JP2000165310A - 携帯電話による音声信号受信方法 - Google Patents

携帯電話による音声信号受信方法

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JP2000165310A
JP2000165310A JP11334936A JP33493699A JP2000165310A JP 2000165310 A JP2000165310 A JP 2000165310A JP 11334936 A JP11334936 A JP 11334936A JP 33493699 A JP33493699 A JP 33493699A JP 2000165310 A JP2000165310 A JP 2000165310A
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signal
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JP11334936A
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Arnaud Parisel
アルノー・パリゼル
Xavier Dugast
グザビエ・デユガスト
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Alcatel CIT SA
Alcatel Lucent SAS
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Alcatel CIT SA
Alcatel SA
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0225Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal
    • H04W52/0229Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal where the received signal is a wanted signal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 携帯電話の使用に伴うエネルギーを節約し、
その持続時間を長くすること。 【解決手段】 スタンバイ状態の間中でも、携帯電話の
動作を細分化し、このスタンバイ状態を取り巻く通知信
号の受信条件が十分である場合にのみ、このスタンバイ
動作を展開させる。携帯電話がスタンバイ状態にあると
き、動作通知信号の冗長を考慮して、そのうちのいくつ
かの信号だけを聴いて、その他の信号を聴く必要性を決
定するとともに、携帯電話の作動を決定する。携帯電話
が通話中であるが、離れた通話相手が無言であるとき、
受信のために、また特に受信された信号の復号のために
消費されるエネルギーは、品質が悪すぎる復調された信
号を除去することによって節減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にGSMタイプ
の基地局から携帯電話に伝送される音声信号を受信する
方法に関する。とりわけ、本発明の目的は、携帯電話が
通話中であるが、通話相手が無言のままであるときにお
ける携帯電話の電力消費量を低減することを主眼とす
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話の分野では、電話機が長時間に
わたってスタンバイ状態に、すなわち待受状態に維持さ
れる能力は、主として、一方においては、そのバッテリ
ーに貯蔵されているエネルギーに、他方においては、そ
の電力消費量に関係している。バッテリーに貯蔵できる
エネルギーは限定されているので、電力消費量の節減の
要点は、一方においては、低電力消費型の構成部品を選
択することにあるとともに、他方においては、携帯電話
を可能な都度スタンバイ状態にさせることにある。スタ
ンバイ状態にさせることが可能であるとき、この状態に
させることによって、携帯電話の付属の回路への電力供
給がストップする。これらの付属の回路としては、主に
キーボード、ディスプレイ画面、送信器、受信器が挙げ
られる。また携帯電話の作動を制御するマイクロプロセ
ッサに関しては、そのタイミングクロックの周波数を低
くすることも図られる。一般に、タイミングクロックの
周波数は数MHzから数十KHzへと低くされることが
できる。これによって、エネルギー消費量の有意的な節
