JP2000164022A - 前照灯 - Google Patents

前照灯

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JP2000164022A
JP2000164022A JP10331352A JP33135298A JP2000164022A JP 2000164022 A JP2000164022 A JP 2000164022A JP 10331352 A JP10331352 A JP 10331352A JP 33135298 A JP33135298 A JP 33135298A JP 2000164022 A JP2000164022 A JP 2000164022A
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light source
low
light
beam filament
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Yasuhiro Okubo
泰宏 大久保
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Ichikoh Industries Ltd
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    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
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    • F21LIGHTING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1個の光源バルブで左右両側の通行区分に対
応可能。 【解決手段】 ガラス管球50の中間管球部と後端封止
部53との境界59を、ハイビーム用フィラメント52
の後端上端角52BUと、リフレクタ4の反射面40挿
入透孔41内周面角とを結ぶ線L5よりも後方に位置さ
せる。 この結果、両フィラメント51、52からリフ
レクタ反射面40に達する光がガラス管球50の後端封
止部53を透過しないので、グレア光の発生がなく、光
量損失がない。 境界59を、ロービーム用フィラメン
ト51の後端上端角51BUと、リフレクタ4の角とを
結ぶ線L7よりも後方に位置させる。 この結果、ロー
ビーム用フィラメント51からの光が後端封止部53を
透過しないので、グレア光の発生がなく、ロービームの
光量損失がない。 従って、同一の光源バルブ500、
500′で左右両側の通行区分に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の前
照灯であって、反射面の全面反射配光により所定のロー
ビームの配光パターン及びハイビームの配光パターンが
それぞれ得られる前照灯に係り、特に、同一の光源バル
ブで左側通行区分用の前照灯の光源バルブと右側通行区
分用の前照灯の光源バルブとの双方に対応でき、しか
も、グレア光による配光上の不具合がなく、かつ、配光
光量損失が少なくて済む光源バルブが使用されている前
照灯に関するものである。
【0002】なお、本明細書において、「前方」、「後
方」とは、自動車の進行方向であって、ドライバー側か
ら見た前方、後方を言う。また、本明細書及び本図面に
おいて、符号「A」はドライバー側から前方を見た場合
の前側のことを示し、符号「B」はドライバー側から前
方を見た場合の後側のことを示し、符号「L」はドライ
バー側から前方を見た場合の左側のことを示し、符号
「R」はドライバー側から前方を見た場合の右側のこと
を示し、符号「U」はドライバー側から前方を見た場合
の上側のことを示し、符号「D」はドライバー側から前
方を見た場合の下側のことを示し、符号「H−H」は水
平線(水平軸)のことを示し、符号「V−V」は垂直線
(垂直軸)のことを示す。
【0003】
【従来の技術】[公知の前照灯の説明]以下、この種の
前照灯を図4乃至図8を参照して説明する。なお、図示
の前照灯は、左側通行区分の自動車の左側(ドライバー
側から前方を見た場合の左側であって、前方から自動車
の正面側を見た場合は右側となる)に装備されるもので
ある。また、右側通行区分の自動車に装備される前照灯
はこの図示の前照灯と左右逆となる。さらに、自動車の
右側に装備される前照灯はこの図示の前照灯とほぼ左右
対称となる。
【0004】この前照灯は、ランプハウジング1及びレ
ンズ(アウターレンズ)2により、灯室3が画成形成さ
れている。この灯室3内には、ランプハウジング1と別
体のリフレクタ4が、ピボット機構(図示せず)及び光
軸調整装置(図示せず)等により上下方向及び左右方向
に、回動可能に配置されている。このリフレクタ4は、
複合反射面から構成されている反射面40を有してい
