JP2000166243A - 高速ターンオフ同期整流回路及びdc−dcコンバータ - Google Patents

高速ターンオフ同期整流回路及びdc−dcコンバータ

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JP2000166243A
JP2000166243A JP10344857A JP34485798A JP2000166243A JP 2000166243 A JP2000166243 A JP 2000166243A JP 10344857 A JP10344857 A JP 10344857A JP 34485798 A JP34485798 A JP 34485798A JP 2000166243 A JP2000166243 A JP 2000166243A
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secondary side
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Yoshiharu Okabe
義治 岡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電圧サージを低減でき、変換効率
の向上を図ることができる高速ターンオフ同期整流回路
及びDC−DCコンバータを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 メインスイッチS1、トランスT、整流
回路及び平滑回路から成る一般的なフォワード形のDC
−DCコンバータ50に高速ターンオフ同期整流回路1
0を付加する。高速ターンオフ同期整流回路10は、同
期整流用FETS2、同期整流用FETS3を直列にド
レイン端子D同士を接続しこれらと並列にショットキバ
リアダイオードD1が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に電圧変換装置に用いる同期整流回路及びこれを
用いたDC−DCコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LISの低電圧化に伴い、電源
(コンバータ)回路の高効率化が求められている。現
在、コンバータの損失のほとんどは整流ダイオードで発
生しているため、代わりにFETを用いる同期整流方式
が注目されている。このような従来技術としては、例え
ば、特開平6−98540号公報に記載のものがある
(第1従来技術)。すなわち、第1従来技術の同期整流
回路は、電圧変換回路のトランスの2次側コイルと直列
に接続した整流用MOSFETと並列に接続したフリー
ホイル用MOSFETを設け、各々のMOSFETのゲ
ート端子にソースとボディを接続した制御用MOSFE
Tを設け、MOSFETをオンするためには制御用MO
SFETのドレイン・ボディ間ダイオードを用い、オフ
するためには制御用MOSFETをオンすることを特徴
とするものである。本実施例は見方を変えるとMOSF
ETのドレイン電圧がソース電圧より高い期間にはMO
SFETがオフ状態となるようにゲートを制御し、ドレ
イン電圧がソース電圧よりも低い期間にはMOSFET
がオン状態となるようにゲートを制御する回路要素にお
いて、MOSFETのオン状態期間では一度ゲートを充
電した電荷は放電を防止するためにソースとボディを接
続した制御用のMOSFETを設けている。また電圧変
換回路において同期整流回路用MOSFETのドレイン
電圧がソース電圧より高い主要期間には第1MOSFE
Tがオフ状態となるようにゲートを制御し、ドレイン電
圧がソース電圧よりも低い主要期間には第1MOSFE
Tがオン状態となるようにゲートを制御するためにゲー
ト駆動回路を設け、2次側の同期整流回路用MOSFE
Tのゲート駆動タイミングを1次側の交流発生回路と同
期して駆動する。また電圧変換回路において同期整流回
路用MOSFETのドレイン・ソース間電圧を基準電圧
と比較する手段を設け、基準電圧より高電圧の場合には
同期整流回路用MOSFETがオフとなるようにゲート
を駆動し、低電圧の場合にはオンとなるように駆動し、
ゲート駆動手段の回路電源を2次側電源から取る。この
ような従来技術の同期整流回路によれば、同期整流回路
用MOSFETのオン状態期間では一度ゲートを充電し
た電荷は放電を防止する制御用MOSFETが存在する
ためLC共振によりMOSFETがオン/オフし、効率
が低減することはない。また、同期整流回路用MOSF
ETをオンするためには制御用MOSFETのドレイン
・ボディ間の内蔵ダイオードを介してゲートが充電され
る。このため、ゲート抵抗による遅延も低減し、同期整
