JP2000159114A - 手押し台車および台車装置 - Google Patents

手押し台車および台車装置

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JP2000159114A
JP2000159114A JP10350766A JP35076698A JP2000159114A JP 2000159114 A JP2000159114 A JP 2000159114A JP 10350766 A JP10350766 A JP 10350766A JP 35076698 A JP35076698 A JP 35076698A JP 2000159114 A JP2000159114 A JP 2000159114A
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Yoshinori Tanaka
田中  義則
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロープを利用することなく手押し台車を親
台車に積み降ろしできるようにする。 【解決手段】 手押し台車1の四つの車輪12のうち、手
押し方向Fの後側の車輪12Aは固定脚13に、手押し方向
Fの前側の車輪12Bはヒンジ16を中心に折畳み可能な可
動脚14にそれぞれ設け、可動脚14より手押し方向Fの前
側に、下端にローラ40を有する揺動アーム38と下端に車
輪41を有する短尺の補助固定脚34とを配設する。そし
て、手押し台車1の親台車2への押込みに応じて揺動ア
ーム38を揺動させて、可動脚14の延長片14aから可動爪
28を離脱させ、可動脚14をストッパ23に当るまで折畳ん
で、手押し台車1の車体本体11を補助固定脚34下の車輪
41と可動脚14下の車輪12Bとにより親台車2の荷台3上
に支持し、手押し台車1の押込み端で可動ストッパ42を
作動させて手押し台車1の位置を固定し、その固定脚13
は親台車2の荷台3の外側にそのまま位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小物部品の搬送に
用いる手押し台車とこの手押し台車を親台車に組合せた
台車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車の製造ラインにおいて
は、小物部品を載せた手押し台車の複数台を親台車に搭
載し、この親台車の複数台を自走車両で牽引して工程間
で移動させた後、親台車から手押し台車を降ろして各作
業現場まで移動させることが行われている。そして従
来、このような手押し台車としては、台車本体下の四隅
に車輪を有する四輪式のものが用いられており、その親
台車に対する積み降ろしは、親台車の荷台を囲む可動扉
体を開いてその側縁をフロアに接地させ、この扉体の上
面を傾斜走行路(スロープ)として利用して、手押し台
車をフロアと荷台上との間で移動させるようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た親台車に対する手押し台車の積み降ろし方式によれ
ば、手押し台車の移動を容易にするには、親台車の扉体
により提供されるスロープをできるだけ緩傾斜にする必
要があり、このため、親台車を低床式の構造としなけれ
ばならず、その分、親台車が大型化して重量も増加し、
親台車自体の製造コストが嵩むばかりか、牽引に要する
エネルギーコストも上昇するという問題があった。ま
た、親台車を低床式の構造としても前記スロープの傾斜
角度を小さくすることには限界があり、スロープ移動中
に手押し台車の姿勢が変化して、不安全作業になり易い
という問題があった。さらに、親台車に手押し台車を積
み降ろしする毎に扉体の開閉作業が必要で、搬送効率の
面でも問題のあるところとなっていた。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、スロープを利用
することなく親台車に積み降ろしすることができる手押
し台車を提供し、併せてこの手押し台車と親台車とを組
合せた利用価値の高い台車装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る手押し台車は、台車本体下の四輪のう
ち、手押し方向後側の二輪は固定脚に、手押し方向前側
の二輪は台車本体の下側に折畳み可能な可動脚にそれぞ
れ設け、台車本体には、前記可動脚の動きをロック・ア
ンロックするロック機構と該可動脚の折畳み限界を規制