る。この反射面40、すなわち、複合反射面は、上下左
右に複数個に区画された反射面セグメント(図示せず)
からなるもので、所謂自由曲面と称されている。この自
由曲面は、例えば、特開平9−306220号公報に記
載されているように、多数個のブロックに分割されてい
るもの、又は、少数個のブロックに分割されたもの、又
は、複数個のブロックが連続的に繋がったもの(ブロッ
クの繋ぎ線が見えないもの)等がある。この複合反射面
には厳密な意味での単一の焦点を有していないが、該複
合反射面を形成している複数の回転放物面相互の焦点距
離の差異は僅少であり、ほぼ同一の焦点を共有している
ので、図に示した焦点Fは厳密に言えば疑似焦点である
が、本明細書においてはこれを焦点Fと言う。同様に、
図に示した光軸Z−Zも厳密に言えば疑似光軸である
が、本明細書においてはこれを光軸と呼ぶことにする。
【0005】上述のリフレクタ4には、光源バルブ挿入
用の透孔41が設けられており、この挿入透孔41に
は、光源バルブ5が着脱可能に取り付けられている。こ
の光源バルブ5は、遮光フードがない光源バルブであっ
て、ガラス管球50中にロービーム用フィラメント51
及びハイビーム用フィラメント52が配置されており、
かつ、このガラス管球50の先端部に例えば黒色塗装の
被膜54(ロービーム用フィラメント51及びハイビー
ム用フィラメント52からの直射光がレンズ2に達する
のを遮断するもの)が設けられてなるものである。上述
のロービーム用フィラメント51は、反射面40の光軸
Z−Zとほぼ平行であり、かつ反射面40の焦点Fより
も前方に位置している。また、ハイビーム用フィラメン
ト52は、光軸Z−Zとほぼ平行であり、また焦点Fの
近傍に、さらにロービーム用フィラメント51よりも斜
下方(右側通行区分の場合は、図9(1R)に示すよう
に、右下。左側通行区分の場合は、図9(1L)に示す
ように、左下)に位置している。
【0006】また、上述のロービーム用フィラメント5
1の中心軸は、上述の光軸Z−Z(基準軸)とほぼ一致
し、かつ、上述のガラス管球50の中心軸(以下、単に
管球軸と称する)Z′−Z′よりも下方に位置してい
る。このロービーム用フィラメント51の中心軸(光軸
Z−Z若しくは基準軸)を管球軸Z′−Z′よりも下方
に位置させる理由は、後述する図14に示すロービーム
の配光パターンLPにおいて、安定した明暗境界線71
(所謂カットライン)を得るためである。すなわち、既
に知られているように、ロービーム用フィラメント51
の中心軸を管球軸Z′−Z′よりも下方にずらすことに
より、ガラス管球50の内面部における反射光の集光像
(虚像)は、ロービームの配光パターンLPの明暗境界
線71よりも上方に現われない。
【0007】なお、図において、6はシェードである。
このシェード6は、前記リフレクタ4に固定されてお
り、かつ、前記光源バルブ5の前方を覆っており、ロー
ビーム用フィラメント51及びハイビーム用フィラメン
ト52からの直射光がリフレクタ4の無効部42やレン
ズ2に達するのを遮断するものである。また、60はゴ
ムキャップである。このゴムキャップ60は、取付キャ
ップ61により、光源バルブ5の口金とランプハウジン
グ1の後部開口部との間に水密に着脱可能に取り付けら
れており、灯室3内を水密に保つものである。
【0008】そして、上述の複合反射面から構成された
反射面40のリフレクタ4と、上述のロービーム用フィ
ラメント51及びハイビーム用フィラメント52から構
成された光源バルブ5とを使用した上述の前照灯におい
て、ロービーム用フィラメント51を点灯すると、この
ロービーム用フィラメント51からの光が反射面40全
面に亘って反射され、その反射光がレンズ2を経て外部
に図7に示す所定のロービームの配光パターンLPで照
射される。一方、ハイビーム用フィラメント52を点灯
すると、このハイビーム用フィラメント52からの光が
反射面40全面に亘って反射され、その反射光がレンズ
2を経て外部に図8に示す所定のハイビームの配光パタ
ーンHPで照射される。
【0009】このように、反射面40の全面反射配光に
より、所定のロービームの配光パターンLPと所定のハ
イビームの配光パターンHPとがそれぞれ制御形成され
るものである。この複合反射面の反射面40及び光源バ
ルブ5を使用した前照灯としては、例えば、特開平8−
329703号公報に記載のものがある。
【0010】[所定の配光パターンの説明]上述の所定
のロービームの配光パターンLP、所定のハイビームの
配光パターンHPとは、欧州配光規格ECEReg.、
あるいはそれに準じたもの(例えば、日本国内型式認定
基準等)、北米配光規格のFMVSS等の配光規格に適
合する配光パターンを言う。
【0011】上述のロービームの配光パターンLPにお
いては、眩惑光を制限するように配光規格化されてい
る。この結果、上述のロービームの配光パターンLP
は、図7に示すように、対向車7及び左側路肩の歩行者