減がもたらされる。しかしながら、これだけでは十分で
ない。
【0003】実際のところ、現在利用可能な携帯電話
は、一定のスタンバイ状態において約60時間から約1
00時間の持続時間を有している。すなわち、持続時間
は、携帯電話が送信中であるとき、また移動中であると
きには、通信を確保する上でそれよりもはるかに短くな
る。とはいえこれら2つのケースでも、携帯電話は音声
信号または通知信号を受信できる状態でなければならな
い。携帯電話がスタンバイ状態にあるとき(通話中でな
いとき)、携帯電話は、だれかが基地局から自局との通
話を望んでいるとき、自局への着呼の出現を知らせるこ
とができる通知信号を受信しなければならない。したが
って、移動電話は、一方において、どの時点で、どのよ
うな時間的予約で、ありうる接続における次の情報が自
局に届けられるかを、また他方において、自局との通話
をすぐに望んでいる相手がいるかどうかを、自局に知ら
せる通知信号を規則的に受信しなければならない。これ
らの受信によって生じる電力消費量は、上述のスタンバ
イ状態の持続時間を低下させる。
【0004】このような問題は、たとえば、特許出願W
O98/13949の中で説明されている技術的解決法
によって解消されている。つまり、この特許出願の中で
は、通知信号の多大な冗長を使用することによって、こ
れらの信号の一部のみを有利なケースにおいて受信すれ
ばよいようにし、こうすることによって、携帯電話を長
い時間にわたってスタンバイ状態にさせることができる
ようにしている。
【0005】通話段階において、電話は送信する必要が
ないときがありうる。それなのに、送信の有無に関係な
く、携帯電話は離れた通話相手からの音声信号をずっと
聴いていなければならない。だが、この離れた通話相手
がしばらくの間無言のままでいることがありうる。つま
り、推定によれば、通常の通話では、携帯電話のユーザ
が送信のために自分の携帯電話を使用している時間は通
話時間の半分の間だけである。けれども、通話時間の間
中、携帯電話は聴いていなければならない。もし、この
聴取の間、また場合によっては携帯電話自体が送信して
いる間中であっても、他方の通話相手が無言でいる場
合、この離れた通話相手が無言でいるときに聴取にかか
わる電力消費量を抑えるべきである。
【0006】そのための技術としては、断続伝送(Disc
ontinuous Transmission)のためのDTX技術といわれ
る技術が知られている。つまり、この技術によれば、携
帯電話と関係のある基地局は信号といわれる通知信号を
送信する。SIDとは、このような状況に対応している
「Silence Identification Data(無言識別データ)」
のことである。SID信号の次の受信まで、携帯電話を
スタンバイ状態にすなわち電力消費量の低い受信モード
にさせるのに、これらの信号を使用することが想定され
えるであろう。しかし、このような手法は実際的ではな
い。なぜならば、離れた通話相手がいつなんどき携帯電
話との会話を再開するかもしれないからである。したが
って、結局のところ、たとえこの通話相手が再び話し始
めなかったとしても、これらのSID信号の受信イベン
ト間において聴いている必要がある。このことは余分な
エネルギー消費につながる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、電力消費
量の低減が不十分であるという事実から出発して、電力
消費量のさらなる低減に努めた。この低減は、携帯電話
に送るべき情報を一方において所与の長さのビットブロ
ック上で符号化することによって達成された。つまり、
これらのビットブロックのビットは複数の連続したフレ
ーム内の複数のウインドウに分割され、それらの宛先ま
で運ばれる。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの条件のもとで本
発明では、第1フレーム中に、この第1フレーム中の第
1タイムスロットで送信された音声信号を受信するよう
にする。それらの受信は、それらの復調や、場合によっ
てはそれらの復号、したがってこのケースでは受信系全
体の動作を含む。受信系は、ベースバンドで受信される
信号の受信および復調のために1つまたは複数の電圧制
御型発振器を含む。また受信系は、受信したビットの復
号、特にビタビ復号といわれる復号用の処理プロセッサ
も含む。本発明では、復調が適正である場合でしか復号
を行わさせない。必要があれば、処理プロセッサを動作
させる上でのエネルギー節約も行う。このエネルギー節
約は無視できないほどである。これらのことが少なくと
も第1タイムスロットの通知信号について達成される場
