JP2000165807A - 情報処理装置および方法、並びに提供媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びに提供媒体

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JP2000165807A
JP2000165807A JP10339274A JP33927498A JP2000165807A JP 2000165807 A JP2000165807 A JP 2000165807A JP 10339274 A JP10339274 A JP 10339274A JP 33927498 A JP33927498 A JP 33927498A JP 2000165807 A JP2000165807 A JP 2000165807A
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太郎 水藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョン放送に含まれるCMを確実に検
出する。 【解決手段】 CM候補区間検出部16は、無音区間と
シーンチェンジ点に基づいて、CM候補区間を検出す
る。CMブロック検出部21は、CM候補区間検出部1
6で検出された単独のCM候補区間のフレーム数を用い
て、本編と本編の間に挟まれた複数のCMからなるCM
ブロックを検出し、その結果に基づいた制御信号をスイ
ッチに出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びに提供媒体に関し、特に、テレビジョン放
送に含まれるコマーシャルを検出する情報処理装置およ
び方法、並びに提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、録画されたテレビジョン放送を
再生するとき、本編(番組)だけを連続して見たいとい
うユーザのニーズに対応して、コマーシャル(以下、C
Mと記述する)を早送りする、いわゆるCMカット機能
付きVCR(Video Cassette Recorder)が存在する。
【0003】そのようなVCRに用いられているCM検出
アルゴリズムは、次に示すような、絶対的な、または大
多数のCMが有する特徴に基づくものである。すなわ
ち、各CMの開始時および終了時には0.1乃至2.0
秒程度の無音区間が存在する、無音区間には画像のシー
ンチェンジ点が存在する、各CMの所要時間は15秒の
整数倍である、CMは音声多重モードがステレオモード
である、等の特徴が確認された場合、その部分がCMと
して検出される。
【0004】また、欧米におけるテレビジョン放送で
は、本編とCMの間に、ブラックフレームまたはブルー
フレームが存在するという絶対的な条件に基づいてCM
が検出されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来のC
M検出アルゴリズムによれば、例えば、音声多重モード
がモノラルであるCMのように、上述した特徴が含まれ
ていないCMは検出できない課題があった。
【0006】また、従来のCM検出アルゴリズムによれ
ば、本編の中に上述した特徴が含まれていた場合、その
部分をCMとして検出してしまう課題があった。
【0007】さらに、例えば、CMの所要時間が14秒
の整数倍となったり、欧米においてブラックフレームや
ブルーフレームの挿入が廃止される等、従来のアルゴリ
ズムにおいて用いていたCMの特徴が変更、または廃止
された場合、CMを検出することができなくなる課題が
あった。
【0008】また、従来のCM検出アルゴリズムにおけ
る無音区間の検出方法は、ある一定区間の音声の平均レ
ベルを求め、その平均レベルが所定の閾値以下である場
合、その区間を無音区間として検出していた。このた
め、テレビジョン放送の受信状況が悪いとき、すなわ
ち、弱電界で音声信号のS/Nが悪い状況と、弱電界では
ないときで無音声区間の検出精度が異なるので、結果的
に正確にCMを検出できない課題があった。
【0009】また、従来のCM検出アルゴリズムにおけ
るCMの所要時間の計測は、1秒当たり約30フレーム
として、フレーム数をカウントすることにより行われて
いるが、実際の放送においては、数フレーム程度の誤差
が生じるので、所要時間を判定する閾値には誤差に対応
するあそびが設けられている。したがって、そのあそび
に起因して、CMの誤検出、または未検出が発生する課
題があった。
【0010】さらに、CMと本編の間に5秒程度のテレ
ビ局の宣伝用スポットが放送された場合、そのスポット
は視聴者にとってはCMと同様なものであるが、上述し
たCMの特徴を有していないので検出できない課題があ
った。
【0011】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、テレビジョン放送に含まれるCMを確実に
検出できるようにするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、テレビジョン放送の無音区間を検出する無音
区間検出手段と、テレビジョン放送のシーンチェンジを
検出するシーンチェンジ検出手段と、無音区間検出手段
およびシーンチェンジ検出手段の検出結果に基づいて、
コマーシャル候補区間を検出するコマーシャル候補区間
検出手段と、複数のコマーシャル候補区間からコマーシ
ャルブロックを生成するコマーシャルブロック生成手段
とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の情報処理方法は、テレビ
ジョン放送の無音区間を検出する無音区間検出ステップ
と、テレビジョン放送のシーンチェンジを検出するシー
ンチェンジ検出ステップと、無音区間検出ステップおよ
びシーンチェンジ検出ステップの検出結果に基づいて、
コマーシャル候補区間を検出するコマーシャル候補区間
検出ステップと、複数のコマーシャル候補区間からコマ
ーシャルブロックを生成するコマーシャルブロック生成
ステップとを含むことを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の提供媒体は、テレビジョ
ン放送の無音区間を検出する無音区間検出ステップと、
テレビジョン放送のシーンチェンジを検出するシーンチ
