JP2000159973A - ポリカルボン酸の保存安定性に優れた溶液とその保存方法 - Google Patents
ポリカルボン酸の保存安定性に優れた溶液とその保存方法Info
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Abstract
粘度が変化しにくく、そのため、減水性能が低下しにく
い、ポリカルボン酸の保存安定性に優れた溶液と、その
保存方法の提供。 【解決手段】 ポリカルボン酸溶液は、ポリアルキレン
グリコールモノアルケニルエーテル単位とマレイン酸系
単位とを必須繰り返し単位として有するポリカルボン酸
を含み、pHが8以上に調整されている。保存方法では、
上記ポリカルボン酸を含む溶液のpHを8以上に調整す
る。
Description
として用いられ、保存安定性に優れたポリカルボン酸溶
液と、その保存方法に関する。
ート建造物の耐久性と強度の向上が強く求められるとと
もに、単位水量の低減が重要な課題であり、高性能AE
(空気連行)減水剤の開発が各混和剤メーカーで精力的
に行われている。これらの中で、ポリカルボン酸系高性
能AE減水剤は、他のナフタレン系等の高性能AE減水
剤では達成できない極めて高い減水性を発揮するという
優れた特徴を有する故に、多くの提案がある。たとえ
ば、特願平09−349708号では、ポリアルキレン
グリコールモノアルケニルエーテル系単量体(I)とマ
レイン酸系単量体(II)とを必須成分として含むとと
もに、これらの単量体(I)、(II)と共重合可能な
その他の単量体(III)をさらに含むことがある単量
体成分を共重合してなるポリカルボン酸を主成分とする
セメント分散剤が提案されている。
は、通常、取り扱い易くするために溶液の状態で使用さ
れるが、該ポリカルボン酸溶液は、貯蔵安定性に問題が
あって、貯蔵中にポリカルボン酸の分子量や該溶液の粘
度が変化して減水性能が低下すると言う問題点があっ
た。
は、貯蔵中に、ポリカルボン酸の分子量や溶液の粘度が
変化しにくく、そのため、減水性能が低下しにくい、ポ
リカルボン酸の保存安定性に優れた溶液と、その保存方
法を提供することにある。
解決するため、鋭意検討、実験を重ねた結果、ポリカル
ボン酸は、その溶液のpHが酸性に近づくとポリカルボン
酸の分子量や該溶液の粘度が変化しやすくなって減水性
能が低下しやすくなること、該溶液のpHを8以上に保つ
ことによって上記分子量や粘度の変化を防いで減水性能
の低下を抑えることが出来ることを見い出し、本発明を
完成した。
溶液は、下記一般式(i)で示すポリアルキレングリコ
ールモノアルケニルエーテル単位(1)と下記一般式
(ii)で示すマレイン酸系単位(2)とを必須繰り返
し単位として有するポリカルボン酸を含む溶液であっ
て、そのpHが8以上に調整されていることを特徴とす
る。
れ独立に水素またはメチル基を表し、R4 は−CH
2 −、−CH2 CH2 −または−C(CH3 )2 −であ
るか、あるいは存在せず、R5 Oは炭素数2〜18のオ
キシアルキレン基の1種又は2種以上の混合物を表し、
2種以上の場合はブロック状に付加していてもランダム
状に付加していても良く、R6 は水素又は炭素数1〜3
0のアルキル基、フェニル基又はアルキルフェニル基
(アルキルフェニル基中のアルキル基の炭素数は1〜3
0である)を表し、R1 、R2 、R3 、R6 が同時に水
素になることはなく、pはオキシアルキレン基の平均付
加モル数であり1〜300の数を表す。)
二価金属、アンモニウム又は有機アミンを表し、Xは−
OM2 又は−Y−(R7 O)q R8 を表し、M2 はM1
とは独立に水素、一価金属、二価金属、アンモニウム又
は有機アミンを表し、Yは−O−又は−NH−を表し、
R7 Oは炭素数2〜18のオキシアルキレン基の1種又
は2種以上の混合物を表し、2種以上の場合はブロック
状に付加していてもランダム状に付加していても良く、
R8 は水素、炭素数1〜30のアルキル基、フェニル
基、アミノアルキル基、アルキルフェニル基又はヒドロ
キシルアルキル基(アミノアルキル基、アルキルフェニ
ル基、ヒドロキシルアルキル基中のアルキル基の炭素数
は1〜30である)を表し、qはオキシアルキレン基の
平均付加モル数であり、0〜300の数を表す。但し、
M1 が結合している酸素と、Xが結合している炭素とが
結合して酸無水物基(−CO−O−CO−)を構成して
いるものを含む。この場合M1 とXは存在しない。) また、本発明にかかるポリカルボン酸溶液の保存方法
は、上記一般式(i)で示すポリアルキレングリコール
モノアルケニルエーテル単位(1)と上記一般式(i
i)で示すマレイン酸系単位(2)とを必須繰り返し単
位として有するポリカルボン酸を含む溶液のpHを8以上
に調整する方法である。
コールモノアルケニルエーテル単位(1)は下記一般式
(ia )で示されるものが好ましい。
のと同じである。)
は、前記一般式(i)で示すポリアルキレングリコール
モノアルケニルエーテル単位(1)と前記一般式(i
i)で示すマレイン酸系単位(2)とを必須繰り返し単
位として有する。ポリアルキレングリコールモノアルケ
ニルエーテル単位(1)を示す前記一般式(i)中、R
1 、R2 、R3 はそれぞれ独立に水素またはメチル基で
ある。R 4 は−CH2 −、−CH2 CH2 −または−C
(CH3 )2 −であるか、あるいは存在しない。
ン基の1種又は2種以上の混合物を表し、2種以上の場
合はブロック状に付加していてもランダム状に付加して
いても良い。その具体例としては、オキシエチレン基、
オキシプロピレン基、オキシブチレン基、オキシテトラ
メチレン基、オキシスチレン基、オキシドデシレン基、
オキシテトラデシレン基、オキシヘキサデシレン基、オ
キシオクタデシレン基等が挙げられ、これらの中でも特
に炭素数2〜4のオキシアルキレン基が好ましい。
基、フェニル基又はアルキルフェニル基(アルキルフェ
ニル基中のアルキル基の炭素数は1〜30である)を表
