JP2000159378A - 薄板状体・シート状体の送りローラ - Google Patents

薄板状体・シート状体の送りローラ

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JP2000159378A
JP2000159378A JP10352165A JP35216598A JP2000159378A JP 2000159378 A JP2000159378 A JP 2000159378A JP 10352165 A JP10352165 A JP 10352165A JP 35216598 A JP35216598 A JP 35216598A JP 2000159378 A JP2000159378 A JP 2000159378A
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projection
thin plate
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JP10352165A
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Shigeru Shikahama
鹿濱  茂
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SHIKAHAMA SEISAKUSHO KK
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SHIKAHAMA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移送される薄板状体・シート状体に移送方向
後方に向けたズレをできる限り生じさせないようにす
る。 【解決手段】 薄板状体・シート状体Sへの引っ掛け部
2を有する送りローラ1である。引っ掛け部2が、送り
ローラ1の回転軸線xを巡るつる巻線Qに沿って順次に
隣り合う突起30との間に間隔を開けて形成された複数
の突起30、30…よりなる突起列3を、隣り合う突起
列3を構成する突起30間に間隔を開けた状態で、送り
ローラ1に複数列に並設させて形成されている。送りロ
ーラ1の回転軸線xに沿った仮想の直線であって引っ掛
け部2を構成する一つの突起列3の突起30の頂端31
を通る仮想の直線P上に、この一つの突起列3に隣り合
う他の突起列3の突起30の頂端31が位置されないよ
うに、複数の突起列3、3…が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種の複写機、
プリンタ装置などにおける映像情報がハードコピーされ
る紙、キャッシュディスペンサーにおける紙幣、郵便番
号の読み取り装置などにおける葉書などの各種の薄板状
体・シート状体を、高精度で搬送させるために用いられ
る送りローラの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の複写機、プリンタ装置など、映像
情報を紙などの薄板状体・シート状体にハードコピーな
どする記録装置においては、かかる薄板状体・シート状
体に対し適切に映像情報を記録させる観点から、転写ド
ラム、転写フィルムなどの映像情報の記録部に高精度に
当該薄板状体・シート状体を送り込むことが要請され
る。特に、かかる記録部により複数回に亙って薄板状体
・シート状体に映像情報を重ねて記録させて最終的な映
像情報を当該薄板状体・シート状体に形成させる場合に
は、かかる薄板状体・シート状体を当該記録部に対しズ
レを生じさせることなく繰り返し正確に送り込むことが
必要とされる。また、キャッシュディスペンサーや郵便
番号の読み取り装置など、種々の要請から前記薄板状体
・シート状体の正確な搬送がこうした薄板状体・シート
状体を扱う各種の装置において求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうした観点からは、
図8ないし図10に示されるように、送りローラ100
の周面に、当該送りローラ100の回転軸線xに沿って
設けられた複数の突起111、111…よりなる突起列
110を、各突起列110、110…の間に所定の間隔
を開けて複数列設け、このように設けられた複数の突起
111、111…を薄板状体・シート状体Sに突き立て
て、当該薄板状体・シート状体Sの移送を行うことが一
応有効といえる。(なお、図8は送りローラ100の突
起111が設けられた周面部の構成を理解し易いよう
に、かかる周面の一部を平面状態に展開して表してお