流回路用MOSFETの寄生ダイオードが順バイアスさ
れることによる損失や2つの同期整流回路用MOSFE
Tが短絡することによる損失を低減することが可能であ
る。このため、高効率のMOSFET同期整流回路なら
びにこれを用いた電圧変換装置を実現できるという効果
があることが記載されている。
【0003】一方、同期整流用FETとショットキバリ
アダイオードD1を単に並列接続した同期整流回路(図
7参照)も提案されている(第2従来技術)。図7は、
従来のFETとショットキバリアダイオードD1による
同期整流回路である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1従
来技術の同期整流回路には、ボディダイオードの特性
(順方向降下電圧が大きい、逆回復時間が長いといった
特性)が、同期整流性能を落としてしまうという問題点
があった。
【0005】また、第2従来技術に示す同期整流回路に
は、配線のインダクタLp等により、電流がボディダイ
オードD8にも流れており、ショットキバリアダイオー
ドD1の効果は十分発揮されていないという問題点があ
った。
【0006】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、電圧サージを低減
でき、変換効率の向上を図ることができる高速ターンオ
フ同期整流回路及びDC−DCコンバータを提供する点
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の要旨は、変圧手段を有する電圧変換装置に用いる高速
ターンオフ同期整流回路であって、前記変圧手段の2次
側に設けられ、前記変圧手段の1次側が閉状態の時に2
次側に発生する電位に応じて開状態となり、当該変圧手
段の1次側が開状態の時に当該2次側に発生する電位に
応じて閉状態となる環流スイッチと、前記環流スイッチ
と並列に接続されたショットキバリアダイオードとを有
することを特徴とする高速ターンオフ同期整流回路に存
する。また本発明の請求項2に記載の要旨は、前記環流
スイッチは、前記変圧手段の1次側が閉状態の時に2次
側に発生する電位に応じて開状態となり、当該変圧手段
の1次側が開状態の時に当該2次側に発生する電位に応
じて閉状態となる双方向スイッチであることを特徴とす
る請求項1に記載の高速ターンオフ同期整流回路に存す
る。また本発明の請求項3に記載の要旨は、前記環流ス
イッチは、一対の逆向きFETの直列接続回路を備え、
前記逆向きFETの各々は、ドレイン端子同士を接続し
た状態で直列に接続され、ゲート端子同士を共通に前記
変圧手段の2次側のマイナス側に接続され、ソース−ド
レイン端子間にボディダイオードが並列接続されている
ことを特徴とする請求項1に記載の高速ターンオフ同期
整流回路に存する。また本発明の請求項4に記載の要旨
は、前記環流スイッチは、前記変圧手段の1次側が閉状
態の時に2次側に発生する電位に応じて開状態となり、
当該変圧手段の1次側が開状態の時に当該2次側に発生
する電位に応じて閉状態となる2つの同期整流用FET
を有し、前記FETの各々は、ドレイン端子同士を接続
した状態で直列に接続され、ゲート端子同士を共通に前
記変圧手段の2次側のマイナス側に接続され、ソース−
ドレイン端子間にボディダイオードが並列接続されてい
ることを特徴とする請求項2または3に記載の高速ター
ンオフ同期整流回路に存する。また本発明の請求項5に
記載の要旨は、前記同期整流用FETは、nチャネルM
OSトランジスタであることを特徴とする請求項4に記
載の高速ターンオフ同期整流回路に存する。また本発明
の請求項6に記載の要旨は、前記ショットキバリアダイ
オードは、アノード端子が前記変圧手段の2次側のマイ
ナス側に接続されるとともに一方の同期整流用FETの
ソース端子に接続され、カソード端子が前記変圧手段の
2次側のプラス側に接続されるとともに他方の同期整流
用FETのソース端子に接続されていることを特徴とす
る請求項3乃至5のいずれか一項に記載の高速ターンオ
フ同期整流回路に存する。また本発明の請求項7に記載
の要旨は、1次側の入力電圧を所定の変圧比で2次側に
出力する変圧手段と、前記変圧手段の2次側からの出力
を整流する整流手段と、前記整流手段の出力を平滑する
平滑手段と、前記変圧手段の2次側に設けられ、前記変
圧手段の1次側が閉状態の時に2次側に発生する電位に
応じて開状態となり前記変圧手段の1次側が開状態の時
に当該2次側に発生する電位に応じて閉状態となる環流
スイッチと前記環流スイッチと並列に接続されたショッ
トキバリアダイオードとを備えた高速ターンオフ同期整
流回路とを有することを特徴とするDC−DCコンバー
