JP2000161666A - 燃焼機器の不完全燃焼検出装置 - Google Patents

燃焼機器の不完全燃焼検出装置

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JP2000161666A JP10340222A JP34022298A JP2000161666A JP 2000161666 A JP2000161666 A JP 2000161666A JP 10340222 A JP10340222 A JP 10340222A JP 34022298 A JP34022298 A JP 34022298A JP 2000161666 A JP2000161666 A JP 2000161666A
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Yoshihiro Ishikawa
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Ikuo Takahashi
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Akimitsu Cho
明光 張
Mina Kanbara
美奈 神原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CO濃度の検出と、燃焼機器の給気口や排気口
の閉塞、及び燃焼用酸素の不足の検出とを、簡易かつ安
価に行うことができる燃焼機器の不完全燃焼検出装置を
提供する。 【解決手段】燃焼機器の燃焼排気中のCO濃度が高いほ
ど高い電圧を出力するCO濃度検出手段41と、CO濃
度検出手段41の出力電圧が所定のCO濃度に対応した
基準電圧以上となったときに、前記燃焼機器が不完全燃
焼状態であると判断して、前記燃焼機器の燃焼を停止す
る不完全燃焼停止手段42とを備えた燃焼機器の不完全
燃焼検出装置において、前記燃焼機器の燃焼排気の温度
を検出する排気温度検出手段22と、排気温度検出手段
22の検出温度が低いほど、CO濃度検出手段41の出
力電圧が高くなるようにする温度補正手段40とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、燃焼機器の不完
全燃焼を検出する不完全燃焼検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばガスバーナにより水を加熱
して給湯を行うガス給湯器においては、ガスバーナの不
完全燃焼が継続されることを防止するために不完全燃焼
検出装置が設けられている。該不完全燃焼検出装置は、
ガスバーナの燃焼排気中のCO濃度に応じた電圧を出力
するCO濃度検出手段を有し、ガスバーナの燃焼中に、
該CO濃度検出手段の出力電圧が、所定のCO濃度に対
応した基準電圧以上となったときに、ガスバーナが不完
全燃焼状態になったと判断して、ガスバーナの燃焼を停
止するようにしていた。
【0003】ここで、燃焼機器の不完全燃焼が生じる要
因としては、燃焼機器の給気口や排気口の閉塞、或いは
燃焼用酸素の不足等が挙げられるが、図3(a),図3
(b),及び図4に示したように、給気口や排気口の閉
塞、燃焼用酸素の不足が進行しても、それに応じて燃焼
排気中のCO濃度が増加するわけではなく、閉塞率や酸
素の不足があるレベル(閉塞率70%程度、酸素濃度1
9%程度)に達したときに、燃焼排気中のCO濃度が急
激に高くなる。
【0004】そのため、燃焼排気中のCO濃度だけを基
準として、燃焼機器の不完全燃焼の検知を行ったときに
は、燃焼機器の給気口や排気口の閉塞、燃焼用酸素の不
足がかなり進行するまで、燃焼機器の燃焼を停止するこ
とができない。しかし、燃焼機器の給気口や排気口の閉
塞、及び燃焼用空気の不足が進行したときは、その後燃