り、図9および図10は図8における回転軸線xに直交
する向きにおいて当該送りローラ100の一部を断面に
した構成図である。)
【0004】また、こうした構成の突起列110は、金
属製の棒状体を一対の転造ダイスの間に挟み込むように
支持させて当該棒状体に向きを異にする溝を複数設けさ
せることで容易に形成できるものと考えられる。
【0005】しかるに、図8に示されるように、前記各
突起列110、110…を単純に前記送りローラ100
の回転軸線xに沿った向きに設けた場合、既に薄板状体
・シート状体Sに突き立てられている突起列110の突
起111(すなわち、図9における符号111aで示さ
れる突起)と当該送りローラ100の回転により次順位
で薄板状体・シート状体Sに突き当てられる突起列11
0の突起111(すなわち、図9における符号111b
で示される突起)との間のストロークy分、当該薄板状
体・シート状体Sの移送にズレないしスリップを生じさ
せる場合がある。こうしたズレの発生は、各突起列11
0、110間の間隔を狭めることにより減少させ得ると
ころであるが、その間隔を狭めることには限界がある。
【0006】そこでこの発明は、薄板状体・シート状体
の送りローラにおいて、移送される薄板状体・シート状
体に当該移送方向後方に向けたズレをできる限り生じさ
せない構造を容易に持たせることができるようにするこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にあっては薄板状体・シート状
体の送りローラを、周面の少なくとも一部に薄板状体・
シート状体に突き立てられる頂端を尖らせた複数の突起
よりなる引っ掛け部を有する送りローラであって、この
引っ掛け部が、前記送りローラの回転軸線を巡るつる巻
線に沿って順次に隣り合う突起との間に間隔を開けて形
成された複数の突起よりなる突起列を、隣り合う突起列
を構成する突起間に間隔を開けた状態で、当該送りロー
ラに複数列に並設させて形成されており、しかも、前記
送りローラの回転軸線に沿った仮想の直線であって前記
引っ掛け部を構成する一つの突起列の突起の頂端を通る
仮想の直線上に、当該一つの突起列に隣り合う他の突起
列の突起の頂端が位置されないように、前記複数の突起
列が形成されている構成を備えたものとした。
【0008】かかる構成によれば、典型的には、送りロ
ーラの側方に当該送りローラと回転軸線を略平行とする
ように配される押さえローラとの間で、前記薄板状体・
シート状体を挟み込みながら当該押さえローラと協働し
て当該薄板状体・シート状体を移送するように用いるこ
とができる。
【0009】より具体的には、前記送りローラと押さえ
ローラとの間に一方側から挟み入れられるように移送さ
れる薄板状体・シート状体に対し、当該送りローラの引
っ掛け部を構成する突起を突き立てて、かかる送りロー
ラの正転に伴って当該薄板状体・シート状体を他方側に
送り出し、また、他方側から送り出された薄板状体・シ
ート状体をかかる送りローラの逆転に伴って再び引き込
み一方側に向けて送り出すように用いることができる。
【0010】また、前記複数の突起列を、隣り合う一方
の突起列の突起と、この突起に隣接した隣り合う他方の
突起列を構成する突起との間隔を格別に狭めなくても、
前記送りローラの回転に伴って先に薄板状体・シート状
体に突き立てられている突起と次順位に当該薄板状体・
シート状体に突き当てられる突起の頂端との間の当該送
りローラの回転方向におけるストロークを極力狭めるこ
とができる。この結果、かかる薄板状体・シート状体の
移送方向後方に向けたズレないしスリップをできる限り
防止することができ、高精度での当該薄板状体・シート
状体の移送をなすことができる。
【0011】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の薄板状体・シート状体の送りローラにかか
る引っ掛け部を構成する複数の突起が、送りローラの回
転軸線を巡るつる巻線に沿って並設された複数の第一の
溝と、当該第一の溝の沿う前記つる巻線に交叉する向き
にある当該送りローラのつる巻線に沿って並設された複
数の第二の溝とにより形成してあるものとした。
【0012】かかる構成によれば、第一の溝を形成する
転造ダイスと第二の溝を形成する転造ダイスとによる転
造により、前記引っ掛け部を構成する突起を容易かつ正
確に形成することができ、ひいては、送りローラの低廉
化を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図7に基づい
て、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0014】なお、ここで図1は、この実施の形態にか
