JP2000163310A - マイクロプロセッサ - Google Patents

マイクロプロセッサ

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JP2000163310A
JP2000163310A JP10339626A JP33962698A JP2000163310A JP 2000163310 A JP2000163310 A JP 2000163310A JP 10339626 A JP10339626 A JP 10339626A JP 33962698 A JP33962698 A JP 33962698A JP 2000163310 A JP2000163310 A JP 2000163310A
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    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バースト転送機能を有するメモリを使用して
いて命令フェッチ・アクセス中に他のメモリに対するオ
ペランド・データ・アクセスが発生した場合は、バース
ト転送が無条件に中断されてオペランド・データ・アク
セスが実行され、その後に命令フェッチ・アクセスを再
開するが、命令フェッチ・アクセス再開時の最初のメモ
リアクセスはバースト転送できない。一方、オペランド
・データ・アクセスの発生頻度は、連続でない不定間隔
で発生することが多い。このため、命令フェッチ・アク
セスのバースト転送が頻繁に中断されてしまい、バース
ト転送の転送能力を引き出すことができない。 【解決手段】 命令フェッチ・アクセスのバースト転送
中に、それよりも優先順位の高いアクセス要求が発生し
てもバースト転送を続行し、ある一定条件の期間、アク
セス要求を保留する。保留したアクセス要求は命令フェ
ッチのバースト転送を実行した後で実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置に関
し、特にバス・インタフェース機能を備えたマイクロプ
ロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、システム性能を向上するため
の手法として、マイクロプロセッサにキャッシュメモリ
を搭載することが考えられる。キャッシュメモリを搭載
した場合、キャッシュメモリにヒットした時は最高性能
を実現できるが、キャッシュメモリにミスヒットした時
の性能は、キャッシュメモリを搭載しないシステムと同
等か、またはそれ以下になることがある。特に、リアル
タイム制御のシステムでは、メモリアクセス性能の最悪
値で処理時間を見積もる必要があり、更に、割り込みな
どによるイレギュラーな処理が頻繁に入った場合、キャ
ッシュメモリのヒット率が低下し、キャッシュリプレー
スによる性能低下の要因になる。
【0003】従来から、リアルタイム制御を行なうシス
テムにおいても、画像処理や音声処理などのマルチメデ
ィア処理を必要とするアプリケーションが増えており、
リアルタイム制御とデータ処理の両方を兼ね備えたマイ
クロプロセッサの要求が高まっている。従って、キャッ
シュメモリを搭載しないリアルタイム制御システムにお
いても、外部メモリや外部デバイスへのアクセス性能を
向上させることが要求されている。アクセス性能向上の
ための一機能として、バースト転送機能がある。
【0004】図16を参照して従来のバス・インタフェ
ース機能の構成例を示す。プリフェッチ・キューFIF
O101は、命令コードをフェッチし格納する。プリフ
ェッチ・キュー・バリッド103は、プリフェッチ・キ
ューFIFO101に有効な命令コードがあることを示
す。キュー・クリア信号104は、分岐命令や割り込み
処理により発生する。プリフェッチ要求信号107は、
プリフェッチ・キューFIFO101に空きがある場合
にアクティブになる。キュー・エンプティ信号108
は、プリフェッチ・キューFIFO101が完全に空に
なったときアクティブになる。オペランド・データ要求
信号109は、オペランド・データ・アクセスの発生に
よりアクティブになる。アクセス優先順位判定回路11
1は、次に生成するアクセスの種類を決定する。バス・
ステート制御回路122は、アクセス優先順位判定回路
111で決定したアクセスに応じたバス・ステートを生
成する。T1ステート信号123は、バス・ステート制
御回路122で生成し最初にアドレスや制御信号などを
出力する。T2ステート信号124は、T1ステートに
続いてメモリやデバイスをアクセスする。優先順位判定
信号116は、次のバスアクセスの優先順位を判定する
タイミングを発生する。バス・タイミング生成回路12
6は、バス・ステート制御回路122で生成されたT1
ステート信号123、T2ステート信号124に応じた
バス・タイミングを生成する。
【0005】このようなバス・インタフェースを持つマ
イクロプロセッサが、図17のように、システムバスを
介して、バースト転送機能を備えた命令コードを記憶す
るメモリA(ページ機能付きROM、シンクロナスFL
ASHメモリなど)と、オペランド・データ・アクセス
するためのメモリB(SRAM、DRAMなど)に接続
される。
【0006】次に、上述した従来のバス・インタフェー
ス機能の動作を説明する。
【0007】プログラムの実行が分岐する場合は、キュ
ー・クリア信号104で、プリフェッチ・キュー・バリ
ッド103を全て無効にし、キュー・エンプティ信号1
08がアクティブになる。アクセス優先順位判定回路1
11は、優先順位判定信号116のタイミングでバスア
クセスの種類を決定し、バス・ステート制御回路122
に対し命令フェッチ・アクセス信号113、または、オ
ペランド・データ・アクセス信号114を生成する。ア
クセス優先順位判定回路111は、プリフェッチ要求信
号107とオペランド・データ要求信号109が発生し
ているとき、オペランド・データ・アクセス信号114
を起動する。
【0008】また、従来例としてキュー・エンプティ信
号108がアクティブのときは無条件で命令フェッチ・
アクセス信号113を起動する場合も想定される。
【0009】バス・ステート制御回路122は、各バス
アクセス信号123,124,125に応じてバス・ス
テート信号T1ステート信号、T2ステート信号をバス
・タイミング生成回路126に出力する。バス・タイミ
ング生成回路126から外部のROMや、RAMをアク
セスし、命令フェッチ・アクセス、または、オペランド
・データ・アクセスを行なう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】バースト転送では、最
初にアドレスや制御信号などを出力するステート(以下
T1ステートと記す)を発生させ、続いてメモリやデバ
イスをアクセスするステート(以下T2ステートと記
す)を発生する。そして、同一メモリの連続したアドレ
スに続けてアクセスする際にメモリやデバイスがバース
ト転送できる条件を満たしている場合は、後のアドレス
へのアクセスではT2ステートのみを発生させる。つま
り、バースト転送では2回目以降の連続アクセスでT1
ステートを発生させないため、高速なメモリアクセスを
実現することができる。尚、T1及びT2に要する時間
は、メモリの種類により異なる。このようなバースト転
送付きメモリの例としては、選択されているアドレスに
対するメモリセルに対して連続して高速アクセスできる
ことを利用したメモリや、インターリーブ構成のメモリ
などがある。
【0011】一般的に、マイクロプロセッサは、(1)
命令コードをフェッチするためメモリにアクセスする、
(2)プリフェッチ・キューに格納する、(3)命令コ
ードをデータアラインする、(4)デコードすることで
命令を判別してその命令に応じた処理を実行する、とい
った過程を辿って命令を実行する。更に、命令の種類に
よっては、(5)メモリにデータの書き込み/読み出し
のためのアクセスを行う。この命令実行過程において、
(1)の命令フェッチのためのメモリアクセスを命令フ
ェッチ・アクセスといい、(5)のデータ読み書きのた
めのメモリアクセスをオペランド・データ・アクセスと
いう。
【0012】命令フェッチ・アクセスは、分岐するとき
以外は、アドレスの順番に連続してアクセスを行なうた
め、バースト転送機能付きのメモリを使用することでバ
ースト転送による高速アクセスが実現できる。
【0013】これに対して、オペランド・データ・アク
セスは、ブロック転送を行なうとき以外は、アドレスが
