JP2000165611A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP2000165611A
JP2000165611A JP10332296A JP33229698A JP2000165611A JP 2000165611 A JP2000165611 A JP 2000165611A JP 10332296 A JP10332296 A JP 10332296A JP 33229698 A JP33229698 A JP 33229698A JP 2000165611 A JP2000165611 A JP 2000165611A
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JP10332296A
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Inventor
Shigenori Fujiwara
成憲 藤原
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿載置台上に原版フィルムを精度良く載置
する。 【解決手段】 走査方向に沿って、かつ原稿載置台上に
設けられた支持部材30bと、原稿載置台20と支持部
材30bとを原稿載置面に沿ってかつ走査方向と交差す
る副走査方向に相対移動させる移動手段と、支持部材3
0bに取り付けられ、原稿載置台上の1対以上の点の位
置を指定可能な位置決め手段とを有する。支持部材30
bが光源の支持を兼ねていると、装置の構成が簡易にな
る。位置決め手段は、原稿載置台20に対しスポット光
を照射可能な可視レーザ71〜74を1対以上含むとよ
い。原稿載置台20に対し接離可能であり、原稿載置台
上の1点を指示可能な指示手段を1対以上含むのも良
い。位置決め手段を、前記対をなす2点間の距離を調整
可能に設けると、様々なサイズの原版フィルムに対応で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷製版分野で使
用され、原稿からの反射光や透過光を読み取って受光す
る画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷製版分野で使用される画像入力装置
は、原稿が載置される原稿載置台と、この原稿載置台に
載置された原稿に光を照射する光源と、原稿に照射され
た光を受光して原稿の画像情報を読み取る読取部とを備
えている。原稿載置台は、水平方向に移動可能となって
おり、これにより原稿載置台に載置された原稿が走査さ
れてその画像情報が読取部に読み取られる。このような
画像入力装置に用いられる原稿としては、原稿に光を照
射し、その反射光により画像情報を読み取るタイプの反
射原稿と、照射した光を透過させてその透過光により画
像情報を読み取るタイプの透過原稿とがある。
【0003】上記のような画像入力装置を用いてCMY
Kの原版フィルムなどの画像合成を行う場合、各色版の
原版フィルムを原稿載置台上に精度良くセットすること
が好ましい。例えば、CMYKの各原版フィルムを各色
版ごとに1回ずつ読み取る4パス方式を用いる場合、各
色版の原版フィルムを同じ位置にセットできれば、各色
版の画像データを合成する処理が、画像の原点を合わせ
るだけで済むなど比較的容易になる。2版ずつをまとめ
て読み取る2パスや、4版を一度で読み取る1パス方式
の場合でも、決められた座標に原版フィルムをセットで
きれば、やはり画像データの合成処理が容易になる。
【0004】従来、原版フィルムの必要な部分の位置を
精度良く合わせるために、原版フィルムに表示されてい
るトンボを基準に用い、以下のようにしてフィルムを原
稿台にセットする。 (1) まず、ライトテーブルなど原版フィルムを重ねて見
ることができる作業台の上にピンバーを固定する。この
とき、ライトテーブルの上に方眼フィルムを広げておく
と、原版フィルムが斜めになっているか否かを即座に判
断できる。 (2) 次に、原版フィルムを固定するための透明な基準シ
ートをピンバーに装着し、基準シートに1版目の原版フ
