JP2000162808A - 電子写真感光体、該感光体の製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、該感光体の製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置

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JP2000162808A
JP2000162808A JP10339736A JP33973698A JP2000162808A JP 2000162808 A JP2000162808 A JP 2000162808A JP 10339736 A JP10339736 A JP 10339736A JP 33973698 A JP33973698 A JP 33973698A JP 2000162808 A JP2000162808 A JP 2000162808A
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Hideaki Nagasaka
秀昭 長坂
Yoichi Kawamorita
陽一 川守田
Tomohiro Kimura
知裕 木村
Shintetsu Go
信哲 呉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間の使用においても画像欠陥が発生せ
ず、また電位変動の少ない電子写真感光体を提供する。 【解決手段】 アルミニウム基体上に中間層及び感光層
を有する電子写真感光体において、該基体の感光層側の
表面がアルミニウム、酸素及びチタニウム、または、ア
ルミニウム、酸素及びジルコニウムを含有し、かつ、該
中間層が有機金属化合物を含有することを特徴とする電
子写真感光体、アルミニウム基体をチタニウムの塩また
はジルコニウムの塩を含有する酸性水溶液で化成処理す
る工程、該処理後の基体上に有機金属化合物を含有する
中間層を形成する工程及び感光層を形成する工程を有す
ることを特徴とする電子写真感光体の製造方法、該感光
体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体、
該感光体の製造方法、及び該感光体を有するプロセスカ
ートリッジ及び電子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体は、基本的には帯電及び
光を用いた露光により潜像を形成する感光層と、その感
光層を設ける基体からなっている。
【0003】一方、電子写真感光体は、適用される電子
写真プロセスに応じた感度、電気特性及び光学的特性を
備えていることが要求され、様々な環境下においてもそ
の特性を維持し、その画像に画像欠陥が無いことが要求
される。更に、長期間の使用においても、その特性が十
分に保持される安定性を有していることが要求される。
【0004】画像欠陥の代表的なものとしては、画像ス
ジ、白地部分の黒点、黒地部分の白点、白地部分の地カ
ブリ、更には、デジタル複写機やレーザービームプリン
ター等の単一波長を有する光源を使用して露光を行う装
置の場合には、基体の表面形状や感光体の膜厚ムラ等の
要因によって発生する干渉縞等が挙げられる。
【0005】上記のような画像欠陥の要因として、基体
を加工する際に発生する表面の突起や微細な孔等の機械
的な要因や、基体表面の汚れ、異物、アルミニウムに含
有される不純物の存在という化学的な要因が挙げられ
る。これら表面の欠陥や異物等は、感光体の帯電時に電
気的なリークを生じ易く、帯電不良や不必要な電荷の注
入等を引き起こし、結果として画像欠陥として現れるこ
とになる。また、汚れや不純物は電荷のトラップサイト
になり易く、特に長期間の使用により感度低下や画像欠
陥を引き起こす。
【0006】従って、感光体を作成する場合にはこれら
の画像欠陥が発生しないようにあらかじめ何らかの対策
を施しておく必要がある。
【0007】例えば特開昭54−12733号公報及び
特開昭57−62056号公報等に示されているよう
な、アルミニウム基体の表面にクロメート処理を行い、
クロメート化成皮膜を生成させる方法や特開昭58−1
4841号公報及び特開昭64−29852号公報等に
示されているような、アルミニウム基体の表面にベーマ
イト皮膜を形成する方法、あるいは特開昭57−290
51号公報に示されているような、アルミニウム基体の
表面を高温により強制的に酸化し、酸化皮膜を形成する