焼機器が不完全燃焼状態となるのが明らかであるため、
速やかに燃焼機器の燃焼を停止することが望ましい。
【0005】そこで、従来は、燃焼機器の給気口や排気
口の閉塞、及び燃焼用酸素の不足が生じると燃焼機器の
燃焼炎の状態が変化することに着目して、燃焼炎の状態
を検出する燃焼状態検出手段(例えば熱電対)を設け、
該燃焼状態検出手段の検出結果から、給気口や排気口の
閉塞、及び燃焼用酸素の不足を早期に検知して、燃焼機
器の燃焼を停止するようにしていた。
【0006】しかし、このように、燃焼機器の不完全燃
焼を停止するために、CO濃度検出手段と燃焼状態検出
手段という2種類の検出手段を設けたときには、装置構
成が複雑になると共に、装置の製造コストも高くなると
いう不都合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記不都合
を解消し、CO濃度の検出と、燃焼機器の給気口や排気
口の閉塞、及び燃焼用酸素の不足の検出とを、簡易かつ
安価に行うことができる燃焼機器の不完全燃焼検出装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであり、燃焼機器の排気中の
CO濃度が高いほど高い電圧を出力するCO濃度検出手
段と、該CO濃度検出手段の出力電圧が所定の基準電圧
以上となったときに、前記燃焼機器が不完全燃焼状態で
あると判断して、前記燃焼機器の燃焼を停止する燃焼停
止手段とを備えた燃焼機器の不完全燃焼検出装置の改良
に関する。
【0009】前記CO濃度検出手段は、一般に、CO濃
度に応じてその抵抗値が変化するCOセンサ(CO検知
素子)を用いて構成され、該COセンサに所定の電流を
供給することで、該COセンサからCO濃度に応じた電
圧が出力されるようにしている。しかし、燃焼排気中の
CO濃度に対するCOセンサの出力電圧は、図5(a)
の(A社,B社)に示したように、該COセンサの温
度によって変動する。そのため、従来は、COセンサの
温度を検出し、該COセンサの温度に応じてCOセンサ
の出力電圧を補正することで、図5(a)のに示した
ように、実際のCO濃度に対するCO濃度検出手段の出
力電圧が、COセンサの温度に拘わらず一定となるよう
に温度補正を行っていた。
【0010】一方、燃焼機器の給気口や排気口の閉塞、
或いは燃焼用酸素の不足が進行すると、例えばバーナで
熱交換器を加熱する熱交換器にあっては、バーナの火炎
が長く延びて熱交換器に触れる部分が多くなり、バーナ
の火炎が冷却される。そのため、燃焼反応が停止して完
全燃焼率が低下し、図3(a),図3(b),及び図4
に示したように、燃焼排気の温度が低下する。そこで、
本願発明者らは、上述したCOセンサの温度補正の必要
性と、燃焼機器の給気口や排気口の閉塞及び燃焼用酸素
の不足と燃焼排気温度の関係とに着目して、CO濃度検
出手段の出力から、燃焼機器の給気口や排気口の閉塞、
及び燃焼酸素の不足を検出する本発明を創作した。
【0011】本発明の第1の実施の態様は、前記燃焼機
器の燃焼排気の温度を検出する排気温度検出手段と、該
排気温度検出手段の検出温度が低いほど、前記CO濃度
検出手段の出力電圧が高くなるようにする温度補正手段
とを設けたことを特徴とする。
【0012】かかる本発明によれば、前記燃焼機器の給
気口や排気口の閉塞、或いは燃焼用酸素の不足等の要因
により、上述したように燃焼排気の温度が低下すると、
前記排気温度検出手段の検出温度が低下する。そして、
前記排気温度検出手段の検出温度の低下に応じて、前記
温度補正手段により、前記CO濃度検出手段の出力電圧
が高められる。
【0013】そのため、前記要因が生じたときは、排気
中のCO濃度が前記所定濃度以上となる前に、前記CO
濃度検出手段の出力電圧が前記基準電圧以上となり、前
記不完全燃焼停止手段により前記燃焼機器の燃焼が速や
かに停止される。このように、本発明によれば、前記C