し、その具体例としては、水素;メチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、オクチル基、2−エチル−1−
ヘキシル基、ノニル基、ラウリル基、セチル基、ステア
リル基等の炭素数1〜30の脂肪族アルキル基;シクロ
ヘキシル基等の炭素数3〜30の脂環族アルキル基;フ
ェニル基;フェニルメチル基(ベンジル基)等のフェニ
ル基を有するアルキル基;メチルフェニル基、p−エチ
ルフェニル基、ジメチルフェニル基、p−t−ブチルフ
ェニル基、ノニルフェニル基、ドデシルフェニル基等の
アルキルフェニル基;ビフェニル基、ナフチル基等のベ
ンゼン環を有するフェニル基等が挙げられる。
であり1〜300の数を表す。なお、R1 、R2 、
R3 、R6 が同時に水素になることはない。ポリカルボ
ン酸を含む溶液をセメント添加剤として用いる場合、高
い減水性能を得る為には、単位(1)が含有するポリア
ルキレングリコール鎖による立体反発と親水性でセメン
ト粒子を分散させることが重要である。その為には、ポ
リアルキレングリコール鎖にはオキシエチレン基が多く
導入されていることが好ましい。また、オキシアルキレ
ン基の平均付加モル数が1〜300のポリアルキレング
リコール鎖を用いることが好ましいが、重合性と親水性
の面からは、オキシアルキレン基の平均付加モル数が5
〜300もしくは5〜100のポリアルキレングリコー
ル鎖が適当である。
エーテル単位(1)は、たとえば、下記一般式(I)で
示すポリアルキレングリコールモノアルケニルエーテル
単量体(I)に由来する。
R5 O、R6 およびpはそれぞれ前記式(i)中のもの
と同じである。) 前記一般式(I)中、−O−(R5 O)p −R6 を除い
た部分はアルケニル基であり、その具体例としては、ビ
ニル基、アリル基、メタリル基、3−メチル−3−ブテ
ニル基、3−メチル−2−ブテニル基、1,1−ジメチ
ル−2−プロペニル基等が挙げられる。
はされないが、たとえば、下記一般式(I’)で示す不
飽和アルコール(たとえば、ビニルアルコール、アリル
アルコール、メタリルアルコール、3−メチル−3−ブ
テン−1−オール、3−メチル−2−ブテン−1−オー
ル、2−メチル−3−ブテン−2−オール等)に、アル
キレンオキシドを平均1〜300モル付加するか、ある
いは、平均付加モル数2〜300のアルコキシポリアル
キレングリコールを反応させてなる化合物等を挙げるこ
とができ、これらの1種又は2種以上を用いることがで
きる。
はそれぞれ前記式(i)中のものと同じである。) もう一つの必須繰り返し単位としてポリカルボン酸中に
含まれるマレイン酸系単位(2)は、ポリカルボン酸を
セメントへ吸着させる成分であり、前記一般式(ii)
で示されるものである。この単位(2)は、たとえば、
下記一般式(II)で示すマレイン酸系単量体(II)
に由来する。
式(ii)中のものと同じである。) 上記マレイン酸系単量体(II)の例としては、特に限
定はされないが、マレイン酸と、その誘導体を挙げるこ
とができ、これらの1種又は2種以上を用いることがで
きる。マレイン酸の誘導体としては、特に限定はされな
いが、たとえば、無水マレイン酸;マレイン酸と炭素数
1〜30のアルコールとのハーフエステル類;マレイン
酸と炭素数1〜30のアミンとのハーフアミド類;マレ
イン酸と炭素数1〜30のアミノアルコールとのハーフ
アミドもしくはハーフエステル類;これらのアルコール
に炭素数2〜18のオキシアルキレンを平均1〜300
モル付加させた化合物(C)とマレイン酸とのハーフエ
ステル類;該化合物(C)の片末端の水酸基をアミノ化
した化合物とマレイン酸とのハーフアミド類;マレイン
酸と炭素数2〜18のグリコールもしくはこれらのグリ
コールの平均付加モル数2〜100のポリアルキレング
リコールとのハーフエステル;マレアミン酸と炭素数2
〜18のグリコールもしくはこれらのグリコールの平均
付加モル数2〜100のポリアルキレングリコールとの
ハーフアミド;並びに、それらの一価金属塩、二価金属
塩、アンモニウム塩及び有機アミン塩等を挙げることが
でき、これらの1種又は2種以上を用いることができ
る。
は、上記単位(1)と(2)が必ず含まれるが、必要に
応じ、その他の単位(3)が繰り返し単位としてさらに
含まれていてもよい。この単位(3)は、たとえば、単
量体(I)、(II)と共重合可能なその他の単量体
(III)に由来するものである。上記単量体(II
I)としては、特に限定はされないが、たとえば、マレ
イン酸系単量体(II)以外の不飽和カルボン酸系単量
体を用いることができる。具体的には、たとえば、フマ
ル酸、イタコン酸、シトラコン酸などの不飽和ジカルボ
ン酸類、並びに、これらの一価金属塩、二価金属塩、ア
ンモニウム塩、有機アミン塩およびこれらの酸と炭素数
1〜30のアルキルアルコールおよび炭素数2〜18の
グリコールもしくはこれらのグリコールの平均付加モル
数2〜100のポリアルキレングリコールとのモノエス
テル類、ジエステル類、また、これらの酸と炭素数1〜
30のアルキルアミンおよび炭素数2〜18のグリコー
ルの片末端アミノ化物、もしくはこれらのグリコールの
平均付加モル数2〜100のポリアルキレングリコール
の片末端アミノ化物とのモノアミド、ジアミド類;マレ
イン酸と炭素数1〜30のアルキルアルコールおよび炭
素数2〜18のグリコールもしくはこれらのグリコール
の平均付加モル数2〜100のポリアルキレングリコー
ルとのジエステル類、また、マレイン酸と炭素数1〜3
0のアルキルアミンおよび炭素数2〜18のグリコール
の片末端アミノ化物、もしくはこれらのグリコールの平
均付加モル数2〜100のポリアルキレングリコールの
片末端アミノ化物とのジアミド類;(メタ)アクリル酸
等の不飽和モノカルボン酸類、ならびに、これらの一価
金属塩、二価金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩お
よびこれらの酸と炭素数1〜30のアルキルアルコール
および炭素数2〜18のグリコールもしくはこれらのグ
リコールの平均付加モル数2〜100のポリアルキレン