方法等の解決法が考えられてきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
クロメート処理法に関してはある程度の性能の基体は得
られるが、処理液がクロムを含有するため廃液の処理が
非常に困難であり、また環境安全上好ましくない。
【0009】ベーマイト処理に関しては、表面の結晶状
態が必ずしも電子写真感光体の基体に適しているとはい
えず、電子写真特性に関してはある程度の効果が得られ
るが、画像に関しては表面構造や形状が不適切なため十
分な画質が得られない等、全ての特性を満足するような
ものは得られていないのが現状である。
【0010】また、アルミニウム基体の表面を陽極酸化
処理して酸化アルミニウムの層を設ける方法がある(特
開平2−7070号公報及び特開平5−34964号公
報等)。この方法は機械的な欠陥を解決するためには良
い方法であるが、基体表面に膜厚ムラを生じないように
均一に形成するためには、膜厚を一定以上、通常の形成
条件においては5〜6μm程度以上にする必要がある。
その結果、感度低下や残留電位の上昇を引き起こすだけ
でなく、電源設備投資や電気エネルギーが多く必要とな
りコストアップにつながっていた。
【0011】従って、本発明の目的は、長期間の使用に
おいても画像欠陥が発生せず、また電位変動の少ない良
好な電子写真特性が維持される電子写真感光体、該感光
体を容易にかつ安価に安定して製造できる方法、該感光
体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに検討を行った結果、電子写真感光体に用いられるア
ルミニウム基体の表面に特定の化成処理を施す、即ち、
電気的外力を用いることなく、基体と特定の金属元素を
含有する酸性水溶液との化学反応によって基体上に特定
組成を有する不溶性の皮膜を形成し、更に該基体上に有
機金属化合物を含有する中間層を設けることにより、良
好な画像及び電位安定性を長期に渡り維持する電子写真
感光体が得られることを見い出した。
【0013】即ち、本発明は、アルミニウム基体上に中
間層及び感光層を有する電子写真感光体において、該基
体の感光層側の表面がアルミニウム、酸素及びチタニウ
ム、または、アルミニウム、酸素及びジルコニウムを含
有し、かつ、該中間層が有機金属化合物を含有すること
を特徴とする電子写真感光体である。
【0014】また、本発明は、アルミニウム基体をチタ
ニウムの塩またはジルコニウムの塩を含有する酸性水溶
液で化成処理する工程、該処理後の基体上に有機金属化
合物を含有する中間層を形成する工程及び感光層を形成
する工程を有することを特徴とする電子写真感光体の製
造方法である。
【0015】また、本発明は、上記感光体を有するプロ
セスカートリッジ及び電子写真装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるアルミニウム
基体は、処理前のアルミニウム基体をチタニウムの塩ま
たはジルコニウムの塩を含有する酸性水溶液で化成処理
することによって得ることができる。
【0017】本発明における化成処理とは、陽極酸化の
ように電気的外力を加えることなく、基体を特定の溶液
に接触させることにより、基体上に特定組成の皮膜を形
成する処理である。
【0018】本発明に用いる金属塩の金属は、チタニウ
ム及びジルコニウムであり、これらとアルミニウム及び
酸素が共存した本発明の化成皮膜を有するアルミニウム
基体は、電子写真感光体用の基体として、極めて優れた
特性を有する。
【0019】添加するチタニウムの塩及びジルコニウム
の塩はフッ素化合物であることが好ましい。チタニウム
の塩としてはチタニウムフッ化水素酸及びそのナトリウ
ム塩、カリウム塩、アンモニウム塩及び硫酸チタニウム
等が挙げられ、ジルコニウムの塩としてはジルコンフッ
化カリウム及びジルコニウム硫酸塩等が挙げられる。
【0020】酸性水溶液中の金属塩の濃度は、金属の量
で0.01g〜2g/リットルの範囲であることが好ま
しい。
【0021】また、酸性水溶液中のフッ素イオンの濃度
は、0〜10g/リットルの範囲であることが好まし
い。この範囲では基体表面のエッチング反応が適度に起
こり、均一な皮膜が生成し易い。
【0022】本発明の酸性水溶液のpHは、アンモニア
や水酸化ナトリウム等により、1.0〜5.5の範囲に
調整することが好ましい。pHが1.0未満ではエッチ
ング反応が激しく起こり、良好な皮膜を得にくく、pH
が5.5を超えると皮膜の生成速度が低く、薄い皮膜し