O濃度検出手段により、CO濃度の検出と前記燃焼機器
の給気口や排気口の閉塞、及び燃焼用酸素の不足の検出
との双方を行うことでき、閉塞や燃焼用酸素の不足を検
出するための手段を専用に設ける必要がない。そのた
め、簡易かつ安価に不完全燃焼検出装置を構成すること
ができる。
【0014】また、前記温度補正手段は、前記排気温度
検出手段の検出温度が所定温度以上であるときは、該検
出温度に拘わらず、燃焼排気中のCO濃度と前記CO濃
度検出手段の出力電圧との相関関係が一定となるように
し、該検出温度が前記所定温度未満であるときには、該
検出温度が低いほど、燃焼排気中のCO濃度に対する前
記CO濃度検出手段の出力電圧が高くなるようにするこ
とを特徴とする。
【0015】かかる本発明によれば、前記排気温度検出
手段の検出温度が前記所定温度以上であり、前記燃焼機
器の給気口や排気口の閉塞、及び燃焼用酸素の不足が生
じていないと判断できるときは、前記温度補正手段によ
り、燃焼排気中のCO濃度と前記CO濃度検出手段の出
力電圧との相関関係が、燃焼排気の温度に拘わらず一定
となるように補正される。そのため、燃焼排気温度の変
動の影響を排除して、燃焼排気中のCO濃度を精度良く
検出することができる。
【0016】一方、前記排気温度検出手段の検出温度が
前記所定温度未満であるときは、前記燃焼機器の給気口
や排気口の閉塞、及び燃焼用酸素の不足が生じている可
能性が高い。そこで、前記温度補正手段により、燃焼排
気温度が低いほど、前記CO濃度検出手段の出力電圧が
高くなるように補正することで、前記燃焼機器の給気口
や排気口の閉塞が生じたときに、燃焼排気中のCO濃度
が前記所定濃度以上となる前に、前記CO濃度検出手段
の出力電圧が前記基準電圧以上となるようにすることが
できる。これにより、前記燃焼機器の給気口や排気口、
或いは燃焼用酸素の不足が生じたときに、前記不完全燃
焼停止手段により、速やかに前記燃焼機器の燃焼を停止
することができる。
【0017】また、本発明の第2の実施の態様は、前記
燃焼機器の排気温度を検出する排気温度検出手段と、該
排気温度検出手段の検出温度に拘わらず、燃焼排気中の
CO濃度と前記CO濃度検出手段の出力電圧との相関関
係が一定となるようにする温度補正手段と、前記排気温
度検出手段の検出温度が低いほど、前記基準電圧を低い
値に変更する基準電圧変更手段とを備えたことを特徴と
する。
【0018】かかる本発明によれば、前記温度補正手段
により、前記燃焼機器の燃焼排気温度が変動しても、燃
焼排気中のCO濃度と前記CO濃度検出手段の出力電圧
との相関関係が一定に保たれる。そして、前記基準電圧
変更手段により、燃焼排気温度が低くなるほど、前記基
準電圧が低い値に変更される。そのため、前記燃焼機器
の給気口や排気口の閉塞、或いは燃焼用酸素の不足が生
じて、前記燃焼機器の燃焼量が減少し、前記燃焼機器の
燃焼排気温度が低下したときには、CO濃度が燃焼排気
温度が高いときの前記基準濃度よりも低い状態であって
も、前記CO濃度検出手段の出力電圧が前記基準電圧以
上となり、前記不完全燃焼停止手段により、前記燃焼機
器の燃焼が停止される。このように、本発明によれば、
前記燃焼機器の給気口や排気口の閉塞、及び燃焼用酸素
の不足を検出する手段を前記CO濃度検出手段と別個に
設ける必要がない。そのため、簡易かつ安価に不完全燃
焼検出装置を構成することができる。
【0019】また、前記基準電圧変更手段は、前記排気
温度検出手段の検出温度が所定温度以上であるときは前
記基準電圧を一定の初期基準電圧とし、該検出温度が該
所定温度未満であるときには、前記基準電圧を該初期基
準電圧よりも低く、且つ、該検出温度が低いほど低い値
に変更することを特徴とする。
【0020】かかる本発明によれば、前記排気温度検出
手段の検出温度が前記所定温度以上であり、前記燃焼機
器の給気口や排気口の閉塞、及び燃焼用酸素の不足が生
