JP2000163013A - ディスプレイ装置の中間調表示方法 - Google Patents

ディスプレイ装置の中間調表示方法

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JP2000163013A
JP2000163013A JP10339055A JP33905598A JP2000163013A JP 2000163013 A JP2000163013 A JP 2000163013A JP 10339055 A JP10339055 A JP 10339055A JP 33905598 A JP33905598 A JP 33905598A JP 2000163013 A JP2000163013 A JP 2000163013A
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subfields
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English (en)
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Yoshinori Maekawa
芳範 前川
Hiromasa Fukushima
宏昌 福島
Masaki Tokoi
雅樹 床井
Hideaki Kawamura
秀昭 川村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する画素若しくは画像ブロックで動きベ
クトルの値が異なる箇所においても、画像ノイズによる
画質の劣化はなく、動画疑似輪郭の発生を抑制する手段
を提供する。 【解決手段】 フィールド内時間分割ディスプレイ装置
において、まず動きベクトルを検出し、この検出値に基
づいて、前記所定のフィールドの表示データに対する各
サブフィールドの発光位置を移動させる移動処理を施す
中間調表示方法であって、前記サブフィールドの発光位
置を移動した結果、完全に発光対象から外れるサブフィ
ールドについては、前記サブフィールドの発光位置の移
動処理を施す前の原情報に基づいてサブフィールドの発
光の有無を決定することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィールド内時間
分割法で中間調表示を行うディスプレイ装置、例えばガ
ス放電パネルの動画像部に生じる動画疑似輪郭の発生を
抑制する表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイ装置に表示される1フィー
ルドの画像を、輝度の重みの異なる複数の画面(以下、
これらを「サブフィールド」と呼ぶ。また、以下の説明
ではサブフィールドはN枚存在するものとする。)によ
り構成する、いわゆるフィールド内時間分割法で中間調
表示を行う、ガス放電パネル等のディスプレイ装置で動
画像を表示すると動画疑似輪郭と呼ばれる階調や表示色
の乱れが生じる事があるが、これはパネルの表示セル
(画素)の発光スキームの時間的不均一性が、像に追従
する視線の動きにより、空間的不均一性に変換される為
に発生することが知られている。
【0003】この現象をもう少し詳しく説明する。ま
ず、フィールド内時間分割法について述べると、この方
法では1フィールドを構成するN枚のサブフィールド
に、それぞれ2の0乗、2の1乗、・・、2の(N−
1)乗の時間的な重み付けを行う。これらサブフィール
ドの内、2の0乗の時間的な重み付けを行ったサブフィ
ールド[SF0]を最下位ビット(以下、「LSB」と
する。)、2の(N−1)乗の時間的な重み付けを行っ
たサブフィールド[SF(N−1)]を最上位ビット
(以下、「MSB」とする。)と呼ぶ。1フィールド内
の中間調輝度は、各サブフィールドの発光の有無を選択
することにより行われる。そして、人間の目が感じる輝
度は、人間の目の視覚特性、即ち残光特性により、各発
光サブフィールドの輝度量の和で表される。上述したフ
ィールド内時間分割法では、LSBからMSBへ、若し
くはMSBからLSBへとサブフィールド間で発光が移
る時、フィールド内での発光サブフィールドの位置が大
きく変化することがあり、その為、発光スキームが時間
的に不均一になることがある。この時視点が動くと、そ
の時間的な不均一さが、空間的な不均一さに変換されて
しまい、このため動画疑似輪郭が発生するのである。
【0004】この動画疑似輪郭が発生するメカニズムの
一例を図4に示す。この図4では、サブフィールド数N
が8で、階調の変化を持った赤色画素(以下「Rセル」
とする。)と青色画素(以下「Bセル」とする。)より
なるマジェンタの発光帯が水平方向で左に3セル分移動
