JP2000164178A - 薄型非水電解質電池及びその製造方法 - Google Patents

薄型非水電解質電池及びその製造方法

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JP2000164178A
JP2000164178A JP10338755A JP33875598A JP2000164178A JP 2000164178 A JP2000164178 A JP 2000164178A JP 10338755 A JP10338755 A JP 10338755A JP 33875598 A JP33875598 A JP 33875598A JP 2000164178 A JP2000164178 A JP 2000164178A
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智一 吉田
Tadashi Teranishi
正 寺西
Yoshinori Kida
佳典 喜田
Shin Fujitani
伸 藤谷
Koji Nishio
晃治 西尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対の外装体間に正極と負極と非水電解質と
を収容させ、上記の外装体間の周囲を熱溶着性樹脂によ
って封口させるようにした薄型非水電解質電池におい
て、外部の水分が外装体間の周囲を封口させた熱溶着性
樹脂を通して電池の内部に浸入するのを抑制し、安定し
た電池性能が得られるようにする。 【解決手段】 一対の外装体1,1 間に正極2と負極4と
非水電解質3とが収容され、外装体間の周囲が熱溶着性
樹脂によって封口された薄型非水電解質電池において、
外装体間の周囲を第1熱溶着性樹脂5aで封口させると共
に、この第1熱溶着性樹脂の内周側に第2熱溶着性樹脂
5bが嵌め込まれるようにして熱溶着させ、上記の第1熱
溶着性樹脂として第2熱溶着性樹脂より水分透過率が低
くかつ融点が高いものを用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ICカードや腕
時計等の電源として使用される薄型非水電解質電池に係
り、特に、一対の外装体間に正極と負極と非水電解質と
を収容させ、上記の外装体間の周囲を熱溶着性樹脂によ
って封口させた薄型非水電解質電池において、この薄型
非水電解質電池内に水分が浸入して電池性能が低下する
のを防止する点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ICカードや腕時計等の電源
として薄型電池が使用されており、また近年において
は、このような薄型電池において、電解質に非水電解質
を用い、リチウムの酸化,還元を利用して十分に電池容
量が得られるようにした薄型非水電解質電池が開発され
ている。
【0003】ここで、上記のような薄型非水電解質電池
としては、図1に示すように、一対の外装体1,1間
に、正極2と、非水電解液を含浸させたセパレータやポ
リマー電解質からなる非水電解質3と、負極4とを積層
させて収容させると共に、この外装体1間の周囲を熱溶
着性樹脂5によって封口させたものが一般に使用されて
いる。
【0004】ここで、このような薄型非水電解質電池に
おいて、外装体1,1間の周囲を封口させる熱溶着性樹
脂5として、従来においては、一般に融点が低くて接着
性のよい変性ポリエチレンが使用されていた。
【0005】しかし、このような変性ポリエチレンから
なる熱溶着性樹脂5の場合、水分透過性が大きく、変性
ポリエチレンからなる熱溶着性樹脂5を用いて外装体
1,1間の周囲を封口させた場合、この熱溶着性樹脂5
を通して外部の水分が電池の内部に浸入し、この水分が
正極2や負極3等と反応して、電池性能が低下するとい
う問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、一対の外
装体間に正極と負極と非水電解質とを収容させ、上記の
外装体間の周囲を熱溶着性樹脂によって封口させるよう
にした薄型非水電解質電池における上記のような問題を
解決することを課題とするものであり、上記のような薄
