JP2000166164A - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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JP2000166164A
JP2000166164A JP10330868A JP33086898A JP2000166164A JP 2000166164 A JP2000166164 A JP 2000166164A JP 10330868 A JP10330868 A JP 10330868A JP 33086898 A JP33086898 A JP 33086898A JP 2000166164 A JP2000166164 A JP 2000166164A
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Japan
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stopper
rotor
stator
core
holder
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JP10330868A
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English (en)
Inventor
Daisuke Higuchi
大輔 樋口
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立が容易で部品点数が少なく、回転軸の長
さ範囲をラジアル軸受部として有効に用いてモータの薄
型化を容易にし、必要であれば容易に分解でき、分解時
に部品を傷つけることもない小型モータを得る。 【解決手段】 円筒状の軸受ホルダー3内に保持された
ラジアル軸受7、ラジアル軸受7によって回転自在に支
持された回転軸8、回転軸8の一端部に固定されたロー
タケース20を含むロータ10、ロータケース20に一
体に取り付けられたロータマグネット21、ロータマグ
ネット21に対向させて軸受ホルダー3の外周面に固定
されたステータ部と、ロータ10の軸方向への抜けを防
止するためにU字状に形成されたストッパー25を有
し、ストッパー25は、ステータ部に挿通されて位置決
めされ、一方側27がロータ10に設けられた係止部2
9に対向し、他方側26がステータ部の端面に取り付け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、CD−R
OM、DVD−ROM等の回転駆動用、その他各種用途
の小型モータに関するもので、特にそのロータが軸方向
に抜けるのを防止するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】各種用途の小型モータにおいては、ロー
タケース、回転軸、ロータマグネットなどから構成され
るロータ部分が軸受から抜けることのないように抜け防
止手段がとられている。図9は、従来一般的によく用い
られるロータの抜け防止構造の例を示す。図9におい
て、円筒状に形成された軸受ホルダー50の内周側に
は、円筒状の軸受51が圧入等によって嵌め込まれ固定
されている。軸受51は燒結金属からなり、その中心孔
には回転軸52が挿入され、回転軸52はラジアル方向
に回転可能に支持されている。回転軸52の下端部には
周溝が形成され、この周溝にはワッシャ53が嵌めら
れ、回転軸52が軸受51から上方に向かって抜けよう
とするとワッシャ53が軸受51の下端に当接して抜け
止めがなされるようになっている。上記ワッシャ53を
回転軸52にはめた後で、軸受ホルダー50の下端部内
周にスラスト受け54がはめられて固定され、回転軸5
2のスラスト方向下方への荷重をスラスト受け54で受
けるようになっている。
【0003】図9には示されていないが、軸受ホルダー
50はその外周部が基板の孔に嵌め込まれて基板に固定
され、また、軸受ホルダー50の外周にステータコアが
固定される。回転軸52の上端部は軸受51の上端面か
ら上方に突出し、ここにロータケース、ロータマグネッ
ト等を含むロータが固定される。
【0004】以上説明したような小型モータの一般的な
ロータの抜け防止構造のほかに、本出願人の出願にかか
る特開平10−201164号公報に記載されているよ
うなロータの抜け防止構造も知られている。これは、軸
受ホルダーの底板に抜け防止リングの仮止め部を設けて
おき、この仮止め部に仮止めされた抜け防止リングを、
上記底板の透孔から操作部材を挿入して上記抜け防止リ
