JP2000163004A - ディスプレイ装置の中間調表示方法 - Google Patents

ディスプレイ装置の中間調表示方法

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JP2000163004A
JP2000163004A JP10339056A JP33905698A JP2000163004A JP 2000163004 A JP2000163004 A JP 2000163004A JP 10339056 A JP10339056 A JP 10339056A JP 33905698 A JP33905698 A JP 33905698A JP 2000163004 A JP2000163004 A JP 2000163004A
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Yoshinori Maekawa
芳範 前川
Hiromasa Fukushima
宏昌 福島
Masaki Tokoi
雅樹 床井
Hideaki Kawamura
秀昭 川村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目が追従する指標の動き速度がどのような場
合でも、本来の表示データと実際に網膜が認識する表示
データとを精度良く合致させ、動画疑似輪郭の発生を抑
制することを目的とする方法を提供する。 【解決手段】 フィールド内時分割ディスプレイ装置に
おいて、所定フィールドの表示データと、任意に定めた
一定のフィールド時間分だけ前の前記所定フィールドの
表示データとを比較することにより、前記所定フィール
ドの表示データの動きベクトルを検出し、前記動きベク
トルの検出値に基づいて、前記所定のフィールドの表示
データに対する各発光サブフィールドの発光位置を移動
する中間調表示方法であって、前記各発光サブフィール
ドの発光位置の移動量を一定のフィールド時間毎に変化
させる方法とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィールド内時分
割法で中間調表示を行なうディスプレイ装置、例えばガ
ス放電パネルの動画像部に生じる動画疑似輪郭の発生を
抑制する表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイ装置に表示される1フィー
ルドの画像を輝度の重みの異なる複数の画面(以下、こ
れらを「サブフィールド」と呼ぶ。また、以下の説明で
はサブフィールドはN枚存在するものとする。)により
構成する、いわゆるフィールド内時分割法で中間調表示
を行うガス放電パネル等のディスプレイ装置で動画像を
表示すると、色偽輪郭や動画疑似輪郭と呼ばれる階調や
表示色の乱れが生じる事があるが、これはパネルの表示
セル(画素)の発光スキームの時間的不均一性が、像に
追従する視線の動きにより、空間的不均一性に変換され
る為に発生することが知られている。
【0003】この現象をもう少し詳しく説明する。ま
ず、フィールド内時分割法について述べると、この方法
では1フィールドを構成するN枚のサブフィールドに、
それぞれ2の0乗、2の1乗、・・・、2の(N−1)
乗の時間的な重み付けを行なう。これらサブフィールド
の内、2の0乗の時間的な重み付けを行ったサブフィー
ルドSF0を最下位ビット(以下、「LSB」とす
る)、2の(N−1)乗の時間的な重み付けを行ったサ
ブフィールドSF(N−1)を最上位ビット(以下、
「MSB」とする)と呼ぶ。
【0004】1フィールド内の中間調輝度は、各サブフ
ィールドの発光の有無を選択することにより行われる。
そして人間の目が感じる輝度は人間の目の視覚特性、即
ち、残光特性により、各発光サブフィールドの輝度量の
和で表される。
【0005】上述したフィールド内時分割法では、LS
BからMSBへ、若しくはMSBからLSBへとサブフ
ィールド間で発光が移る時、フィールド内での発光サブ
フィールドの位置が大きく変化することがあり、そのた
め発光スキームが時間的に不均一になる事がある。この
時視点が動くと、その時間的な不均一さが、空間的な不
均一さに変換されてしまい、このため、動画疑似輪郭が
発生するのである。
【0006】この動画疑似輪郭が発生するメカニズムの