ェンジ検出ステップと、無音区間検出ステップおよびシ
ーンチェンジ検出ステップの検出結果に基づいて、コマ
ーシャル候補区間を検出するコマーシャル候補区間検出
ステップと、複数のコマーシャル候補区間からコマーシ
ャルブロックを生成するコマーシャルブロック生成ステ
ップとを含む処理を情報処理装置に実行させるコンピュ
ータが読み取り可能なプログラムを提供することを特徴
とする。
【0015】請求項1に記載の情報処理装置、請求項4
に記載の情報処理方法、および請求項5に記載の提供媒
体においては、テレビジョン放送の無音区間が検出さ
れ、テレビジョン放送のシーンチェンジが検出され、そ
れらの検出結果に基づいて、コマーシャル候補区間が検
出される。さらに、複数のコマーシャル候補区間からコ
マーシャルブロックが生成される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0017】請求項1に記載の情報処理装置は、テレビ
ジョン放送の無音区間を検出する無音区間検出手段(例
えば、図16の無音区間検出部13)と、テレビジョン
放送のシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出手
段(例えば、図16のシーンチェンジ検出部15)と、
無音区間検出手段およびシーンチェンジ検出手段の検出
結果に基づいて、コマーシャル候補区間を検出するコマ
ーシャル候補区間検出手段(例えば、図16のCM候補
区間検出部16)と、複数のコマーシャル候補区間から
コマーシャルブロックを生成するコマーシャルブロック
生成手段(例えば、図16のCMブロック検出部21)
とを備えることを特徴とする。
【0018】本発明を適用したVCRの第1の構成例につ
いて、図1を参照して説明する。記録系のチューナ2
は、端子1から入力されるテレビジョン放送のRF信号
を復調し、得られた映像信号、音声信号、AGC信号、お
よび音声多重モードを示す信号(以下、音声多重モード
信号と記述する)を、CM検出回路3に出力する。ま
た、チューナ2は、映像信号および音声信号を遅延回路
4に出力する。
【0019】CM検出回路3は、チューナ2から入力さ
れた信号がCMであるか否かを判定し、その結果に対応
し、スイッチ6へ制御信号として0または1を出力す
る。スイッチ6は、制御信号が1である場合、オフとさ
れ、制御信号が0である場合、オンとされる。
【0020】遅延回路4は、CM検出回路3の処理に要
する時間(本実施の形態においては、1分間)だけ、チ
ューナ2から入力された映像信号および音声信号を遅延
して変調回路5に出力する。変調回路5は、遅延回路4
から入力された映像信号および音声信号を、所定の方式
(例えば、MPEG2方式)で圧縮符号化し、さらに、所定
の変調方法(例えば、EFM変調)で変調し、得られた変
調信号をスイッチ6を介して書き込み回路7に出力す
る。書き込み回路7は、入力された変調信号を磁気テー
プ8に記録する。
【0021】再生系の読み取り回路9は、ユーザから入
力されるコマンドに対応して、磁気テープ8に記録され
ている信号を読み取って復調し、図示せぬモニタに供給
する。
【0022】なお、映像信号および音声信号を記録する
媒体は、磁気テープに限定されるものではなく、光ディ
スク、光磁気ディスク、ハードディスク、半導体メモリ
等であってもかまわない。
【0023】図2は、図1のCM検出回路3の第1の構
成例を示している。このCM検出回路3において、チュ
ーナ2から入力される音声多重モード信号は無音閾値決
定部11およびCM候補区間検出部16に供給され、映
像信号は遅延部14およびシーンチェンジ検出部15の
供給され、音声信号はA/D変換部12に供給され、AGC信
号は無音閾値決定部11に供給される。
【0024】無音閾値決定部11は、音声多重モード信
号、A/D変換部12でデジタル化された音声信号、AGC信
号、またはシーンチェンジ検出部15から入力される信
号のいずれかを用いて無音区間検出処理に用いられる閾
値を演算し、無音区間検出部13に供給する。
【0025】無音区間検出部13は、A/D変換部12か
ら入力されるデジタル化された音声信号のレベルと、無
音閾値決定部11から供給された閾値を比較することに
より、無音区間を検出し、その結果をシーンチェンジ検
出部15に出力する。
【0026】シーンチェンジ検出部15は、同時に入力
される2枚のフレーム画像(現フレームと、遅延部14
により1フレーム時間(1/30秒)だけ遅延された前
フレーム)を比較して、無音区間におけるシーンチェン
ジの有無を検出し、その結果をCM候補区間検出部16
に出力する。
【0027】CM候補区間検出部16は、音声多重モー
ド信号と、シーンチェンジ検出部15から供給されたシ
ーンチェンジの情報をフレーム毎に2値化して、内蔵す
るメモリに記憶し、その情報に基づいてCM候補区間を
検出し、CM候補区間においてはスイッチ6への制御信
号として1を出力し、CM候補区間以外においては制御
信号として0を出力する。なお、CM候補区間検出部1
6が内蔵するメモリには、過去1分間の情報を記憶させ
ておく、その場合、内蔵されるメモリの容量は、 60(秒)×30(フレーム)×2(データ)×1(ビ
ット) となる。
【0028】次に、CM検出回路3の動作について、図
3のフローチャートを参照して説明する。このCM検出
処理は、チューナ2からCM検出回路3に各信号が入力
されたときに開始される。ステップS1において、CM
検出回路3の無音閾値決定部11は、予め演算した(後
述)、無音区間検出処理(ステップS2)に用いられる
閾値を無音区間検出部13に出力する。
【0029】ここで、無音閾値決定処理の詳細につい
て、図4のフローチャートを参照して説明する。ステッ
プS11において、A/D変換部12は、チューナ2から
入力された所定の微少時間の音声信号(アナログ)を、
所定のサンプリング周波数、所定の量子化レベルでデジ
タル化し、得られたデジタル音声信号(例えば、図5
(A))を無音閾値決定部11に出力する。無音閾値決定
部11は、ステップS12において、A/D変換部12か
ら入力されたデジタル音声信号を、図5(B)に示すよう
に絶対値化し、ステップS13において、絶対値化され
たサンプルのレベルの平均値(図5(C))を演算する。
【0030】ステップS14において、無音閾値決定部