か得られにくいために、本発明の顕著な効果が得られに
くい。
【0023】本発明においては、反応が安定に行われる
という点で、酸性水溶液を30〜90℃に加温して用い
ることが好ましい。
【0024】基体を酸性水溶液に接触させる方法は、浸
漬法及びスプレーによる噴霧法等いずれの方法でも良い
が、生産効率の点で浸漬法であることが好ましい。
【0025】本発明における基体表面の組成は、オージ
ェ電子線分光法やESCA法等の分析方法によって測定
し、基体の最表面から深さ50Å(5×10-3μm)の
範囲におけるものとする。
【0026】本発明においては、チタニウムまたはジル
コニウムの含有量が、アルミニウムの含有量に対して4
〜100atm%の範囲であることが好ましい。
【0027】また、基体表面に形成するチタニウムまた
はジルコニウムを含有する化成皮膜の総膜厚は1μm以
下であることが好ましく、更には50Å(5×10-3μ
m)以上であることが好ましい。膜厚が1μmを超える
と、電荷が逃げにくくなり過ぎ、残留電位が上昇した
り、ゴーストが発生し易くなる。一方、50Åに満たな
いと、本発明の顕著な効果を得にくくなる。
【0028】本発明においては、耐食性や塗膜の密着性
の点で、酸性水溶液が更にリン酸、リン酸塩、タンニン
またはタンニン酸を含有することが好ましい。
【0029】リン酸及びリン酸塩としては、リン酸また
はそのナトリウム、カリウム及びアンモニウム塩やピロ
リン酸、トリポリリン酸、ヘキサメタリン酸及びそれら
のナトリウム塩やカリウム塩といったアルカリ金属塩の
縮合リン酸塩等が挙げられる。また、フィチン酸、ニト
ロジエタノールエチレンホスホン酸、2−ヒドロキシエ
チルメタクリル−1−アシッドホスホン酸、2−エチル
ヘキシルアシッドホスホン酸及びエタン−1−ヒドロキ
シ−1,1−ジホスホン酸等の有機リン酸化合物も添加
することができる。
【0030】酸性水溶液中のリン酸またはリン酸塩の濃
度は、リン酸イオンに換算して0.05〜50g/リッ
トルの範囲であることが好ましい。この範囲において
は、特に均一で良好な化成皮膜が得られ、また、処理液
の安定性も特に良好である。
【0031】タンニンまたはタンニン酸としては、ケプ
ラチョ、デプジト、支那産タンニン酸、トルコ産タンニ
ン酸、ハマメリタンニン酸、ケプリン酸、スマックタン
ニン、五倍子タンニン及びエラーグ酸タンニン等が挙げ
られる。
【0032】酸性水溶液中のタンニンまたはタンニン酸
の濃度は、0.1〜10g/リットルの範囲であること
が好ましい。
【0033】また、本発明においては、酸性水溶液が、
フッ酸、ホウフッ酸、ケイフッ酸及びそれらの塩を含有
することが好ましい。
【0034】これらはアルミニウム基体の化成処理を行
う際に、基体表面をエッチングする機能を有するので、
非常に均一な化成皮膜を得ることができる。
【0035】以上のことから、本発明の化成皮膜中には
リン酸及びフッ素が含有されていることが好ましい。
【0036】化成処理後の基体は、洗浄し、乾燥してか
ら使用される。
【0037】本発明に用いられるアルミニウム基体は、
アルミニウムであれば特に限定されるものではなく、純
アルミニウム及びAl−Mn系、Al−Mg系、Al−
Cu系、Al−Si系、Al−Mg−Si系及びAl−
Cu−Si系等のアルミニウム合金が挙げられる。より
具体的には、JIS A 6063等の6000系のア
ルミニウム合金やJIS A 3003等の3000系
のアルミニウム合金等を用いることができる。形状も特
に限定されないが、ドラム状であることが好ましい。
【0038】上記の化成皮膜形成により基体の表面状態
が改善されると共に、基体からの電荷の注入を防ぎ良好
な画像特性及び電位特性を得ることができる。
【0039】更に、本発明では該基体上に少なくとも有
機金属化合物を含む中間層を設けることによって良好な
特性を長期間維持できる。本発明で示す中間層は、有機
金属化合物から生成される金属酸化物の膜であり、化学
的にも長期間安定であり、化成皮膜上に形成した場合に
も電化の蓄積等の弊害を起こすことなく、特に感光体の
膜厚が薄い場合や帯電設定が高い場合において有効であ
る。
【0040】金属原子としては、アルミニウム、チタニ
ウム、ジルコニウム、ケイ素及びゲルマニウムから選択
されたものであり、これら元素1つ以上を含めば、複数
であってもさしつかえない。また、同一分子内に2種以
上の金属を含む化合物であってもさしつかえない。
【0041】これらの中でアルミニウム化合物の例とし
