜70重量%の発泡剤、v)0.01〜0.1重量%の
抗菌剤およびvi)5〜30重量%の架橋剤を含有する組
成物から形成された、ヒドロゲル形態のポリウレタンフ
ォームを含む傷治療用医薬材料を提供する。
する。ポリウレンタンは、ヒドロキシ基(−OH)を有す
る物質(ポリオール成分)とイソシアネート基を有する物
質とを重合させて製造することができるが、本発明にお
いては、ポリオール成分としてポリプロピレングリコー
ルまたはその共重合体を用い、イソシアネート基を有す
る物質としてTDI(トルエン−2,4−ジイソシアネー
ト)、MDI(4,4'−メチレンビス(フェニルイソシア
ネート)、HDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)な
どを用いて通常の方法でヒドロゲル製造用ポリウレンタ
ンプレポリマーを製造する。ポリプロピレングリコール
の共重合体の例としては、エチレングリコール−プロピ
レングリコールの共重合体を挙げることができ、プロピ
レン残基とエチレン残基のモル比が1:6〜2:6であ
り、重量平均分子量が4000〜8000であることが
好ましい。商業的に購入可能な共重合体の例としては、
FA−103(BASF社製造)、L−2047(Osi社
製造)、KE−825などがある。
ヒドロキシ基をともに含有する化合物として下記構造式
1〜4のジメチロイルプロピオン酸(Dimethyloylpropio
niCacid,DMPA)、ジメチロイル酪酸(Dimethyloylbut
anoic acid,DMBA)、アルギネート、ヒアルロン酸お
よびこれらの混合物からなる群から選ばれる化合物が、
ポリウレタンプレポリマーの重量を基準として、3〜1
0重量%の量で使用され得る。
DMPA、DMBAの構造式
成されたフォームの親水性を調節することができる。ま
た、このような材料はヒドロゲルの形態を維持して傷か
らの分泌物を吸収保持するので、治療のための最適条件
をもたらす。
レタンプレポリマーの重量を基準として40〜70重量
%の量で用いられることが好ましい。
ルサイズを調節する役割をし、シリコン系界面活性剤で
あるL−5035、L−5614、L−3150(Osi
社製造)またはポリエチレングリコール−ポリプロピレ
ングリコールブロック共重合体であるF−68、F−1
27、F−108(BASF社製造)などを使用し得る。
D、太平洋製薬)など当分野で公知のものを使用し得
る。
ウレタンフォームは、たとえば、次の方法で製造され
る。まず、ジイソシアネートを反応器に加えて温度を4
0〜80℃に上げた後、所定量のポリオールを徐々に加
えながら、攪拌してポリウレタンプレポリマーを製造す
る。ポリオールの添加速度は1時間に50〜200gに
なるように調節し、ポリオールをすべて加えた後、下記
式によって定義されるNCO%が所定の値に到達するま
で反応を行う。NCO%は反応途中に試料を採取して測
定し、n−ブチルアミン標準溶液を用いて滴定法によっ
て測定する。 NCO%=NCO(x×f−2)/(ポリオール分子量×モ
ル数+ジイソシアネート分子量×x) x: ジイソシアネートのモル数 f: ジイソシアネートの官能基数
これに、ポリウレタンプレポリマーの重量を基準とし
て、DMPA、DMBA、アルギネート、ヒアルロン酸
およびこれらの混合物からなる群から選ばれるカルボキ
シル基およびヒドロキシ基含有化合物3〜10重量%、
界面活性剤1.0〜6重量%、発泡剤40〜70重量
%、抗菌剤0.01〜0.1重量%、架橋剤5〜30重量
%を加えた後、60℃〜70℃の温度で、用いられるポ
リオールの種類によって4〜10時間攪拌してヒドロゲ
ル形態のポリウレタンフォームを製造する。ポリウレタ
ンフォームが合成されると、窒素を充填した容器に入
れ、常温で保管する。