合、それらの意義が分かる。原則として次のフレーム内
において同じ位置を有する次のタイムスロットが現れる
前に、第2通知信号を、またはそれに対応する第2音声
信号を受信するまたは受信しないように携帯電話を構成
する。
【0009】もちろん、これらの信号を受信しないとき
は、復号も処理も動作させない。したがって、かなりの
エネルギー節約が図られる。
【0010】より具体的には、本発明は携帯電話におい
て音声信号を受信する方法であって、これらの音声信号
が連続したフレーム内に位置するタイムスロットに分割
され、 − 第1タイムスロットに対応する第1音声信号を受信
するステップと、 − 受信した音声信号の品質情報を第1閾値と比較して
測定するステップと、 − この比較に応じて、第2タイムスロットに対応する
第2音声信号を受信するようにまたは受信しないように
携帯電話を構成するステップとをこの順序で含む方法を
目的とする。
【0011】必要があれば、次のタイムスロットについ
て同じ処理を再度行う。
【0012】本発明は、添付の図を参照しながら以下の
説明を読むことによってより良く理解されるであろう。
なお、これらの図は、例示用として示したものにすぎ
ず、本発明をいささかも限定するものではない。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施する上で使
用可能な携帯電話1を示している。携帯電話は、主とし
て、ケーシング内において、必要に応じて携帯電話を使
用するためにディスプレイ画面2と、操作ボタン4を有
するキーボード3とを具備している。機能上、携帯電話
はマイクロプロセッサ5を備えた電子回路を搭載してお
り、このマイクロプロセッサはデータやアドレスやコン
トロールバス6によってディスプレイ画面2、ボタン
3、プログラムメモリ7や1組の送信回路8および受信
回路9に接続されている。実際上、バス6はクロック1
0や、たとえばスタティックまたはダイナミックタイプ
のスクラッチパッド11にも接続されている。電源12
は様々な回路に電力を供給している。この電源は携帯電
話のバッテリによって構成されている。携帯電話の持続
時間を限定しているのは、この電源である。
【0014】送信時または受信時に、回路8と9は特に
送受切換器13を介して送受信アンテナ14と接続され
ている。送信回路はマイク15から送信すべき信号を受
け取る。受信回路は受信復号器16と接続されており、
この受信復号器自体はスピーカ17と接続されている。
マイク15とスピーカ17の表示は、ここでは象徴的で
ある。実際のところ、携帯電話は、ファックスまたはマ
イクロコンピュータに接続されている場合データでさえ
も送信するのに使用することができる。この場合、マイ
ク15とスピーカ17は、携帯電話とこのマイクロコン
ピュータとのインターフェース(図示せず)で置き換え
られる。このインターフェースも、バス6を介してマイ
クロプロセッサ5の制御下にある。この説明は携帯電話
の機能上のアーキテクチャの一例にすぎない。他の実施
も想定可能である。特に、すべての携帯電話が送受切換
器を有しているわけではなく、代わりにフィルタを有し
ている場合もありうる。
【0015】携帯電話1は、事業者によって管理されて
いる携帯電話網の基地局18と通信している。基地局1
8は、本発明に関しては、音声信号および/または通知
信号19を携帯電話に発信する。本発明では、エネルギ
ー消費量を節減するために特別な方法で処理されるの
は、これらの信号19の受信である。
【0016】図2は、携帯電話が通話中であるときに、
無言を考慮するために採用されるプロトコルを示してい
る。BCCH(ブロードキャスト制御チャネル)といわ
れるチャネルで伝送される信号が、携帯電話1と基地局
18の関係に事前に割付けられた。タイムスロット45
は、携帯電話が基地局から音声信号等を受信するための
ものであり、2つのタイムスロット分だけ(タイムスロ
ット45のフレームと同じフレーム内において)ずれて
いるタイムスロット46は、携帯電話が基地局に宛てて
音声信号等を送信することを可能にする。
【0017】図2は、ウインドウ45の間中に受信され
る信号を破線で示しており、同じフレーム内のウインド
ウ46の間中に送信される信号を実線で示している。エ
ネルギー節約は、もし携帯電話の所持者が話さない場
合、送信においてストレートに得られる。この場合、ウ
インドウ46はいかなる送信も生じせしめない。
【0018】一方、受信に対応しているタイムスロット
45については、たとえ離れた通話相手が話さなくて
も、携帯電話は覚醒していなければならなく、離れた通
