JP2000163686A - 運行管理システムおよび運行管理方法 - Google Patents
運行管理システムおよび運行管理方法Info
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
よく、簡便、かつ安価に回収する運行管理システムを提
供する。 【解決手段】 移動車両3に、運行管理車載装置2と、
掛金対象にならない近接エリアE内の通信モードを持つ
PHS5とを搭載すると共に、基地局6に、前記PHS
5と近接エリアE内の通信を可能とするオフィスステー
ション8と、コンピュータ7とを設け、前記近接エリア
E内において、PHSの端末5,8を介して運行管理車
載装置2とコンピュータ7との間の通信を可能とする。
Description
ーなどの業務用車両の運行を管理する運行管理システム
および運行管理方法に関する。
ようになっており、トラック内に運行管理システムを導
入することがある。すなわち、トラックの走行距離や走
行速度などの運行データをそれぞれ自動的に記録し、帰
社後、この運行データを事務所内のコンピュータから出
力する運行管理システムが導入され、実用に供されるよ
うになっている。また、前記運行データをデジタル的に
自動記録し、これをメモリーカードのような媒体に記録
するものもある。
構成を示した図である。図3において、10は例えばト
ラック3などの車両に設けられる運行管理車載装置であ
って、速度センサ4aやエンジン回転数センサ4bなど
トラック3に設けられた各種のセンサからの出力信号な
どの運行データを入力し、これらの運行データを運行管
理データとして、車載装置10に着脱自在に装着される
記録媒体であるメモリカード11に、時間の経過ととも
に記録する。
事務所6には、運行管理システムの基地局であるコンピ
ュータ7が設けられ、このコンピュータ7には、メモリ
カード11に対してデータの読み書きを可能とする読取
装置12が設けられている。コンピュータ7は読取装置
12を介してメモリカード11から受け取った運行デー
タを基に各運転手の運行データをまとめて保存したり、
その結果を表示したり、印刷することができる。また、
前記コンピュータ7は各トラック2の運転手がトラック
3に搭載した荷物の配達順序などの配送データを運行管
理データとしてカード11に書き込むことにより各運転
手に配送指示を与える。
合、例えば、朝、事務所6を出発するときにトラック3
の運転手は、自分のトラック3用のメモリカード11を
読取装置12に差し込んでその日の配送データを受け取
る。そして、運転手はこのメモリカード11を持って、
トラック3の車載装置10にセットし、メモリカード1
1に記録された配送データの指示に従って複数の荷卸先
あるいは積込先9を所定の順序でまわって、それぞれ荷
卸しあるいは積込みを行った後、夕方に再び事務所6に
帰着する。このとき、車載装置10はトラック3の車速
などの運行データをメモリカード11に記録する。
からメモリカード11を取り出して、事務所7内の読取
装置12にセットする。これにより、メモリカード11
に蓄積されている運行データはコンピュータ7に入力さ
れる。コンピュータ7においては、入力された運行デー
タをもとに日報出力プログラムにしたがって前記運行管
理データを作成する。
行管理システムの場合、車載装置10からのデータ回収
を、メモリカード11などの記録媒体を介して行ってい
るので、作業者は運行管理データの授受の度に、メモリ
カード11を挿抜し、事務所6内のコンピュータ7と車
載装置10との間を行き来する必要があり、この点で作
業者に負担をかけるものであった。また、前記運行管理
データを業務用無線、携帯電話、衛星通信などの無線で
送信することも考えられるが、このように構成すると、
ランニングコストがかかり過ぎることが問題になる。
れたものであって、その目的とするところは、運行管理
データの回収方法に関して効率よく、簡便、かつ安価に
回収する運行管理システムおよび運行管理方法を提供す
ることである。
に、本発明の運行管理システムは、移動車両に、運行管
理車載装置と、課金対象にならない近接エリア内の通信
モードを持つ簡易携帯電話の端末とを搭載すると共に、
基地局に、前記簡易携帯電話の端末と近接エリア内の通
信を可能とする別の簡易携帯電話の端末と、運行管理基
地局装置とを設け、前記近接エリア内において、両簡易
携帯電話の端末を介して運行管理車載装置と運行管理基
地局装置との間の通信を可能とすることを特徴としてい
る。
はトランシーバモードまたはオフィスステーションモー
ドなどの近接エリア内において、課金対象にならない通
信モードに切換え可能となっており、近接エリア内であ
ることが外部に出力されるようになっている。本発明は
この近接エリア内における通信モードで、運行データを
アップロードしたり、配送データをダウンロードするこ
とにより、作業者がメモリーカードのような媒体を操作
しなくても、運行管理データの授受を行うことができ、
作業者にかける負担を小さくすることができる。しか
も、運行管理データの通信に通信コストをかけることが
なくなる。