ィルムを固定する。 (3) 次いで、別の版の原版フィルムを貼るための別の基
準シートを、一版目の原版フィルムに重ねてピンバーに
装着する。 (4) 1版目の原版フィルムのトンボに合わせ、基準シー
トに別の原版フィルムを固定する。 (5) (3)〜(4)を繰り返し、各色版の原版フィルムを基準
シートに固定する。 (6) ピンバーを画像入力装置の原稿台に固定し、基準シ
ートに固定された原版フィルムを画像入力装置のピンバ
ーに装着して読み取りを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の方法で
は、A2ワイドなど大型の画像入力装置を用いて例えば
A4サイズの原版フィルムを入力する場合でも、1版ず
つ4回スキャンすることになり、全ての原版フィルムを
読み取るために時間がかかってしまう。A2長手方向の
サイズのピンバーとA2サイズの基準シートとを用い、
各版の原版フィルムを一度に基準シート上に配置して1
パスで読み取ることも可能であるが、後の画像合成を容
易にするために各色版の原版フィルムを正確な座標に固
定することが難しい。また、前記の方法では、ピンバ
ー、基準シート、ライトテーブルなどの作業台や方眼フ
ィルムなど、画像入力装置の本体以外に別途用意すべき
部品が多いことも問題となる。
【0006】本発明の課題は、原版フィルムを特定の位
置に精度良くセットできる画像入力装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1に係る画像入力装置は、原稿を載置する
原稿載置台と前記原稿に光を照射して原稿上の画像を読
み取る読取部とを相対移動させながら前記画像を読み取
る画像入力装置であって、支持部材と、移動手段と、位
置決め手段とを有する画像入力装置を提供する。
【0008】支持部材は、原稿載置台の原稿載置面に沿
う第1の方向に沿って、かつ原稿載置台上に設けられて
いる。移動手段は、原稿載置台と支持部材とを、原稿載
置面に沿って、かつ第1の方向と交差する第2の方向に
沿って相対移動させる。位置決め手段は、支持部材に支
持され、原稿載置台上に少なくとも1対の点の位置を指
定可能である。
【0009】例えば、A2ワイドの原稿載置台にA4サ
イズの原稿を2枚ずつ並べて4枚セットする場合を考え
る。1枚の原稿には少なくとも1対のトンボが表示され
ている。支持部材を透過光源ユニットに沿って(第1方
向)設け、かつ副走査方向(第2方向)に移動可能に設
けておく。また、支持部材には、少なくとも2対、すな
わち4点の位置を特定可能な位置決め手段を取り付けて
おく。まず、原稿載置台に2枚のA4原稿を載置し、原
稿の4つのトンボの位置と位置決め手段が指定する4点
の位置とをそれぞれ一致させる。3枚目及び4枚目の原
稿をセットするときは、支持部材を副走査方向に移動さ
せ、位置決め手段により特定される4点に3枚目及び4
枚目の原稿のトンボを合わせて原稿をセットする。3枚
目及び4枚目の原稿をセットしたときの支持部材の副走
査方向の位置を何らかの方法で記憶させておく。通常、
副走査方向に支持部材を精度良く位置決めすることは容
易であるので、以降の各版の原稿を、走査方向及び副走
査方向に同じ位置に精度良くセットできる。
【0010】請求項2に記載の画像入力装置は、請求項
1の装置において、支持部材が、原稿に光を照射する光
源の支持を兼ねている画像入力装置を提供する。
【0011】原稿載置台と、この原稿載置台上に設けら
れた光源とを相対移動させる画像入力装置では、原稿載
置台における光源の位置が正確に位置決めされるように
構成されている。従って、位置決め手段を、原稿の画像
を読み取るための光を照射する光源ユニットなどに取り
付けることにより、画像入力装置全体の構成が簡易にな
る。
【0012】請求項3に記載の画像入力装置は、請求項
1または2の装置において、位置決め手段が原稿載置台
に対しスポット光を照射可能な光照射手段を少なくとも
1対含む画像入力装置を提供する。
【0013】例えば、可視光を照射するレーザが好適で
ある。
【0014】請求項4に記載の画像入力装置は、請求項
1または2の装置において、位置決め手段が、原稿載置