ングを強制的に押し動かし、この抜け防止リングを上記
仮止め部から回転軸の周溝に移行させ、回転軸を含むロ
ータの軸受からの抜けを防止するようにしたものであ
る。上記抜け防止リングは縮径方向の弾性付勢力を有
し、回転軸の周溝にまとわりつくようになっている。こ
のような構成の上記公報記載の発明によれば、軸受ホル
ダーに保持された軸受に回転軸を挿入した後で、外部か
らロータの抜け防止操作を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9に示すような従来
の小型モータにおけるロータの抜け防止構造によれば、
回転軸の一端部にワッシャをはめるための周溝を形成す
る必要があるとともに、上記ワッシャとこのワッシャを
回転軸にはめた後で軸受ホルダーの下端部内周にはめて
固定するスラスト受けとを必要とし、部品加工の煩雑さ
と部品点数の増加によって部品コストが嵩むという難点
がある。また、図9に示す従来の小型モータおよび上記
公報記載の小型モータの何れも、回転軸の一端部に周溝
を設けてこれに抜け防止のためのワッシャあるいはリン
グを設けているため、その部分をラジアル軸受で支持す
ることができず、必要な軸受長さを確保した場合に回転
軸の長さが長くなってモータの薄型化に対する障害要因
となる。これを図9の例で説明すると、ラジアル軸受5
1の下端面とスラスト受け54の上面すなわち回転軸5
2のスラスト荷重受け面との間に、抜け防止のためのワ
ッシャ53を設けるための空間として、軸方向の長さA
を確保する必要があり、この長さAの範囲はスラスト軸
受51で支持することはできないため、回転軸52を支
持するに必要なスラスト軸受51の長さを確保すると、
回転軸52の長さを上記長さAの分だけ長くする必要が
あり、モータの薄型化に対する障害要因となる。
【0006】さらに、上に述べた従来の小型モータによ
れば、一旦組み立てた後不良部品の交換、精度不良など
のために分解しようとすると、スラスト受けあるいは底
板を軸受ホルダーから取り外し、次に回転軸から抜け止
め用のワッシャやリングを取り外す必要があり、分解作
業が面倒であるとともに、スラスト受けあるいは底板を
軸受ホルダーから無理矢理取り外すため、部品を傷つけ
やすく、傷ついた部品を廃棄せざるを得ない場合が多か
った。
【0007】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、組立が容易で部品点数
が少なく、回転軸の長さ範囲をラジアル軸受部として有
効に用いることを可能にしてモータの薄型化を容易に
し、必要であれば容易に分解することができ、しかも分
解時に部品を傷つけることもない小型モータを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、円筒状の軸受ホルダーと、軸受ホルダー内に保持さ
れたラジアル軸受と、このラジアル軸受によって回転自
在に支持された回転軸と、この回転軸の一端部に固定さ
れたロータケースを含むロータと、ロータケースに一体
に取り付けられたロータマグネットと、このロータマグ
ネットに対向させて軸受ホルダーの外周面に固定された
ステータ部とを備えた小型モータにおいて、ロータの軸
方向への抜けを防止するためにU字状に形成されたスト
ッパーを有し、このストッパーは、ステータ部に挿通さ
れて位置決めされ、一方側がロータに設けられた係止部
に対向し、他方側がステータ部の端面に取り付けられて
いることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明のように、ステータ部
はステータコアとコアホルダーとを有してなり、ストッ
パーはコアホルダーに挿通して固定してもよい。請求項
3記載の発明のように、ステータ部はステータコアとコ
アホルダーとを有してなり、ストッパーはステータコア
とコアホルダーに挿通してステータコアに固定してもよ
い。請求項4記載の発明のように、ステータ部はステー
タコアを有してなり、ストッパーはステータコアに挿通
してステータコアに固定してもよい。
【0010】請求項5記載の発明のように、ストッパー
は樹脂の成型品で構成してもよい。請求項6記載の発明
のように、ストッパーは金属板材によるプレス加工品で
構成してもよい。請求項7記載の発明のように、ストッ
パーは、コアホルダーまたはステータコアの挿通孔に挿
通し圧入して固定してもよい。請求項8記載の発明のよ
うに、ストッパーは、コアホルダーの挿通孔に圧入しこ
の挿通孔の縁部をストッパーで挟み込んでもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照しながら
本発明にかかる小型モータの実施の形態について説明す
