JP2000165639A - 画像処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

画像処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ

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JP2000165639A
JP2000165639A JP33327398A JP33327398A JP2000165639A JP 2000165639 A JP2000165639 A JP 2000165639A JP 33327398 A JP33327398 A JP 33327398A JP 33327398 A JP33327398 A JP 33327398A JP 2000165639 A JP2000165639 A JP 2000165639A
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Yoshinobu Mita
良信 三田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 斜行補正された画像中の無効画像領域を効率
良く削除することができる画像処理装置及びその方法、
コンピュータ可読メモリを提供する。 【解決手段】 入力デバイス10より、画像を入力す
る。CPU1は、入力された画像が斜行している場合、
該画像の斜行補正を行う。斜行補正された補正画像中の
無効画像領域を抽出する。抽出された無効画像領域を補
正画像から除去する。無効画像領域が除去された画像を
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を処理する画
像処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】スキャナ等で読み込んだ画像に対し斜行
補正処理を行うためには、画像の回転やスキュー処理を
行う必要がある。図21はスキュー処理の例を示す図で
あり、y座標によりx方向の変位を線形に増加または減
少させることで、画像の斜行を補正する。
【0003】これらの斜行補正処理を行うと、画像デー
タの画像サイズは増大する。回転の場合はx,y方向共
に増大し、スキュー処理の場合は、片方向のみ増大す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像デ
ータの画像サイズが増大すると、その画像データを文書
として扱うアプリケーションやプリント装置にとって
は、A4やB5等の定形サイズからはずれるために、画
像データ全体の編集やプリントアウトの際にはみ出す等
の不都合が生じることがあった。
【0005】また、定形サイズに画像データ(文書)を
切り取るとしても、どの部分を切り抜き、どの部分を削
除すべきか決定する手段がなかった。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、斜行補正された画像中の無効画像領域を効率
良く削除することができる画像処理装置及びその方法、
コンピュータ可読メモリを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による画像処理装置は以下の構成を備える。
即ち、画像を処理する画像処理装置であって、画像を入
力する入力手段と、前記入力手段で入力された画像が斜
行している場合、該画像の斜行補正を行う斜行補正手段
と、前記斜行補正手段で斜行補正された補正画像中の無
効画像領域を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出
された無効画像領域を前記補正画像から除去する除去手
段と、前記除去手段で前記無効画像領域が除去された画
像を出力する出力手段とを備える。
【0008】また、好ましくは、前記抽出手段は、前記
補正画像に対応する各座標軸毎の画素値のヒストグラム
を生成する生成手段とを備え、前記生成手段で生成され
たヒストグラムに基づいて、前記無効画像領域を抽出す
る。
【0009】また、好ましくは、前記抽出手段は、前記
ヒストグラムを2値化したヒストグラムに基づいて、前
記無効画像領域を抽出する。
【0010】また、好ましくは、前記補正画像中の有効
画像領域を指定する指定手段とを更に備え、前記抽出手
段は、前記指定手段で指定された有効画像領域に基づい
て、前記無効画像領域を抽出する。
【0011】また、好ましくは、前記指定手段は、前記
補正画像を表示する表示手段と、前記表示手段で表示さ
れる補正画像に対し有効画像領域の境界を指示する指示
点を入力する入力手段とを備える。
【0012】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理方法は以下の構成を備える。即ち、画像を処理
する画像処理方法であって、画像を入力する入力工程
と、前記入力工程で入力された画像が斜行している場
合、該画像の斜行補正を行う斜行補正工程と、前記斜行
補正工程で斜行補正された補正画像中の無効画像領域を
抽出する抽出工程と、前記抽出工程で抽出された無効画
像領域を前記補正画像から除去する除去工程と、前記除
去工程で前記無効画像領域が除去された画像を出力する
出力工程とを備える。
【0013】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
画像を処理する画像処理のプログラムコードが格納され
たコンピュータ可読メモリであって、画像を入力する入
力工程のプログラムコードと、前記入力工程で入力され