型非水電解質電池において、外部の水分が外装体間の周
囲を封口させた熱溶着性樹脂を通して電池の内部に浸入
するのを抑制し、安定した電池性能が得られるようにす
ることを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明における薄型非
水電解質電池においては、上記のような課題を解決する
ため、一対の外装体間に正極と負極と非水電解質とが収
容され、上記の外装体間の周囲が熱溶着性樹脂によって
封口されてなる薄型非水電解質電池において、上記の外
装体間の周囲を第1熱溶着性樹脂で封口させると共に、
この第1熱溶着性樹脂の内周側に第2熱溶着性樹脂が嵌
め込まれるようにして熱溶着させるようにし、上記の第
1熱溶着性樹脂として第2熱溶着性樹脂より水分透過率
が低くかつ融点が高いものを用いるようにしたのであ
る。
【0008】また、このような薄型非水電解質電池を製
造するにあたっては、各外装体の周辺部に第1熱溶着性
樹脂を設け、各外装体に設けられた第1熱溶着性樹脂間
の内周側に第2熱溶着性樹脂を介在させ、この状態で熱
溶着させて、外装体間の周囲を第1熱溶着性樹脂で封口
させると共に、この第1熱溶着性樹脂の内周側に第2熱
溶着性樹脂が嵌まり込むようにして熱溶着させ、外装体
間の周囲を封口する第1熱溶着性樹脂相互を第2熱溶着
性樹脂を介して接着させるようにする。
【0009】このようにすると、外装体間の周囲が水分
透過性の低い第1熱溶着性樹脂で封口されると共に、各
外装体の周囲に設けられた第1熱溶着性樹脂の間に第2
熱溶着性樹脂が介在して第1熱溶着性樹脂相互が確実に
接着されるようになり、外部の水分が電池の内部に浸入
するのが抑制され、電池の内部に浸入した水分が正極や
負極等と反応して、電池性能が低下するのが防止され
る。
【0010】ここで、上記の第1熱溶着性樹脂として
は、水分透過性が低く、第2熱溶着性樹脂より融点の高
い樹脂であればどのような樹脂であってもよく、例え
ば、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリフッ化ビニ
ル,ポリフッ化ビニリデン,ポリ3フッ化エチレン,ポ
リ(エチレン−4フッ化エチレン)共重合体等を使用す
ることができ、特に、ポリエチレンやポリプロピレンを
使用することが好ましい。
【0011】また、第2熱溶着性樹脂としては、上記の
第1熱溶着性樹脂よりも融点が低くて接着性に優れた樹
脂であればどのような樹脂であってもよく、例えば、変
性ポリエチレン,変性ポリプロピレン,イオノマー,ポ
リウレタン等を使用することができ、特に、変性ポリエ
チレンや変性ポリプロピレンを使用することが好まし
い。
【0012】また、上記のように外装体間において第1
熱溶着性樹脂の内周側に第2熱溶着性樹脂を嵌め込むよ
うにして熱溶着させた場合において、この第2熱溶着性
樹脂の厚みが大きくなりすぎると、外部の水分が電池の
内部に浸透し易くなる一方、この第2熱溶着性樹脂の厚
みが薄くなりすぎると、各外装体の周囲に設けられた第
1熱溶着性樹脂相互の接着が十分に行えなくなり、この
場合においても、外部の水分が電池の内部に浸透し易く
なるため、外装体間における第1熱溶着性樹脂の厚みL
Aと第2熱溶着性樹脂の厚みLBの比(LB/LA)
が、0.1≦LB/LA≦0.9の範囲になるようにす
ることが好ましい。
【0013】また、外装体間における第1熱溶着性樹脂
の厚みLAと第2熱溶着性樹脂の厚みLBが厚くなり過
ぎると、外部の水分が電池の内部に浸透し易くなる一
方、これらの厚みが薄くなり過ぎると、外装体相互が接
触してショートが発生し易くなるため、外装体間におけ
る第1熱溶着性樹脂の厚みLAと第2熱溶着性樹脂の厚
みLBの和(LA+LB)が、75μm≦LA+LB≦
300μmの条件を満たすことが好ましい。
【0014】なお、この発明の薄型非水電解質電池は、
上記のように外装体間の周囲を熱溶着性樹脂によって封
口させる点に特徴を有するものであり、外装体間に収容
させる正極や負極や非水電解質等については特に限定さ
れず、従来より使用されている公知の材料を用いること
ができる。
【0015】ここで、正極を構成する正極材料として