かる薄板状体・シート状体Sの送りローラ1の使用状態
の一例を示したものである。また、図2は、かかる送り
ローラ1における引っ掛け部2を当該送りローラ1の周
面を展開して平面状態にして表した説明構成図である。
また、図3および図4は、薄板状体・シート状体Sに対
する突起30の突き立て状態を示した側面構成図であ
る。さらに、図5は、送りローラ1の成形方法の一例を
説明するための構成図であり、また、図6はかかる成形
をなすために用いられる第一の転造ダイス41の切削周
面41aを、また、図7はかかる成形をなすために用い
られる第二の転造ダイス40の切削周面40aを、それ
ぞれ拡大して示している。
【0015】この実施の形態にかかる薄板状体・シート
状体Sの送りローラ1は、各種の複写機、プリンタ装置
など映像情報を紙などの薄板状体・シート状体Sにハー
ドコピーなどする記録装置において、かかる薄板状体・
シート状体Sを転写ドラム、転写フィルムなどの映像情
報の記録部などに対して高精度で送り込み、また、当該
記録部などから引き出し、あるいはまた、当該記録部な
どに対する当該薄板状体・シート状体Sの送り込みと引
き出しとを繰り返させるなどの用途で用いられるもので
ある。
【0016】この実施の形態にあっては、かかる送りロ
ーラ1は、細長い円柱棒状体10として構成してある。
また、両端部に縮径の組み付け部11を備え、この組み
付け部11をもって各種記録装置に回転可能に組み付け
られる構成としてある。
【0017】また、この実施の形態にあっては、かかる
送りローラ1における両端側に、当該送りローラ1の回
転方向Rにおいて当該送りローラ1の全周に亙る引っ掛
け部2が形成してある。この引っ掛け部2は、頂端31
を尖らせた複数の突起30を互いに間隔を開けて備えさ
せることにより形成してある。
【0018】この結果、この実施の形態かかる送りロー
ラ1は、当該送りローラ1の側方に当該送りローラ1と
回転軸線を略平行とするように配される押さえローラ2
00との間で、前記薄板状体・シート状体Sを挟み込み
ながら当該押さえローラ200と協働して当該薄板状体
・シート状体Sを移送するように用いることができる。
(なお、図1に示される例では、前記押さえローラ20
0を、シャフト210の外周に前記送りローラ1におけ
る引っ掛け部2を収める幅を備えたゴムローラ部211
を備えた押さえローラとしている。)
【0019】より具体的には、前記送りローラ1と押さ
えローラ200との間に一方側から挟み入れられるよう
に移送される薄板状体・シート状体Sに対し、当該送り
ローラ1の引っ掛け部2を構成する突起30を突き立て
て、かかる送りローラ1の正転に伴って当該薄板状体・
シート状体Sを他方側に送り出し、また、他方側から送
り出された薄板状体・シート状体Sをかかる送りローラ
1の逆転に伴って再び引き込み一方側に向けて送り出す
ように用いることができる。
【0020】この実施の形態にあっては、前記送りロー
ラ1における引っ掛け部2を構成させる複数の突起30
が、当該送りローラ1の回転軸線xを巡るつる巻線(図
2において符号Qで示される線)に沿って順次に隣り合
う突起30との間に略等しい間隔を開けて形成された複
数の突起30、30…よりなる突起列3(図2において
前記各つる巻線Qに沿って形成された各突起列3)を、
隣り合う突起列3、3を構成する突起30間に互いに略
等しい間隔を開けた状態で、当該送りローラ1に複数列
に並設させることにより形成されている。
【0021】また、各突起列3、3…を構成する突起3
0は、いずれも略同寸・同形に構成されており、かかる
突起30の突き出し方向に直交する向きの断面形状を略
正四角形状とした四角錐状に構成してある。また、各突
起列3を構成する突起30は、前記つる巻線Qに沿った
向きにある面32を互いに略平行に配し、かつ、このつ
る巻線Qに直交する向きにある面33を互いに略平行に
配するように形成されている。
【0022】また、この実施の形態にあっては、前記送
りローラ1の回転軸線xに沿った仮想の直線であって前
記引っ掛け部2を構成する一つの突起列3(例えば図2
における突起列3’)の突起30の頂端31を通る仮想
の直線(図2において符号Pで示される直線)上に、当
該一つの突起列3に隣り合う他の突起列3(例えば図2
における突起列3”)の突起30の頂端31が位置され
ないように、前記複数の突起列3、3…を並設状に形成
している。
【0023】すなわち、この実施の形態にあっては、前
記送りローラ1における移送される薄板状体・シート状
体Sの面にもっとも近接された位置(以下、近接位置N