70に対して考慮した明暗境界線71を有するものとな
る。すなわち、この明暗境界線71は、対向車7に眩惑
光を与えないように、右端からほぼ中央までの間であっ
て、水平線HL−HRよりも若干下方に位置する水平線
部分72と、左側路肩歩行者70に眩惑光を与えずにか
つ左側路肩歩行者70を視認できるように、ほぼ中央の
水平線部分72から緩やかに、例えば15°左上方に傾
斜する緩傾斜線部分73と、その緩傾斜線部分73から
再び水平線部分72に左下方に傾斜して戻る傾斜線部分
74とからなる。また、このロービームの配光パターン
LPにおいて、最大光度値に関する規格はない。
【0012】一方、上述のハイビームの配光パターンH
Pにおいては、最大光度値や最大光度帯が配光規格化さ
れている。この結果、上述のハイビームの配光パターン
HPは、図8に示すように、中央部分にホットゾーンH
Z(最大光度点を含む最大光度帯)を有するものとな
る。ここで、欧州配光規格ECEReg.における最大
光度値は、48〜240lx(1lx=625cdであ
って、25m離れたスクリーン上の測定)であり、ま
た、水平線HL−HRと垂直線VU−VDとの交点H−
Vの光度値は、最大光度値の80%以上(認証)であ
る。上述の前照灯においては、良好なロービームの配光
パターンLP及びハイビームの配光パターンHPが得ら
れることが重要である。
【0013】[左側通行区分専用の光源バルブと右側通
行区分専用の光源バルブの説明]上述の前照灯において
使用される光源バルブ5は、左側通行区分の前照灯に使
用される左側通行区分専用の光源バルブ5Lと、右側通
行区分の前照灯に使用される右側通行区分専用の光源バ
ルブ5Rとに、それぞれ専用に区分されている。左側通
行区分専用の光源バルブ5Lは、図9(1L)、(2
L)、(3L)に示すように、ハイビーム用フィラメン
ト52がロービーム用フィラメント51の左斜下方に位
置している。また、右側通行区分専用の光源バルブ5R
は、図9(1R)、(2R)、(3R)に示すように、
ハイビーム用フィラメント52がロービーム用フィラメ
ント51の右斜下方に位置している。
【0014】[同一の光源バルブで左右両側の通行区分
に対応できる可能性の説明]上述の前照灯において使用
される光源バルブ5は、ハイビーム用フィラメント52
がロービーム用フィラメント51の斜下方に位置するこ
とを特徴とするものである。すなわち、図10に示すよ
うに、ハイビーム用フィラメント52がロービーム用フ
ィラメント51の右斜下方に位置している(R)の右側
通行区分用の光源バルブ5、5Rと、ハイビーム用フィ
ラメント52がロービーム用フィラメント51の左斜下
方に位置している(L)の左側通行区分用の光源バルブ
5、5Lとは、ハイビーム用フィラメント52がロービ
ーム用フィラメント51の中心軸(光軸Z−Z若しくは
基準軸)に対して点対称の位置にそれぞれ配置されてい
るものである。
【0015】このために、上述の前照灯において使用さ
れる光源バルブ5は、ロービーム用フィラメント51と
ハイビーム用フィラメント52とが垂直線VU−VD上
に配置されている(C)の初期状態にある光源バルブ5
を、ロービーム用フィラメント51の中心軸を中心とし
て矢印方向に左右に回転させることにより、同一の(1
個の)光源バルブ5で左側通行区分の前照灯用の光源バ
ルブ5、5Lと右側通行区分の前照灯用の光源バルブ
5、5Rとの双方に対応できることとなる。なお、図1
0中符号VU′は、(C)の初期状態の光源バルブ5を
左右に回転させて(L)、(R)の左右の通行区分用の
光源バルブ5L、5Rに対応させた際に、初期状態の時
の光源バルブ5の「上側」を示す。
【0016】[ガラス管球の後端封止部の説明]そし
て、図9乃至図12に示すように、上述の前照灯に使用
される光源バルブ5(左側通行区分専用の光源バルブ5
L及び右側通行区分専用の光源バルブ5R)のガラス管
球50は、中空状の円筒形をなす。このガラス管球50
の後端部53のうち、垂直線VU−VDに対して左右両
側の部分は、封止されている。この結果、後端封止部5
3の中央部分53Cは、図9(1L)、(1R)、図1
0に示すように、正面から見て垂直線VU−VD方向に
細長いほぼ長方形の偏平形形状に押し潰されている。ま
た、この後端封止部53の左右両側の部分53L、53
Rは、図9(2L)、(2R)、図11に示すように、
平面(上)から見て湾曲変形している。
【0017】ここで、左右両側の通行区分に対応できる
ように考慮された光源バルブ5における中央の偏平部分
(ピンチ部分)53Cは、図10に示すように、ロービ
ーム用フィラメント51とハイビーム用フィラメント5
2とを結ぶ線上に位置する。これは、ロービーム用フィ
ラメント51及びハイビーム用フィラメント52を支持
するサポートワイヤ(図示せず)を、配線上、ロービー
ム用フィラメント51とハイビーム用フィラメント52
とを結ぶ線上に位置させる方が得策であり、また、上述