る。図1において、鉄などの金属板からなる基板1には
コアホルダー2の介在のもとに軸受ホルダー3が圧入さ
れる孔が形成されている。コアホルダー2は、例えば樹
脂の一体成型品または金属の焼結体のような衝撃吸収性
のある材料からなり、小径の筒部4と、大径の筒部14
と、これらの筒部をつなぐ平坦な段部とを有してなる。
上記軸受ホルダー3は金属板を絞り加工することによっ
て有底の円筒状に形成されている。基板1の上記孔には
コアホルダー2の小径の筒部4が圧入され、コアホルダ
ー2の上記段部は基板1の上に載っている。コアホルダ
ー2の上記小径の筒部4の内周側には軸受ホルダー3の
外周下端部が圧入されている。コアホルダー2の大径の
筒部14の外周側にはステータコア5の中心孔が圧入さ
れ、ステータコア5が固定されている。ステータコア5
は複数枚のコア板からなる積層コアで、複数の突極を放
射状に有し、各突極には駆動コイル6が巻回されてい
る。コアホルダー2の大径の筒部14には積層されたス
テータコア5の下側が圧入され、上側のステータコア5
の内周と軸受ホルダー3の上端部外周との間には、円筒
状の空間(デッドスペース)40が生じている。
【0012】上記軸受ホルダー3には、その内底部にス
ラスト受け板39が配置され、内周にラジアル軸受7が
はめられ、軸受ホルダー3によってラジアル軸受7が保
持されている。この実施の形態では、ラジアル軸受7は
焼結含油軸受からなり、ラジアル軸受7の軸方向の長さ
寸法は軸受ホルダー3の内周側の軸方向寸法よりも長
く、ラジアル軸受7の上端部は軸受ホルダー3の上端か
ら上方に突出している。ラジアル軸受7の内周側には回
転軸8が挿入され、ラジアル軸受7によって回転軸8が
その中心軸線の周りに回転自在に支持されている。ま
た、回転軸8の下端は上記スラスト受け板39に当接し
て回転軸8にかかるスラスト方向の荷重がスラスト受け
板39によって支えられるようになっている。ラジアル
軸受7には潤滑油が含浸され、ラジアル軸受7の内周面
と回転軸8の外周面との間が潤滑油で潤滑されるように
なっている。軸受ホルダー3は有底円筒状に形成されて
袋状になっているため、潤滑油が軸受ホルダー3の外側
に流出するのを防止することができる構造になってい
る。
【0013】回転軸8の上端部はラジアル軸受7の上端
部から上方に延び出しており、この回転軸8の上端部外
周にはボス12の小径円筒部17が圧入されている。こ
の小径円筒部17の外周側には円板状のハブ台11が嵌
められ、ボス12に形成されている肩部でハブ台11が
支持されている。ボス12は下部外周に鍔部13を有
し、この鍔部13の下面側にロータケース20が一体に
固着されている。ロータケース20は扁平なカップを伏
せた形をしており、カップの底に相当する部分に中心孔
が形成され、この中心孔がボス12の下端部外周にはめ
られるとともに上記中心孔の縁部が上記鍔部13に重ね
られ、ボス12のかしめ、その他適宜の手段によってボ
ス12にロータケース20が固着されている。ロータケ
ース20の水平部上面にはパッド16が貼り付けられて
いる。このロータケース20およびハブ台11の構成か
ら明らかなように、図示の小型モータはディスク回転駆
動用のモータであって、ディスクの中心孔がハブ台11
の外周側にはまって位置決めされ、パッド16の上にデ
ィスクが載るようになっている。パッド16の上にディ
スクが載った状態で図示されないディスク押さえが降下
し、あるいは、ハブ台11の外周からディスク押さえ用
の球体その他の部材が付勢力等によって突出することに
より、ディスクがハブ台11に向かって押し付けられ、
ハブ台11、回転軸8を含むモータのロータ10ととも
にディスクが回転駆動されるようになっている。
【0014】上記ロータケース20の円筒状の周壁内面
には円筒状のロータマグネット21が取り付けられてい
る。ロータマグネット21もロータ10の一部をなし、
ロータケース20と一体となって回転可能となってい
る。ロータマグネット21の内周面はステータコア5の
外周面と適宜の間隙をおいて対向している。ロータマグ
ネット21の各磁極の回転位置に応じて各相の駆動コイ
ルへの通電を切り換え制御することにより、ロータマグ
ネット21と各突極との磁気的吸引反発力でロータ10
および上記ディスクが連続的に回転駆動されるようにな
っている。ロータ10の一部をなすロータケース20の
中心孔寄りの下面には抜け防止部材28が固着されてい
る。抜け防止部材28は例えば金属板の絞り加工等によ
って円筒状に形成されるとともに、内向きの鍔部からな
る係止部29と、外向きの鍔部とを有し、外向きの鍔部
がロータケース20の下面に固着されている。上記係止