グリコールとのエステル類、また、炭素数2〜18のグ
リコールの片末端アミノ化物、もしくはこれらのグリコ
ールの平均付加モル数2〜100のポリアルキレングリ
コールの片末端アミノ化物とのアミド類等を挙げること
ができ、これらの1種又は2種以上を用いることができ
る。
のに限定されず、たとえば、スルホエチル(メタ)アク
リレート、2−メチルプロパンスルホン酸(メタ)アク
リルアミド、スチレンスルホン酸等の不飽和スルホン酸
類、並びに、これらの一価金属塩、二価金属塩、アンモ
ニウム塩及び有機アミン塩;(メタ)アクリルアミド、
(メタ)アクリルアルキルアミド等の不飽和アミド類;
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート等の不飽和
アミノ化合物類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等の
ビニルエステル類;スチレン等の芳香族ビニル類等の1
種又は2種以上も用いることができる。
量体(I)と(II)とを必須成分として含む単量体成
分(必要に応じ、単量体(I)、(II)と共重合可能
なその他の単量体(III)をさらに含んでいてもよ
い)を重合開始剤の存在下で共重合させる。なお、ポリ
カルボン酸を得る方法は、この方法が一般的であるが、
これに限定されない。たとえば、単量体(I)の代わり
に、アルキレンオキシドまたはポリアルキレングリコー
ルを付加する前の単量体すなわち前記一般式(I’)で
示す単量体(不飽和アルコール)を用い、これを重合開
始剤の存在下で単量体(II)と共重合させた後(必要
に応じ、これらの単量体と共重合可能なその他の単量体
をさらに共重合させてもよい)、アルキレンオキシドを
平均1〜300モル付加するか、あるいは、平均付加モ
ル数2〜300のアルコキシポリアルキレングリコール
を反応させる方法によってもポリカルボン酸を得ること
ができる。
液重合や塊状重合などの公知の方法で行なうことができ
る。溶液重合は回分式でも連続式でも行うことができ、
その際に使用される溶媒としては、水;メチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のア
ルコール;ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキ
サン、n−ヘキサン等の芳香族或いは脂肪族炭化水素;
酢酸エチル等のエステル化合物;アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン化合物;テトラヒドロフラン、ジオ
キサン等の環状エーテル化合物等が挙げられるが、原料
単量体及び得られる共重合体の溶解性から、水及び炭素
数1〜4の低級アルコールよりなる群から選ばれた少な
くとも1種を用いることが好ましく、その中でも水を溶
媒に用いるのが、脱溶媒工程を省略できる点で更に好ま
しい。無水マレイン酸を共重合に用いる場合は、有機溶
媒を用いた重合が好ましい。
開始剤として、水溶性の重合開始剤、たとえば、過硫酸
アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム等の
過硫酸塩;過酸化水素;2, 2’−アゾビス−2−メチ
ルプロピオンアミジン塩酸塩、2, 2’−アゾビス−N
−(2−ヒドロキシエチル)−2−メチルプロピオンア
ミジン塩酸塩、2, 2’−アゾビス−2−メチル−N−
フェニルプロピオンアミジン塩酸塩、2, 2’−アゾビ
ス−N−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピオ
ンアミジン塩酸塩、2, 2’−アゾビス−N−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−2−メチルプロピオンアミジン塩
酸塩、2, 2’−アゾビス−2−メチル−N−フェニル
メチルプロピオンアミジン塩酸塩、2, 2’−アゾビス
−2−メチル−N−2−プロペニルプロピオンアミジン
塩酸塩、2, 2’−アゾビス−2−メチル−N−
[(1,1−ビスヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシ
エチル]プロピオンアミジン、2, 2’−アゾビス−2
−メチル−N−[(1,1−ビスヒドロキシメチル)エ
チル]プロピオンアミジン、2, 2’−アゾビス−2−
メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミ
ジン、2, 2’−アゾビス−2−メチルプロピオンアミ
ジン2水和物等のアゾアミジン化合物、2, 2’−アゾ
ビス−2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン塩
酸塩、2, 2’−アゾビス−2−(5−メチル−2−イ
ミダゾリン−2−イル)プロパン塩酸塩、2, 2’−ア
ゾビス−2−[1−(2−ヒドロキシエチル)−2−イ
ミダゾリン−2−イル)プロパン塩酸塩、2, 2’−ア
ゾビス−2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパ
ン、2, 2’−アゾビス−2−(3,4,5,6−テト
ラヒドロピリミジン−2−イル)プロパン塩酸塩、2,
2’−アゾビス−2−(5−ヒドロキシ−3,4,5,
6−テトラヒドロピリミジン−2−イル)プロパン塩酸
塩、2, 2’−アゾビス−2−(4,5,6,7−テト
ラヒドロ−1H−1,3−ジアゼピン−2−イル)プロ
パン塩酸塩等の環状アゾアミジン化合物、2−カルバモ
イルアゾイソブチロニトリル等のアゾニトリル化合物等
の水溶性アゾ系開始剤等が使用され、この際、亜硫酸水
素ナトリウム等のアルカリ金属亜硫酸塩、メタ二亜硫酸
塩、次亜燐酸ナトリウム、モール塩等のFe(II)
塩、ヒドロキシメタンスルフィン酸ナトリウム二水和
物、ヒドロキシルアミン塩酸塩、チオ尿素等の促進剤を
併用することもできる。
族炭化水素、エステル化合物、ケトン化合物または環状