タに存する。また本発明の請求項8に記載の要旨は、1
次側の入力電圧を所定の変圧比で2次側に出力する変圧
手段と、前記変圧手段の2次側からの出力を整流する整
流手段と、前記整流手段の出力を平滑する平滑手段と、
前記変圧手段の1次側に設けられ、前記変圧手段の1次
側が閉状態の時に2次側に発生する電位に応じて開状態
となり前記変圧手段の1次側が開状態の時に当該2次側
に発生する電位に応じて閉状態となる環流スイッチと前
記環流スイッチと並列に接続されたショットキバリアダ
イオードとを備えた高速ターンオフ同期整流回路とを有
することを特徴とするDC−DCコンバータに存する。
また本発明の請求項9に記載の要旨は、前記環流スイッ
チは、前記変圧手段の1次側が閉状態の時に2次側に発
生する電位に応じて開状態となり、当該変圧手段の1次
側が開状態の時に当該2次側に発生する電位に応じて閉
状態となる双方向スイッチであることを特徴とする請求
項7または8に記載のDC−DCコンバータに存する。
また本発明の請求項10に記載の要旨は、前記環流スイ
ッチは、一対の逆向きFETの直列接続回路を備え、前
記逆向きFETの各々は、ドレイン端子同士を接続した
状態で直列に接続され、ゲート端子同士を共通に前記変
圧手段の2次側のマイナス側に接続され、ソース−ドレ
イン端子間にボディダイオードが並列接続されているこ
とを特徴とする請求項7または8に記載のDC−DCコ
ンバータに存する。また本発明の請求項11に記載の要
旨は、前記環流スイッチは、前記変圧手段の1次側が閉
状態の時に2次側に発生する電位に応じて開状態とな
り、当該変圧手段の1次側が開状態の時に当該2次側に
発生する電位に応じて閉状態となる2つの同期整流用F
ETを有し、前記FETの各々は、ドレイン端子同士を
接続した状態で直列に接続され、ゲート端子同士を共通
に前記変圧手段の2次側のマイナス側に接続され、ソー
ス−ドレイン端子間にボディダイオードが並列接続され
ていることを特徴とする請求項9または10に記載のD
C−DCコンバータに存する。また本発明の請求項12
に記載の要旨は、前記同期整流用FETは、nチャネル
MOSトランジスタであることを特徴とする請求項11
に記載のDC−DCコンバータに存する。また本発明の
請求項13に記載の要旨は、前記ショットキバリアダイ
オードは、アノード端子が前記変圧手段の2次側のマイ
ナス側に接続されるとともに一方の同期整流用FETの
ソース端子に接続され、カソード端子が前記変圧手段の
2次側のプラス側に接続されるとともに他方の同期整流
用FETのソース端子に接続されていることを特徴とす
る請求項10乃至12のいずれか一項に記載のDC−D
Cコンバータに存する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0009】(第1実施形態)図1は、本発明の高速タ
ーンオフ同期整流回路10及びこれを用いたDC−DC
コンバータ50の一実施形態を説明するための回路図で
ある。図1に示すDC−DCコンバータ50は、メイン
スイッチS1(nチャネルMOSトランジスタ)、トラ
ンスT、整流回路及び平滑回路を有するフォワード形の
DC−DCコンバータ50の2次側に、本発明の一実施
形態の高速ターンオフ同期整流回路10を採用した回路
である。高速ターンオフ同期整流回路10は、環流スイ
ッチ{S2,S3}、環流スイッチ{S2,S3}と並
列に接続されたショットキバリアダイオードD1を備え
ている。なお、本実施形態の高速ターンオフ同期整流回
路10は整流側に使用した場合でも2次側を接続した場
合と同様の作用効果を奏する。
【0010】環流スイッチ{S2,S3}は、2つの双
方向スイッチである同期整流用FETS2(環流スイッ
チ{S2,S3}の一方の双方向スイッチ)、同期整流
用FETS3(環流スイッチ{S2,S3}の他方の双
方向スイッチ)を有している。本実施形態では、同期整
流用FETS2,S3にnチャネルMOSトランジスタ
を用いている。
【0011】同期整流用FETS2と同期整流用FET
S3とは、ドレイン端子D同士を接続した状態で直列に
接続され、ゲート端子同士を共通にトランスTの2次側
のマイナス(−)側に接続されている。同期整流用FE
TS2のソース−ドレイン端子間には、ボディダイオー
ドD2が並列接続されている。ボディダイオードD2の
アノード端子は同期整流用FETS2のソース端子に接
続され、カソード端子は同期整流用FETS2のドレイ
ン端子に接続されている。
【0012】MOSFETS4のソース端子は同期整流
用FETS3のソース端子に接続され、ドレイン端子は
トランスTの2次側のマイナス(−)側に接続され、ゲ
ート端子はトランスTの2次側のプラス(+)側に接続