は、例えば、二酸化マンガン、リチウム含有マンガン酸
化物、リチウム含有コバルト酸化物、リチウム含有バナ
ジウム酸化物、リチウム含有ニッケル酸化物、リチウム
含有鉄酸化物、リチウム含有クロム酸化物、リチウム含
有チタン酸化物等を使用することができる。
【0016】また、負極を構成する負極材料としては、
例えば、金属リチウム、Li−Al,Li−In,Li
−Sn,Li−Pb,Li−Bi,Li−Ga,Li−
Sr,Li−Si,Li−Zn,Li−Cd,Li−C
a,Li−Ba等のリチウム合金、リチウムイオンの吸
蔵,放出が可能な黒鉛,コークス,有機物焼成体等の炭
素材料を使用することができる。
【0017】また、非水電解質としては、非水電解液を
セパレータに含浸させたものの他に、ポリーマ電解質や
非水電解液を含浸させたゲル状のポリーマ電解質を用い
ることができる。
【0018】そして、非水電解液における溶媒として
は、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカーボ
ネート、ビニレンカーボネート、ブチレンカーボネート
等の環状炭酸エステルや、ジメチルカーボネート、ジエ
チルカーボネート、メチルエチルカーボート等の鎖状炭
酸エステルや、1,2−ジエトキシエタン、1,2−ジ
メトキシエタン、エトキシメトキシエタン等の溶媒を一
種又は2種以上混合させて用いることができ、また上記
の溶媒に溶解させる電解質としては、例えば、LiPF
6 、LiBF4 、LiN(C2 5 SO2 2 、LiA
sF6 、LiSbF6 、LiBiF4 、LiAlF4
LiGaF4 、LiInF4 、LiClO 4 、LiN
(CF3 SO2 2 、LiCF3 SO3 等のリチウム化
合物を使用することができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例に係る薄型非水電解
質電池及びその製造方法を添付図面に基づいて具体的に
説明すると共に、この実施例における薄型非水電解質電
池においては、外部の水分が電池の内部に浸透するのが
抑制されて、高温・高湿度の状態で保存した場合におい
ても電池の内部抵抗が上昇するのが防止されることを比
較例を挙げて明らかにする。なお、この発明における薄
型非水電解質電池は、下記の実施例に示したものに限定
されるものではなく、その要旨を変更しない範囲におい
て適宜変更して実施できるものである。
【0020】(実施例1〜9)これらの実施例における
薄型非水電解質電池においては、下記のようにして作製
した正極と負極と非水電解液とを用いるようにした。
【0021】[正極の作製]正極材料にリチウム二酸化
コバルトLiCoO2 粉末を使用し、このLiCoO2
粉末と、導電剤としての炭素粉末と、結着剤としてのポ
リフッ化ビニリデンとを85:10:5の重量比で混合
し、これにN−メチル−2−ピロリドンを加えてスラリ
ー化させ、このスラリーを厚みが20μmのアルミニウ
ム箔からなる正極集電体の片面にドクターブレード法に
より塗布し、これを150℃で2時間真空乾燥させ、正
極材料の層の厚みが約80μmで、一辺が10mmの正
方形状になった正極を作製した。
【0022】[負極の作製]負極材料に天然黒鉛粉末を
使用し、この天然黒鉛粉末と、結着剤としてのポリフッ
化ビニリデンとを95:5の重量比で混合し、これにN
−メチル−2−ピロリドンを加えてスラリー化させ、こ
のスラリーを厚みが20μmの銅箔からなる負極集電体
の片面にドクターブレード法によって塗布し、これを1
50℃で2時間真空乾燥させ、負極材料の層の厚みが約
60μmで、一辺が10mmの正方形状になった負極を
作製した。
【0023】[非水電解液の作製]エチレンカーボネー
トとジエチルカーボネートとを40:60の体積比で混
合させた混合溶媒に、電解質としてヘキサフルオロリン
酸リチウムLiPF6 を1mol/lの割合で溶解させ
て非水電解液を作製した。
【0024】そして、これらの実施例においては、図2
(A)に示すように、上記のようにして作製した正極2
と負極4との間に非水電解質3を設けるにあたり、上記
の正極2の上に、N−メチル−2−ピロリドンにポリエ
