JP2000160590A - アースオーガの除泥方法 - Google Patents
アースオーガの除泥方法Info
- Publication number
- JP2000160590A JP2000160590A JP10338907A JP33890798A JP2000160590A JP 2000160590 A JP2000160590 A JP 2000160590A JP 10338907 A JP10338907 A JP 10338907A JP 33890798 A JP33890798 A JP 33890798A JP 2000160590 A JP2000160590 A JP 2000160590A
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- JP
- Japan
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- auger
- rod
- mud
- vane
- holes
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スクリュー羽根に付着してオーガロッドの周
囲に詰まる泥を簡単にかつ短時間で取り除くことができ
る。 【解決手段】 オーガロッド２のスクリュー羽根１に小
径孔８を多数穿設し、掘削後の引き上げ時にオーガロッ
ド２の先端から吐出するコンプレッサーからのエアー９
をスクリュー羽根１に付着する泥10に吹きかける。
囲に詰まる泥を簡単にかつ短時間で取り除くことができ
る。 【解決手段】 オーガロッド２のスクリュー羽根１に小
径孔８を多数穿設し、掘削後の引き上げ時にオーガロッ
ド２の先端から吐出するコンプレッサーからのエアー９
をスクリュー羽根１に付着する泥10に吹きかける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築、土木の分野
で基礎工事としての杭孔等の掘削を行うアースオーガに
関するものである。
で基礎工事としての杭孔等の掘削を行うアースオーガに
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２にもあるがアースオーガは、周知の
ように螺旋状のスクリュー羽根１を有するオーガロッド
２およびその先端に設けるオーガヘッド３からなり、そ
の上端はモータおよび減速機からなる駆動機４に連結さ
れる。
ように螺旋状のスクリュー羽根１を有するオーガロッド
２およびその先端に設けるオーガヘッド３からなり、そ
の上端はモータおよび減速機からなる駆動機４に連結さ
れる。
【０００３】そしてベースマシンとしてクローラ等の重
機５に起伏自在に立設するリーダーマスト６のトップシ
ーブ７から駆動機４ともども昇降自在に吊り降ろし、駆
動機４部分はリーダーマスト６のリーダーにガイドさせ
る。
機５に起伏自在に立設するリーダーマスト６のトップシ
ーブ７から駆動機４ともども昇降自在に吊り降ろし、駆
動機４部分はリーダーマスト６のリーダーにガイドさせ
る。
【０００４】オーガヘッド３は掘削ビットを有するもの
で、駆動機４によりオーガロッド２およびオーガヘッド
３を連続回転させて地盤に錐揉み状に挿入させることで
掘削排土する。
で、駆動機４によりオーガロッド２およびオーガヘッド
３を連続回転させて地盤に錐揉み状に挿入させることで
掘削排土する。
【０００５】また、図３に示すようにオーガロッド２お
よびオーガヘッド３を複数（図示の例では５軸）設けた
多軸オーガもある。
よびオーガヘッド３を複数（図示の例では５軸）設けた
多軸オーガもある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このようなアースオー
ガは所定深度まで掘削した後の引き上げ時はスクリュー
羽根１間に土砂が詰まったままで引き上げられるもの
で、羽根に付着した土砂を取り除く作業に非常な労力と
時間を費やしている。
ガは所定深度まで掘削した後の引き上げ時はスクリュー
羽根１間に土砂が詰まったままで引き上げられるもの
で、羽根に付着した土砂を取り除く作業に非常な労力と
時間を費やしている。
【０００７】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、スクリュー羽根に付着してオーガロッドの周囲に詰
まる泥を簡単にかつ短時間で取り除くことができるアー
スオーガの除泥方法を提供することにある。
し、スクリュー羽根に付着してオーガロッドの周囲に詰
まる泥を簡単にかつ短時間で取り除くことができるアー
スオーガの除泥方法を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、オーガロッドのスクリュー羽根に小径孔を多
数穿設し、掘削後の引き上げ時にオーガロッドの先端か
ら吐出するコンプレッサーからのエアーをスクリュー羽
根に付着する泥に吹きかけることを要旨とするものであ
る。
するため、オーガロッドのスクリュー羽根に小径孔を多
数穿設し、掘削後の引き上げ時にオーガロッドの先端か
ら吐出するコンプレッサーからのエアーをスクリュー羽
根に付着する泥に吹きかけることを要旨とするものであ
る。
【０００９】本発明によれば、掘削後の引き上げ時にオ
ーガロッドの先端から吐出するコンプレッサーからのエ