されている。MOSFETS4のソース−ドレイン端子
間にはボディダイオードD5が並列に接続されている。
ボディダイオードD5のアノード端子はMOSFETS
4のソース端子に接続され、カソード端子はMOSFE
TS4のドレイン端子に接続されている。本実施形態で
は、MOSFETS4にnチャネルMOSトランジスタ
を用いている。
【0013】なお、環流スイッチ{S2,S3}の一方
の双方向スイッチである同期整流用FETS2、環流ス
イッチ{S2,S3}の他方の双方向スイッチである同
期整流用FETS3においては、ソース端子同士を接続
した場合でもドレイン端子同士を接続した場合と同様の
作用効果を奏する。
【0014】同様に、同期整流用FETS3のソース−
ドレイン端子間には、ボディダイオードD3が並列接続
されている。ボディダイオードD3のアノード端子は同
期整流用FETS3のソース端子に接続され、カソード
端子は同期整流用FETS3のドレイン端子に接続され
ている。
【0015】さらに、同期整流用FETS2のソース端
子と同期整流用FETS3のソース端子間に環流スイッ
チ{S2,S3}と並列にショットキバリアダイオード
D1が接続されている。ショットキバリアダイオードD
1はアノード端子が同期整流用FETS3のソース端子
に接続され、カソード端子が同期整流用FETS2のソ
ース端子に接続されている。
【0016】次に、DC−DCコンバータ50の動作を
説明する。図2は、図1の高速ターンオフ同期整流回路
10の各部の波形である。高速ターンオフ同期整流回路
10は、通常の同期整流と同様の動作を行う。
【0017】図3は、メインスイッチS1がONの時の
高速ターンオフ同期整流回路10の動作を示している。
【0018】メインスイッチS1がON(閉状態)の時
(図3)、図2の前半に示すように、環流スイッチ{S
2,S3}の一方の双方向スイッチである同期整流用F
ETS2のゲート電圧VG2は−Vsボルト、環流スイッ
チ{S2,S3}の他方の双方向スイッチである同期整
流用FETS3のゲート電圧VG3は0ボルトとなり、環
流スイッチ{S2,S3}はOFF(開状態)となる。
このとき、MOSFETS4は、ゲート電圧Vsボルト
が印加されてON状態となる。
【0019】図4は、メインスイッチS1がOFFの時
の高速ターンオフ同期整流回路10の動作を示してい
る。図4に示すように、メインスイッチS1がOFFの
時に図2の後半に示すように、環流スイッチ{S2,S
3}の一方の双方向スイッチである同期整流用FETS
2、環流スイッチ{S2,S3}の他方の双方向スイッ
チである同期整流用FETS3のゲート電圧VG3は共に
+Vsボルトとなり、環流スイッチ{S2,S3}はO
Nとなる。このとき、MOSFETS4は、ゲート電圧
−Vsボルトが印加されてOFF状態となる。
【0020】並列に付加したショットキバリアダイオー
ドD1は、環流スイッチ{S2,S3}の一方の双方向
スイッチである同期整流用FETS2、環流スイッチ
{S2,S3}の他方の双方向スイッチである同期整流
用FETS3とにデッドタイムが生じたときの出力電流
の流れるループ回路を構成する。
【0021】以上第1実施形態を要約すれば、ボディダ
イオードD2,D3は接合ダイオードであり順方向降下
電圧が大きく逆回復時間が長いが、これに比べ、高速タ
ーンオフ同期整流回路10のショットキバリアダイオー
ドD1は順方向降下電圧が小さく逆回復時間が短いた
め、ボディダイオードD2,D3を完全にOFFにする
ことができる。また、高速ターンオフ同期整流回路10
にデッドタイムが生じた時もしくは逆回復時に電流はシ
ョットキバリアダイオードD1を流れるため、ダイオー
ドによる変換効率の低下が改善できる。
【0022】以下に従来技術との対比例を示す。図7
は、従来のFETとショットキバリアダイオードD1に
よる同期整流回路である。図7において、Lpdはショッ
トキバリアダイオードD1の配線インダクタである。図
7に示すように、これまでに同期整流用FETとショッ
トキバリアダイオードD1を単に並列接続する方法は提
案されている。しかし実際には、図7に示すように配線
のインダクタLp等により電流はボディダイオードD8
にも流れており、ショットキバリアダイオードD1の効
果は十分発揮されていない。本実施形態のDC−DCコ
ンバータ50は、高速ターンオフ同期整流回路10によ
りボディダイオードD2,D3を完全にOFFすること
で、ショットキバリアダイオードD1の効果を十分に発
揮できる。
【0023】図8は、図7の同期整流回路におけるボデ
ィダイオードD8の逆回復時間における逆電流iを示し
ている。図7に示す従来の同期整流回路の場合、メイン
スイッチS1のターンオン時、ボディダイオードD2,