発泡剤として用いる水に、界面活性剤または親水性性質
を示すカルボキシル基を有するDMPA、DMBA、ア
ルギネート、ヒアルロン酸などを溶かして導入すること
ができ、各成分の含量を自由に調節するためにフォーム
の製造時に固体状態で混ぜて導入した後、攪拌してポリ
ウレタンフォームを合成することができる。
DMPAを用い、ポリウレタンに導入してポリウレタン
フォームを製造する過程を図式的に示したものである。
反応式1.DMPAが導入された場合のポリウレタンフ
ォームの製造過程
は、ポリウレタンプレポリマーと他の添加剤を混合して
2000〜6000rpmで10秒〜30秒攪拌した後、
一定形状のモルドに注入して通常的に発泡加工すると、
フォーム形態の傷治療用包帯が製造できる。乾燥の際に
は空気と接触する部分に薄膜が形成される(図1参照)。
したがって、1段階の工程によってヒドロゲルだけでな
く、外部からのバクテリアの侵入を防止するポリウレタ
ン外層のフィルムを同時に形成することができるため、
傷治療用包帯の製造工程を簡素化することができる。
によってさらに詳細に説明する。ただし、これらは本発
明を例示するのみであり、本発明の範囲を制限しない。 実施例1:NCO末端基を有するポリウレタンプレポリ
マーの合成 ヒドロキシ基を有する物質として分子量3000のポリ
プロピレングリコール(PPG)を用い、ジイソシアネー
トとしては官能基2.3の液体MDIを用いた。MDI
50gを反応器に入れ、60℃で30分間攪拌した後反
応温度を70℃に上げ、反応器にPPG 150gを4
時間にかけて徐々に滴下しながら反応させてポリウレタ
ンプレポリマー200gを合成した。
リウレタンプレポリマーの合成 ジイソシアネートおよびポリオール成分、架橋剤などを
表1のように変化させることを除いては、実施例1の手
順を繰り返して種々のポリウレタンプレポリマーを製造
した。
pane) * PEG : ポリエチレングリコール * FA−103 : 分子量3000のポリオール(BA
SF社製造) * L−2047 : 分子量3500のポリオール(Osi
社製造) * KE−825 : 分子量5000のポリオール
されたポリウレタンフォームの合成 前記実施例1の方法でNCO%が5、7、または10%
になるように調節してポリウレタンプレポリマーを製造
した。このポリウレタンプレポリマー10gと、カルボ
キシル基はDMBA、DMPA、アルギネート、ヒアル
ロン酸のいずれか一つをポリウレタンプレポリマーの重
量を基準として3重量%、5重量%、または10重量%
の量で用い、界面活性剤としてはシリコン系界面活性剤
L−5305(Osi社製造)を1.2重量%用い、発泡剤
としては水を10重量%の量で用い、常温、常圧で40
00rpmで30秒間攪拌して表2に示すポリウレタン
フォームを製造した。表2にはポリウレタンのNCO%
に対するカルボキシル基の含量をも示す。
基の含量 ALはアルギネート(alginate)を示す。**
HAはヒアルロン酸(hyaulonic acid)を示す。
が導入されたポリウレタンフォームの合成 ヒドロキシ基を有する物質として分子量5000のKE
−825を用い、ジイソシアネートとしてはTDIを用
いた。TDI 50gを反応器に入れ、60℃で30分
間攪拌した後反応温度を65℃に上げ、反応器にKE−
825 250gを10時間にかけて徐々に滴下しなが
ら反応させてポリウレタンプレポリマー300gを合成
した。
用いたポリウレタンはNCO%7%のものを20gの量
で用い、アルギネートあるいはヒアルロン酸をポリウレ
タンプレポリマーの重量に対して3重量%、5重量%、
または10重量%の量で用いた。界面活性剤としてはポ
リプロピレングリコールとポリエチレングリコールの共