話相手が再び話し始める場合に備えるために、各フレー
ム内のウインドウ45に聴き耳を立てていなければなら
ない。
【0019】タイムスロット45の間中のこの聴取は、
たとえこの場合における消費量が常時のスタンバイ時の
消費量を下回っているとしても、やはりエネルギー面で
高くつく。
【0020】本発明では、送信される音声信号がブロッ
ク上で符号化されるということ、また4つの連続したフ
レーム内の4つのタイムスロットに分割されるというこ
とを利用する。したがって、離れた通話相手が無言でい
るときに、DTXプロトコルといわれるプロトコルが構
成されることが知られている。つまり、このプロトコル
では、各々26のフレームからなる4つのグループに分
割される104のフレームの周期が採用される。各グル
ープは、SIDタイプの信号を送出するのに使用される
8つの連続したフレームからなるサブグループ47を含
む。なお、SIDタイプの信号は、(これらの信号を受
信することが義務づけられている)携帯電話が対応する
作動モードに、すなわち特にエネルギー節約を伴う作動
モードに移行することを可能にする。さらにこのプロト
コルは、音声信号を運んでいることが検知される4つの
連続したフレームからなるサブグループ48も含む。た
だし、これらのフレームは、もしリンクが送信器側にお
いて無言である場合、実際上何も運んでいない。サブグ
ループ48は、その後に、SACCHフレームといわれ
るフレーム内のタイムスロットを伴っている。SACC
Hとは、「Slow Associated Control CHannel」のこと
である。すなわち、スロートラフィックに関連した制御
チャネルのことである。このタイムスロットの間中、基
地局は携帯電話に、携帯電話が監視しなければならない
隣接基地局28のリストを与える。またこのタイムスロ
ットの間中、携帯電話は基地局に向けて、これらの隣接
基地局に関する、携帯電話が事前に行った測定情報をア
ップリンクにより送信する。これらの測定情報は、主と
して、受信した信号のレベルの測定情報である。
【0021】SACCHタイプのタイムスロット49の
後には、サブグループ48と同じタイプのフレーム50
〜52からなる3つのサブグループが続いている。本発
明では、フレーム48、50、51および52のサブグ
ループのタイムスロットの受信時に起こることが関心事
である。ところで、26のフレームからなるグループは
アイドル(IDLE)フレームといわれるフレーム53
内のタイムスロットで終わっている。フレーム53のタ
イムスロットの間中、携帯電話は隣接基地局についての
FCH、SCH信号の探索を行い、その結果をタイムス
ロット49の間中にアップリンクにより送信することが
義務づけられている。
【0022】図3は、携帯電話が通話中であるが、基地
局18から送信している離れた通話相手が信号を発して
いない場合における本発明の方法の具体的な実施を示し
ている。本発明の方法では、第1テスト54において、
SIDタイプの信号の受信の有無が調べられる。SID
信号が受信されない場合、通話が交わされている。この
場合には、ステップ55において、復調と復号が作動さ
れる。特に、対応する象徴的に記載されたスイッチ32
と33が閉じられる。反対に、SID信号が受信される
場合、携帯電話はタイムスロットのサブグループ48、
50、51および52の各々において、送信された音声
を表している符号化された信号を受信することになる
が、ただしこれらの信号が意味を有している場合に限ら
れる。そのため、第1ステップ56において、携帯電話
は第1ウインドウ57(サブグループ48)の信号を受
信し、場合によっては復調、復号する。このとき、受信
された信号の品質がテスト58において第1閾値と比較
される。品質が閾値S1を下回っている場合、雑音が存
在していることを意味している。この場合には、ステッ
プ59において、無言状態が保持される。すなわち、基
本的にスイッチ32と33によるエネルギー節約状態が
保持される。この場合、スイッチ32が開く(その一方
において、スイッチ33は、場合によっては閉じていな
ければ、開いたままである)。また、信号のレベルが不
十分であったことを考慮して、アクション60により、
時間的予約を4つのタイムスロット後に設定することが
決定される。実際のところ、このことはサブグループ5
0からサブグループ51へ、またサブグループ51から
サブグループ52へ切換えるケースについてのみいえる
ことである。つまり、サブグループ48からサブグルー
プ50へは、予約は5つのフレーム後に設定されること
になり、サブグループ52からサブグループ48へは、