部29は、前述のステータコア5の内周面と軸受ホルダ
ー3の上部外周面との間に形成された空間40におい
て、コアホルダー2の大径の筒部14の上方に、この筒
部14との間に僅かな間隙をおいて進出している。
【0015】図1に示す実施の形態では、回転軸8は単
純な円柱形であって、前述の従来例のように抜け止め用
のワッシャやリングをはめるための周溝の類は形成され
ていない。その代わりに、ストッパー25を用いたロー
タの抜け防止手段が施されている。ストッパー25は、
全体の形状としてU字状に折れ曲がった形に形成されて
いる。より具体的には、図3(a)(b)(c)に示す
ように細長い板材の一端部と他端部とが互いに平行をな
すように直角に折り曲げられた形をしている。ストッパ
ー25の一方側27の突出長さは他方側26の突出長さ
よりも短く、一方側27と他方側26との中間部は僅か
に幅広になっている。ストッパー25は樹脂の一体成型
品であってもよいし、金属のプレス加工品であってもよ
い。
【0016】図1において、上記ストッパー25は、ス
テータコア5などとともにステータ部を構成する前記コ
アホルダー2の挿通孔9に挿通されている。図2(a)
(b)(c)はコアホルダー2の詳細を示す。図2
(a)(b)に示すように、また、前述のように、コア
ホルダー2は、小径の筒部4と、大径の筒部14と、こ
れらの筒部をつなぐ平坦な段部とを有してなる。コアホ
ルダー2の上記段部には挿通孔9が形成されている。挿
通孔9は全体としては円形のコアホルダー2の接線方向
に長い長方形に近いが、図2(a)(c)に示すよう
に、挿通孔9をその中心を通る半径方向の線に沿ってみ
たときの左右両側の縁部が半径方向内周側から外周側に
向かって順次狭まる向きの縁部92と、これに続いて半
径方向外側に向かって平行に延びる縁部91を有してな
る。
【0017】図1において、基板1にはコアホルダー2
の上記挿通孔9に対応する部分に挿通孔9よりも十分に
大きい広さの窓孔38が形成されている。この窓孔38
からコアホルダー2の上記挿通孔9にストッパー25が
その一方側27から挿入され、ストッパー25の他方側
26をコアホルダー2の下面に摺動させながらコアホル
ダー2の半径方向外側に向かって押し込まれる。ストッ
パー25を挿通孔9に挿入する際は、ストッパー25の
一方側27が挿通孔9を通り抜け、ストッパー25の多
少幅広の中間部が、図2(c)に示す縁部92側、すな
わち挿通孔9の幅広部分から挿入される。そして、スト
ッパー25が半径方向外側に向かって押し込まれること
により、挿通孔9の上記縁部92に続く多少幅が狭い縁
部91間に圧入され、位置決めされてステータに固定さ
れる。ストッパー25の他方側26は基板1の窓孔38
内にある。ストッパー25の固定強度を高めるために、
その他方側26をコアホルダー2の下面に接着、溶着、
その他適宜の手段で固定するとよい。ストッパー25を
上記のように半径方向外側に向かって押し込むことによ
り、ストッパー25の一方側27が前記抜け防止部材2
8の前記係止部29の上方に適宜の間隙をおいて進出し
上記係止部29と対向している。従って、ロータケース
20等からなるモータのロータ10が回転軸8とともに
ラジアル軸受7から抜け出ようとすると、上記抜け防止
部材28の係止部29がストッパー25の一側部27に
当接して係止され、ロータ10の抜けが防止される。ス
トッパー25は、ステータコア5の内周面と軸受ホルダ
ー3の外周面との間に形成される前述の空間40に配置
されている。
【0018】前記基板1の上面には回路基板30が載せ
られて固定されている。回路基板30に適宜の回路パタ
ーンが形成されるとともに、適宜の回路部品、例えばロ
ータ10のインデックス検出または回転速度検出のため
のホール素子等からなる磁気検出素子31などが実装さ
れている。
【0019】次に、上記実施の形態にかかる小型モータ
の組立手順、特にステータに対するロータ10の組付に
ついて簡単に説明する。軸受ホルダー3の内周側にはラ
ジアル軸受7を圧入し、軸受ホルダー3の外周側下端部
はコアホルダー2の小径の筒部4の内周側に圧入する。
コアホルダー2の大径の筒部14にはあらかじめステー
タコア5の中心孔が圧入され固定されていてもよく、軸
受ホルダー3をコアホルダー2に圧入した時点でステー
タコア5をコアホルダー2に圧入し固定してもよい。次
に、基板1のステータ取り付け用孔にコアホルダー2の
小径の筒部4の外周側を圧入し、コアホルダー2の介在
のもとにステータを基板1に固定する。次に、回転軸
8、ボス12、ハブ台11、ロータケース20等が一体
化されてなるロータ10の上記回転軸8をラジアル軸受
7の内周側に挿入し、ロータ10を回転自在に支持す