た画像が斜行している場合、該画像の斜行補正を行う斜
行補正工程のプログラムコードと、前記斜行補正工程で
斜行補正された補正画像中の無効画像領域を抽出する抽
出工程のプログラムコードと、前記抽出工程で抽出され
た無効画像領域を前記補正画像から除去する除去工程の
プログラムコードと、前記除去工程で前記無効画像領域
が除去された画像を出力する出力工程のプログラムコー
ドとを備える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。 [実施形態1]図1は本発明の実施形態1の画像処理装
置の構成を示すブロック図である。
【0015】1はCPUであり、本発明で実行される各
種処理を制御する。2はCD−ROMドライブ装置であ
り、本発明で実行される処理を実行するためのプログラ
ム等の各種プログラムやデータを記憶したCDーROM
を搭載する。3はプリンタであり、モニタ9上に表示さ
れた画像等を記録媒体に出力する。4はハードディスク
ドライブ装置(HDD)であり、本発明で実行される処
理を実行するためのプログラム等の各種プログラムや、
各種データを記憶する。5はフロッピーディスクドライ
ブ装置(FDD)である。
【0016】6は通信装置であり、ネットワーク等との
接続を可能とし、ネットワークを介したデータの授受を
行う。7はキーボードであり、各種入力を行う。8はマ
ウスであり、各種入力を行う。9はモニタであり、処理
対象の画像データや処理結果等を表示する。10はスキ
ャナ等の入力デバイスであり、処理対象の画像を入力す
る。
【0017】尚、画像処理装置には、データの作業領域
や一時退避領域として機能するRAM(不図示)、本発
明で実行される処理を実行するためのプログラム等の各
種プログラムやデータを記憶するROM(不図示)を有
する。
【0018】図2、図3は、入力デバイス10より読み
取った文書(画像データ)が、斜行している様子を示し
ている。点線で示す枠を含む矩形領域が、もともとの文
書サイズである。一方、斜線でハッチングした部分は文
書中の無効領域であって、入力デバイス10で読み取っ
た文書(画像)以外の部分である。この無効領域は、フ
ラットベットタイプのスキャナでは、原稿台のふたの裏
の色になり、通常は白が多い。また、シートフィードタ
イプのスキャナでは通常黒になる。
【0019】図4、図5は、図2、図3で示す文書(画
像)を、回転によって斜行補正した後の文書(斜行補正
画像)と、その座標軸を示している。2つの文書のどち
らもx方向、y方向、共に画像サイズが増大している。
破線を含む矩形で示す元の画像サイズに切り抜くために
は、図4では斜行補正後に右上部分以外を除去し、図5
では、上下左右で、ほぼ均等に不要部分を除去すれば良
いことがわかる。
【0020】以下の実施形態1の説明では、上下左右の
不要部分の位置の特定方法について述べる。
【0021】斜行補正のための回転によって得られた図
5の文書(画像)から上下左右の切り捨てる幅を求める
処理について、図6を用いて説明する。
【0022】図6は本発明の実施形態1で実行される処
理を示すフローチャートである。
【0023】尚、図6の説明では、x軸の各xについ
て、y方向全ての画素の濃度のヒストグラムを生成する
処理を示している。実施形態1では、例えば、画像を白
黒2値画像とし、黒点のカウントをとる方式であり、無
効領域が白であるとする。
【0024】まず、ステップS41で、x座標値を−1
とする。ステップS42で、xに1を足してx=0とす
る。次に、ステップS43で、y=0とする。ステップ
S44で、(x,y)の座標値における画素が黒画素で
ある場合、カウントする。ここで、ステップS44の処
理の詳細について、図7を用いて説明する。
【0025】図7は本発明の実施形態1のステップS4
4で実行される処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【0026】ステップS52で、処理対象画素である
(x,y)の画素が黒画素であるか否かを判定する。黒
画素でない場合(ステップS52でNO)、処理を終了
する。一方、黒画素である場合(ステップS52でYE
S)、ステップS53で、黒画素をカウントするカウン
タX〔x〕を1インクリメントする。尚、カウンタX
〔x〕の初期値は0に設定されている。
【0027】再び、図6の説明に戻る。
【0028】ステップS45で、yが最終座標値である
か否かを判定する。yが最終座標値でない場合(ステッ
プS45でNO)、ステップS47に進み、yを1イン
クリメントした後、ステップS44に戻る。一方、yが
最終座標値である場合(ステプS47でYES)、ステ
ップS46に進む。
【0029】ステップS46で、xが最終座標値である
か否かを判定する。xが最終座標値でない場合(ステッ
プS46でNO)、ステップS42に戻る。一方、xが
最終座標値である場合(ステップS46でYES)、処
理を終了する。
【0030】以上の処理によって、xの座標値0から最
終座標値における黒画素のカウント値X〔x〕が求めら
れる。もし、斜行補正画像中の無効領域が黒であれば、
例えば、図8に示すようなヒストグラムが得られる。
【0031】これを、thLとthHとの間の値を閾値
として、2値化したヒストグラムが図9であり、これに
より、およその無効領域の左端位置と右端位置間の幅が
分かる。また、図8のヒストグラムを1次微分すると、
図10のような結果が得られ、無効領域と有効領域のお
よその境界座標を得ることが可能である。また、図8の
ヒストグラムから無効領域の端部や境界座標を求める方
法は、これらに限るものではない。また、無効領域が黒