じていないと想定できるときは、前記温度補正手段によ
り、燃焼排気中のCO濃度に対する前記CO濃度検出手
段の出力電圧が、燃焼排気の温度に拘わらず一定となる
ように補正される。そして、前記基準電圧変更手段によ
り前記基準電圧は前記初期基準電圧に保たれる。そのた
め、前記不完全燃焼停止手段は、燃焼排気温度の変動の
影響を排除して、前記燃焼機器の不完全燃焼を正確に判
断することができる。
【0021】一方、前記排気温度検出手段により検出さ
れる前記燃焼機器の燃焼排気温度が前記所定温度未満で
あり、前記燃焼機器の給気口や排気口の閉塞、及び燃焼
用酸素の不足が生じていると想定できるときには、前記
基準電圧変更手段により、前記基準電圧が前記初期基準
電圧よりも低く、且つ、該検出温度が低いほど低い値に
変更される。これにより、前記CO濃度検出手段の出力
電圧が前記初期基準電圧以上となる前に、即ち、燃焼排
気中のCO濃度が前記所定濃度以上となる前に、前記不
完全燃焼停止手段により、速やかに前記燃焼機器の燃焼
を停止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図1〜図5を参照して、本
発明の燃焼機器の不完全燃焼検出装置の実施の形態の一
例について説明する。図1は本発明の不完全燃焼検出装
置を備えたガス給湯器(本発明の燃焼機器に相当する)
の全体構成図、図2は本実施の形態の不完全燃焼検出装
置の制御ブロック図、図3(a)は給気口の閉塞率とC
O濃度、燃焼排気温度との関係を示したグラフ、図3
(b)は排気口の閉塞率とCO濃度、燃焼排気温度との
関係を示したグラフ、図4は燃焼用酸素の濃度とCO濃
度、燃焼排気温度との関係を示したグラフ、図5(a)
はCOセンサの温度とCO濃度検出手段の出力との関係
を示したグラフ(A社,B社のCOセンサを用いた
例)、図5(b)は燃焼排気温度とCO濃度検出手段の
出力との関係を示したグラフである。
【0023】図1を参照して、ガス給湯器1は、燃焼ハ
ウジング2内に備えたガスバーナ3と、ガスバーナ3に
燃焼用空気Xを供給する燃焼ファン4とを備え、燃焼ハ
ウジング2は、その下方に燃焼用空気Xの給気口5、上
方に燃焼排気Zの排気口6を有している。また、燃焼ハ
ウジング2内のガスバーナ3の上方に、熱交換器7が配
設されている。ガスバーナ3は、炎を形成するバーナ群
8と、バーナ群8の下方に位置し噴出口9を有するノズ
ル管10とからなり、ガスバーナ3には、ガス管11を
介して燃料ガスYが供給される。
【0024】また、ガス給湯器1は、熱交換器7への給
水流量を一定に保つ水ガバナ12、熱交換器7への給水
の有無を検出する水量センサ13、熱交換器7からの出
湯温度を検出する出湯温サーミスタ14、ガスバーナ3
への燃料ガスの供給路を開閉する元ガス電磁弁15と主
電磁弁16、ガスバーナ3への燃焼ガスの供給量を調節
するガバナ式のガス比例弁17、ガスバーナ3の点火を
行うイグナイタ18、ガスバーナ3の燃焼の有無を検出
するフレームロッド19、燃焼排気Z中のCO濃度を検
出するCOセンサ20、燃焼排気Zの温度を検出する排
気温サーミスタ22、及びこれらと接続されたコントロ
ーラ21とを備える。
【0025】コントローラ21は、CPU,ROM,R
AM等から構成される電子ユニットであり、ガスバーナ
3の燃焼を制御する燃焼制御手段30と、ガスバーナ3
の不完全燃焼を検出したときにガスバーナ3の燃焼を強
制的に停止する不完全燃焼検出手段31とを備える。そ
して、不完全燃焼検出手段31と、COセンサ20と、
排気温サーミスタ22とにより、本発明の不完全燃焼検
出装置が構成される。
【0026】次に、本実施の形態のガス給湯器1の基本
的な動作について説明する。図1を参照して、コントロ
ーラ21に備えられた燃焼制御手段30は、図示しない
給湯栓が開操作されたことを水量センサ13の検出出力