重合体である界面活性剤F−68(BASF社製造)を用
い、発泡剤としては水50重量%を用い、抗菌剤として
はAgSD 0.06重量%を用い、常温、常圧、400
0rpmで10秒間攪拌してポリウレタンフォームを製造
した。これを通常の方法に従って傷治療用包帯に製造し
た。
測定 実施例48〜53で製造されたポリウレタンフォーム包
帯の透湿度を調査した。ポリウレタンフォームの水分透
湿度を調査するために面積34.506cm2、厚さ5mmの
ポリウレタンフォーム包帯に水100gを入れ、恒温恒
湿装置でKSM 6886の試験方法に従って測定し
た。この際の温度を40℃にし、相対湿度は90%にし
て24時間保管した後、重さの変化を測定して水分の透
湿度を決定した。透湿度はポリウレタンフォームの重さ
の変化をポリウレタンフォームの断面積で割ることによ
って単位面積当り透湿量で換算し、結果を図2に示し
た。
た場合の透湿度を下記表4に示す。一般的に、カルボキ
シル基の含量が増加するにつれて透湿度が減少すること
が観察できた。これを用いて適切に透湿度を調節するこ
とができる。
ムの透湿量 A:初期のポリウレタンフォームの重さ B:24時間後のポリウレタンフォームの重さ
測定 カルボキシル基を含んでいないポリウレタンフォーム
(□)、およびポリウレタンプレポリマーの重量を基準と
してDMPA0.5重量%(○)、DMPA3重量%
(△)、アルギネートとヒアルロン酸の1:1混合物3重
量%(◇)、DMPAがCa+2の形態で3重量%(■)、D
MBAがCa+2塩の形態で3重量%(●)、アルギネート
がCa+2塩の形態で3重量%(▲)、アルギネートとヒア
ルロン酸の1:1混合物がCa+2の形態で3重量%(◆)
を各々含有するポリウレタンフォーム1gずつを水を浸
漬して吸収する水の程度、すなわち、ポリウレタンフォ
ームの膨潤度を経時変化によって測定し、この結果を図
3のグラフに示す。ここで、膨潤比は水分を吸収したフ
ォーム傷治療用医薬材料の重量(Ws)/初期フォーム包
帯の重量(Wd)として示したものであり、カルボキシル
基の導入によって膨潤比が増加し、特にCa+2塩形態の
カルボキシル基の場合に高い膨潤比を示す。
のみで合成されたポリウレタンフォーム(1、実施例4
8)、AgSD 0.06重量%が導入されたポリウレタン
フォーム(2、実施例49)、アルギネート5重量%が導
入されたポリウレタンフォーム(3、実施例50)、アル
ギネート5重量%とAgSD0.06重量%が導入された
ポリウレタンフォーム(4、実施例51)、ヒアルロン酸
5重量%が導入されたポリウレタンフォーム(5、実施
例52)、ヒアルロン酸5重量%とAgSD 0.06重量
%が導入されたポリウレタンフォーム(6、実施例53)
の経時変化による吸湿度の変化を示している。ここで、
膨潤比は(Ws−Wd)/Wsであって、いずれも85%以
上の膨潤比を示すことが分かる。
物性測定 実施例48〜53で製造したポリウレタンフォーム包帯
に対してモジュラス、圧縮強度、引張強度などの機械的
物性を測定して各々図5〜7に示す。このような機械的
物性は、UTM(Universal Test Machine, USA, Instro
n)を用いて測定し、各々のサンプルはASTM−188
2−L規格のdogboneを製造し、各々の試片に対する応
力、変形、モジュラス(modulus)を測定した。この際、
クロースヘッドの速度は25.400mm/min、測定長さ
は13mm、グリップ間の間隔は25mmにした。実験上の
誤差を減らすために各々の条件で製造された試片は、各
試片当り最小5回以上測定した後、平均値を計算した。
されたプレポリマーの種々のNCO%およびカルボキシ
ル化合物の組合わせにおける機械的強度を下記表5〜7
に示す。