する場合の、マジェンタの発光帯の移動を視点が追従す
る場合を表している。横軸にセルの水平方向の位置、縦
軸にフィールド時間を取った図4(a)は、網膜上にて
最初に発光サブフィールドが認識される位置を基準とし
て、網膜が認識する発光サブフィールドの状態を表した
ものである。尚、水平方向を左に移動する画像を目が追
う場合、各サブフィールドが網膜上に与える刺激は時間
と共に相対的に右へ移動することになる。
【0005】図4(b)は、図4(a)の状態で、発光
体の各セルが網膜に与える光の刺激量の分布を表してい
る。そして図4で、Bセルの輝度が127から128へ
変化する場合、網膜が発光サブフィールドを認識する状
態をフィールド時間とサブフィールドの状態で表現する
と図5に示すようになる。この図5からは非発光期間が
輝度の変化点で長くなっていることがわかる。これはR
セルに関しても同様である。そして、水平方向で左に移
動する発光帯のBセルとRセルの輝度の変化は時間的に
ずれて発生しており、Bセル及びRセルそれぞれの輝度
127から128への変化点、つまり、非発光期間の大
きくなる部分に対応する箇所は網膜上刺激を受けない間
隙部分となって現れている。つまり、輝度変化における
時間的特性が空間的特性に変換されていることがわか
る。
【0006】図4(b)の輝度変化点1の領域ではRセ
ルだけの発光となり、網膜はマジェンタの発光帯を赤色
の筋として認識する。また、輝度変化点2の領域ではB
セルだけの発光となり、網膜はマジェンタの発光帯を青
色の筋として認識する。このようにカラー表示を行った
場合、動画疑似輪郭は色の乱れとして現れることにな
る。この動画疑似輪郭の問題を解決する方法として、特
開平8−211848号公報に記載された中間調表示方
法及び中間調表示装置では、フィールド間の表示データ
より動きベクトルをセル、又はセルブロック(例えば1
6×16セル)毎に検出し、その動きベクトルから実際
に網膜に知覚される各サブフィールド毎の発光位置を求
め、本来の表示データの、各サブフィールドの発光位置
を、先に求めた位置に修正する方法が提案されている。
【0007】この手法に関して図6を参照しつつ説明す
る。図6は縦軸にフィールド時間、横軸にセルの水平位
置をとり、サブフィールド数を4とした時の表示データ
を表したものである。また、図中斜線部が発光サブフィ
ールドである。図6(a)において、表示データが水平
方向にベクトル値3、つまり1フィールドにつき3セル
移動すると、本来の表示データは図中斜線部で示す発光
サブフィールドであるにもかかわらず、実際に網膜が認
識するのは二点破線で囲まれた範囲の発光サブフィール
ド群である。つまり本来の表示データと、実際に網膜が
認識する表示データが違うものになる。そこで本来の表
示データを構成する各サブフィールドの発光位置を、図
6(a)における二点破線で囲まれた領域に移動するこ
とによって、本来の表示データと実際に網膜が捉える表
示データを一致させる。この様子を示したのが図6
(b)である。つまり、視線のパスに沿って各発光サブ
フィールドの表示位置を変えることにより、動画疑似輪
郭を補正する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の従来技術
では、隣接するセル若しくはセルブロックの動きベクト
ル値が異なる時、特にベクトルの向きが逆相となる時、
補正後の表示画像において、周囲の輝度に比べて極端に
輝度の低い領域が発生することがあり、これが割け目状
のノイズとして知覚されることがあり、問題であった。
【0009】この問題に関して、図7を参照しつつ説明
する。図7は縦軸にフィールド時間、横軸にセルの水平
位置をとり、サブフィールド数を4とした時の表示デー
タを表したものであり、図中斜線部が発光サブフィール
ドを示している。
【0010】図7(a)は、輝度値5の表示データが画
素位置X4に、輝度値15の表示データが画素位置X5
に、輝度値14の表示データが画素位置X6に、輝度値
10の表示データが画素位置X7にある場合をNフィー
ルド目としたときのサブフィールド時空間図である。
【0011】図7(b)は、画素位置X1から画素位置
X5迄の表示データの動きベクトルの値を水平方向右に
−3、画素位置X6から画素位置X10迄の表示データ
の動きベクトルの値を水平方向右に3とし、従来技術を
図7(a)の表示データについて適用したものである。
この時、画素位置X5と画素位置X6との境界を中心
に、点灯されることのないサブフィールド群(図中破線
で囲まれた領域)が発生していることが分かる。このサ
ブフィールド群は、周囲に比して、極端に輝度量の低い
時空間領域となり、表示画像上、割け目状のノイズとし