11は、ステップS13で得た平均値と、それまで記憶
していた閾値とを比較して、小さい方の値を新たな閾値
として記憶する。
【0031】ステップS15において、無音閾値決定部
11は、全てのチャンネルに対してステップS11乃至
S14の処理を実行したか否かを判定し、全てのチャン
ネルに対して処理を実行していないと判定した場合、ス
テップS16に進む。ステップS16において、無音閾
値決定部11は、チューナ2にチャンネル切換信号を出
力する。このチャンネル切換信号に対応して、チャンネ
ルが切り替えられる。
【0032】その後、ステップS15において、全ての
チャンネルに対して、ステップS11乃至S14の処理
を実行したと判定された場合、無音閾値決定処理を終了
する。なお、この無音閾値決定処理は、常に所定の間隔
(例えば、10分毎)で繰り返して実行される。
【0033】なお、無音閾値決定処理の方法は、上述し
た方法以外にも考えられる。例えば、映像信号は存在す
るが、音声信号のレベルは確実に0となる、各チャンネ
ルの放送開始時刻、および放送終了時刻において、音声
信号を受信し、そのレベルnに所定のオフセット値Δを
加えた値n+Δを無音閾値としてもよい。ただし、各チ
ャンネルの放送開始時刻および放送終了時刻は既知であ
るものとする。
【0034】また、チューナ2からのAGC信号を用いて
無音閾値を決定してもよい。すなわち、チューナ2から
のAGC信号のレベルは、図6に示すように、AGC信号のレ
ベルと音声信号のS/Nは反比例の関係にある。したがっ
て、AGC信号のレベルから音声信号のS/Nを推定すれば、
推定されたS/Nに対応する閾値を一意的に決定すること
ができる。
【0035】さらに、音声信号のバズ成分は、映像信号
の輝度レベルに依存しているので、映像信号の輝度レベ
ルの平均値を用いて無音閾値を決定してもよい。例え
ば、輝度レベルの平均値が高い場合、音声信号のバズ成
分が増加し、結果的に一定期間の音声信号のレベルが高
くなるので、閾値を通常よりも高めに設定し、輝度レベ
ルの平均値が低い場合、音声信号のバズ成分が減少し、
結果的に一定期間の音声信号のレベルが低くなるので、
閾値を通常よりも低めに設定する。なお、映像信号の輝
度の平均値YAは、次式のように、シーンチェンジ検出
部15で演算する。 YA=(ΣDij)/n×m ただし、i=1乃至n,j=1乃至mであり、Dijは、
図7に示すように、音声信号に対応する画像の座標
(i,j)画素値である。
【0036】さらに、音声多重モード信号に基づいて無
音閾値を決定してもよい。すなわち、音声多重モードが
2カ国語放送からステレオに切り替わるときの音声信号
のレベルを無音閾値としてもよい。
【0037】図3に戻る。ステップS2において、無音
区間検出部13は、ステップS1で無音閾値決定部11
から入力された閾値に基づいて無音区間を検出する。こ
の無音区間検出処理の詳細について、図8のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0038】ステップS21において、A/D変換部12
は、チューナ2から入力された、所定の微少時間の音声
信号(アナログ)を所定のサンプリング周波数、および
所定の量子化レベルでデジタル化し、得られたデジタル
音声信号(例えば、図5(A))を無音閾値決定部11に
出力する。無音区間検出部13は、ステップS22にお
いて、A/D変換部12から入力されたデジタル音声信号
を、図5(B)に示すように絶対値化し、ステップS23
において、絶対値化されたサンプルのレベルの平均値
(図5(C))を演算する。
【0039】ステップS24において、無音閾値決定部
11は、ステップS23で得た平均値が、無音閾値決定
部11から入力された閾値よりも小さいか否かを判定
し、平均値が閾値よりも小さいと判定した場合、ステッ
プS25に進む。ステップS25において、無音区間検
出部13は、この区間を無音区間と判定し、その情報を
シーンチェンジ検出部15に出力する。
【0040】反対に、ステップS24において、平均値
が閾値よりも小さくないと判定した場合、ステップS2
6に進む。ステップS26において、無音区間検出部1
3は、この区間を無音区間ではない(有音区間である)
と判定し、その情報をシーンチェンジ検出部15に出力
する。
【0041】図3のステップS3にリターンする。ステ
ップS3において、シーンチェンジ検出部15は、入力
された前後する2枚のフレームにおけるシーンチェンジ
を検出し、その結果をCM候補区間検出部16に出力す
る。このシーンチェンジ検出処理の詳細について、図9
のフローチャートを参照して説明する。
【0042】ステップS31において、シーンチェンジ
検出部15は、無音区間検出部13から入力された情報
が無音区間を示すものであるか否かを判定し、入力され
た情報が無音区間を示す情報であると判定した場合、ス
テップS32に進む。
【0043】ステップS32において、シーンチェンジ
検出部15は、入力された前後する2枚のフレーム画像
の相関値Eを演算する。具体的には、図10に示すよう
に、遅延部14を介して入力された画像(遅延画像)
と、遅延部14を介さずに入力された画像(スルー画
像)の対応する画素の画素値の差の絶対値の総和が相関
値として次式により演算される。 E=Σ|Dij−Sij| ただし、Dij,Sijは、それぞれ、遅延画像またはスル
ー画像の座標(i,j)の画素値を表している。なお、
この相関値は、フレーム間の相関の程度が小さいくなる
と、その値は大きくなり、フレーム間の相関の程度が大
きくなると、その値は小さくなる。
【0044】ところで、相関値Eを演算する他の方法と
して、遅延画像とスルー画像の画素値のヒストグラムを
用いる方法や、遅延画像とスルー画像を所定のブロック
に分割し、ブロック毎に相関値を画素値の差分を求める
方法を用いてもよい。
【0045】ステップS33において、シーンチェンジ
検出部15は、ステップS32で得られた相関値が所定
の閾値よりも大きいか否かを判定し、相関値が所定の閾
値よりも大きい(フレーム間の相関の程度が小さい)と
判定した場合、ステップS34に進む。
【0046】ステップS34において、シーンチェンジ
検出部15は、入力された前後する2枚のフレーム間に
はシーンチェンジが存在すると判定して、その情報をC
M候補区間検出部16に出力する。