の後端封止部53を、光源バルブ5の製造上、サポート
ワイヤが位置するロービーム用フィラメント51とハイ
ビーム用フィラメント52とを結ぶ線の左右両側から押
し潰す方が得策であるからである。このために、偏平部
分53Cは、ロービーム用フィラメント51とハイビー
ム用フィラメント52とを結ぶ線上に位置することとな
る。そして、ロービーム用フィラメント51とハイビー
ム用フィラメント52とが垂直線VU−VD上に位置す
る状態を、光源バルブ5の初期状態とした場合、図10
(C)に示すように、中央の偏平部分53Cは垂直線V
U−VD上に位置し、かつその中央の偏平部分53Cの
左右両側には湾曲変形部53L、53Rが位置すること
となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の前照
灯に使用される光源バルブ5であって、左右両側の通行
区分に対応できるように考慮された光源バルブ5におい
ては、図10(C)の初期状態の光源バルブ5を左右に
回転させて図10(L)、(R)の左右の通行区分用の
光源バルブ5L、5Rに対応させるものであるから、光
源バルブ5を回転させることにより、上述の中央の偏平
部分53Cが垂直線VU−VD上の位置からほぼ水平線
HL−HR上の位置に変化し、また、上述の両側の湾曲
変形部分53L、53Rが垂直線VU−VDの左右の位
置からほぼ水平線HL−HRの上下の位置に変化してし
まう。
【0019】この湾曲変形部分53L、53Rがほぼ水
平線HL−HRの上下に位置すると、図13に示すよう
に、ロービーム用フィラメント51からの光のうち、ガ
ラス管球50の管球部(断面フラット形状をなす)を透
過する光は、破線矢印に示すように、そのまま直進する
のでロービームの配光パターンLP上に不具合はない
が、上方に位置した湾曲変形部分53Lを透過する光
は、実線矢印に示すように、光路変化するのでロービー
ムの配光パターンLP上にグレア光が発生し配光不具合
が生じ、上述の配光規格上支障を来す場合も有り得る。
なお、図13は、左側通行区分用を示したものであり、
右側通行区分用の場合、湾曲円形部分53Rが上に位置
するので、上述の不具合が生じることに変りはない。ま
た、上述の湾曲変形部分53L、53Rが左右下に位置
する場合は、ロービームにおけるグレア光の不具合はな
い。
【0020】上述の不具合を解消するためには、図14
に示すように、湾曲変形部分53L、53Rをリング状
キャップ58で覆うことが考えられる。しかしながら、
このキャップ58を嵌装した場合、下記の不具合が生じ
る。すなわち、ロービーム用フィラメント51及びハイ
ビーム用フィラメント52からの光L1、L2、L3、
L4がキャップ58により遮られて配光光量の損失D
1、D2が大である。なお、図14において、L1はロ
ービーム用フィラメント51の後端上端角51BUから
キャップ58の角を通る光、L2はロービーム用フィラ
メント51の後端下端角51BDからキャップ58の角
を通る光、L3はハイビーム用フィラメント52の後端
上端角52BUからキャップ58の角を通る光、L4は
ハイビーム用フィラメント52の後端下端角52BUか
らキャップ58の角を通る光、D1はロービームの配光
光量の損失範囲(無効部分)、D2はハイビームの配光
光量の損失範囲(無効部分)をそれぞれ示す。
【0021】また、キャップ58を嵌装するために、部
品点数や組み付け工程数等が増してコスト上好ましくな
い。
【0022】このために、同一の光源バルブで左側通行
区分用の光源バルブと右側通行区分用の光源バルブとの
双方に対応することができず、図9(1L)、(2
L)、(3L)に示す左側通行区分専用の光源バルブ5
Lと、図9(1R)、(2R)、(3R)に示す右側通
行区分専用の光源バルブ5Rとにそれぞれ専用に区分さ
れている。
【0023】本発明の目的は、同一の光源バルブで左側
通行区分用の前照灯の光源バルブと右側通行区分用の前
照灯の光源バルブとの双方に対応でき、しかも、グレア
光による配光上の不具合がなく、かつ、配光光量損失が
少なくて済む光源バルブが使用されている前照灯を提供
することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に係る
発明)は、上記の目的を達成するために、ガラス管球の
中間管球部と後端封止部との境界を、初期状態のハイビ
ーム用フィラメントの後端上端角と、リフレクタの反射
面挿入透孔内周面角とを結ぶ線よりも後方に位置させた
ことを特徴とする。
【0025】この結果、本発明の前照灯は、ロービーム
用フィラメント及びハイビーム用フィラメントからの光
のうち、リフレクタの反射面に達する光がガラス管球の
後端封止部を透過しないので、後端封止部における光路
変化がなく、グレア光の発生がなく、配光上の不具合が
ない。また、ロービーム用フィラメント及びハイビーム
用フィラメントからの光がリフレクタの全反射面に達す