予約は13のフレーム後に設定されることになる。
【0023】一方、信号の品質がさほど悪くなくても、
雑音が存在しているかどうか確かでない。このような状
況のもとでは、ウインドウ57のサブグループと同じサ
ブグループ(サブグループ48)内の第2ウインドウ6
1の受信を準備する必要がある。このウインドウ61の
信号が受信され、場合によっては復調、復号されるとと
もに、それらの品質がテスト63において第2閾値S2
と比較される。先述と同じ条件のもとで、テスト63の
結果に応じて、ステップ59に、およびステップ60
(このステップは予約の待ち時間について変更される)
に移行することが決定されるか、あるいは、さもなく
ば、信号の品質が閾値S2を上回っている場合、受信ス
テップ64における第3ウインドウ65の受信に移行す
ることが決定される。先述と同様に、この第3ウインド
ウからの信号がテスト66において閾値S3と比較さ
れ、ステップ67において、当該ブロックの第4ウイン
ドウに対応する信号を受信するまたは受信しないことが
決定される。
【0024】この方式は、結果的に、もし離れた通話相
手が送信しない場合、受信された信号は雑音であり、ス
テップ59および60は携帯電話を次のグループの受信
までスリープ状態にさせることになる。このようにする
ことにより、多大なエネルギー節約がなされる。なぜな
らば、携帯電話の通話時における(聴取モードに起因し
た)監視エネルギーの4分の1しか消費されないからで
ある。
【0025】比較閾値S1、S2、S3やステップ36
および42の閾値の決定は、様々な方法で行うことがで
きる。好ましい方法では、受信された信号を、それらの
変調時に、2ビット以上で、一般的には動的に8ビット
で量子化する。このような信号はバイナリシンボルだけ
を表しているとみなされるが、受信された信号の正確な
復号につなげるためにビタビアルゴリズムのパフォーマ
ンスをこの方法で、特に効果的な方法で導入する。ビタ
ビのアルゴリズムは、当然のことながら、ビット誤り率
を提供する。このビット誤り率は、復号することが選択
される場合、受信された信号の品質測定情報として使用
することができる。次に、このビット誤り率を閾値率S
1、閾値率S2または閾値率S3と比較することができ
る。また、受信されたシンボルの8ビットの量子化に従
ったビタビの復号と、2ビットの量子化に従ったビタビ
の復号の間で比較を行うこともできる。比較は2つの復
号の結果間で行われる。その結果、信号の品質が決定さ
れる。他の方法も、現在の技術のなかで知られている。
【0026】通話モードに関しては、閾値S3以下の閾
値S2以下の閾値S1を選択する方が好ましい。実際の
ところ、第1ウインドウ57の結果が非常に悪い場合、
雑音であることは確かであり、次のタイムスロットを聴
く必要はない。ところが、結果は正確な復号にいたるに
は十分でなかったが、閾値を超えている場合には、第1
ウインドウ57の結果はタイムスロット61の復号の結
果と組みあわされる。この場合、ビタビのアルゴリズム
では(受信されたビット列がより長いので)より正確な
組みあわされた測定情報にアクセスすることができるの
で、次のタイムスロットを受信、復号し続けなければな
らないかどうか決定するのに、より厳しく判断すること
ができるであろう。このことはもちろん第3タイムスロ
ット65についても同様である。つまり、閾値S3はこ
の第3ウインドウのみの信号の品質に関する閾値ではな
く、3つのウインドウ57、61および65全体からも
たらされる信号の品質に関する閾値になる。
【0027】信号の品質を測定するには、義務的に受
信、復号されるSID信号の受信からもたらされるビッ
ト誤り率を、タイムスロット57の間中に受信された信
号の品質と比較することも可能である。特に、SID信
号の受信が困難であった場合、チャネル自体が雑音によ
って乱れていると考えることができる。この場合には、
この乱れを考慮するために閾値S1や閾値S2およびS
3を下げることができる。反対に、SID信号の受信が
完全であった場合、チャネルは雑音によって乱れておら
ず、この場合には、閾値S1、S2およびS3はより高
くされることができる。実際上、これらの閾値は、した
がって、SID信号の受信品質に応じて決定される。
【0028】このようにすることにより、確かに、携帯
電話は、一方において、エネルギーを節約することにな
るであろうし、他方において、離れた通話相手が再び話
し始めたときにだけ、すなわち無作為的に(なぜなら
ば、このことは当該通話相手自身のイニシアチブに依存
しているからである)、復号のためにエネルギーを使用