という。)において当該薄板状体・シート状体Sに頂端
31を突き立てる前記一つの突起列3(3’)の突起3
0に対し、当該送りローラ1の回転軸線x方向において
隣接する突起列3(3”)の突起30が、当該送りロー
ラ1を回転軸線xに直交する向きから見た場合において
その頂端31を当該送りローラ1の回転方向Rに常時位
置をズラすように配された構成とされている。
【0024】この結果、この実施の形態にかかる送りロ
ーラ1にあっては、前記複数の突起列3、3…を、隣り
合う一方の突起列3の突起30(例えば、図2における
突起列3’における突起30a)と、この突起30に隣
接した隣り合う他方の突起列3を構成する突起30(例
えば、図2における突起列3”における突起30b)と
が、当該送りローラ1の回転軸線x方向のいずれの位置
においても相互に等しい間隔を開けるようにかかる複数
の突起列3、3…を前記送りローラ1に単純に形成させ
ておいた場合であっても、前記送りローラ1の回転に伴
って前記近接位置Nにある突起30の次順位に前記薄板
状体・シート状体Sに突き当てられる突起30の頂端3
1と当該近接位置Nにある突起30の頂端31間の当該
送りローラ1の回転方向Rにおけるストロークを極力狭
めることができる。
【0025】例えば、図2に示される例では、前記近接
位置Nにある突起30イと当該突起30イに隣接する突
起列3を構成する突起30間の、前記送りローラ1の回
転方向Rにおけるストロークよりも小さいストローク
で、当該送りローラ1の正転方向(図2における符号R
aの向き)においては当該近接位置Nにある突起30か
ら当該送りローラ1の回転軸線x方向に一列の突起列3
を間において離れた別の突起列3を構成する突起30ロ
を、移送される薄板状体・シート状体Sに突き立てさせ
ることができ、また、この突起30ロに続いて前記突起
30イを含む突起列3との間に三列の突起列3、3…を
間において離れた別の突起列3を構成する突起30ハ
を、移送される薄板状体・シート状体Sに突き立てさせ
ることができる。
【0026】また、前記送りローラ1の逆転方向(図2
における符号Rbの向き)においては、前記近接位置N
にある突起30イから当該送りローラ1の回転軸線x方
向に四列の突起列3、3…を間において離れた別の突起
列3を構成する突起30ニを、当該近接位置Nにある突
起30イと当該突起30イに隣接する突起列3を構成す
る突起30間の、前記送りローラ1の回転方向Rにおけ
るストロークよりも小さいストロークで、移送される薄
板状体・シート状体Sの面に突き立てさせることができ
る。
【0027】この結果、この実施の形態にかかる送りロ
ーラ1によれば、かかる送りローラ1の回転により前記
薄板状体・シート状体Sに突き立てられる前記近接位置
Nにある突起30の次順位の突起30を最小のストロー
クで当該薄板状体・シート状体Sに突き立てることがで
き、かかる薄板状体・シート状体Sにおける移送方向で
のスリップを可及的に減少させて高精度の移送を行うこ
とができる。
【0028】前記送りローラ1は、耐久性やリサイクル
の要請などから、金属材料から構成することが好まし
い。
【0029】また、このように送りローラ1を金属材料
により構成した場合、前記引っ掛け部2は、金属材料に
より形成される細長い円柱棒状体10に対し、転造ダイ
スによる転造を施して形成させることができる。
【0030】この実施の形態にあっては、前記引っ掛け
部2における前記つる巻線Qに沿った向きの溝20(す
なわち、第一の溝)を前記円柱棒状体10に等間隔で形
成させる複数の突条41b、41b…よりなる切削周面
41aを備えた第一の転造ダイス41と、当該引っ掛け
部2における前記つる巻線Qに交叉する向きの溝21
(すなわち、第一の溝の沿うつる巻線Qに交叉する向き
のつる巻線に沿う第二の溝)を当該円柱棒状体10に等
間隔で形成させる複数の突条40b、40b…よりなる
切削周面40aを備えた第二の転造ダイス40との間
に、かかる円柱棒状体10を挟み込み状に位置付けて、
両転造ダイス40、41を回転させることによりかかる
円柱棒状体10に前記引っ掛け部2を形成させている。
【0031】この実施の形態にあっては、前記第一の転
造ダイス41により形成される前記引っ掛け部2のつる
巻線Qに沿った向きの溝20と前記送りローラ1の回転
軸線xとのなす角に対し、前記第二の転造ダイス40に
より形成される前記引っ掛け部2のつる巻線Qに交叉す
る向きの溝21と前記送りローラ1の回転軸線xとのな
す角が緩やかになるようにしてあり、この結果、前記送
りローラ1の回転軸線xに沿った仮想の直線であって前