一例を図14に示す。この図14では、サブフィールド
数Nが8で、階調の変化を持った赤色画素(以下「Rセ
ル」とする。)と青色画素(以下「Bセル」とする。)
よりなるマジェンタの発光帯が水平方向で左に3セル分
移動する場合の、マジェンタの発光帯の移動を視点が追
従する場合を表している。
【0007】横軸にセルの水平方向の位置、縦軸にフィ
ールド時間を取った図13(a)は、網膜上にて最初に
発光サブフィールドが認識される位置を基準として、網
膜が認識する発光サブフィールドの状態を表したもので
ある。尚、水平方向を左に移動する画像を目が追う場
合、各サブフィールドが網膜上に与える刺激は時間と共
に相対的に右へ移動することになる。
【0008】図13(b)は図13(a)の状態で、発
光帯の各セルが網膜に与える光の刺激量の分布を表して
いる。そして図13で、Bセルの輝度が127から12
8へ変化する場合、網膜が発光サブフィールドを認識す
る状態をフィールド時間とサブフィールドの状態で表現
すると図14に示すようになる。この図14からは、非
発光期間が輝度の変化点で長くなっていることが分か
る。これはRセルに関しても同様である。そして、水平
方向で左に移動する発光帯のBセルとRセルの輝度の変
化は時間的にずれて発生しており、Bセル、Rセルそれ
ぞれの輝度127から128への変化点、つまり、非発
光期間の大きくなる部分に対応する箇所は網膜上刺激を
受けない間隙部分となって現れている。つまり、輝度変
化における時間的特性が空間的特性に変換されているこ
とが分かる。
【0009】図13(b)の輝度変化点1の領域では、
Rセルだけの発光となり、網膜はマジェンタの発光帯を
赤色の筋として認識する。また、輝度変化点2の領域で
は、Bセルだけの発光となり、網膜はマジェンタの発光
帯を青色の筋として認識する。この様にカラー表示を行
った場合、動画疑似輪郭は色の乱れとして現れることに
なる。
【0010】この動画疑似輪郭の問題を解消する方法と
して、特開平8−211848号公報に記載された方法
では、フィールド間の表示データより動きベクトルをセ
ル、又はセルブロック(例えば、16×16セル)毎に
検出し、その動きベクトルから実際に網膜に知覚される
各サブフィールド毎の発光位置を求め、本来の表示デー
タの各サブフィールドの発光位置を、先に求めた位置に
修正する方法が提案されている。
【0011】この手法に関して図15を参照しつつ説明
する。図15は縦軸にフィールド時間、横軸にセルの水
平位置をとり、サブフィールド数を4とした時の表示デ
ータを表したものである。図15(a)において、表示
データが水平方向にベクトル値4、つまり1フィールド
に付き4セル移動するとき、本来の表示データは図中斜
線部で示す発光サブフィールドが表示データとなるが、
実際に網膜が認識するのは二点破線で囲まれた範囲、即
ち視線のパス内の発光サブフィールド群のみであり、こ
の視線のパス内に含まれる発光サブフィールドは1つし
か存在しない。つまり本来の表示データと、実際に網膜
が認識する表示データが違うものになる。
【0012】そこで本来の表示データを構成する各サブ
フィールドの発光位置を視線のパス内に移動することに
よって、本来の表示データと実際に網膜が捉える表示デ
ータを一致させることが考えられる。この様子を示した
のが図15(b)である。つまり、視線のパスに沿って
各発光サブフィールドの表示位置を変えることにより動
画疑似輪郭を補正する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術では、
各発光サブフィールドの重心が視線のパスの重心を通る
時に本来の表示データと、実際に網膜が認識する表示デ
ータとが一致し、動画疑似輪郭の補正効果が発揮され
る。
【0014】しかし、目が追従する指標の動き速度によ
っては、発光サブフィールドの重心が視線のパスから外
れる可能性がある。この場合、本来の表示データと、実
際に網膜が認識する表示データとの誤差が大きくなり、
動画疑似輪郭の補正が破綻するという課題があった。そ
の例を図16に示す。
【0015】図16は、縦軸にフィールド時間、横軸に
セルの水平位置をとり、サブフィールド数が4で、動き
ベクトルが3(水平移動)の表示データに従来技術を適
用したものを表している。この場合、発光サブフィール