ては、アルミニウムブトキサイド、アルミニウムブトキ
サイドビス(エチルアセトアセテート)、アルミニウム
ジイソプロポキサイドエチルアセトアセテート、アルミ
ニウムエトキサイド、アルミニウムヘキサフルオロペン
タンジオネート、アルミニウムイソプロポキサイド、ア
ルミニウムペンタンジオネート、アルミニウムフェノキ
サイド及びメタクリル酸アルミニウム等が挙げられる。
【0042】チタン化合物の例としては、チタニウムブ
トキサイド、チタニウムプロポキサイド、チタニウムジ
ブトキサイドビスペンタンジオネート、チタニウムエト
キサイド、チタニウムエチルヘキシオキサイド、チタニ
ウムラクテート、チタニウムメタクリレートトリイソプ
ロポキサイド、2−メタクリルオキシエトキシトリイソ
プロポキシチタネート、チタニウムメチルフェノキサイ
ド、チタニウムオキサイドビスペンタンジオネート及び
チタニウムトリメチルシロキサイド等が挙げられる。
【0043】ジルコニウム化合物の例としては、ジルコ
ニウムブトキサイド、ジルコニウムアセト酢酸エチル、
ジルコニウムトリエタノールアミン、アセチルアセトネ
ートジルコニウムブトキサイド、アセト酢酸エチルジル
コニウムブトキサイド、ジルコニウムアセテート、ジル
コニウムオキサレート、ジルコニウムラクテート、ジル
コニウムホスホネート、オクタン酸ジルコニウム、ナフ
テン酸ジルコニウム、ラウリン酸ジルコニウム、ステア
リン酸ジルコニウム、イソステアリン酸ジルコニウム、
メタクリレートジルコニウムブトキサイド、ステアレー
トジルコニウムブトキサイド及びイソステアレートジル
コニウムブトキサイド等が挙げられる。
【0044】ケイ素化合物の例としては、テトラメトキ
シシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエト
キシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シ
ラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メタクリロキシプロピル−トリス(β−メトキ
シエトキシ)シラン、β−(3,4−エポキシシクロヘ
キシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシ
ラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ
−アミノプロピルトリエトキシシラン、β−(3,4−
エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、
N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチル
メトキシシラン、N,N−ビス(β−ヒドロキシエチ
ル)−γ−アミノプロピルエトキシシラン、N−フェニ
ル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン及びγ−ク
ロルプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。
【0045】また、ゲルマニウム化合物の例としては、
テトラブトキシゲルマン、テトラエトキシゲルマン、テ
トライソプロポキシゲルマン、メチルトリエトキシゲル
マン、メタクリルオキシトリエチルゲルマン、エチルト
リエトキシゲルマン、ジエチルジエトキシゲルマン及び
アリルトリエチルゲルマン等が挙げられる。
【0046】上記有機金属化合物を含有する中間層形成
用塗工液は、アルコールやエーテル系の溶媒等で希釈す
ることにより作成される。この塗工液を浸漬法やスプレ
ーによる噴霧法等により化成処理を施した基体に塗布
し、40℃以上に加熱することにより中間層を形成す
る。
【0047】次に、本発明に用いる電子写真感光体の感
光層について説明する。
【0048】本発明の感光層の構成は、電荷発生物質と
電荷輸送物質の両方を同一の層に含有する単層型、及び
電荷発生物質を含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含
有する電荷輸送層を有する積層型に大別される。
【0049】以下、積層型の感光層を有する電子写真感
光体について説明する。
【0050】感光体の構成としては、基体上に電荷発生
層及び電荷輸送層をこの順に積層したものと、逆に電荷
輸送層及び電荷発生層の順に積層したものがある。
【0051】電荷輸送層は、主鎖または側鎖にビフェニ