て知覚される。従って、本例のように、動きベクトルの
変わり目において、従来の手法では、動画疑似輪郭の補
正処理により画質の劣化が生じてしまう。
【0012】そこで、本発明は、隣接する画素若しくは
画像ブロックで動きベクトルの値が異なる箇所において
も、画像ノイズによる画質の劣化はなく、動画疑似輪郭
の発生を抑制する手段を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の中間調表示方法では、ディスプレイ装置の1フィール
ドを、輝度の重みが異なる複数個のサブフィールドに分
割し、ディスプレイ装置に表示される1フィールドの画
像、即ち所定フィールドの表示データを、前記サブフィ
ールドのうち1つ又は複数個発光させた発光サブフィー
ルドにより構成する、フィールド内時間分割ディスプレ
イ装置において、任意のフィールド時間における前記所
定フィールドの表示データと、任意に定めた一定のフィ
ールド時間分だけ前又は後の時間における前記所定のフ
ィールドの表示データとを比較することにより、前記所
定フィールドの表示データの移動量及び移動方向、即ち
動きベクトルを検出し、前記動きベクトルの検出値に基
づいて、前記所定のフィールドの表示データに対する各
サブフィールドの発光位置を移動させる移動処理を施す
中間調表示方法であって、前記サブフィールドの発光位
置を移動した結果、完全に発光対象から外れるサブフィ
ールドについては、前記サブフィールドの発光位置の移
動処理を施す前の原情報に基づいてサブフィールドの発
光の有無を決定することを特徴とする。
【0014】また、本発明の請求項2に記載の中間調表
示方法では、ディスプレイ装置の1フィールドを、輝度
の重みが異なる複数個のサブフィールドに分割し、ディ
スプレイ装置に表示される1フィールドの画像、即ち所
定フィールドの表示データを、前記サブフィールドのう
ち1つ又は複数個発光させた発光サブフィールドにより
構成する、フィールド内時間分割ディスプレイ装置にお
いて、任意のフィールド時間における所定フィールドの
表示データと、任意に定めた一定のフィールド時間分だ
け前又は後の時間における前記所定のフィールドの表示
データとを比較することにより、前記所定フィールドの
表示データの移動量及び移動方向、即ち動きベクトルを
検出し、前記動きベクトルの検出値に基づいて、前記所
定のフィールドの表示データに対する各サブフィールド
の発光位置を移動する移動処理を施す中間調表示方法で
あって、前記サブフィールドの発光位置を移動した結
果、異なる動きベクトル値を持つ所定のフィールドの表
示データの境界に発生するサブフィールドの非点灯領域
について、前記異なる動きベクトル値を補完することに
より新たに得られる動きベクトル値を用いて、前記移動
処理を施した表示データを適用することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ説明するが、本発明は必ずしもこれ
らの実施の形態に限定されるものではない。
【0016】(実施の形態1)本発明の請求項1に係る
ディスプレイ装置の中間調表示方法に関する一例を、第
1の実施の形態として図面を参照しつつ説明する。図1
は本実施の形態におけるサブフィールドの発光例として
示した、サブフィールド数を4としたサブフィールド時
空間図であり、縦軸方向にフィールド時間、横軸方向に
セルの水平位置を取っている。また斜線部は発光サブフ
ィールドを示している。尚、各サブフィールドの重み付
けは2のべき乗としている。
【0017】図1(a)はNフィールド時において、輝
度値5の表示データが画素位置X4に、輝度値15の表
示データが画素位置X5に、輝度値14のデータが画素
位置X6に、輝度値10の表示データが画素位置X7に
ある状態を示している。
【0018】図1(b)は、画素位置X1から画素位置
X5までの間に存在する各輝度値の表示データの動きベ
クトルの値を水平方向に−3、画素位置X6から画素位
置X10までの間に存在する各輝度値の表示データの動
きベクトルの値を水平方向右に3とし、これらの動きベ
クトルの値に基づいて、動画疑似輪郭の補正処理とし
て、各発光サブフィールドの位置を移動し終えた状態を
示している。
【0019】この時、図1(b)より、動きベクトルの
値の変わる境界点、即ち、画素位置X5と画素位置X6
を中心に非発光サブフィールドの時空間領域が発生して
いることがわかる。
【0020】そこで、この非発光サブフィールドの時空
間領域における表示データだけは、元々の、即ち図1
(a)に示す、発光位置を移動させる前の状態にする。
このように処理することにより、局所的な輝度の低下を
防ぐ。この様子を図1(c)に示す。