連続することも少なく、アクセスの間隔も一定ではない
という特性を有する。
【0014】また、命令フェッチとオペランド・データ
・アクセスの優先順位を比較すると、オペランド・デー
タ・アクセスの方が高い優先順位を有する。このため、
命令フェッチのバースト転送を実行中に、オペランド・
データ・アクセス要求が発生すると、バースト転送を中
断してオペランド・データ・アクセスを実行する。
【0015】従来の技術では、命令フェッチをT1、T
2、T2、T2、…と連続してバースト転送アクセスす
る途中で、別のメモリへのオペランド・データ要求10
9が発生した場合、バースト転送を中断させ、このオペ
ランド・データ・アクセスを実行し、その後、命令フェ
ッチを再開する。この命令フェッチを再開した時の最初
のメモリアクセスは、T1、T2となり、T2ステート
から開始するバースト転送アクセスを行なうことができ
ない。
【0016】このため、オペランド・データ要求109
が発生したとき、無条件に命令フェッチのバースト転送
を中断させると、オペランド・データ・アクセスの発生
する頻度によっては、命令フェッチのバースト転送が頻
繁に中断されバースト転送による転送能力を引き出すこ
とができないという問題がある。
【0017】特に、オペランド・データ・アクセスの頻
度は、連続することも少なく間隔も一定ではないため、
命令フェッチとオペランド・データを交互にアクセスを
することになり、バースト転送の効果が得られない可能
性が高い。
【0018】また、一般に、バースト転送は、ある条件
に達したときに、バースト転送を終了し、再度T1ステ
ートからアクセスを開始する。例えば、バースト転送機
能付きのメモリや、高速ページ機能付きのメモリを使用
した場合、メモリの構造上バースト転送の回数が決まっ
ていたり、ワード境界、ハーフワード境界などにバース
ト転送を終了する条件がある。メモリに対し命令フェッ
チのバースト転送終了境界条件より1つ手前のアクセス
を実行する直前にオペランド・データ要求109が発生
した場合、命令フェッチのバースト転送を中断し、オペ
ランド・データ・アクセスを実行し、次にバースト転送
終了境界条件より1つ手前の命令フェッチ・アクセスを
T1ステートから実行し、次にバースト転送終了境界条
件の命令フェッチ・アクセスをT1ステートから実行す
ることとなる。このため、命令フェッチのバースト転送
が境界条件直前のアクセスで中断され2回連続してT1
ステートからのアクセスを実行し、バス・インタフェー
スの転送能力を引き出すことができないという問題もあ
る。
【0019】更に、命令フェッチをバースト転送するの
とは逆に、オペランド・データ・アクセスをバースト転
送で実行しているときに、キュー・エンプティ信号10
8により強制的にこのバースト転送を中断し、命令フェ
ッチ・アクセスを実行するマイクロプロセッサの場合も
同様に、再度オペランド・データ・アクセスを実行する
ときの最初のメモリアクセスはT2ステートから開始す
ることができない。という動作となるため、キュー・エ
ンプティ信号108が発生したとき、無条件にオペラン
ド・データ・アクセスのバースト転送を中断させると、
場合によっては、オペランド・データ・アクセスのバー
スト転送が中断され転送能力を引き出すことができない
という問題がある。
【0020】以上のような問題に鑑み、本発明が解決し
ようとする課題は、命令フェッチのバースト転送アクセ
ス中にオペランド・データ要求109が発生した場合、
ある条件に達するまでオペランド・データ・アクセスを
待たせる制御を行なうことにより、命令フェッチにおけ
るバースト転送の中断を抑え、オペランド・データ・ア
クセスを実行した後に再度命令フェッチを実行したとき
のT1ステートによるオーバーヘッドを極力減らし、結
果として、バス・インタフェースにおけるデータ転送能
力を向上することである。
【0021】また、本発明が解決しようとする他の課題
は、オペランド・データのバースト転送アクセス中にキ
ュー・エンプティ信号が発生したことでバースト転送を
中断するシステムの場合、同様に、ある条件に達するま
で命令フェッチ・アクセスを待たせる制御を行なうこと
により、キュー・エンプティ信号108におけるバース
ト転送の中断を抑え、命令フェッチ・アクセスを実行し
た後に再度オペランド・データ・アクセスを実行したと
きのT1ステートによるオーバーヘッドを極力減らし、
結果としてバス・インタフェースにおけるデータ転送能
力を向上することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するため、本発明は次のような手段を提供する。
【0023】第1に、本発明は、命令コードをフェッチ
し格納するプリフェッチ・キューFIFOと、プリフェ
ッチ・キューFIFOに有効な命令コードが格納されて
いることを示すプリフェッチ・キュー・バリッドと、プ
リフェッチ・キューFIFOに空きがあることを示すプ
リフェッチ要求信号と、プリフェッチ・キューFIFO
が完全に空になったことを示すキュー・エンプティ信号
と、オペランド・データ・アクセスの発生を示すオペラ
ンド・データ要求信号とを受信して、次のバスアクセス
の種類を決定するアクセス優先順位判定回路と、アクセ
ス優先順位判定回路で決定した次のバスアクセスの種類
を元にバス・インタフェース信号を生成すると共に、メ
モリの設定がバースト転送できる条件であることを示す
バースト転送可能信号を生成するバス・ステート制御回
路とを備えるマイクロプロセッサにおいて、前回のバス
アクセスの情報を記憶するアクセス・レジスタを備え、
アクセス優先順位判定回路は、アクセス・レジスタに記
憶された情報が命令フェッチ・アクセスであり、かつ、
プリフェッチ要求信号、オペランド・データ要求信号及
びバースト転送可能信号の全てがある場合、次のバスア
クセスの際に、オペランド・データ・アクセスより命令
フェッチ・アクセスを優先することを特徴とするマイク
ロプロセッサを提供する。
【0024】第2に、上記のマイクロプロセッサの構成
に加えて、命令フェッチのバースト転送が終了する条件
を記憶する命令フェッチ・バースト転送終了条件レジス
タと、次の命令フェッチ・アドレスと命令フェッチ・バ
ースト転送終了条件レジスタからメモリの境界条件を検
出し、検出結果としてバースト転送終了信号を生成する
条件比較器とを備え、アクセス優先順位判定回路は、ア
クセス・レジスタに記憶された情報が命令フェッチ・ア
クセスであり、かつ、プリフェッチ要求信号、オペラン
ド・データ要求信号及びバースト転送可能信号の全てが
ある場合、バースト転送終了信号に応じて、次のバスア
クセスの際に、オペランド・データ・アクセスより命令
フェッチ・アクセスを優先するか否かを判定することを
特徴とするマイクロプロセッサを提供する。
【0025】第3に、上記のマイクロプロセッサの構成
に加えて、バースト転送の回数をカウントするバースト
転送回数カウンタと、命令フェッチにおけるバースト転
送の回数を記憶する命令フェッチ・バースト転送回数レ
ジスタと、バースト転送回数カウンタと命令フェッチ・
バースト転送回数レジスタを比較し、比較結果を示すバ
ースト転送終了信号を生成する回数比較器とを備え、ア
クセス優先順位判定回路は、アクセス・レジスタに記憶
された情報が命令フェッチ・アクセスであり、かつ、プ
リフェッチ要求信号、オペランド・データ要求信号及び
バースト転送可能信号の全てがある場合、バースト転送
終了信号に応じて、次のバスアクセスの際に、オペラン
ド・データ・アクセスより命令フェッチ・アクセスを優
先するか否かを判定することを特徴とするマイクロプロ
セッサを提供する。
【0026】第4に、上記のマイクロプロセッサの構成
に加えて、プリフェッチ・キューFIFOの中の命令コ
ードが一定量より少ないことをプリフェッチ・キュー・
バリッドから検出し、検出結果を示すバースト転送終了
信号を生成する手段を備え、アクセス優先順位判定回路
は、アクセス・レジスタに記憶された情報が命令フェッ
チ・アクセスであり、かつ、プリフェッチ要求信号、オ
ペランド・データ要求信号及びバースト転送可能信号の
全てがある場合、バースト転送終了信号に応じて、次の
バスアクセスの際に、オペランド・データ・アクセスよ
り命令フェッチ・アクセスを優先するか否かを判定する
ことを特徴とするマイクロプロセッサを提供する。
【0027】第5に、上記のマイクロプロセッサの構成
に加えて、オペランド・データ・アクセスにおけるバー
スト転送の回数をカウントするバースト転送回数カウン
タと、オペランド・データ・アクセスにおけるバースト