台に対し接離可能であり、原稿載置台上の少なくとも1
対の点に当接して位置を指示可能な指示手段を含む画像
入力装置を提供する。
【0015】例えば、先端が針状に尖ったポンチを1対
以上用いることが考えられる。原稿載置台上の一点を特
定するには、ポンチ以外に、例えば透明な板に十字を表
示することによっても可能である。
【0016】請求項5に記載の画像入力装置は、請求項
1〜4の装置において、位置決め手段が、対をなす2点
間の距離を調整可能に設けられている画像入力装置を提
供する。
【0017】トンボの間隔が原稿のサイズによって変化
する場合、様々なサイズの原稿をセット可能にするため
には、位置決め手段が特定可能な点の間隔が調整可能で
あることが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】<画像入力装置の全体構成>図1
は本発明の画像入力装置の一実施形態を示している。
【0019】図1に示す画像入力装置は、画像入力装置
本体10と、原稿載置台20と、光源ユニット30a,
bと、読取部40と、走査機構50(図2参照)と、装
置内の各部の制御を行う制御部60とを有している。
【0020】原稿載置台20は、走査機構50により原
稿の副走査方向xに沿って移動可能に、画像入力装置本
体10に取り付けられている。また、原稿載置台20に
は、開口22が設けられ、この開口22に透明板がはめ
込まれて反射原稿または透過原稿のいずれかの入力原稿
21を載置できるようになっている。通常、原稿21
は、原稿ホルダーに保持され、原稿ホルダーごと前記原
稿載置台20に載置される。
【0021】原稿載置台20を挟んで下側には反射光源
ユニット30aが、上側には透過光源ユニット30b
が、それぞれ配されている。光源ユニット30a,b
は、原稿載置台20と平行に配置された蛍光灯31を含
んで構成されている。各蛍光灯31は、原稿21の主走
査方向yに沿って設けられ、原稿21を照射する。な
お、各蛍光灯31の照射光に方向性を持たせると、より
光量が増すので好ましい。照射光に方向性を持たせるた
めには、例えば、蛍光灯31の一部を除いた内側表面に
反射コーティング31aを施しておくとよい(図示せ
ず)。さらに、透過光源ユニット30bには、位置指定
機構70(図3参照)が取り付けられている。位置指定
機構70については後述する。
【0022】読取部40は、ミラー41と、集光レンズ
を含むレンズブロック42と、CCDセンサを含む受光
ブロック43とを有している。ミラー41は原稿21か
らの反射光または透過光の方向を調整するために用い
る。レンズブロック42はミラー41で反射された光を
集光する。受光ブロック43はレンズブロック42で集
光された光を受光する。レンズブロック42と受光ブロ
ック43との間には筒状の蛇腹44が取り付けられ、集
光された光以外の光が受光ブロック43内のCCDセン
サに入ることを防止している。蛇腹44は、レンズブロ
ック42や受光ブロック43の変位に伴って伸縮可能で
ある。
【0023】<走査機構の構成>図2は原稿載置台20
の走査機構50を示す斜視図である。走査機構50は、
制御部60からの制御に基づき原稿載置台20を原稿の
副走査方向xに移動させるためのものであり、原稿載置
台20のx方向に沿った片側辺の下面にリニアガイド5
1を有し、このリニアガイド51に係合する摺動子(図
示せず)を画像入力装置本体10側に固定させている。
また、原稿載置台20の他方の辺の下方には、画像入力
装置本体10の側面に沿って水平に摺動部材52や複数
のコロ53を設け、これら摺動部材52やコロ53の上
に原稿載置台20を摺動可能に取り付けている。
【0024】原稿載置台20のリニアガイド51が設け
られている側辺の下方には、x方向に沿ってベルト54
と1対のプーリ55とが設けられ、ベルト54の一部は
原稿載置台20の裏面に固定されている。また、プーリ
55の一方はパルスモータ56により正逆回転可能であ
り、モータ56を駆動することで原稿載置台20をx方
向に沿って連続的に移動させることができるようになっ
ている。さらに、パルスモータ56の動作は制御部60
