JP2000163676A - 防犯カメラ搭載自販機を用いた監視システム - Google Patents

防犯カメラ搭載自販機を用いた監視システム

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JP2000163676A
JP2000163676A JP10340116A JP34011698A JP2000163676A JP 2000163676 A JP2000163676 A JP 2000163676A JP 10340116 A JP10340116 A JP 10340116A JP 34011698 A JP34011698 A JP 34011698A JP 2000163676 A JP2000163676 A JP 2000163676A
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JP
Japan
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vending machine
security
cameras
group
crime prevention
Prior art date
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Application number
JP10340116A
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English (en)
Inventor
Shinya Takeuchi
紳也 竹内
Toshiya Nishimura
俊也 西村
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Fuji Denki Reiki KK
Original Assignee
Fuji Denki Reiki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自販機に搭載した防犯カメラの撮影情報を既存
の設備を利用して監視することにより監視体制の強化を
図る。 【解決手段】通常の防犯カメラの撮影情報を監視する中
央監視センターに自販機に搭載された防犯カメラの撮影
情報を伝送し、必要に応じてこれらを切り替え監視する
ことにより、監視領域を拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、防犯カメラを搭
載した自動販売機(以下「自販機」と略称)を用いて、
自販機周辺のみならず防犯カメラにて監視可能な近隣領
域をも監視し、必要に応じて警報を発することのできる
監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自販機は一般に貨幣の投入と商品ボタン
の選択に応じて、釣銭ないしは商品の存在を条件として
所望の商品を払い出す機能を有している。このため、夜
間などに自販機内蔵の貨幣や商品を窃取しようとした
り、あるいは異物を混入させた商品を払出し口に置いた
りする犯罪行為の対象となりがちである。
【0003】そこで、自販機に防犯カメラを搭載して、
このような犯罪行為の現場を撮影しておき、後日の犯人
割り出しに役立たせようという試みがなされている。た
とえば、特開平7−93652号公報によれば、自販機
の内部に防犯カメラとしてのテレビカメラを配設するこ
とが提案されている。一般の防犯カメラは一目でそれと
わかる状態で設置されていることが多いため、周辺地域
を物々しい雰囲気にしたり、顧客の心証を害して購買意
欲を減退させたりするおそれがあるというのが提案理由
である。
【0004】また、実用新案登録第3011743号に
は、自販機の頂部に載置した防犯カメラにより犯罪時の
証拠写真を撮影すべく、自販機の鍵穴付近や外扉の開放
部位などにセンサを設けて、このセンサの動作に基づい
て撮影を行うという考案が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来技術においては、自販機自体に加えられる作為的
な攻撃(扉や鍵の破壊、貨幣投入口や商品取出口への異
物の投入又は放置など)からの防御に重点がおかれてい
るために、実際に実用化しようとすると、防犯カメラの
設置やセンサなどの費用がそのまま自販機のコストに上
乗せされ、自販機価格を上昇させる結果となるため、普
及が妨げられているのが現状である。しかしながら、昨
今の毒物混入事件やその模倣者の続発のために、かかる
犯罪行為の防止につながる監視システムの構築が社会的
にも要請されている。
【0006】そこで、この発明は、自販機に搭載した防
犯カメラからの撮影情報を、一般的な屋内外の防犯シス
テムの中に組み込んで、トータルコストを軽減すること
によって、設置者側が導入しやすく、かつ犯罪行為の抑
制につながる防犯監視自販機の普及拡大を狙うことを課
題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、この発明に
よれば、自販機搭載の防犯カメラからの撮影情報を中央
監視センターに伝送し、自販機以外の場所に設置された
防犯カメラからの撮影情報と共に監視体制に置くことに
よって達成される。
【0008】より詳しくいうならば、上記課題は、屋内
又は屋外を監視する第一群の防犯カメラからの撮影情報
を統合的に管理・監視する中央監視センターを有する領
域において、当該領域内に設置される自販機に第二群の
防犯カメラを搭載し、第二群の防犯カメラからの撮影情
報を中央監視センターに伝送し、中央監視センターにお
いて少なくとも第二群の防犯カメラからの撮影情報の連
続監視及び/又は連続記録を行うことによって達成され
る。この場合において第一群及び第二群の防犯カメラは
必ずしもそれぞれ複数台あることを要しない。
【0009】
【発明の実施の形態】中央監視センターは、特別なもの
として設けられている必要はなく、通常の警備室ないし
は保安室で兼ねることができる。特別な中央監視センタ
ーが設けられるような領域では、自販機等が置かれてい
ない倉庫や金庫あるいは駐車場などの監視が重要となる
ことが多いので、第二群のすべての防犯カメラからの撮
影情報を常時監視できないことがある。かかる場合に
は、常時監視できない第二群の防犯カメラを搭載する自
販機に特別なセンサ機能を付加し、センサ動作に伴って
中央の監視センターで当該防犯カメラからの撮影情報の