するストッパとを設け、台車本体下にはさらに、前記可
動脚より手押し方向前側に位置し、前記折畳まれた可動
脚下の車輪と協働して台車本体をほぼ水平状態に支持す
る車輪付きの補助固定脚を配設する構成としたことを特
徴とする。
【0006】このように構成した手押し台車において
は、その手押し方向前側を親台車に押込むタイミングで
可動脚をアンロックすると、補助固定脚下の車輪が親台
車の荷台上に乗り上げると共に可動脚が折畳まれ、その
まま台車本体が親台車の荷台上に乗り移って補助固定脚
下の車輪と可動脚下の車輪とにより支持される。
【0007】本発明の手押し台車において、上記ロック
機構は、可動脚に係脱可能な可動爪と、該可動爪を常時
は可動脚に係合する位置に付勢する付勢手段と、前記可
動爪を前記付勢手段の付勢力に抗して可動脚から離脱さ
せる操作手段とからなる構成とすることができる。この
場合、前記操作手段は、手動式としてもよいが、可動脚
より手押し方向前側に回動可能に配置され、常時は下端
に設けたローラを補助固定脚下の車輪より下方に突出さ
せる状態に位置決めされる揺動アームと、該揺動アーム
の揺動に応じて前記可動爪を可動脚から離脱させる駆動
力伝達手段とからなる構成とするのが好ましく、これに
より、揺動アームが可動脚に先行して親台車に衝突して
揺動し、自動的に可動爪が可動脚から離脱する。
【0008】上記目的を達成するための本発明に係る台
車装置は、上記した手押し台車と、該手押し台車を搭載
する親台車とからなり、親台車はその荷台の側方を開放
しており、手押し台車は、車輪を含む固定脚と補助固定
脚との長さの差を、親台車の荷台高さとほぼ同じ値に設
定しており、手押し台車を親台車に対しその側方から押
込んだ状態において、該手押し台車の台車本体が補助固
定脚下の車輪と折畳まれた可動脚下の車輪とで親台車の
荷台上に支持され、かつ手押し台車の固定脚が親台車の
荷台の外側に配置される構成となっていることを特徴と
する。このように構成した台車装置においては、手押し
台車を直線的に前進または後退させるだけで、その台車
本体がフロアから親台車に、親台車からフロアに乗り移
る。
【0009】本発明の台車装置は、手押し台車の固定脚
に、親台車に対する手押し台車の押込みに応じて親台車
に係合しかつ踏力を受けて係合離脱する可動ストッパを
設けるようにしてもよく、これにより、手押し台車を親
台車に押込むと同時に自動的に手押し台車が位置固定さ
れると共に、踏力を加えて簡単にその固定を解除するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基いて説明する。
【0011】図1乃至図4において、1は手押し台車、
2はこの手押し台車1を搭載する親台車であり、親台車
2は、矩形の荷台3下の四隅に走行用車輪4を有してい
る。前記車輪4のうち、荷台3の長手方向(図1の紙面
に垂直方向)の前端側に配設された二輪は自在輪(図示
略)として、その後端側に配設された二輪は固定輪4a
としてそれぞれ構成されており、その固定輪4aは荷台
3の長手方向に転動向きを整合させて配置されている。
親台車2の荷台3は、手押し台車1を横置きに搭載でき
る十分なる幅と、手押し台車1の複数台(一例として3
〜5台)を搭載できる十分なる長さとを有しており、そ
の少なくとも両側方は、扉体等を有しない開放状態とさ
れている。また、荷台3の前後両端には、前後に並べた
親台車1の相互間を連結するための連結金具(図示略)
が設けられており、親台車1は、その複数台が前記連結
金具を介して相互に連結された状態で、自走車両により
一列に整列して牽引されるようになっている。
【0012】手押し台車1は、一端に手押し用把手10
を設けたフレーム構造の矩形の台車本体11下の四隅に
走行用車輪12を有している。前記車輪12のうち、手
押し方向Fの後側の二輪は左右一対の固定脚13の下端
に自在輪12Aとして、手押し方向Fの前側の二輪は左
右一対の可動脚14の下端に固定輪12Bとしてそれぞ
れ設けられており、その固定輪12Bは手押し方向Fに
転動向きを整合させて配置されている。各可動脚14
は、台車本体11の下面から下方へ延ばした支柱15の
下端部にヒンジ16により連結され、台車本体11の下
側に折畳み可能となっている。可動脚14は、その一側
に突設した突片17と台車本体11の、手押し方向Fの
前側の端部(前端部)との間に介装した引張ばね18に
より、常時は前記支柱15の下端に上端を突合わせた直
立姿勢を維持するようになっている。この可動脚14の