D3の逆回復が遅いため図8に示すような大きな逆電流
iが流れる。
【0024】この時、トランスTのリーケージインダク
タLlには、 W=1/2*Ll*i*i (1)式 のエネルギーが蓄えられ、ボディダイオードD2,D3
が完全にOFFするとこのエネルギーとCpにより大き
な電圧サージが発生する。
【0025】本実施形態の高速ターンオフ同期整流回路
10では、逆回復時間の短いショットキバリアダイオー
ドD1を還流スイッチに並列に接続することにより、蓄
積されるエネルギーを抑制できるため電圧サージを低減
できる。さらに、前述の(1)式のエネルギーは回路内
部で消費されるので、変換効率の改善にもつながる。
【0026】(第2実施形態)図5は、図1の高速ター
ンオフ同期整流回路10と1次側駆動式同期整流回路2
0とを組み合わせて構成されたDC−DCコンバータ5
0の回路図である。図5に示す1次側駆動式同期整流回
路20は、2次側の同期整流用FETS2のゲート電位
及び同期整流用FETS3のゲート電位、及び1次側の
メインスイッチS1のゲート電位を駆動するドライバを
備えている。同期整流用FETS2のゲート端子と同期
整流用FETS3のゲート端子とは、トランスT2の2
次側の両端子に接続されている。トランスT2の2次側
の中間タップは、同期整流用FETS2のドレイン端子
と同期整流用FETS3のドレイン端子の接続点に接続
されている。トランスT2の1次側のプラス側はドライ
バに接続され、マイナス側は設置されている。
【0027】(第3実施形態)図6は、図1の高速ター
ンオフ同期整流回路10と補助巻使用同期整流回路30
とを組み合わせて構成されたDC−DCコンバータ50
の回路図である。図6に示す補助巻使用同期整流回路3
0は、トランスTの2次側に設けられた補助巻を有して
いる。補助巻の一端(−端子)は同期整流用FETS2
のゲート端子に接続され、他端(−端子)は同期整流用
FETS3のゲート端子に接続されている。補助巻の中
間タップ(+端子)は、同期整流用FETS2のドレイ
ン端子と同期整流用FETS3のドレイン端子の接続点
に接続されている。
【0028】なお、本実施の形態においては、本発明は
DC−DCコンバータに限定されず、本発明を適用する
上で好適な電圧変換装置に適用することができる。ま
た、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態
に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、
形状等にすることができる。また、各図において、同一
構成要素には同一符号を付している。
【0029】
【発明の効果】本発明は、順方向降下電圧が小さく逆回
復時間が短いショットキバリアダイオードを用いた高速
ターンオフ同期整流回路によりボディダイオードを完全
にOFFにすることができるようになる。その結果、電
圧サージを低減でき、さらに、変換効率の向上を図るこ
とができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高速ターンオフ同期整流回路及びこれ
を用いたDC−DCコンバータの一実施形態を説明する
ための回路図である。
【図2】図1の高速ターンオフ同期整流回路の各部の波
形である。
【図3】メインスイッチがONの時の高速ターンオフ同
期整流回路の動作を示している。
【図4】メインスイッチがOFFの時の高速ターンオフ
同期整流回路の動作を示している。
【図5】図1の高速ターンオフ同期整流回路と1次側駆
動式同期整流回路とを組み合わせて構成されたDC−D
Cコンバータの回路図である。
【図6】図1の高速ターンオフ同期整流回路と補助巻使
用同期整流回路とを組み合わせて構成されたDC−DC
コンバータの回路図である。
【図7】従来のFETとショットキバリアダイオードに
よる同期整流回路である。
【図8】図7の同期整流回路におけるボディダイオード
の逆回復時間における逆電流を示している。
【符号の説明】
10…高速ターンオフ同期整流回路 20…1次側駆動式同期整流回路 30…補助巻使用同期整流回路 50…DC−DCコンバータ D1…ショットキバリアダイオード D2,D3,D4,D5,D8…ボディダイオード Ll…リーケージインダクタ Lp…配線のインダクタ S1…メインスイッチ(nチャネルMOSトランジス
タ) S2…環流スイッチ(同期整流用FET(nチャネルM
OSトランジスタ)) S3…環流スイッチ(同期整流用FET(nチャネルM
OSトランジスタ)) T…トランス(変圧手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月18日(1999.10.