転送の回数を記憶するデータ・バースト転送回数レジス
タと、バースト転送回数カウンタとデータ・バースト転
送回数レジスタを比較し、比較結果を示すバースト転送
終了信号をする回数比較器とを備え、アクセス優先順位
判定回路は、キュー・エンプティ信号、オペランド・デ
ータ要求信号及びプリフェッチ要求信号の順に高い優先
順位を与えると共に、アクセス・レジスタに記憶された
情報がオペランド・データ・アクセスであり、かつ、キ
ュー・エンプティ信号、オペランド・データ要求信号及
びバースト転送可能信号の全てがある場合、バースト転
送終了信号に応じて、次のバスアクセスの際に、命令フ
ェッチ・アクセスよりもオペランド・データ・アクセス
を優先するか否かを判定することを特徴とするマイクロ
プロセッサを提供する。
【0028】第6に、上記のマイクロプロセッサの構成
に加えて、オペランド・データにおけるバースト転送の
終了する条件を記憶するデータ・バースト転送終了条件
レジスタと、次のオペランド・データ・アドレスとデー
タ・バースト転送終了条件レジスタからメモリの境界条
件を検出し、比較結果としてバースト転送終了信号を生
成する条件比較器とを備え、アクセス優先順位判定回路
は、キュー・エンプティ信号、オペランド・データ要求
信号及びプリフェッチ要求信号の順に高い優先順位を与
えると共に、アクセス・レジスタに記憶された情報がオ
ペランド・データ・アクセスであり、かつ、キュー・エ
ンプティ信号、オペランド・データ要求信号及びバース
ト転送可能信号の全てがある場合、バースト転送終了信
号に応じて、次のバスアクセスをオペランド・データ・
アクセスと判定することを特徴とするマイクロプロセッ
サを提供する。
【0029】第7に、バス・インタフェース機能を有す
るマイクロプロセッサにおいて、前回のバス・アクセス
の種類に関する情報、次回のバス・アクセスがバースト
転送可能な条件に関する情報、及び、バースト転送が予
め定められた回数に達した条件に関する情報に基づいて
バス・アクセスの優先順位を判定することを特徴とする
バス・インタフェース機能を有するマイクロプロセッサ
を提供する。
【0030】第8に、バス・インタフェース機能を有す
るマイクロプロセッサにおいて、オペランド・データ・
アクセスのバースト転送途中に、プリフェッチ・キュー
からバースト転送の要求が生じた場合、オペランド・デ
ータ・アクセスのバースト転送が終了するまで要求を保
留することを特徴とするバス・インタフェース機能を有
するマイクロプロセッサを提供する。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の上記および他の目的、特
徴および利点を明確にすべく、以下添付した図面を参照
しながら、本発明の第1〜6の実施の形態につき詳細に
説明する。
【0032】1.第1の実施の形態 従来例では、命令フェッチをバースト転送中にオペラン
ド・データ要求109が発生した場合、次のバスアクセ
スでは無条件にオペランド・データ・アクセスを優先す
る。これに対して第1の実施の形態では、次のアクセス
がメモリの設定としてバースト転送(T2ステートの連
続)ができる条件であることを示すバースト転送可能信
号115が発生している間は、オペランド・データ・ア
クセスよりも命令フェッチ・アクセスを優先して起動す
ることに特徴がある。
【0033】第1の実施の形態では、キュー・エンプテ
ィ信号108の状態に関わらず、オペランド・データ要
求が命令フェッチ要求よりも高い優先順位を有するバス
・インタフェースを備えるマイクロプロセッサにおい
て、前回のアクセス情報を記憶するアクセス・レジスタ
112を備え、命令フェッチのためのバースト転送アク
セス中にオペランド・データ要求が発生した場合、アク
セス・レジスタ112に記憶された情報に基づいてバー
スト転送の中断及び継続を判定する。
【0034】このアクセス・レジスタ112は、前回の
バスアクセスが命令フェッチ・アクセスか、または、オ
ペランド・データ・アクセスかを記憶する、つまり、ど
の種類のバスアクセスが実行されたかを記憶する。
【0035】アクセス優先順位判定回路111は、アク
セス・レジスタ112が命令フェッチ・アクセスを記憶
しており、かつ、プリフェッチ要求信号107とオペラ
ンド・データ要求信号109が発生し、かつ、次のアク
セスがメモリの設定としてバースト転送(T2ステート
の連続)ができる条件であることを示すバースト転送可
能信号115が発生している場合、命令フェッチ・アク
セスを優先して起動する。プリフェッチ・キューFIF
O101が完全に満たされるか、バースト転送可能信号
121がインアクティブになるまではオペランド・デー
タ・アクセスより命令フェッチ・アクセスを優先しバー
スト転送を行い、その後、オペランド・データ・アクセ
スを実行する。
【0036】1.1 メモリ接続構成 第1の実施の形態のメモリ接続構成は、図1に示すよう
にマイクロプロセッサにシステムバスを介してメモリA
及びメモリBを接続した構成となっている。メモリAは
8の倍数アドレスまでバースト転送可能なメモリであ
り、命令コードを格納する。一方、メモリBは4の倍数
アドレスまでバースト転送可能なメモリであり、データ
を格納している。
【0037】1.2 バス・インタフェースの構成 図2を参照して第1の実施の形態のバス・インタフェー
スの構成を説明する。尚、従来の技術と同じものは図1
6と同じ番号を付してあり、既に説明しているので、こ
こでは相違点のみを説明する。
【0038】優先順位判定信号116は、バス・ステー
ト制御回路122から出力され、バスアクセス終了時に
アクティブになり、アクセス優先順位判定回路111が
次のバスアクセス優先順位を判定するタイミングとして
用いる。従って、この優先順位判定信号116は、T2
ステート、または、Tiステートの時にアクティブとな
る。なお、Tiステートとは、バス・インタフェースの
バスアクセスがないアイドル状態をいう。優先順位を判
定するタイミングは、各ステートの真ん中でサンプリン
グし、信号の出力は次のステートの最初から行なう。
【0039】バースト転送可能信号115も、バス・ス
テート制御回路122から出力され、次のアクセスがメ
モリの設定としてバースト転送(T2ステートの連続)
ができる条件である時にアクティブとなる。バス・ステ
ート制御回路122は、各メモリに対する最大バースト
転送回数と、残り何回のバースト転送が可能かという情
報を持っている。
【0040】1.3 動作 次に、第1の実施の形態の動作を説明する。
【0041】まず、時刻1では、命令フェッチのT1ス
テートアクセスを実行しており、プリフェッチ要求信号
107がアクティブで、キュー・エンプティ信号10
8、オペランド・データ要求信号109は、インアクテ
ィブである。時刻2では、命令フェッチのT2ステート
アクセスを実行しており、優先順位判定信号116がア
クティブになったので、アクセス優先順位判定回路11
1が、次のバスアクセスを決定する。この時、プリフェ
ッチ要求信号116とバースト転送可能信号115がア
クティブのため、表1の論理表より、次のバスアクセス
を、命令フェッチのバースト転送に決定する。時刻3か
ら時刻8までは同条件のため、命令フェッチのバースト
転送を8回起動する。
【0042】
【表1】 時刻9では、バースト転送可能信号115がインアクテ
ィブになる、つまり、メモリの最大バースト転送回数に
達したため、次のバスアクセスを、命令フェッチのT1
ステートに決定する。時刻11から時刻12は、時刻1
〜3と同じ動作をする。
【0043】時刻13では、プリフェッチ要求信号10
7がインアクティブになり、かつ、他のアクセス要求も
無いため、バースト転送も終了させ、Tiステートとす
る。
【0044】時刻15で、再度プリフェッチ要求信号1
07がアクティブになったため、時刻1の時と同じよう
に命令フェッチを開始する。時刻17では、次のバスア
クセスを、命令フェッチのバースト転送に決定する。
【0045】時刻18では、メモリBへのオペランド・
データ要求信号109がアクティブになり、アクセス優
先順位判定回路111が、表1の論理表より判定し、前
回のアクセス情報を記憶するアクセス・レジスタ112
が命令フェッチ・アクセスを記憶しているため、バース
ト転送可能信号115がインアクティブになるまで、次
のバスアクセスを命令フェッチに決定する。時刻19、
20は、オペランド・データ要求信号109は、待たさ
れ、命令フェッチ・アクセスを優先する。
【0046】時刻21で、バースト転送可能信号115
がインアクティブになる、つまり、メモリAの最大バー