により検知したときに、ガスバーナ3の燃焼制御を開始
する。即ち、燃焼制御手段30は、イグナイタ18に通
電して火花放電を生じさせた状態で、燃焼ファン4を作
動させてガスバーナ3への燃焼用空気Xの供給を開始す
ると共に、元ガス電磁弁15、主電磁弁16を開弁して
ガスバーナ3への燃料ガスYの供給を開始することで、
ガスバーナ3の点火処理を行う。そして、燃焼制御手段
30は、フレームロッド19の検出出力により、ガスバ
ーナ3の燃焼を検知したときに、イグナイタ18への通
電を遮断する。
【0027】燃焼制御手段30は、ガスバーナ3の燃焼
開始後、出湯温サーミスタ14により検出される熱交換
器7からの出湯温度が所定の目標給湯温度と一致するよ
うに、ガス比例弁17の開度を調節してガスバーナ3へ
の燃料ガスYの供給量を制御し、また、燃焼ファン4の
回転速度を調節してガスバーナ3への燃焼用空気Xの供
給量を制御する。
【0028】そして、燃焼制御手段30は、水量センサ
13の検出出力により前記給湯栓が閉操作されたことを
検知したときに、元ガス電磁弁15と主電磁弁16を閉
弁してガスバーナ3の燃焼を停止し、燃焼ファン4の作
動を停止してガスバーナ3の燃焼制御を終了する。
【0029】また、不完全燃焼検出手段31は、燃焼制
御手段30の作動状態を監視し、燃焼制御手段30がガ
スバーナ3の燃焼制御を実行しているときに、ガスバー
ナ3が不完全燃焼状態であるか否かを判断する。そし
て、不完全燃焼検出手段31は、ガスバーナ3が不完全
燃焼状態であると判断したときは、燃焼制御手段30に
対して、ガスバーナ3の燃焼停止を指示する。不完全燃
焼検出手段31から、ガスバーナ3の燃焼停止を指示さ
れた燃焼制御手段30は、元ガス電磁弁15と主電磁弁
16を閉弁してガスバーナ3の燃焼を停止し、これによ
りガスバーナ3の不完全燃焼状態が継続されることを防
止している。
【0030】次に、図2を参照して、不完全燃焼検出手
段31と、COセンサ20と、排気温サーミスタ22と
により構成される、本発明の不完全燃焼検出装置の作動
について説明する。
【0031】COセンサ20は、CO濃度に応じてその
抵抗値が変化するCO検出素子であり、コントローラ2
1から所定の電流が供給されることで、CO濃度に応じ
た電圧を出力する。そして、CO濃度が高いほど、CO
センサ20の出力電圧が高くなる。
【0032】しかし、COセンサ20は温度依存性を有
するため、図5(a)のに示したように、COセンサ
20の温度が変動すると、それに応じてCOセンサ20
の出力電圧も変動する。そのため、不完全燃焼検出手段
31は、COセンサ20の出力電圧と、排気温サーミス
タ22の検出信号とを入力し、排気温サーミスタ22の
検出信号から把握した燃焼排気Z(図1参照)の温度T
E (≒COセンサ20の温度)に応じて、COセンサ2
0の出力電圧VS を補正する温度補正手段40を有し、
該温度補正手段40とCOセンサ20、及び排気温サー
ミスタ22により、燃焼排気Z中のCO濃度が高いほど
高い電圧を出力するCO濃度検出手段41を構成してい
る。
【0033】温度補正手段40は、一般には図5(b)
の,,に示したように、CO濃度が一定であれ
ば、排気温サーミスタ22の検出温度TE が変動して
も、CO濃度検出手段41の出力電圧VC が一定となる
ようにCOセンサ20の出力電圧VS を補正する。
【0034】しかし、本実施の形態においては、温度補
正手段40は、図5(b)の,,に示したよう
に、排気温サーミスタ22の検出温度TE が、給気口5
や排気口6の閉塞、及び燃焼用酸素の不足等が生じてい
ないと判断できる温度TS (本発明の所定温度に相当す
る)以上であるときは、燃焼排気Zの温度が変動しても
CO濃度とCO濃度検出手段41の出力電圧との相関関
係が一定となるようにCOセンサ20の出力電圧VS
補正し、排気温サーミスタ22の検出温度TE がTS