18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、1次側の入力電圧を所定の変圧比で2次側に出
力するトランス、整流回路及び平滑回路を有するフォワ
ード形のDC−DCコンバータの2次側に設けられる高
速ターンオフ同期整流回路であって、前記トランスの2
次側に設けられ前記トランスの1次側が閉状態の時に2
次側に発生する電位に応じて開状態となり、当該変圧手
段の1次側が開状態の時に当該2次側に発生する電位に
応じて閉状態となる双方向スイッチである同期整流用n
チャネルMOSトランジスタを備えた一対の環流スイッ
チと、前記トランスと並列に接続されたショットキバリ
アダイオードと、ソース端子が前記一対の環流スイッチ
の他方に設けられている前記同期整流用nチャネルMO
Sトランジスタのソース端子に接続され、ドレイン端子
が前記トランスの2次側のマイナス側に接続され、ゲー
ト端子が前記トランスの2次側のプラス側に接続された
nチャネルMOSトランジスタと、前記nチャネルMO
Sトランジスタのソース−ドレイン端子間に並列に接続
され、アノード端子が前記nチャネルMOSトランジス
タのソース端子に接続され、カソード端子が前記nチャ
ネルMOSトランジスタのドレイン端子に接続されてい
るボディダイオードを有し、前記ショットキバリアダイ
オードは、アノード端子が前記トランスの2次側のマイ
ナス側および前記一対の環流スイッチの他方に設けられ
ている前記同期整流用nチャネルMOSトランジスタの
ソース端子に接続されるとともに、カソード端子が前記
トランスの2次側のプラス側および前記一対の環流スイ
ッチの一方に設けられている前記同期整流用nチャネル
MOSトランジスタのソース端子に接続され、前記一対
の環流スイッチの一方に設けられている前記同期整流用
nチャネルMOSトランジスタは、ドレイン端子同士を
接続した状態で直列に接続されるとともに、ゲート端子
同士を共通に前記トランスの2次側のマイナス側に接続
され、前記一対の環流スイッチの他方に設けられている
前記同期整流用nチャネルMOSトランジスタは、ドレ
イン端子同士を接続した状態で直列に接続されるととも
に、ゲート端子同士を共通に前記トランスの2次側のマ
イナス側に接続され、前記一対の環流スイッチの一方に
設けられている前記同期整流用nチャネルMOSトラン
ジスタのソース−ドレイン端子間にはボディダイオード
が並列接続され、前記ボディダイオードは、アノード端
子が前記一対の環流スイッチの一方に設けられている前
記同期整流用nチャネルMOSトランジスタのソース端
子に接続されるとともに、カソード端子が前記一対の環
流スイッチの一方に設けられている前記同期整流用nチ
ャネルMOSトランジスタのドレイン端子に接続されて
いることを特徴とする高速ターンオフ同期整流回路に存
する。また、請求項2に記載の発明の要旨は、1次側の
入力電圧を所定の変圧比で2次側に出力するトランス
と、前記トランスの2次側からの出力を整流する整流回
路と、前記整流手段の出力を平滑する平滑回路と、1次
側の入力電圧を所定の変圧比で2次側に出力するトラン
ス、整流回路及び平滑回路を有するフォワード形のDC
−DCコンバータの2次側に設けられる高速ターンオフ
同期整流回路であって、前記トランスの2次側に設けら
れ前記トランスの1次側が閉状態の時に2次側に発生す
る電位に応じて開状態となり、当該変圧手段の1次側が
開状態の時に当該2次側に発生する電位に応じて閉状態
となる双方向スイッチである同期整流用nチャネルMO
Sトランジスタを備えた一対の環流スイッチと、前記ト
ランスと並列に接続されたショットキバリアダイオード
と、ソース端子が前記一対の環流スイッチの他方に設け
られている前記同期整流用nチャネルMOSトランジス
タのソース端子に接続され、ドレイン端子が前記トラン
スの2次側のマイナス側に接続され、ゲート端子が前記
トランスの2次側のプラス側に接続されたnチャネルM
OSトランジスタと、前記nチャネルMOSトランジス
タのソース−ドレイン端子間に並列に接続され、アノー
ド端子が前記nチャネルMOSトランジスタのソース端
子に接続され、カソード端子が前記nチャネルMOSト
ランジスタのドレイン端子に接続されているボディダイ
オードを備えた高速ターンオフ同期整流回路を有し、前
記ショットキバリアダイオードは、アノード端子が前記
トランスの2次側のマイナス側および前記一対の環流ス
イッチの他方に設けられている前記同期整流用nチャネ
ルMOSトランジスタのソース端子に接続されるととも