直立姿勢において、該可動脚14と支柱15との合計長
さは前記固定脚13の長さと同じになっており、したが
って手押し台車1を車輪12を介してフロア19上に載
置した状態において、その台車本体11は水平に配置さ
れる。なお、左右一対の固定脚13および可動脚14
は、それぞれの対間が補強ビーム20、21により連結
されており、これにより手押し台車1の全体の剛性が確
保されている。また、各可動脚14の、手押し方向Fの
前側に面する一側部には親台車2の荷台3を衝突させる
ための当て板22が取付けられている。
【0013】台車本体11の下側には、各可動脚14の
折畳み限界を規制する一対のストッパ23と前記各可動
脚14の動きをロック・アンロックする一対のロック機
構24とが配設されている。各ストッパ23は、それぞ
れの先端側が手押し方向Fの前側へ傾斜するように台車
本体11に固定されており、これにより、各ストッパ2
3の先端面(ストッパ面)23aは手押し方向Fの前側
へわずか上方傾斜するように配置されている。各可動脚
14は、このストッパ23のストッパ面23aに一側面
を密に当接させた状態が折畳み限界となり、この状態で
各可動脚14下の車輪(固定輪)12Bが親台車2の荷
台3に乗るようになっている。なお、左右一対のストッ
パ23間には補強用の一対の補強バー25が橋架されて
いる。
【0014】上記ロック機構24は、図5にも示すよう
に、台車本体11下に固定した取付板26にピン27を
介して中間部が回動可能に軸着されたコ字形の可動爪2
8と、取付板26および可動爪28に突設したフック2
9と30との間に掛けられ、可動爪28を常時は可動脚
14から延ばした延長片14aに係合可能な位置に回転
付勢する引張ばね(付勢手段)31と、取付板26に突
設され、可動爪28の回転範囲を規制するストッパ片3
2と、可動爪28を前記引張ばね31の付勢力に抗して
可動脚14の延長片14aから離脱させる操作手段33
とからなっている。
【0015】上記操作手段33は、後述する左右一対の
補助固定脚34の間に橋架された補助ビーム35の中間
部位に固設したブラケット36にピン37を用いて回動
可能に軸着された揺動アーム38と、前記左右一対のス
トッパ23間に橋架した一対の補強バー25を迂回して
延ばされ、一端を揺動アーム38の上端部に、他端を各
可動爪28にそれぞれ連結した一対のワイヤ(駆動力伝
達手段)39とを備えている。揺動アーム38は、直立
姿勢の可動脚14と前記補助固定脚34との間に配置さ
れ、常時は上記可動爪28用の引張ばね31の付勢力を
ワイヤ39を介して受けて、直立姿勢を維持するように
なっている。この揺動アーム38の下端部にはローラ4
0が回動可能に取付けられており、揺動アーム38の直
立姿勢において該ローラ40は親台車2の荷台3よりも
下位レベルに位置決めされるようになっている。これに
より、いま手押し台車1を親台車2に押込むと、前記ロ
ーラ40が可動脚14に先行して親台車2の荷台3に衝
突して、揺動アーム38が揺動し、これに応じてワイヤ
39を介して可動爪28が引張られ、該可動爪28が引
張ばね31の付勢力に抗して回転して、可動脚14の延
長片14aから離脱するようになる。
【0016】上記補助固定脚34の下端部には車輪(固
定輪)41が取付けられている。この車輪41を含む補
助固定脚34と車輪(自在輪)12Aを含む固定脚13
との長さの差は、親台車3の荷台3の高さとほぼ同じ値
に設定されており、したがって、いま手押し台車1を親
台車2に押込むと、補助固定脚34下の車輪41がその
まま親台車2の荷台3上に乗り移るようになる。
【0017】一方、固定脚13の補強ビーム20の中間
部位には可動ストッパ42が配設されている。この可動
ストッパ42は、図6にも示すように、補強ビーム20
の下面に垂設した一対のガイドロッド43によって上下
方向へ摺動案内される昇降板44と、この昇降板44の
上面に立設されたストッパ片45と、昇降板44を常時
は上方へ付勢する圧縮ばね46と、昇降板44を前記圧
縮ばね46の付勢力に抗して押し下げる踏み板47とか
らなっている。ストッパ片45は、その上端が昇降板4
4の上昇端において親台車2の荷台3を構成する縦フレ
ーム5の下縁より上位置となるように長さが設定されて
いる。しかして、このストッパ片45の上端部には、手
押し方向Fの前側へ向けて下方傾斜するテーパ面(カム
面)45aが形成されており、いま、手押し台車1を親
台車2に十分深く押込むと、親台車2の荷台3の縦フレ