満のときには、排気温サーミスタ22の検出温度TE
低いほど、CO濃度検出手段41の出力電圧が高くなる
ようにCOセンサ20の出力電圧VS を補正する。
【0035】そして、不完全燃焼停止手段42は、CO
濃度検出手段41の出力電圧VC と、ROM43に記憶
された、所定のCO濃度(ガスバーナ3が不完全燃焼状
態であると判断されるCO濃度の下限に設定される)に
対応した基準電圧VB とを比較し、CO濃度検出手段4
1の出力電圧VC が基準電圧VB 以上となったときに、
ガスバーナ3が不完全燃焼状態であると判断する。これ
により、不完全燃焼検出手段31から燃焼制御手段30
に対して、ガスバーナ3の燃焼を停止する指示がなされ
る。
【0036】ここで、ガスバーナ3が不完全燃焼状態と
なる要因としては、給気口5や排気口6の閉塞、及び燃
焼用酸素の不足等が考えられる。そのため、これらの要
因が生じたときには、ガスバーナ3の燃焼を速やかに停
止することが望ましい。
【0037】しかし、図3(a),図3(b)に示した
ように、給気口5や排気口6の閉塞が進んでも、それに
応じて燃焼排気Z中のCO濃度が高くなるわけではな
く、閉塞がかなり進行して閉塞率が70%を越えるあた
りから、燃焼排気Z中のCO濃度が急激に高くなる。ま
た、図4に示したように、燃焼用酸素が減少しても、そ
れに応じて燃焼排気Z中のCO濃度が高くなるわけでは
なく、燃焼用酸素の不足がかなり進行して酸素濃度が1
9%以下となったあたりから、CO濃度が急激に高くな
る。そのため、燃焼排気Z中のCO濃度を基準としてガ
スバーナ3の不完全燃焼を判断したときには、給気口5
や排気口6の閉塞、及び燃焼用酸素の不足が生じても、
ガスバーナ3の燃焼を速やかに停止することができなか
った。
【0038】そこで、温度補正手段40は、図5(b)
の,,に示したようにCOセンサ20の出力電圧
を補正することで、給気口や排気口6の閉塞、及び燃焼
用酸素の不足が生じたときに、速やかにガスバーナ3の
燃焼を停止することができるようにしている。
【0039】図5(b)を参照して、温度補正手段40
は、上述したように、排気温サーミスタ22の検出温度
E が所定温度TS 以上であるときは、排気温サーミス
タ22の検出温度TE が変動しても、燃焼排気Z中のC
O濃度とCO濃度検出手段41の出力電圧VC との相関
関係が一定となるようにCOセンサ20の出力電圧V S
を補正する。これにより、CO濃度検出手段41は、燃
焼排気Zの温度の変動の影響を排除して、精度良くCO
濃度に応じた電圧VC を出力することができる。そし
て、不完全燃焼停止手段42は、CO濃度検出手段41
の出力電圧VC とROM43に記憶された基準電圧VB
とを比較することで、ガスバーナ3が不完全燃焼状態で
あるか否かを正確に判断することができる。
【0040】一方、排気温サーミスタ22の検出温度T
E が所定温度TS 未満であるときには、温度補正手段4
0は、排気温サーミスタ22の検出温度TE が低いほ
ど、CO濃度検出手段41の出力電圧VC が高くなるよ
うに、COセンサ20の出力電圧VS を補正する。
【0041】そのため、図5(b)を参照して、例えば
CO濃度1000ppm に対応した電圧V1 を基準電圧V
B に設定したときには、給気口5や排気口6の閉塞、或
いは燃焼用酸素の不足が進行し、ガスバーナ3の燃焼量
が低下して排気温サーミスタ22の検出温度温度TE
L まで低下すると、CO濃度が500ppm であって
も、CO濃度検出手段41の出力電圧VC が基準電圧V
B (=V1 )以上となる。
【0042】そのため、不完全燃焼停止手段42によ
り、ガスバーナ3が不完全燃焼状態であると判断され
る。そして、不完全燃焼検出手段31から燃焼制御手段
30に、ガスバーナ3の燃焼を停止する指示がなされ
て、ガスバーナ3の燃焼が停止される。即ち、給気口5
や排気口6の閉塞、或いは燃焼用酸素の不足が進行した