ォームのモジューラス(modulus、単位:MPa) Mw(PPG)の分子量である。 (a):フォームが形成されない。
ォームの圧縮強度(MPa) (a):フォームが形成されない。
ォームの引張強度(%) (a):フォームが形成されない。
ボキシル基含有量が増加すると、機械的物性は低下する
ことが分かる。したがって、これを調節して適切な物性
を有する包帯が製造できる。
評価 実施例48〜53のポリウレタンフォーム包帯の表面を
ESCA(Electron Spectroscopy for ChemiCal Analysi
s, ESCALAB MK II、V.G.Scientific Co.,U.K.;Al Ka Rad
iation Source at 1487eV,3000W at the anode)およびA
TR-FTIR(Attenuated Total Reflectance Fourier Trans
forminfrared Spectroscopy, Magna-IRSpectrometer 55
0, Nicolet, Japan)を用いて成分を分析した。
レポリマーに添加された物質が少量表面に露出されてい
ることを確認することができた。図8は、ポリウレタン
プレポリマーにヒアルロン酸とAgSDを加えて製造し
たフィルム(実施例53)のESCAスペクトルである
が、ポリウレタンフォームからの炭素(結合エネルギ
ー、285eV)、酸素(531eV)、窒素(399eV)ピ
ークとともに添加されたAgSDからの銀(367eV)ピ
ークとヒアルロン酸からのNa(1072eV)ピークが示
されているため、これらの成分が表面に少量露出されて
いることを確認することができた。各試料のESCA分
析結果は表6に示す。表から明らかなように、ポリウレ
タンプレポリマーのみから製造されたフィルムに比べて
AgSD、アルギネート、およびヒアルロン酸が添加さ
れたフィルムの場合、表面から銀およびナトリウム成分
が検出されるとともに、酸素組成が増加し、窒素組成が
減少することから、これらの添加物質がある程度表面に
露出されていることを確認できた。
ムのESCA測定
物放出挙動評価 図9は、ポリウレタンプレポリマーとAgSDで製造さ
れたフォーム(実施例49)とポリウレタンプレポリマー
にアルギネート(実施例51)およびヒアルロン酸(実施
例53)とAgSDを加えて製造したフォームにおけるA
gSDの放出挙動を示した結果である。
mのサイズに切り取ってFranz cell(セル体積12ml、セ
ル直径1.5cm)中でフォームの一面が緩衝溶液に直接接
触するように装着し、フォームから放出される薬物の量
を測定する方法を用いた。一般的にパッチにおいて皮膚
透過の最も大きな阻害要因は角質層である。角質層を通
じた薬物の吸収は角質層の複合的構造に起因する受動的
輸送である。これは、傷治療用包帯の場合、主として角
質層が火傷などによって損傷した場合に用いるため、薬
物透過の阻害要素はほとんどない。したがって、直接緩
衝溶液がフォームに触れるようにしてこれを恒温恒湿器
(Daeil Co.,Korea)内でドナーとアクセプターの温度を
37℃に一定に維持しながら実験を行った。
と総放出量をHPLCで分析した各値の平均値である。
図から分かるように、ポリウレタンプレポリマーとAg
SD(対照群)が含有されたフォームの場合、薬物の初期
放出量が後半部の放出量とあまり違わない。反面、アル
ギネートが含まれたフォームの場合、コントロールと薬
物の放出挙動が同じである。但し、全体的に薬物の放出
量がコントロールより多く、特に、薬物の初期放出量が
良好であることが分かる。ヒアルロン酸が含まれたフォ
ームの場合はコントロールと薬物の放出挙動が異なる。
薬物の初期放出量はコントロールと同様であるが、後半
部に行くほど薬物放出量がコントロールより増加するこ