目視監視に切り替えることで対処することができる。
【0010】たとえば、商品が購入されない状態下で商
品取出口に物品が存在することが検知された場合には、
これを自販機に対する作為的な攻撃であると見なして、
特別なアラーム信号を中央監視センターに送出し、セン
ターにおいて警告音と共に自動的に第二群の防犯カメラ
からの撮影情報の目視監視に切り替えさせるようにする
と好適である。。
【0011】あるいは、商品取出口を所定時間以上開放
していることをセンサ及びタイマにて検知した場合、又
は特別な振動を振動センサにて検知した場合などにおい
て、これらを自販機に対する作為的な攻撃であると判断
して上記の特別なアラーム信号を発させることも可能で
ある。
【0012】この発明の実施に当たって、防犯カメラは
通常の工業用TVカメラや汎用ビデオカメラのほかにデ
ィジタルカメラを活用することも可能である。また、撮
影情報(画像)の記録はビデオフィルム、ハードディス
クなどの大容量記憶装置を利用することができる。
【0013】
【実施例】図1はこの発明を大規模スーパーストアやデ
パートにて実施する場合の実施例を略示的に示すもの
で、自販機1、9,10と通常の防犯カメラ(第一群の
防犯カメラ)11,12,13と中央監視センター20
が主構成要素となっている。自販機1は商品見本を複数
個陳列してある商品展示室2、商品選択用押し釦スイッ
チ3、硬貨投入孔4、紙幣挿入口5、商品払出口6など
を備える通常のタイプのものであるが、商品展示室の中
に防犯カメラ7、17、27(第二群の防犯カメラ)を
設けてある。防犯カメラは必ずしも商品展示室の中に置
かれる必要性は無い。
【0014】これらの自販機は、店の販売スペースに置
かれることは少なく、休憩所や階段もしくは出入り口な
どに設置されることが多いことは周知のとおりである。
一方通常の第一群の防犯カメラ11,12,13等は、
店の販売スペースやエレベータ、エスカレータ、ないし
は駐車場などを見渡せるところに設置されることが多
い。
【0015】自販機1,9,10に搭載される第二群の
搭載カメラからの撮影情報(映像信号と場合によっては
音声信号)は信号線8で代表される有線又は無線の伝送
路を介して中央監視センター20に伝送される。同様に
第一群の防犯カメラからの撮影情報も同じく伝送線14
で代表される有線又は無線の伝送路を介して中央監視セ
ンター20に伝送される。
【0016】中央監視センター20では主として第一群
の防犯カメラからの映像信号がモニターTV21,2
2,23,24などに映し出されている。モニターTV
21には駐車場が、モニターTV22,23にはオープ
ンショーケースや洋服売り場が、そしてモニターTV2
4にはエレベータ付近が映し出されている。監視員30
はこれらのモニターTVを監視し、事故や異常が認めら
れたときに、係員への通報などの必要な措置を講じる。
40は警報その他の操作ないし表示パネルである。中央
監視センター20は店の規模に応じて警備室であったり
宿直室であったりするが、常時くまなくすべての防犯カ
メラの映像を監視することは困難であり、人手も要する
ことになる。
【0017】そこで、この発明によれば、常時は第一群
の防犯カメラからの撮影情報をモニターTVにて監視
し、防犯カメラ搭載自販機からアラーム信号が中央監視
センター30に伝送された際に、アラーム信号を発した
自販機に搭載された防犯カメラからの撮影情報を自動的
に特定のモニターTVに映し出すようにする。特定のモ
ニターTVは常時は第一群の防犯カメラからの撮影情報
を放映しているものであってもよいが、この場合には切
り替え時に警告音を出して監視員の注意を喚起するのが
良い。
【0018】自販機からのアラーム信号は、自販機が外
部から作為的な攻撃、たとえば貨幣投入口付近への大き
な衝撃、錠前付近への継続的な打撃などの機械的な攻撃
ばかりでなく、商品払出口への異物の載置などの静的な
攻撃の際にも発される。たとえば商品払出口に異物が置
かれるときは、貨幣の投入がなく商品払出信号が発せら
れていない状態で物品が払出口に存在する場合が多いの
で、適宜の重量センサまたは物体検出センサからの信号
と商品払出信号との論理演算で異常状態を検知できる。
場合によっては、商品払出口の扉の所定時間以上の開放
があった際にアラーム信号を発するようにしてもよい。
【0019】防犯カメラは、工業用TVカメラや汎用の
ビデオカメラを用いることができることは当然である
が、ディジタルカメラでファーストイン・ファーストア
ウト方式で連続撮影をするようにしてもよい。
【0020】また、これらの防犯カメラの撮影情報は、
後日になって犯罪事実や犯人の確認のために利用される
ことが多いので、通常のごとくビデオフィルムやハード
ディスクなどの大容量記憶装置に記録されるが、長期間
にわたり記録を保存することは困難なので、ほとんどの
場合は所定期間経過後に自動的に消去されてしまう。し
かしながら、この発明によれば、自販機からのアラーム
信号が発された場合には、その前後の撮影情報について
は特別の許可が無い限り消去できないようにするなどの
対策を講じることが可能となる。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、自販機に搭載される
防犯カメラの撮影情報の監視のために既存の監視・警報
システムを流用するようにしたため、自販機のコストア
ップを最小限に押さえることが可能となり、犯罪の防止
に役立つ自販機のより一層の普及を図ることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の略示構成図である。
【符号の説明】
1、9、10 自販機 11、12、13 第一群の防犯カメラ 7、17、27 第二群の防犯カメラ 20 中央監視センター 21、22、23、24 モニターTV
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C084 AA02 AA10 AA13 BB21 BB33 CC13 DD12 DD79 DD80 DD83 EE01 EE02 FF02 FF03 FF27 GG07 GG09 GG12 GG20 GG37 GG52 GG55 GG68 HH01 HH10 HH12 5C087 AA02 AA09 AA22 AA24 AA25 AA32 BB02 BB18 BB74 DD05 DD49 EE16 FF01 FF04 FF30 GG07 GG08 GG09 GG18 GG23 GG30 GG51 GG54 GG70