に通知され、原稿載置台20のx方向の位置が制御部6
0により算出される。
【0025】<位置指定機構>図3に、透過光源ユニッ
ト30bに設けられた位置指定機構70の一実施形態例
を示す。図3は、A2ワイド原稿載置台20にA4サイ
ズの4枚の原稿21a,b,c,dを載置し、1パスで
スキャンする場合を示す。それぞれの原稿21には、原
稿の位置決めに用いる4つのトンボがマークされてい
る。本実施形態例では、原稿の一辺と平行な直線上にあ
る1対のトンボ23a、bを用いて原稿の位置決めを行
う。
【0026】位置指定機構70は、原稿載置台20上に
載置される原稿21のトンボの位置を指定する。具体的
には、位置指定機構70は、透過光源ユニット30bに
取り付けられ、原稿載置台20に可視レーザ光を照射す
る4つの可視レーザ照射装置71,72,73,74を
含んでいる。4つの可視レーザのうち、2つの可視レー
ザ71,73は透過光源ユニット30bに固定され、原
稿21a〜dのトンボ23aの位置を指定するのに用い
られる。この2つの可視レーザ71,73の透過光源ユ
ニット30b上の位置は、原稿21a〜dのトンボ23
aのy方向の位置を決定するので、原稿載置台20に載
置される原稿のサイズを考慮して決定されることが好ま
しい。本例では、A4サイズの原稿を適当な間隔で載置
することができる程度の位置が選択されている。
【0027】他の2つの可視レーザ72,74は、主走
査方向(y方向)に移動可能に透過光源ユニット30b
に取り付けられている。様々なサイズの原稿を位置決め
可能にするためである。この移動可能な可視レーザ7
2,74は、原稿21a〜dのトンボ23bの位置を指
定するのに用いられる。可視レーザ72,74の移動手
段としては、通常用いられる自動または手動の移動手段
を用いることができる。自動的な移動手段としては、例
えば、パルスモータとプーリとにより駆動されるベルト
に可視レーザを取り付ける、パルスモータにより回転駆
動される送りねじに可視レーザを取り付けるなどが挙げ
られる(図示せず)。これらの移動手段は、可視レーザ
と共に透過光源ユニット30bに取り付けられる。パル
スモータの動作は制御部60に通知され、制御部60に
より可視レーザ72,74のy方向の位置が求められ
る。また、溝やストッパを設けておき、可視レーザ7
2,74を手動で移動させる構成でも良い。手動で移動
させる構成を採用する場合でも、センサやラックアンド
ピニオン等を採用し、可視レーザ72,74のy方向の
位置を制御部60により算出可能にしておく。
【0028】原稿21a〜dを原稿載置台20に載置す
る場合、まず、透過光源ユニット30bを副走査方向
(x方向)の原点(図中右端)に移動する。この状態で
は、固定レーザ71,73は、それぞれ原稿21a、b
のトンボ23aの原稿載置台20上の位置を指定してい
る。固定レーザ71,73からのレーザ光が照射されて
いる位置に原稿21a、bのトンボ23aを合わせ、一
方で可動レーザ72,74を移動させてそのレーザ光が
照射する位置と原稿21a、bのトンボ23bとが合う
ように調整し、可動レーザ72,74の位置を固定す
る。この状態で、原稿21a、bを原稿載置台20上に
固定する。原稿の固定方法は、例えばセロハンテープで
留めるなど、特に限定されない。
【0029】次に、原稿載置台20を移動させて透過光
源ユニット30bを原稿載置台20の中央付近に相対さ
せる。原稿載置台20の移動は、手動でも良いし、自動
で行えるようにしても良い。自動で移動させる場合に
は、原稿のサイズに応じた適当な位置に移動するように
しておく。また、本実施形態例では原稿載置台20を移
動させるが、画像入力装置の構成によっては、透過光源
30bを移動させても良い。可視レーザ71〜74が示
す位置に原稿21c、dのそれぞれのトンボ23a、b
を合わせ、原稿21c、dを原稿載置台20に固定す
る。
【0030】このようにして原稿載置台20に固定され
た原稿21a、b、c、dは、原稿21aと21bと及
び21cと21dとでx方向の位置が同じであり、原稿
21aと21c及び21bと21dのy方向の位置が同