スト転送回数に達したため、時刻18から待たせていた
オペランド・データ要求信号109を判定し、次のアク
セスをオペランド・データ・アクセスに決定しT1ステ
ートから開始する。
【0047】時刻23では、オペランド・データ・アク
セスのT2ステートを実行しており、この時、プリフェ
ッチ要求信号116と、オペランド・データ要求信号1
09と、バースト転送可能信号115がアクティブで、
かつ、アクセス・レジスタ112がオペランド・データ
・アクセスのため、表1の論理表より、次のバスアクセ
スは、オペランド・データ・アクセスのバースト転送に
決定する。時刻24,25も同条件のため、オペランド
・データ・アクセスのバースト転送を実行する。
【0048】時刻26では、オペランド・データ要求信
号109がインアクティブになったため、オペランド・
データ・アクセスは、終了し、次のバスアクセスは、命
令フェッチ・アクセスに決定する。
【0049】1.4 効果 このように、第1の実施の形態によれば、図3のタイミ
ング図では、待ちAの期間、オペランド・データ要求1
09を待たせ、命令フェッチのバースト転送を優先する
ことで、従来例に比べ性能差Aで示すように1ステート
分のバス・インタフェース性能を上げることができる。
【0050】2.第2の実施の形態 本発明の第2の実施の形態について図4〜6を参照して
説明する。
【0051】第2の実施の形態では、命令フェッチのた
めのバースト転送アクセス中にオペランド・データ要求
109が発生した場合、次のようにバースト転送の中断
及び継続の制御を行う。
【0052】アドレス毎論理積ゲート138を用いて、
次のアドレスであるネクスト命令フェッチ・アドレス1
17を、命令フェッチ・ビット・マスク・レジスタ13
7に予め設定されたマスク値でマスクしたアドレスと、
命令フェッチ・バースト転送終了条件レジスタ119に
予め設定されたバースト転送条件を示す値を、条件比較
器120で比較する。
【0053】アドレス毎論理積ゲート138が出力する
アドレスと、命令フェッチ・バースト転送終了条件レジ
スタ119が出力するバースト転送条件値が一致した
ら、条件比較器120は、バースト転送の境界であるこ
とを示すバースト転送終了信号121を生成して、アク
セス優先順位判定回路111に対して出力する。
【0054】アクセス優先順位判定回路111は、アク
セス・レジスタ112が命令フェッチ・アクセスを記憶
しており、かつ、プリフェッチ要求信号107とオペラ
ンド・データ要求信号109が発生し、かつ、バースト
転送可能信号115がある場合、バースト転送終了信号
121が発生するまでは、オペランド・データ・アクセ
スより命令フェッチ・アクセスを優先して起動する。そ
の後、オペランド・データ・アクセスを実行する。
【0055】第1の実施の形態では、命令フェッチをバ
ースト転送中にオペランド・データ要求109が発生し
たとき、次のアクセスがメモリの設定としてバースト転
送(T2ステートの連続)ができる条件であることを示
すバースト転送可能信号115が発生している間は、オ
ペランド・データ・アクセスよりも命令フェッチ・アク
セスを優先して起動する。第2の実施の形態では、更
に、バースト転送可能信号115、または、バースト転
送終了信号121が発生するまでは、オペランド・デー
タ・アクセスより命令フェッチ・アクセスを優先して起
動する。
【0056】バースト転送終了信号121が発生する条
件は、バースト転送可能信号115が発生する条件より
も短い条件で、バースト転送終了信号121が発生する
条件を整数倍するとバースト転送可能信号115が発生
する条件になるように条件を設定する。特に、最大バー
スト転送回数の大きいメモリを使用した場合、バースト
転送可能信号115が発生する間隔の時間が長くなり、
この時間オペランド・データ・アクセスを待たせると逆
に性能の低下を招く場合、バースト転送する回数を少な
く設定できるようにすることを目的とする。
【0057】2.1 メモリ接続構成 第2の実施の形態のメモリ接続構成は、図4に示すよう
に、マイクロプロセッサにシステムバスを介してメモリ
A、B及びCを接続した構成となっている。8の倍数ア
ドレスまでバースト転送可能なメモリAに命令コードを
格納する。4の倍数アドレスまでバースト転送可能なメ
モリBと、2の倍数アドレスまでバースト転送可能なメ
モリCにデータを格納する。
【0058】2.2 バス・インタフェースの構成 第2の実施の形態では、バースト転送終了信号121の
発生は、4の倍数アドレスを境界にバースト転送を終了
する条件とする。命令フェッチ・バースト転送終了条件
レジスタ119に11Bを設定する。命令フェッチ・ビ
ット・マスク・レジスタ137に00000011Bを
設定することで、アドレスの下位2ビットを有効にし、
それ以外のビットをマスクする。ネクスト命令フェッチ
・アドレス117のマスクは、アドレス毎論理積ゲート
138で行なう。条件比較器120で比較した時の一致
条件は、4の倍数−1のアドレスである。この一致条件
をバースト信号終了条件121としてアクセス優先順位
判定回路に接続する。
【0059】2.3 動作 図6のタイミング図の時刻1〜29は、第1の実施の形
態における図3のタイミング図とほぼ同じだが、バース
ト転送終了信号121を追加している。
【0060】時刻1の、アドレス136は0番地とす
る。
【0061】時刻21では、アドレス136の下位2ビ
ットが11Bとなり、4の倍数の境界条件であるため、
バースト転送終了信号121が発生し、命令フェッチの
バースト転送終了条件としてアクセス優先順位判定回路
111が、次のバスアクセスをオペランド・データ・ア
クセスに決定する。
【0062】時刻30では、プリフェッチ要求信号10
7に加え、オペランド・データ要求信号109が発生
し、前回のアクセス情報を記憶するアクセス・レジスタ
112が命令フェッチ・アクセスを記憶し、バースト転
送可能信号115が発生しており、バースト転送終了信
号121がインアクティブであることからアクセス優先
順位判定回路111が、表1の論理表より判定し、次の
バスアクセスを命令フェッチのバースト転送に決定し、
オペランド・データ要求は保留される。
【0063】時刻31では、バースト転送可能信号11
5が継続して発生しているが、バースト転送終了信号1
21が発生したため、命令フェッチのバースト転送は終
了させ、アクセス優先順位判定回路111が、表1の論
理表より判定し、次のバスアクセスをオペランド・デー
タ・アクセスに決定する。
【0064】時刻32〜39は、オペランド・データ要
求信号109が発生しており、前回のアクセス情報を記
憶するアクセス・レジスタ112がオペランド・データ
・アクセスを記憶しているため、オペランド・データ・
アクセスを優先して実行する。
【0065】時刻40では、オペランド・データ・アク
セスを連続して実行していたため、プリフェッチ・キュ
ーFIFO101の命令コードが空になり、キュー・エ
ンプティ信号108が発生し、オペランド・データ・ア
クセスを強制的に中断させ、次のバスアクセスを命令フ
ェッチ・アクセスに決定する。
【0066】時刻44では、キュー・エンプティ信号1
08がインアクティブになったため、時刻30の時と同
じように、プリフェッチ要求信号107と、オペランド
・データ要求信号109が発生しており、前回のアクセ
ス情報を記憶するアクセス・レジスタ112が命令フェ
ッチ・アクセスを記憶し、バースト転送可能信号115
が発生しており、バースト転送終了信号121がインア
クティブであることからアクセス優先順位判定回路11
1が、表1の論理表より判定し、次のバスアクセスを命
令フェッチのバースト転送に決定し、オペランド・デー
タ要求は保留される。
【0067】2.4 効果 このように、本発明のマイクロプロセッサにおいて、図
6のタイミング図では、待ちA、待ちB、待ちCの期
間、オペランド・データ要求109を待たせ、命令フェ
ッチのバースト転送を優先することで、従来例に比べ性
能差Bで示すように3ステート分のバス・インタフェー
ス性能を上げることができる。
【0068】3.第3の実施の形態 第3の実施の形態について図1、7、8を参照して説明
する。
【0069】本発明の第3の実施の形態では、命令フェ
ッチにおけるバースト転送アクセス中に、他のオペラン
ド・データ要求109が発生した場合、次のようにバー
スト転送の中断及び継続の制御を行う。
【0070】即ち、第3の実施の形態では、バースト転
送の回数をカウントするバースト転送回数カウンタ12
9と、命令フェッチにおけるバースト転送の回数を記憶