アーをスクリュー羽根に付着する泥に吹きかけることで
泥を乾燥させて取り除き易くさせることができる。
ーガロッドの先端から吐出するコンプレッサーからのエ
アーをスクリュー羽根に付着する泥に吹きかけることで
泥を乾燥させて取り除き易くさせることができる。
【００１０】このようなエアーの吹きかけは通常スクリ
ュー羽根が邪魔になり、うまく上昇して長いオーガロッ
ドの上部まで到達しないことがあるが、本発明ではエア
ーはスクリュー羽根に穿設した多数の小径孔を通過する
ことで、より多くが上昇でき、効率よくスクリュー羽根
に付着する泥に接触して乾燥時間を早めることができ
る。
ュー羽根が邪魔になり、うまく上昇して長いオーガロッ
ドの上部まで到達しないことがあるが、本発明ではエア
ーはスクリュー羽根に穿設した多数の小径孔を通過する
ことで、より多くが上昇でき、効率よくスクリュー羽根
に付着する泥に接触して乾燥時間を早めることができ
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図１は本発明のアースオーガ
の除泥方法を示す側面図で、図中２はオーガロッド、１
はこのオーガロッド２に設ける螺旋状のスクリュー羽根
である。
の形態を詳細に説明する。図１は本発明のアースオーガ
の除泥方法を示す側面図で、図中２はオーガロッド、１
はこのオーガロッド２に設ける螺旋状のスクリュー羽根
である。
【００１２】図２にもあるがアースオーガは、周知のよ
うに螺旋状のスクリュー羽根１を有するオーガロッド２
およびその先端に設けるオーガヘッド３からなり、その
上端はモータおよび減速機からなる駆動機４に連結され
る。
うに螺旋状のスクリュー羽根１を有するオーガロッド２
およびその先端に設けるオーガヘッド３からなり、その
上端はモータおよび減速機からなる駆動機４に連結され
る。
【００１３】なお、アースオーガの全体としては図２や
図３に示す従来例と同じであり、ベースマシンとしてク
ローラ等の重機５に起伏自在に立設するリーダーマスト
６のトップシーブ７から駆動機４ともども昇降自在に吊
り降ろし、駆動機４部分はリーダーマスト６のリーダー
にガイドさせるものである。
図３に示す従来例と同じであり、ベースマシンとしてク
ローラ等の重機５に起伏自在に立設するリーダーマスト
６のトップシーブ７から駆動機４ともども昇降自在に吊
り降ろし、駆動機４部分はリーダーマスト６のリーダー
にガイドさせるものである。
【００１４】本発明は、前記螺旋状のスクリュー羽根１
に３〜１０ｍｍの、好ましくは３〜５ｍｍの小径孔８を
多数設けた。この小径孔８相互の間隔は適宜に決定する
が、小径孔８の存在はそれが極めて小さな孔なのでスク
リュー羽根１のスクリュー効果に支障を与えない。
に３〜１０ｍｍの、好ましくは３〜５ｍｍの小径孔８を
多数設けた。この小径孔８相互の間隔は適宜に決定する
が、小径孔８の存在はそれが極めて小さな孔なのでスク
リュー羽根１のスクリュー効果に支障を与えない。
【００１５】さらに、図示は省略するが、オーガロッド
２の内部を通じ、オーガヘッド３の先端よりエアー９を
噴射させるようにした。
２の内部を通じ、オーガヘッド３の先端よりエアー９を
噴射させるようにした。
【００１６】このようにして掘削時には通常のアースオ
ーガと同じく駆動機４によりオーガロッド２およびオー
ガヘッド３を連続回転させて地盤に錐揉み状に挿入させ
ることで掘削排土する。
ーガと同じく駆動機４によりオーガロッド２およびオー
ガヘッド３を連続回転させて地盤に錐揉み状に挿入させ
ることで掘削排土する。
【００１７】所定深度まで掘削後、オーガロッド２およ
びオーガヘッド３の引き上げ時にコンプレッサーからの
エアー９を前記のごとくオーガロッド２を通し、オーガ
ヘッド３の先端より噴射すれば、このエアー９は閉塞さ
れた空間である孔内で孔底から上へと上昇しようとす
る。前記コンプレッサーは送気ホースをオーガロッド２
上端の駆動機４との接続部に設けたエアースイベルに接
続してオーガロッド２と連通させる。
びオーガヘッド３の引き上げ時にコンプレッサーからの
エアー９を前記のごとくオーガロッド２を通し、オーガ
ヘッド３の先端より噴射すれば、このエアー９は閉塞さ
れた空間である孔内で孔底から上へと上昇しようとす
る。前記コンプレッサーは送気ホースをオーガロッド２
上端の駆動機４との接続部に設けたエアースイベルに接
続してオーガロッド２と連通させる。
【００１８】そしてエアー９はスクリュー羽根１の周囲
と孔壁を通過するだけでなく、小径孔８を通り上段のス
クリューピッチへと順次移行し、スクリュー羽根１に付
着する泥10に接触して脱水作用を行い、これを乾燥させ
る。
と孔壁を通過するだけでなく、小径孔８を通り上段のス
クリューピッチへと順次移行し、スクリュー羽根１に付
着する泥10に接触して脱水作用を行い、これを乾燥させ
る。
【００１９】その結果、引き上げたオーガロッド２のス
クリュー羽根１に付着する泥10は乾燥して取り除き易い
状態となっているので、簡単に落とすことができる。
クリュー羽根１に付着する泥10は乾燥して取り除き易い
状態となっているので、簡単に落とすことができる。
【００２０】なお、本発明が適用されるアースオーガと
しては、図３に示すような多軸のオーガ機でもよい。