レン、アントラセン、ピレン及びフェナントレン等の構
造を有する多環芳香族化合物;インドール、カルバゾー
ル、オキサジアゾール及びピラゾリン等の含窒素環化合
物;ヒドラゾン化合物及びスチリル化合物等の電荷輸送
物質を成膜性を有する樹脂に溶解した溶液を塗布し、乾
燥することによって形成する。
【0052】成膜性を有する樹脂としては、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリメタクリル
酸エステル及びポリアリレート等が挙げられる。
【0053】電荷輸送層の膜厚は、好ましくは5〜40
μm、より好ましくは10〜30μmである。
【0054】電荷発生層は、スーダンレッド及びダイア
ンブルー等のアゾ顔料;ピレン、キノン及びアントアン
トロン等のキノン顔料;キノシアニン顔料;ペリレン顔
料;インディゴ及びチオインディゴ等のインディゴ顔料
及びフタロシアニン顔料等の電荷発生物質をポリビニル
ブチラール、ポリスチレン及びポリ酢酸ビニル及びアク
リル樹脂等の樹脂に分散した分散液を塗布し、乾燥する
か、前記顔料を真空蒸着することによって形成する。
【0055】電荷発生層の膜厚は、好ましくは5μm以
下、より好ましくは0.01〜3μmである。
【0056】単層型の感光層は、上記電荷発生物質及び
電荷輸送物質を上記樹脂に分散及び溶解した溶液を塗布
し、乾燥することによって形成する。
【0057】感光層の膜厚は、好ましくは5〜40μ
m、より好ましくは10〜30μmである。
【0058】また、本発明においては、感光層上に保護
層を設けても良い。
【0059】保護層を構成する材料としては、ポリエス
テル、ポリアクリレート、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ポリブタジエン、ポリカーボネート、ポリアミド、
ポリプロピレン、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリ
サルホン、ポリアクリルエーテル、ポリアセタール、フ
ェノール、アクリル、シリコーン、エポキシ、ユリア、
アリル、アルキッド、ブチラール、フェノキシ、ホスフ
ァゼン、アクリル変性エポキシ、アクリル変性ウレタン
及びアクリル変性ポリエステル樹脂等が挙げられる。
【0060】保護層の膜厚は、0.2〜10μmである
ことが好ましい。
【0061】以上の各層には、クリーニング性や耐摩耗
性等の改善のために、ポリ四フッ化エチレン、ポリフッ
化ビニリデン、フッ素系グラフトポリマー、シリコーン
系グラフトポリマー、フッ素系ブロックポリマー、シリ
コーン系ブロックポリマー及びシリコーン系オイル等の
潤滑剤を含有させても良い。
【0062】更に、耐候性を向上させる目的で、酸化防
止剤等の添加物を加えても良い。
【0063】また、保護層には、抵抗制御の目的で、導
電性酸化スズ及び導電性酸化チタニウム等の導電性粉体
を分散しても良い。
【0064】図1に本発明の電子写真感光体を有するプ
ロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成を
示す。
【0065】図において、1はドラム状の本発明の電子
写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速
度で回転駆動される。感光体1は、回転過程において、
一次帯電手段3によりその周面に正または負の所定電位
の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレーザービ
ーム走査露光等の露光手段(不図示)からの露光光4を
受ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が順次形成
されていく。
【0066】形成された静電潜像は、次いで現像手段5
によりトナー現像され、現像されたトナー現像像は、不
図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体
1の回転と同期取り出されて給紙された転写材7に、転
写手段6により順次転写されていく。
【0067】像転写を受けた転写材7は、感光体面から
分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けるこ
とにより複写物(コピー)として装置外へプリントアウ
トされる。
【0068】像転写後の感光体1の表面は、クリーニン