るので、ロービーム及びハイビームの光量損失がない。
【0026】また、本発明(請求項2に係る発明)は、
上記の目的を達成するために、ガラス管球の中間管球部
と後端封止部との境界を、初期状態のロービーム用フィ
ラメントの後端上端角と、リフレクタの反射面挿入透孔
内周面角とを結ぶ線よりも後方に位置させたことを特徴
とする。
【0027】この結果、本発明の前照灯は、ロービーム
用フィラメントからの光のうち、リフレクタの反射面に
達する光がガラス管球の後端封止部を透過しないので、
後端封止部における光路変化がなく、グレア光の発生が
なく、配光上の不具合がない。また、ロービーム用フィ
ラメントからの光がリフレクタの全反射面に達するの
で、ロービームの光量損失がない。
【0028】このように、本発明の前照灯は、上記の構
成の光源バルブを使用することにより、同一の光源バル
ブで左側通行区分用の光源バルブと右側通行区分用の光
源バルブとの双方に対応でき、しかも、グレア光による
配光上の不具合がなく、かつ、配光光量損失が少なくて
済む。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の前照灯の実施形態
のうちの3例を図1乃至図3を参照して説明する。図
中、図4乃至図14と同符号は同一のものを示す。な
お、図示の前照灯は、左側通行区分の自動車の左側に装
備されるものである。また、右側通行区分の自動車に装
備される前照灯はこの図示の前照灯と左右逆となる。さ
らに、自動車の右側に装備される前照灯はこの図示の前
照灯とほぼ左右対称となる。
【0030】図1は本発明の前照灯の第1実施形態を示
した一部縦断面図である。この実施形態の本発明の前照
灯において使用される光源バルブ500は、図1に示す
ように、ガラス管球50の中間管球部と後端封止部53
(図中斜線にて示す部分)との境界59(後端封止部5
3の湾曲変形部分53L、53Rの開始箇所)を、初期
状態(ロービーム用フィラメント51とハイビーム用フ
ィラメント52とが垂直線VU−VD上に位置する状
態)のハイビーム用フィラメント52の後端上端角52
BUと、リフレクタ4の反射面40と挿入透孔41内周
面との角と、を結ぶ線L5よりも後方に位置させたもの
である。
【0031】この実施形態における本発明の前照灯は、
以上の如き構成からなるので、ロービーム用フィラメン
ト51からの光(図中、破線にて示す光)L7及びハイ
ビーム用フィラメント52からの光(図中、実線にて示
す光)L5のうち、リフレクタ4の反射面40に達する
光は、ガラス管球50の後端封止部53を透過しないの
で、後端封止部53の湾曲変形部分53L、53Rにお
ける光路変化がなく、グレア光の発生がなく、配光上の
不具合がない。また、ロービーム用フィラメント51及
びハイビーム用フィラメント52からの光がリフレクタ
4の全反射面40に達するので、ロービーム及びハイビ
ームの光量損失がない。
【0032】そして、図1に示す光源バルブ500は、
最も不利な条件の初期状態であり、この初期状態の光源
バルブ500を左右に回転させて左右両側の通行区分用
に使用した場合、図1に示すハイビーム用フィラメント
52は光軸Z−Zに近付くので、グレア光による配光上
の不具合がなく、かつ、配光光量損失がない。
【0033】このように、この実施形態における本発明
の前照灯は、上記の構成の光源バルブ500を使用する
ことにより、同一の光源バルブ500で左側通行区分用
の光源バルブと右側通行区分用の光源バルブとの双方に
対応でき、しかも、ロービームにおけるグレア光による
配光上の不具合がなく、かつ、ロービーム及びハイビー
ムの配光光量損失がない。
【0034】次に、主要部品の具体的寸法について説明
する。リフレクタ4の疑似焦点F値aは、前照灯として
のサイズ及び配光に必要な出射パターンの大きさ(立体
角)から、回転放物面での焦点値20〜30mm相当で
あり、正面視のロービーム用フィラメント51の中心と
ハイビーム用フィラメント52の中心との間の距離b
は、2.0〜3.5mmであり、ロービーム用フィラメ
ント51及びハイビーム用フィラメント52の長さc
は、配光に必要な光源像の大きさ、寿命、光束、効率な
どから4.0〜6.0mmであり、挿入透孔41の内径
dは、上述の光源バルブ500のアッセンブリーサイズ
からφ30mm以上である。
【0035】上述の主要部品の具体的寸法において、こ
れらを最も不利な条件で組み合わせてα(上述の線L5
と、光軸Z−Zに対して垂直でハイビーム用フィラメン
ト52の後端Bを通る直線L6とのなす角度であって、
ガラス管球50の後端封止部53の開始箇所までの管球
部の必要範囲を示す)を求めると、α=55°(a:3
0mm、b:3.5mm、c:6.0mm、d:φ30
mm)となり、このとき、現実解として考えられる各条
件の組み合わせにおいては、ロービームにおけるグレア
光による配光上の不具合がなく、かつ、ロービーム及び