する命令フェッチ・バースト転送回数レジスタ130
と、バースト転送回数カウンタ129と命令フェッチ・
バースト転送回数レジスタ130を比較する回数比較器
131と、回数比較器131の結果を示すバースト転送
終了信号121を新たに設けると共に、アクセス優先順
位判定回路111の判定条件を次のように変更する。
【0071】アクセス優先順位判定回路111は、アク
セス・レジスタ112が命令フェッチ・アクセスを記憶
しており、かつ、プリフェッチ要求信号107とオペラ
ンド・データ要求信号109が発生し、かつ、バースト
転送可能信号115がある場合、バースト転送終了信号
121が発生するまでは、オペランド・データ・アクセ
スより命令フェッチ・アクセスを優先して起動する。そ
の後、オペランド・データ・アクセスを実行する。
【0072】第1の実施の形態では、命令フェッチをバ
ースト転送中にオペランド・データ要求109が発生し
たとき、次のアクセスがメモリの設定としてバースト転
送(T2ステートの連続)ができる条件であることを示
すバースト転送可能信号115が発生している間は、オ
ペランド・データ・アクセスよりも命令フェッチ・アク
セスを優先して起動するが、第3の実施の形態では、こ
れに加えて、バースト転送可能信号115またはバース
ト転送終了信号121が発生するまでは、オペランド・
データ・アクセスより命令フェッチ・アクセスを優先し
て起動する。
【0073】3.1 メモリ接続構成 第3の実施の形態のメモリ接続構成は、第1の実施の形
態と同様である。即ち、図1に示すようにマイクロプロ
セッサにシステムバスを介してメモリA及びメモリBを
接続した構成となっている。メモリAは8の倍数アドレ
スまでバースト転送可能なメモリであり、命令コードを
格納する。一方、メモリBは4の倍数アドレスまでバー
スト転送可能なメモリであり、データを格納している。
【0074】3.2 バス・インタフェースの構成 バースト転送終了信号121は次の条件で発生する。即
ち、オペランド・データ要求よりもプリフェッチ要求を
優先する回数を、命令フェッチ・バースト転送回数レジ
スタ130に予め設定し、命令フェッチ・アクセス信号
113とオペランド・データ要求信号109とバースト
転送可能信号115がすべてアクティブのときバースト
転送回数カウンタ129をカウントアップする。このカ
ウント値が命令フェッチ・バースト転送回数レジスタ1
30の設定値と一致したとき、バースト転送終了信号1
21を発生する。つまり、待ち時間の最大ステート値を
命令フェッチ・バースト転送回数レジスタ130に予め
設定する。尚、ここでは、命令フェッチ・バースト転送
回数レジスタ130の値を2回に設定した例を説明す
る。
【0075】3.3 動作 時刻2で命令フェッチ・アクセスのバースト転送を開始
し、時刻3で、オペランド・データ要求信号109が発
生している。命令フェッチ・アクセス信号113と、オ
ペランド・データ要求信号109と、バースト転送可能
信号115がアクティブのため、バースト転送回数カウ
ンタ129をカウントアップし、カウンタは、1にな
る。オペランド・データ要求は、保留される。
【0076】時刻4でも、バースト転送回数カウンタ1
29をカウントアップし、カウンタは2になり、回数比
較器131は一致を検出する。したがって、次のタイミ
ングでバースト転送終了信号121を発生する。
【0077】時刻5では、バースト転送終了信号121
が発生したため、命令フェッチのバースト転送の終了
し、アクセス優先順位判定回路111が、次のバスアク
セスをオペランド・データ・アクセスに決定する。
【0078】時刻17では、バースト転送可能信号11
5がアクティブにならないため、アクセス優先順位判定
回路111が、次のバスアクセスをオペランド・データ
・アクセスに決定する。
【0079】3.4 効果 このように、本発明のマイクロプロセッサにおいて、図
8のタイミング図では、待ちA、待ちBの期間、オペラ
ンド・データ要求109を待たせ、命令フェッチのバー
スト転送を優先することで、従来例に比べ性能差Aで示
すように4ステート分のバス・インタフェース性能を上
げることができる。この時、待ちAと待ちBは同じ時間
になる。
【0080】なお、待ちの状態のときバースト転送可能
信号115がインアクティブになったときは、待ちを終
了しオペランド・データ・アクセスを実行する。
【0081】4.第4の実施の形態 第4の実施の形態について図1、9、10を参照して説
明する。
【0082】第4の実施の形態では、命令フェッチにお
けるバースト転送アクセス中に、他のオペランド・デー
タ要求109が発生した場合、バースト転送の中断及び
継続の制御は次のように行う。
【0083】プリフェッチ・キューFIFO101の中
の命令コードが一定量より少ないことを、プリフェッチ
・キュー・バリッド103から検出した結果を示すバー
スト転送終了信号121を新たに設けると共に、アクセ
ス優先順位判定回路111の判定条件を次のように変更
する。
【0084】アクセス優先順位判定回路111は、アク
セス・レジスタ112が命令フェッチ・アクセスを記憶
しており、かつ、プリフェッチ要求信号107とオペラ
ンド・データ要求信号109が発生し、かつ、バースト
転送可能信号115がある場合、バースト転送終了信号
121が発生するまでは、オペランド・データ・アクセ
スより命令フェッチ・アクセスを優先して起動する。そ
の後、オペランド・データ・アクセスを実行する。
【0085】第1の実施の形態では、命令フェッチをバ
ースト転送中にオペランド・データ要求109が発生し
たとき、次のアクセスがメモリの設定としてバースト転
送(T2ステートの連続)ができる条件であることを示
すバースト転送可能信号115が発生している間は、オ
ペランド・データ・アクセスよりも命令フェッチ・アク
セスを優先して起動する。これに加えて、第4の実施の
形態では、バースト転送可能信号115、または、バー
スト転送終了信号121が発生するまでは、オペランド
・データ・アクセスより命令フェッチ・アクセスを優先
して起動する。
【0086】4.1 メモリ接続構成 第4の実施の形態のメモリ接続構成は、第1の実施の形
態と同様である。即ち、図1に示すようにマイクロプロ
セッサにシステムバスを介してメモリA及びメモリBを
接続した構成となっている。メモリAは8の倍数アドレ
スまでバースト転送可能なメモリであり、命令コードを
格納する。一方、メモリBは4の倍数アドレスまでバー
スト転送可能なメモリであり、データを格納している。
【0087】4.2 バス・インタフェースの構成 バースト転送終了信号121が発生する条件は、プリフ
ェッチ・キューFIFO101の何段目かのプリフェッ
チ・キュー・バリッド103のフラグである。プリフェ
ッチ・キュー・バリッド103に有効な命令コードがあ
る時は、バースト転送終了信号121をアクティブとす
る。命令フェッチのバースト転送中にオペランド・デー
タ要求が発生した場合、プリフェッチ・キューFIFO
101にある程度の命令コードを確保してからオペラン
ド・データ・アクセスを行なうことを目的としている。
【0088】本実施の形態では、プリフェッチ・キュー
FIFO101の2段目のプリフェッチ・キュー・バリ
ッド103にバースト転送終了信号121を接続してい
る。
【0089】プリフェッチ・キューFIFO101は、
デコーダ回路が空であれば、そのまま命令コードを転送
する。デコーダ回路は、2ステートに1命令処理するも
のとする。
【0090】4.3 動作 時刻2で命令フェッチ・アクセスのバースト転送を開始
し、時刻3で、オペランド・データ要求信号109が発
生している。バースト転送終了信号121が、発生して
いない、つまり、プリフェッチ・キューFIFO101
に命令コードが2段目までないため、オペランド・デー
タ要求は保留される。
【0091】時刻3で、プリフェッチ・キューFIFO
101に命令コードが2段目まで溜まったため、バース
ト転送終了信号121が発生し、命令フェッチのバース
ト転送を終了し、アクセス優先順位判定回路111が、
次のバスアクセスをオペランド・データ・アクセスに決
定する。
【0092】時刻13では、バースト転送終了信号12
1が発生する前に、バースト転送可能信号115がイン
アクティブになったため、命令フェッチのバースト転送
を終了し、アクセス優先順位判定回路111が、次のバ
スアクセスをオペランド・データ・アクセスに決定す
る。
【0093】4.4 効果 このように、本実施の形態では、図10のタイミング図