じであるので、画像の合成処理が容易である。なお、前
述の例では、1対のトンボ23a、bを可視レーザの照
射位置に合わせて原稿位置を定めたが、さらに他の1対
のトンボの位置も可視レーザを用いて調整すれば、いっ
そう正確な位置合わせが可能になる。
【0031】<画像入力装置の動作>次に、制御部60
によって制御される画像入力装置の動作を、図4に示す
フローチャートを参照しつつ説明する。
【0032】ステップS1では、作業前の初期設定が行
われ、各部の原点位置復帰などがなされる。このとき原
稿載置台20はホームポジション(図1中一点鎖線で示
す位置)に位置決めされる。また、通常、電源投入に合
わせて読取部40のCCDセンサの読取信号が所定の値
になるように、各CCD素子毎の調整を行う。
【0033】ステップS2では、原稿載置台20上に前
述の手順で原稿が載置され、作業の開始が指示されるの
を待つ。原稿の載置段階で、可視レーザ72,74の走
査方向(y方向)の位置及び原稿載置台20の副走査方
向(x方向)の位置が制御部60に記憶される。作業開
始が指示されればステップS3へ移行する。指示されな
ければ再度ステップS2を繰り返し、作業開始の指示を
待つ。
【0034】ステップS3では、オペレータによって選
択された原稿が反射原稿であるか透過原稿であるかを認
識する。原稿として原版フィルムを用いる場合は、通常
は透過原稿である。次いで、制御部60が、前記記憶し
た可視レーザ72,74の位置及び原稿載置台20の位
置に基づいて、載置された4枚の原版フィルムのトンボ
23aの位置を求める。
【0035】ステップS4では、認識された原稿の種類
に従い、反射光源ユニット30aまたは透過光源ユニッ
ト30bのいずれかの蛍光灯を点灯する。原版フィルム
の読み取りの場合には、透過光源ユニット30bが点灯
される。
【0036】ステップS5では、本走査に先立って本走
査よりも低い解像度でプレ走査が行われ、トリミングに
より本走査により読み取る領域を指定したり、最大コン
トラストが得られるように自動焦点合わせを行う。原稿
の大きさから読み取り領域を自動的に設定することも可
能である。
【0037】ステップS6では、トリミングにより指定
された領域を読み取るために、読取部の受光ブロック4
3やレンズブロック42の間隔が調整される。その後、
原稿載置台20を原稿サイズにあわせて読取開始位置ま
で移動させる。この移動は、例えば画像読取に関係せず
高速に行われる。
【0038】ステップS7では、原稿載置台20を副走
査方向xに解像度に応じた一定速度で移動させて、画像
の読取を行う。
【0039】ステップS8では、読取の終了により原稿
載置台20がホームポジションへ復帰する。
【0040】ステップS9では、次原稿があるか否かを
判断し、あればステップS1へ戻り、なければ処理を終
了する。
【0041】<他の実施形態例> (a)前記の例においては、原稿載置台20上のトンボ
の位置を指定するために可視レーザを用いているが、他
の手段も考えられる。例えば、図5に示す、先端が針状
に尖ったポンチ81を含む指示ユニット80を用いるこ
とが挙げられる。図5の指示ユニット80は、その先端
が原稿載置台20に対向して設けられるポンチ81と、
バネを介してポンチ81を支持するブロック82とから
なる。ポンチ81は、バネ83により図中上向きの力を
受けており、通常は原稿載置台20の表面から浮いた状
態になっている。利用者がポンチ81の頭部分を押す
と、ポンチ81は原稿載置台20に当接して一点を指定
する。従って、前記実施形態例における可視レーザに代
えて指示ユニット80を用い、ポンチが特定する一点と
原稿のトンボとを合わせることにより、原稿21の位置
合わせを行うことができる。
【0042】また、一点を特定する手段としては、ポン
チに限られない。例えば、図6に示すように、十字を表
示した透明板84を用い、これをバネ83により上下動
可能にしておくことも考えられる。
【0043】(b)前記の実施形態例においては、可視
レーザ72,74を透過光源ユニット30bに沿って移
動可能に設けているが、透過光源ユニット30bに沿っ
て固定された位置指定機構も考えられる。例えば、図7