とが分かる(40時間まではコントロールと同様な薬物
放出挙動を示すが、40時間以降はかえって薬物放出量
が多くなった)。また、総放出量の面では、アルギネー
トとヒアルロン酸を加えたフォームは薬物の放出量が同
じである反面、ポリウレタンプレポリマーのみで製造さ
れたコントロールフォームは薬物放出量が減ることが分
かる。これは、加えたアルギネートとヒアルロン酸の水
に対する減湿効果であるためであると判断される。アル
ギネートとヒアルロン酸は水を吸収することによってゲ
ルの形態になる。特にヒアルロン酸の場合は、自己重量
の1000倍までも水を吸収し、フォームに吸収され薬
物の放出が円滑になるように促進させる。アルギネート
を添加したフォームの場合、特に初期放出量が多く、ヒ
アルロン酸が添加されたフォームの場合は初期よりは中
期からの放出量が多いことが分かる。
着防止性能評価 傷治療用包帯を一定時間皮膚と接触させた後引き剥がす
とき包帯が皮膚組織と癒着していてはならない。したが
って、本発明で用いたポリウレタンプレポリマーと添加
物が混合されたフォーム試料に対して組織細胞の一種で
ある繊維芽細胞を用いて組織粘着実験を行った。
フォーム傷治療用医薬材料の切片(サイズ:1x1cm)を
直径22mmの12ウェルPSプレートの各ウェルに入れ
た後、PBS(pH7.2)溶液を入れて30分間平衡状
態を維持した。試片が入っているウェルに繊維芽細胞を
各々1cm2当り4x104個ずつ注入し、細胞培養器(3
7℃、5.0%CO2雰囲気)で2時間と1日間培養した
後、2.5%グルタルアルデヒド溶液で各試片に粘着さ
れた細胞を固定した後、凍結乾燥機で乾燥した。
1日間培養した後試片の表面に粘着されている細胞の数
を示した結果である。図から分かるように、初期に注入
した細胞の数(4×104個/1cm2)に比べて各試片の表
面に粘着された細胞の数は2時間と1日培養後のいずれ
も非常に少ない。これは、ポリウレタンプレポリマーの
みを用いたフォームを除いてはすべての試料がヒドロゲ
ルの形態であるため、試料表面において細胞の粘着が起
らないためである。したがって、本発明で用いられた試
料のいずれも細胞粘着防止性能が良好であり、特に図1
0に示したように、ポリウレタンプレポリマーにアルギ
ネートとAgSDおよびヒアルロン酸とAgSDが添加さ
れた試料は細胞粘着防止性能に優れている。
を用いて動物実験を行った。ラットの背部に9mmあるい
は3cmの皮膚欠損を作り、経時変化による傷の大きさの
変化および組織再生能力を観察した。
のヒドロシットを包帯として用いた場合であり、図11
bの包帯はカルボキシル基が含まれていないポリウレタ
ンフォームを包帯として用いた場合であり、図11cの
包帯はDMPA5重量%を加えたポリウレタンフォーム
を用いた場合であり、図11dの包帯はアルギネートと
ヒアルロン酸の1:1混合物をポリウレタンプレポリマ
ー重さに対して5重量%加えたポリウレタンフォームを
用いた場合である。
3日目には傷治療用包帯群においては平均56%が減少
し、対照群においては平均33%が減少し、6日目には
傷治療用包帯群から67%が減少し、対照群では44%
が減少して全体的に傷治療用包帯群から皮膚欠損の大き
さの減少が著しかった。
ド・ネピュー社のヒドロシット包帯を用いたフォームよ
り本発明のアルギネートとヒアルロン酸の混合物を用い
たフォームの傷治療用包帯群がより優れた効果を示し、
全傷治療用包帯群のうちDMPA10%群が対照群との
比較において最も大きな差があり、特に、アルギネート
とヒアルロン酸を加えた傷治療用包帯群において皮膚欠
損の回復が大きいことを示した。
レタンフォーム包帯をしたときの3週間後の傷の大きさ
の変化を示している。図12から分かるように、ヒアル