チレンオキシドを溶解させた溶液をドクターブレード法
により塗布し、これを静置させて溶媒のN−メチル−2
−ピロリドンを蒸発させ、ポリエチレンオキシドのポリ
マー電解質を正極2上に形成した後、このポリマー電解
質に上記のように作製した非水電解液を1:1の重量比
で加え、このポリマー電解質をゲル化させて非水電解質
3を形成し、この非水電解質3の上に上記のようにして
作製した負極4を載置させた。
【0025】一方、外装体1においては、その周辺部を
覆うように外装体1の両面に至る水分透過率が低い第1
熱溶着性樹脂5aを設け、このように周辺部に第1熱溶
着性樹脂5aが設けられた一対の外装体1,1間に上記
の正極2とポリマー電解質3と負極4とを収容させると
共に、各外装体1の周辺部に設けられた内面側の第1熱
溶着性樹脂5a,5a間の内周側に融点が低くて接着性
に優れた第2熱溶着性樹脂5bを挟み込むようにした。
【0026】次いで、この状態で、熱溶着装置(図示せ
ず)により外装体1の周辺部に熱を加え、図2(B)に
示すように、各外装体1の周辺部に設けられた第1熱溶
着性樹脂5a,5a相互を第2熱溶着性樹脂5bを介し
て接着させ、この第1熱溶着性樹脂5aによって外装体
1,1間の周囲を封口させると共に、この第1熱溶着性
樹脂5aの内周側に第2熱溶着性樹脂5bが嵌め込まれ
るようにして、各実施例の薄型非水電解質電池を作製し
た。
【0027】ここで、実施例1〜9の各薄型非水電解質
電池においては、各外装体1に設けられた第1熱溶着性
樹脂5aの内面側の厚みLA/2を50μmにすると共
に、第2熱溶着性樹脂5bの厚みLBを50μmにし、
外装体1,1間における第1熱溶着性樹脂5aの厚みL
Aと、第2熱溶着性樹脂5bの厚みLBとの比(LB/
LA)を0.5にすると共に、外装体1,1間における
第1熱溶着性樹脂5aの厚みLAと第2熱溶着性樹脂5
bの厚みLBとの和(LA+LB)を150μmにし
た。
【0028】そして、実施例1〜6の各薄型非水電解質
電池においては、下記の表1に示すように上記の第2熱
溶着性樹脂5bとして、ポリエチレンの水素の一部にカ
ルボニル基を導入させた変性ポリエチレンを用いる一
方、第1熱溶着性樹脂5aとして、実施例1ではポリエ
チレンを、実施例2ではポリプロピレンを、実施例3で
はポリフッ化ビニルを、実施例4ではポリフッ化ビニリ
デンを、実施例5ではポリ3フッ化エチレンを、実施例
6ではポリ(エチレン−4フッ化エチレン)共重合体を
用いるようにした。また、実施例7〜9の各薄型非水電
解質電池においては、上記の第1熱溶着性樹脂5aとし
てポリプロピレンを用いる一方、第2熱溶着性樹脂5b
として、実施例7では変性ポリプロピレンを、実施例8
ではイオノマーを、実施例9ではポリウレタンを用いる
ようにした。
【0029】なお、上記の各樹脂における融点及び水分
透過性を調べ、その結果を表1に合わせて示した。
【0030】ここで、各樹脂における水分透過性につい
ては、それぞれ厚みが50μm、縦と横が12cmにな
った2枚の各樹脂シートを用い、2枚の各樹脂シート間
に水分量10ppmのジメチルカーボネートを封入させ
て、この2枚の各樹脂シートを周辺部1cmを封口し、
この状態で温度60℃、湿度90%の雰囲気中に2時間
放置した後、2枚の各樹脂シート間に収容された上記の
ジメチルカーボネートの水分量をカールフィッシャー法
で測定し、その結果を表1示した。ここで、ジメチルカ
ーボネートの水分量が増加したのは、外部の水分が2枚
の樹脂シートを通してジメチルカーボネートに含まれる
ようになったためであり、上記の水分量が小さい程その
樹脂における水分透過性が低いものである。
【0031】(比較例1)この比較例における薄型非水
電解質電池においては、前記の図1に示したように、外
装体1,1間の周辺部に、熱溶着性樹脂5として融点が
低くて接着性に優れるが水分透過性が高い変性ポリエチ
レンを挟み込むようにし、厚みが150μmになった変
性ポリエチレンからなる熱溶着性樹脂5を外装体1,1
間に熱溶着させて、外装体1,1間の周囲を封口させ、
それ以外については、上記の実施例1〜9の場合と同様
にして薄型非水電解質電池を作製した。