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自販機搭載の防犯カメラからの撮影情報を
    中央監視センターに伝送し、自販機以外の場所に設置さ
    れた防犯カメラからの映像と共に、当該中央監視センタ
    ーにおいて監視もしくは記録を行うことを特徴とする防
    犯カメラ搭載自販機を用いた監視システム。
  2. 【請求項2】屋内又は屋外を監視する第一群の防犯カメ
    ラからの撮影情報を統合的に管理・監視する中央監視セ
    ンターを有する領域において、当該領域内に設置される
    自販機に第二群の防犯カメラを搭載し、第二群の防犯カ
    メラからの撮影情報を中央監視センターに伝送し、中央
    監視センターにおいて少なくとも第二群の防犯カメラか
    らの撮影情報の監視及び/又は記録を行うことを特徴と
    する防犯カメラ搭載自販機を用いた監視システム。
  3. 【請求項3】中央監視センターにおいては、常時は第一
    群及び第二群の防犯カメラの一部からの撮影情報を監視
    し、防犯カメラ搭載自販機からアラーム信号が伝送され
    た際にアラーム信号を発した自販機に搭載された防犯カ
    メラからの撮影情報の監視に自動的に切り替えるように
    したことを特徴とする請求項2記載の監視システム。
  4. 【請求項4】防犯カメラを搭載する自販機が、外部から
    作為的攻撃を受けた際にアラーム信号を中央監視センタ
    ーに伝送する機能を有することを特徴とする請求項3記
    載の監視システム。
  5. 【請求項5】防犯カメラを搭載する自販機が、商品の未
    購買状態で商品取出口に物体を検知した際にアラーム信
    号を発する機能を有することを特徴とする請求項3記載
    の監視システム。
  6. 【請求項6】防犯カメラがビデオカメラ又はディジタル
    カメラであることを特徴とする請求項1から5のいずれ
    かに記載の監視システム。
JP10340116A 1998-11-30 1998-11-30 防犯カメラ搭載自販機を用いた監視システム Pending JP2000163676A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002025613A2 (en) * 2000-09-01 2002-03-28 Gilbarco S.P.A. Video surveillance for vending machines

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002025613A2 (en) * 2000-09-01 2002-03-28 Gilbarco S.P.A. Video surveillance for vending machines
WO2002025613A3 (en) * 2000-09-01 2002-06-13 Marconi Commerce Systems S R L Video surveillance for vending machines

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