【0047】反対に、ステップS33において、相関値
が所定の閾値よりも大きくない(フレーム間の相関の程
度が大きい)と判定された場合、ステップS35に進
む。
【0048】ステップS35において、シーンチェンジ
検出部15は、入力された前後する2枚のフレーム間に
はシーンチェンジがないと判定して、その情報をCM候
補区間検出部16に出力する。
【0049】なお、ステップS31において、無音区間
を示す情報ではないと判定された場合、その情報がCM
候補区間検出部16に出力されて、図3のステップS4
にリターンする。
【0050】ステップS4において、CM候補区間検出
部16は、内蔵するメモリに2値化して記憶している過
去1分間のフレーム単位の音声多重モード信号およびシ
−ンチェンジ検出部15からの情報に基づいてCM候補
区間を判定する。
【0051】すなわち、CM候補区間検出部16に内蔵
されるメモリには、図11に示すように、音声多重モー
ド信号(Audio_Multi[])については、ステレオモード
が1、モノラルモードおよび2カ国語モードが0として
記録され、シーンチェンジ検出部15から入力された情
報(Scene_Change[]))については、シーンチェンジで
あるフレームが1、シーンチェンジではないフレームが
0として記録されている。
【0052】CM候補区間検出部16は、内蔵するメモ
リを参照し、図12(A)に示すように、シーンチェンジ
を示す信号が1であるフレーム(シーンチェンジ点)毎
に区間(いまの場合、シーンチェンジ区間0乃至10)
を区切り、各シーンチェンジ区間を構成するフレーム数
を30で除算することにより、その区間の時間を演算す
る。また、CM候補区間検出部16は、図12(B)に示
すように、音声多重モード信号が1である連続するフレ
ームをステレオ区間とする。さらに、CM候補区間検出
部16は、図12(C)に示すように、単独のシーンチェ
ンジ区間の時間、または隣接する複数のシーンチェンジ
区間の合計時間が15秒の整数倍であり、且つ、ステレ
オ区間である区間をCM候補区間と判定し、CM候補区
間においてはスイッチ6への制御信号として1を出力
し、CM候補区間以外においてはスイッチ6への制御信
号として0を出力する。
【0053】なお、スイッチ6は、この制御信号が1で
あるときオフとされ、0であるときオンとされるが、ス
イッチ6には、遅延回路4で1分間だけ遅延されたこと
により、CM候補区間検出部16からの制御信号に同期
している、変調された映像信号および音声信号が変調回
路5から入力されているので、スイッチ6の後段には、
本編の映像信号および音声信号だけが供給され、CM候
補区間の映像信号および音声信号は供給されない。した
がって、磁気テープ8には、テレビジョン放送のうちの
CM候補区間を除いた本編だけが記録される。
【0054】次に、CM候補区間検出部16の他の動作
例について説明する。この動作例は、CMが有する絶対
的な特徴ではないが、CMの一般的な傾向(CMにおい
てはシーンチェンジが複数回行われる)をCM候補区間
の検出条件に追加したものである。
【0055】この動作例において、CM候補区間検出部
16が内蔵するメモリには、図13に示すように、図1
1に示した情報に、無音区間検出部13の出力である無
音区間を示す情報(No_Sound[])(有音部分は0、無音
区間は1)が追加されて記録される。なお、この場合、
内蔵されるメモリの容量は、 60(秒)×30(フレーム)×3(データ)×1(ビ
ット) だけ必要となる。
【0056】CM候補区間検出部16は、内蔵するメモ
リを参照し、図14(A)に示すように、無音区間を抽出
し、図14(B)に示すように、シーンチェンジ点を抽出
して、図14(C)に示すように、無音区間におけるシー
ンチェンジ点毎にシーンチェンジ区間(図14(C)の場
合、シーンチェンジ区間0乃至10)を区切り、各シー
ンチェンジ区間を構成するフレーム数を30で除算する
ことにより、その区間の時間を演算する。
【0057】また、CM候補区間検出部16は、図14
(D)に示すように、単独のシーンチェンジ区間の時間、
または隣接する複数のシーンチェンジ区間の合計時間が
15秒の整数倍となるようにグループ化し、図14(E)
に示すように、音声多重モード信号が1である区間を抽
出し、図14(F)に示すように、15秒の整数倍にグル
ープ化され、且つ、ステレオ区間である区間(いまの場
合、区間a乃至c、および区間d,e)をCM候補区間
と判定する。さらに、CM候補区間検出部16は、図1
4(G)に示すように、隣接するCM候補区間の両端のC
M候補区間(いまの場合、CM候補区間a,c,d,
e)におけるシーンチェンジの回数を所定の閾値(例え
ば、1)と比較して、シーンチェンジの回数が閾値より
も大きいCM候補区間(いまの場合、CM候補区間a,
c)をCM区間と判定する。なお、CM候補区間a,c
に挟まれているCM候補区間bもCM区間と判定され
る。
【0058】CM候補区間検出部16は、CM区間にお
いてはスイッチ6への制御信号として1を出力し、CM
区間ではない区間においてはスイッチ6への制御信号と
して0を出力する。
【0059】次に、CM候補区間検出部16のさらに他
の動作例について説明する。この動作例は、CMが有す
る絶対的な特徴が変更された場合(例えば、CMの時間
が15秒の整数倍から、14秒の整数倍に変更された
等)、特徴の変更に対応してCM候補区間の判定に用い
る基準値を変更するものである。
【0060】この動作例において、CM候補区間検出部
16は、内蔵するメモリ(図11)を参照し、図15
(A)に示すように、シーンチェンジを示す信号が1であ
るフレーム毎にシーンチェンジ区間(いまの場合、シー
ンチェンジ区間0乃至10)を区切り、各シーンチェン
ジ区間を構成するフレーム数を30で除算することによ
り、その区間の時間を演算する。また、CM候補区間検
出部16は、図15(B)に示すように、音声多重モード
信号が1である連続するフレームをステレオ区間とす
る。
【0061】ここで、CM候補区間検出部16は、ステ
レオ区間の時間と、そのステレオ区間に隣接するステレ
オ区間ではない区間の時間を比較し、ステレオ区間の時
間が十分に短い場合、そのステレオ区間(例えば、シー
ンチェンジ区間1乃至4、シーンチェンジ区間8,9)
をCM候補区間と判定する。
【0062】次に、CM候補区間検出部16は、CM候