【0032】(比較例2,3)これらの比較例における
薄型非水電解質電池においては、図3(A),(B)に
示すように、外装体1の周辺部を覆うようにして外装体
1の両面に至る熱溶着性樹脂5を設け、各外装体1の周
辺部に設けられた熱溶着性樹脂5相互を熱溶着させ、外
装体1,1間の厚みが150μmになった熱溶着性樹脂
5によって外装体1,1間の周囲を封口させるようにし
た。
【0033】ここで、上記の熱溶着性樹脂5として、下
記の表1に示すように、比較例2においては融点が低く
て接着性に優れるが水分透過性が高い変性ポリエチレン
を、比較例3においては水分透過性が低いが融点が高く
て接着性が悪いポリプロピレンを用いるようにし、それ
以外については、上記の実施例1〜9の場合と同様にし
て各薄型非水電解質電池を作製した。
【0034】次に、上記のようにして作製した実施例1
〜9及び比較例1〜3の各薄型非水電解質電池を、それ
ぞれ充電電流100μAで充電終止電圧4.2Vまで充
電させた後、放電電流100μAで放電終止電圧2.7
5Vまで放電し、この状態で、温度60℃、湿度90%
の恒温恒湿槽内に20日間保存させ、各薄型非水電解質
電池における保存前の内部抵抗R1と保存後の内部抵抗
R2とを測定すると共に、保存後における内部抵抗上昇
率を下記の式により求め、これらの結果を下記の表1に
合わせて示した。 内部抵抗上昇率(%)=[(R2−R1)/R1]×1
00
【0035】
【表1】
【0036】この結果から明らかなように、外装体1の
周辺部に設けられた水分透過性が低い第1熱溶着性樹脂
5a,5a相互を第2熱溶着性樹脂5bを介して接着さ
せ、この第1熱溶着性樹脂5aによって外装体1,1間
の周囲を封口させると共に、この第1熱溶着性樹脂5a
の内周側に第2熱溶着性樹脂5bが嵌め込まれるように
した実施例1〜9の各薄型非水電解質電池は、1種類の
熱溶着性樹脂5によって外装体1,1間の周囲を封口さ
せるようにした比較例1〜3の各薄型非水電解質電池に
比べて、電池内部への水分の浸入が抑制されて、高温・
高湿度下で保存した場合における内部抵抗の上昇が少な
くなっていた。
【0037】また、実施例1〜9の各薄型非水電解質電
池を比較した場合、第1熱溶着性樹脂5aにポリエチレ
ンやポリプロピレンを用いると共に、第2熱溶着性樹脂
5bに変性ポリエチレンや変性ポリプロピレンを用いた
実施例1,2,7の各薄型非水電解質電池においては、
電池内部への水分の浸入がさらに抑制されて、高温・高
湿度下で保存した場合における内部抵抗の上昇が非常に
少なくなっていた。
【0038】(実施例10〜15)これらの実施例にお
ける薄型非水電解質電池においては、上記の実施例2の
場合と同様に、第1熱溶着性樹脂5aにポリプロピレン
を用いると共に、第2熱溶着性樹脂5bに変性ポリエチ
レンを用いるようにした。
【0039】ここで、これらの実施例においては、外装
体1,1間における第1熱溶着性樹脂5aの厚みLAと
第2熱溶着性樹脂5bの厚みLBとの和(LA+LB)
を実施例2の場合と同じ150μmにする一方、外装体
1に設けられた第1熱溶着性樹脂5aの内面側の厚みL
A/2及び第2熱溶着性樹脂5bの厚みLBを変更させ
て、外装体1,1間における第1熱溶着性樹脂5aの厚
みLAと、第2熱溶着性樹脂5bの厚みLBとの比(L
B/LA)を、下記の表2に示すように、0.05〜
0.95の範囲で変更させ、それ以外については、上記
の実施例2の場合と同様にして各薄型非水電解質電池を
作製した。
【0040】そして、上記のようにして作製した実施例
10〜15の各薄型非水電解質電池についても、上記の
場合と同様にして、放電状態で温度60℃、湿度90%
の恒温恒湿槽内に20日間保存させ、各薄型非水電解質
電池における保存前の内部抵抗R1と保存後の内部抵抗
R2とを測定すると共に、保存後における内部抵抗上昇
率を求め、これらの結果を上記の実施例2の場合と合わ
せて下記の表2に示した。
【0041】
【表2】
【0042】この結果から明らかなように、外装体1,
1間における第1熱溶着性樹脂5aの厚みLAと、第2
熱溶着性樹脂5bの厚みLBとの比(LB/LA)を
0.05〜0.95の範囲で変更させた場合において