ドSF0,SF2,SF3の水平位置は、視線のパスの
重心に発光サブフィールドの重心が重なるような位置に
定まるが、発光サブフィールドSF1に関しては、セル
位置X0とセル位置X1の二つが選択枝が発生する。し
かし、どちらを選んでも、発光サブフィールドの重心が
視線のパスから外れる。このような場合、発光サブフィ
ールドの発光の効果は視線のパスに含まれる面積分しか
得られない。そして図16に示した例では、セル位置X
0の場合で発光サブフィールドSF1の発光の効果は本
来のおよそ50%、セル位置X2の場合で発光サブフィ
ールドSF1の発光の効果は本来のおよそ60%しか得
られず、本来の表示データと実際に網膜が認識する表示
データとの間に誤差が生じることになる。よって、この
例の様な場合では従来の手法では動画疑似輪郭を補正で
きない。そこで、本発明は、目が追従する指標の動き速
度がどのような場合でも、本来の表示データと実際に網
膜が認識する表示データとを精度良く合致させ、動画疑
似輪郭の発生を抑制することを目的とする方法を提供す
るものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
に中間調表示方法では、ディスプレイ装置の1フィール
ドを、輝度の重みが異なる複数個のサブフィールドに分
割し、ディスプレイ装置に表示される1フィールドの画
像、即ち所定フィールドの表示データを、前記サブフィ
ールドのうち1つ又は複数個発光させた発光サブフィー
ルドにより構成する、フィールド内時分割ディスプレイ
装置において、前記所定フィールドの表示データと、任
意に定めた一定のフィールド時間分だけ前の前記所定フ
ィールドの表示データと、を比較することにより、前記
所定フィールドの表示データの移動量及び移動方向、即
ち動きベクトルを検出し、前記動きベクトルの検出値に
基づいて、前記所定フィールドの表示データに対する各
発光サブフィールドの発光位置を移動させる中間調表示
方法であって、前記各発光サブフィールドの発光位置の
移動量を一定のフィールド時間毎に変化させることを特
徴とする。
【0017】ここで、本発明の請求項2に記載のよう
に、請求項1に記載の中間調表示方法において、前記発
光位置を移動させる発光サブフィールドは、前記発光サ
ブフィールドの重心位置が前記動きベクトルから外れて
いる物を対象とし、前記各発光サブフィールドの発光位
置の移動量を、フィールド時間毎に変化させるように構
成することは、好ましい実施の形態である。
【0018】また、本発明の請求項3に記載の中間調表
示方法では、ディスプレイ装置の1フィールドを、輝度
の重みが異なる複数個のサブフィールドに分割し、ディ
スプレイ装置に表示される1フィールドの画像、即ち所
定フィールドの表示データを、前記サブフィールドのう
ち1つ又は複数個発光させた発光サブフィールドにより
構成する、フィールド内時分割ディスプレイ装置におい
て、前記所定フィールドの表示データと、任意に定めた
一定のフィールド時間分だけ前の前記所定フィールドの
表示データと、を比較することにより、前記所定フィー
ルドの表示データの移動量及び移動方向、即ち動きベク
トルを検出し、前記動きベクトルの検出値に基づいて、
前記所定のフィールドの表示データに対する各発光サブ
フィールドの発光位置を移動させる中間調表示方法であ
って、前記所定フィールドの表示データと、網膜が実際
に認識する表示データと、の間に生じる誤差量を算出
し、前記誤差量を、前記発光サブフィールドに隣接する
サブフィールドに拡散して表示することを特徴とする。
【0019】ここで、本発明の請求項4記載のように、
請求項3記載の中間調表示方法において、前記誤差量
を、前記所定フィールドの表示データと、前記動きベク
トルから重心位置が外れている発光サブフィールドを消
灯した場合のフィールドの表示データとの差分、により
算出することは好ましい実施の形態である。
【0020】また、本発明の請求項5に記載のように、
請求項3に記載の中間調表示方法において、前記誤差量
を、前記所定フィールドの表示データを構成する発光サ
ブフィールドの発光の重心位置が、検出された前記動き
ベクトルから外れている割合に応じて各発光サブフィー
ルドの重みづけを変化させたものと、前記所定フィール
ドの表示データと、の差分により算出することも好まし
い実施の形態である。