ーム5の下縁が前記ストッパ片45のカム面45aに衝
突して、該ストッパ片45が押下げられ、その先端部が
縦フレーム5を乗り越えてその背面側に回り込み、この
結果、親台車2に対して手押し台車1が位置固定される
ようになる。
【0018】以下、上記のように構成した台車装置の作
用を説明する。手押し台車1をフロア19上に載置した
状態において、その可動脚14は、引張ばね18により
支柱15の下端に上端を突合わせた直立姿勢を維持し、
かつロック機構24の可動爪28によりロックされてお
り、したがって、手押し台車1は四つの車輪12(12
A,12B)でフロア19上に立っている。この状態の
もと、把手10を持って手押し台車1を押しながら、そ
の前端側を親台車2に対して側方から押込むと、先ず補
助固定脚34下の車輪41が親台車2の荷台3に乗り上
げ、これとほぼ同時に揺動アーム38下のローラ40に
親台車2の荷台3が衝突する。これにより、ローラ40
を介して揺動アーム38が手押し方向Fの後側へ揺動
し、ロック機構24の可動爪28が引張ばね31の付勢
力に抗して回動して可動脚14の延長片14aから離脱
し、可動脚14のロックが解除される。
【0019】上記可動脚14のロックが解除されるのと
ほぼタイミングを同じくして、可動脚14の当て板22
に親台車2の荷台3が衝突し、可動脚14は、引張ばね
18の付勢力に抗してヒンジ16を中心に手押し方向F
の後側へ傾動し、手押し台車1の押込みに応じてその傾
動角度(折畳み角度)を増し、遂にはその一側がストッ
パ23に当接して折畳み限界となる。この段階では、図
1に示すように可動脚14下の車輪(固定輪)12Bが
親台車2の荷台3上に乗り上げ、したがって、手押し台
車1は前記補助固定脚34下の車輪41とこの折畳まれ
た可動脚14下の車輪12Bとにより親台車2の荷台3
上に支持された状態となる。
【0020】その後、さらに手押し台車1を押込むと、
親台車2の荷台3の縦フレーム5の下縁が固定脚14側
の可動ストッパ42のストッパ片45のカム面45aに
衝突する。これにより該ストッパ片45は一旦押下げら
れた後、再び上昇して縦フレーム5の背面側へ回り込
み、手押し台車1が親台車2に対して位置固定され、こ
れにて手押し台車1の親台車2への搭載(積込み)は完
了する。そして、この搭載状態において、手押し台車1
の固定脚13は親台車2の荷台3の外側に配置される
が、その固定脚13下の車輪12Aはフロア19に軽く
接触するか、ほとんど接触しない状態となり、したがっ
て親台車1を自走車両で牽引して移動させても、親台車
2上の台車本体10には車輪12Aからほとんど振動が
伝わらず、親台車2の移動中も手押し台車1の支持は安
定する。
【0021】親台車2から手押し台車1を降ろす時に
は、前記可動ストッパ42の踏み台47を足で踏むこと
でストッパ片45が親台車2の荷台3の縦フレーム5か
ら外れ、この状態で手押し台車1を引戻せば、前記積込
みとは逆の順序で固定脚14、揺動アーム38が初期の
直立姿勢に復帰し、さらに補助固定脚34下の車輪41
が荷台3から外れ、手押し台車1の親台車2からの降ろ
しは完了する。この時、手押し台車1の固定脚13下の
車輪12Aがフロア19にわずか接地しており、また、
補助固定脚34下の車輪41と折畳まれた可動脚14下
の車輪12Bとが荷台3上を転動するので、小さな引戻
し力を加えるだけで簡単に手押し台車1が親台車2から
離れ、降ろし作業はきわめて容易に行うことができる。
【0022】このように、本発明に係る台車装置によれ
ば、手押し台車1を直線的に前進または後退させるだけ
で、その台車本体11をフロア19から親台車2の荷台
3上に、親台車2の荷台3からフロア19上に乗り移す
ことができ、従来のようにスロープを利用して手押し台
車を親台車に積み降ろしするような面倒な作業が不要に
なり、安全にかつ効率よく手押し台車1を搬送できる。
本実施の形態においては、特に揺動アーム38の動きを
利用して可動脚14を自動的にロック・アンロックでき
るようにしたので、作業者は手押し台車1を押込みまた
は引戻すだけの単純作業を行うだけでよく、作業性に著
しく優れたものとなる。
【0023】なお、上記実施の形態においては、手押し
台車1を親台車2と組合せて台車装置として用いるよう
にしたが、本発明は、この手押し台車1を親台車2から
切離して単独で用いるようにしてもよく、この場合は、
例えばトラックの荷台や倉庫のパレットに対する荷物の