も、1種類の熱溶着性樹脂5によって外装体1,1間の
周囲を封口させるようにした比較例1〜3の各薄型非水
電解質電池に比べて、電池内部への水分の浸入が抑制さ
れて、高温・高湿度下で保存した場合における内部抵抗
の上昇が少なくなっており、特に、上記のLB/LAの
値を0.1〜0.9の範囲にした実施例2,11〜14
の各薄型非水電解質電池においては、電池内部への水分
の浸入がさらに抑制されて、高温・高湿度下で保存した
場合における内部抵抗の上昇が非常に少なくなってい
た。
【0043】(実施例16〜20)これらの実施例にお
ける薄型非水電解質電池においても、上記の実施例2の
場合と同様に、第1熱溶着性樹脂5aにポリプロピレン
を用いると共に、第2熱溶着性樹脂5bに変性ポリエチ
レンを用いるようにした。
【0044】ここで、これらの実施例においては、外装
体1,1間における第1熱溶着性樹脂5aの厚みLAと
第2熱溶着性樹脂5bの厚みLBとの比(LB/LA)
を、実施例2の場合と同様に0.5にする一方、下記の
表3に示すように、外装体1に設けられた第1熱溶着性
樹脂5aの内面側の厚みLA/2及び第2熱溶着性樹脂
5bの厚みLBを変更させて、第1熱溶着性樹脂5aの
厚みLAと第2熱溶着性樹脂5bの厚みLBとの和(L
A+LB)を30〜375μmの範囲で変更させ、それ
以外については、上記の実施例2の場合と同様にして各
薄型非水電解質電池を作製した。
【0045】そして、上記のようにして作製した実施例
16〜20の各薄型非水電解質電池についても、上記の
場合と同様にして、放電状態で温度60℃、湿度90%
の恒温恒湿槽内に20日間保存させ、各薄型非水電解質
電池における保存前の内部抵抗R1と保存後の内部抵抗
R2とを測定すると共に、保存後における内部抵抗上昇
率を求め、これらの結果を上記の実施例2の場合と合わ
せて下記の表3に示した。
【0046】また、上記のようにして実施例16〜20
の各薄型非水電解質電池をそれぞれ100個作製し、電
池のショート発生率を求め、その結果を下記の表3に合
わせた示した。
【0047】
【表3】
【0048】この結果から明らかなように、外装体1,
1間における第1熱溶着性樹脂5aの厚みLAと第2熱
溶着性樹脂5bの厚みLBとの和(LA+LB)を30
〜375μmの範囲にした場合においても、1種類の熱
溶着性樹脂5によって外装体1,1間の周囲を封口させ
るようにした比較例1〜3の各薄型非水電解質電池に比
べて、電池内部への水分の浸入が抑制されて、高温・高
湿度下で保存した場合における内部抵抗の上昇が少なく
なっていた。
【0049】また、上記のLA+LBの値が300μm
以下になった実施例2,16〜19の各薄型非水電解質
電池においては、電池内部への水分の浸入がさらに抑制
されて、高温・高湿度下で保存した場合における内部抵
抗の上昇が非常に少なくなっていたが、LA+LBの値
が75μm以下の30μmになった実施例16の薄型非
水電解質電池においては、作製された電池にショートが
発生するため、LA+LBの値を75〜300μmのの
範囲にすることが好ましかった。
【0050】(実施例21〜26)これらの実施例にお
ける薄型非水電解質電池においては、上記の実施例1〜
6の場合と同様に、下記の表4に示すように、第2熱溶
着性樹脂5bに変性ポリエチレンを用いる一方、第1熱
溶着性樹脂5aとして、実施例21ではポリエチレン
を、実施例22ではポリプロピレンを、実施例23では
ポリフッ化ビニルを、実施例24ではポリフッ化ビニリ
デンを、実施例25ではポリ3フッ化エチレンを、実施
例26ではポリ(エチレン−4フッ化エチレン)共重合
体を用いるようにした。
【0051】また、各外装体1に設ける第1熱溶着性樹
脂5aの内面側の厚みLA/2を50μmにする一方、
第2熱溶着性樹脂5bの厚みLBを50μmにし、外装
体1,1間における第1熱溶着性樹脂5aの厚みLA
と、第2熱溶着性樹脂5bの厚みLBとの比(LB/L
A)を0.5にすると共に、外装体1,1間における第
1熱溶着性樹脂5aの厚みLAと第2熱溶着性樹脂5b
の厚みLBとの和(LA+LB)を150μmにした。
【0052】そして、これらの実施例においては、非水