ハイビームの配光光量損失がない。
【0036】図2は本発明の前照灯の第2実施形態を示
した一部縦断面図である。この実施形態の本発明の前照
灯において使用される光源バルブ500′は、図2に示
すように、ガラス管球50の中間管球部と後端封止部5
3(図中斜線にて示す部分)との境界59を、初期状態
ロービーム用フィラメント51の後端上端角51BU
と、リフレクタ4の反射面40と挿入透孔41内周面と
の角と、を結ぶ線L7よりも後方に位置させたものであ
る。
【0037】この実施形態における本発明の前照灯は、
以上の如き構成からなるので、ロービーム用フィラメン
ト51からの光(図中、実線にて示す光)L7のうち、
リフレクタ4の反射面40に達する光は、ガラス管球5
0の後端封止部53を透過しないので、後端封止部53
の湾曲変形部分53L、53Rにおける光路変化がな
く、グレア光の発生がなく、配光上の不具合がない。ま
た、ロービーム用フィラメント51からの光がリフレク
タ4の全反射面40に達するので、ロービームの光量損
失がない。
【0038】そして、図2に示す光源バルブ500′
は、最も不利な条件の初期状態であり、この初期状態の
光源バルブ500′を左右に回転させて左右両側の通行
区分用に使用した場合、図2に示すロービーム用フィラ
メント51の位置は変らないので、グレア光による配光
上の不具合がなく、かつ、配光光量損失がない。
【0039】このように、この実施形態における本発明
の前照灯は、上記の構成の光源バルブ500′を使用す
ることにより、同一の光源バルブ500′で左側通行区
分用の光源バルブと右側通行区分用の光源バルブとの双
方に対応でき、しかも、ロービームにおけるグレア光に
よる配光上の不具合がなく、かつ、ロービームの配光光
量損失がない。
【0040】上述の主要部品の具体的寸法において、こ
れらを最も不利な条件で組み合わせてβ(上述の線L7
と、光軸Z−Zに対して垂直でロービーム用フィラメン
ト51の後端Bを通る直線L8とのなす角度であって、
ガラス管球50の後端封止部53の開始箇所までの管球
部の必要範囲を示す)を求めると、β=62°(a:3
0mm、c:6.0mm、d:φ30mm)となり、こ
のとき、現実解として考えられる各条件の組み合わせに
おいては、ロービームにおけるグレア光による配光上の
不具合がなく、かつ、ロービームの配光光量損失がな
い。
【0041】図3(A)及び(B)は本発明の前照灯の
第3実施形態を示した一部平面図及び一部側面である。
この実施形態の本発明の前照灯において使用される光源
バルブ500、500′は、図3(A)及び(B)に示
すように、ロービーム用フィラメント51の前端と上端
との角が第1リードワイヤLW1と第1サポートワイヤ
SW1とにより支持されており、かつ、そのロービーム
用フィラメント51の後端と上端との角及びハイビーム
用フィラメント52の後端と上端との角が第2リードワ
イヤLW2及び第3リードワイヤLW3と第2サポート
ワイヤSW2とにより支持されており、しかも、そのハ
イビーム用フィラメント52の前端と下端との角が第4
リードワイヤLW4と第3サポートワイヤSW3とによ
り支持されており、さらに、上述のサポートワイヤSW
1、SW2、SW3の後端がガラス製のブリッジ57に
固定支持されており、そして、このブリッジ57が後端
封止部53(図中、斜線にて示す部分)中に収納されて
いるものである。上述のリードワイヤLW1、LW2、
LW3、LW4及びサポートワイヤSW1、SW2、S
W3は、ロービーム用フィラメント51とハイビーム用
フィラメント52とを結ぶ線上(初期状態の光源バルブ
500、500′を正面視した時に、ロービーム用フィ
ラメント51の左端からハイビーム用フィラメント52
の左端を通る延長線と、ロービーム用フィラメント51
の右端からハイビーム用フィラメント52の右端を通る
延長線との間)に配置されている。
【0042】この実施形態における本発明の前照灯は、
ブリッジ57が後端封止部53中に収納されている光源
バルブ500、500′を使用するものであるから、ブ
リッジ57による光量損失がなくなり、かつ、ガラス管
球50中の空間が広がってハロゲンガス等の封入ガスサ
イクルの効率の妨げがなくなる。
【0043】なお、上述の第3実施形態においては、第
1、第2、第3サポートワイヤSW1、SW2、SW3
をブリッジ57に固定したものであるが、光源バルブの
製造設備の関係上、上述のブリッジ57を省略したもの
であっても良い。
【0044】また、上述の第1及び第2実施形態におい
ては、反射面40の全面反射配光により、所定のロービ
ームの配光パターンLP及びハイビームの配光パターン
HPが制御形成されるものであるから、レンズ2として
は、素通しのものであっても良いし、また、拡散系光学
素子群(所謂、拡散系プリズム素子群)等を有するもの
であっても良い。
【0045】さらに、上述の実施形態においては、ラン