帯電話の端末が、運行管理基地局装置に接続される簡易
携帯電話の端末の近接エリア内に入ったときに、運行管
理車載装置に蓄積された運行管理データを課金対象にな
らない通信モードで接続された両簡易携帯電話を介して
管理基地局装置に転送すると共に、近接エリア内に入っ
た時刻を作業終了時刻、近接エリアから出た時刻を作業
開始時刻として記録することにより、運行管理基地局装
置は運行管理車載装置の作業開始時刻や作業終了時刻を
自動確認することができる。すなわち、作業の大幅な簡
略化を図ることができ作業者の負担を減らすことができ
る。事実上、作業者は運行管理システムを意識して操作
する必要がなくなる。
ム1(車両速度を含むデジタコシステムを含む)の一例
を示す図である。図1において、2は例えばトラック3
などの車両に設けられる運行管理車載装置である。この
車載装置2は、速度センサ4aやエンジン回転数センサ
4bなどトラック3に設けられた各種のセンサからの出
力信号などの情報を、車載装置2内の記憶部2mに時間
の経過とともに記憶する。5はこの車載装置2に接続さ
れた簡易携帯電話の端末(以下、PHSという)であっ
て、特に、このPHS5は課金対象にならない通信モー
ドである例えばオフィスステーションモード(以下、オ
フィスモードという)と課金対象である公衆モードに切
換えて、デュアルモード動作可能である。
事務所6には、運行管理システムの運行管理基地局装置
であるコンピュータ7が設けられている。このコンピュ
ータ7には、前記オフィスモードと公衆モードに切換え
可能なPHSの端末であるオフィスステーション8が接
続されている。コンピュータ7はこのオフィスステーシ
ョン8を介してPHS5と通信して各車載装置2からデ
ータ通信によって受け取ったデータをもとに各運転手の
運行データを作成し、その結果を表示したり、印刷した
り、メモリに保存することができる。
管理方法を説明する図である。以下、図2を図1と共に
参照しながら運行管理データの授受方法を説明する。す
なわち、例えば、朝、事務所6を出発するときにトラッ
ク3は、オフィスステーション8のアンテナ8aによっ
て形成された近接エリアE内にある。このとき、トラッ
ク3に対して運搬する荷物が積載され、そのデータがコ
ンピュータ7に入力される。(ワークW1 )
にコンピュータ7は荷物の配達先9および荷物の積込先
9から配送ルートを定め、これを配送データとする。次
いで、この配送データを、課金対象にならないオフィス
モードで動作しているオフィスステーション8およびP
HS5を介して車載装置2に送信し、車載装置2はコン
ピュータ7からダウンロードした配送データを記憶部2
mに記憶する。(ワークW2 )
して前記近接エリアEを離れるとき、オフィスステーシ
ョン8はこのトラック3に搭載したPHS5が近接エリ
アE外になったことを検知する。また、コンピュータ7
はオフィスステーション8の状態を監視することによ
り、このPHS5がオフィスモードによる動作をしなく
なったときにこのトラック3を運転する作業者の作業開
始時刻(配送開始時刻)を検出することができる。(ワ
ークW3 )
配送順序を例えば操作部2aを介して作業者に通知し、
作業者はこの配送データの指示に従って各荷卸先9ある
いは積込先9を所定の順序でまわって、それぞれ荷卸し
あるいは積込みを行った後、夕方、事務所6に帰着す
る。また、配送作業を行っている間、車載装置2はトラ
ック3の速度センサ4aや回転数センサ4bの出力と時
計データとから、車速,走行距離などの運行データを前
記記憶部2mに記憶する。(ワークW4 )なお、作業者
が前記操作部2aを介して作業内容を入力する場合に
は、入力された作業内容を運行データとして共に記憶す
るようにしてもよい。
着するとトラック3は再び近接エリアE内に入り、オフ
ィスステーション8はこのトラック3に搭載したPHS
5が近接エリアE内でオフィスモードになったことを検
知する。(ワークW5 )
スモードになったことを確認して、記憶部2mに蓄積し
ている運行データをオフィスモードで動作しているPH
S5およびオフィスステーション8を介してコンピュー
タ7に送信する。(ワークW 6 )なお、PHS5は配達
開始時にも近接エリアE内にあるが、記憶部2mに送信
するべき運行データがないので、車載装置2からコンピ
ュータ7に対するデータ通信を行うことはない。
ション8が前記PHS5に対してオフィスモードで動作
した時刻を作業者の作業終了時刻(配送終了確認)とし
て記録する(ワークW7 )。さらに、車載装置2からア
ップロードした運行データをもとに日報出力プログラム
にしたがって運行管理データを作成する。(ワーク
W 8 )
しなくても配送データを受信し、運行データをコンピュ
ータ7に送信することができるので、作業者の負担をな
くすことができると共に、運行データの回収を自動的に
行うので確実である。また、このときの通信はオフィス
モードで行われるので通信コストがかかることはなく、
ランニングコストを可及的に抑えることができる。
2mに記憶しきれなくなった場合には、前記近接エリア
E内に入っていなくても、公衆モードで動作しているP