電解質として、上記の実施例1〜6におけるポリマー電
解質3に代えて、上記の実施例1〜6の場合と同じ非水
電解液をポリプロピレン製の微多孔膜からなるセパレー
タに含浸させたものを用い、それ以外については、上記
の実施例1〜6の場合と同様にして各薄型非水電解質電
池を作製した。
【0053】(比較例4,5)これらの比較例4,5に
おいても、上記の実施例21〜26の場合と同様に、非
水電解質として、前記の非水電解液をポリプロピレン製
の微多孔膜からなるセパレータに含浸させたものを用い
るようにした。
【0054】そして、比較例4においては、上記の比較
例1の場合と同様に、外装体1,1間の周辺部に熱溶着
性樹脂5として変性ポリエチレンを挟み込み、この熱溶
着性樹脂5を外装体1,1間に熱溶着させて、外装体
1,1間の周囲を封口させるようにし、また比較例5に
おいては、上記の比較例2の場合と同様に、外装体1の
周辺部を覆うようにして外装体1の両面に至る熱溶着性
樹脂5として変性ポリエチレンを設け、各外装体1の周
辺部に設けられたこの熱溶着性樹脂5,5相互を熱溶着
させて、外装体1,1間の周囲を封口させるようにし
た。
【0055】そして、上記のように作製した実施例21
〜26及び比較例4,5の各薄型非水電解質電池につい
ても、上記の場合と同様にして、放電状態で温度60
℃、湿度90%の恒温恒湿槽内に20日間保存させ、各
薄型非水電解質電池における保存前の内部抵抗R1と保
存後の内部抵抗R2とを測定すると共に、保存後におけ
る内部抵抗上昇率を求め、これらの結果を下記の表4に
示した。
【0056】
【表4】
【0057】この結果から明らかなように、非水電解質
として非水電解液をポリプロピレン製の微多孔膜からな
るセパレータに含浸させたものを用いる場合において
も、水分透過性が低い第1熱溶着性樹脂5aで外装体
1,1間の周囲を封口させると共に、この第1熱溶着性
樹脂5aの内周側に融点が低い第2熱溶着性樹脂5bが
嵌め込まれるようにした実施例21〜26の各薄型非水
電解質電池は、1種類の熱溶着性樹脂5によって外装体
1,1間の周囲を封口させるようにした比較例4,5の
各薄型非水電解質電池に比べて、電池内部への水分の浸
入が抑制されて、高温・高湿度下で保存した場合におけ
る内部抵抗の上昇が少なくなっていた。
【0058】なお、上記の実施例21〜26の各薄型非
水電解質電池と前記の実施例1〜6の各薄型非水電解質
電池とを比較した場合、非水電解質としてゲル状のポリ
マー電解質を用いた上記の実施例1〜6の各薄型非水電
解質電池の方が高温・高湿度下で保存した場合における
内部抵抗の上昇が少なくなっており、非水電解質として
ゲル状のポリマー電解質を用いる方が好ましかった。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
薄型非水電解質電池においては、一対の外装体間に正極
と負極と非水電解液とを収容させ、この外装体間の周囲
を熱溶着性樹脂によって封口させるにあたり、外装体間
の周囲を水分透過性の低い第1熱溶着性樹脂で封口させ
ると共に、この第1熱溶着性樹脂の内周側に融点がこの
第1熱溶着性樹脂より低い第2熱溶着性樹脂を嵌め込む
ようにして熱溶着させたたため、各外装体の周囲に設け
られた第1熱溶着性樹脂相互が第2熱溶着性樹脂により
確実に接着されるようになり、外部の水分が電池の内部
に浸入するのが外装体間の周囲を封口する上記の水分透
過性の低い第1熱溶着性樹脂によって確実に抑制される
ようになった。
【0060】この結果、この発明における薄型非水電解
質電池においては、高温・高湿度下で保存した場合にお
いても、電池内部に水分が浸入するのが抑制され、電池
内部に浸入した水分によって電池の内部抵抗が上昇する
のが防止され、安定した電池性能が得られるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来及び比較例1,4の薄型非水電解質電池に
おいて、外装体間の周囲を熱溶着性樹脂によって封口さ
せた状態を示した断面説明図である。
【図2】この発明の実施例における薄型非水電解質電池
において、外装体間の周囲を第1及び第2の熱溶着性樹