る。ただし、このままではロータに軸方向の外力が加わ
るとロータが脱落するおそれがあるので、前述のように
してストッパー25を装着し、ロータ10の抜け止めを
図る。
【0020】基板1の面に対する回転軸8の垂直度は精
度よく調整されている必要がある。特にディスク駆動用
モータにおいては高精度が要求される。そこで、一通り
の組付が終了した時点で、適宜の治具等を用いて基板1
の面に対する回転軸8の垂直度を確認し、精度がでてい
なければ基板1とコアホルダー2との圧入部分、あるい
はコアホルダー2と軸受ホルダー3との圧入部分におい
て相対的な姿勢を修正し上記の垂直度を出す。この状態
で上記各圧入部分を接着し、あるいは溶着するなどの手
段を用いて基板1とコアホルダー2および軸受ホルダー
3を最終的に固定する。
【0021】上記のようにして組立を終了した後にも、
不具合部分が見つかることがあり、ロータ10をステー
タから分離して不具合部分の部品を交換したり調整した
りする必要があることがある。その場合は、ストッパー
25を半径方向内側に向かって押し戻し、ストッパー2
5をコアホルダー2の挿通孔9から抜き取ってロータ1
0をステータから分離し、不具合部分の部品を交換した
り調整したりすればよく、その後再び組み立てればよ
い。
【0022】このように、上記実施の形態によれば、U
字状に形成されたストッパー25を用い、このストッパ
ー25は、ステータ部を構成するコアホルダー2の挿通
孔9に挿通されて位置決めされ、ストッパー25の一方
側がロータ10に設けられた係止部29に対向すること
によりロータ10の軸方向への抜けを防止を図ったた
め、必要な場合にはストッパー25を取り外してロータ
10とステータとを分離させることができ、部品の交
換、調整等を容易に行うことができる。しかも、ロータ
10とステータ部とを分離するときに、各部品に無理な
力が掛からないため、部品を傷めることなくロータ10
とステータ部とを分離させることができ、部品を再利用
することができる。仮に、特定の部品に不具合があった
としても、その部品の不具合のある部分を修理して再利
用することができる。
【0023】ロータ10とステータ部との分離時に、仮
にストッパー25を破損しあるいはひびが入ったという
ような不具合が生じた場合は、ストッパー25を交換す
る。ストッパー25は単純なU字形であり、ステータ部
の挿通孔9で挟み込み、また、この挟み込みを解除する
だけで容易に着脱することができるため、不具合のある
ストッパー25を容易に除去することができ、また、新
たなストッパー25を容易に装着することができる。こ
のように、ロータ10とステータ部とを分離させる際に
部品に不具合が生じたとしても、不具合が生じる部品は
コストの安いストッパー25だけである。組立、調整、
検査等の各工程が終了した後ストッパー25を接着、溶
着等で最終的に固定するとよい。
【0024】さらに、回転軸8には、従来の小型モータ
のように抜け止め用のリング等を装着するための周溝を
設ける必要がないため、その分回転軸8の長さを短くす
ることができ、モータの薄型化を図ることができる。こ
れを別の観点から見れば、ラジアル軸受7による回転軸
8の軸受長さを長くすることができ、ロータの振れの少
ない回転の滑らかなモータを得ることができる。ストッ
パー25およびロータ側の抜け防止部材28は、ステー
タコア5の内周面と軸受ホルダー3の外周面との間のデ
ッドスペースである空間40に配置されているため、径
方向寸法に余裕があり、薄型化を図りたい小型モータに
適している。
【0025】以上説明した実施の形態におけるストッパ
ー25は、コアホルダー2の挿通孔9に圧入された形態
で固定されていたが、上記挿通孔9への圧入と、ストッ
パー25による挿通孔9の縁部の挟み込みとを併用すれ
ばなおよい。図4に示すストッパー25の変形例がそれ
で、ストッパー25の上下方向の中間部をクランク状に
折り曲げた形にしてストッパー25の一方側27および
他方側16に対し平行な突出部33を有している。この
突出部33の下面と上記他方側16の上面との間隔はコ
アホルダー2の厚さ寸法より多少小さく、ストッパー2
5の弾性を利用して突出部33の下面と上記他方側16
の上面との間でコアホルダー2を上下から挟み込むよう
になっている。こうすることによってストッパー25を
より安定かつ強固にコアホルダー2に固定することがで
きる。
【0026】次に、図5〜図7に示す別の実施の形態に
ついて説明する。なお、大半の構成部分は前述の実施の
形態の構成と同じであるから、同様の構成部分には共通
の符号を付し、前述の実施の形態の構成と異なる構成部
分を重点的に説明する。図5において、有底円筒状の軸