のように、待ちA、待ちBの期間、オペランド・データ
要求109を待たせ、命令フェッチのバースト転送を優
先することで、従来例に比べ性能差Aで示すように5ス
テート分のバス・インタフェース性能を上げることがで
きる。
【0094】5.第5の実施の形態 本発明の第5の実施の形態につき図1、11、12を参
照して説明する。
【0095】第5の実施の形態では、バス・インタフェ
ースの優先順位が、キュー・エンプティ信号108が高
く、オペランド・データ要求109、命令フェッチ要求
107の順に低いマイクロプロセッサにおいて、オペラ
ンド・データ・アクセスにおけるバースト転送アクセス
中に、キュー・エンプティ信号108が発生した場合、
バースト転送の中断及び継続の制御は次のように行う。
【0096】バースト転送の回数をカウントするバース
ト転送回数カウンタ129と、オペランド・データ・ア
クセスにおけるバースト転送の回数を記憶するオペラン
ド・データ・バースト転送回数レジスタ132と、バー
スト転送回数カウンタ129とオペランド・データ・バ
ースト転送回数レジスタ132を比較する回数比較器1
31と、回数比較器131の結果を示すバースト転送終
了信号121を新たに設けると共に、アクセス優先順位
判定回路111の判定条件を次のように変更する。
【0097】アクセス優先順位判定回路111は、アク
セス・レジスタ112がオペランド・データ・アクセス
を記憶しており、かつ、キュー・エンプティ信号108
が発生し、オペランド・データ要求信号109があり、
かつ、バースト転送可能信号115がある場合、バース
ト転送終了信号121が発生するまでは、命令フェッチ
・アクセスよりオペランド・データ・アクセスを優先し
て起動する。その後、命令フェッチ・アクセスを実行す
る。
【0098】従来の技術では、オペランド・データ・ア
クセスをバースト転送中にキュー・エンプティ信号10
8を発生したとき、次のバスアクセスを無条件に命令フ
ェッチ・アクセスを優先する。これに対して本実施の形
態では、次のアクセスがメモリの設定としてバースト転
送(T2ステートの連続)ができる条件であることを示
すバースト転送可能信号115が発生しており、かつ、
バースト転送終了信号109が発生しているとき、オペ
ランド・データ・アクセスよりも命令フェッチ・アクセ
スを優先して起動する。
【0099】5.1 メモリ接続構成 第5の実施の形態のメモリ接続構成は、第1の実施の形
態と同様である。即ち、図1に示すようにマイクロプロ
セッサにシステムバスを介してメモリA及びメモリBを
接続した構成となっている。メモリAは8の倍数アドレ
スまでバースト転送可能なメモリであり、命令コードを
格納する。一方、メモリBは4の倍数アドレスまでバー
スト転送可能なメモリであり、データを格納している。
【0100】本実施の形態は、オペランド・データ・バ
ースト転送回数レジスタ132の値を2ステートに設定
した例である。
【0101】5.2 バス・インタフェースの構成 バースト転送終了信号121は次の条件で発生する。プ
リフェッチ要求よりオペランド・データ要求を優先する
回数をオペランド・データ・バースト転送回数レジスタ
132に予め設定し、オペランド・データ・アクセス信
号114とキュー・エンプティ信号108とバースト転
送可能信号115がすべてアクティブのとき、バースト
転送回数カウンタ129をカウントアップする。このカ
ウント値とオペランド・データ・バースト転送回数レジ
スタ132の設定値が一致したときバースト転送終了信
号121を発生する。つまり、待ち時間の最大ステート
数をオペランド・データ・バースト転送回数レジスタ1
32に予め設定する。
【0102】5.3 動作 時刻1では、命令フェッチを開始する。時刻5から、オ
ペランド・データ・アクセスのバースト転送を開始す
る。
【0103】時刻8で、キュー・エンプティ信号108
が発生し、オペランド・データ・アクセス信号114
と、キュー・エンプティ信号108と、バースト転送可
能信号115が、すべてアクティブのため、バースト転
送回数カウンタ129をカウントアップし、カウンタ
は、1になる。命令フェッチ要求は、保留される。
【0104】時刻9では、バースト転送可能信号115
が、インアクティブになってしまうので、オペランド・
データ・アクセスのバースト転送を終了し、アクセス優
先順位判定回路111が次のバスアクセスを命令フェッ
チ・アクセスに決定する。
【0105】時刻14では、キュー・エンプティ信号1
08が発生し、オペランド・データ・アクセス信号11
4と、キュー・エンプティ信号108と、バースト転送
可能信号115が、すべてアクティブのため、バースト
転送回数カウンタ129をカウントアップし、カウンタ
は、1になる。命令フェッチ要求は、保留される。
【0106】時刻15では、時刻14と同条件のため、
バースト転送回数カウンタ129をカウントアップし、
カウンタは、2になるなり、回数比較器131は一致を
検出する。したがって、次のタイミングでバースト転送
終了信号121を発生する。
【0107】時刻16では、バースト転送終了信号12
1が発生したため、命令フェッチのバースト転送の終了
し、アクセス優先順位判定回路111が、次のバスアク
セスを命令フェッチ・アクセスに決定する。
【0108】5.4 効果 本実施の形態では、図12のタイミング図のように、待
ちA、待ちBの期間、キュー・エンプティ要求信号10
8を待たせ、オペランド・データ・アクセスのバースト
転送を優先することで、従来例に比べ性能差Aで示すよ
うに5ステート分のバス・インタフェース性能を上げる
ことができる。
【0109】なお、待ちの状態のときバースト転送可能
信号115がインアクティブになったときは、待ちを終
了し命令フェッチ・アクセスを実行する。
【0110】また、他に、オペランド・データ・アクセ
スの要求数に応じて優先順位をかえることも考えられ
る。
【0111】6.第6の実施の形態 本発明の第6の実施の形態につき図13〜15を参照し
て説明する。
【0112】第6の実施の形態では、バス・インタフェ
ースの優先順位が、高い順に、キュー・エンプティ信号
108、オペランド・データ要求109、命令フェッチ
要求107のマイクロプロセッサにおいて、オペランド
・データ・アクセスにおけるバースト転送アクセス中
に、キュー・エンプティ信号108が発生した場合、バ
ースト転送の中断及び継続の制御を次のようにして行
う。
【0113】次のアドレスであるネクスト・オペランド
・データ・アドレス140をあらかじめ設定済みのオペ
ランド・データ・ビット・マスク・レジスタ139でア
ドレス毎論理積ゲート138によりマスクしたアドレス
と、あらかじめ設定済みのバースト転送条件を記憶して
いるオペランド・データ・バースト転送終了条件レジス
タ134を条件比較器135で比較し、条件に達したと
きにバースト転送の境界であることを示すバースト転送
終了信号121を新たに設けると共に、アクセス優先順
位判定回路111の判定条件を次のように変更する。
【0114】アクセス優先順位判定回路111は、アク
セス・レジスタ112がオペランド・データ・アクセス
を記憶しており、かつ、キュー・エンプティ信号108
が発生し、オペランド・データ要求信号109があり、
かつ、バースト転送可能信号115がある場合、バース
ト転送終了信号121が発生するまでは、命令フェッチ
・アクセスよりオペランド・データ・アクセスを優先し
て起動する。その後、命令フェッチ・アクセスを実行す
る。
【0115】従来の技術では、オペランド・データ・ア
クセスをバースト転送中にキュー・エンプティ信号10
8を発生したとき、次のバスアクセスを無条件に命令フ
ェッチ・アクセスを優先する。これに対して、本実施の
形態では、次のアクセスがメモリの設定としてバースト
転送(T2ステートの連続)ができる条件であることを
示すバースト転送可能信号115が発生しており、か
つ、バースト転送終了信号109が発生しているとき、
オペランド・データ・アクセスよりも命令フェッチ・ア
クセスを優先して起動することに特徴がある。
【0116】このバースト転送終了信号121が発生す
る条件は、バースト転送可能信号115が発生する条件
よりも短い条件で、バースト転送終了信号121が発生
する条件を整数倍するとバースト転送可能信号115が
発生する条件になるように条件を設定する。特に、最大
バースト転送回数の大きいメモリを使用した場合、バー
スト転送可能信号115が発生する間隔の時間が長くな
り、この時間命令フェッチ・アクセスを待たせると逆に
性能の低下を招く場合、バースト転送する回数を少なく