ときに、速やかにガスバーナ3の燃焼を停止することが
できる。
【0043】そして、本実施の形態のCO濃度検出手段
41は、COセンサ20の温度補正用に、従来より設け
られていた温度補正手段40の温度補正の仕様を変更す
るだけで実現できるため、簡易かつ安価に、CO濃度の
検出と、給気口5や排気口6の閉塞、及び燃焼用酸素の
不足を検出してガスバーナ3の燃焼を停止することがで
きる不完全燃焼検出装置を構成することができる。
【0044】尚、本実施の形態においては、排気温サー
ミスタ22の検出温度TE が所定温度TS 以下であると
きにのみ、排気温サーミスタ22の検出温度が低いほ
ど、CO濃度検出手段41の出力電圧VC が高くなるよ
うに補正することで、本発明の最良の効果を得られるよ
うにしたが、該所定温度TS に拘わらず、排気温サーミ
スタ22の検出温度が低いほど、CO濃度検出手段41
の出力電圧VC が高くなるように補正することによって
も、本発明の効果を得ることができる。
【0045】また、本実施の形態では、CO濃度検出手
段41の出力電圧を、排気温サーミスタ22の検出温度
が低いほど低くなるように補正したが、排気温サーミス
タ22の検出温度が変動しても、燃焼排気Z中のCO濃
度とCO濃度検出手段41の出力電圧との相関関係が一
定となるように補正し、基準電圧VB を排気温サーミス
タ22の検出温度が低いほど低く変更する、基準電圧変
更手段を設けるようにしてもよい。
【0046】この場合には、図5(b)のに示したよ
うに、例えばCO濃度が1000ppm 以上であるとき
に、不完全燃焼停止手段42がガスバーナ3が不完全燃
焼状態であると判断するように設定したときには、給気
口5や排気口6の閉塞、或いは燃焼用酸素の不足が進行
し、ガスバーナ3の燃焼量が低下して排気温サーミスタ
22により検出される燃焼排気Zの温度TE がTL まで
低下すると、CO濃度検出手段41の出力電圧VC はV
L に保たれるが、基準電圧VB が出力電圧VL 未満とな
る。
【0047】そのため、不完全燃焼停止手段42によ
り、ガスバーナ3が不完全燃焼状態であると判断され
る。そして、不完全燃焼検出手段31から燃焼制御手段
30に、ガスバーナ3の燃焼を停止する指示がなされ
て、ガスバーナ3の燃焼が停止される。即ち、給気口5
や排気口6の閉塞、或いは燃焼用酸素の不足が進行した
ときに、速やかにガスバーナ3の燃焼を停止することが
できる。
【0048】また、本実施の形態では、本発明の燃焼機
器としてガス給湯器を例に説明したが、燃焼機器はガス
給湯器に限られるものではなく、他の種類の燃焼機器、
例えば暖房装置や調理機器であってもよい。さらに、他
の種類の燃料、例えば石油を使用する燃焼機器に対して
も本発明の適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】不完全燃焼検出装置を備えたガス給湯器の全体
構成図。
【図2】不完全燃焼検出装置の制御ブロック図。
【図3】閉塞率とCO濃度、燃焼排気温度との関係を示
したグラフ。
【図4】燃焼用酸素の濃度とCO濃度、燃焼排気温度と
の関係を示したグラフ。
【図5】COセンサの温度とCO濃度検出手段の出力と
の関係を示したグラフ。
【符号の説明】
1…ガス給湯器、2…燃焼ハウジング、3…ガスバー
ナ、4…燃焼ファン、5…給気口、6…排気口、11…
ガス管、13…水量センサ、14…出湯温サーミスタ、
15…元ガス電磁弁、16…主電磁弁、17…ガス比例
弁、18…イグナイタ、19…フレームロッド、20…
COセンサ、21…コントローラ、22…排気温サーミ
スタ、30…燃焼制御手段、31…不完全燃焼検出手
段、40…温度補正手段、41…CO濃度検出手段、4