【0021】さらに請求項6記載の中間調表示方法で
は、ディスプレイ装置の1フィールドを、輝度の重みが
異なる複数個のサブフィールドに分割し、ディスプレイ
装置に表示される1フィールドの画像、即ち所定フィー
ルドの表示データを、前記サブフィールドのうち1つ又
は複数個発光させた発光サブフィールドにより構成す
る、フィールド内時分割ディスプレイ装置において、前
記所定フィールドの表示データと、任意に定めた一定の
フィールド時間分だけ前の前記所定フィールドの表示デ
ータと、を比較することにより、前記所定フィールドの
表示データの移動量及び移動方向、即ち動きベクトルを
検出し、前記動きベクトルの検出値に基づいて、前記所
定フィールドの表示データに対する各発光サブフィール
ドの発光位置を移動する中間調表示方法であって、前記
所定フィールドの表示データと、前記網膜が実際に認識
する表示データとの間に生じる誤差量が最小になるよう
に、前記発光サブフィールドを再配置することを特徴と
する。
【0022】ここで、本発明の請求項7に記載のよう
に、請求項6に記載の中間調表示方法において、前記誤
差量を、前記所定フィールドの表示データを構成する発
光サブフィールドの発光の重心位置が、検出された前記
動きベクトルから外れている割合に応じて各発光サブフ
ィールドの重みづけを変化させたものと、前記所定フィ
ールドの表示データと、の差分により算出することは、
好ましい実施の形態である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ説明するが、本発明は必ずしもこれ
らの実施の形態に限定されるものではない。
【0024】(実施の形態1)本発明の請求項1及び請
求項2に係るディスプレイ装置の中間調表示方法につい
て、図1、図2を参照しつつ第1の実施の形態により説
明する。図1は本実施の形態におけるサブフィールドの
発光例として、サブフィールド数が4であり、所定の表
示データの移動量及び移動方向(以下「動きベクトル」
とする。)が水平方向に3であって、輝度値15の表示
データをサブフィールドで表したものであり、縦軸方向
にフィールド時間、横軸方向にセルの水平位置を取り、
斜線部が発光サブフィールドを、二点破線で挟まれた領
域が視線のパスを、それぞれ示している。
【0025】従来の方法では、前述した通り、発光サブ
フィールドSF1に関して、セル位置X0を含むサブフ
ィールド群{(X0,SF0),(X0,SF1),
(X1,SF2),(X2,SF3)}と、セル位置X
1を含むサブフィールド群{(X0,SF0),(X
1,SF1),(X1,SF2),(X2,SF3)}
の、2つの選択枝が発生する場合、図16に示したよう
に、どちらのサブフィールド群を選んでも、発光サブフ
ィールドSF1の重心が視線のパスから外れてしまい、
本来の表示データと実際に網膜が認識するデータとの間
に誤差が生じることとなり、動画疑似輪郭を補正できな
い。
【0026】そこでこの第1の実施の形態においては、
セル位置X0を含むサブフィールド群{(X0,SF
0),(X0,SF1),(X1,SF2),(X2,
SF3)}と、セル位置X1を含むサブフィールド群
{(X0,SF0),(X1,SF1),(X1,SF
2),(X2,SF3)}の選択とを、一定のフィール
ド時間が経過する毎に切替えるように構成している。そ
して、この切替えを各表示フィールド毎に行う。この状
態を図1に示す。即ち、フィールド時間が0Fから1F
の間は、セル位置X0を含むサブフィールド群{(X
0,SF0),(X0,SF1),(X1,SF2),
(X2,SF3)}を選択し、フィールド時間1Fから
2Fの間は、セル位置X1を含むサブフィールド群
{(X0,SF0),(X1,SF1),(X1,SF
2),(X2,SF3)}を選択する。以降、同様に一
定のフィールド時間毎にこれらサブフィールド群の選択
をフィールド毎に交互に切替える。そして、この切替え
を各フィールド毎に行えば、本来の表示データと網膜が
認識する表示データとの間に生じる誤差を時間的に拡散
することが可能となり、動画疑似輪郭を補正することが
出来るのである。
【0027】この手順を図2のフローチャートに示す。
具体的には、まず動きベクトルを検出し、次に表示フィ
ールドの視線パスを算出し、そして発光サブフィールド
の位置を選定する。発光サブフィールドの位置を選定す