補区間(シーンチェンジ区間1乃至4)の合計時間が5
6秒であることから、CMの時間は7秒単位、14秒単
位、または28秒単位のいずれかであると判定し、さら
に、CM候補区間検出部16は、シーンチェンジが14
秒または28秒の間隔で行われていることから、最終的
に、CMの時間が14秒の整数倍であると判定する。
【0063】以上のような結果(CMの時間が14秒の
整数倍であると判定される)が所定の回数以上連続して
得られた場合、CM候補区間検出部16は、CMの時間
は14秒の整数倍に変更されたと判定して、以後、14
秒の整数倍をCM区間検出の基準値として使用する。
【0064】なお、CMが有する絶対的な特徴が変更さ
れた場合(上述したようなCM時間の変更や欧米におけ
るブラックフレーム、ブルーフレーム挿入の廃止等)、
変更された絶対的な特徴に対応して変更したCM区間判
定用の基準値を、装置外部からCM候補区間検出部16
に供給するようにしてもよい。この場合、CM候補区間
検出部16においては、CM区間検出用の基準値をフラ
ッシュメモリのような書き換え可能な記録媒体に格納し
ておけばよい。
【0065】次に、CM検出回路3の第2の構成例につ
いて、図16を参照して説明する。この構成例は、図2
に示した構成例にCMブロック検出部21を追加したも
のである。CMブロック検出部21は、CM候補区間検
出部16で検出された単独のCM候補区間のフレーム数
を用いて、本編と本編の間に挟まれた複数のCMからな
るCMブロックを検出し、その結果に基づいてスイッチ
6へ制御信号を出力する。
【0066】この構成例によれば、以下に記述するよう
なCMの特徴を利用してCMブロックを検出することが
できる。すなわち、複数のCMが連続して放送される場
合、個々のCMとしては標準的なフレーム数に対して5
フレーム程度の誤差を有しているが、CMブロック(連
続する複数のCM)としては、標準的なフレーム数に対
する誤差が3フレーム程度である。例えば、15秒間の
CMが4本連続して放送される場合、個々のCMのフレ
ーム数は、450±5(=15×30±5)であるが、
CMブロックのフレーム数は、1800±20(=15
×4×30±5×4)とはならずに、1800±3とな
る。
【0067】次に、その動作について図17,図18を
参照して説明する。CMブロック検出部21は、CM候
補区間検出部16が検出した各CM候補区間(図17
(A)のシーンチェンジ区間1+2,3,4,8,9)に
ついて、そのフレーム数をCM候補区間検出部16から
読み出し、隣接するCM候補区間のフレーム数を合計し
て、その値が上述した誤差の許容範囲(±3)に収まっ
ているか否かを判定する。CMブロック検出部21は、
合計したフレーム数が誤差の許容範囲に収まっていると
判定した場合、その隣接するCM候補区間をCMブロッ
クであると判定し、反対に、合計したフレーム数が誤差
の許容範囲に収まっていないと判定した場合、その隣接
するCM候補区間をCMブロックではないと判定する。
【0068】いまの場合、図17(D)に示すように、隣
接するCM候補区間(シーンチェンジ区間1乃至4)の
フレーム数の合計は、1803(=453+446+9
04)であり、標準的なフレーム数1800(=60秒
×30フレーム)に対する誤差(3)は、許容範囲内で
あるので、隣接するCM候補区間(シーンチェンジ区間
1乃至4)は、CMブロックであると判定される。
【0069】一方、隣接するCM候補区間(シーンチェ
ンジ区間8,9)のフレーム数の合計は、910(=4
55+455)であり、標準的なフレーム数900(=
30秒×30フレーム)に対する誤差(10)は、許容
範囲外であるので、隣接するCM候補区間(シーンチェ
ンジ区間8,9)は、CMブロックではないと判定され
る。
【0070】図18(C)に示すようなCM候補区間がC
M候補区間検出部16から入力された場合、CMブロッ
ク検出部21は、上述した図17の場合と同様に、シー
ンチェンジ区間1乃至4(CMブロックAとする)、お
よびシーンチェンジ区間7乃至10(CMブロックBと
する)を、CMブロックであると判定する。
【0071】さらに、CMブロック検出部21は、CM
ブロックA,Bに挟まれたCM候補区間ではない区間
(シーンチェンジ区間5,6)のフレーム数をCM候補
区間検出部16から読み出して、そのフレーム数(いま
の場合、150)が所定の閾値(例えば、300フレー
ム(10秒))以下である場合、その区間は本編ではな
く、ユーザにとってはCMと同様なものであると判断し
て、前後するCMブロックA,Bに包含する。すなわ
ち、CMブロック検出部21は、図18(D)に示すよう
に、シーンチェンジ区間1乃至10を、1つのCMブロ
ックであると判定する。
【0072】なお、CMブロック検出部21は、CMブ
ロックにおいてはスイッチ6への制御信号として1を出
力し、CMブロック以外においてはスイッチ6への制御
信号として0を出力する。
【0073】次に、CM検出回路3の第3の構成例につ
いて、図19を参照して説明する。この構成例は、図2
に示した第1の構成例にCM特徴量検出部31を追加し
たものである。CM特徴量検出部31には、前後する2
枚のフレーム画像(映像信号)、デジタル化された音声
信号、CM候補区間検出部16に内蔵されるメモリに記
憶されている情報(図11)、およびCM候補区間検出
部16が検出したCM候補区間の情報が供給される。C
M特徴量検出部31は、供給される情報が、CMの様々
な特徴を有しているか否かを判定し、その結果に基づい
て、CM区間を検出する。さらに、CM特徴量検出部3
1は、検出結果に対応してスイッチ6に制御信号を出力
する。
【0074】CM特徴量検出部31の動作について、図
20のフローチャートを参照して説明する。この特徴量
検出処理は、CM候補区間検出部16が検出した各CM
候補区間に対して実行される。
【0075】ステップS41において、CM特徴量検出
部31は、評価値を0に初期化する。ステップS42に
おいて、CM特徴量検出部31は、CM候補区間検出部
16から入力されたCM候補区間のシーンチェンジ回数
をカウントして、シーンチェンジ回数が所定の閾値(1
5秒当たり5回)以上であるか否かを判定し、計測した
シーンチェンジ回数が所定の閾値以上であると判定した
場合、評価値に1を加算する。反対に、計測したシーン