エーテル化合物を溶媒とする溶液重合には、ベンゾイル
パーオキシド、ラウロイルパーオキシド、ナトリウムパ
ーオキシド等のパーオキシド;t−ブチルハイドロパー
オキシド、クメンハイドロパーオキシド等のハイドロパ
ーオキシド;アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合
物等がラジカル重合開始剤として用いられる。この際、
アミン化合物等の促進剤を併用することもできる。
る場合には、上記の種々のラジカル重合開始剤或いはラ
ジカル重合開始剤と促進剤の組み合わせの中から適宜選
択して用いることができる。塊状重合は、たとえば、ラ
ジカル重合開始剤として、ベンゾイルパーオキシド、ラ
ウロイルパーオキシド、ナトリウムパーオキシド等のパ
ーオキシド;t−ブチルハイドロパーオキシド、クメン
ハイドロパーオキシド等のハイドロパーオキシド;アゾ
ビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物;上記例示の水
溶性重合開始剤等を用い、50〜200℃の温度範囲内
で行うことができる。
の投入方法は、特に限定はされず、たとえば、滴下、分
割投入、一括投入、後混合等のいずれの方法を用いても
よい。共重合させる単量体、たとえば、単量体(I)、
(II)、(III)の重量比((I)/(II)/
(III))は、特に限定はされないが、たとえば、減
水性能等の点から、好ましくは(1〜99)/(99〜
1)/(0〜50)、さらに好ましくは(50〜99)
/(50〜1)/(0〜49)、よりさらに好ましくは
(60〜95)/(40〜5)/(0〜30)、その上
さらに好ましくは(70〜95)/(30〜5)/(0
〜10)の範囲である。
応じて、メルカプトエタノール、チオグリセロール、チ
オグリコール酸、2−メルカプトプロピオン酸、3−メ
ルカプトプロピオン酸、チオリンゴ酸、チオグリコール
酸オクチル、3−メルカプトプロピオン酸オクチル、2
−メルカプトエタンスルホン酸などの連鎖移動剤の1種
又は2種以上を用いることができる。
られた共重合体をそのまま用いてもよいし、加水分解し
て用いてもよい。ポリカルボン酸の重量平均分子量は、
たとえば下記測定条件のゲルパーミエーションクロマト
グラフィー(以下「GPC」と呼ぶ)によるポリエチレ
ングリコール換算で、好ましくは10,000〜10
0,000、さらに好ましくは10,000〜80,0
00、よりさらに好ましくは10,000〜70,00
0の範囲である。 <重量平均分子量測定条件> 機種 :Waters LCM1 検出器:Waters 410 溶離液:種類 アセトニトリル/水=40/60Vol% pH6.0 流量 0.6ml/min カラム:種類 東ソー(株)製 TSK-GEL G4000SWXL+G4000SWXL+G4000SWXL+GUARD COLUMN 各 7.8×300mm、6.0×40mm 検量線:ポリエチレングリコール基準 本発明のポリカルボン酸溶液のpHは、貯蔵中に、ポリカ
ルボン酸の分子量や該溶液の粘度が変化して減水性能が
低下するのを抑えるために、できるだけ大きい方が好ま
しく、通常8以上、好ましくは9以上、さらに好ましく
は12以上である。
合は、pHを8以上に調整する必要がある。その方法とし
ては、特に限定はされないが、たとえば、アルカリ性物
質を添加する方法等が挙げられる。アルカリ性物質とし
ては、特に限定はされないが、たとえば、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化リチ
ウム等のアルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物;
炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸リチウム等のア
ルカリ金属、アルカリ土類金属の炭酸塩;アンモニア;
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン等のアミン類等が挙げられ、これらを1種
または2種以上使用できる。
溶剤としては、特に限定はされないが、たとえば、水、
アルコール、それらの混合溶剤等が挙げられる。これら
の中でも、安全性、取り扱い易さ等の点から、水が好ま
しい。本発明のポリカルボン酸溶液は、たとえば、少な
くともセメントと水とセメント添加剤とを含有するセメ
ント組成物における該セメント添加剤として使用するこ
とができる。
セメント添加剤として用いたセメント組成物について説
明する。セメント組成物の成分であるセメントは、特に
限定はされないが、たとえば、ポルトランドセメント
(普通、早強、超早強、中庸熱、耐硫酸塩およびそれぞ
れの低アルカリ形)、各種混合セメント(高炉セメント
A・B・C種、シリカセメントA・B・C種、フライア
ッシュセメントA・B・C種)、特殊セメント(白色ポ
ルトランドセメント、アルミナセメント、超速硬セメン
ト、グラウト用セメント、油井セメント、低発熱セメン
ト、セメント系固化材等)、低発熱型セメント(低発熱
型高炉セメント、低発熱型高炉セメント+フライアッシ
ュ、高ビーライトセメント、2成分系低発熱セメント
「スラグ−ポルトランドセメント系」、3成分系低発熱
セメント「スラグ−フライアッシュセメント系」)、超
速硬セメント(1クリンカ−速硬性セメント、混和剤タ
イプ速硬性セメント、リン酸マグネシウムセメント)、
超硬強度セメント、速硬性セメント等の水硬セメントで
ある。コンクリート1m3 あたりの単位水量、セメント
使用量および水/セメント比にはとりたてて制限はな
く、単位水量185kg/m3 以下、使用セメント量2
70〜800Kg、水/セメント比=15〜70重量%
の貧配合〜富配合まで幅広く使用可能である。また、本
発明のポリカルボン酸溶液からなるセメント添加剤は、
高流動コンクリート等の高い流動性を要求されるモルタ
ルやコンクリートにも有効である。
るセメント添加剤は、公知のセメント分散剤と併用する
ことが可能である。併用可能な公知のセメント分散剤と