ると、全ての発光サブフィールドの重心が視線パスの重
心を通るか否かを判断し、もし全て重心を通るのであれ
ばそのまま表示し、もし重心を通らない発光サブフィー
ルドが存在すれば、その重心の外れた発光サブフィール
ドに関して、異なる発光サブフィールドの位置を選定
し、この発光サブフィールドと、すでに重心を通ってい
る発光サブフィールドを発光させる。そしてこの方法
を、各表示フィールド毎に行うのである。
【0028】以上、説明したように、本発明の請求項1
又は請求項2に係る発明によれば、発光サブフィールド
の重心が視線のパスの重心から外れる場合でも、本来の
表示データと網膜に知覚されるデータとの誤差を時間的
に拡散することによって、動画疑似輪郭を補正し、これ
を生じることを抑制出来るので好適である。
【0029】なお、この第1の実施の形態では、発光サ
ブフィールドの重心が視線のパスの重心から外れたもの
が1つで、選択対象となる発光サブフィールド群が2組
の場合を示したが、該当するサブフィールドが2つ以上
であっても、また発光サブフィールド群の選択肢が3つ
以上であっても、同様の効果が得られることは言うまで
もない。
【0030】(実施の形態2)次に、本発明の請求項3
及び請求項4に係るディスプレイ装置の中間調表示方法
について、図3〜図6を参照しつつ第2の実施の形態に
より説明する。図3は第2の実施の形態におけるサブフ
ィールドの発光例として、サブフィールド数が4であ
り、動きベクトルが水平方向に3であって、輝度値15
の表示データをサブフィールドで表したものであり、縦
軸方向にフィールド時間、横軸方向にセルの水平位置を
取り、斜線部が発光サブフィールドを、二点破線で挟ま
れた領域が視線のパスを、それぞれ示している。
【0031】従来の方法で生じてしまう、本来の表示デ
ータと網膜の認識するデータとの間の誤差による動画疑
似輪郭を補正するために、この第2の実施の形態では、
図4に示すように、視線パスの重心を通らない重心を有
する発光サブフィールド(ここでは発光サブフィールド
SF1)を消灯する。仮にこの発光サブフィールドSF
1の輝度量を2とすると、発光サブフィールドを消灯し
たままでは、本来の表示データに対して視覚が認識する
表示データは発光サブフィールドSF1の輝度量2分少
ない表示データとなる。即ちサブフィールドSF1の輝
度量2が本来の表示データとの誤差となる。
【0032】そこでこの誤差分の輝度量を、図4に示す
ように、当該セルの隣接セル、より具体的には当該セル
の右横及び真下のセルに、誤差量の50%づつ、即ち、
輝度量1づつを分配し、輝度量1を分配されたセルを発
光する。このようにすることで、本来の表示データと網
膜が認識する表示データを一致させる。
【0033】この手順を図5のフローチャートに示す。
具体的には、まず動きベクトルを検出し、次に表示フィ
ールドの視線パスを算出し、そして発光サブフィールド
の位置を選定する。発光サブフィールドの位置を選定す
ると、全ての発光サブフィールドの重心が視線パスの重
心を通るか否かを判断し、もし全て重心を通るのであれ
ばそのまま表示し、もし重心を通らない発光サブフィー
ルドが存在すれば、まず、その重心の外れた発光サブフ
ィールドを消灯し、次にこの消灯したサブフィールドの
輝度を隣接するセルに分配し、そして輝度を分配された
セルと、すでに重心を通っている発光サブフィールドを
発光させる。そしてこの方法を、各表示フィールド毎に
行うのである。
【0034】このように、本発明の請求項3又は請求項
4に係る発明によれば、発光サブフィールドの重心が視
線のパスの重心から外れる場合でも、本来の表示データ
と網膜に知覚されるデータとの誤差を空間的に拡散する
ことによって、動画疑似輪郭を補正し、これが生じるこ
とを抑制出来るので好適である。
【0035】なお、この第2の実施の形態では、発光サ
ブフィールドの重心が視線のパスの重心から外れたもの
が1つの場合を示したが、該当するサブフィールドが2
つ以上であっても同様の効果が得られることは言うまで
もない。また、この第2の実施の形態では、発生した誤
差の分配先を当該セルに隣接する右横と真下のセルと
し、各々50%づつの割合で誤差を分配した場合を示し
たが、分配先及び分配割合はこれに限定されるものでは
なく、例えば図6に示すように行ってもよい。この図6