【0021】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、隣接するセル若しくはセルブロックの動きベクトル
値が異なる箇所においても、割け目状のセルノイズを発
生させずに、動画疑似輪郭の発生を抑制することができ
るので好適である。尚、以上説明した実施の形態におい
て、サブフィールド数が4で、各サブフィールドの重み
付けが2のべき乗の場合で説明したが、サブフィールド
数が4以外であっても、また各サブフィールドの重み付
けが2のべき乗以外であっても、同様の効果が得られる
ことは言うまでもない。また動きベクトルについても、
その値が1次元の場合で説明したが、2次元の値につい
ても、同様の効果が得られる。
【0022】(実施の形態2)次に、本発明の請求項2
に係るディスプレイ装置の中間調表示方法について、図
2及び図3を参照しつつ、第2の実施の形態として説明
する。図2及び図3は、第2の実施の形態におけるサブ
フィールドの発光例として示した、サブフィールド数を
4としたサブフィールド時空間図であり、縦軸方向にフ
ィールド時間、横軸方向にセルの水平位置を取ってい
る。また斜線部は発光サブフィールドを示している。
【0023】図2は、Nフィールド時の輝度値を画素位
置X1から順に、0、0、5、9、15、14、2、
5、0、0とした時の表示データのサブフィールド時空
間図である。
【0024】図3(a)は、図2における、画素位置X
1から画素位置X5迄の間に存在する各輝度値の表示デ
ータの動きベクトルの値を水平方向右に−3、画素位置
X6から画素位置X10迄の間に存在する各輝度値の表
示データの動きベクトルの値を水平方向右に3とし、こ
れらの動きベクトルの値に基づいて、動画疑似輪郭の補
正処理として、各発光サブフィールドの位置を移動し終
えた状態を表している。
【0025】ここで図3(a)から判るように、動きベ
クトル値の変わる境界点、即ち画素位置X5と画素位置
X6を中心として、フィールド時間(N−1)における
画素位置X3から画素位置X8までの領域が、非発光サ
ブフィールドの時空間領域となる。そこで、この非発光
サブフィールドの時空間領域を埋めるために、この領域
に対し、フィールド時間(N)の時の画素位置X3から
画素位置X8の表示データを補完する。具体的には、フ
ィールド時間(N)の時の画素位置X3から画素位置X
5までの表示データは、画素位置X5で、動きベクトル
の値がそれぞれ水平方向右に−2、−1、0の表示デー
タであるとし、画素位置X6から画素位置X8までの表
示データは、画素位置X6で、動きベクトルの値がそれ
ぞれ水平方向右に0、1、2の表示データであるとし、
これらの表示データのサブフィールドの点灯位置の移動
処理を施す。この状態を図3(b)に示す。
【0026】このように、この第2の実施の形態では、
図3(b)に示した表示データによって、図3(a)に
示した非点灯サブフィールド時空間領域を補完する。即
ち、これは、図3(c)に示すように、図3(a)の表
示データと、図3(b)の表示データとを重ねあわせる
ことを意味する。
【0027】以上説明したように、本実施の形態では、
隣接する画素若しくは画素ブロックの動きベクトル値が
異なる箇所においても、割け目状の画像ノイズを発生さ
せずに、動画疑似輪郭の発生を抑制することが出来る。
尚、以上の第2の実施の形態において、サブフィールド
数が4で各サブフィールドの重み付けが2のべき乗の場
合で説明したが、サブフィールド数が4以外であって
も、また、各サブフィールドの重み付けが2のべき乗以
外であっても、同様の効果が得られることは言うまでも
ない。また、動きベクトルについても、その値が1次元
の場合で説明したが、2次元の値についても、同様の効
果が得られる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動きベクトルの変化する境界において発生するサブフィ
ールドの非点灯領域を補完するので、隣接する画素若し
くは画素ブロックの動きベクトル値が異なる箇所におい
ても、割け目状の画像ノイズによる画質の劣化がなく、
動画疑似輪郭の発生を抑制するという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 本発明の第1の実施の形態における原
情報による発光サブフィールド時空間図である。 (b) (a)に示した表示データに動きベクトルに基
づく点灯位置の移動処理を施した表示データのサブフィ
ールド時空間図である。 (c) 第1の実施の形態によりえられる発光サブフィ
ールドの時空間図である。
【図2】 所定のフィールドの表示データのサブフィー
ルド時空間図である。
【図3】(a) 図2で示した表示データに対して動