積み降ろしなどに便利に利用できる。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る手
押し台車または台車装置によれば、スロープを利用する
ことなく、手押し台車を親台車に安全かつ容易に積み降
ろしすることができる。また、親台車を低床式とする必
要もないので、親台車の小型軽量化を達成でき、製造コ
ストの低減、エネルギーコストの低減に大きく寄与する
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る台車装置の構造を示す側面図であ
る。
【図2】本台車装置を構成する手押し台車の構造を示す
側面図である。
【図3】本手押し台車の構造を示す平面図である。
【図4】本手押し台車の構造を示す正面図である。
【図5】本手押し台車を構成するロック機構の要部構造
を示す平面図(A)と側面図(B)である。
【図6】本手押し台車を構成する可動ストッパの構造を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 手押し台車 2 親台車、 3 親台車の荷台 10 把手、 11 台車本体 12 車輪、 12A 自在輪、 12B 固定輪 13 固定脚 14 可動脚 15 支柱 23 ストッパ 24 ロック機構 28 可動爪 31 引張ばね(付勢手段) 33 操作手段 34 補助固定脚 38 揺動アーム 39 ワイヤ(駆動力伝達手段) 40 ローラ 41 補助固定脚の車輪 42 可動ストッパ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車本体下の四輪のうち、手押し方向後
    側の二輪は固定脚に、手押し方向前側の二輪は台車本体
    の下側に折畳み可能な可動脚にそれぞれ設け、台車本体
    には、前記可動脚の動きをロック・アンロックするロッ
    ク機構と該可動脚の折畳み限界を規制するストッパとを
    設け、台車本体下にはさらに、前記可動脚より手押し方
    向前側に位置し、前記折畳まれた可動脚下の車輪と協働
    して台車本体をほぼ水平状態に支持する車輪付きの補助
    固定脚を配設したことを特徴とする手押し台車。
  2. 【請求項2】 ロック機構が、可動脚に係脱可能な可動
    爪と、該可動爪を常時は可動脚に係合する位置に付勢す
    る付勢手段と、前記可動爪を前記付勢手段の付勢力に抗
    して可動脚から離脱させる操作手段とからなることを特
    徴とする請求項1に記載の手押し台車。
  3. 【請求項3】 操作手段が、可動脚より手押し方向前側
    に回動可能に配置され、常時は下端に設けたローラを補
    助固定脚下の車輪より下方に突出させる状態に位置決め
    される揺動アームと、該揺動アームの揺動に応じて前記
    可動爪を可動脚から離脱させる駆動力伝達手段とからな
    ることを特徴とする請求項2に記載の手押し台車。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか1項に記載の手
    押し台車と、該手押し台車を搭載する親台車とからな
    り、親台車はその荷台の側方を開放しており、手押し台
    車は、車輪を含む固定脚と補助固定脚との長さの差を、
    親台車の荷台高さとほぼ同じ値に設定しており、手押し
    台車を親台車に対しその側方から押込んだ状態におい
    て、該手押し台車の台車本体が補助固定脚下の車輪と折
    畳まれた可動脚下の車輪とで親台車の荷台上に支持さ
    れ、かつ手押し台車の固定脚が親台車の荷台の外側に配
    置されることを特徴とする台車装置。
  5. 【請求項5】 手押し台車の固定脚に、親台車に対する
    手押し台車の押込みに応じて親台車に係合しかつ踏力を
    受けて係合離脱する可動ストッパを設けたことを特徴と
    する請求項4に記載の台車装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010095143A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Tomakku Kk 台車
JP2013043477A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Kyoho Mach Works Ltd 牽引用台車

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