では、当該セルからの誤差の分配先を矢印で、各分配量
を全分配量に対する百分率で表している。しかし、いず
れにおいても、本例で示したものと同様の効果が得られ
ることは言うまでもない。
【0036】(実施の形態3)次に、本発明の請求項3
及び請求項6に係るディスプレイ装置の中間調表示方法
について、図7〜図10を参照しつつ第3の実施の形態
により説明する。図7は第3の実施の形態におけるサブ
フィールドの発光例として、サブフィールド数が4であ
り、動きベクトルが水平方向に3であって、輝度値15
の表示データをサブフィールドで表したものであり、縦
軸方向にフィールド時間、横軸方向にセルの水平位置を
取り、斜線部が発光サブフィールドを、二点破線で挟ま
れた領域が視線のパスを、それぞれ示している。この図
7で示した表示データのうち、実際に網膜が認識する部
分を図8の斜線部で示す。
【0037】そして、各サブフィールド毎に視線パス上
に含まれる発光面積の割合、即ち図8の斜線部で示した
部分の面積を発光寄与率として求める。そして発光寄与
率に各サブフィールドの輝度重みを掛け合わせたものを
寄与量とする。この各発光サブフィールド毎の発光寄与
率と寄与量を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】表1のデータに基づき、図8に示した発光
サブフィールドの網膜に知覚される実際の輝度を計算す
ると、(X0,SF0)+(X0,SF1)+(X1,
SF2)+(X2,SF3)=1+1.36+3.90
+7.74=14.0となる。つまり、本来の表示デー
タと実際に網膜が認識する表示データとでは、15−1
4=1の輝度誤差が発生していることになる。
【0040】そこでこの誤差分の輝度量を、図9に示す
ように、当該セルの隣接セル、より具体的には当該セル
の右横のセルに分配し、輝度量1を分配されたセルを発
光する。このようにすることで、本来の表示データと網
膜が認識する表示データを一致させる。
【0041】この手順を図10のフローチャートに示
す。具体的には、まず動きベクトルを検出し、次に表示
フィールドの視線パスを算出し、そして発光サブフィー
ルドの位置を選定する。次に、各サブフィールドの発光
寄与率を算出し、この発光寄与率に基づいて網膜が認識
する表示データの輝度を算出する。このように算出され
た網膜が認識する表示データと本来の表示データの誤差
を求め、この算出した誤差の輝度を隣接セルに配分し、
最後に発光サブフィールドを発光させる。そしてこの方
法を、各表示フィールド毎に行うのである。
【0042】このように、本発明の請求項3又は請求項
6に係る発明によれば、発光サブフィールドの重心が視
線のパスの重心から外れる場合でも、本来の表示データ
と網膜に知覚される表示データとの誤差をより精度よく
求め、これを隣接するセルに分配、つまり、空間的に拡
散することによって、動画疑似輪郭を補正し、これが生
じることを抑制出来るので好適である。
【0043】なお、この第3の実施の形態では、発生し
た誤差の分配先を当該セルに隣接する右横のセルとし、
誤差を100%分配した場合を示したが、先の図6に示
したように、分配先及び分配割合はこれに限定されるも
のではない。しかし、いずれにおいても、本例で示した
ものと同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0044】(実施の形態4)最後に、本発明の請求項
5及び請求項6に係るディスプレイ装置の中間調表示方
法について、図8及び図11〜図12を参照しつつ第4
の実施の形態により説明する。この第4の実施の形態で
は、先に第3の実施の形態において、表1で示した各サ
ブフィールドの発光の寄与量の情報を基に、視線のパス
上で、本来の表示データに等しい、若しくは出来るだけ
近似した表示データが得られるように、発光するサブフ
ィールドを再選択するように構成している。
【0045】例えば、図8のデータにおいて、表示させ
たい輝度値を10と仮定する時、表1のデータより
{(X1,SF1),(X2,SF3)}の発光サブフ
ィールド群を選択すれば、輝度値10を超えない範囲で
最も近づく。しかしこの場合の発光サブフィールド群の
網膜が認知する輝度量は、1.36+7.74=9.1
となり、本来の表示データとの間に10−9.1=0.