プハウジング1と反射面40を有するリフレクタ4とが
別体の例について説明したが、本発明の前照灯は、ラン
プハウジングとリフレクタとが一体のものにも適用でき
る。
【0046】特に、本発明の前照灯に使用される光源バ
ルブ500、500′は、左側通行区分専用に、又は右
側通行区分専用に使用する場合もある。この場合であっ
ても、本発明の前照灯の権利範囲内である。
【0047】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の前照
灯は、同一の光源バルブで左側通行区分用の光源バルブ
と右側通行区分用の光源バルブとの双方に対応でき、し
かも、グレア光による配光上の不具合がなく、かつ、配
光光量損失が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前照灯の第1実施形態を示した一部縦
断面図である。
【図2】本発明の前照灯の第2実施形態を示した一部縦
断面図である。
【図3】(A)は本発明の前照灯の第3実施形態を示し
た一部平面図、(B)は一部側面図である。
【図4】従来の前照灯を示し、レンズを透過してリフレ
クタの反射面及びシェードが透視された状態の正面図で
ある。
【図5】図4におけるV−V線断面図である。
【図6】図4におけるVI−VI線断面図である。
【図7】ロービームの配光パターンのイメージ図であ
る。
【図8】ハイビームの配光パターンのイメージ図であ
る。
【図9】(1R)は右側通行区分専用の光源バルブの概
略正面図、(2R)は右側通行区分専用の光源バルブの
概略平面図、(3R)は右側通行区分専用の光源バルブ
の概略側面図、(1L)は左側通行区分専用の光源バル
ブの概略正面図、(2L)は左側通行区分専用の光源バ
ルブの概略平面図、(3L)は左側通行区分専用の光源
バルブの概略側面図である。
【図10】同一の光源バルブで左右両側の通行区分に対
応できる可能性があることを説明するための図であっ
て、(C)は初期状態の光源バルブの正面図、(R)は
初期状態の光源バルブを右側に回転させて右側通行区分
用となした光源バルブの正面図、(L)は初期状態の光
源バルブを左側に回転させて左側通行区分用となした光
源バルブの正面図である。
【図11】初期状態の光源バルブの平面図である。
【図12】初期状態の光源バルブの側面図である。
【図13】同一の光源バルブで左側通行区部用に使用し
た場合の不具合を示した一部縦断面図である。
【図14】同じく、キャップを嵌装した場合の不具合を
示した一部縦断面図である。
【符号の説明】
1…ランプハウジング、2…レンズ、3…灯室、4…前
照灯用リフレクタ、40…複合反射面から構成された反
射面(所謂自由曲面)、500、500′…光源バル
ブ、50…ガラス管球、51…ロービーム用フィラメン
ト、52…ハイビーム用フィラメント、53…後端封止
部、57…ブリッジ、59…中間管球部と後端封止部と
の間の境界線、6…シェード、70…路肩歩行者、71
…明暗境界線、72…水平線部分、73…緩傾斜線部
分、LW1、LW2、LW3、LW4…リードワイヤ、
SW1、SW2、SW3…サポートワイヤ、LP…ロー
ビームの配光パターン、HP…ハイビームの配光パター
ン、HZ…ホットゾーン、F…焦点、Z−Z…光軸、
Z′−Z′…管球軸、H−H…水平線(水平軸)、V−
V…垂直線(垂直軸)、A…前側、B…後側、U…上
側、D…下側、L…左側、R…右側。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプハウジング及びレンズにより灯室
    が画成されており、前記灯室内には光源バルブ及びリフ
    レクタが配置されており、前記光源バルブは、ハイビー
    ム用フィラメントがロービーム用フィラメントよりも斜
    下方に配置されており、前記リフレクタは、複合反射面
    から構成されている反射面と、前記光源バルブの挿入用
    の透孔とを有しており、前記ロービーム用フィラメント
    を点灯すると、前記反射面の全面反射配光により、所定
    のロービームの配光パターンが形成され、前記ハイビー
    ム用フィラメントを点灯すると、前記反射面の全面反射
    配光により、所定のハイビームの配光パターンが形成さ
    れる前照灯において、 前記光源バルブは、 ガラス管球中に前記ロービーム用フィラメント及び前記
    ハイビーム用フィラメントが封入されており、前記ガラ
    ス管球の後端部のうち、前記ロービーム用フィラメント
    と前記ハイビーム用フィラメントとを結ぶ線に対して左
    右両側の部分が封止されており、 前記ハイビーム用フィラメントを前記ロービーム用フィ
    ラメントよりも斜下方に配置させて使用する、 光源バルブであって、 前記ガラス管球の中間管球部と後端封止部との境界は、
    初期状態の前記ハイビーム用フィラメントの後端上端角