しうることになる。
【0029】信号の受信品質を測定する上での別の例で
は、もし復号を始めたくない場合、量子化された信号の
ゼロの経過数を考慮することができる。もしゼロの経過
数が受信されうるビット数の所与の割合を、たとえば二
倍を超えている場合、明らかに雑音であるとみなすこと
ができる。この場合には、復号する必要はない。したが
って、スイッチ33による復号を実行することなくスイ
ッチ32による受信を行うことができる。これによっ
て、やはりエネルギーは節約される。
【0030】測定作業は、実際上、すべてマイクロプロ
セッサ15により実行されるプログラムによって行われ
る。なお、このプログラムはメモリ7に事前に記録され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する手段を備えた携帯電話
を示す図である。
【図2】基地局と携帯電話間で交換される音声信号であ
って、本発明で考慮される音声信号のタイムダイアグラ
ムである。
【図3】本発明の方法による諸ステップのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 携帯電話 2 ディスプレイ画面 3 キーボード 4 操作ボタン 5 マイクロプロセッサ 6 データ、アドレス、コントロールバス 7 プログラムメモリ 8 送信回路 9 受信回路 10 クロック 11 スクラッチパッド 12 電源 13 送受切換器 14 送受信アンテナ 15 マイク 16 復号器 17 スピーカ 18 基地局 19 音声信号および/または通知信号 20 アンテナ 25 交信 26、27 サービスエリア 28 隣接基地局 32、33 スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話(1)において音声信号を受信
    する方法であって、前記音声信号が連続したフレーム内
    に位置するタイムスロットに分割され、 第1タイムスロットに対応する第1音声信号を受信する
    ステップと、 受信した音声信号の品質情報を測定(5、7)して第1
    閾値(S1)と比較(58)するステップと、 この比較に応じて、第2タイムスロットに対応する第2
    音声信号を受信するようにまたは受信しないように、携
    帯電話を構成するステップとをこの順序で含む方法。
  2. 【請求項2】 前記音声信号が、ビタビ復号器によって
    復号されること、また前記品質情報が、前記ビタビ復号
    器によって決定されることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1閾値が、2より大きな動的な量
    子化によるビタビ復号と、2の動的なビタビ復号との比
    較により得られることを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第2音声信号の受信時に、 受信した音声信号の第2品質情報をを測定して第2閾値
    (S2)と比較し、 この比較に応じて、第3タイムスロットに対応する第3
    音声信号を受信するようにまたは受信しないように、携
    帯電話を構成することを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第2閾値が、組合された閾値であ
    り、前記第1閾値を上回っていることを特徴とする請求
    項4に記載の方法。
JP11334936A 1998-11-26 1999-11-25 携帯電話による音声信号受信方法 Pending JP2000165310A (ja)

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FR9814877A FR2786636B1 (fr) 1998-11-26 1998-11-26 Procede de reception de signaux, notamment de signaux de signalisation

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AU (1) AU730955B2 (ja)
CA (1) CA2290116A1 (ja)
DE (1) DE69933104T2 (ja)
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FR (1) FR2786636B1 (ja)
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