9の輝度値の誤差が生じている。そこで、寄与量1の未
発光サブフィールド(X0,SF0)を追加発光させる
ことによって、網膜が認知する表示データを本来の表示
データにより近付けることが出来る。この様子を示した
ものが図11である。
【0046】この図11は第4の実施の形態におけるサ
ブフィールドの発光例として、サブフィールド数が4で
あり、動きベクトルが水平方向に3であって、輝度値1
0の表示データをサブフィールドで表したものであり、
縦軸方向にフィールド時間、横軸方向にセルの水平位置
を取り、斜線部が発光サブフィールドを、二点破線で挟
まれた領域が視線のパスを、それぞれ示している。
【0047】この手順を図12のフローチャートに示
す。具体的には、まず動きベクトルを検出し、次に表示
フィールドの視線パスを算出し、そして候補となる発光
サブフィールドの位置を選定する。次に、各サブフィー
ルドの発光寄与率を算出し、この発光寄与率を基に、網
膜が認識する表示データが本来の表示データに出来るだ
け等しくなるように、発光サブフィールドを選定し、そ
して発光サブフィールドを発光させる。そしてこの方法
を、各表示フィールド毎に行うのである。つまり、本実
施の形態では、網膜に知覚される表示データが本来の表
示データと等しくなるように視線パス上にあるサブフィ
ールドを発光させる。もって、動画疑似輪郭を補正す
る。
【0048】このように、本発明の請求項5又は請求項
6に係る発明によれば、発光サブフィールドの重心が視
線のパスの重心から外れる場合でも、網膜が認識する表
示データが本来の表示データと出来る限り等しくなるよ
うに視線パス上にある発光サブフィールドを発光させる
ので、動画疑似輪郭を補正し、これが生じることを抑制
出来るので好適である。
【0049】以上、第1の実施の形態から第4の実施の
形態において、全てサブフィールド数を4として説明を
したが、サブフィールド数が4以外であっても同様の効
果が得られることは言うまでもない。また、動きベクト
ルについても、その値が1次元の場合で説明をしたが、
2次元の値についても、同様の効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスプ
レイ装置の中間調表示方法によれば、動きベクトルより
求められる視線のパス上に、本来の表示データと実施の
網膜に知覚される表示データとが精度良く合致するよう
に、発光するサブフィールドを配置することにより、視
標となる映像の動きがどのような場合でも、動画疑似輪
郭の発生を抑制するという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に於ける、サブフィールド
の発光例を示した図である。
【図2】 第1の実施の形態の手順を示したフローチャ
ートである。
【図3】 第2の実施の形態に於ける、サブフィールド
の発光例を示した図である。
【図4】 第2の実施の形態に於ける、隣接セルへの誤
差拡散の例を示した図である。
【図5】 第2の実施の形態を表すフローチャートを示
す図である。
【図6】 第2及び第3の実施の形態において隣接セル
への誤差拡散の一例を示した図である。
【図7】 第3の実施の形態に於ける、サブフィールド
の発光例を示す図である。
【図8】 第3の実施の形態において、実際に網膜が知
覚する表示データを示した図である。
【図9】 第3の実施の形態に於ける、隣接セルへの誤
差拡散の例を示す図である。
【図10】 第3の実施の形態を表すフローチャートで
ある。
【図11】 第4の実施の形態に於ける、サブフィール
ドの発光の例を示した図である。
【図12】 第4の実施の形態を表すフローチャートで
ある。
【図13】 フィールド内時分割ディスプレイ装置に於
ける、動画疑似輪郭(色の乱れ)の発生のメカニズムを
説明する図であり、(a)は表示データの網膜刺激の時
空間図であり、(b)は表示データの網膜上の刺激位置
と刺激量分布を表している。
【図14】 表示データの輝度値が127から128へ
変化する時の様子をサブフィールドで表現(サブフィー
ルド数は8)したものを示した図である。
【図15】 従来技術による動画疑似輪郭補正の一例を
示す図であり、(a)は補正前の発光サブフィールドを
表し、(b)は補正後の発光サブフィールドを表してい
る。
【図16】従来技術による動画疑似輪郭補正が破綻する
一例を示す図である。
フロントページの続き (72)発明者 床井 雅樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川村 秀昭 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 Fターム(参考) 5C080 AA05 BB05 CC03 DD01 DD30 EE19 EE29 EE30 FF12 GG02 GG08 GG09 GG12 JJ01 JJ04 JJ07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ装置の1フィールドを、輝
    度の重みが異なる複数個のサブフィールドに分割し、デ
    ィスプレイ装置に表示される1フィールドの画像、即ち
    所定フィールドの表示データを、前記サブフィールドの
    うち1つ又は複数個発光させた発光サブフィールドによ