しては、特に限定はされないが、たとえば、リグニンス
ルホン酸塩;ポリオール誘導体;ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮合物;メラミンスルホン酸ホルマリン縮合
物;ポリスチレンスルホン酸塩;アミノアリールスルホ
ン酸−フェノール−ホルムアルデヒド縮合物等のアミノ
スルホン酸系(特開平1−113419号公報参照)等
が挙げられる。その他に、以下のポリカルボン酸(塩)
等も挙げられる。
ルモノ(メタ)アクリル酸エステル系化合物と(メタ)
アクリル酸系化合物との共重合体および/またはその
塩、(b)成分としてポリアルキレングリコールモノ
(メタ)アリルエーテル系化合物と無水マレイン酸との
共重合体および/またはその加水分解物および/または
その塩、(c)成分としてポリアルキレングリコールモ
ノ(メタ)アリルエーテル系化合物とポリアルキレング
リコール系化合物のマレイン酸エステルとの共重合体お
よび/またはその塩からなるセメント用分散剤(特開平
7−267705号公報参照);A成分として(メタ)
アクリル酸のポリアルキレングリコールエステルと(メ
タ)アクリル酸(塩)との共重合体、B成分として特定
のポリエチレングリコールポリプロピレングリコール系
化合物、C成分として特定の界面活性剤からなるコンク
リート混和剤(特許公報第2508113号参照);
(メタ)アクリル酸のポリエチレン(プロピレン)グリ
コールエステルあるいはポリエチレン(プロピレン)グ
リコールモノ(メタ)アリルエーテル、(メタ)アリル
スルホン酸(塩)、(メタ)アクリル酸(塩)からなる
共重合体(特開昭62−216950号公報参照);
(メタ)アクリル酸のポリエチレン(プロピレン)グリ
コールエステル、(メタ)アリルスルホン酸(塩)、
(メタ)アクリル酸(塩)からなる共重合体(特開平1
−226757号公報参照);(メタ)アクリル酸のポ
リエチレン(プロピレン)グリコールエステル、(メ
タ)アリルスルホン酸(塩)あるいはp−(メタ)アリ
ルオキシベンゼンスルホン酸(塩)、(メタ)アクリル
酸(塩)からなる共重合体(特公平5−36377号公
報参照);ポリエチレングリコールモノ(メタ)アリル
エーテルとマレイン酸(塩)との共重合体(特開平4−
149056号公報参照);(メタ)アクリル酸のポリ
エチレングリコールエステル、(メタ)アリルスルホン
酸(塩)、(メタ)アクリル酸(塩)、アルカンジオー
ルモノ(メタ)アクリレート、ポリアルキレングリコー
ルモノ(メタ)アクリレート、分子中にアミド基を有す
るα,β−不飽和単量体からなる共重合体(特開平5−
170501号公報参照);ポリエチレングリコールモ
ノ(メタ)アリルエーテル、ポリエチレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸アルキル
エステル、(メタ)アクリル酸(塩)、(メタ)アリル
スルホン酸(塩)あるいはp−(メタ)アリルオキシベ
ンゼンスルホン酸(塩)からなる共重合体(特開平6−
191918号公報参照);アルコキシポリアルキレン
グリコールモノアリルエーテルと無水マレイン酸との共
重合体あるいはその加水分解物またはその塩(特開平5
−43288号公報参照);ポリエチレングリコールモ
ノアリルエーテル、マレイン酸およびこれらの単量体と
共重合可能な単量体からなる共重合体あるいはその塩ま
たはそのエステル(特公昭58−38380号公報参
照);ポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリル
酸エステル系単量体、(メタ)アクリル酸エステル系単
量体およびこれらの単量体と共重合可能な単量体からな
る共重合体(特公昭59−18338号公報参照);ス
ルホン酸基を有する(メタ)アクリル酸エステルおよび
必要に応じてこれと共重合可能な単量体からなる共重合
体あるいはその塩(特開昭62−119147号公報参
照);アルコキシポリアルキレングリコールモノアリル
エーテルと無水マレイン酸との共重合体と末端にアルケ
ニル基を有するポリオキシアルキレン誘導体とのエステ
ル化反応物(特開平6−271347号公報参照);ア
ルコキシポリアルキレングリコールモノアリルエーテル
と無水マレイン酸との共重合体と末端に水酸基を有する
ポリオキシアルキレン誘導体とのエステル化反応物(特
開平6−298555号公報参照)等。
も可能である。なお、上記公知のセメント分散剤を併用
する場合、本発明のポリカルボン酸溶液からなるセメン
ト添加剤と公知のセメント分散剤との配合重量比は、使
用する公知のセメント分散剤の種類、配合および試験条
件等の違いにより一義的には決められないが、好ましく
は5:95〜95:5、より好ましくは10:90〜9
0:10の範囲内である。
なるセメント添加剤は、以下に例示するような他の公知
のセメント添加剤(材)と組み合わせて使用することが
できる。 (1)水溶性高分子物質。たとえば、ポリアクリル酸
(ナトリウム)、ポリメタクリル酸(ナトリウム)、ポ
リマレイン酸(ナトリウム)、アクリル酸・マレイン酸
共重合物のナトリウム塩等の不飽和カルボン酸重合物;
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等
のポリオキシエチレンあるいはポリオキシプロピレンの
ポリマーまたはそれらのコポリマー;メチルセルロー
ス、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、カルボキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース等の非イオン性セルロースエーテル類;酵
母グルカンやキサンタンガム、β−1.3グルカン類
(直鎖状、分岐鎖状のいずれでもよく、一例を挙げれ
ば、カードラン、バラミロン、バキマン、スクレログル
カン、ラミナラン等)等の微生物発酵によって製造され
る多糖類;ポリアクリルアミド;ポリビニルアルコー
ル;デンプン;デンプンリン酸エステル;アルギン酸ナ