グ手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化され、更に前露光手段(不図示)からの前露光光10
により除電処理された後、繰り返し画像形成に使用され
る。なお、一次帯電手段3が帯電ローラー等を用いた接
触帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではな
い。
【0069】本発明においては、上述の電子写真感光体
1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリ
ッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカート
リッジを複写機やレーザービームプリンター等の電子写
真装置本体に対して着脱自在に構成しても良い。例え
ば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9の少なくとも1つを感光体1と共に一体に支持してカ
ートリッジ化して、装置本体のレール12等の案内手段
を用いて装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジ1
1とすることができる。
【0070】また、露光光4は、電子写真装置が複写機
やプリンターである場合には、原稿からの反射光や透過
光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化し、こ
の信号に従って行われるレーザービームの走査、LED
アレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動等により
照射される光である。
【0071】本発明の電子写真感光体は電子写真複写機
に利用するのみならず、レーザービームプリンター、C
RTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター及
びレーザー製版等電子写真応用分野にも広く用いること
ができる。
【0072】
【実施例】(実施例1)外径29.92mm、内径2
8.5mm、長さ254mmの円筒状アルミニウムシリ
ンダーを用意した。
【0073】有機リン酸としてフィチン酸及び金属の塩
としてチタニウムフッ化水素酸及びチタンフッ化アンモ
ニウムを含有する酸性水溶液(商品名:パルコート37
53、日本パーカライジング(株)製、pH3.8)を
30℃の温度に保ち、この水溶液中に上記のアルミニウ
ムシリンダーを浸漬し、1分間化成処理を行った後、純
水で洗浄し、自然乾燥させた。形成された化成皮膜の膜
厚は100Åであり、走査型オージェ電子分光測定によ
り、表面のチタニウムの含有量はアルミニウムの含有量
に対して33atm%であった。
【0074】次に、アルミニウムブトキサイド(商品
名:AKA020、チッソ(株)製)70重量部及びn
−ブタノール200重量部を混合して得た塗布液を先に
化成処理したアルミシリンダー基体上に浸漬塗布し15
0℃で20分間加熱して、膜厚1μmの中間層を形成し
た。
【0075】次に、オキシチタニウムフタロシアニン顔
料4重量部、ポリビニルブチラール樹脂(商品名:BX
−1、積水化学工業(株)製)2重量部及びシクロヘキ
サノン34重量部をサンドミルで8時間分散した後、テ
トラヒドロフラン60重量部を加えて電荷発生層用の分
散液を調合した。この分散液を先に化成処理したアルミ
ニウムシリンダー基体上に浸漬塗布し、95℃で10分
間加熱乾燥して膜厚0.2μmの電荷発生層を形成し
た。
【0076】次に、下記式で示されるトリアリールアミ
ン化合物50重量部及びビスフェノールZ型ポリカーボ
ネート樹脂50重量部をモノクロルベンゼン400重量
部に溶解した溶液を前記電荷発生層上に浸漬塗布し、1
10℃で1時間加熱乾燥して膜厚13μmの電荷輸送層
を形成した。
【0077】
【化1】
【0078】(実施例2)化成処理用酸性水溶液とし
て、タンニン酸、アンモニウム塩及び金属の塩としてジ
ルコニウムフッ化物及びジルコニウム硫酸塩を含有する
液(商品名:パルコート3756、日本パーカライジン
グ(株)製、pH3.2)を用いた以外は実施例1と同
様にして電子写真感光体を作製した。なお、形成された
化成皮膜の膜厚は100Åであり、走査型オージェ電子
分光測定により、表面のジルコニウムの含有量はアルミ
ニウムの含有量に対して23atm%であった。
【0079】(実施例3)化成処理用酸性水溶液とし
て、フィチン酸を含有し、金属の塩としてジルコンフッ