記引っ掛け部2を構成する一つの突起列3の突起30の
頂端31を通る仮想の直線P上に、当該一つの突起列3
に隣り合う他の突起列3の突起30の頂端31が位置さ
れないように、前記複数の突起列3、3…が並設状に形
成されている。
【0032】かかる各突起列3、3…を構成する突起3
0における前記つる巻線Qに沿った向きにある面32は
前記第一の転造ダイス41の突条41bの側面41cに
より形成され、また、かかる突起30における当該つる
巻線Qに交叉する向きにある面33は前記第二の転造ダ
イス40の突条40bの側面40cにより形成される。
【0033】
【発明の効果】この発明にかかる送りローラによれば、
かかる送りローラの回転により前記薄板状体・シート状
体に次順位で突き立てられる突起と先立って突き立てら
れている突起の頂端間のストロークを、隣り合う突起列
相互の間隔を格別に狭めなくてもできる限り小さくする
ことができ、かかる薄板状体・シート状体における移送
方向でのスリップを可及的に減少させて高精度の移送を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】送りローラ1の使用状態の一例を示した斜視構
成図
【図2】引っ掛け部2の展開構成図
【図3】図2におけるA−A線相当位置での送りローラ
1の要部断面図
【図4】図2におけるB−B線相当位置での送りローラ
1の要部断面図
【図5】送りローラ1の成形方法を説明するための構成
【図6】第一の転造ダイス41の要部拡大斜視図
【図7】第二の転造ダイス40の要部拡大斜視図
【図8】検討例にかかる送りローラ100の周面を示す
展開構成図
【図9】図8におけるC−C線相当位置での検討例にか
かる送りローラ100の要部断面図
【図10】図8におけるD−D線相当位置での検討例に
かかる送りローラ100の要部断面図
【符号の説明】
S 薄板状体・シート状体 1 送りローラ 2 引っ掛け部 3 突起列 30 突起 31 頂端 x 回転軸線 Q つる巻線 P 仮想の直線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面の少なくとも一部に薄板状体・シー
    ト状体に突き立てられる頂端を尖らせた複数の突起より
    なる引っ掛け部を有する送りローラであって、 この引っ掛け部が、前記送りローラの回転軸線を巡るつ
    る巻線に沿って順次に隣り合う突起との間に間隔を開け
    て形成された複数の突起よりなる突起列を、隣り合う突
    起列を構成する突起間に間隔を開けた状態で、当該送り
    ローラに複数列に並設させて形成されており、 しかも、前記送りローラの回転軸線に沿った仮想の直線
    であって前記引っ掛け部を構成する一つの突起列の突起
    の頂端を通る仮想の直線上に、当該一つの突起列に隣り
    合う他の突起列の突起の頂端が位置されないように、前
    記複数の突起列が形成されていることを特徴とする薄板
    状体・シート状体の送りローラ。
  2. 【請求項2】 引っ掛け部を構成する複数の突起が、送
    りローラの回転軸線を巡るつる巻線に沿って並設された
    複数の第一の溝と、当該第一の溝の沿う前記つる巻線に
    交叉する向きにある当該送りローラのつる巻線に沿って
    並設された複数の第二の溝とにより形成してあることを
    特徴とする請求項1記載の薄板状体・シート状体の送り
    ローラ。
JP10352165A 1998-11-27 1998-11-27 薄板状体・シート状体の送りローラ Pending JP2000159378A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7451974B2 (en) * 2003-06-13 2008-11-18 Konica Minolta Holdings Inc. Recording medium conveyance device and ink jet recording apparatus equipped therewith

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7451974B2 (en) * 2003-06-13 2008-11-18 Konica Minolta Holdings Inc. Recording medium conveyance device and ink jet recording apparatus equipped therewith

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