トリウム;ゼラチン;分子内にアミノ基を有するアクリ
ル酸のコポリマーおよびその四級化合物等。
(メタ)アクリル酸アルキル等の各種ビニル単量体の共
重合物等。 (3)硬化遅延剤。たとえば、グルコン酸、グルコヘプ
トン酸、アラボン酸、リンゴ酸またはクエン酸、およ
び、これらの、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マ
グネシウム、アンモニウム、トリエタノールアミン等の
無機塩または有機塩等のオキシカルボン酸;グルコー
ス、フラクトース、ガラクトース、サッカロース、キシ
ロース、アビトース、リボース、異性化糖等の単糖類
や、二糖、三糖等のオリゴ糖、または、デキストリン等
のオリゴ糖、または、デキストラン等の多糖類、これら
を含む糖蜜類等の糖類;ソルビトール等の糖アルコー
ル;珪沸化マグネシウム;リン酸ならびにその塩または
ホウ酸エステル類;アミノカルボン酸とその塩;アルカ
リ可溶タンパク質;フミン酸;タンニン酸;フェノー
ル;グリセリン等の多価アルコール;アミノトリ(メチ
レンホスホン酸)、1−ヒドロキシエチリデン−1,1
−ジホスホン酸、エチレンジアミンテトラ(メチレンホ
スホン酸)、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホ
スホン酸)およびこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土
類金属塩等のホスホン酸およびその誘導体等。
ルシウム、亜硝酸カルシウム、硝酸カルシウム、臭化カ
ルシウム、ヨウ化カルシウム等の可溶性カルシウム塩;
塩化鉄、塩化マグネシウム等の塩化物;硫酸塩;水酸化
カリウム;水酸化ナトリウム;炭酸塩;チオ硫酸塩;ギ
酸およびギ酸カルシウム等のギ酸塩;アルカノールアミ
ン;アルミナセメント;カルシウムアルミネートシリケ
ート等。
動パラフィン等。 (6)油脂系消泡剤。たとえば、動植物油、ごま油、ひ
まし油、これらのアルキレンオキシド付加物等。 (7)脂肪酸系消泡剤。たとえば、オレイン酸、ステア
リン酸、これらのアルキレンオキシド付加物等。
ば、グリセリンモノリシノレート、アルケニルコハク酸
誘導体、ソルビトールモノラウレート、ソルビトールト
リオレエート、天然ワックス等。 (9)オキシアルキレン系消泡剤。たとえば、(ポリ)
オキシエチレン(ポリ)オキシプロピレン付加物等のポ
リオキシアルキレン類;ジエチレングリコールヘプチル
エーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリ
オキシプロピレンブチルエーテル、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレン2−エチルヘキシルエーテル、炭
素数12〜14の高級アルコールへのオキシエチレンオ
キシプロピレン付加物等の(ポリ)オキシアルキルエー
テル類;ポリオキシプロピレンフェニルエーテル、ポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル等の(ポリ)オ
キシアルキレン(アルキル)アリールエーテル類;2,
4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオ
ール、2,5−ジメチル−3−ヘキシン−2,5−ジオ
ール、3−メチル−1−ブチン−3−オール等のアセチ
レンアルコールにアルキレンオキシドを付加重合させた
アセチレンエーテル類;ジエチレングリコールオレイン
酸エステル、ジエチレングリコールラウリル酸エステ
ル、エチレングリコールジステアリン酸エステル等の
(ポリ)オキシアルキレン脂肪酸エステル類;ポリオキ
シエチレンソルビタンモノラウリン酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタントリオレイン酸エステル等の
(ポリ)オキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル
類;ポリオキシプロピレンメチルエーテル硫酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンドデシルフェノールエーテル硫
酸ナトリウム等の(ポリ)オキシアルキレンアルキル
(アリール)エーテル硫酸エステル塩類;ポリオキシエ
チレンステアリルリン酸エステル等の(ポリ)オキシア
ルキレンアルキルリン酸エステル類;ポリオキシエチレ
ンラウリルアミン等の(ポリ)オキシアルキレンアルキ
ルアミン類;(ポリ)オキシアルキレンアミド等。
オクチルアルコール、ヘキサデシルアルコール、アセチ
レンアルコール、グリコール類等。 (11)アミド系消泡剤。たとえば、アクリレートポリ
アミン等。 (12)リン酸エステル系消泡剤。たとえば、リン酸ト
リブチル、ナトリウムオクチルホスフェート等。
ルミニウムステアレート、カルシウムオレエート等。 (14)シリコーン系消泡剤。たとえば、ジメチルシリ
コーン油、シリコーンペースト、シリコーンエマルジョ
ン、有機変性ポリシロキサン(ジメチルポリシロキサン
等のポリオルガノシロキサン)、フルオロシリコーン油
等。
樹脂石鹸、飽和あるいは不飽和脂肪酸、ヒドロキシステ
アリン酸ナトリウム、ラウリルサルフェート、ABS
(アルキルベンゼンスルホン酸)、LAS(直鎖アルキ
ルベンゼンスルホン酸)、アルカンスルホネート、ポリ
オキシエチレンアルキル(フェニル)エーテル、ポリオ
キシエチレンアルキル(フェニル)エーテル硫酸エステ
ルまたはその塩、ポリオキシエチレンアルキル(フェニ
ル)エーテルリン酸エステルまたはその塩、蛋白質材
料、アルケニルスルホコハク酸、α−オレフィンスルホ
ネート等。
オクタデシルアルコールやステアリルアルコール等の分
子内に6〜30個の炭素原子を有する脂肪族1価アルコ
ール、アビエチルアルコール等の分子内に6〜30個の
炭素原子を有する脂環式1価アルコール、ドデシルメル
カプタン等の分子内に6〜30個の炭素原子を有する1