    と、前記リフレクタの前記反射面前記挿入透孔内周面角
    とを結ぶ線よりも後方に位置している、ことを特徴とす
    る前照灯。
  2. 【請求項2】 ランプハウジング及びレンズにより灯室
    が画成されており、前記灯室内には光源バルブ及びリフ
    レクタが配置されており、前記光源バルブは、ハイビー
    ム用フィラメントがロービーム用フィラメントよりも斜
    下方に配置されており、前記リフレクタは、複合反射面
    から構成されている反射面と、前記光源バルブの挿入用
    の透孔とを有しており、前記ロービーム用フィラメント
    を点灯すると、前記反射面の全面反射配光により、所定
    のロービームの配光パターンが形成され、前記ハイビー
    ム用フィラメントを点灯すると、前記反射面の全面反射
    配光により、所定のハイビームの配光パターンが形成さ
    れる前照灯において、 前記光源バルブは、 ガラス管球中に前記ロービーム用フィラメント及び前記
    ハイビーム用フィラメントが封入されており、前記ガラ
    ス管球の後端部のうち、前記ロービーム用フィラメント
    と前記ハイビーム用フィラメントとを結ぶ線に対して左
    右両側の部分が封止されており、 前記ハイビーム用フィラメントを前記ロービーム用フィ
    ラメントよりも斜下方に配置させて使用する、 光源バルブであって、 前記ガラス管球の中間管球部と後端封止部との境界は、
    初期状態の前記ロービーム用フィラメントの後端上端角
    と、前記リフレクタの前記反射面前記挿入透孔内周面角
    とを結ぶ線よりも後方に位置している、ことを特徴とす
    る前照灯。
  3. 【請求項3】 前記ロービーム用フィラメント及び前記
    ハイビーム用フィラメントは、リードワイヤ及びサポー
    トワイヤにより支持されており、前記リードワイヤ及び
    前記サポートワイヤは、前記ロービーム用フィラメント
    と前記ハイビーム用フィラメントとを結ぶ線上に配置さ
    れている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の前
    照灯。
  4. 【請求項4】 前記ロービーム用フィラメント及び前記
    ハイビーム用フィラメントは、リードワイヤ及びサポー
    トワイヤにより支持されており、前記サポートワイヤ
    は、ブリッジに支持されており、前記ブリッジは、前記
    ガラス管球の後端封止部中に配置されている、ことを特
    徴とする請求項1又は2又は3に記載の前照灯。
JP10331352A 1998-11-20 1998-11-20 前照灯 Abandoned JP2000164022A (ja)

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KR1019990049397A KR20000035328A (ko) 1998-11-20 1999-11-09 전조등
US09/442,770 US6630770B1 (en) 1998-11-20 1999-11-18 Automotive headlamp with support wire positioning
EP99123028A EP1003205B1 (en) 1998-11-20 1999-11-19 Light source bulb with two filaments
DE69916975T DE69916975T2 (de) 1998-11-20 1999-11-19 Lichtquelle mit Kolben und zwei Fäden

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001195912A (ja) * 1999-11-30 2001-07-19 Koninkl Philips Electronics Nv ランプ及び反射器とこのようなランプとを具える照明装置
JP2011527504A (ja) * 2008-07-07 2011-10-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ランプ
JP5025830B1 (ja) * 2012-02-01 2012-09-12 徹 伊勢 自動車用前照灯

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JP2011527504A (ja) * 2008-07-07 2011-10-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ランプ
JP5025830B1 (ja) * 2012-02-01 2012-09-12 徹 伊勢 自動車用前照灯

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