しては、図３に示すような多軸のオーガ機でもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上述べたように本発明のアースオーガ
の除泥方法は、スクリュー羽根に付着してオーガロッド
の周囲に詰まる泥を簡単にかつ短時間で取り除くことが
できるものである。
の除泥方法は、スクリュー羽根に付着してオーガロッド
の周囲に詰まる泥を簡単にかつ短時間で取り除くことが
できるものである。
【図１】本発明のアースオーガの除泥方法を示す側面図
である。
である。
【図２】アースオーガの概要を示す側面図である。
【図３】多軸オーガの概要を示す正面図である。
１…スクリュー羽根 ２…オーガロッド ３…オーガヘッド ４…駆動機 ５…重機 ６…リーダーマス
ト ７…トップシーブ ８…小径孔 ９…エアー 10…泥
ト ７…トップシーブ ８…小径孔 ９…エアー 10…泥
Claims (1)
- 【請求項１】 オーガロッドのスクリュー羽根に小径孔
を多数穿設し、掘削後の引き上げ時にオーガロッドの先
端から吐出するコンプレッサーからのエアーをスクリュ
ー羽根に付着する泥に吹きかけることを特徴としたアー
スオーガの除泥方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10338907A JP2000160590A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | アースオーガの除泥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10338907A JP2000160590A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | アースオーガの除泥方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000160590A true JP2000160590A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18322474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10338907A Pending JP2000160590A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | アースオーガの除泥方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000160590A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108005574A (zh) * | 2017-12-05 | 2018-05-08 | 吕小红 | 一种拆迁定位桩排土式钻孔装置 |
| CN110271825A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-09-24 | 山东红花防水建材有限公司 | 一种改性沥青生产线加料螺旋输送机 |
| CN111827896A (zh) * | 2020-07-22 | 2020-10-27 | 山东鼎鲁建筑有限公司 | 一种建筑地基施工抽泥浆的成孔装置 |
| WO2022043963A1 (en) * | 2020-08-31 | 2022-03-03 | Krass De Krassnokutski Alexei Egmar | Water digger |
| CN118065794A (zh) * | 2024-04-18 | 2024-05-24 | 山西一建集团有限公司 | 一种旋挖机用浮土清理机构 |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP10338907A patent/JP2000160590A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108005574A (zh) * | 2017-12-05 | 2018-05-08 | 吕小红 | 一种拆迁定位桩排土式钻孔装置 |
| CN110271825A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-09-24 | 山东红花防水建材有限公司 | 一种改性沥青生产线加料螺旋输送机 |
| CN110271825B (zh) * | 2019-05-28 | 2022-01-18 | 山东红花防水建材有限公司 | 一种改性沥青生产线加料螺旋输送机 |
| CN111827896A (zh) * | 2020-07-22 | 2020-10-27 | 山东鼎鲁建筑有限公司 | 一种建筑地基施工抽泥浆的成孔装置 |
| WO2022043963A1 (en) * | 2020-08-31 | 2022-03-03 | Krass De Krassnokutski Alexei Egmar | Water digger |
| CN118065794A (zh) * | 2024-04-18 | 2024-05-24 | 山西一建集团有限公司 | 一种旋挖机用浮土清理机构 |
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