2…不完全燃焼停止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴山 佳之 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リ ンナイ株式会社内 (72)発明者 高須 芳彦 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リ ンナイ株式会社内 (72)発明者 石川 善弘 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リ ンナイ株式会社内 (72)発明者 高橋 郁生 東京都杉並区上荻1−15−1丸三ビル 根 本特殊化学株式会社内 (72)発明者 張 明光 東京都杉並区上荻1−15−1丸三ビル 根 本特殊化学株式会社内 (72)発明者 神原 美奈 東京都杉並区上荻1−15−1丸三ビル 根 本特殊化学株式会社内 (72)発明者 菅井 孝 東京都杉並区上荻1−15−1丸三ビル 根 本特殊化学株式会社内 Fターム(参考) 3K003 RA01 RA03 RA08 TA02 TB04 TB07 TC01 TC08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼機器の燃焼排気中のCO濃度が高いほ
    ど高い電圧を出力するCO濃度検出手段と、該CO濃度
    検出手段の出力電圧が所定のCO濃度に対応した基準電
    圧以上となったときに、前記燃焼機器が不完全燃焼状態
    であると判断して、前記燃焼機器の燃焼を停止する不完
    全燃焼停止手段とを備えた燃焼機器の不完全燃焼検出装
    置において、 前記燃焼機器の燃焼排気の温度を検出する排気温度検出
    手段と、該排気温度検出手段の検出温度が低いほど、前
    記CO濃度検出手段の出力電圧が高くなるようにする温
    度補正手段とを設けたことを特徴とする燃焼機器の不完
    全燃焼検出装置。
  2. 【請求項2】前記温度補正手段は、前記排気温度検出手
    段の検出温度が所定温度以上であるときは、該検出温度
    に拘わらず、燃焼排気中のCO濃度と前記CO濃度検出
    手段の出力電圧との相関関係が一定となるようにし、該
    検出温度が前記所定温度未満であるときには、該検出温
    度が低いほど、燃焼排気中のCO濃度に対する前記CO
    濃度検出手段の出力電圧が高くなるようにすることを特
    徴とする請求項1記載の燃焼機器の不完全燃焼検出装
    置。
  3. 【請求項3】燃焼機器の燃焼排気中のCO濃度が高いほ
    ど高い電圧を出力するCO濃度検出手段と、該CO濃度
    検出手段の出力電圧が所定のCO濃度に対応した基準電
    圧以上となったときに、前記燃焼機器が不完全燃焼状態
    であると判断して、前記燃焼機器の燃焼を停止する不完
    全燃焼停止手段とを備えた燃焼機器の不完全燃焼検出装
    置において、 前記燃焼機器の燃焼排気の温度を検出する排気温度検出
    手段と、該排気温度検出手段の検出温度に拘わらず、燃
    焼排気中のCO濃度と前記CO濃度検出手段の出力電圧
    との相関関係が一定となるようにする温度補正手段と、
    前記排気温度検出手段の検出温度が低いほど、前記基準
    電圧を低い値に変更する基準電圧変更手段とを設けたこ
    とを特徴とする燃焼機器の不完全燃焼検出装置。
  4. 【請求項4】前記基準電圧変更手段は、前記排気温度検
    出手段の検出温度が所定温度以上であるときは前記基準
    電圧を所定の初期基準電圧とし、該検出温度が該所定温
    度未満であるときには、前記基準電圧を該初期基準電圧
    よりも低く、且つ、該検出温度が低いほど低い値に変更
    することを特徴とする請求項3記載の燃焼機器の不完全
    燃焼検出装置。
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