化水素酸及びジルコンフッ化アンモニウムを含有する液
(商品名:パルコート3753T、日本パーカライジン
グ(株)製、pH3.5)を用いた以外は実施例1と同
様にして電子写真感光体を作製した。なお、形成された
化成皮膜の膜厚は100Åであり、走査型オージェ電子
分光測定により、表面のチタニウムの含有量はアルミニ
ウムの含有量に対して29atm%であった。
【0080】(実施例4)中間層の塗布液としてチタニ
ウムジブトキサイドビスペンタンジオネートの73重量
%ブタノール溶液(商品名:AKT853、チッソ
(株)製)70重量部及びブタノール200重量部を用
いた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製
した。
【0081】(実施例5)中間層の塗布液としてジルコ
ニウムブトキサイド(商品名:AKZ945、チッソ
(株)製)50重量部及びブタノール200重量部を用
いた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製
した。
【0082】(実施例6)中間層の塗布液としてテトラ
メトキシシラン(商品名:SIT7510.0、チッソ
(株)製)40重量部及びブタノール200重量部を用
いた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製
した。
【0083】(実施例7)中間層の塗布液としてテトラ
ブトキシゲルマン(商品名:GET7060、チッソ
(株)製)30重量部及びブタノール200重量部を用
いた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製
した。
【0084】(比較例1)化成処理を行わなかった以外
は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製した。
【0085】(比較例2)中間層を設けなかった以外は
実施例1と同様にして電子写真感光体を作製した。
【0086】(比較例3)濃度0.3%のアンモニア水
を95℃に加熱し、これに実施例1で用いた化成処理前
のアルミニウムシリンダーを5分間浸漬し、乾燥してベ
ーマイト皮膜を形成した。
【0087】本発明の化成処理済アルミニウムシリンダ
ーに代えて、このアルミニウムシリンダー上に実施例1
と同様にして中間層及び感光層を形成することによって
電子写真感光体を作製した。
【0088】(比較例4)本発明の酸性水溶液に代え
て、チタニウム及びジルコニウムを含有しないリン酸ク
ロム系の化成処理液(商品名:アルクロム3701、日
本パーカライジング(株)製)の液温を30℃に保った
状態のものに1分間浸漬して化成処理を行い、アルミニ
ウムシリンダー表面にクロメート系の化成皮膜を形成し
た。
【0089】本発明の化成処理済アルミニウムシリンダ
ーに代えて、このアルミニウムシリンダー上に実施例1
と同様にして中間層及び感光層を形成することによって
電子写真感光体を作製した。
【0090】次に、これらの実施例1〜7及び比較例1
〜4の感光体に関して市販の反転現像方式のレーザービ
ームプリンターに設置し、暗部電位及び露光部電位を常
温常湿(23℃、60%Rh)、低温低湿(15℃、1
0%Rh)及び高温高湿(32.5℃、85%Rh)で
測定し、同時に画像評価を行った。その後、連続10,
000枚の画像を出力し再び暗部電位及び露光部電位を
測定し、同時に画像評価を行った。その結果を表1〜3
に示す。
【0091】
【表1】
【0092】
【表2】
【0093】
【表3】
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
長期間の使用においても画像欠陥が発生せず、また電位
変動の少ない良好な電子写真特性が維持される電子写真
感光体、該感光体の製造方法、該感光体を有するプロセ
スカートリッジ及び電子写真装置を提供することができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体を有するプロセスカー
トリッジを有する電子写真装置の概略構成の例を示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 知裕 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 呉 信哲 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H068 AA42 AA52 BA57 CA29 CA32 CA34 CA60 FA27