チェンジ回数が所定の閾値以上ではないと判定された場
合、評価値への加算は行われない。この処理は、CMに
おいては頻繁にシーンチェンジが行われるという、一般
的な特徴に基づくものである。
【0076】ステップS42において、CM特徴量検出
部31は、CM候補区間の音声信号の周期性を検出す
る。この音声信号の周期性検出処理は、CMにおいては
BGMが用いられるという、一般的な特徴に基づくもので
ある。
【0077】この音声信号の周期性検出処理について、
図21のフローチャートを参照して説明する。ステップ
S61において、CM特徴量検出部31は、図22に示
すように、A/D変換部12から入力された音声信号のレ
ベルが所定の閾値以上である点とピークとして検出する
(図22(B))。ただし、図22(A)は音声信号をアナロ
グで表示している。
【0078】ステップS62において、CM特徴量検出
部31は、ステップS61で検出したピークが所定の期
間(数秒)よりも長く周期性を有しているか否かを判定
する。周期性を判定するには、例えば、FFT(Fast Fouri
er Transform)を用いてもよいし、単にピークの間隔を
計測してもよい。検出したピークが所定の期間よりも長
く周期性を有していると判定された場合、ステップS6
3に進む。
【0079】ステップS63において、CM特徴量検出
部31は、評価値に1を加算する。
【0080】ステップS62において、検出したピーク
が所定の期間よりも長く周期性を有していないと判定さ
れた場合、評価値への加算は行われないので、ステップ
S63はスキップされる。
【0081】図20のステップS44にリターンする。
ステップS44において、CM特徴量検出部31は、C
M候補区間の音声信号および映像信号の連続性を検出す
る。この連続性検出処理について、図23のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0082】ステップS71において、CM特徴量検出
部31は、音声信号のピークの周期性が、CM候補区間
の95%以上の時間よりも長く継続しているか否かを判
定する。ピークの周期性の継続時間の計測については、
上述したステップS43で得られた情報を利用する。音
声信号のピークの周期性が、CM候補区間の95%以上
の時間よりも長く継続していると判定された場合、ステ
ップS72に進む。
【0083】ステップS72において、CM特徴量検出
部31は、評価値に1を加算する。
【0084】ステップS73において、CM特徴量検出
部31は、前後する2枚の画像の対応する画素の画素値
の差分を演算し、その差分が所定に閾値以下である画
素、すなわち、2枚の画像間で動きがない画素を検出す
る。ステップS74において、CM特徴量検出部31
は、ステップS73で検出した画素の画素値のヒストグ
ラムを生成し、その最大値を示す画素値を背景の代表色
として検出する。なお、ステップS73,S74の処理
は、CM候補区間において、所定の間隔で繰り返し実行
される。
【0085】ステップS75において、CM特徴量検出
部31は、ステップS74で検出した複数の背景の代表
色を参照し、同じ画素値が連続して背景の代表色として
検出されているか否かを判定する。同じ画素値が連続し
て背景の代表色として検出されていると判定された場
合、ステップS76に進む。
【0086】ステップS76において、CM特徴量検出
部31は、評価値に1を加算する。
【0087】なお、ステップS71において、音声信号
のピークの周期性が、CM候補区間の95%以上の時間
よりも長く継続していないと判定された場合、評価値に
加算を行わないので、ステップS72はスキップされ
る。
【0088】また、ステップS75において、同じ画素
値が連続して背景の代表色として検出されていないと判
定された場合、評価値への加算は行われないので、ステ
ップS76はスキップされる。
【0089】図20のステップS45にリターンする。
ステップS45において、CM特徴量検出部31は、画
像の再現性を検出する。この再現性検出処理は、例え
ば、15秒間のケチャップのCMが、緑色の森のシーン
(3秒)、青色の空のシーン(2秒)、緑色の森のシー
ン(2秒)、赤色のケチャップのシーン(3秒)、緑色
の森のシーン(2秒)、および、赤色のケチャップのシ
ーン(3秒)で構成されるように、CMにおいては、同
じ画像が再現されるという、一般的な特徴に基づくもの
である。
【0090】この画像の再現性検出処理について、図2
4のフローチャートを参照して説明する。ステップS8
1において、CM特徴量検出部31は、CM候補区間を
シーンチェンジ点で区分する。ステップS82におい
て、CM特徴量検出部31は、ステップS81で区分し
た各シーンの画素値のヒストグラムを16階調で生成
し、最大値を示す画素値を、そのシーンの代表色として
検出する。
【0091】ステップS83において、CM特徴量検出
部31は、CM候補区間において、シーンの代表色が再
現されているか(異なるシーンで同じ代表色が検出され
ているか)否かを判定する。シーンの代表色が再現され
ていると判定された場合、ステップS84に進む。
【0092】ステップS84において、CM特徴量検出
部31は、評価値に1を加算する。
【0093】なお、ステップS83において、シーンの
代表色が再現されていないと判定された場合、評価値へ
の加算は行われないので、ステップS84はスキップさ
れる。
【0094】図20のステップS46にリターンする。
ステップS46において、CM特徴量検出部31は、図
26(A)に示すようなテロップ(字幕)を検出する。こ
のテロップ検出処理は、CMの終了時にはテロップが表
示するという、一般的な特徴に基づくものである。
【0095】このテロップ検出処理について、図25の
フローチャートを参照して説明する。ステップS91に
おいて、CM特徴量検出部31は、CM候補区間の終了
側の所定の時間(例えば、5秒間)の各フレーム画像に
おいて、図26(B)に示すように、等しい画素値をも
ち、且つ、所定の数よりも多く隣接している画素を検出
する。
【0096】ステップS92において、CM特徴量検出
部31は、図26(C)に示すように、ステップS91で
検出した画素と等しい画素値をもつ画素を検索して領域
化する。
【0097】ステップS93において、CM特徴量検出
部31は、ステップS92で得られた領域が時間方向に