脂を用いて封口させる状態を示した断面説明図である。
【図3】比較例2,3,5の薄型非水電解質電池におい
て、外装体間の周囲を熱溶着性樹脂を用いて封口させる
状態を示した断面説明図である。
【符号の説明】
1 外装体 2 正極 3 非水電解質 4 負極 5 熱溶着性樹脂 5a 第1熱溶着性樹脂 5b 第2熱溶着性樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 喜田 佳典 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 藤谷 伸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 西尾 晃治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H011 AA02 AA10 FF02 GG01 GG09 HH02 JJ14 JJ25 KK00 KK01 KK02 KK04 5H024 AA02 AA03 AA12 BB14 BB18 CC04 CC07 CC19 DD03 EE09 HH00 HH01 HH11 HH13 HH15 5H029 AJ14 AK02 AK03 AL06 AL12 AM03 AM04 AM05 AM07 AM16 BJ04 CJ05 CJ22 CJ28 DJ03 EJ12 HJ00 HJ01 HJ04 HJ12 HJ14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の外装体間に正極と負極と非水電解
    質とが収容され、上記の外装体間の周囲が熱溶着性樹脂
    によって封口されてなる薄型非水電解質電池において、
    上記の外装体間の周囲が第1熱溶着性樹脂で封口される
    と共に、この第1熱溶着性樹脂の内周側に第2熱溶着性
    樹脂が嵌め込まれるようにして熱溶着されてなり、上記
    の第1熱溶着性樹脂は第2熱溶着性樹脂より水分透過率
    が低くかつ融点が高いことを特徴とする薄型非水電解質
    電池。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した薄型非水電解質電池
    において、上記の非水電解質として、非水電解液を保持
    させたポリマー電解質を用いたことを特徴とする薄型非
    水電解質電池。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載した薄型非水電解
    質電池において、上記の第1熱溶着性樹脂がポリエチレ
    ン又はポリプロピレンであることを特徴とする薄型非水
    電解質電池。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか一項に記載した薄
    型非水電解質電池において、上記の第2熱溶着性樹脂が
    変性ポリエチレン又は変性ポリプロピレンであることを
    特徴とする薄型非水電解質電池。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一項に記載した薄
    型非水電解質電池において、上記の外装体間における第
    1熱溶着性樹脂の厚みLAと、第2熱溶着性樹脂の厚み
    LBとが0.1≦LB/LA≦0.9の条件を満たすこ
    とを特徴とする薄型非水電解質電池。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか一項に記載した薄
    型非水電解質電池を製造するにあたり、各外装体の周辺
    部に第1熱溶着性樹脂を設け、各外装体に設けられた第
    1熱溶着性樹脂間の内周側に第2熱溶着性樹脂を介在さ
    せた状態で熱溶着させ、外装体間の周囲を第1熱溶着性
    樹脂で封口させると共に、この第1熱溶着性樹脂の内周
    側に第2熱溶着性樹脂が嵌め込まれるようにすることを
    特徴とする薄型非水電解質電池の製造方法。
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