設定できるようにすることを目的とする。
【0117】6.1 メモリ接続構成 第6の実施の形態のメモリ接続構成は、図13のよう
に、マイクロプロセッサにシステムバスを介してメモリ
A及びメモリDを接続した構成となっている。メモリA
は8の倍数アドレスまでバースト転送可能なメモリであ
り、命令コードを格納する。一方、メモリDは8の倍数
アドレスまでバースト転送可能なメモリであり、データ
を格納している。
【0118】6.2 バス・インタフェースの構成 本実施の形態では、バースト転送終了信号121の発生
は、4の倍数アドレスを境界にバースト転送を終了する
条件とする。オペランド・データ・バースト転送終了条
件レジスタ134に11Bを設定する。オペランド・デ
ータ・ビット・マスク・レジスタ139に000000
11Bを設定することで、アドレスの下位2ビットを有
効にし、それ以外のビットをマスクする。ネクスト・オ
ペランド・データ・アドレス140のマスクは、アドレ
ス毎論理積ゲート138で行なう。条件比較器120で
比較した時の一致条件は、4の倍数−1のアドレスであ
る。この一致条件をバースト信号終了条件121として
アクセス優先順位判定回路に接続する。
【0119】6.3 動作 時刻1では、命令フェッチを開始する。時刻5から、オ
ペランド・データ・アクセスのバースト転送を開始す
る。
【0120】時刻5の、アドレス136は0番地とす
る。
【0121】時刻8で、キュー・エンプティ信号108
が発生し、キュー・エンプティ信号108と、オペラン
ド・データ要求信号109と、バースト転送可能信号1
15がアクティブで、バースト転送終了信号121がイ
ンアクティブのため、命令フェッチ要求よりオペランド
・データ要求を優先して動作する。
【0122】時刻10では、バースト転送終了信号12
1が発生したので、アクセス優先順位判定回路111が
次のバスアクセスを命令フェッチ・アクセスに決定す
る。
【0123】時刻14では、時刻8と同じで、キュー・
エンプティ信号108が発生し、キュー・エンプティ信
号108と、オペランド・データ要求信号109と、バ
ースト転送可能信号115がアクティブで、バースト転
送終了信号121がインアクティブのため、命令フェッ
チ要求よりオペランド・データ要求を優先して動作す
る。
【0124】時刻17では、バースト転送可能信号11
5が、インアクティブになってしまうので、オペランド
・データ・アクセスのバースト転送を終了し、アクセス
優先順位判定回路111が次のバスアクセスを命令フェ
ッチ・アクセスに決定する。
【0125】6.4 効果 このように、本実施の形態において、図15のタイミン
グ図では、待ちA、待ちBの期間、オペランド・データ
要求109を待たせ、命令フェッチのバースト転送を優
先することで、従来例に比べ性能差Bで示すように3ス
テート分のバス・インタフェース性能を上げることがで
きる。
【0126】また、待ちA、待ちBの期間、キュー・エ
ンプティ要求信号108を待たせ、オペランド・データ
・アクセスのバースト転送を優先することで、従来例に
比べ性能差Aで示すように7ステート分のバス・インタ
フェース性能を上げることができる。
【0127】更に、他に、オペランド・データ・アクセ
スの要求数に応じて優先順位をかえることも考えられ
る。
【0128】以上、第1〜6の実施の形態について説明
したが、当業者であれば、第1〜6の実施の形態を組み
合わせた条件で実現することが可能であるのは勿論であ
る。
【0129】
【発明の効果】第1〜4の実施の形態によれば、命令フ
ェッチ・アクセスのバースト転送途中でオペランド・デ
ータ要求109による強制的なバースト転送の中断がな
くなり、バースト転送の高速転送を生かせる条件まで転
送してからオペランド・データ・アクセスを行ない、バ
ス・インタフェースにおけるデータ転送能力を上げると
いう効果が得られる。
【0130】第5及び6の実施の形態によれば、オペラ
ンド・データ・アクセスのバースト転送途中でキュー・
エンプティ信号108による強制的なバースト転送の中
断がなくなり、バースト転送の高速転送を生かせる条件
まで転送してから命令フェッチ・アクセスを行ない、バ
ス・インタフェースにおけるデータ転送能力を上げると
いう効果が得られる。
【0131】よって、以上説明したように、本発明によ
れば、前回のバスアクセスの種類と、次のアクセスがバ
ースト転送(T2ステートの連続)できる条件と、バー
スト転送がある回数に達した条件から、バスアクセスの
優先順位判定を行うという基本構成に基づき、命令フェ
ッチ・アクセスのバースト転送途中でそれよりも優先順
位の高いオペランド・データ・アクセス要求によるバー
スト転送の中断を行わない制御を行う。これにより、バ
ースト転送中における中断を抑え、バースト転送再開時
におけるT1ステートのオーバーヘッドを最小限とする
ので、マイクロコンピュータのバス・インタフェース機
能のデータ転送能力を上げることができる。
【0132】また、同様に、オペランド・データ・アク
セスのバースト転送途中でそれよりも優先順位の高いプ
リフェッチ・キューからの要求によるバースト転送の中
断を行わない制御を行うことで、バースト転送中におけ
る中断を抑え、バースト転送再開時におけるT1ステー
トのオーバーヘッドを最小限にするので、マイクロコン
ピュータのバス・インタフェース機能のデータ転送能力
を上げることができる。
【0133】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形
態は適宜変更され得ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、3〜5の実施の形態のシステム
構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のバス・インタフェ
ースの構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のタイミング図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態のシステム構成図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施の形態のバス・インタフェ
ースの構成図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のタイミング図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施の形態のバス・インタフェ
ースの構成図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態のタイミング図であ
る。
【図9】本発明の第4の実施の形態のバス・インタフェ
ースの構成図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態のタイミング図で
ある。
【図11】本発明の第5の実施の形態のバス・インタフ
ェースの構成図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態のタイミング図で
ある。
【図13】本発明の第6の実施の形態のシステム構成図
である。
【図14】本発明の第6の実施の形態のバス・インタフ
ェースの構成図である。
【図15】本発明の第6の実施の形態のタイミング図で
ある。
【図16】従来のバス・インタフェースの構成図であ
る。
【図17】従来のシステム構成図である。
【符号の説明】
101 プリフェッチ・キューFIFO 102 デコーダ回路 103 プリフェッチ・キュー・バリッド 104 キュー・クリア信号 105 論理和ゲート 106 反転ゲート 107 プリフェッチ要求信号 108 キュー・エンプティ信号 109 オペランド・データ要求信号 110 データ・バス 111 アクセス優先順位判定回路 112 アクセス・レジスタ 113 命令フェッチ・アクセス信号 114 オペランド・データ・アクセス信号 115 バースト転送可能信号 116 優先順位判定信号 117 ネクスト命令フェッチ・アドレス 118 バースト境界条件検出回路 119 命令フェッチ・バースト転送終了条件レジスタ 120 条件比較器 121 バースト転送終了信号 122 バス・ステート制御回路 123 T1ステート信号 124 T2ステート信号 125 Tiステート信号 126 バス・タイミング生成回路 127 RD信号 128 WR信号 129 バースト転送回数カウンタ 130 命令フェッチ・バースト転送回数レジスタ 131 回数比較器 132 オペランド・データ・バースト転送回数レジス