HS5を介してトラック3の停車中に、車載装置2の記
憶部2aに蓄積された運行データをコンピュータ7に送
信するようにしてもよい。
5として動作するので、通信コストがかかるが、記憶部
2mの容量を一回の配送で行なう作業に十分の大きさに
することにより、このような事態が発生することを防止
できる。何れにしても業務用無線、携帯電話、衛星通信
などの無線で送信するよりもコスト安に通信することが
できる。さらに、記憶部2aの容量が十分である場合に
は、PHS5はデュアルモードで動作する必要もなく、
オフィスモードのみで動作するようにしてもよい。この
ようにした場合には、PHS5に基本料金がかからない
のでさらにコスト安になる。
スステーション8によって本発明を実施した例を示して
いるが、本発明は簡易携帯電話の端末の形を限定するも
のではない。すなわち、運行管理車載装置2と運行管理
基地局装置7の両方にPHS5を接続し、互いにトラン
シーバモードで通信できるようにしてもよい。
の一例として運送会社のトラック3を例示しているが、
本発明はこれに限られるものではなく、あらゆる移動車
両の運行管理に用いることができることは言うまでもな
い。例えば、移動車両としてタクシーに用いてもよい。
システムおよび運行管理方法によれば、PHSの近接エ
リア内における課金対象にならない通信モードを利用し
て、コストをかけることなく運行データをアップロード
したり、配送データをダウンロードすることにより、作
業者が何ら操作しなくても、運行管理データの授受を自
動的に行うことができる。したがって、作業者にかける
負担を小さくすることができると共に、運行管理データ
の授受を確実に行うことができる。
終了時刻、近接エリアから出た時刻を作業開始時刻とし
て記録することにより、運行管理基地局装置は運行管理
車載装置の作業開始時刻や作業終了時刻を自動確認で
き、作業の大幅な簡略化を図って作業者の負担を減らす
ことができ、作業者は運行管理システムを意識して操作
する必要が全くなくなる。
図である。
説明する図である。
る。
動車両、5,8…簡易携帯電話の端末、6…基地局、7
…運行管理基地局装置、E…近接エリア。
Claims (2)
- 【請求項1】 移動車両に、運行管理車載装置と、課金
対象にならない近接エリア内の通信モードを持つ簡易携
帯電話の端末とを搭載すると共に、基地局に、前記簡易
携帯電話の端末と近接エリア内の通信を可能とする別の
簡易携帯電話の端末と、運行管理基地局装置とを設け、
前記近接エリア内において、両簡易携帯電話の端末を介
して運行管理車載装置と運行管理基地局装置との間の通
信を可能とすることを特徴とする運行管理システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の運行管理システムを用
いた運行管理方法であって、前記運行管理車載装置に接
続される簡易携帯電話の端末が、運行管理基地局装置に
接続される簡易携帯電話の端末の近接エリア内に入った
ときに、運行管理車載装置に蓄積された運行管理データ
を課金対象にならない通信モードで接続された両簡易携
帯電話を介して管理基地局装置に転送すると共に、近接
エリア内に入った時刻を作業終了時刻、近接エリアから
出た時刻を作業開始時刻として記録することを特徴とす
る運行管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33727898A JP2000163686A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 運行管理システムおよび運行管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33727898A JP2000163686A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 運行管理システムおよび運行管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000163686A true JP2000163686A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18307114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33727898A Pending JP2000163686A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 運行管理システムおよび運行管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000163686A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-11-27 JP JP33727898A patent/JP2000163686A/ja active Pending
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