である場合、図8、図9、図10に対応する図が、図1
1、図12、図13となり、これによって、無効領域の
端部や境界座標を求めることが可能となる。
【0032】次に、図8のヒストグラムから文書の無効
領域の左右の端部を特定する処理について、図14を用
いて説明する。
【0033】図14は本発明の実施形態1の無効領域の
左右の端部を特定する処理を示すフローチャートであ
る。
【0034】ステップS61で、l=1,r=1とす
る。ステップ62で、閾値th=0として図9に示した
ヒストグラムを求める。そのヒストグラムより、ステッ
プS63で左端連続数l2を求める。ステップS64
で、右端連続数r2を求める。この連続数は、X〔x〕
の2値化結果で同じ値が連続する数であるが、2,3画
素幅程度連続しない場合は、ノイズと見なして無視する
ようにしても良い。
【0035】ステップS65で、左端連続数l2と右端
連続数r2の合計が、値K1未満である否かを判定す
る。尚、K1は斜行補正によって大きくなったx方向の
サイズから元のx方向のサイズを減じた値である。合計
が値K1未満である場合(ステップS65でYES)、
ステップS66で、l=l2、r=r2とする。そして、
ステップS67で、閾値thを1インクリメントして、
ステップS63に戻る。一方、ステップS65で、合計
が値K以上である場合(ステップS65でNO)、ステ
ップS68に進み、以下の式(*)を計算する。
【0036】 l=K1×l/(l+r)、r=K1×r/(l+r) …(*) そして、この計算結果より、無効領域の左右端部のおお
よその値l,rから、その比を保ったまま、l+rの合
計が無効領域の幅である値K1となるように計算され
る。
【0037】以上のようにして、斜行補正画像から切り
取るべき無効領域をx方向について調べることができ
る。y方向についても全く同様に求めることが可能であ
り、図15、図16、図17にそのフローチャートを示
すが、その説明はそれぞれ図6、図7、図14を適用さ
せれば良いので、ここでは省略する。
【0038】以上のようにして、x方向とy方向の無効
領域が特定されると、その無効領域に基づいて不要部分
を切り取る切取処理を行う。尚、この切取処理は、一般
的に用いられている切取処理であるので、ここでは説明
はしない。
【0039】次に、斜行補正に際しての斜行させる回転
角の決定方法について、図18を用いて説明する。
【0040】図18は本発明の実施形態1の斜行補正に
際しての斜行させる回転角の決定方法を説明するための
図である。
【0041】図18は、入力した文書(画像)の状態を
表示する表示画面を示している。
【0042】18aはウインドウを最小化する最小化ボ
タンである。18bはウインドウを最大化する最大化ボ
タンである。18cはウインドウを閉じる閉じるボタン
である。12はウィンドウのタイトルバーであり、アプ
リケーション名と表示される文書名17を表示する。ま
た、13はメニューバーであり、各種処理メニューが配
置される。各種処理メニューの内、いくつかはツールボ
タン14やツールバー11のボタンとしてを用意され、
そのボタンをクリックすることで、そのボタンに対応付
けられた各種処理を実行できる。
【0043】22はウインドウ背景を表示する表示領域
である。16は現在の状態を示すステータス表示部であ
る。23は処理対象の文書(画像)15を表示する表示
領域である。操作者は、補正ボタン30を押下後に、マ
ウス8を使って文書(画像)の傾きに沿って、点A(2
0)と点B(21)をクリックして、直線19を描画す
ることで、処理対象の文書(画像)の斜行補正における
回転角を入力することが可能である。
【0044】以上説明したように、実施形態1によれ
ば、斜行補正によって回転またはスキューした文書(画
像)から無効領域を判定し、その判定された無効領域を
削除することで、斜行補正前と同一サイズの文書(画
像)を得ることができる。これにより、プリントアウト
の際に、文書(画像)入力時と同一の定形サイズを保っ
て、画像のはみ出しを防いだり、画像の管理や編集等の
各操作を容易にすることができる。 [実施形態2]実施形態1では無効領域を判定すること
で、斜行補正画像中の無効領域を削除する構成であった
たが、実施形態2では、有効領域を指定することで、斜
行補正画像中の無効領域を削除する構成について説明す
る。
【0045】この場合、図19に示したウインドウを用
いて、有効領域を指定する。
【0046】図19は本発明の実施形態2の有効領域の
指定を説明するための図である。
【0047】図19では、図18に示したウインドウの
ドキュメント表示部23に表示されている斜行補正後の
文書(画像)が表示されている状態を示している。
【0048】この状態で、実施形態2では、操作者に
「水平方向の有効領域を指定して下さい」というメッセ
ージを出力する。これに対して、操作者は、例えば、点
A1から点B1へ向かうベクトル線分25をマウス8を
操作することで入力する。これにより、水平方向の有効
領域の幅を抽出することができる。また、操作者は、例
えば、点Aから点B1’へ向かうようなベクトル線分を
入力することで、水平方向の有効領域を指定するように
しても良い。この場合、このベクトル線分の水平方向の
変位が、水平方向の有効領域の幅として抽出される。
【0049】水平方向の有効領域の幅が抽出されると、
「垂直方向の有効領域を指定して下さい」というメッセ
ージを出力する。これに対して、操作者は、例えば、点
A2から点B2へ向かうベクトル線分26をマウス8を
操作することで入力する。これにより、垂直方向の有効
領域の幅を抽出することができる。