きベクトルに基づく点灯位置の移動処理を施したサブフ
ィールド時空間図である。 (b) 図2で示した表示データに補完でえられた動き
ベクトルに基づく点灯位置の移動処理を施した表示デー
タのサブフィールド時空間図である。 (c) 第2の実施の形態によりえられる発光サブフィ
ールドの時空間図である。
【図4】(a) フィールド内時間分割表示装置におけ
る動画疑似輪郭の発生メカニズムを表示データの網膜刺
激の時空間図により示した図である。 (b) 同じく表示データの網膜上の刺激位置と刺激量
分布により示した図である。
【図5】 所定フィールドの表示データの輝度値が12
7から128へ変化する時の様子をサブフィールドで示
した図である。
【図6】(a) 従来技術による動画疑似輪郭補正前の
サブフィールド時空間図である。 (b) 補正後のサブフィールド時空間図である。
【図7】(a) 所定フィールドの表示データのサブフ
ィールド時空間図である。 (b) (a)で示した表示データに従来技術を適用し
た結果得られる発光サブフィールドの時空間図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 床井 雅樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川村 秀昭 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 Fターム(参考) 5C058 AA11 BA03 BA33 BA35 BB11 BB25 5C080 AA05 BB05 CC03 DD02 DD30 EE19 EE29 EE30 FF12 GG09 GG12 JJ01 JJ04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ装置の1フィールドを、輝
    度の重みが異なる複数個のサブフィールドに分割し、デ
    ィスプレイ装置に表示される1フィールドの画像、即ち
    所定フィールドの表示データを、前記サブフィールドの
    うち1つ又は複数個発光させた発光サブフィールドによ
    り構成する、フィールド内時間分割ディスプレイ装置に
    おいて、 任意のフィールド時間における前記所定フィールドの表
    示データと、任意に定めた一定のフィールド時間分だけ
    前又は後の時間における前記所定のフィールドの表示デ
    ータとを比較することにより、前記所定フィールドの表
    示データの移動量及び移動方向、即ち動きベクトルを検
    出し、 前記動きベクトルの検出値に基づいて、前記所定のフィ
    ールドの表示データに対する各サブフィールドの発光位
    置を移動させる移動処理を施す中間調表示方法であっ
    て、 前記サブフィールドの発光位置を移動した結果、完全に
    発光対象から外れるサブフィールドについては、前記サ
    ブフィールドの発光位置の移動処理を施す前の原情報に
    基づいてサブフィールドの発光の有無を決定することを
    特徴とする、ディスプレイ装置の中間調表示方法。
  2. 【請求項2】 ディスプレイ装置の1フィールドを、輝
    度の重みが異なる複数個のサブフィールドに分割し、デ
    ィスプレイ装置に表示される1フィールドの画像、即ち
    所定フィールドの表示データを、前記サブフィールドの
    うち1つ又は複数個発光させた発光サブフィールドによ
    り構成する、フィールド内時間分割ディスプレイ装置に
    おいて、 任意のフィールド時間における所定フィールドの表示デ
    ータと、任意に定めた一定のフィールド時間分だけ前又
    は後の時間における前記所定のフィールドの表示データ
    とを比較することにより、前記所定フィールドの表示デ
    ータの移動量及び移動方向、即ち動きベクトルを検出
    し、 前記動きベクトルの検出値に基づいて、前記所定のフィ
    ールドの表示データに対する各サブフィールドの発光位
    置を移動する移動処理を施す中間調表示方法であって、 前記サブフィールドの発光位置を移動した結果、異なる
    動きベクトル値を持つ所定のフィールドの表示データの
    境界に発生するサブフィールドの非点灯領域について、
    前記異なる動きベクトル値を補完することにより新たに
    得られる動きベクトル値を用いて、前記移動処理を施し
    た表示データを適用することを特徴とする、 ディスプレイ装置の中間調表示方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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