受ホルダー3の外周側にはステータコア5の中心孔が圧
入され、その下からコアホルダー25の中心孔が圧入さ
れている。軸受ホルダー3を圧入すぺき基板1の孔に
は、前述の実施の形態に見られるようなコアホルダー2
の類を介在させることなく、軸受ホルダー3の下端部外
周が直接圧入されている。コアホルダー25は基板1の
上に載り、コアホルダー25の上にステータコア5が載
ってステータが構成されている。ステータコア5は積層
コアからなっているが、下側複数枚の積層コアの内周が
軸受ホルダー3の外周側に圧入されているのに対し、上
側複数枚の積層コアの内周は径が大きくなっていて、こ
の内周面と軸受ホルダー3の外周面との間に円形の空間
(デッドスペース)40が生じている。
【0027】ステータコア5は、図6に示すように複数
の突極45を放射状に有し、各突極45の先端部は周方
向に両側に広がった傘部46となっている。突極45お
よびその先端の傘部46を有してなるるステータコアは
周知であるが、この実施の形態におけるステータコア5
には、中心孔が軸受ホルダー3の外周に圧入されている
積層コアに、前記実施の形態における挿通孔9と同じ形
をした挿通孔36が2カ所に中心軸を挟んで対称位置に
形成されている。この挿通孔36の形成位置は突極45
から別の突極45に至る磁束の通路からずれた位置にあ
り、挿通孔36の形成による磁束の低減が生じないよう
に考慮されている。また、図7に示すように、コアホル
ダー35にも上記2カ所の挿通孔36と重なる位置に、
かつ、挿通孔36と同じ形の挿通孔37が形成されてい
る。さらに、基板1にも、上記挿通孔36、37と重な
る位置において、これらの挿通孔36、37が広がる範
囲を包含しかつモータの半径方向外側に広がる窓孔38
が形成されている。
【0028】ロータ10の一部をなすロータケース20
の中心孔寄りの下面には、前述の実施の形態と同様に抜
け防止部材28が固着されている。抜け防止部材28は
外向きの鍔部がロータケース20の下面に固着され、内
向きの鍔状に形成された係止部29が、上記空間40に
進出している。上記係止部29はステータコア5との間
に適宜の間隙をおいて上記挿通孔36の外周側に進出し
ている。
【0029】上記コアホルダー35とステータコア5の
挿通孔37、36には、基板1の窓孔38を通してスト
ッパー25が挿入されている。ストッパー25は前記実
施の形態に用いられている図3に示す例と同じ形態のも
ので、上記挿通孔37、36にストッパー25がその一
方側27から挿入され、ストッパー25の他方側26を
コアホルダー35の下面に摺動させながらコアホルダー
35およびステータコア5の半径方向外側に向かって押
し込まれる。これによりストッパー25が挿通孔37、
36の両側縁部間に圧入されて位置決めされ、コアホル
ダー35およびステータコア5を含むステータ部に固定
される。ストッパー25の他方側26は基板1の窓孔3
8内にある。ストッパー25の固定強度を高めるため
に、その他方側26をコアホルダー35の下面に接着、
溶着、その他適宜の手段で固定するとよい。ストッパー
25を上記のように半径方向外側に向かって押し込むこ
とにより、ストッパー25の一方側27が前記抜け防止
部材28の係止部29の上方に適宜の間隙をおいて進出
して上記係止部29と対向し、ロータ10の抜けが防止
される。ストッパー25は、前述の空間(デッドスペー
ス)40に配置されている。そのほかの構成は図1〜図
3に示す実施の形態と同じであるから説明は省略する。
【0030】なお、図5〜図7に示す実施例において、
ストッパー25は、上記のようにコアホルダー35およ
びステータコア5の挿通孔37、36の両方に圧入され
ることによってより強固に固定されるが、上記挿通孔3
7、36のうちの何れか一方に圧入されていても差し支
えない。
【0031】図5〜図7に示す実施の形態によれば、U
字状に形成されたストッパー25を用い、このストッパ
ー25は、ステータ部を構成するコアホルダー35とス
テータコア5の挿通孔37、36に挿通されて位置決め
され、ストッパー25の一方側がロータ10に設けられ
た係止部29に対向することによりロータ10の軸方向
への抜け防止を図ったため、図1〜図4に示す実施の形
態と同様の効果を得ることができる。
【0032】次に、図8に示す実施の形態について説明
する。この実施の形態がこれまで説明してきた実施の形
態と異なる点は、ステータコア5が異形積層されること
によってコアホルダーを兼ね、独立のコアホルダーを有
していない点である。図8において、コア板を複数枚積
層してなるステータコア5は、突極を持たず軸受ホルダ
ー3の外周に圧入された数枚のコア板48と、突極を有