に示す支持ユニット90が挙げられる。支持ユニット9
0は、透明板91、ブロック92及びバネ93からな
る。透明板91には、2点を特定するための十字印及び
前記点を含む直線が表示されている。十字印の位置や数
は、前記透過光源ユニット30bに固定された可視レー
ザ71,73と同様に、用いられる原稿21の大きさを
考慮して決定される。この透明板91を、前述と同様に
バネ93により上下動可能にブロック92で支持する。
【0044】前記の実施形態例と同様に、A2ワイド原
稿載置台20にA4サイズの原稿を載置する場合は、2
枚の原稿21a、bのそれぞれのトンボ23aを透明板
の十字印に合わせ、他のトンボ23bが透明板の直線と
重なって位置するように、原稿の位置を調整する。
【0045】
【発明の効果】本発明の画像入力装置は、原稿載置台上
に原版フィルムを正確に位置合わせすることができるた
め、YMCK等の多色の原版フィルムから読み取った画
像を合成する処理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による画像入力装置が採用
された概略縦断面構成図。
【図2】原稿台の走査機構を示す斜視図。
【図3】本発明の一実施形態による位置指定機構の斜視
図。
【図4】画像入力装置の動作を示すフローチャート。
【図5】ポンチを用いた位置指定機構の一部分を示す説
明図。
【図6】透明板を用いた位置指定機構の一部分を示す説
明図。
【図7】透明板を用いた位置指定機構の斜視図。
【符号の説明】
10;画像入力装置 20;原稿載置台 21a,b;原稿 23a,b;トンボ 30a,b;光源ユニット 70;位置指定機構 71,72,73,74;可視レーザ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H084 AE01 AE02 AE07 5C062 AB03 AB17 AB33 AC02 AC66 BD01 5C072 AA01 BA04 CA04 DA02 DA04 DA15 EA05 LA03 RA04 VA03 WA04 XA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿載置台上の原稿に光を照射して原稿上
    の画像を読み取る画像入力装置であって、 前記原稿載置台の原稿載置面に沿う第1の方向に沿っ
    て、かつ前記原稿載置台上に設けられた支持部材と、 前記原稿載置台と前記支持部材とを、前記原稿載置面に
    沿って、かつ前記第1の方向と交差する第2の方向に沿
    って相対移動させる移動手段と、 前記支持部材に支持され、前記原稿載置台上に少なくと
    も1対の点の位置を指定可能な位置決め手段と、 を有する画像入力装置。
  2. 【請求項2】前記支持部材は、前記原稿に光を照射する
    光源の支持を兼ねる、請求項1に記載の画像入力装置。
  3. 【請求項3】前記位置決め手段は、前記原稿載置台に対
    しスポット光を照射可能な光照射手段を少なくとも1対
    含む、請求項1または2に記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】前記位置決め手段は、前記原稿載置台に対
    し接離可能であり、前記原稿載置台上の少なくとも1対
    の点に当接して位置を指示可能な指示手段を含む、請求
    項1または2に記載の画像入力装置。
  5. 【請求項5】前記位置決め手段は、前記対をなす2点間
    の距離を調整可能に設けられている、請求項1ないし4
    のいずれかに記載の画像入力装置。
JP10332296A 1998-11-24 1998-11-24 画像入力装置 Pending JP2000165611A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008020436A (ja) * 2006-06-14 2008-01-31 Tanita Corp 寸法測定装置

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