に、カソード端子が前記トランスの2次側のプラス側お
よび前記一対の環流スイッチの一方に設けられている前
記同期整流用nチャネルMOSトランジスタのソース端
子に接続され、前記一対の環流スイッチの一方に設けら
れている前記同期整流用nチャネルMOSトランジスタ
は、ドレイン端子同士を接続した状態で直列に接続され
るとともに、ゲート端子同士を共通に前記トランスの2
次側のマイナス側に接続され、前記一対の環流スイッチ
の他方に設けられている前記同期整流用nチャネルMO
Sトランジスタは、ドレイン端子同士を接続した状態で
直列に接続されるとともに、ゲート端子同士を共通に前
記トランスの2次側のマイナス側に接続され、前記一対
の環流スイッチの一方に設けられている前記同期整流用
nチャネルMOSトランジスタのソース−ドレイン端子
間にはボディダイオードが並列接続され、前記ボディダ
イオードは、アノード端子が前記一対の環流スイッチの
一方に設けられている前記同期整流用nチャネルMOS
トランジスタのソース端子に接続されるとともに、カソ
ード端子が前記一対の環流スイッチの一方に設けられて
いる前記同期整流用nチャネルMOSトランジスタのド
レイン端子に接続されていることを特徴とするDC−D
Cコンバータに存する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 10…高速ターンオフ同期整流回路 20…1次側駆動式同期整流回路 30…補助巻使用同期整流回路 50…DC−DCコンバータ D1…ショットキバリアダイオード D2,D3,D4,D5,D8…ボディダイオード Ll…リーケージインダクタ Lp…配線のインダクタ S1…メインスイッチ(nチャネルMOSトランジス
タ) S2…環流スイッチ(同期整流用FET(nチャネルM
OSトランジスタ)) S3…環流スイッチ(同期整流用FET(nチャネルM
OSトランジスタ))T…トランス

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変圧手段を有する電圧変換装置に用いる
    高速ターンオフ同期整流回路であって、 前記変圧手段の2次側に設けられ、 前記変圧手段の1次側が閉状態の時に2次側に発生する
    電位に応じて開状態となり、当該変圧手段の1次側が開
    状態の時に当該2次側に発生する電位に応じて閉状態と
    なる環流スイッチと、 前記環流スイッチと並列に接続されたショットキバリア
    ダイオードとを有することを特徴とする高速ターンオフ
    同期整流回路。
  2. 【請求項2】 前記環流スイッチは、前記変圧手段の1
    次側が閉状態の時に2次側に発生する電位に応じて開状
    態となり、当該変圧手段の1次側が開状態の時に当該2
    次側に発生する電位に応じて閉状態となる双方向スイッ
    チであることを特徴とする請求項1に記載の高速ターン
    オフ同期整流回路。
  3. 【請求項3】 前記環流スイッチは、一対の逆向きFE
    Tの直列接続回路を備え、 前記逆向きFETの各々は、ドレイン端子同士を接続し
    た状態で直列に接続され、ゲート端子同士を共通に前記
    変圧手段の2次側のマイナス側に接続され、ソース−ド
    レイン端子間にボディダイオードが並列接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の高速ターンオフ同期
    整流回路。
  4. 【請求項4】 前記環流スイッチは、前記変圧手段の1
    次側が閉状態の時に2次側に発生する電位に応じて開状
    態となり、当該変圧手段の1次側が開状態の時に当該2
    次側に発生する電位に応じて閉状態となる2つの同期整
    流用FETを有し、 前記FETの各々は、ドレイン端子同士を接続した状態
    で直列に接続され、ゲート端子同士を共通に前記変圧手
    段の2次側のマイナス側に接続され、ソース−ドレイン
    端子間にボディダイオードが並列接続されていることを
    特徴とする請求項2または3に記載の高速ターンオフ同
    期整流回路。
  5. 【請求項5】 前記同期整流用FETは、nチャネルM
    OSトランジスタであることを特徴とする請求項4に記
    載の高速ターンオフ同期整流回路。
  6. 【請求項6】 前記ショットキバリアダイオードは、ア
    ノード端子が前記変圧手段の2次側のマイナス側に接続
    されるとともに一方の同期整流用FETのソース端子に