していて軸受ホルダー3の外周に圧入された複数枚のコ
ア板と、突極を有していて内径が大きく軸受ホルダー3
の外周から離間して前記実施例における空間と同様の空
間40を形成する複数枚のコア板とからなり、これらの
コア板が下側から上記の順に積層されている。突極を持
たない上記数枚のコア板48は、コアホルダーを兼ねて
いて基板1の上に載せられ、突極に巻回された駆動コイ
ル6を基板1から浮かしている。
【0033】上記数枚のコア板48と、上記の突極を有
していて軸受ホルダー3の外周に圧入された複数枚のコ
ア板とを貫いて、図6、図7において説明した挿通孔3
7と同様の挿通孔47が形成されている。この挿通孔4
7には、図3において説明したストッパーと同様のスト
ッパー25が挿入され、ストッパー25はこれを半径方
向外側に向かって押し込まれることにより、挿通孔47
内に圧入され、ストッパー25がステータコア5に固定
されている。ストッパー25の一方側27は前記実施の
形態と同様に抜け防止部材28の係止部29の上方に適
宜の間隙をおいて進出し、上記係止部29と対向するこ
とによってロータ10の抜けが防止される。ストッパー
25の他方側26は基板1の窓孔38内にあり、ステー
タコア5の上記コア板48の下面に接着、溶着、その他
適宜の手段で固定されている。その他の構成はこれまで
説明してきた実施の形態と同じであるから説明は省略す
る。図8に示す実施の形態においても、前述の実施の形
態と同様の効果を得ることができる。
【0034】図示の各実施の形態ではディスク回転駆動
用のモータになっているが、本発明にかかるモータはこ
れに限られるものではなく、一般的な小型モータとして
利用することができる。本願発明にかかる小型モータ
は、径方向の寸法が小さく、高さ方向に余裕のあるモー
タに有利である。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ロータの
軸方向への抜けを防止するためにU字状に形成されたス
トッパーを有し、このストッパーは、ステータ部に挿通
されて位置決めされ、一方側がロータに設けられた係止
部に対向し、他方側がステータ部の端面に取り付けられ
てロータの抜け防止が図られているため、必要な場合に
は上記ストッパーを取り外すことによりロータとステー
タとを分離させることができ、部品の交換、調整等を容
易に行うことができる。しかも、ロータとステータとを
分離するときに、各部品に無理な力が掛からないため、
部品を傷めることもなく、部品を再利用することができ
る。仮に、特定の部品に不具合があったとしても、その
部品の不具合のある部分を修理して再利用することがで
きる。
【0036】また、ロータとステータとの分離時に、仮
にストッパーを破損しあるいはひびが入ったというよう
な不具合が生じた場合は、ストッパーを交換すればよ
い。ストッパーはU字状に形成された単純な形態であ
り、低コストであるとともに容易に着脱することができ
る。さらに、回転軸には、従来の小型モータのように抜
け止め用のリング等を装着するための周溝を設ける必要
がないため、その分回転軸の長さを短くすることがで
き、モータの薄型化を図ることができる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、ストッパー
はこれをコアホルダーに挿通して固定するだけで軸受ホ
ルダーからの抜け防止が図られる。同じく請求項3記載
の発明によれば、ストッパーはこれをステータコアとコ
アホルダーに挿通してステータコアに固定するだけで軸
受ホルダーからの抜け防止が図られる。同じく請求項4
記載の発明によれば、ストッパーはこれをステータコア
に挿通してステータコアに固定するだけで軸受ホルダー
からの抜け防止が図られる。
【0038】請求項5記載の発明によれば、ストッパー
は樹脂の成型品からなるため、樹脂の弾性を利用してス
テータ部に圧入等の手段で固定することができる。請求
項6記載の発明によれば、ストッパーとして金属板材に
よるプレス加工品を用いることができるため、金属板材
によるプレス加工品の弾性を利用してステータ部に圧入
等の手段で固定することができる。請求項7記載の発明
によれば、ストッパーは、コアホルダーまたはステータ
コアの挿通孔に圧入することによって固定されているた
め、必要に応じて容易に着脱することができる。
【0039】請求項8記載の発明によれば、請求項2記
載の発明において、ストッパーは、コアホルダーの挿通
孔に圧入され、かつ、この挿通孔の縁部をストッパーで
挟み込んでいるため、より強固にかつ安定に固定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる小型モータの実施の形態を示す