タ 134 オペランド・データ・バースト転送終了条件レ
ジスタ 135 条件比較器 136 アドレス 137 命令フェッチ・ビット・マスク・レジスタ 138 アドレス毎論理積ゲート 139 オペランド・データ・ビット・マスク・レジス
タ 140 ネクスト・オペランド・データ・アドレス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 命令コードをフェッチし格納するプリフ
    ェッチ・キューFIFOと、 前記プリフェッチ・キューFIFOに有効な前記命令コ
    ードが格納されていることを示すプリフェッチ・キュー
    ・バリッドと、 前記プリフェッチ・キューFIFOに空きがあることを
    示すプリフェッチ要求信号と、前記プリフェッチ・キュ
    ーFIFOが完全に空になったことを示すキュー・エン
    プティ信号と、オペランド・データ・アクセスの発生を
    示すオペランド・データ要求信号とを受信して、次のバ
    スアクセスの種類を決定するアクセス優先順位判定回路
    と、 前記アクセス優先順位判定回路で決定した前記次のバス
    アクセスの種類を元にバス・インタフェース信号を生成
    すると共に、メモリの設定がバースト転送できる条件で
    あることを示すバースト転送可能信号を生成するバス・
    ステート制御回路と、を備えるマイクロプロセッサにお
    いて、 前回の前記バスアクセスの情報を記憶するアクセス・レ
    ジスタを備え、 前記アクセス優先順位判定回路は、前記アクセス・レジ
    スタに記憶された情報が命令フェッチ・アクセスであ
    り、かつ、前記プリフェッチ要求信号、オペランド・デ
    ータ要求信号及びバースト転送可能信号の全てがある場
    合、次のバスアクセスの際に、オペランド・データ・ア
    クセスより命令フェッチ・アクセスを優先することを特
    徴とするマイクロプロセッサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマイクロプロセッサにお
    いて、更に、 命令フェッチのバースト転送が終了する条件を記憶する
    命令フェッチ・バースト転送終了条件レジスタと、 次の命令フェッチ・アドレスと前記命令フェッチ・バー
    スト転送終了条件レジスタからメモリの境界条件を検出
    し、検出結果としてバースト転送終了信号を生成する条
    件比較器とを備え、 前記アクセス優先順位判定回路は、前記アクセス・レジ
    スタに記憶された情報が命令フェッチ・アクセスであ
    り、かつ、前記プリフェッチ要求信号、前記オペランド
    ・データ要求信号及び前記バースト転送可能信号の全て
    がある場合、前記バースト転送終了信号に応じて、次の
    バスアクセスの際に、オペランド・データ・アクセスよ
    り命令フェッチ・アクセスを優先するか否かを判定する
    ことを特徴とするマイクロプロセッサ。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2のいずれかに記載のマイ
    クロプロセッサにおいて、 バースト転送の回数をカウントするバースト転送回数カ
    ウンタと、 命令フェッチにおけるバースト転送の回数を記憶する命
    令フェッチ・バースト転送回数レジスタと、 前記バースト転送回数カウンタと前記命令フェッチ・バ
    ースト転送回数レジスタを比較し、比較結果を示すバー
    スト転送終了信号を生成する回数比較器とを備え、 前記アクセス優先順位判定回路は、前記アクセス・レジ
    スタに記憶された情報が命令フェッチ・アクセスであ
    り、かつ、前記プリフェッチ要求信号、オペランド・デ
    ータ要求信号及びバースト転送可能信号の全てがある場
    合、前記バースト転送終了信号に応じて、次のバスアク
    セスの際に、オペランド・データ・アクセスより命令フ
    ェッチ・アクセスを優先するか否かを判定することを特
    徴とするマイクロプロセッサ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のマイ
    クロプロセッサにおいて、 前記プリフェッチ・キューFIFOの中の命令コードが
    一定量より少ないことを前記プリフェッチ・キュー・バ
    リッドから検出し、検出結果を示すバースト転送終了信
    号を生成する手段を備え、 前記アクセス優先順位判定回路は、前記アクセス・レジ
    スタに記憶された情報が命令フェッチ・アクセスであ
    り、かつ、前記プリフェッチ要求信号、オペランド・デ
    ータ要求信号及びバースト転送可能信号の全てがある場
    合、前記バースト転送終了信号に応じて、次のバスアク
    セスの際に、オペランド・データ・アクセスより命令フ
    ェッチ・アクセスを優先するか否かを判定することを特
    徴とするマイクロプロセッサ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のマイ
    クロプロセッサにおいて、 オペランド・データ・アクセスにおけるバースト転送の
    回数をカウントするバースト転送回数カウンタと、 オペランド・データ・アクセスにおけるバースト転送の
    回数を記憶するデータ・バースト転送回数レジスタと、 前記バースト転送回数カウンタと前記データ・バースト
    転送回数レジスタを比較し、比較結果を示すバースト転
    送終了信号をする回数比較器とを備え、 前記アクセス優先順位判定回路は、 前記キュー・エンプティ信号、オペランド・データ要求
    信号及びプリフェッチ要求信号の順に高い優先順位を与
    えると共に、 前記アクセス・レジスタに記憶された情報がオペランド
    ・データ・アクセスであり、かつ、前記キュー・エンプ
    ティ信号、オペランド・データ要求信号及びバースト転
    送可能信号の全てがある場合、前記バースト転送終了信
    号に応じて、次のバスアクセスの際に、命令フェッチ・
    アクセスよりもオペランド・データ・アクセスを優先す
    るか否かを判定することを特徴とするマイクロプロセッ
    サ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載のマイ
    クロプロセッサにおいて、 オペランド・データにおけるバースト転送の終了する条
    件を記憶するデータ・バースト転送終了条件レジスタ
    と、 次のオペランド・データ・アドレスと前記データ・バー
    スト転送終了条件レジスタからメモリの境界条件を検出
    し、比較結果としてバースト転送終了信号を生成する条
    件比較器とを備え、 前記アクセス優先順位判定回路は、 前記キュー・エンプティ信号、オペランド・データ要求
    信号及びプリフェッチ要求信号の順に高い優先順位を与
    えると共に、 前記アクセス・レジスタに記憶された情報がオペランド
    ・データ・アクセスであり、かつ、前記キュー・エンプ
    ティ信号、オペランド・データ要求信号及びバースト転
    送可能信号の全てがある場合、前記バースト転送終了信
    号に応じて、次のバスアクセスをオペランド・データ・
    アクセスと判定することを特徴とするマイクロプロセッ
    サ。
  7. 【請求項7】 バス・インタフェース機能を有するマイ
    クロプロセッサにおいて、前回のバス・アクセスの種類
    に関する情報、次回のバス・アクセスがバースト転送可
    能な条件に関する情報、及び、バースト転送が予め定め
    られた回数に達した条件に関する情報に基づいてバス・
    アクセスの優先順位を判定することを特徴とするバス・
    インタフェース機能を有するマイクロプロセッサ。
  8. 【請求項8】 バス・インタフェース機能を有するマイ
    クロプロセッサにおいて、オペランド・データ・アクセ
    スのバースト転送途中に、プリフェッチ・キューからバ
    ースト転送の要求が生じた場合、前記オペランド・デー
    タ・アクセスのバースト転送が終了するまで前記要求を
    保留することを特徴とするバス・インタフェース機能を
    有するマイクロプロセッサ。
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