価メルカプタン、ノニルフェノール等の分子内に6〜3
0個の炭素原子を有するアルキルフェノール、ドデシル
アミン等の分子内に6〜30個の炭素原子を有するアミ
ン、ラウリン酸やステアリン酸等の等の分子内に6〜3
0個の炭素原子を有するカルボン酸に、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド等のアルキレンオキシドを平均
10モル以上付加してなるポリアルキレンオキシド誘導
体類;アルキル基またはアルコキシ基を置換基として有
していてもよく且つスルホン基を有する2個のフェニル
基がエーテル結合してなるアルキルジフェニルエーテル
スルホン酸塩類;各種アニオン性界面活性剤;アルキル
アミンアセテート、アルキルトリメチルアンモニウムク
ロライド等の各種カチオン性界面活性剤;各種ノニオン
性界面活性剤;各種両性界面活性剤等。
(塩)、脂肪酸エステル、油脂、シリコン、パラフィ
ン、アスファルト、ワックス等。 (18)防錆剤。たとえば、亜硝酸塩、リン酸塩、酸化
亜鉛等。 (19)ひび割れ低減剤。たとえば、ポリオキシアルキ
ルエーテル類;2−メチル−2,4−ペンタンジオール
等のアルカンジオール類等。
ト系、石炭系等。 その他の公知のセメント添加剤(材)としては、たとえ
ば、セメント湿潤剤、増粘剤、分離低減剤、凝集剤、乾
燥収縮低減剤、強度増進剤、セルフレベリング剤、防錆
剤、着色剤、防カビ剤、高炉スラグ、フライアッシュ、
シンダーアッシュ、クリンカーアッシュ、ハスクアッシ
ュ、シリカヒューム、シリカ粉末、石膏等を挙げること
ができる。
の併用も可能である。特に好適な実施形態としては、次
の1)〜3)が挙げられる。 1)本発明のポリカルボン酸溶液からなるセメント添
加剤、リグニンスルホン酸塩の2成分を必須とする組
み合わせ。なお、のセメント添加剤とのリグニンス
ルホン酸塩との配合重量比としては、5:95〜95:
5の範囲が好ましく、10:90〜90:10の範囲が
より好ましい。
るセメント添加剤、オキシアルキレン系消泡剤の2成
分を必須とする組み合わせ。なお、のオキシアルキレ
ン系消泡剤の配合重量比としては、のセメント添加剤
に対して0.01〜10重量%の範囲が好ましい。 3)本発明のポリカルボン酸溶液からなるセメント添
加剤、ポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリ
ル酸エステル系単量体、(メタ)アクリル酸エステル系
単量体およびこれらの単量体と共重合可能な単量体から
なる共重合体(特公昭59−18338号公報参照)、
オキシアルキレン系消泡剤の3成分を必須とする組み
合わせ。なお、のオキシアルキレン系消泡剤の配合重
量比としては、のセメント添加剤との共重合体との
合計量に対して0.01〜10重量%の範囲が好まし
い。
ント添加剤は、ポリカルボン酸の固形分換算で、セメン
ト重量の0.01〜1.0%、好ましくは0.02〜
0.5%となる比率の量を添加すれば良い。この添加に
より、単位水量の低減、強度の増大、耐久性の向上等の
各種の好ましい諸効果がもたらされる。使用量が0.0
1%未満では性能的に不十分であり、逆に1.0%を超
える量を使用しても、その効果は実質上頭打ちとなり経
済性の面からも不利となる。
具体的に説明するが、本発明はこれだけに限定されるも
のではない。なお、例中、特にことわりのない限り、単
位を示す「部」及び「%」はそれぞれ「重量部」及び
「重量%」を表すものとする。
均分子量は、前述した測定条件のGPCにより求められ
たポリエチレングリコール換算値である。 <ポリカルボン酸の製造例1>温度計、攪拌機、滴下ロ
ート、窒素導入管および環流冷却器を備えたガラス製反
応容器に、3−メチル−3−ブテン−1−オールにエチ
レンオキサイドを平均50モル付加してなるポリアルキ
レングリコールモノアルケニルエーテル単量体(以下、
IPN−50と称す。)80部、イオン交換水58.9
部、マレイン酸8.3部を仕込み、60℃に昇温した。
そこへNC−32W(日宝化学(株)製;2, 2’−ア
ゾビス−2−メチルプロピオンアミジン塩酸塩90%
品)0.32部を加え、10時間攪拌して重合反応を完
結させることにより、重量平均分子量31,000のポ
リカルボン酸の水溶液(pH2.1、ポリカルボン酸固形
分濃度60%)を得た。 <実施例1>上記製造例1で得られたポリカルボン酸水
溶液に水酸化ナトリウム水溶液を加えることにより、pH
を9に、ポリカルボン酸固形分濃度を40%に、それぞ
れ調整した。 <実施例2>上記製造例1で得られたポリカルボン酸水
溶液に水酸化ナトリウム水溶液を加えることにより、pH
を12に、ポリカルボン酸固形分濃度を40%に、それ
ぞれ調整した。 <比較例1>上記製造例1で得られたポリカルボン酸水
溶液に水酸化ナトリウム水溶液を加えることにより、pH
を7に、ポリカルボン酸固形分濃度を40%に、それぞ
れ調整した。 <保存安定性試験>上記実施例と比較例で得られた各pH
のポリカルボン酸水溶液を80℃で貯蔵し、ポリカルボ
ン酸の分子量、該水溶液の粘度について、経時変化を調
べた。その結果を表1および図1〜4に示す。 <セメント添加剤としての性能(減水性)試験>比較例
1で得られたpH7のポリカルボン酸水溶液を室温(20
〜30℃)で45日間保存したもの(ポリカルボン酸の
分子量等に変化は見られなかった)と、同ポリカルボン
酸水溶液を80℃で同日間保存したもの(ポリカルボン
酸の分子量等が低下した)について、セメント添加剤と
しての性能を同じ日に調べた。セメント添加剤としての
性能は、下記のコンクリート試験により評価した。その
結果を表2および図5〜6に示す。 〔コンクリート試験〕セメントとして普通ポルトランド
セメント(3銘柄混合:比重3.16)、細骨材として
大井川水系産陸砂と木更津産山砂との混合砂(比重2.
62、FM2.71)、粗骨材として青海産硬質砂岩砕
石(比重2.64、MS20mm)を用いた。
クリートの配合条件は、単位セメント量320kg/m
3 、単位水量203kg/m3 (水/セメント比63.