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム基体上に中間層及び感光層
    を有する電子写真感光体において、該基体の感光層側の
    表面がアルミニウム、酸素及びチタニウム、または、ア
    ルミニウム、酸素及びジルコニウムを含有し、かつ、該
    中間層が有機金属化合物を含有することを特徴とする電
    子写真感光体。
  2. 【請求項2】 有機金属化合物が金属アルコキシド化合
    物及びその誘導体であり、該金属アルコキシド化合物及
    びその誘導体の金属が、アルミニウム、チタニウム、ジ
    ルコニウム、ケイ素及びゲルマニウムからなる群より選
    択される少なくとも1種である請求項1記載の電子写真
    感光体。
  3. 【請求項3】 基体の感光層側の表面のチタニウムまた
    はジルコニウムの含有量が、アルミニウムの含有量に対
    して4〜100atm%である請求項1または2記載の
    電子写真感光体。
  4. 【請求項4】 基体の感光層側の表面が更にリンを含有
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の電子写真感光
    体。
  5. 【請求項5】 基体の感光層側の表面が更にフッ素を含
    有する請求項1乃至4のいずれかに記載の電子写真感光
    体。
  6. 【請求項6】 基体の感光層側の表面が化成処理によっ
    て形成された皮膜である請求項1乃至5のいずれかに記
    載の電子写真感光体。
  7. 【請求項7】 皮膜の膜厚が1μm以下である請求項6
    記載の電子写真感光体。
  8. 【請求項8】 アルミニウム基体をチタニウムの塩また
    はジルコニウムの塩を含有する酸性水溶液で化成処理す
    る工程、該処理後の基体上に有機金属化合物を含有する
    中間層を形成する工程及び感光層を形成する工程を有す
    ることを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
  9. 【請求項9】 有機金属化合物が金属アルコキシド化合
    物及びその誘導体であり、該金属アルコキシド化合物及
    びその誘導体の金属が、アルミニウム、チタニウム、ジ
    ルコニウム、ケイ素及びゲルマニウムからなる群より選
    択される少なくとも1種である請求項8記載の電子写真
    感光体の製造方法。
  10. 【請求項10】 チタニウムの塩及びジルコニウムの塩
    がフッ素化合物である請求項8または9記載の電子写真
    感光体の製造方法。
  11. 【請求項11】 酸性水溶液のpHが1.0〜5.5で
    ある請求項8乃至10のいずれかに記載の電子写真感光
    体の製造方法。
  12. 【請求項12】 酸性水溶液の温度が30〜90℃であ
    る請求項8乃至11のいずれかに記載の電子写真感光体
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 酸性水溶液が更にリン酸、リン酸塩、
    タンニン及びタンニン酸からなる群より選択される少な
    くともひとつの化合物を含有する請求項8乃至12のい
    ずれかに記載の電子写真感光体の製造方法。
  14. 【請求項14】 酸性水溶液が更にフッ酸、ホウフッ
    酸、ケイフッ酸及びこれらの塩からなる群より選択され
    る少なくともひとつの化合物を含有する請求項8乃至1
    3のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至7のいずれかに記載の電
    子写真感光体、及び帯電手段、現像手段及びクリーニン
    グ手段からなる群より選択される少なくともひとつの手
    段を一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在である
    ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至7のいずれかに記載の電
    子写真感光体、帯電手段、露光手段、現像手段及び転写
    手段を有することを特徴とする電子写真装置。
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