連続しているか(前後するフレームにも同じ領域が存在
するか)否かを判定する。領域が時間方向に連続してい
ると判定された場合、ステップS94に進む。
【0098】ステップS94において、CM特徴量検出
部31は、画像上の全ての領域の重心を検出し、その重
心と領域上の各点との距離の平均値を演算して、さら
に、その平均値と所定の閾値とを比較することにより、
領域が密集しているか否かを判定する。領域が密集して
いると判定された場合、ステップS95に進む。
【0099】ステップS95において、CM特徴量検出
部31は、評価値に1を加算する。
【0100】なお、ステップS93において、領域が時
間方向に連続していないと判定された場合、評価値への
加算は行われないので、ステップS95はスキップされ
る。
【0101】図20のステップS47に戻る。ステップ
S47において、CM特徴量検出部31は、上述したテ
ロップ検出処理と同様に方法を用いて、CM候補区間の
開始から終了までの全区間において、画像上に文字(テ
ロップを含む)が所定の時間よりも長く存在するか否か
を判定する。画像上に文字が所定の時間よりも長く存在
すると判定された場合、評価値に1が加算される。反対
に、画像上に文字が所定の時間よりも長く存在しないと
判定された場合、評価値への加算は行われない。なお、
この処理は、CMにおいては文字が表示されるという、
一般的な特徴に基づくものである。
【0102】ステップS48において、CM特徴量検出
部31は、CM候補区間の開始点および終了点以外の無
音区間の割合を検出する。この無音率検出処理は、CM
においては無音区間が少ないという、一般的な特徴に基
づくものである。無音率検出処理について、図27のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0103】ステップS101において、CM特徴量検
出部31は、CM候補区間検出部16に内蔵されている
メモリに記憶されている情報(図11)を読み出して、
図28に示すように、CM候補区間の開始点および終了
点以外の無音区間のフレーム数を検出する。さらに、C
M特徴量検出部31は、江検出した無音区間のフレーム
数を、CM候補区間を構成する全フレーム数で除算する
ことにより、無音率を演算する。
【0104】ステップS102において、CM特徴量検
出部31は、ステップS101で演算した無音率が所定
の閾値よりも小さいか否かを判定する。無音率が所定の
閾値よりも小さいと判定された場合、ステップS103
に進む。
【0105】ステップS103において、CM特徴量検
出部31は、評価値に1を加算する。
【0106】なお、ステップS102において、無音率
が所定の閾値よりも小さくないと判定された場合、評価
値への加算は行われないので、ステップS103はスキ
ップされる。
【0107】図20のステップS49にリターンする。
ステップS49において、CM特徴量検出部31は、評
価値が所定の閾値よりも大きいか否かを判定し、評価値
が所定の閾値よりも大きいと判定した場合、ステップS
50に進む。ステップS50において、CM特徴量検出
部31は、CM候補区間をCM区間であると判定する。
【0108】なお、ステップS49において、評価値が
所定の閾値よりも大きくないと判定された場合、ステッ
プS51に進む。ステップS51において、CM特徴量
検出部31は、CM候補区間をCM区間ではないと判定
する。
【0109】この判定結果に対応して、CM特徴量検出
部31は、CM区間においてはスイッチ6への制御信号
として1を出力し、CM区間以外においてはスイッチ6
への制御信号として0を出力する。
【0110】以上のように、本実施の形態であるVCR
(図1)においては、テレビジョン放送のうちの本編だ
けが磁気テープ8に録画され、CMは録画されない。し
たがって、この磁気テープ8を再生した場合、本編だけ
が連続して表示される。
【0111】ところで、CMを再生時には早送りするも
のの、録画はしておきたいというユーザのニーズが存在
するので、そのようなニーズに対応する、本発明を適用
したVCRの第2の構成例について、図29を参照して説
明する。この構成例は、図1に示した構成例からスイッ
チ6を削除し、CM検出回路3のCM検出結果を書き込
み回路7に供給するようにしたものである。
【0112】この構成例の記録系において、書き込み回
路7は、変調回路5から入力される全て(テレビジョン
放送の本編とCM)の映像信号と音声信号を磁気テープ
8に記録とともに、CM検出回路3からの情報に基づい
て、磁気テープ8の所定の位置に、CMの関する情報
(CMの時間的な位置等)を記録する。
【0113】再生系において、読み取り回路9は、ユー
ザから本編だけを再生するコマンド(CMを除去するコ
マンド)が入力された場合、磁気テープ9の所定の位置
に記録されているCMに関する情報に基づいてCMを除
去(早送り等)し、本編だけを復調して図示せぬモニタ
に供給する。
【0114】なお、本発明の適用は、VCRに限定される
ものではなく、テレビジョン受像機やチューナ等に適用
することが可能である。
【0115】また、上記各処理を行うコンピュータプロ
グラムは、磁気ディスク、CD-ROM等の情報記録媒体より
なる提供媒体のほか、インターネット、デジタル衛星な
どのネットワーク提供媒体を介してユーザに提供するこ
とができる。
【0116】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の情報処
理装置、請求項4に記載の情報処理方法、および請求項
5に記載の提供媒体によれば、コマーシャル候補区間を
検出し、複数のコマーシャル候補区間からコマーシャル
ブロックを生成するようにしたので、テレビジョン放送
に含まれるCMを確実に検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したVCRの第1の構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1のCM検出回路3の第1の構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】CM検出回路3の動作を説明するフローチャー
トである。
【図4】図2の無音閾値決定部11の処理を説明するフ
ローチャートである。