【0050】次に、実施形態2で実行される上記の処理
の一部のフローチャートを、図20に示す。
【0051】図20は本発明の実施形態2で実行される
処理の一部を示すフローチャートである。
【0052】ステップS192で、上述したようなメッ
セージ表示を行う。ステップS193で、有効領域を指
定するためのマウス8による入力を受け付け、指定され
た点によってベクトル線分を描画する。ステップS19
4で、x成分である点A1から点B1に向かうベクトル
線分の抽出を行う。ステップS195で、抽出されたベ
クトル線分を補正する。これは、操作者の入力サイズ
が、斜行補正前のサイズと異なった時に行うものであ
り、図14のステップS68や図17のステップS97
に相当するものである。
【0053】以上の処理により、有効領域の水平方向の
幅を抽出することができる。
【0054】また、y成分である点A2から点B2に向
かうベクトル線分の抽出も、同様の手順で処理を行うこ
とで、最終的に有効領域を抽出することができる。そし
て、抽出された有効領域の水平方向及び垂直方向の幅に
よって特定される有効領域が、再度ドキュメント表示部
23に表示される。
【0055】また、実施形態2中では、斜行補正を回転
によって行う場合を例に挙げて説明したが、スキューの
場合には、片方向の座標に関してのみ同様の処理を行え
ば良い。
【0056】また、ベクトル線分を用いて表示されてい
る文書(画像)から有効領域を指定するのではなく、直
接、有効領域とする矩形領域をマウス8を使って指定す
るようにしても良い。また、有効領域が指定できる方法
であれば、特に限定するものではない。
【0057】以上説明したように、実施形態2によれ
ば、斜行補正によって回転またはスキューした文書(画
像)から有効領域を指定できることで、斜行補正前と同
一サイズの文書(画像)を得ることができる。これによ
り、プリントアウトの際に、文書(画像)入力時と同一
の定形サイズを保って、画像のはみ出しを防いだり、画
像の管理や編集等の各操作を容易にすることができる。
【0058】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0059】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0060】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0061】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0062】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0063】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
斜行補正された画像中の無効画像領域を効率良く削除す
ることができる画像処理装置及びその方法、コンピュー
タ可読メモリを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の画像処理装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態1の読み取った文書(画像)
の斜行している様子を示す図である。
【図3】本発明の実施形態1の読み取った文書(画像)
の斜行している様子を示す図である。
【図4】本発明の実施形態1の読み取った文書(画像)
の斜行後の様子を示す図である。
【図5】本発明の実施形態1の読み取った文書(画像)
の斜行後の様子を示す図である。
【図6】本発明の実施形態1で実行される処理を示すフ
ローチャートである。
【図7】本発明の実施形態1のステップS44で実行さ
れる処理の詳細を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態1の斜行補正後の文書(画
像)のヒストグラムを示す図である。
【図9】本発明の実施形態1の図8のヒストグラムに基
づいて、文書(画像)を2値化した後のヒストグラムを
示す図である。
【図10】本発明の実施形態1の図8のヒストグラムを
1次微分したヒストグラムを示す図である。
【図11】本発明の実施形態1の斜行補正後の文書(画
像)のヒストグラムを示す図である。
【図12】本発明の実施形態1の図8のヒストグラムに
基づいて、文書(画像)を2値化した後のヒストグラム
を示す図である。
【図13】本発明の実施形態1の図8のヒストグラムを
1次微分したヒストグラムを示す図である。
【図14】本発明の実施形態1の無効領域の左右の端部
を特定する処理を示すフローチャートである。
【図15】本発明の実施形態1で実行される処理を示す
フローチャートである。
【図16】本発明の実施形態1のステップS74で実行
される処理の詳細を示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施形態1の無効領域の上下の端部
を特定する処理を示すフローチャートである。
【図18】本発明の実施形態1の斜行補正に際しての斜
行させる回転角の決定方法を説明するための図である。
【図19】本発明の実施形態2の有効領域の指定を説明
するための図である。
【図20】本発明の実施形態2で実行される処理の一部
を示すフローチャートである。
【図21】従来の斜行補正を説明するための図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 CD−ROMドライブ装置 3 プリンタ 4 ハードディスクドライブ装置 5 フロッピーディスクドライブ装置 6 通信装置 7 キーボード 8 マウス 9 モニタ 10 入力デバイス
フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AB01 CA13 CA23 CB16 CB23 DC04 DC09 5B057 AA11 BA02 BA24 CA12 CA16 CB12 CB16 CC03 CD03 CE09 CH01 DA08 DA16 DB02 DB08 DC04 DC07 DC14 DC23 DC36 5C076 AA02 AA24 CA02 CA10 5E501 BA05 CA02 CB13 EB17 EB20 FB24

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を処理する画像処理装置であって、 画像を入力する入力手段と、 前記入力手段で入力された画像が斜行している場合、該
    画像の斜行補正を行う斜行補正手段と、 前記斜行補正手段で斜行補正された補正画像中の無効画
    像領域を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段で抽出された無効画像領域を前記補正画像
    から除去する除去手段と、 前記除去手段で前記無効画像領域が除去された画像を出
    力する出力手段とを備えることを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記抽出手段は、前記補正画像に対応す
    る各座標軸毎の画素値のヒストグラムを生成する生成手
    段とを備え、 前記生成手段で生成されたヒストグラムに基づいて、前
    記無効画像領域を抽出することを特徴とする請求項1に
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記抽出手段は、前記ヒストグラムを2
    値化したヒストグラムに基づいて、前記無効画像領域を
    抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記補正画像中の有効画像領域を指定す
    る指定手段とを更に備え、 前記抽出手段は、前記指定手段で指定された有効画像領
    域に基づいて、前記無効画像領域を抽出することを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記指定手段は、前記補正画像を表示す
    る表示手段と、 前記表示手段で表示される補正画像に対し有効画像領域
    の境界を指示する指示点を入力する入力手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画像を処理する画像処理方法であって、 画像を入力する入力工程と、 前記入力工程で入力された画像が斜行している場合、該
    画像の斜行補正を行う斜行補正工程と、 前記斜行補正工程で斜行補正された補正画像中の無効画
    像領域を抽出する抽出工程と、 前記抽出工程で抽出された無効画像領域を前記補正画像
    から除去する除去工程と、 前記除去工程で前記無効画像領域が除去された画像を出
    力する出力工程とを備えることを特徴とする画像処理方
    法。
  7. 【請求項7】 前記抽出工程は、前記補正画像に対応す
    る各座標軸毎の画素値のヒストグラムを生成する生成工
    程とを備え、 前記生成工程で生成されたヒストグラムに基づいて、前
    記無効画像領域を抽出することを特徴とする請求項6に
    記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記抽出工程は、前記ヒストグラムを2
    値化したヒストグラムに基づいて、前記無効画像領域を
    抽出することを特徴とする請求項6に記載の画像処理方
    法。
  9. 【請求項9】 前記補正画像中の有効画像領域を指定す
    る指定工程とを更に備え、 前記抽出工程は、前記指定工程で指定された有効画像領
    域に基づいて、前記無効画像領域を抽出することを特徴
    とする請求項6に記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記指定工程は、前記補正画像を表示
    する表示手段と、 前記表示手段で表示される補正画像に対し有効画像領域
    の境界を指示する指示点を入力する入力手段とを備える
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 画像を処理する画像処理のプログラム
    コードが格納されたコンピュータ可読メモリであって、 画像を入力する入力工程のプログラムコードと、 前記入力工程で入力された画像が斜行している場合、該
    画像の斜行補正を行う斜行補正工程のプログラムコード
    と、 前記斜行補正工程で斜行補正された補正画像中の無効画
    像領域を抽出する抽出工程のプログラムコードと、 前記抽出工程で抽出された無効画像領域を前記補正画像
    から除去する除去工程のプログラムコードと、 前記除去工程で前記無効画像領域が除去された画像を出
    力する出力工程のプログラムコードとを備えることを特
    徴とするコンピュータ可読メモリ。
JP33327398A 1998-11-24 1998-11-24 画像処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ Withdrawn JP2000165639A (ja)

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