4%)および細骨材率49%であり、セメント添加剤を
配合したコンクリートの配合条件は、単位セメント量3
20kg/m3 、単位水量173kg/m3 (水/セメ
ント比54.1%)および細骨材率47%である。
トを製造し、スランプ(Slump) 値、フロー(Flow)値およ
び空気(Air) 量を測定した。なお、コンクリートの混練
には強制練りミキサーを用い、スランプ値、フロー値お
よび空気量の測定方法は、日本工業規格(JIS A
1101、1128)に準拠して行った。
実施例1のポリカルボン酸水溶液およびpH12の実施例
2のポリカルボン酸水溶液は、pH7の比較例1のポリカ
ルボン酸水溶液と比べて、ポリカルボン酸の分子量、該
水溶液の粘度のいずれも経時的に変化しにくく、セメン
ト添加剤として高い性能を長時間維持することがわか
る。
比較例1のポリカルボン酸水溶液を45日間保存した
際、80℃で保存してポリカルボン酸の分子量等が低下
したものは、室温で保存してポリカルボン酸の分子量等
が変化しなかったものと比べて、同じ添加量で比較した
場合、セメント減水性能が低下しており、このことか
ら、ポリカルボン酸の分子量等が低下するとセメント減
水性能が低下することがわかる。
が8以上に調整されているため、貯蔵中にポリカルボン
酸の分子量や該溶液の粘度が変化しにくいので、減水性
能が低下しにくく、保存安定性に優れている。本発明の
保存方法によれば、ポリカルボン酸を含む溶液のpHを8
以上に調整するため、貯蔵中にポリカルボン酸の分子量
や該溶液の粘度が変化して減水性能が低下するのを防止
することができる。
酸水溶液(ポリカルボン酸固形分濃度40%)を80℃
で貯蔵したときの、ポリカルボン酸の分子量の経時変化
を示すグラフ。
酸水溶液(ポリカルボン酸固形分濃度40%)を80℃
で貯蔵したときの、該水溶液の粘度の経時変化を示すグ
ラフ。
酸水溶液(ポリカルボン酸固形分濃度40%)を80℃
で貯蔵したときの、ポリカルボン酸の分子量の経時変化
を、経過日数0のときの分子量を100%として相対的
に示すグラフ。
酸水溶液(ポリカルボン酸固形分濃度40%)を80℃
で貯蔵したときの、該水溶液の粘度の経時変化を、経過
日数0のときの粘度を100%として相対的に示すグラ
フ。
液を室温で45日間保存したものと、同ポリカルボン酸
水溶液を80℃で同日間保存したものについて、その添
加量(セメントに対するポリカルボン酸固形分の重量
%)とスランプ値との関係を示すグラフである。
液を室温で45日間保存したものと、同ポリカルボン酸
水溶液を80℃で同日間保存したものについて、その添
加量(セメントに対するポリカルボン酸固形分の重量
%)とフロー値との関係を示すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】下記一般式(i)で示すポリアルキレング
リコールモノアルケニルエーテル単位(1)と下記一般
式(ii)で示すマレイン酸系単位(2)とを必須繰り
返し単位として有するポリカルボン酸を含む溶液であっ
て、そのpHが8以上に調整されていることを特徴とす
る、ポリカルボン酸溶液。 【化1】 (式(i)中、R1 、R2 、R3 はそれぞれ独立に水素
またはメチル基を表し、R4 は−CH2 −、−CH2 C
H2 −または−C(CH3 )2 −であるか、あるいは存
在せず、R5 Oは炭素数2〜18のオキシアルキレン基
の1種又は2種以上の混合物を表し、2種以上の場合は
ブロック状に付加していてもランダム状に付加していて
も良く、R6 は水素又は炭素数1〜30のアルキル基、
フェニル基又はアルキルフェニル基(アルキルフェニル
基中のアルキル基の炭素数は1〜30である)を表し、
R1 、R2 、R3 、R6 が同時に水素になることはな
く、pはオキシアルキレン基の平均付加モル数であり1
〜300の数を表す。) 【化2】 (式(ii)中、M1 は水素、一価金属、二価金属、ア
ンモニウム又は有機アミンを表し、Xは−OM2 又は−
Y−(R7 O)q R8 を表し、M2 はM1 とは独立に水
素、一価金属、二価金属、アンモニウム又は有機アミン
を表し、Yは−O−又は−NH−を表し、R7 Oは炭素
数2〜18のオキシアルキレン基の1種又は2種以上の
混合物を表し、2種以上の場合はブロック状に付加して
いてもランダム状に付加していても良く、R8 は水素、
炭素数1〜30のアルキル基、フェニル基、アミノアル
キル基、アルキルフェニル基又はヒドロキシルアルキル
基(アミノアルキル基、アルキルフェニル基、ヒドロキ
シルアルキル基中のアルキル基の炭素数は1〜30であ
る)を表し、qはオキシアルキレン基の平均付加モル数
であり、0〜300の数を表す。但し、M1 が結合して
いる酸素と、Xが結合している炭素とが結合して酸無水
物基(−CO−O−CO−)を構成しているものを含
む。この場合M1 とXは存在しない。) - 【請求項2】前記ポリアルキレングリコールモノアルケ
ニルエーテル単位(1)が下記一般式(ia )で示され
る、請求項1に記載のポリカルボン酸溶液。 【化3】 (式(ia )中、pは前記式(i)中のものと同じであ
る。) - 【請求項3】下記一般式(i)で示すポリアルキレング
リコールモノアルケニルエーテル単位(1)と下記一般
式(ii)で示すマレイン酸系単位(2)とを必須繰り
返し単位として有するポリカルボン酸を含む溶液のpHを
8以上に調整する、ポリカルボン酸溶液の保存方法。 【化4】 (式(i)中、R1 、R2 、R3 はそれぞれ独立に水素
またはメチル基を表し、R4 は−CH2 −、−CH2 C
H2 −または−C(CH3 )2 −であるか、あるいは存
在せず、R5 Oは炭素数2〜18のオキシアルキレン基
の1種又は2種以上の混合物を表し、2種以上の場合は
ブロック状に付加していてもランダム状に付加していて
も良く、R6 は水素又は炭素数1〜30のアルキル基、
フェニル基又はアルキルフェニル基(アルキルフェニル
基中のアルキル基の炭素数は1〜30である)を表し、
R1 、R2 、R3 、R6 が同時に水素になることはな
く、pはオキシアルキレン基の平均付加モル数であり1
〜300の数を表す。) 【化5】 (式(ii)中、M1 は水素、一価金属、二価金属、ア
ンモニウム又は有機アミンを表し、Xは−OM2 又は−
Y−(R7 O)q R8 を表し、M2 はM1 とは独立に水
素、一価金属、二価金属、アンモニウム又は有機アミン
を表し、Yは−O−又は−NH−を表し、R7 Oは炭素
数2〜18のオキシアルキレン基の1種又は2種以上の
混合物を表し、2種以上の場合はブロック状に付加して
いてもランダム状に付加していても良く、R8 は水素、
炭素数1〜30のアルキル基、フェニル基、アミノアル
キル基、アルキルフェニル基又はヒドロキシルアルキル
基(アミノアルキル基、アルキルフェニル基、ヒドロキ
シルアルキル基中のアルキル基の炭素数は1〜30であ
る)を表し、qはオキシアルキレン基の平均付加モル数
であり、0〜300の数を表す。但し、M1 が結合して
いる酸素と、Xが結合している炭素とが結合して酸無水
物基(−CO−O−CO−)を構成しているものを含
む。この場合M1 とXは存在しない。) - 【請求項4】前記ポリアルキレングリコールモノアルケ
ニルエーテル単位(1)が下記一般式(ia )で示され
る、請求項3に記載のポリカルボン酸溶液の保存方法。 【化6】 (式(ia )中、pは前記式(i)中のものと同じであ
る。)
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