【図5】図2の無音閾値決定部11の動作を説明するた
めの図である。
【図6】図2の無音閾値決定部11の動作を説明するた
めの図である。
【図7】図2の無音閾値決定部11の動作を説明するた
めの図である。
【図8】図3のステップS2の無音区間検出処理を説明
するフローチャートである。
【図9】図3のステップS3のシーンチェンジ検出処理
を説明するフローチャートである。
【図10】シーンチェンジ検出処理を説明するための図
である。
【図11】CM候補区間検出部16に内蔵されるメモリ
に記録されている情報を説明するための図である。
【図12】CM候補区間検出部16の処理を説明するた
めの図である。
【図13】CM候補区間検出部16に内蔵されるメモリ
に記録されている情報を説明するための図である。
【図14】CM候補区間検出部16の処理を説明するた
めの図である。
【図15】CM候補区間検出部16の処理を説明するた
めの図である。
【図16】図1のCM検出回路3の第2の構成例を示す
ブロック図である。
【図17】図16のCMブロック検出部21の処理を説
明するための図である。
【図18】図16のCMブロック検出部21の処理を説
明するための図である。
【図19】図1のCM検出回路3の第3の構成例を示す
ブロック図である。
【図20】図19のCM特徴量検出部31の動作を説明
するフローチャートである。
【図21】図20のステップS43の音声信号の周期性
検出処理を説明するフローチャートである。
【図22】音声信号の周期性検出処理を説明するための
図である。
【図23】図20のステップS44の連続性検出処理を
説明するフローチャートである。
【図24】図20のステップS45の再現性検出処理を
説明するフローチャートである。
【図25】図20のステップS46のテロップ検出処理
を説明するフローチャートである。
【図26】テロップ転出処理を説明するための図であ
る。
【図27】図20のステップS48の無音率検出処理を
説明するフローチャートである。
【図28】無音率検出処理を説明するための図である。
【図29】本発明を適用したVCRの第2の構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
2 チューナ, 3 CM検出回路, 4 遅延回路,
5 変調回路, 6スイッチ, 7 書き込み回路,
8 磁気テープ, 9 読み取り回路,11 無音閾
値決定部, 12 A/D変換部, 13 無音区間検出
部, 14遅延部, 15 シーンチェンジ検出部,
16 CM候補区間検出部, 21 CMブロック検出
部, 31 CM特徴量検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 勝成 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C018 HA02 HA09 5C053 FA01 FA21 5D102 AC01 AF07 HB03 HB12 HB22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送に含まれるコマーシャ
    ルを検出する情報処理装置において、 前記テレビジョン放送の無音区間を検出する無音区間検
    出手段と、 前記テレビジョン放送のシーンチェンジを検出するシー
    ンチェンジ検出手段と、 前記無音区間検出手段および前記シーンチェンジ検出手
    段の検出結果に基づいて、コマーシャル候補区間を検出
    するコマーシャル候補区間検出手段と、 複数の前記コマーシャル候補区間からコマーシャルブロ
    ックを生成するコマーシャルブロック生成手段とを備え
    ることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記コマーシャルブロック生成手段は、
    前記複数のコマーシャル候補区間のフレーム数に基づい
    て、前記コマーシャルブロックを生成することを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記コマーシャルブロック生成手段は、
    所定の閾値よりも少ないフレーム数の非コマーシャル候
    補区間を、前記非コマーシャル候補区間の前後に隣接す
    る複数の前記コマーシャルブロックに包含することを特
    徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 テレビジョン放送に含まれるコマーシャ
    ルを検出する情報処理装置の情報処理方法において、 前記テレビジョン放送の無音区間を検出する無音区間検
    出ステップと、 前記テレビジョン放送のシーンチェンジを検出するシー
    ンチェンジ検出ステップと、 前記無音区間検出ステップおよび前記シーンチェンジ検
    出ステップの検出結果に基づいて、コマーシャル候補区
    間を検出するコマーシャル候補区間検出ステップと、 複数の前記コマーシャル候補区間からコマーシャルブロ
    ックを生成するコマーシャルブロック生成ステップとを
    含むことを特徴とする情報処理方法。
  5. 【請求項5】 テレビジョン放送に含まれるコマーシャ
    ルを検出する情報処理装置に、 前記テレビジョン放送の無音区間を検出する無音区間検
    出ステップと、 前記テレビジョン放送のシーンチェンジを検出するシー
    ンチェンジ検出ステップと、 前記無音区間検出ステップおよび前記シーンチェンジ検
    出ステップの検出結果に基づいて、コマーシャル候補区
    間を検出するコマーシャル候補区間検出ステップと、 複数の前記コマーシャル候補区間からコマーシャルブロ
    ックを生成するコマーシャルブロック生成ステップとを
    含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプ
    ログラムを提供することを特徴とする提供媒体。
JP33927498A 1998-11-30 1998-11-30 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 Expired - Lifetime JP4178629B2 (ja)

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