    り構成する、フィールド内時分割ディスプレイ装置にお
    いて、 前記所定フィールドの表示データと、任意に定めた一定
    のフィールド時間分だけ前の前記所定フィールドの表示
    データと、を比較することにより、前記所定フィールド
    の表示データの移動量及び移動方向、即ち動きベクトル
    を検出し、 前記動きベクトルの検出値に基づいて、前記所定フィー
    ルドの表示データに対する各発光サブフィールドの発光
    位置を移動させる中間調表示方法であって、 前記各発光サブフィールドの発光位置の移動量を一定の
    フィールド時間毎に変化させることを特徴とする、 ディスプレイ装置の中間調表示方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディスプレイ装置の中
    間調表示方法において、 前記発光位置を移動させる発光サブフィールドは、前記
    発光サブフィールドの重心位置が前記動きベクトルから
    外れている物を対象とし、 前記各発光サブフィールドの発光位置の移動量を、フィ
    ールド時間毎に変化させることを特徴とする、 ディスプレイ装置の中間調表示方法
  3. 【請求項3】 ディスプレイ装置の1フィールドを、輝
    度の重みが異なる複数個のサブフィールドに分割し、デ
    ィスプレイ装置に表示される1フィールドの画像、即ち
    所定フィールドの表示データを、前記サブフィールドの
    うち1つ又は複数個発光させた発光サブフィールドによ
    り構成する、フィールド内時分割ディスプレイ装置にお
    いて、 前記所定フィールドの表示データと、任意に定めた一定
    のフィールド時間分だけ前の前記所定フィールドの表示
    データと、を比較することにより、前記所定フィールド
    の表示データの移動量及び移動方向、即ち動きベクトル
    を検出し、 前記動きベクトルの検出値に基づいて、前記所定のフィ
    ールドの表示データに対する各発光サブフィールドの発
    光位置を移動させる中間調表示方法であって、 前記所定フィールドの表示データと、網膜が実際に認識
    する表示データと、の間に生じる誤差量を算出し、 前記誤差量を、前記発光サブフィールドに隣接するサブ
    フィールドに拡散して表示することを特徴とする、 ディスプレイ装置の中間調表示方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のディスプレイ装置の中
    間調表示方法において、 前記誤差量を、 前記所定フィールドの表示データと、前記動きベクトル
    から重心位置が外れている発光サブフィールドを消灯し
    た場合のフィールドの表示データとの差分、により算出
    することを特徴とする、 ディスプレイ装置の中間調表示方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のディスプレイ装置の中
    間調表示方法において、 前記誤差量を、 前記所定フィールドの表示データを構成する発光サブフ
    ィールドの発光の重心位置が、検出された前記動きベク
    トルから外れている割合に応じて各発光サブフィールド
    の重みづけを変化させたものと、 前記所定フィールドの表示データと、 の差分により算出する事を特徴とする、 ディスプレイ装置の中間調表示方法。
  6. 【請求項6】 ディスプレイ装置の1フィールドを、輝
    度の重みが異なる複数個のサブフィールドに分割し、デ
    ィスプレイ装置に表示される1フィールドの画像、即ち
    所定フィールドの表示データを、前記サブフィールドの
    うち1つ又は複数個発光させた発光サブフィールドによ
    り構成する、フィールド内時分割ディスプレイ装置にお
    いて、 前記所定フィールドの表示データと、任意に定めた一定
    のフィールド時間分だけ前の前記所定フィールドの表示
    データと、を比較することにより、前記所定フィールド
    の表示データの移動量及び移動方向、即ち動きベクトル
    を検出し、 前記動きベクトルの検出値に基づいて、前記所定フィー
    ルドの表示データに対する各発光サブフィールドの発光
    位置を移動する中間調表示方法であって、 前記所定フィールドの表示データと、前記網膜が実際に
    認識する表示データとの間に生じる誤差量が最小になる
    ように、前記発光サブフィールドを再配置することを特
    徴とする、 ディスプレイ装置の中間調表示方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のディスプレイ装置の中
    間調表示方法において、 前記誤差量を、 前記所定フィールドの表示データを構成する発光サブフ
    ィールドの発光の重心位置が、検出された前記動きベク
    トルから外れている割合に応じて各発光サブフィールド
    の重みづけを変化させたものと、 前記所定フィールドの表示データと、 の差分により算出する事を特徴とする、 ディスプレイ装置の中間調表示方法。
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