    接続され、カソード端子が前記変圧手段の2次側のプラ
    ス側に接続されるとともに他方の同期整流用FETのソ
    ース端子に接続されていることを特徴とする請求項3乃
    至5のいずれか一項に記載の高速ターンオフ同期整流回
    路。
  7. 【請求項7】 1次側の入力電圧を所定の変圧比で2次
    側に出力する変圧手段と、 前記変圧手段の2次側からの出力を整流する整流手段
    と、 前記整流手段の出力を平滑する平滑手段と、 前記変圧手段の2次側に設けられ、前記変圧手段の1次
    側が閉状態の時に2次側に発生する電位に応じて開状態
    となり前記変圧手段の1次側が開状態の時に当該2次側
    に発生する電位に応じて閉状態となる環流スイッチと前
    記環流スイッチと並列に接続されたショットキバリアダ
    イオードとを備えた高速ターンオフ同期整流回路とを有
    することを特徴とするDC−DCコンバータ。
  8. 【請求項8】 1次側の入力電圧を所定の変圧比で2次
    側に出力する変圧手段と、 前記変圧手段の2次側からの出力を整流する整流手段
    と、 前記整流手段の出力を平滑する平滑手段と、 前記変圧手段の1次側に設けられ、前記変圧手段の1次
    側が閉状態の時に2次側に発生する電位に応じて開状態
    となり前記変圧手段の1次側が開状態の時に当該2次側
    に発生する電位に応じて閉状態となる環流スイッチと前
    記環流スイッチと並列に接続されたショットキバリアダ
    イオードとを備えた高速ターンオフ同期整流回路とを有
    することを特徴とするDC−DCコンバータ。
  9. 【請求項9】 前記環流スイッチは、前記変圧手段の1
    次側が閉状態の時に2次側に発生する電位に応じて開状
    態となり、当該変圧手段の1次側が開状態の時に当該2
    次側に発生する電位に応じて閉状態となる双方向スイッ
    チであることを特徴とする請求項7または8に記載のD
    C−DCコンバータ。
  10. 【請求項10】 前記環流スイッチは、一対の逆向きF
    ETの直列接続回路を備え、 前記逆向きFETの各々は、ドレイン端子同士を接続し
    た状態で直列に接続され、ゲート端子同士を共通に前記
    変圧手段の2次側のマイナス側に接続され、ソース−ド
    レイン端子間にボディダイオードが並列接続されている
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のDC−DC
    コンバータ。
  11. 【請求項11】 前記環流スイッチは、前記変圧手段の
    1次側が閉状態の時に2次側に発生する電位に応じて開
    状態となり、当該変圧手段の1次側が開状態の時に当該
    2次側に発生する電位に応じて閉状態となる2つの同期
    整流用FETを有し、 前記FETの各々は、ドレイン端子同士を接続した状態
    で直列に接続され、ゲート端子同士を共通に前記変圧手
    段の2次側のマイナス側に接続され、ソース−ドレイン
    端子間にボディダイオードが並列接続されていることを
    特徴とする請求項9または10に記載のDC−DCコン
    バータ。
  12. 【請求項12】 前記同期整流用FETは、nチャネル
    MOSトランジスタであることを特徴とする請求項11
    に記載のDC−DCコンバータ。
  13. 【請求項13】 前記ショットキバリアダイオードは、
    アノード端子が前記変圧手段の2次側のマイナス側に接
    続されるとともに一方の同期整流用FETのソース端子
    に接続され、カソード端子が前記変圧手段の2次側のプ
    ラス側に接続されるとともに他方の同期整流用FETの
    ソース端子に接続されていることを特徴とする請求項1
    0乃至12のいずれか一項に記載のDC−DCコンバー
    タ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008067495A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Ricoh Co Ltd スイッチングレギュレータ
WO2015052945A1 (ja) 2013-10-09 2015-04-16 三菱電機株式会社 車載充電器
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