縦断面図である。
【図2】同上実施の形態中のコアホルダーを示す(a)
は平面図、(b)は側面断面図、(c)はコアホルダー
に形成されている挿通孔の拡大平面図である。
【図3】同上実施の形態中のストッパーを示す(a)は
平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。
【図4】上記実施の形態に用いることができるストッパ
ーの変形例を示す正面断面図である。
【図5】本発明にかかる小型モータの別の実施の形態を
示す縦断面図である。
【図6】同上実施の形態中のステータコアを示す平面図
である。
【図7】同上実施の形態中のコアホルダーを示す平面図
である。
【図8】本発明にかかる小型モータのさらに別の実施の
形態を示す縦断面図である。
【図9】従来の小型モータにおけるロータの抜け防止構
造部分の例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 コアホルダー 3 軸受ホルダー 5 ステータコア 7 ラジアル軸受 8 回転軸 9 挿通孔 10 ロータ 20 ロータケース 21 ロータマグネット 25 ストッパー 26 ストッパーの他方側 27 ストッパーの一方側 29 係止部 35 ストッパー 36 挿通孔 37 挿通孔 47 挿通孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の軸受ホルダーと、軸受ホルダー
    内に保持されたラジアル軸受と、このラジアル軸受によ
    って回転自在に支持された回転軸と、この回転軸の一端
    部に固定されたロータケースを含むロータと、上記ロー
    タケースに一体に取り付けられたロータマグネットと、
    このロータマグネットに対向させて上記軸受ホルダーの
    外周面に固定されたステータ部とを備えた小型モータに
    おいて、 上記ロータの軸方向への抜けを防止するためにU字状に
    形成されたストッパーを有し、 上記ストッパーは、上記ステータ部に挿通されて位置決
    めされ、一方側がロータに設けられた係止部に対向し、
    他方側がステータ部の端面に取り付けられていることを
    特徴とする小型モータ。
  2. 【請求項2】 ステータ部はステータコアとコアホルダ
    ーとを有してなり、ストッパーはコアホルダーに挿通さ
    れて固定されている請求項1記載の小型モータ。
  3. 【請求項3】 ステータ部はステータコアとコアホルダ
    ーとを有してなり、ストッパーはステータコアとコアホ
    ルダーに挿通されてステータコアに固定されている請求
    項1記載の小型モータ。
  4. 【請求項4】 ステータ部はステータコアを有してな
    り、ストッパーはステータコアに挿通されてステータコ
    アに固定されている請求項1記載の小型モータ。
  5. 【請求項5】 ストッパーは樹脂の成型品からなる請求
    項1記載の小型モータ。
  6. 【請求項6】 ストッパーは金属板材によるプレス加工
    品である請求項1記載の小型モータ。
  7. 【請求項7】 ストッパーは、コアホルダーまたはステ
    ータコアの挿通孔に挿通され圧入されて固定されている
    請求項2または3記載の小型モータ。
  8. 【請求項8】 ストッパーは、コアホルダーの挿通孔に
    圧入され、かつ、この挿通孔の縁部をストッパーで挟み
    込んでいる請求項2記載の小型モータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6956713B2 (en) 2002-01-09 2005-10-18 Funai Electric Co., Ltd. Magnetic tape apparatus with capstan motor configuration
JP2008010071A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Nippon Densan Corp 記録媒体の保持装置とそれを用いたモータユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6956713B2 (en) 2002-01-09 2005-10-18 Funai Electric Co., Ltd. Magnetic tape apparatus with capstan motor configuration
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