ロン酸とAgSDが導入されたポリウレタンフォームの
場合に傷の大きさの減少が著しい。図13は、ヒアルロ
ン酸とAgSDが導入されたポリウレタンフォーム包帯
をしたときの3週間後の組織の再生程度を示す。
8匹の背部に皮膚欠損を作り、各サンプル包帯をした動
物を7、14、21日に殺した。3週間包帯をあてがっ
た場合は包帯を替えなくてもいいため、3週間後にラッ
トを殺して組織検査を行った。皮膚欠損部位を含む皮膚
組織を採取した後10%ホルムアルデヒド溶液に固定し
た後パラフィン固定を行った。各組識を4μmの厚さで
切り取った後、ヘマトキシリン−エオシン染色を行って
光学顕微鏡の下で傷治癒過程を観察した。
の製造時に添加されるカルボキシル基の量を調節するこ
とによって、ポリウレタンフォームの親水性の程度を調
節することができ、ポリオールの種類、ジイソシアネー
トの種類、ポリウレタンに残っているNCO%、界面活
性剤などによってフォームの物性を調節することがで
き、また、攪拌速度、添加される水の量、界面活性剤の
量を調節することによってフォームの孔の大きさを調節
することができる。
製造されたポリウレタンフォームは、バクテリアの侵入
を防ぐポリウレタンフィルム外層を有し、カルボキシル
基の導入によって高吸湿度を維持するだけでなく、傷部
位から分泌する分泌物を容易に除去することができる。
入することによって、生体適合性を増進させ、傷部位に
おける分泌物の吸収を増進させ、空気透過性と吸湿度を
向上させて治療時間を短縮させることができた。
ーム包帯の模式図である。
ームの透湿度を示すグラフである。
ームの吸収率の経時変化を示すグラフである。
ームの吸収率の経時変化を示すグラフである。
帯のモジューラス(Modulus)を示すグラフであ
る。
帯の圧縮強度を示すグラフである。
帯の引張強度を示すグラフである。
gSDを含むポリウレタンフォーム包帯のESDA測定
結果を示す図面である。
フォーム包帯の薬物放出挙動を示すグラフである。
包帯の組織粘着程度を測定したグラフである。
キシルを含有する包帯を用いた場合と用いていない場合
の0〜9日目の欠損部位の大きさの変化を示す。
を用いた場合の3週間後の治療結果を示す写真である。
を用いた場合の3週間後の組織検査結果を示す写真であ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 i)ポリプロピレングリコールまたはそ
の共重合体から誘導されたポリウレタンプレポリマー
と、前記ポリウレタンプレポリマーの重量を基準とし
て、ii)3〜10重量%のカルボキシル基およびヒドロ
キシ基含有化合物成分、iii)1.0〜6.0重量%の界面
活性剤、iv)40〜70重量%の発泡剤、v)0.01〜
0.1重量%の抗菌剤およびvi)5〜30重量%の架橋剤
を含有する組成物から形成された、ヒドロゲル形態のポ
リウレタンフォームを含む傷治療用医薬材料。 - 【請求項2】 前記ポリプロピレングリコール共重合体
が、エチレングリコールとプロピレングリコールの共重
合体である、請求項1記載の傷治療用医薬材料。 - 【請求項3】 前記カルボキシル基およびヒドロキシ基
含有化合物成分が、ジメチロイルプロピオン酸、ジメチ
ロイル酪酸、アルギネート、ヒアルロン酸およびこれら
の混合物からなる群から選ばれる、請求項1または2記
載の傷治療用医薬材料。 - 【請求項4】 前記発泡剤が水である、請求項1〜3の
いずれか1項記載の傷治療用医薬材料。 - 【請求項5】 前記界面活性剤が、シリコン系界面活性
剤またはポリエチレングリコール−ポリプロピレングリ
コールブロック共重合体である、請求項1〜4のいずれ
か1項記載の傷治療用医薬材料。
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